JPH04361570A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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Publication number
JPH04361570A
JPH04361570A JP3137770A JP13777091A JPH04361570A JP H04361570 A JPH04361570 A JP H04361570A JP 3137770 A JP3137770 A JP 3137770A JP 13777091 A JP13777091 A JP 13777091A JP H04361570 A JPH04361570 A JP H04361570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
electrode
substrate
solid
semiconductor substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3137770A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Ogawa
雅章 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像装置に関し、特
に光遮蔽膜下に反射防止膜としてのTiN膜を設けた固
体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、CCD固体撮像装置は、第
2図に示す如く、垂直レジスタ部1と、感光部2と、水
平レジスタ部3と、出力回路部4とから構成されており
、その断面形状は図3に示すようになっている。
【0003】図中の11は、p型のSi基板である。こ
のSi基板11には、p+ 型の不純物領域12a及び
n+ 型の不純物領域12bからなるフォトダイオ−ド
12や、n型の電荷転送路13、p+ 型のチャネルス
トッパ14が形成されている。前記基板11上には、多
結晶シリコンからなる第1の電極15,第2の電極16
がゲ−ト酸化膜17等を介して前記電荷転送路13の上
方に位置するように形成されている。前記第1・第2の
電極15,16の表面には、酸化膜18が形成されてい
る。前記ゲ−ト酸化膜17及び酸化膜18には、層間絶
縁膜19が形成されている。前記受光部12の中心部を
除く前記層間絶縁膜19上には、光遮蔽膜20が形成さ
れている。前記光遮蔽膜20を含む前記層間絶縁膜19
上には、パッシベ−ション膜21が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
従来の固体撮像装置において、光遮蔽膜20としては通
常AI−Si ,AI−Si−Cu等のアルミ系の材料
が使用されており、感光部2の間口面積はこのアルミ系
の膜により決定されていた。しかしながら、アルミ膜は
、光遮蔽膜20形成用のマスク材(レジストパタ−ン等
)のアッシャ−処理、パッシベ−ション膜11形成、シ
ンタ−等の300 〜400 ℃の熱処理の際、アルミ
膜の突起物(ヒロック)やボイドが発生し、光が透過す
る。また、光遮蔽膜20とSi基板11との間にある層
間絶縁膜19を介しての多重反射によって電荷転送路1
3へ光が漏れ込み、スミアが発生する。
【0005】従って、層間絶縁膜19を薄膜化する必要
があるが、CCDは感光部(フォトダイオ−ド部)12
と電荷転送路13との間の段差が1.0μm以上もあり
、この段差を軽減してエッチング残渣や配線の段切れを
防ぐ方法として層間絶縁膜としてのBPSG膜によるリ
フロ−を行なっているため、層間絶縁膜19は厚くなっ
てしまい、光が漏れ込み易くなる。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、電極の側壁で光遮蔽膜の下に反射防止膜としてのT
iN膜を設けることにより、ヒロック低減,光遮蔽膜と
基板との多重反射の防止によるスミア特性の向上,段差
形状の改善が可能な固体撮像装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板に
形成され光を受けて信号電荷に変える感光部と、前記半
導体基板に形成され信号電荷を転送する電荷転送路と、
前記半導体基板上の上方で該基板主面と垂直な方向に互
いに離間して形成された第1・第2の電極と、前記第1
・第2の電極の側壁に絶縁膜を介して形成されたTiN
膜と、前記第1・第2の電極の上方を含むその近傍に形
成された光遮蔽膜とを具備することを特徴とする固体撮
像装置である。
【0008】本発明者は、前記スペ−サを図4に示すよ
うなLDD(Lightly  DopedDrain
)構造のMOSトランジスタ(VLSI製造技術,日経
BP社,p21〜24)から考察した。図4において、
23は例えばp型の半導体基板、24はn− 型層24
a,n+ 型層24bからなるソ−ス領域、25はn−
 型層25a,n+ 型層25bからなるドレイン領域
、26は前記基板23上にゲ−ト酸化膜27を介して形
成されたゲ−ト電極、28はゲ−ト電極26の側壁に形
成されたスペ−サである。こうした構成のMOSトラン
ジスタでは、前記スペ−サ28はホットキャリア効果を
抑えるために設けられており、その材料としては主にS
iO2 等が用いられている。つまり、本発明者は、上
述したスペ−サを遮光性のあるMoSi,WSi,Ti
N等の膜で形成して本発明に係る固体撮像装置における
遮光膜の側面として開口面積を決めてやることにより、
遮光膜材料の横方向へのヒロックによる開口面積の縮小
を抑制できないかと考えた。本発明において、前記光遮
蔽膜の材料としては、例えばAI−Si,AI−Si−
Cu等のアルミ系の材料が挙げられる。
【0009】
【作用】本発明においては、従来に比べて遮光長さが広
がり、光遮蔽膜と半導体基板との多重反射の防止できる
とともに、アルミのヒロック低減,ボイドの形成を低減
をなし得るとともに、かつ段差形状をゆるやかにできる
。また、前記TiN膜はバリアメタルとしても用いられ
ているので、コンタクト抵抗の低減にもなる。更に、ア
ルミの横ヒロックも抑制できるため、ヒロックによる開
口面積の縮小で生じる黒キズ不良対策を回避できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る固体撮像装置
を製造工程順に図1(A)〜(E)を参照して説明する
【0011】(1) まず、常法により、p型のSi基
板31の表面の所定の位置に、p+ 型の不純物領域3
2a及びn+ 型の不純物領域32bからなるフォトダ
イオ−ド32や、n型の電荷転送路33や、p+ 型の
チャネルストッパ34を形成する。つづいて、前記基板
31上面にゲ−ト酸化膜35を形成した。次に、全面に
多結晶シリコン層を堆積した後、レジスト膜をマスクと
してこの多結晶シリコン層をパタ−ニングして第1の電
極36を電荷転送路33の真上に位置するように形成し
た。更に、前記第1の電極36の表面を酸化した後、こ
の電極36の上に上記と同様にして第2の電極37を形
成した。ひきつづき、露出する第1の電極36及び第2
の電極37の各々の表面に酸化膜38を形成した後、全
面にTiN膜39をスパッタ法により形成した(図1(
A)図示)。
【0012】(2) つづいて、前記TiN膜39を方
向性イオンエッチングにより均一にエッチングし、前記
電極36,37の側壁及び平坦部に薄くTiN膜39を
残存させた(図1(B)図示)。次に、図1(C)に示
すように全面にアルミ膜40を堆積させた後、前記フォ
トダイオ−ド32に対応する部分より若干内側に開口し
たレジストパタ−ン(図示せず)を形成した。次いで、
このレジストパタ−ンを用いて前記アルミ膜40,Ti
N膜39を選択的にエッチングした(図1(D)図示)
。更に、全体にパッシベ−ション41を形成し、固体撮
像装置を製造した(図1(E)図示)。
【0013】このようにして製造される固体撮像装置に
よれば、感光部2と、信号電荷を転送する垂直CCD部
1,水平CCD部3と、信号電荷を出力する出力回路部
4とからなり、光遮蔽膜としてのアルミ膜40の下部で
電極36,37の側方及び上方にTiN膜39を配置し
た構成となっている。従って、従来に比べて遮光長さが
広がり、アルミ膜40とSi基板21との多重反射が防
止できるとともに、アルミのヒロック低減,ボイドの形
成を低減をなし得るとともに、かつ段差形状をゆるやか
にできる。また、前記TiN膜39はバリアメタルとし
ても用いられているので、コンタクト抵抗の低減にもな
る。更に、アルミの横ヒロックも抑制できるため、ヒロ
ックによる開口面積の縮小で生じる黒キズ不良対策を回
避できる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、電極
の側壁で光遮蔽膜の下に反射防止膜としてのTiN膜を
設けることにより、ヒロック低減,光遮蔽膜と基板との
多重反射の防止によるスミア特性の向上,段差形状の改
善が可能な固体撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る固体撮像装置の製造方
法を工程順に示す断面図。
【図2】固体撮像装置の一構成を示すCCDの概略平面
図。
【図3】従来の固体撮像装置の断面図。
【図4】LDD構造のMOSトランジスタの説明図。
【符号の説明】
31…Si基板、32…フォトダイオ−ド、33…電荷
転送路、35…ゲ−ト酸化膜、36,37…電極、39
…TiN膜、40…アルミ膜(光遮蔽膜)、41…パッ
シベ−ション膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板に形成され光を受けて信号
    電荷に変える感光部と、前記半導体基板に形成され信号
    電荷を転送する電荷転送路と、前記半導体基板上の上方
    で該基板主面と垂直な方向に互いに離間して形成された
    第1・第2の電極と、前記第1・第2の電極の側壁に絶
    縁膜を介して形成されたTiN膜と、前記第1・第2の
    電極の上方を含むその近傍に形成された光遮蔽膜とを具
    備することを特徴とする固体撮像装置。
JP3137770A 1991-06-10 1991-06-10 固体撮像装置 Pending JPH04361570A (ja)

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JP3137770A JPH04361570A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 固体撮像装置

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JP3137770A JPH04361570A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 固体撮像装置

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JP3137770A Pending JPH04361570A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 固体撮像装置

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