JPH04366273A - 二重床の施工方法およびそれに使用する支持ブロックの製造方法 - Google Patents

二重床の施工方法およびそれに使用する支持ブロックの製造方法

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JPH04366273A
JPH04366273A JP17055491A JP17055491A JPH04366273A JP H04366273 A JPH04366273 A JP H04366273A JP 17055491 A JP17055491 A JP 17055491A JP 17055491 A JP17055491 A JP 17055491A JP H04366273 A JPH04366273 A JP H04366273A
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洋 真野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床の施工方法およ
びそれに使用する支持ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィースオートメーション(O
A)化が進むにつれて、オフィースコンピュータやワー
ドプロセッサ等の小型電子機器類が一般事務室にも多く
設置されるようになり、二重床構造(フリーアクセスフ
ロア)が採用されるに至っている。
【0003】従来の二重床構造においては、スラブ等の
床下地上に、ネジ部材などによる高さ調整機構を具えた
支持具を多数固定し、この上に床材を敷設しており、床
材の下面全体を配線空間として利用でき、床材の所望の
箇所に配線器を取り付けることができる。しかしこのよ
うな二重床構造は、実開昭59−120236号公報や
同59−120237号公報に見られるように、通常4
50〜600mm角程度の床材の四隅をそれぞれ支持具
で支承しており、施工に時間を要したり、施工費用の高
謄を招く。さらに床下地面から比較的高い位置に床材を
敷設することになり、室内の高さ空間が無駄になってい
た。
【0004】低床用の二重床構造としては、比較的簡単
なレベル出し支持具を床下地上に固定することなく間隔
を取って置き、この支持具で床材の四隅を支持すること
も提案されている。しかしこの方式では、床材が“がた
つき”やすく、強度的にも限界があり重量物の載置には
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、床高さの低
い二重床構造が可能で、強度を出しやすく、しかも、施
工の低コスト化が可能な二重床構造の施工方法を提供す
るものである。本発明は、また、上記の施工方法に好適
に用いられる支持ブロックの製造方法を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の二重床の施工方
法は、端部に一段下がった肩部を有する支持ブロックを
、互いに離間させて床下地上に設け、この肩部に架ける
ようにして床パネルを敷設して隣り合うブロックの肩部
間を覆い、床パネルの下面に空間を形成することを特徴
とする。
【0007】また、本発明の二重床用の支持ブロックの
製造方法は、上記施工方法に使用する下地ブロックの製
造方法であって、肩部を含めて支持ブロックの外表面を
画定する型枠内に、型枠の面方向の拡がり方向を小室に
仕切る網目状構造体を収納し、小室内を含めて型枠内に
セメントコンクリートを注型し、型枠、網目状構造体お
よびセメントコンクリートを一体化することを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】図2は本発明の施工方法の実施例を示す平面
図であり、図1はその線Y−Yに沿った断面図である。 また、図3は同じく分解斜視図である。なお、図示の便
宜上、縮尺および比較寸法は一致しない部分がある。
【0009】コンクリートスラブ等の床下地41上に、
支持ブロック11を距離Bだけ離して敷き並べ、接着剤
などで床下地41に固定する。支持ブロック11は、セ
メントコンクリートなどで成形された一辺がA、高さJ
の平板状ブロックであり、周囲(四辺)がKだけ一段低
くなって肩部13を形成している。この支持ブロック1
1,11間の空間部(幅B、高さJ)を二重床の空間ス
ペースとして利用し、その上部に床パネルを設けて覆う
。したがって、形成される二重床の多くの面積は支持ブ
ロック11が占めており、空間部は従来のレベル出し支
持具を用いた二重床構造に比較して少ない。
【0010】床パネルとしては種々のものを使用できる
が、4つの支持ブロック11の角から構成される交差部
では、平板状の交差部用床パネル31を、4つの支持ブ
ロック11の肩部13の角で支えるようにして架設する
。2つの支持ブロックの辺が対向する部分では、図中に
21で示したように、平板状の架設パネル21を2つの
支持ブロック11の肩部13間に架け渡たすことができ
る。この実施例では1枚の架設パネル21を架設してい
るが、複数のパネルに分割してもよい。また、図中23
,25で示したように、片側に2本の支持脚25を有す
る支持脚付き配線部用床パネル23を用い、この床パネ
ル23の一辺側を支持ブロック11の肩部13に架ける
ようにして、支持ブロック11,11間の空間部の一部
(半分)を覆うことができる。残りの部分は、同様の架
設機能をもつ支持脚付き配線器具用床パネル27で覆う
。このように機能分離することにより、床パネル27に
コンセント等の配線器具を取り付け、また、床パネル2
3の下面を電気配線用のスペースとして利用できる。
【0011】実際の施工例の一例を挙げれば、一辺(A
=)1220mm×1220mm、高さ40mmで、幅
(C=)10mm、深さ(K=)20mmの肩部を有す
る支持ブロック11を、 間隔(B=)380mmで敷
き並べて床下地41上に接着した。一辺(G=)400
mm×400mm、厚さ20mmの交差部用床パネル3
1を交差部に載置し、対向部には、400mm×200
mm(E×D)で厚さ20mmの支持脚付き配線部用床
パネル23を3枚と、同サイズの支持脚付き配線器具用
床パネル27を3枚載置し二重床を施工した。この上に
内装材を敷設することにより快適なオフィース空間を実
現できる。
【0012】上記実施例では、支持ブロック11として
四辺に肩部13を有するものを示したが、対向する二辺
のみに肩部を有したり、一辺あるいは三辺に肩部を有し
ていてもよい。また、辺の長さ方向全体にわたって肩部
を有する必要もなく、例えば、図4に示すように辺の一
部に肩部13を形成し、これと嵌合する変形床パネル3
3と組み合わせて二重床を構成してもよい。このような
支持ブロック11は、変形床パネル33の位置決めおよ
び“がたつき”の防止に効果がある。
【0013】下地ブロックは、セメントコンクリートな
どにより安価に製造することができ、発泡セメントコン
クリートを用いることにより軽量化およびコストの低減
を図れる。また、型枠と網目状構造体を利用して、下地
ブロックを作成することもできる。
【0014】図6はこの製造方法の一例を説明する平面
図、図5ではその線Z−Zに沿った断面図である。型枠
51は、薄手の鋼板から形成された肩部13を有する箱
状体であり、支持ブロック11の外形を画定する。この
中に、半硬質の発泡プラスチックからなる網目状構造体
53を入れ、空隙部に発泡セメントコンクリート55を
流し込んで硬め、型枠51、網目状構造体53および発
泡セメントコンクリート55を一体化する。
【0015】得られた支持ブロック11は、型枠51を
使用していることから、その表面11aがきれいな平面
を構成し、全体の外形寸法および肩部13の公差等も正
確に出すことができる。また、型枠51が比較的薄手で
、しかも可撓性の網目状構造体53で発泡セメントコン
クリート55がキューブ状に区切られているので、支持
ブロック11全体としてある程度の可撓性を有し、床下
地41の不陸にもなじんで、裏面11bを接着剤で床下
地41上に固定することができる。型枠51とセメント
コンクリート55との一体化を助長するため、型枠51
の内面側にリブを突出させてもよい。また、網目状構造
体53の埋設を省略することもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明の二重床の施工方法によれば、高
さの低い二重床であっても、簡単かつ安定して施工する
ことができ、しかも、床の大きな部分を占める支持ブロ
ックをコンクリートのような安価な材料で構成できるの
で、施工コストの上昇を防止できる。
【0017】また、本発明の支持ブロックによれば、全
体として可撓性を示して床下地の不陸になじんで確実な
接着が容易となる。さらに、表面の平面性や外形寸法の
精度が出しやすいので、しっかりとした二重床を簡単に
施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施工方法の実施例を示す図2の線Y−
Yに沿った断面図である。
【図2】本発明の施工方法の実施例を示す平面図である
【図3】本発明の施工方法の実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図4】本発明で用いられる支持ブロックの他の実施例
を示す斜視図である。
【図5】図6の線Z−Zに沿った縦断面図である。
【図6】支持ブロックの製造例を示す平面図である。
【符号の説明】
11  支持ブロック 13  肩部 21  架設パネル 23  支持脚付き配線部用床パネル 25  支持脚 27  支持脚付き配線器具用床パネル29  支持脚 31  交差部用床パネル 33  変形床パネル 41  床下地 51  型枠 53  網目状構造体 55  発泡セメントコンクリート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  端部に一段下がった肩部を有する支持
    ブロックを、互いに離間させて床下地上に設け、この肩
    部に架けるようにして床パネルを敷設して隣り合うブロ
    ックの肩部間を覆い、床パネルの下面に空間を形成する
    ことを特徴とする二重床の施工方法。
  2. 【請求項2】  隣り合う支持ブロックの肩部間に床パ
    ネルを架設する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  パネルの下面に支持脚を有する床パネ
    ルを用い、パネルの一端側を支持ブロックの肩部に掛け
    、支持脚と肩部とにより床パネルを支持する請求項1に
    記載の二重床の施工方法。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載の二重床の施工方法に
    使用する下地ブロックの製造方法であって、肩部を含め
    て支持ブロックの外表面を画定する型枠内に、型枠の面
    方向の拡がり方向を小室に仕切る網目状構造体を収納し
    、小室内を含めて型枠内にセメントコンクリートを注型
    し、型枠、網目状構造体およびセメントコンクリートを
    一体化することを特徴とする下地ブロックの製造方法。
  5. 【請求項5】  前記型枠が金属板から形成される請求
    項4に記載の下地ブロックの製造方法。
  6. 【請求項6】  前記網目状構造体が、可撓性プラスチ
    ックからなる薄板から形成される請求項4に記載の下地
    ブロックの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547191U (ja) * 1991-11-28 1993-06-22 光男 豊泉 断熱床版

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JPH0547191U (ja) * 1991-11-28 1993-06-22 光男 豊泉 断熱床版

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