JPH04367417A - 包装機への物品の自動整列供給方法と装置 - Google Patents

包装機への物品の自動整列供給方法と装置

Info

Publication number
JPH04367417A
JPH04367417A JP3168946A JP16894691A JPH04367417A JP H04367417 A JPH04367417 A JP H04367417A JP 3168946 A JP3168946 A JP 3168946A JP 16894691 A JP16894691 A JP 16894691A JP H04367417 A JPH04367417 A JP H04367417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
article
articles
frame
packaging machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3168946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2893222B2 (ja
Inventor
Masao Terai
政雄 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOWA KK
Original Assignee
RYOWA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RYOWA KK filed Critical RYOWA KK
Priority to JP3168946A priority Critical patent/JP2893222B2/ja
Priority to US07/884,402 priority patent/US5207311A/en
Publication of JPH04367417A publication Critical patent/JPH04367417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2893222B2 publication Critical patent/JP2893222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、スライスさ
れたハムが積み重ねられた状態で1スタック毎にスライ
サーから順次取り出されて来た場合のハムスタックのよ
うな物品を、自動的に整列させて該物品の包装機に供給
するための供給方法と供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスライサーによって2〜3mm程
度の厚さにスライスされたハムは、通常、複数枚(5〜
10枚程度)宛のスライスされたハムが、積み重ねられ
たハムスタックの状態でスライサーから順次送り出され
てくるようになっており、このハムスタックは、これを
ハム包装機等に供給して真空包装している。
【0003】上記ハム包装機へのハムスタックの供給を
人力によることなく省力化して清潔に行うことが出来る
方法としては、特公昭58−24332号に次のような
物品の自動整列供給方法が開示されている。
【0004】すなわち、該公報には、1列になって順次
送り出されてくる複数の物品を、包装機に設定されてい
る物品の供給位置に向けて、該供給位置に対応する整列
状態に自動的に整列させて供給することができる物品の
供給方法として、搬送コンベヤにより1列に搬送されて
きた物品を、振り分け装置により、あらかじめ設定され
た包装機の物品供給位置に対応する左右の間隔をもった
並列状態に振り分けて並列搬送コンベヤ上に順次移送す
るとともに、この並列搬送コンベヤに、物品の搬入順序
に従って順次所定距離移行せしめては停止する脈動移送
を繰り返し行わせることで、この並列搬送コンベヤ上の
物品をして、包装機における物品供給位置に対応する前
後・左右の間隔が与えられた状態に整列せしめ、然る後
この整列状態の物品を、その整列状態を保持せしめたま
ま物品移し変え装置のキャッチャー爪により支持して包
装機の物品供給位置の上面に運び、上記キャッチャー爪
を開放して物品を該包装機の物品供給位置に移し換える
ようにした、物品の自動整列供給方法が開示されている
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記した
物品の供給方法は、並列搬送コンベヤの上に整列された
物品を整列状態のまま包装機の物品供給位置に移し換え
るための手段が、揺動自在に支持された平行レバーの自
由端にその姿勢を制御して取りつけられた揺動枠と、こ
の揺動枠の下部に昇降自在に取りつけられた昇降枠と、
この昇降枠に取りつけられた物品のキャッチャー爪とで
もって構成されているので、この従来方法ならびに装置
では、物品を並列搬送コンベヤの搬送終端部から包装機
の上に移し換える際には、少なくとも、物品をその側方
からクランプする必要があった。
【0006】したがって、この従来技術は、物品が上記
したようなハムスタックであった場合には、それをキャ
ッチャー爪でその側方からクランプした際、キャッチャ
ー爪の圧力でもって、ハムスタックが変形したり、或い
は一部のハム片が脱落し易い、といった問題があった。 何故なら、この従来技術では、物品が並列搬送コンベヤ
の終端部から包装機の物品供給位置に移し換えられるま
での間においては、該物品の下面が、上記物品の移し換
え手段によって殆ど支持されていないからである。また
、このキャッチャー爪は、整列された物品間の間隙が狭
いと、並列搬送コンベヤ上において前後、左右方向に整
列されている多数の物品を、キャッチャー爪でもって同
時にクランプし難い、といった問題があった。
【0007】そこでこの発明は、並列搬送コンベアの上
に整列された物品をその側方からクランプすることなく
、該物品を、物品の移し換え手段の上に載せて、包装機
の物品供給位置の上方位まで移動させ、しかる後、該物
品を自由落下させることで、該物品を所定の整列状態に
保ったまま、自動的に包装機の物品供給位置に移し換え
ることができるようにした、包装機への物品の自動整列
供給方法と装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明が講じた技術的手段は、次の通りである。 すなわち、この発明に係る包装機への物品の自動整列供
給方法は、包装機の物品供給位置に対応する左右の間隔
を与えて並列搬送コンベヤ上に送り込まれて来た複数列
の物品を、この並列搬送コンベヤ上で、前後の各物品間
にそれぞれ所定の間隔が与えられた状態に並列せしめた
上、この並列搬送コンベヤ上で整列された物品を、包装
機の物品供給位置に向けて所要数宛移動させる、包装機
への物品の自動整列供給方法であって、
【0009】a
.上記並列搬送コンベヤから並列状態を保って送り出さ
れて来た所要数の物品を、基部フレームから物品の搬送
方向に向けて多数の突出フレームが櫛歯状に突設されて
いる櫛状フレームの後端部の駆動ローラーと各突出フレ
ームの先端部の縦動ローラー間にそれぞれベルトを懸け
回してなる、櫛歯状の隙間を有する位置決めコンベヤで
あって、上記櫛状フレームが物品移動手段の機枠に対し
て上下移動自在に支持されている、位置決めベルトコン
ベヤの上に送り込み、
【0010】b.上記位置決めコンベヤによって搬送さ
れている物品を、包装機の物品供給位置に対応する前後
・左右の間隔を与えた所定の位置で該位置決めコンベヤ
上に一旦停滞せしめた上、該位置決めコンベヤの駆動を
停止し、
【0011】c.上記位置決めコンベヤを若干降下させ
ることにより、上記位置決めコンベヤの櫛歯状の隙間か
ら、上記機枠に水平移動自在に支持されたスライダ本体
と該スライダ本体から物品の搬送方向に向けてフォーク
状に突出された所要対の受けバーを有するスライドコン
ベヤの、該受けバーを上記位置決めコンベヤの搬送面の
上に露出させることで、上記位置決めコンベヤの上に載
っている物品を該受けバー上の所定の位置に移し換え、
【0012】d.しかる後スライドコンベヤを所定量前
進させることで、上記受けバー上の物品を該受けバーの
所定の位置に載せたまま包装機の物品供給位置の直上方
位まで移動させ、
【0013】e.前記機枠に昇降自在に支持されている
昇降枠を、該昇降枠に取り付けられている回転シャッタ
ーの上面が前記受けバーの上面よりも若干高くなる位置
まで上昇させることで、上記受けバーの上に載っている
物品を該回転シャッターの上に移し換え、
【0014】
f.スライドシャッターを後退させた後、昇降枠を降下
させ、回転シャッターを開いて、該回転シャッターの上
に載っている物品を包装機の物品供給位置に向けて落下
させる。
【0015】ことを特徴とする物品の自動整列供給方法
である。
【0016】また、この発明に係る包装機への物品の自
動整列供給装置は、包装機の物品供給位置に対応する左
右の間隔を与えて並列搬送コンベヤ上に送り込まれてき
た複数列の物品を、前後の各物品間にそれぞれ所定の間
隔を与えてこの並列搬送コンベヤ上に並列させるための
物品の整列手段が該並列搬送コンベヤに配設されていて
、上記並列搬送コンベヤの終端部と包装機の間に、上記
並列搬送コンベヤの上で整列された物品を所要数宛包装
機の物品供給位置に向けて移動させるための物品移動手
段が配設されている、包装機への物品の自動整列供給装
置であって、上記物品移動手段が、
【0017】a.上記並列搬送コンベヤの次段に順次配
設された、位置決めコンベヤ、スライドコンベヤ、及び
、投入装置でもって構成されていて、
【0018】b.
上記位置決めコンベヤが、基部フレームから物品の搬送
方向に向けて多数の突出フレームが櫛歯状に突設された
櫛状フレームと、この櫛状フレームの後端部に軸架され
た駆動ローラーと、各突出フレームの先端部にそれぞれ
軸支された従動ローラーと、上記駆動ローラーと各従動
ローラー間にそれぞれ配して懸け回された多数条のベル
トとでもって構成されていて、上記櫛状フレームがこの
物品移動手段の機枠に上下移動可能に支持されると共に
、この櫛状フレームには、この位置決めコンベヤの搬送
面を所定量上下に変位させるための上下駆動装置が連結
されており、この位置決めコンベヤの上方位には、該コ
ンベヤによって搬送されている物品に作用して該物品に
包装機の物品供給位置に対応する整列状態を与えるため
の、係脱自在なストッパーが配設されていること、
【0019】c.前記スライドコンベヤが、物品の移動
方向に沿ってこの物品移動手段の機枠に水平移動自在に
支持されたスライダ本体と、上記位置決めコンベヤ上で
並列状態にある物品の各縦方向の列毎に一対宛配してこ
のスライダ本体から物品の移送方向に向けてフォーク状
に突出された所要対の受けバーと、でもって構成されて
いて、上記スライダ本体には、上記受けバーが物品の移
送方向において前記位置決めコンベヤに重複せしめられ
る後退位置と、受けバーが位置決めコンベヤに重複しな
い前進位置との間に亘って、このスライダ本体を進退さ
せるための進退駆動装置が連結されており、上記受けバ
ーは、物品の移送方向において該受けバーを上記位置決
めコンベヤと重複せしめたスライドコンベヤの後退位置
で位置決めコンベヤを降下させると、各受けバーが位置
決めコンベヤの各ベルト間において位置決めコンベヤの
搬送面から上方に露出し、位置決めコンベヤを上昇させ
ると各受けバーが位置決めコンベヤの搬送面の下に没入
する、位置と高さを与えてスライダ本体に取りつけられ
ていること、及び、
【0020】d.前記投入装置が、包装機の物品供給位
置の上方位に配してこの物品移動手段の機枠に昇降自在
に支持された昇降枠でもって構成されると共に、この投
入装置は上記スライドコンベヤの受けバーの前進位置に
重複せしめられていて、上記昇降枠には、それを水平に
保ったまま昇降させるための昇降駆動装置が配設されて
おり、またこの昇降枠には、該昇降枠の下方位の個々の
物品供給位置にそれぞれ対応せしめて、落下する物品を
通過させるための所要数の穴が開けられると共に、この
昇降枠の若干上方位には、上記各穴をそれぞれ該穴の上
方位でその両側方から一部分宛塞ぐ位置に配して、各一
対宛の回転シャッターが、各一対宛の回転シャッター間
にそれぞれ少なくともスライドコンベヤの前記各一対宛
の受けバーを位置せしめうる間隔を与えて、この昇降枠
上に回転自在に取り付けられており、この回転シャッタ
ーには、その上に一旦物品を受け取った上でそれを落下
させるための回転駆動装置が配設されていること、
【0
021】を特徴とするものである。
【0022】
【作用】この発明に係る包装機への物品の自動整列供給
方法ならびに装置は、前記並列搬送コンベヤ上で、各物
品間の前後・左右にそれぞれ所定の間隔を与えて整列さ
れた物品を、該並列搬送コンベヤの終端部から所要数宛
包装機の物品供給位置に移動させるための物品移動手段
が、上記並列搬送コンベヤの次段に順次配設された、前
記したような位置決めコンベヤ、スライドコンベヤ及び
投入装置でもって構成されているので、この発明にした
がった物品の自動供給装置によれば、上記並列搬送コン
ベヤの終端部から所要数宛の物品を間欠的に送り出すと
、この所用数宛の物品をこの発明の方法に従って包装機
の物品供給位置に供給することができる。
【0023】すなわち、上記スライドコンベヤは、それ
を後退位置にもたらすと、受けバーが物品の移送方向に
おいて位置決めコンベヤの位相に重複せしめられるが、
この受けバーは、並列状態にある物品の各縦方向の列毎
に一対宛配して、スライダ本体から物品の移送方向に向
けてあたかもフォーク状に突出されており、且つ、個々
の受けバーは、位置決めコンベヤの櫛歯状に配列された
各突出フレーム間に位置されていて、すなわち櫛歯状の
隙間をもった位置決めコンベヤの隙間に位置されていて
、上下移動可能な位置決めコンベヤを降下させると、各
受けバーがこの位置決めコンベヤの上記隙間において位
置決めコンベヤの搬送面の上に露出され、位置決めコン
ベヤを上昇させると、各受けバーがこの位置決めコンベ
ヤの搬送面の下に没入されるようになっているので、こ
の位置決めコンベヤを上昇位置に保った状態において、
この位置決めコンベヤ上に前記並列搬送コンベヤ上から
送り出されてきた物品を受け取らせると、この位置決め
コンベヤの上に乗り移った物品は、この位置決めコンベ
ヤによって前方に搬送される。ところが、この位置決め
コンベヤの搬送経路には、前記したようなストッパーが
配設されているので、この位置決めコンベヤによって搬
送されている物品に、このストッパーを作用させると、
ストッパーが作用した位置で物品を該位置決めコンベヤ
上でスリップさせ、この位置決めコンベヤの上に送り込
まれて来た所要数の物品に、包装機の物品供給装置に対
応する整列位置を与えて、該物品をこの位置決めコンベ
ヤ上に停滞させることができる。また、このようにして
位置決めコンベヤの上に整列して停滞される物品をして
、上記スライドコンベヤの受けバーの上方位の位置にお
いて、受けバーに対して位置決めして停滞させることが
できる。したがって、該物品が上記整列状態になった時
点で位置決めコンベヤの駆動を止め、位置決めコンベヤ
を降下させると、この位置決めコンベヤによって、その
上の物品を上記整列状態を保ったまま、位置決めして、
スライドコンベヤの各一対宛のフォーク状の受けバーの
上に移す(整列させる)ことができる。
【0024】上記のようにしてスライドコンベヤの受け
バーの上に整列状態を保持したまま位置決めされて乗っ
た物品は、前記投入装置の昇降枠に配設されている回転
シャッターを物品受け位置(水平位置・閉位置)に保つ
と共に、昇降自在な昇降枠を降下させた状態において、
前記スライドコンベヤを所定量前進させると、該昇降枠
が包装機の物品供給位置の上方位に配設されているので
、上記整列状態のまま位置決めされて受けバーの上に乗
っている物品は、これを包装機の物品供給位置との間に
上記昇降枠を介在させた状態において、該物品供給位置
の直上方位に位置させることができる。
【0025】ところが、閉位置(物品受け位置)の前記
各対の回転シャッター間には、それぞれ前記一対宛の受
けバーを位置せしめうる間隔が与えられており、また、
上記昇降枠には、その下方位の個々の物品供給位置に対
応せしめて、落下する物品を通過させるための穴が形成
されているので、受けバーの上に載って上記位置に運ば
れた物品は、次に、物品受け位置(閉位置)に保たれた
前記回転シャッターの上面が上記受けバーの上面よりも
若干高くなる位置まで昇降枠を上昇させると、各物品が
それぞれ各対の回転シャッターの上に架け渡された状態
になって、該回転シャッターの上の乗り移る。
【0026】上記のような状態になった時点でスライド
コンベヤを後退させると、物品を回転シャッターの上の
載せたまま、昇降枠を包装機の物品供給位置の直上位の
所定の高さ(最接近位置)まで降下させることができる
【0027】昇降枠を上記所定の高さまで降下させたと
ころで、回転シャッターを開くと、回転シャッターの上
に載っている物品は、所定の整列状態を保ったまま自由
落下し、昇降枠に形成されている各穴を通過して、包装
機の物品供給位置に供給されることになる。
【0028】なお、前記投入装置に前記したような押し
込みプレートが配設されている場合には、前記回転シャ
ッターを開くと同時に、この押し込みプレートを降下さ
せると、回転シャッターが開かれたとき前記穴を通過し
て落下した各物品の上に、この押し込みプレートを作用
せしめて、包装機の物品供給位置のポケットの内径が物
品の外径よりも極く僅かしか大きくなくても、包装機の
物品供給位置に供給された物品を、この押し込みプレー
トでもって該物品供給位置に確実に押し込むことができ
る。
【0029】また、前記昇降枠の各穴位置に、この穴を
通過して自由落下する物品に接して該物品を包装機の物
品供給位置に案内するための、前記したような案内板が
配設されている場合には、回転シャッターが開かれたと
き自由落下してくる個々の物品が、それぞれこの案内板
に内接して案内されることになるから、該物品がその落
下姿勢を崩されることなく、個々に正しい落下姿勢(投
入姿勢)を保持したまま、包装機の物品供給位置に供給
されることになる。
【0030】
【実施例】本発明を、ハム包装機へのハムスタックの自
動整列供給方法ならびに自動整列供給装置として実施し
た実施例を図について説明する。
【0031】図1〜3に示してあるように、スライサー
2でスライスされたハムが、複数枚宛積み重なった状態
のハムスタック1になってスライサー2から送り出され
てくると、このハムスタック1は、先ずリジェクト装置
3の上に送り込まれる。このリジェクト装置3は、オペ
レーターによって不良ハムスタックをラインから排除し
、良品のハムスタックのみを前方に送り出すためのもの
である。
【0032】リジェクト装置3を通過したハムスタック
1は、単列搬送コンベヤ4の上に1列に並んで出てくる
ので、これを公知のチャネライザー(振り分け装置)5
によって2列(他の実施例においては2列以上でもよい
)に振り分ける。
【0033】チャネライザー5によって2列に振り分け
られたハムスタック1は、該チャネライザー5から、右
列と左列に振り分けられたものが交互に送り出されてく
るので、このチャネライザー5の搬送方向前方位には、
次のような並列搬送コンベヤ6が配設されている。
【0034】この並列搬送コンベヤ6は、チャネライザ
ー5から2列に分かれて交互に送り出されてきたハムス
タック1を、2個宛横1列に並列させて、多量のハムス
タックをこの並列搬送コンベヤ6上に停滞させることに
より、スライサー2から送り出されてきたハムスタック
1中に不良品があってそれが前記リジェクト装置3で排
除されても、良品のハムスタック1を途切れることなく
、次段の移送装置上へと連続性をもたせて間欠的に送り
出すための装置である。
【0035】この実施例の並列搬送コンベヤ6は、図3
に示してあるような、ハムスタックの搬送方向に沿って
直列的に配設された2つのベルトコンベヤ6a・6bで
もって構成されると共に、図3・4に示してあるように
、各ベルトコンベヤ6a・6bが、何れも複数本の丸ベ
ルト7を前後のローラー8・9間に架け回したものでも
って構成されていて、この並列搬送コンベヤ6の始端部
と終端部間には、偶数個の次のような単位停滞装置10
が、各単位停滞装置10間に、それぞれ後述する包装機
48のハムスタック供給位置49の前後・左右の間隔に
対応する前後・左右の間隔を与えられて、ハムスタック
1の搬送方向に沿って2列に配設されている。
【0036】上記単位停滞装置10は、図4・5にその
詳細が示されているような、上記ベルトコンベヤ6a(
又は6b)の下方位に配設されたスタック受けブロック
11と、上記ベルトコンベヤ6a(又は6b)の上方位
に配設された光センサー12とでもって構成されている
【0037】スタック受けブロック11は、基板11a
と、該基板11aの上の取り付けられた多数の側面形状
が門形の受け桟11bとでもって構成されていて、この
スタック受けブロック11は、この並列搬送コンベヤ6
の機枠13の適所において昇降自在に支持されたロッド
14の上端部に止着されており、上記ロッド14にはエ
ヤシリンダ15が連結されている。上記各受け桟11b
は上記ベルトコンベヤ6a(又は6b)の平面視におけ
る各丸ベルト7間に位置せしめられていて、エヤシリン
ダ15を駆動してスタック受けブロック11を上下動さ
せると、該スタック受けブロック11の前記各受け桟1
1bの上面が、各丸ベルト7の間からベルトコンベヤ6
a(又は6b)の上に出没せしめられるようになってい
る。上記光センサー12は、上記機枠13の一側の門型
機枠部分13a(図4参照)にその基部を取り付けられ
てベルトコンベヤ6a(又は6b)の上方位に張り出さ
れている、センサー取付けバー16の適所に取付けられ
ている。
【0038】上記のように構成された単位停滞装置10
は、それを次のように制御すると、常時駆動されている
ベルトコンベヤ6a及び6bの上に前後して搬送されて
きた2列のハムスタック1を、その上に並列させること
ができ、そしてその上に停滞させることができる。
【0039】すなわち、各単位停滞装置10は何れも、
上記光センサー12がハムスタック1を検知した時点で
、スタック受けブロック11が没位置(図5の一点鎖線
位置)から出位置(図5の実線位置)に上昇せしめられ
るようになっていて、スタック受けブロック11が上昇
すると、受け桟11bの上面がベルトコンベヤ6a(又
は6b)の搬送面の上に露出されるので、丸ベルト7上
に載って搬送されているハムスタック1をこのスタック
受けブロック11の受け桟11bの上に受け取って、こ
れを丸ベルト7から離脱せしめることにより、ハムスタ
ック1を並列させることができ、また該ハムスタック1
の搬送を、このスタック受けブロック11の上で停滞さ
せることができる。
【0040】上記のようにして並列搬送コンベヤ6の上
に並列して停滞されたハムスタック1は、並列している
単位停滞装置10の前記エヤシリンダ15を制御して上
記スタック受けブロック11を降下させると、上記受け
桟11bの上面がベルトコンベヤ6a(又は6b)の搬
送面の下に没入するので、各受け桟11b上の並列ハム
スタック1が、並列状態を保ったまま、駆動されている
ベルトコンベヤ6a(又は6b)の上に乗り移って前方
に送られることになる。
【0041】この実施例の並列搬送コンベヤ6には、上
記のような機能をもった単位停滞装置10が、各単位停
滞装置10の光センサー12間に前記せる如き間隔を与
えられて、搬送方向における前後の9位置(図3のa1
 〜a9 位置)に配して2列に配設されているが、こ
の実施例の並列搬送コンベヤ6では、最後部のa9 位
置に並列して配置されている単位停滞装置10のみが、
右側のラインに振り分けられたハムスタック1と左側の
ラインに振り分けられたハムスタック1の並列作用を行
い、このa9 位置の単位停滞装置10によって整列さ
れた並列ハムスタック1は、a8 位置よりも搬送方向
前方位にハムスタック1がないと、a9 位置のスタッ
ク受けブロック11が2個とも同時に降下して、この並
列搬送コンベヤ6によって、より前方位置へと搬送され
るようになっている。
【0042】上記のようにして並列搬送コンベヤ6上を
前方に搬送される並列ハムスタック1は、搬送方向前方
位置(図3のa1 〜a8 位置)にハムスタック1が
停滞していないと、最前方位置の空いている単位停滞装
置10によって停滞されるまで前方位置(a1 〜a8
 )に搬送されて、最前方位のa1 位置から順次a2
 、a3…位置にハムスタック1が停滞されて該位置に
整列されるように、上記単位停滞装置10は制御されて
いる。
【0043】また、この実施例の装置では、このように
してa6 位置までハムスタック1が整列されると、ス
ライサー2の運転が自動的に一旦停止して、ハムスタッ
ク1がa9 位置まで満たされてオーバーフローするの
を防止するようになっており、上記a1 〜a8 位置
に配設されている単位停滞装置10によってこの並列搬
送コンベヤ6の上に停滞された並列ハムスタック1は、
このコンベヤ6の搬送方向前方位に配設されている機器
からの信号によって、先ずa1 位置とa2 位置のス
タック受けブロック11が同時に降下せしめられた時点
で、4個のハムスタック1が中継コンベヤ19を経て、
この中継コンベヤ20の搬送方向前方位に配設されてい
るこの発明にしたがった物品移動手段20(図2・3・
6参照)に向かって、停滞時の整列状態を保ったまま送
り出されるようになっている。
【0044】この発明にしたがった包装機への物品の自
動整列供給装置では、上記物品移動手段20が、以下に
説明するような位置決めコンベヤ21と、スライドコン
ベヤ22と、投入装置23とでもって構成されている。
【0045】位置決めコンベヤ21を図6〜11を参照
して説明すると、この実施例の位置決めコンベヤ21は
、基部フレーム24から物品の搬送方向に向けて5本の
突出フレーム25が櫛歯状に突出されている櫛状フレー
ム26と、この櫛状フレーム26の後端部に配設された
一対の軸受27でもってその軸28を回転自在に支持さ
れた駆動ローラー29と(図10・11参照)、各突出
フレーム25の先端部にそれぞれ取り付けた軸30でも
って回転自在に支持された多数のローラー31(図8・
9参照)間に配して、それぞれ懸け回された多数条の丸
ベルト32とでもって構成されていて、上記基部フレー
ム24の後端部が、上記物品移動手段20の機枠33に
段付ボルト35でもって枢支されている。すなわち、基
部フレーム24の一側(図10・11における左側)の
後端部は、該端部に止着された外軸34と、この外軸端
に螺着した段付ボルト35と、この段付ボルト35を回
転自在に軸受しているブラケット36を介して、左側の
機枠33に枢支されており、この基部フレーム24の他
側(図10・11における右側)の後端部は、該端部に
止着された取付金物37と、この取付金物37に螺着し
た段付ボルト38と、この段付ボルト38を回転自在に
軸受けしているブラケット39を介して、右側の機枠3
3に枢支されている。
【0046】なお上記段付ボルト35・38の軸線は前
記駆動ローラー29の軸線と一致せしめられており、こ
の駆動ローラー29の右側の軸28にはプーリ40が取
り付けられていて、このプーリ40がベルト41を介し
てモータ42の出力軸に連結されている(図11)。
【0047】前記機枠33には、図2・6に示してある
包装機48のハムスタック供給位置49の上方位に配し
て、上部プレート43が架設されている。上記位置決め
コンベヤ21の櫛状フレーム26は、巾方向における中
央の突出フレーム25の先端部が、上記上部プレート4
3の後端部に軸支44されたエヤシリンダ45のピスト
ンロッド46によって軸支47されていて(図8・9)
、このエヤシリンダ45を駆動すると、位置決めベルト
コンベヤ21の搬送面21aを、該搬送面21aが水平
に保たれた上昇位置(図9の実線位置)と該搬送面21
aが傾斜せしめられた降下位置(図9の鎖線位置)の間
に亘って、変位させることができるようになっている。
【0048】上記位置決めコンベヤ21の前部の上方位
には、前後の2位置(S1 ・S2 )位置に配して両
側の機枠33間に2個の門形ブラケット50が架設され
ていて(図6・7・12に参照)、各門形ブラケット5
0の上にはそれぞれ、2個のエヤシリンダ51がピスト
ンロッド52を下に向けて取付けられている。またこの
門形ブラケット50の上には、上記エヤシリンダ51に
よって制御される後述のストッパー53の振れ止め用と
して、各エヤシリンダ51毎に1個宛組合せた計2個の
案内筒54が、該案内筒54によってそれぞれ昇降自在
に支持された案内棒55を下に向けて、取付けられてい
る。上記2本のピストンロッド52と2本の案内棒55
からなる、各一本宛のピストンロッド52と案内棒55
の組(2組ある)の下端部には、それぞれ一枚宛配して
、計2枚のストッパー取付板56が取付けられており、
各取付け板56には、それぞれ一対の棒からなるストッ
パー53が、並列された一対の棒の間に、後述するスラ
イドコンベヤ22の一対の受けバー61間の間隔に等し
い間隔を与えられ、且つ各棒をそれぞれ各受けバー61
の直上方位に位置せしめて、取付けられている(図12
)。
【0049】なお、上記ストッパー53の長さは、上記
ピストンロッド52が伸びきったとき、その下端部が上
昇位置にある位置決めコンベヤ21の搬送面21aに、
前記丸ベルト32間において達する長さに設定されてお
り、また上記ピストンロッド52のストロークは、ピス
トンロッド52を縮小させると、上記ストッパー53の
下端部が位置決めコンベヤ21上のハムスタック1に作
用しない高さまで上昇せしめられる長さに設定されてい
る。
【0050】また上記のようにして前記S1 位置とS
2 位置に配設された各ストッパー53の位置は、位置
決めコンベヤ21によって搬送されている4個のハムス
タック1に上記4対のストッパー53がそれぞれ作用す
ると、これらの4個のハムスタック1が各ハムスタック
1間に包装機48のハムスタック供給位置(ポケット)
49に合致する位置関係を与えられて、その搬送を阻止
されるように設定されており、ハムスタック1は、その
搬送を上記ストッパー53によって阻止されると、丸ベ
ルト32上でスリップせしめられるようになっている。
【0051】上記門形ブラケット50には、位置決めコ
ンベヤ21の走行方向における上記各位置S1 ・S2
 のエヤシリンダ51毎に、その後方位に配して、それ
ぞれ光センサー57が配設されている。これらの光セン
サー57は、位置決めコンベヤ21上を搬送されている
ハムスタック1が、該光センサー57の下方位を通過し
たこと、及び該光センサー57の下方位で停止したこと
、を検知するためのものである。
【0052】スライドコンベヤ22を図6・7・13〜
15を参照して説明すると、このスライドコンベヤ22
は、横面形状が溝形のスライダ本体60とこのスライダ
本体60の底板部分60aから前方(ハムスタックの搬
送方向)に向けて突設された4本(2対)の受けバー6
1とでもって構成されていて、このスライドコンベヤ2
2は、スライダ本体60の底板部分60aが前記位置決
めコンベヤ21の下方位でこの位置決めコンベヤ21の
搬送方向に沿って移動できるように、そのスライダ本体
60を機枠33の適所に前後移動自在に支持されている
。すなわち、この実施例のスライドコンベヤ22の両側
方位には、機枠33の適所に配して一対の平行なレール
62が配設されており、上記スライダ本体60の両側の
側板部分60bには、それぞれ、上記レール62を前後
の2位置で上下から挟む位置に配して、4個宛の溝付車
輪63が取付けられていて、この実施例のスライドコン
ベヤ22は、上記一対のレール62と上記4対の溝付車
輪63とを介して、上記スライダ本体60を、上記機枠
33上の適所に前後移動自在に支持されており、このス
ライダ本体60から搬送方向前方に向けてフォーク状に
突出されている4本(2対)の受けバー61の上面61
aを、(その上に掛かる荷重に変化が生じても)常に水
平に保って、機枠33の前後方向に沿って移動させるこ
とができるように構成されている。
【0053】またこのスライドコンベヤ22のスライダ
本体60には、機枠33の前後方向に沿って機枠33に
取付けられたエヤシリンダ64のピストンロッド65が
連結されていて、このエヤシリンダ64駆動すると、こ
のスライドコンベヤ22は、前記受けバー61が包装機
48のハムスタック供給位置49の直上位に位置される
前進位置(図13・14鎖線位置)と、該受けバー61
が前記位置決めコンベヤ21の前部に重複する後退位置
(図6・7・13・14実線位置)との間に亘って、進
退せしめられるようになっており、上記4本の受けバー
61は、それらが上記位置決めコンベヤ21に重複せし
められた後退位置では、各受けバー61がそれぞれ位置
決めコンベヤ21の各突出フレーム25間に位置せしめ
られ、且つ、該受けバー61の上面61aが上昇位置(
図6・9の実線位置)にある位置決めコンベヤ21の搬
送面21aよりも若干低くなるような、位置と高さを与
えられて、その基部を前記スライダ本体60に取付けら
れている。
【0054】したがってこのスライドコンベヤ22の4
本の受けバー61は、それを前記位置決めコンベヤ21
の前部に重複せしめた状態において位置決めコンベヤ2
1を図6及び図9に鎖線で示してある位置まで降下させ
ると、各受けバー61の上面61aが相対的に位置決め
コンベヤ21の搬送面21aの上に突出され(図24)
、位置決めコンベヤ21を上昇させると、受けバー61
の上面61aは相対的に該搬送面21aの下に没入せし
められることになるので(図6・12)、上昇位置に保
った位置決めコンベヤ21でもって、後退位置にあるス
ライドコンベヤ22の受けバー61の上方位の所定の搬
送位置までハムスタック1を搬送せしめた上でこの位置
決めコンベヤ21の駆動を止め、位置決めコンベヤ21
の搬送面21aを降下させると、このとき位置決めコン
ベヤ21の上に載っているハムスタック1を、スライド
コンベヤ22の各一対宛の受けバー61の上に位置決め
して移すことができ、次にスライドコンベヤ22を前進
させると、その上に乗っているハムスタック1を、この
スライドコンベヤ22でもって位置決めコンベヤ21の
前方位の投入装置23まで移動させることができる。
【0055】投入装置23を図6・14・16〜20に
ついて説明すると、投入装置23は、包装機48のハム
スタック供給位置49の上方位に配して前記機枠33に
架設されている前記上部プレート43に昇降自在に支持
された昇降枠66と、該昇降枠66に取付けられた4枚
の回転シャッター79a・79b・79c・79d等で
もって構成されていて、この投入装置23は、前記受け
バー61の前進位置に重複せしめられている(図14)
【0056】上記昇降枠66は、上記上部プレート43
の上面の適所に配して、それぞれピストンロッド69を
下に向けて該上部プレート43に取付けられた、4本の
エヤシリンダ68でもって昇降自在に支持されており、
上記上部プレート43の上面には、その適所に配して、
上記昇降枠66の姿勢を常時水平に保って昇降させるた
めの2本の案内筒70が、該案内筒70に摺動自在に挿
入された案内棒71を下に向けて取付けられていて、上
記案内棒71の下端部は、上記昇降枠66の上に立設さ
れた連結棒72の上端部に止着されている。
【0057】この昇降枠66には、前記包装機48のハ
ムスタック供給位置49の各直上方位に位置せしめて、
4個の角穴73が形成されており、各角穴73位置には
、それぞれその4辺の各中央部に配してこの角穴73を
通過して落下するハムスタック1の側面に接する案内板
74が取付けられている。
【0058】またこの昇降枠66には、その前端部と後
端部(前記スライドコンベヤ22の進退方向における前
後の端部)に配して、3対の軸受板75a・75b、7
6a・76b、77a・77bが、前後各一対宛の軸受
板を、それぞれこの昇降枠66の左右方向における中央
位と両側位の3位置に配して突設されており(図17)
、この昇降枠66の上方位には、上記3対の軸受板75
a・75b、76a・76b、77a・77bの適所に
おいてそれぞれ軸82a・82b、82c・82dを回
転自在に支持された4枚(2対)の回転シャッター79
a・79b、79c・79dが、上記各角穴73をそれ
ぞれその両側方から一部分宛塞ぐ位置に配設されている
。各対の回転シャッター79a・79b、79c・79
d間には、それぞれ、少なくとも、これらの回転シャッ
ターを閉位置(水平位置)に保ち且つ前記スライドコン
ベヤ22の前記各一対宛の受けバー61を前進位置に位
置せしめた状態(図7鎖線位置)において、これらの回
転シャッターを上記受けバー61に接触せしめることな
く昇降枠66を昇降せしめうる、間隔が与えられると共
に、前記エヤシリンダ68のストロークは、該エヤシリ
ンダ68でもって昇降枠66を最上昇位置まで上昇させ
ると、該昇降枠66の上面66aが前進位置に制御され
たスライドコンベヤ22の受けバー61に最も接近して
、閉位置(水平位置)に保たれた各回転シャッター79
の上面が該受けバー61の上面61aよりも若干高くな
る位置(図19)で、昇降枠66の上昇が停止せしめら
れ、該エヤシリンダ68でもって昇降枠66を最降下位
置まで降下させると、該昇降枠66に取付けられている
前記案内板71の下端部が包装機48のハムスタック供
給位置49に最も接近した位置(図20)で停止される
、長さに設定されている。
【0059】前記各回転シャッター79a・79b、7
9c・79dと上記昇降枠66の上面66aとの間には
、該回転シャッターを閉位置(水平位置)から下向きに
90°以上開位置に向かって回転させても、回転シャッ
ターの先端縁が上記昇降枠66の上面66aに接触しな
い一定の間隔αであって、上記せる如く昇降枠66を最
上昇位置まで上昇させると、閉位置(水平位置)に制御
された各回転シャッター79a・79b、79c・79
dの上面が、前記スライドコンベヤ22の受けバー61
の上面61aよりも若干高くなるような間隔α(図19
)が与えられている。
【0060】この実施例の4枚(2対)の回転シャッタ
ー79a・79b、79c・79dには、それらを前記
せる閉位置(水平位置)と開位置(開位置から90°以
上下向きに回転した位置)との間に亘って一斉に回転さ
せるために、次のような回転駆動装置が連結されている
【0061】すなわち、図16〜19に示してあるよう
に、昇降枠66の適所にブラケット89を介してピン連
結84されたエヤシリンダ80のピストンロッド81の
先端が、回転シャッター79aの軸82aに取付けられ
たレバー83aの自由端にピン連結85されていて、上
記エヤシリンダ80を伸縮するとこの回転シャッター7
9aが閉位置(水平位置)(図16〜18に示した位置
)と開位置(図20に示した位置)の間に亘って90°
以上回動せしめられるようになっている。
【0062】回転シャッター79aの軸82aと回転シ
ャッター79cの軸82c間は、各軸82a・82cに
それぞれ取付けられた平行なレバー83a・83cの自
由端間が、水平なリンク86でもって連結されていて(
図18)、回転シャッター79aが開方向に回転せしめ
られると回転シャッター79aが同一方向(開方向)に
同一角度回転されるようになっている。
【0063】しかし、回転シャッター79cの軸82c
と回転シャッター79dの軸82d間は、前記リンク8
6が連結されているレバー83cの、前記リンク86が
連結されている自由端とは反対側の自由端と、回転シャ
ッター79dの軸82dに取付けられたレバー83dの
自由端との間が、傾斜したリンク87でもって連結され
ていて、回転シャッター79cが回転シャッター79a
と同方向に回転せしめられると回転シャッター79dが
反対方向(開方向)に同一角度回転せしめられるように
なっている(図18)。
【0064】そして、回転シャッター79dの軸82d
と回転シャッター79bの軸82b間は、図19に示し
てあるように、各軸82d・82bにそれぞれ取付けら
れた平行なレバー83d・83bの自由端間が水平なリ
ンク88でもって連結されていて、回転シャッター79
dが開方向に回転せしめられると回転シャッター79b
が同一方向(開方向)に同一角度回転せしめらられるよ
うになっている。
【0065】したがって、上記4枚(2対)の回転シャ
ッター79a・79b、79c・79dは、エヤシリン
ダ80を作動させると、各一対宛の回転シャッター79
a・79b、79c・79dを、昇降枠66に形成され
ている各角穴73の上方位で、該角穴73をその両側方
から一部分宛塞ぐ閉位置と該角穴73を全く塞がない開
位置との間に亘って回転させることができ、閉位置で各
対の回転シャッター79a・79b、79c・79d上
の所定の位置にそれぞれハムスタック1を載せた上で、
回転シャッターを一斉に開くと、各対の回転シャッター
の上に載っているハムスタック1を、同時に落下させて
、その直下の各ハムスタック供給位置49(ポケット)
に投入せしめることができるようになっている。
【0066】またこの実施例の投入装置23には、前記
包装機48の各ハムスタック供給位置49の直上方位に
それぞれ配して、次のような押し込みプレート90が配
設されている(図6・14・16・20)。すなわち、
これらの押し込みプレート90は、前記上部プレート4
3の上面の適所に配し且つピストンロッド92を下に向
けて該上部プレート43に取付けられた、各エヤシリン
ダ91のピストンロッド92の下端部にそれぞれ取付け
られていて、各エヤシリンダ91には、これらの押し込
みプレート90を、最上昇位置にある昇降枠66の回転
シャッター79a〜79dの上に載っているハムスタッ
ク1の上面に接触しない上昇位置(図6・14)と、包
装機48のハムスタック供給位置49に投入されたハム
スタック1の上面に押圧作用する降下位置(図20)と
の間に亘って、昇降せしめうるストロークが与えられて
おり、各押し込みプレート90の平面形状は、それを昇
降させたときこの押し込みプレート90が図6・20に
示されている水平姿勢を保ったまま前記昇降枠66の角
穴73を通過しうる大きさ(ハムスタック1よりも若干
小さい平面形状)に形成されている。
【0067】包装機48について説明すると、この包装
機48は、深絞り型の包装機で、ハムスタック供給位置
49には、ハムスタック1を一個宛挿入可能なポケット
が、各一対宛のポケットを並列させて縦方向に2列形成
されており、これらのポケットには一連の成形フィルム
が装着されていて、上記ポケットは、4個宛のポケット
が一組となって間欠的に移動せしめられるようになって
いる。
【0068】そして、前記昇降枠66の各角穴73のセ
ンター間のピッチ、前記各押し込みプレート90のセン
ター間のピッチ、前記位置決めコンベヤ21によって該
位置決めコンベヤ21上に位置決めして停滞される各ハ
ムスタック1間のピッチ、及び前記並列搬送コンベヤ6
上に停滞して整列される各ハムスタック1間のピッチ等
が、何れも、上記各ハムスタック供給位置49のポケッ
ト間のピッチを基準にして設定されており、前記した投
入装置23における前記昇降枠66の作動信号、前記ス
ライドコンベヤ22の作動信号、前記位置決めコンベヤ
21の作動信号、及び前記中継コンベヤ19の作動信号
等一連の信号は、何れも、上記包装機48におけるフィ
ルムの送り信号を起点として設定されている。
【0069】次に、この実施例の物品移動手段によるハ
ムスタック1の供給方法を、図20〜30を参照して経
時的に説明すると、以下の通りである。
【0070】(図21)回転している中継コンベヤ19
の上に、整列された計4個のハムスタック1が搬入され
てくると、この4個のハムスタック1は、そのままの整
列状態を保って、回転している位置決めコンベヤ21に
向かって搬出される。この時位置決めコンベヤ21は上
昇位置にあり、S1 位置のストッパー53は作用位置
に降下している。
【0071】(図22)回転している位置決めコンベヤ
21の上に搬入されたハムスタック1は、S1 及びS
2 位置のストッパー53でもって、順次位置決めコン
ベヤ21上の所定の位置に位置決めして一旦停止される
。このときハムスタック1は位置決めコンベヤ21上で
スリップしている。
【0072】(図23)位置決めコンベヤ21の回転を
止めると、ストッパー53を上昇させても、ハムスタッ
ク1は位置決めコンベヤ21上に位置決めされたまま載
っている。この時、スライドコンベヤ22はすでに後退
位置に待機せしめられている。
【0073】(図24)位置決めコンベヤ21を降下さ
せると、ハムスタック1は、後退位置にあるスライドコ
ンベヤ22の受けバー61の上に、位置決めされて乗り
移る。この時、昇降枠66は若干降下した待機位置にあ
る。
【0074】(図25)昇降枠66を上記待機位置に保
った状態において、スライドコンベヤ22を前進させる
と、受けバー61の上に乗っているハムスタック1が昇
降枠66の上方位に送り込まれる。スライドコンベヤ2
2が最前進位置で停止すると、受けバー61上の各ハム
スタック1は、包装機48のハムスタック供給位置49
の直上方位に位置される。
【0075】(図26)スライドコンベヤ22が最前進
位置で停止すると、昇降枠66が上昇して、受けバー6
1上のハムスタック1を回転シャッター79の上に位置
決めされたまま受け取る。このとき、S1 位置のスト
ッパー53は降下し、位置決めコンベヤ21は上昇して
、次の供給動作に備える。
【0076】(図27)ハムスタック1が回転シャッタ
ー79の上に乗っている間に、スライドコンベヤ22を
後退させ、位置決めコンベヤ21の回転を起動させる。
【0077】(図28)昇降枠66をハムスタック1の
投入位置(最降下位置)まで降下させる。
【0078】(図29)昇降枠66の回転シャッター7
9を同時に開くと、ハムスタック1が落下して包装機4
8のハムスタック供給位置49(成形フィルムのポケッ
ト)の中に供給される。上記動作に引き続いて、最上昇
位置に待機させてあった押し込みプレート90を降下さ
せると、ハムスタック供給位置49の成形フィルムのポ
ケット内に供給されたハムスタック1が、この押し込み
プレート90でもって、フィルムの中に確実に押し込ま
れる。
【0079】(図30)上記一連の動作によって、ハム
スタック1が包装機48のハムスタック供給装置49(
成形フィルムのポケット)に入ると、昇降枠66が上昇
して、待機位置に戻る。この時、押し込みプレート90
は上昇して最上昇位置に再び待機する。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように、この発明にしたがっ
た包装機への物品の自動整列供給方法ならびに装置では
、並列コンベヤの上に整列した物品を所要数宛包装機の
物品供給位置に向けて移動させるための物品の移動方法
ならびに移動手段が、物品をその側方からクランプする
必要があるキャッチャー爪を使用することなく構成され
ていて、この発明の方法ならびに装置は、上記並列コン
ベヤ上の物品を先ず位置決めコンベヤのベルトの上面に
乗り移らせ、この位置決めコンベヤの上に乗り移った物
品を、位置決めコンベヤの搬送面を降下させたとき、該
位置決めコンベヤの櫛歯状の隙間からこの位置決めコン
ベヤの搬送面よりも若干高い位置まで露出されるスライ
ドコンベヤの受けバーの上面に位置決めして移し換え、
次にスライドコンベヤを前進させて、受けバーの上に載
っている物品を包装機の物品供給位置の直上方位まで移
動させ、この物品を上記物品供給位置に投入する際には
、一旦昇降枠を若干昇降させることで上記受けバーの上
に載っている物品を回転シャッターの上面に移し換え、
最後に昇降枠を物品供給位置に最も近い位置まで移動(
降下)させた上で、回転シャッターを開いて物品を上記
物品供給位置に向け落下させる、方法ならびに装置であ
るから、この間、上記物品の側面を全くクランプするこ
となく、専ら物品の底面のみに接触して物品を支承し、
前記並列コンベヤ上から包装機の物品供給位置まで所要
数宛の物品を移し換えることができる。
【0081】したがって、この発明の自動整列供給方法
ならびに装置によれば、物品をクランプしないので、物
品を変形せしめることなく、また物品を傷つけることな
く、包装機の物品供給位置まで移動させることができる
。また、物品をクランプしないので、前記並列搬送コン
ベヤ上に整列された各物品間の間隙が狭くても、何らの
トラブルを生ぜしめることなく、物品を上記位置まで移
動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装機への物品の自動整列供給装置の前段部分
の側面図である。
【図2】包装機への物品の自動整列供給装置の後段部分
の側面図である。
【図3】包装機への物品の自動整列供給装置の平面図で
ある。
【図4】並列搬送コンベヤの一部切欠平面図である。
【図5】単位停滞装置の縦断側面図である。
【図6】物品移送手段の側面図である。
【図7】物品移送手段の前半部分を構成している位置決
めコンベヤとスライドコンベヤの平面図である。
【図8】位置決めコンベヤの平面図である。
【図9】位置決めコンベヤの側面図である。
【図10】位置決めコンベヤの背面図(図8のX−X線
矢視図)である。
【図11】位置決めコンベヤの駆動ローラーの支持手段
の縦断背面図である(断面は図8のXI−XI線に沿う
)。
【図12】ストッパーの背面図である(断面は図6のX
II−XII線に沿う)。
【図13】スライドコンベヤの平面図である。
【図14】スライドコンベヤの縦断側面図である。
【図15】スライドコンベヤの縦断正面図である(断面
は図14のXV−XV線に沿う)。
【図16】物品移送手段の後半部分を構成している投入
装置の一部切欠平面図である。
【図17】昇降枠の平面図である(断面は図20のXV
II−XVII線に沿う)。
【図18】昇降枠の正面図である。
【図19】昇降枠の背面図である。
【図20】昇降枠の側面図である。
【図21】先端側のストッパーが作用位置に降下し、ス
ライドコンベヤが最後退位置に待機して、位置決めコン
ベヤが上昇位置で駆動されている、物品が搬入される直
前の状態を示した物品移送手段の側面図である。
【図22】物品が位置決めコンベヤによって位置決めさ
れる状態を示した物品移送手段の側面図である。
【図23】位置決めコンベヤが停止し、ストッパーが上
昇した状態を示した物品移送手段の側面図である。
【図24】位置決めコンベヤが降下した状態を示した物
品移送手段の側面図である。
【図25】スライドコンベヤが最前進位置まで前進した
状態を示した物品移送手段の側面図である。
【図26】昇降枠が最上昇位置まで上昇し、先端側のス
トッパーが作用位置に降下した状態を示した物品移送手
段の側面図である。
【図27】スライドコンベヤが後退した状態を示した物
品移送手段の側面図である。
【図28】昇降枠が最降下位置まで降下した状態を示し
た物品移送手段の側面図である。
【図29】回転シャッターが開いて物品が投下され、押
し込みプレートが物品を物品供給位置に押し込んだ状態
を示した物品移送手段の側面図である。
【図30】昇降枠と押し込みプレートが待機位置まで上
昇した状態を示した物品移送手段の側面図である。
【符号の説明】
1  ハムスタック 2  スライサー 3  リジェクト装置 4  単列搬送コンベヤ 5  チャネライザー(振り分け装置)6  並列搬送
コンベヤ 6a・6b  ベルトコンベヤ 7  丸ベルト 8  ローラー 9  ローラー 10  単位停滞装置 11  スタック受けブロック 11a  基板 11b  受け桟 12  光センサー 13  並列搬送コンベヤの機枠 13a  門形機枠部分 14  ロッド 15  エヤシリンダ 16  センサー取付けバー 19  中継コンベヤ 20  物品移送手段 21  位置決めコンベヤ 21a  搬送面 22  スライドコンベヤ 23  投入装置 24  基部フレーム 25  突出フレーム 26  櫛状フレーム 27  軸受 28  軸 29  駆動ローラー 30  軸 31  ローラー 32  丸ベルト 33  機枠(物品移動手段の機枠) 34  外軸 35  段付ボルト 36  ブラケット 37  取付金物 38  段付ボルト 39  ブラケット 40  プーリ 41  ベルト 42  モータ 43  上部プレート 44  枢支軸 45  エヤシリンダ 46  ピストンロッド 47  枢支軸 48  包装機 49  物品供給位置(ハムスタック供給位置)50 
 門形ブラケット 51  エヤシリンダ 52  ピストンロッド 53  ストッパー 54  案内筒 55  案内棒 56  取付け板 57  光センサー 60  スライダ本体 60a  底板部分 60b  側板部分 61  受けバー 61a  上面 62  レール 63  溝付車輪 64  シリンダ 65  ピストンロッド 66  昇降枠 66a  上面 68  エヤシリンダ 69  ピストンロッド 70  案内筒 71  案内棒 72  連結棒 73  角穴 74  案内板 75a・75b  軸受板 76a・76b  軸受板 77a・77b  軸受板 79・79a・79b・79c・79d  回転シャッ
ター 80  エヤシリンダ 81  ピストンロッド 82a・82b・82c・82d  軸83a・83b
・83c・83d  レバー84  連結ピン 85  連結ピン 86  リンク 87  リンク 88  リンク 90  押し込みプレート 91  エヤシリンダ 92  ピストンロッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装機の物品供給位置に対応する左右の間
    隔を与えて並列搬送コンベヤ上に送り込まれて来た複数
    列の物品を、この並列搬送コンベヤ上で、前後の各物品
    間にそれぞれ所定の間隔が与えられた状態に並列せしめ
    た上、この並列搬送コンベヤ上で整列された物品を、包
    装機の物品供給位置に向けて所要数宛移動させる、包装
    機への物品の自動整列供給方法であって、a.上記並列
    搬送コンベヤから並列状態を保って送り出されて来た所
    要数の物品を、基部フレームから物品の搬送方向に向け
    て多数の突出フレームが櫛歯状に突設されている櫛状フ
    レームの後端部の駆動ローラーと各突出フレームの先端
    部の縦動ローラー間にそれぞれベルトを懸け回してなる
    、櫛歯状の隙間を有する位置決めコンベヤであって、上
    記櫛状フレームが物品移動手段の機枠に対して上下移動
    自在に支持されている、位置決めベルトコンベヤの上に
    送り込み、 b.上記位置決めコンベヤによって搬送されている物品
    を、包装機の物品供給位置に対応する前後・左右の間隔
    を与えた所定の位置で該位置決めコンベヤ上に一旦停滞
    せしめた上、該位置決めコンベヤの駆動を停止し、c.
    上記位置決めコンベヤを若干降下させることにより、上
    記位置決めコンベヤの櫛歯状の隙間から、上記機枠に水
    平移動自在に支持されたスライダ本体と該スライダ本体
    から物品の搬送方向に向けてフォーク状に突出された所
    要対の受けバーを有するスライドコンベヤの、該受けバ
    ーを上記位置決めコンベヤの搬送面の上に露出させるこ
    とで、上記位置決めコンベヤの上に載っている物品を該
    受けバー上の所定の位置に移し換え、d.しかる後スラ
    イドコンベヤを所定量前進させることで、上記受けバー
    上の物品を該受けバーの所定の位置に載せたまま包装機
    の物品供給位置の直上方位まで移動させ、 e.前記機枠に昇降自在に支持されている昇降枠を、該
    昇降枠に取り付けられている回転シャッターの上面が前
    記受けバーの上面よりも若干高くなる位置まで上昇させ
    ることで、上記受けバーの上に載っている物品を該回転
    シャッターの上に移し換え、 f.スライドシャッターを後退させた後、昇降枠を降下
    させ、回転シャッターを開いて、該回転シャッターの上
    に載っている物品を包装機の物品供給位置に向けて落下
    させる。 ことを特徴とする包装機への物品の自動整列供給方法。
  2. 【請求項2】包装機の物品供給位置に対応する左右の間
    隔を与えて並列搬送コンベヤ上に送り込まれてきた複数
    列の物品を、前後の各物品間にそれぞれ所定の間隔を与
    えてこの並列搬送コンベヤ上に並列させるための物品の
    整列手段が該並列搬送コンベヤに配設されていて、上記
    並列搬送コンベヤの終端部と包装機の間に、上記並列搬
    送コンベヤの上で整列された物品を所要数宛包装機の物
    品供給位置に向けて移動させるための物品移動手段が配
    設されている、包装機への物品の自動整列供給装置であ
    って、上記物品移動手段が、 a.上記並列搬送コンベヤの次段に順次配設された、位
    置決めコンベヤ、スライドコンベヤ、及び、投入装置で
    もって構成されていて、 b.上記位置決めコンベヤが、基部フレームから物品の
    搬送方向に向けて多数の突出フレームが櫛歯状に突設さ
    れた櫛状フレームと、この櫛状フレームの後端部に軸架
    された駆動ローラーと、各突出フレームの先端部にそれ
    ぞれ軸支された従動ローラーと、上記駆動ローラーと各
    従動ローラー間にそれぞれ配して懸け回された多数条の
    ベルトとでもって構成されていて、上記櫛状フレームが
    この物品移動手段の機枠に上下移動可能に支持されると
    共に、この櫛状フレームには、この位置決めコンベヤの
    搬送面を所定量上下に変位させるための上下駆動装置が
    連結されており、この位置決めコンベヤの上方位には、
    該コンベヤによって搬送されている物品に作用して該物
    品に包装機の物品供給位置に対応する整列状態を与える
    ための、係脱自在なストッパーが配設されていること、
    c.前記スライドコンベヤが、物品の移動方向に沿って
    この物品移動手段の機枠に水平移動自在に支持されたス
    ライダ本体と、上記位置決めコンベヤ上で並列状態にあ
    る物品の各縦方向の列毎に一対宛配してこのスライダ本
    体から物品の移送方向に向けてフォーク状に突出された
    所要対の受けバーと、でもって構成されていて、上記ス
    ライダ本体には、上記受けバーが物品の移送方向におい
    て前記位置決めコンベヤに重複せしめられる後退位置と
    、受けバーが位置決めコンベヤに重複しない前進位置と
    の間に亘って、このスライダ本体を進退させるための進
    退駆動装置が連結されており、上記受けバーは、物品の
    移送方向において該受けバーを上記位置決めコンベヤと
    重複せしめたスライドコンベヤの後退位置で位置決めコ
    ンベヤを降下させると、各受けバーが位置決めコンベヤ
    の各ベルト間において位置決めコンベヤの搬送面から上
    方に露出し、位置決めコンベヤを上昇させると各受けバ
    ーが位置決めコンベヤの搬送面の下に没入する、位置と
    高さを与えてスライダ本体に取りつけられていること、
    及び、 d.前記投入装置が、包装機の物品供給位置の上方位に
    配してこの物品移動手段の機枠に昇降自在に支持された
    昇降枠でもって構成されると共に、この投入装置は上記
    スライドコンベヤの受けバーの前進位置に重複せしめら
    れていて、上記昇降枠には、それを水平に保ったまま昇
    降させるための昇降駆動装置が配設されており、またこ
    の昇降枠には、該昇降枠の下方位の個々の物品供給位置
    にそれぞれ対応せしめて、落下する物品を通過させるた
    めの所要数の穴が開けられると共に、この昇降枠の若干
    上方位には、上記各穴をそれぞれ該穴の上方位でその両
    側方から一部分宛塞ぐ位置に配して、各一対宛の回転シ
    ャッターが、各一対宛の回転シャッター間にそれぞれ少
    なくともスライドコンベヤの前記各一対宛の受けバーを
    位置せしめうる間隔を与えて、この昇降枠上に回転自在
    に取り付けられており、この回転シャッターには、その
    上に一旦物品を受け取った上でそれを落下させるための
    回転駆動装置が配設されていること、を特徴とする包装
    機への物品の自動整列供給装置。
  3. 【請求項3】前記投入装置が、包装機の各物品供給位置
    の上方位にそれぞれ配して前記物品移動手段の機枠に昇
    降自在に支持された、所要数の押し込みプレートを備え
    ていて、これらの押し込みプレートには、該押し込みプ
    レートを水平に保ったまま昇降させるための昇降駆動装
    置が連結されており、また各押し込みプレートは、上記
    個々の物品供給位置に対応せしめて上記昇降枠の各穴の
    上方位に配設されていて、上記押し込みプレートの昇降
    駆動装置には、前記回転シャッターが開かれたとき上記
    物品供給位置に投入された物品の上に上記穴を通過して
    作用し、該各物品を該物品供給位置に押し込むために必
    要なストロークが与えられていること、を特徴とする請
    求項2記載の包装機への物品の自動整列供給装置。
  4. 【請求項4】前記位置決めコンベヤの櫛状フレームが、
    基部フレームを前記物品移動手段の機枠に回動自在に支
    持されており、突出フレームの先端部を流体シリンダを
    介して上記機枠に昇降自在に支持されていて、上記流体
    シリンダのピストンロッドを伸縮すると、上記位置決め
    コンベヤの搬送面が所定量上下に揺動変移せしめられる
    ようになっている、請求項2又は3項記載の包装機への
    物品の自動整列供給装置。
  5. 【請求項5】前記スライドコンベヤの両側位に配して、
    前記物品移動手段の機枠の適所に一対の平行なレールが
    配設されていて、前記スライダ本体が、上記各レールを
    それぞれ前後方向の2位置で上下から挟む位置に配して
    該スライダ本体の両側に4個宛軸支された溝付車輪でも
    って、上記機枠上に前後方向に移動自在に支持されてお
    り、上記スライダ本体と上記機枠の適所間に、スライダ
    本体を進退させるための流体シリンダが配設されている
    、請求項2・3又は4項記載の包装機への物品の自動整
    列供給装置。
  6. 【請求項6】前記昇降枠の各穴位置には、この穴を通過
    して落下する物品の側面に接する案内板が配設されてい
    る、請求項2・3・4又は5項記載の包装機への物品の
    自動整列供給装置。
JP3168946A 1991-06-12 1991-06-12 包装機への物品の自動整列供給方法と装置 Expired - Lifetime JP2893222B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3168946A JP2893222B2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 包装機への物品の自動整列供給方法と装置
US07/884,402 US5207311A (en) 1991-06-12 1992-05-18 Method and apparatus for automatically feeding articles in aligned condition to packaging machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3168946A JP2893222B2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 包装機への物品の自動整列供給方法と装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04367417A true JPH04367417A (ja) 1992-12-18
JP2893222B2 JP2893222B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=15877472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3168946A Expired - Lifetime JP2893222B2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 包装機への物品の自動整列供給方法と装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5207311A (ja)
JP (1) JP2893222B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130741A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Nippon Kyodo Kikaku Kk 果菜選別装置における果菜送り出し機構
JP2013231962A (ja) * 2012-04-06 2013-11-14 Nsk Technology Co Ltd 露光装置及び露光方法
JP2016093165A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 不二精機株式会社 棒状寿司の包装方法
CN108516331A (zh) * 2018-05-31 2018-09-11 安徽工业大学 一种物料输送装置及方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6250851B1 (en) * 1999-11-09 2001-06-26 Ouellette Machinery Systems, Inc. Bottle neck alignment mechanism for an air conveyor
US6454076B1 (en) * 2001-01-05 2002-09-24 Gebo Corporation Usa Scissors chute
US7065936B2 (en) * 2002-12-18 2006-06-27 Formax, Inc. Fill and packaging apparatus
CA2577771C (en) * 2004-08-20 2014-04-01 Formax, Inc. Loading apparatus for food stacks
US7874246B2 (en) * 2005-10-25 2011-01-25 Formax, Inc. Food stack aligning device for conveyor
US7544038B2 (en) * 2006-04-27 2009-06-09 National Optronics, Inc. Tray stacking and unstacking corner grippers and handler
FR2912600B1 (fr) * 2007-02-16 2010-03-12 Ceva Sante Animale Methode et systeme de retassage d'un plateau d'oeufs
FR2922727B1 (fr) 2007-10-31 2009-12-11 Eg Chix Advanced Technologies Systeme de distribution de substance pour dispositif d'injection d'oeufs
KR100969122B1 (ko) * 2007-12-14 2010-07-09 현대자동차주식회사 트래버서를 이용한 타이어 자동 공급 장치
KR101351446B1 (ko) * 2012-08-28 2014-01-14 주식회사 선진엠앤에스 스트로 포장장치
CA3064065A1 (en) 2018-01-26 2019-08-01 Provisur Technologies, Inc. Food log slicing apparatus for slicing multiple layers of stacked food logs
US10867464B2 (en) * 2018-04-17 2020-12-15 Robert Bosch Gmbh Apparatus for handling stacks for articles
US20220089385A1 (en) * 2019-02-19 2022-03-24 Murata Machinery, Ltd. Transporting system
EP3927624A4 (en) 2019-02-19 2022-11-23 Provisur Technologies, Inc. CUTTING CONVEYOR WITH MULTIPLE PRESENTATION

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2793771A (en) * 1955-03-09 1957-05-28 John H Ochs Apparatus for handling bricks
US3497084A (en) * 1968-02-28 1970-02-24 Morgan Construction Co Means for counting,bundling and weighing of elongated elements
US4043442A (en) * 1975-08-18 1977-08-23 R. A. Jones & Co. Inc. Transfer mechanism
US4280614A (en) * 1977-11-04 1981-07-28 Oscar Mayer & Company, Inc. System for offloading articles from a conveyor belt
US4240538A (en) * 1977-12-27 1980-12-23 Harris Corporation Method and apparatus for accumulating and gating articles
JPS599210B2 (ja) * 1981-08-05 1984-03-01 三菱重工業株式会社 還元鉄ブリケツト製造装置
SE451128B (sv) * 1985-04-22 1987-09-07 Packsystem I Lund Ab Anordning vid maskin for hantering av forpackningsenheter
IT1222101B (it) * 1987-07-23 1990-08-31 Vortex Systems Srl Apparecchiatura per l' ordinazione e la creazione di un accumulo di alimentazione in impianto di inscatolamento di coni e/o conoidi
US4925005A (en) * 1988-10-13 1990-05-15 Simplimatic Engineering Company Accumulating conveyor

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130741A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Nippon Kyodo Kikaku Kk 果菜選別装置における果菜送り出し機構
JP4547057B2 (ja) * 1999-11-02 2010-09-22 日本協同企画株式会社 果菜選別装置における果菜送り出し機構
JP2013231962A (ja) * 2012-04-06 2013-11-14 Nsk Technology Co Ltd 露光装置及び露光方法
JP2016093165A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 不二精機株式会社 棒状寿司の包装方法
CN108516331A (zh) * 2018-05-31 2018-09-11 安徽工业大学 一种物料输送装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2893222B2 (ja) 1999-05-17
US5207311A (en) 1993-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04367417A (ja) 包装機への物品の自動整列供給方法と装置
EP1318089B1 (en) Conveying device for transfering batches of laminar articles standing on edge
US4901504A (en) Filling and casing system
US3721330A (en) Article timing and feeding mechanism
US5450940A (en) Delivery system for book-sewing machine
US4911602A (en) Container supply system
JP4592166B2 (ja) スパウト付き袋の搬送システム
US6758322B2 (en) Method and device for transferring blister packs and the like from a cutting station to a feeding line of a packaging machine
EP0480533B1 (en) Block filling apparatus
JPH08268550A (ja) 条鋼精整装置
US3708860A (en) Method and apparatus for chopping a plurality of articles and depositing the articles in complementary article receptors
JPH0776330A (ja) 採血管などの自動供給装置
JP2917120B2 (ja) 物品集積箱詰め方法および装置
US7156237B2 (en) Articles separating and supplying apparatus and method
US6039169A (en) Multilevel storage device for containers, in particular CD cases
JP3586017B2 (ja) 容器切出し装置
US3633733A (en) Article-handling apparatus
US3485425A (en) Method of and apparatus for automatically conveying a glass sheet and taking off the cracked-off glass plates
CH695732A5 (de) Einrichtung zum Fördern von gleichartigen Gegenständen.
JP2839460B2 (ja) 搬送物品の移載装置
JP3376473B2 (ja) 物品移送装置
GB2368830A (en) Pack feeding
JPS63101219A (ja) 荷積み装置
JPS60248560A (ja) 集積束受渡し方法
JPH0718668Y2 (ja) 刷版脱荷装置