JPS642750B2 - - Google Patents

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JPS642750B2
JPS642750B2 JP971983A JP971983A JPS642750B2 JP S642750 B2 JPS642750 B2 JP S642750B2 JP 971983 A JP971983 A JP 971983A JP 971983 A JP971983 A JP 971983A JP S642750 B2 JPS642750 B2 JP S642750B2
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JP
Japan
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sealant
silicone
filled
flashing
wall surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP971983A
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English (en)
Other versions
JPS59134269A (ja
Inventor
Toshiro Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP971983A priority Critical patent/JPS59134269A/ja
Publication of JPS59134269A publication Critical patent/JPS59134269A/ja
Publication of JPS642750B2 publication Critical patent/JPS642750B2/ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は建造物の外壁面より突出した屋根と外
壁面との間における外壁の防水構造に関するもの
である。
〔背景技術〕
従来より建造物の外壁面1に屋根を取付けるに
あたつては、第1図及び第2図に示すような防水
構造がとられている。図中12は屋根下地材、1
3は捨谷、14は野地板、15は板のし下地、1
6は板のし、2は雨押えカバー、3は水切下地
棧、4は水切板、17は瓦、18はしつくい、2
3は断熱下地板である。そして、外壁面1と水切
板4及び外壁面1と押えカバー2の上端部との間
には、防水性や接着性等に優れた高性能のシリコ
ン系シーリング材10を充填して外壁面1と屋根
との間の水密性を向上している。また、外壁面1
を構成する外壁材間に形成される縦目地6と上記
面付水切板4等とが交差する部分においては、第
3図及び第4図に示すような防水構造がとられて
いる。すなわち、縦目地6にはシリコン系シーリ
ング材よりもやや低性能ではあるが、縦目地6で
の防水性は十分確保できる低価格のウレタン系シ
ーリング材8を充填するのが良いので、各シーリ
ング材7,8,10の施工順序としては第3図で
は、まず初めに雨押えカバー2の上端部分にて外
壁面1にシリコン系シーリング材7を充填し、そ
の際縦目地6内にもこのシーリング材7を充填
し、次いで水切板4の上端部と外壁面1との間の
凹部9内にシリコン系シーリング材10を充填
し、そして最後に縦目地6内にウレタン系シーリ
ング材8を充填しているものであつた。しかし乍
ら、この方法ではウレタン系シーリング材8をシ
リコン系シーリング材10の後に充填すると、シ
リコン系シーリング材10に対するウレタン系シ
ーリング材8の接着性が悪いので、打継ぎ部11
より剥離して第3図のA矢印部分より雨水が内部
に浸入する恐れがあるという欠点があつた。従つ
て、シリコン系シーリング材10は接着性の点か
らウレタン系シーリング材8を縦目地6に充填し
た後に各部分に充填するのが良いのであるが、第
4図に示すように縦目地6にウレタン系シーリン
グ材8を充填した後にシリコン系シーリング材
7,10を充填したのでは、縦目地6部分のウレ
タン系シーリング材8がその後の水切下地棧3や
水切板4等の取付作業で汚れ易く、また雨仕舞が
後になるという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、縦化粧目地に充填されるウレタン系シーリン
グ材と、外壁面と水切板等との間に充填されるシ
リコン系シーリング材との接着性が良く、しかも
目地部分のウレタン系シーリング材が汚れたり雨
仕舞が後になるということのない外壁の防水構造
を提供することを目的とするものである。
〔発明の開示〕
すなわち、本発明は外壁面1に略水平方向に固
着された水切下地棧3で雨押えカバー2の上部を
押え付けて雨押えカバー2の上端を水切下地棧3
の上面より突出せしめ、水切下地棧3の外面側に
水切板4を取付けて水切板4の上端部に水切下地
棧3より上方へ突出した突出部5を形成すると共
に突出部5と外壁面1との間に凹部9を形成し、
上記雨押えカバー2及び下地棧3の上端部分にお
いて水切り下地棧3の長手方向に沿つて外壁面1
にシリコン系シーリング材7を充填すると共に雨
押えカバー2の上端部付近から突出部5の上端部
付近の背方において外壁面1に形成される外壁材
間の縦目地6内にこのシリコン系シーリング材7
を充填し、上記外壁面1に充填したシリコン系シ
ーリング材7よりも縦目地6に充填したシリコン
系シーリング材7を上方に突出させ、縦目地6の
上記シリコン系シーリング材7を充填していない
部分に上記縦目地6に充填したシリコン系シーリ
ング材7の上端に連続してウレタン系シーリング
材8を充填し、外壁面1に充填したシリコン系シ
ーリング材7の上方において上記凹部9の底とな
るバツクアツプ材22を配置し、該バツクアツプ
材22を底とする凹部9内に水切下地棧3の長手
方向に沿つてシリコン系シーリング材10を充填
すると共にこのシリコン系シーリング材10で縦
目地6内のシリコン系シーリング材7とウレタン
系シーリング材8との打継ぎ部11を屋外側より
被覆し、打継ぎ部11のやや下方におけるバツク
アツプ材22に対応する位置においては縦目地6
部分のみに上記シリコン系シーリング材7が存在
して成ることを特徴とする外壁の防水構造により
上記目的を達成したものである。
以下本発明の実施例により詳述する。第5図に
示すように雨押えカバー2の立上り片20は水切
下地棧3に押え付けられて外壁面1に固着してあ
る。外壁面1に水平に取付けられた水切下地棧3
の外面側には取付板21が被着してあつて、この
取付板21には水切板4が嵌め合わせてある。水
切板4の上端部には水切下地棧3よりも上方へ突
出した突出部5が形成してあり、突出部5と外壁
面1との間には凹部9が形成されている。図中2
2はバツクアツプ材、6は外壁面1に形成された
縦目地である。
しかして、上記外壁面1の縦目地6や外壁面1
と各部材間にシーリング材を充填して防水処理を
行なうにあたつては、まず初めに雨押えカバー2
の立上り片20の上端部にて外壁面1にシリコン
系シーリング材7を水平方向に充填する。その
際、一部は突出部5の後方における縦目地6内に
充填する。次に、突出部5の上方にて縦目地6内
にウレタン系シーリング材8を充填する。次い
で、凹部9内にバツクアツプ材22等を挿入した
後シリコン系シーリング材10を充填する。この
シリコン系シーリング材10は上記で充填したシ
リコン系シーリング材7とウレタン系シーリング
材8の打継ぎ部11を屋外側から覆うようにして
水平方向に充填するものである。この後打ちした
シリコン系シーリング材10はウレタン系シーリ
ング材8に十分接着して剥離したりすることがな
いものである。また外壁面1に水切下地棧3や水
切板4を取付けた後にウレタン系シーリング材8
を縦目地6に充填できるので、縦目地6が作業時
に汚れたりすることがないものであり、またウレ
タン系シーリング材8を充填する前に外壁面1と
雨押えカバー2との継ぎ目等にシリコン系シーリ
ング材7を充填しているので、施工の途中に雨が
降つたような場合でも雨漏りの心配がないもので
ある。
〔発明の効果〕
雨押えカバー及び水切下地棧の上端部分におい
て水切下地棧の長手方向に沿つて外壁面にシリコ
ン系シーリング材を充填すると共に雨押えカバー
の上端部付近から突出部の上端部付近の背方にお
いて外壁面に形成される外壁材間の縦目地内にこ
のシリコン系シーリング材を充填し、上記外壁面
に充填したシリコン系シーリング材よりも縦目地
に充填したシリコン系シーリング材を上方に突出
させ、縦目地の上記シリコン系シーリング材を充
填していない部分に上記縦目地に充填したシリコ
ン系シーリング材の上端に連続してウレタン系シ
ーリング材を充填し、外壁面に充填したシリコン
系シーリング材の上方において上記凹部の底とな
るバツクアツプ材を配置し、該バツクアツプ材を
底とする凹部内に水切下地棧の長手方向に沿つて
シリコン系シーリング材を充填すると共にこのシ
リコン系シーリング材で縦目地内のシリコン系シ
ーリング材とウレタン系シーリング材との打継ぎ
部を屋外側より被覆し、打継ぎ部のやや下方にお
けるバツクアツプ材に対応する位置においては縦
目地部分のみに上記シリコン系シーリング材が存
在しているので、外壁面と水切板との間及び外壁
面と雨押えカバーの上端部との間に高性能のシリ
コン系シーリング材を充填して壁際における水密
性を確保し、また外壁面の縦目地内にウレタン系
シーリング材を充填して低価格にて縦目地の防水
性を確保することができるのはもちろんのこと、
凹部内に充填したシリコン系シーリング材はウレ
タン系シーリング材の後に充填したのでウレタン
系シーリング剤に対する接着性が良く、剥離する
ことなく外壁面と水切板との間に充填すると共に
縦目地内に打継ぎ部を屋外側より被覆することが
できてシリコン系シーリング材とウレタン系シー
リング材との打継ぎ部分より雨水が浸入するとい
うことがないものである。また、水切下地棧や水
切板を外壁面に取付けた後にウレタン系シーリン
グ材を縦目地内に充填することができ、雨仕舞が
後になるということがなく、しかも縦目地内のウ
レタン系シーリング材が汚れるということもない
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は外壁面と屋根との接続部分を示す要部
斜視図、第2図は同上の断面図、第3図は従来例
の要部断面図、第4図は他の従来例の要部断面
図、第5図は本発明一実施例の要部断面図であ
る。 1は外壁面、2は雨押えカバー、3は水切下地
棧、4は水切板、5は突出部、6は縦目地、7は
シリコン系シーリング材、8はウレタン系シーリ
ング材、9は凹部、10はシリコン系シーリング
材、11は打継ぎ部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外壁面に略水平方向に固着された水切下地棧
    で雨押えカバーの上部を押え付けて雨押えカバー
    の上端を水切下地棧の上面より突出せしめ、水切
    下地棧の外面側に水切板を取付けて水切板の上端
    部に水切下地棧より上方へ突出した突出部を形成
    すると共に突出部と外壁面との間に凹部を形成
    し、上記雨押えカバー及び水切下地棧の上端部分
    において水切下地棧の長手方向に沿つて外壁面に
    シリコン系シーリング材を充填すると共に雨押え
    カバーの上端部付近から突出部の上端部付近の背
    方において外壁面に形成される外壁材間の縦目地
    内にこのシリコン系シーリング材を充填し、上記
    外壁面に充填したシリコン系シーリング材よりも
    縦目地に充填したシリコン系シーリング材を上方
    に突出させ、縦目地の上記シリコン系シーリング
    材を充填していない部分に上記縦目地に充填した
    シリコン系シーリング材の上端に連続してウレタ
    ン系シーリング材を充填し、外壁面に充填したシ
    リコン系シーリング材の上方において上記凹部の
    底となるバツクアツプ材を配置し、該バツクアツ
    プ材を底とする凹部内に水切下地棧の長手方向に
    沿つてシリコン系シーリング材を充填すると共に
    このシリコン系シーリング材で縦目地内のシリコ
    ン系シーリング材とウレタン系シーリング材との
    打継ぎ部を屋外側より被覆し、打継ぎ部のやや下
    方におけるバツクアツプ材に対応する位置におい
    ては縦目地部分のみに上記シリコン系シーリング
    材が存在して成ることを特徴とする外壁の防水構
    造。
JP971983A 1983-01-24 1983-01-24 外壁の防水構造 Granted JPS59134269A (ja)

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JP971983A JPS59134269A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 外壁の防水構造

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JP971983A JPS59134269A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 外壁の防水構造

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Publication Number Publication Date
JPS59134269A JPS59134269A (ja) 1984-08-01
JPS642750B2 true JPS642750B2 (ja) 1989-01-18

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ID=11728093

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