JPH04360937A - 外壁目地部の防水構造 - Google Patents

外壁目地部の防水構造

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JPH04360937A
JPH04360937A JP13404991A JP13404991A JPH04360937A JP H04360937 A JPH04360937 A JP H04360937A JP 13404991 A JP13404991 A JP 13404991A JP 13404991 A JP13404991 A JP 13404991A JP H04360937 A JPH04360937 A JP H04360937A
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wall
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waterproof structure
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Toshiyuki Sato
俊之 佐藤
Hidetoshi Gomi
五味 英俊
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット住宅等の外壁
における防水構造に関し、特に、上側外壁材と下側外壁
材とを接合する目地部に、その上側外壁材下縁裏側から
下側外壁材上縁表側にわたって壁下水切りを配設してな
る外壁目地部の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示すように、屋根部1と
連続する外壁部2において、上側の化粧外壁材(例えば
塗装済み硬質木片セメント板)3と、屋根部1側に接続
される下側の下地外壁材(例えば構造用合板)4とを接
合する目地部5には、従来、実公昭59−36537号
公報に示すような水切り装置や、あるいは、図3,図4
に示すように、壁下水切り6,防水紙(例えばアスファ
ルトルーフィング)7,雨押え8,水切りカバー9,コ
ーキング材10等からなる防水構造が設けられている。
【0003】このような防水構造において用いられる壁
下水切り6は、従来、塩化ビニル樹脂被覆鋼板等により
図5(a),(b)に示すような形状に形成されている
。つまり、図5(a),(b)に示すように、壁下水切
り6には、その中央部に外壁材3,4間の目地部5を通
過する段部6aが形成されるとともに、この段部6aか
ら化粧外壁材3の下縁裏側に沿って延在する上側部分6
bと、段部6aから下地外壁材4の上縁表側に沿って延
在する下側部分6cとが形成されている。
【0004】上述のような壁下水切り6は、その上側部
分6bを化粧外壁材3の下縁裏側に工場にて予め取り付
られており、住宅の建築現場において、化粧外壁材3と
下地外壁材4とを接合する際に、適当な間隙をあけて壁
下水切り6の下側部分6cを下地外壁材4の上縁表側に
配設することにより、壁下水切り6が、目地部5に化粧
外壁材3の下縁裏側から下地外壁材4の上縁表側にわた
って配設される。
【0005】そして、屋根部1側から下地外壁材4に沿
って配設される防水紙7および雨押え8を立ち上げ、こ
れらの防水紙7および雨押え8の上縁部分を、図3,図
4に示すように、下地外壁材4と壁下水切り6の下側部
分6cとの間に差し込む。
【0006】この後、図3に示すように、壁下水切り6
の下側部分6cと、防水紙7および雨押え8の上縁部分
とを水切りカバー9に覆うとともに、水切りカバー9と
化粧外壁材3の下縁部との間の目地部5にコーキング材
10を充填して、防水構造が形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
外壁目地部の防水構造では、目地部5に化粧外壁材3の
下縁裏側から下地外壁材4の上縁表側にわたって配設さ
れる壁下水切り6が、塩化ビニル樹脂被覆鋼板等により
変形不可に形成されているため、建築現場での防水紙7
や雨押え8の立ち上げ作業性が悪いという課題があった
【0008】また、壁下水切り6が前述の通り変形でき
ないため、この壁下水切り6を、下地外壁材4と壁下水
切り6の下側部分6cとの間に差し込んだ防水紙7や雨
押え8に密着させることができず、図4に示すように隙
間が生じてしまう。従って、その隙間にコーキング材を
充填する必要があり、施工信頼性の小さいコーキング材
の充填に防水を頼る場合が多い。
【0009】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、建築現場での作業性の向上をはかるととも
に、コーキング材の充填によることなく高い水密性を実
現できるようにした外壁目地部の防水構造を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の外壁目地部の防水構造は、上側外壁材と下
側外壁材とを接合する目地部に、前記上側外壁材下縁裏
側から前記下側外壁材上縁表側にわたって壁下水切りを
配設してなるものにおいて、その壁下水切りとしてシー
ト状部材を用いることを特徴としている。
【0011】また、シート状部材の上側外壁材下縁裏側
に配設される部分に、該上側外壁材下縁裏側に沿う板状
部材を設けるとともに、シート状部材の下側外壁材上縁
表側に沿う面に、粘着層を設けてもよい。
【0012】
【作用】上述した本発明の外壁目地部の防水構造では、
上側外壁材下縁裏側から下側外壁材上縁表側にわたって
配設される壁下水切りとして、シート状部材が用いられ
るため、建築現場での防水紙,雨押え等の立ち上げ作業
は、シート状部材をめくり上げて行なうことができるほ
か、その立ち上げ作業完了後には、シート状部材を垂ら
して下側外壁材上縁表側へ密着させることができる。
【0013】また、シート状部材の上側外壁材下縁裏側
に板状部材を設けることで、壁下水切りとしてのシート
状部材の上側外壁材への取付を容易に行なえるほか、シ
ート状部材の下側外壁材上縁表側に沿う面に粘着層を設
けることで、シート状部材の下側外壁材上縁表側への密
着性を十分に得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
外壁目地部の防水構造について説明すると、図1はその
構造を適用された外壁目地部を示す模式的な断面図、図
2(a),(b)はそれぞれ本実施例の構造における壁
下水切りを示す正面図,側面図である。
【0015】なお、本実施例においても、本発明の構造
を、図3に示した従来構造と同様に、屋根部1と連続す
る外壁部2において、上側の化粧外壁材3と、屋根部1
側に接続される下側の下地外壁材4とを接合する目地部
5に適用した場合について説明する。
【0016】本実施例の防水構造は、図1に示すように
、化粧外壁材3と下地外壁材4とを接合する目地部5に
化粧外壁材3の下縁裏側から下地外壁材4の上縁表側に
わたって配設される水切りシート(壁下水切り)11と
、従来と同様の防水紙(例えばアスファルトルーフィン
グ)7,雨押え8などとから構成されている。また、図
1中には図示しないが、本実施例においても、図3に示
した従来構造と同様に、水切りカバー等が施されている
【0017】そして、本実施例の防水構造における壁下
水切りとしては、前述のように、水切りシート11つま
りシート状部材が用いられている。
【0018】この水切りシート11は、図1および図2
(a),(b)に示すように、EPDMから形成されて
おり、その化粧外壁材3の下縁裏側に配設される部分に
は、化粧外壁材3の下縁裏側に沿う塩化ビニル樹脂被覆
鋼板製の板状部材12が設けられるとともに、下地外壁
材4の上縁表側に沿う面には、粘着層13が設けられて
いる。
【0019】なお、粘着層13の表面は、未使用時には
離型紙13aにより覆われており、水切りシート11を
下地外壁材4の上縁表側に密着させる場合にこの離型紙
13aが剥がされるようになっている。
【0020】上述のごとく構成された水切りシート11
は、板状部材12を介して化粧外壁材3の下縁裏側に工
場にて予め取り付られており、住宅の建築現場において
、水切りシート11を上方にめくり上げた状態で、屋根
部1側から下地外壁材4に沿って配設される防水紙7お
よび雨押え8を立ち上げる。
【0021】そして、防水紙7および雨押え8の立ち上
げ作業の完了後に、離型紙13aを剥がして粘着層13
を露出させた状態で、水切りシート11を垂らして下地
外壁材4の上縁表側(ここでは雨押え8上)に密着させ
る。
【0022】この後、従来の構造と同様に(図3参照)
、目地部5を水切りカバー等により覆って防水構造が形
成される。
【0023】このように、本実施例の防水構造によれば
、壁下水切りとしてシート状の水切りシート11が用い
られるため、建築現場での防水紙7,雨押え8等の立ち
上げ作業が極めて容易に行なえるようになるほか、水切
りシート11は自在に変形できるので、立ち上げ作業完
了後には、水切りシート11を垂らすだけで下地外壁材
4の上縁表側へ容易に密着させることができる。
【0024】また、水切りシート11の化粧外壁材3の
下縁裏側に剛性の高い板状部材12を設けることで、水
切りシート11の化粧外壁材3への取付が容易に行なわ
れるほか、粘着層13を設けることで、水切りシート1
1の下地外壁材4の上縁表側への密着性が十分に確保で
き、より確実な水密性を得ることができる。
【0025】なお、上記実施例では、屋根部1と連続す
る外壁部2における目地部5に本発明の構造を適用した
場合について説明しているが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、外壁部どうしの目地部にも同様に適
用される。
【0026】また、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の外壁目地
部の防水構造によれば、壁下水切りとしてシート状部材
を用いることにより、建築現場での作業性が大幅に向上
するとともに、コーキング材の充填によることなく高い
水密性を得られる効果がある。
【0028】また、シート状部材に板状部材を設けるこ
とで、シート状部材を上側外壁材に容易に取り付けるこ
とができるほか、シート状部材に粘着層を設けることで
、シート状部材の下側外壁材上縁表側への密着性が得ら
れ、より高い水密性を実現できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての外壁目地部の防水構
造を適用された外壁目地部を示す模式的な断面図である
【図2】本実施例の構造における壁下水切りを示すもの
で、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。
【図3】従来の外壁目地部の防水構造を適用された外壁
目地部を示す断面図である。
【図4】従来構造の要部を模式的に示す断面図である。
【図5】従来構造における壁下水切りを示すもので、(
a)はその正面図、(b)はその側面図である。
【符号の説明】
1    屋根部 2    外壁部 3    化粧外壁材(上側外壁材) 4    下地外壁材(下側外壁材) 5    目地部 7    防水紙 8    雨押え 11    水切りシート(壁下水切り,シート状部材
)12    板状部材 13    粘着層 13a  離型紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上側外壁材と下側外壁材とを接合する
    目地部に、前記上側外壁材の下縁裏側から前記下側外壁
    材の上縁表側にわたって壁下水切りを配設してなる外壁
    目地部の防水構造において、前記壁下水切りとしてシー
    ト状部材が用いられることを特徴とする外壁目地部の防
    水構造。
  2. 【請求項2】  前記シート状部材の前記上側外壁材下
    縁裏側に配設される部分に、該上側外壁材の下縁裏側に
    沿う板状部材が設けられるとともに、前記シート状部材
    の前記下側外壁材上縁表側に沿う面に、粘着層が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の外壁目地部の
    防水構造。
JP13404991A 1991-06-05 1991-06-05 外壁目地部の防水構造 Expired - Lifetime JP3061656B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08165780A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Natl House Ind Co Ltd 水切り板の取付構造
JP2008057260A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Nishikawa Rubber Co Ltd 目地の防水構造
JP2009281034A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 土台水切り及び土台水切りの施工方法

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