JPH04355660A - 同期可能な電源制御器及びそれを組込んだシステム - Google Patents

同期可能な電源制御器及びそれを組込んだシステム

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JPH04355660A
JPH04355660A JP4048929A JP4892992A JPH04355660A JP H04355660 A JPH04355660 A JP H04355660A JP 4048929 A JP4048929 A JP 4048929A JP 4892992 A JP4892992 A JP 4892992A JP H04355660 A JPH04355660 A JP H04355660A
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voltage
power supply
output
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JP4048929A
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Jr Walter S Gontowski
エス. ゴントウスキー, ジュニア ウォルター
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STMicroelectronics lnc USA
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SGS Thomson Microelectronics Inc
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Publication date
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
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    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/285Single converters with a plurality of output stages connected in parallel
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調整型電源及びそれを
使用するシステムに関するものであって、更に詳細には
、レギュレータ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ及び制御システムなどのよ
うな複雑な最近の電子システムにおいては、システム内
の回路に対して調整された電源電圧を供給することは、
最適なシステム性能を確保するために必要なことである
。特にモジュール型システムに対して有用な従来の技術
は、複数個の調整された電源を与えることである。この
様なモジュール型アプローチは、適宜の寸法のそれ自身
の調整された電源を付加するだけで、例えばコンピュー
タシステム用のアドオンボードなどのような別の機能的
モジュールを付加することを可能としている。この様に
、単一のマスターの電源が増分的なモジュールの付加に
よりオーバーロードされることの懸念なしで、事実上無
制限の態様でモジュールの付加を行なうことが可能であ
る。n個のモジュールに対してn+1個の調整型電源を
与えることにより、電源の故障又はオーバーロード条件
の場合に予備の調整型電源を与えることになり、従って
、この概念に基づいて、全体的なシステムの信頼性も向
上することが可能である。
【0003】広範囲に使用されているタイプの電源制御
器はパルス幅変調型(PWM)制御器である。公知の如
く、PWM電源制御器は、それらの出力端において、実
際の電源電圧(負荷に印加されるもの)に対応するフィ
ードバック信号とその電圧が調整される基準電圧(即ち
、コマンドされるレベル)との間の差異に従って変化す
るパルス幅の一連のパルスを供給する。二つのモードの
PWM電源制御が従来使用されており、即ち、電圧モー
ドと電流モードの二つである。
【0004】電圧モードPWM電源制御は、出力電源電
圧と基準レベルとを比較することにより行なわれ、それ
らの間の差異に対応するエラー信号を発生する。このエ
ラー信号は、自走型R−Cオシレータからの振動する鋸
歯状信号に対して比較され、その結果PWM方形波が発
生され、それは出力端へ印加される。電圧モードPWM
電源制御器の例としては、エスジーエス−トムソンマイ
クロエレクトロニクス、インコーポレイテッドにより製
造販売されているL296、L4960、L4962、
L4964スイッチングレギュレータなどがある。電流
モードPWM電源制御は、電源制御器により負荷(通常
は、変圧器の一次側)へ供給される電流を検知し、それ
をコマンドされているレベルに対して比較し、且つその
比較に従ってR−Cオシレータにより確立される周波数
において一連のラッチをトグル動作することにより行な
われる。電流モードPWM電源制御器の例としては、エ
スジーエス−トムソンマイクロエレクトロニクス、イン
コーポレイテッドにより製造販売されているUC184
2/2842/3842シリーズの制御器や、ユニトロ
ード社により製造販売されているUC3825などがあ
る。これらの電圧及び電流モードの各々の場合において
、オシレータのR−C時定数は、通常、制御器の適宜の
端子へ接続されている外部R−C回路網により定義され
る。これら両方のモードのPWM電源制御は有用なもの
であるが、電流モード制御が多くのシステムに対して好
適である。なぜならば、システム内の複数個の電源制御
器の各々からの出力電流を容易に共用することが可能だ
からである。
【0005】複数個の電流モードPWM電源制御器を具
備するシステムの場合において、電源制御器の同期は極
めて望ましいものである。該制御器の出力はパルスであ
るので、出力スイッチング過渡状態から著しい量の電磁
干渉が発生する。複数個の電源制御器が互いに同期され
ている場合には、スイッチングノイズの周波数が制限さ
れ、従って該ノイズを容易にフィルタすることが可能で
あることが知られている。
【0006】複数個のPWM電源制御器は、該制御器の
各々のオシレータを、周波数及び位相において、同期さ
せることにより、互いに同期させることが可能である。 上述した如く、電圧モードPWM制御器の各々は、比較
器に対して鋸歯状入力を発生するためにオシレータを有
しており、且つ電流モードPWM制御器の各々は、通常
、PWM出力の周波数を設定するためにオシレータを有
している。以前の同期技術は、マスター信号(該オシレ
ータのうちの一つか又は外部供給源の何れかにより発生
される)の画定を包含しており、且つ該オシレータの全
て又は一つを除いた全てを該マスター信号に対してスレ
ーブ態様で稼動させることを包含している。
【0007】外部的に発生される信号は、PWM制御器
の各々へ印加された場合に、その中のオシレータの各々
の動作を制御することが可能なマスター信号の一つの自
明な形態である。例えば、外部的に発生される鋸歯状信
号は、複数個の電圧モードPWM制御器の各々の比較器
へ直接的に印加させることが可能である。しかしながら
、多くの電圧モードPWM制御器(例えば、L296及
びL4964スイッチングレギュレータ)においては、
外部信号により稼動される場合に内部オシレータはディ
スエーブルされねばならないので、外部信号が喪失され
ると該制御器は動作不能となる。更に、この様な方法に
おいては、複雑な付加的な回路が必要とされる。幾つか
のPWM制御器(例えば、L4960及びL4962ス
イッチングレギュレータ)においては、外部信号が印加
される場合に内部オシレータをディスエーブルさせるこ
とが不可能であり、その場合には、従来の方法では、同
期を維持するために外部同期信号を使用している。しか
しながら、複数個のパルスが発生しないように(外部周
波数が低すぎる場合に発生する如く)又内部オシレータ
が打ち負かされることがないように(外部周波数が高す
ぎる場合に発生する如く)、外部同期信号を注意深く設
計せねばならない。
【0008】別の従来の同期技術によれば、複数個のP
WM制御器のオシレータが共に結合され、それらのうち
の制御器の一つがマスターとして作用し且つその他がス
レーブとして作用する。マスター制御器及びスレーブ制
御器をセットアップする典型的な方法は、一つの制御器
(即ち、マスター)を他のもの(即ち、スレーブ)が動
作する周波数よりも高い周波数で動作させることである
。マスター制御器及びスレーブ制御器の同期端子を互い
に接続することにより、マスター制御器がスレーブ制御
器を支配し且つシステム内の全ての制御器の動作を制御
することが可能である。
【0009】しかしながら、このマスター及びスレーブ
形態は、マルチ電源システムの構成及び製造をある意味
で制限することとなる。第一に、マスター制御器及びス
レーブ制御器は、好適には、異なったタイプのものであ
るので(即ち、異なった動作仕様)、両方のタイプの制
御器が製造上の在庫として維持されねばならず、システ
ムの製造を複雑化させる。第二に、この様な構成におい
ては、マスター制御器及びスレーブ制御器のオシレータ
周波数がオーバーラップするものでないことが必要であ
り、そうでないと、スレーブ制御器はエキストラなパル
スを発生することとなる。このことは、システム内のタ
イミング要素がそうでない場合に必要であるものの2倍
の精度であることを必要とし、更に、スレーブ制御器の
周波数公差限界(±10%の程度)を考慮に入れるため
に、該制御器の一方又は両方の動作がその完全な性能仕
様から幾分減少したものに保持することを必要とし、こ
れらの各効果は、そうでない場合に、与えられたシステ
ム仕様に対して必要とされるものよりも一層コスト高の
要素を使用することとなる。更に、これらの従来のマス
ター/スレーブ構成は、ファンアウトを制限しており、
従って許容されるスレーブ制御器の数は制限されている
。この様な構成は、更に、接地ノイズにより発生される
誤ったトリガ動作に対して影響を受ける蓋然性が高く、
それにより、調整された電源出力に対してジターが印加
されることとなる。
【0010】更に、この様なマスター/スレーブ構成は
、マスター制御器の故障により影響を受け、その場合に
は、スレーブ制御器の同期が失われる(即ち、スレーブ
制御器は動作不能状態となる)。従って、この構成を使
用した場合には、上述した如き所望の冗長度は完全に達
成されることはない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
とするところは、マルチ電源システムにおいて自動的同
期を与える電源制御器を提供することである。本発明の
別の目的とするところは、この様な制御器を複数個組込
んだシステムを提供することである。本発明の更に別の
目的とするところは、システム内に存在する最も速いオ
シレータに対して全ての制御器を同期させるシステムを
提供することである。本発明の更に別の目的とするとこ
ろは、システム内の全ての制御器が同一のタイプである
システムを提供することである。本発明の更に別の目的
とするところは、全ての制御器に対しシングルエンデド
同期パルスを供給するシステムを提供することである。 本発明の更に別の目的とするところは、ノイズに対する
免疫性を改善するために差動的同期信号を供給するシス
テムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、オシレータ電
圧が第一スレッシュホールドレベルに到達すると、同期
パルス及び一層高い充電用電流を発生するオシレータを
有するパルス幅変調型(PWM)制御器において具現す
ることが可能である。該同期パルスは、システム内のそ
の他の同様な制御器へ供給することが可能であり、その
場合には、該同期パルスを発生すべき第一オシレータが
、他の制御器をしてそれと同期させる。その結果、最も
高い自走型オシレータ周波数を有する制御器が、システ
ム内の他の制御器の動作を制御する。該同期パルスは、
更に、各制御器内において内部的に使用され、同期期間
中に出力をディスエーブルさせ且つ比較器をマスクし、
従ってジターが減少される。該同期パルスは、シングル
エンデド型又は差動型の何れかとすることが可能である
【0013】
【実施例】図1を参照すると、本発明の第一実施例に基
づいて構成された電流モードPWM電源制御器2が示さ
れている。注意すべきことであるが、本発明は制御器2
などのような電流モード制御器に対して特に有用なもの
であるが、本明細書に記載する同期技術は、電圧モード
PWM電源制御器に対しても同様に適用可能なものであ
る。更に、本明細書に記載する制御器の各実施例は、好
適には、低コスト及び良好な部品パラメータマッチング
のために、単一の集積回路として製造することが可能な
ものであることに注意すべきである。
【0014】制御器(コントローラ)2は、例えば、エ
スジーエス−トムソンマイクロエレクトロニクス、イン
コーポレイテッドにより製造販売されているUC184
2/2842/3842シリーズの制御器、及びユニト
ロード社により製造販売されているUC3825制御器
などのような電流モードPWM電源制御器に対して実質
的に従来の態様で構成されているが、以下に詳細に説明
する如く、オシレータ10及びその出力及び比較の制御
に関する構成はこれら従来のものと異なる部分である。 従って、制御器2は、比較器4を有しており、比較器4
は、端子CSENSEにおいて受取られる電圧を、エラ
ー増幅器6の出力と比較する。電流モードPWM制御器
の場合に慣用されている如く、端子CSENSEにおけ
る電圧は、制御器2の出力端子OUTと通常は変圧器の
一次側コイルであるそれに対して印加される負荷との間
に直列接続されている小さな検知用抵抗を横断してとら
れる電圧である。そうであるから、比較器4は、制御器
2の出力端子OUTにおいて与えられる電流に対応する
信号を一つの入力端において受取る。
【0015】エラー増幅器6は、端子REFにおいて受
取られる(又は、制御器2へ印加される基準電圧に基づ
いてチップ上で発生される)基準レベルと、電流モード
PWM制御器2に対して慣用されている如く、制御器2
の出力に基づいて端子FBへ印加されるフィードバック
電圧との間の差異に対応する出力を供給する差動増幅器
である。理解すべきことであるが、幾つかの従来の電流
モードPWM制御器は、エラー増幅器6の出力を、比較
器4による比較のために適したレベルへ調節するための
受動要素を有している。エラー増幅器6により発生され
且つ比較器4へ印加されるコマンドされたレベルは、基
準値であり、それに対して、検知された出力電流が比較
される。
【0016】注意すべきことであるが、エラー増幅器6
は、更に、好適には、エラー増幅器制御回路7によって
示される、当該技術分野において公知のある付加的な機
能に基づいて制御される。例えば、端子SSは、エラー
増幅器6をイネーブルさせる前に「ソフトスタート」時
定数を与えるための従来の態様で外部コンデンサへ接続
させることが可能であり、この様なソフトスタート機能
は、出力電流がその負荷をパワーアップを開始する場合
に制御された割合でランプアップ即ち傾斜勾配で上昇す
ることを可能とし、その際に大きなパワーアップ過渡的
状態が発生することを回避している。過小電圧ロックア
ウト回路3も、エラー増幅器制御回路7へ入力を供給し
、端子Vccにおいて受取られた入力電圧がある下限以
下のものである場合に、エラー増幅器6をディスエーブ
ルさせ、過小電圧ロックアウト回路3は、更に、この時
間期間中制御器2の出力をディスエーブルさせる(NO
Rゲート9をディスエーブルさせることにより)。図示
していないこれら及びその他の付加的な特徴は当該技術
分野における電流モードPWM電源制御器にとって慣用
されているものであり且つ制御器2内に設けることが可
能である。
【0017】比較器4の出力端はPWMフリップフロッ
プ8のセット入力端へ結合されており、該フリップフロ
ップは従来のR−Sフリップフロップ(セット支配的)
である。このPWMフリップフロップ8のリセット入力
端は、オシレータ10からの信号をラインOL上で受取
る。オシレータ10は、外部受動的回路網へ結合されて
おり、それは、以下に詳細に説明する如く、振動周波数
を決定する。オシレータ10からの制御ラインMSKは
比較器4の制御入力端へ接続されており、従ってオシレ
ータ10は、以下に更に詳細に説明する如く、比較器4
がイネーブルされるか否かを制御する(この例において
は、比較器4はラインMSK上の高レベルでイネーブル
される)。
【0018】ORゲート7は、一方の入力端において、
PWMフリップフロップ8からのQ_出力を受取り、且
つその他方の入力端においてラインOL上のリセット信
号を受取る。ORゲート7の出力端はトグルフリップフ
ロップ5のT入力端へ接続されると共にNORゲート9
の入力端へ接続されており、NORゲート9への他の入
力端はTフリップフロップ5からのQ出力を受取る。N
ORゲート9の出力はプシュプルドライバ11を制御し
、該ドライバの出力は出力端子OUTに供給される。 注意すべきことであるが、幾つかの電流モードPWM電
源制御器にとって慣用されている如く、マルチ並列プシ
ュプルドライバ11を設けることが可能であり、その各
々が別個の出力端子を駆動することが可能である。
【0019】次に、図2を参照して、本発明の第一実施
例に基づく外部回路12と関連したオシレータ10の構
成について詳細に説明する。外部回路網12は、接地と
制御器2のRt 端子との間に接続されている抵抗Rt
 を有すると共に、一方のプレートが接地接続されてお
り且つ他方のプレートが制御器2の端子MDLY及び制
御器2の端子Ct へ接続されている直列抵抗Rsyn
cへ接続されているコンデンサCt を有している。コ
ンデンサCt と抵抗Rt の値の積は、従来の態様で
、オシレータ10の振動の充電用時定数を決定する。直
列抵抗Rsyncは比較的小型の抵抗(例えば、5Ωの
程度)である。
【0020】端子Rt は電流源14へ接続されており
、該電流源14は電源Vccからバイアスされており且
つその出力端は端子MDLYへ接続されると共にトラン
ジスタ16のコレクタへ接続されている。電流源14は
、好適には、電流ミラーであって、それは、その出力端
から端子MDLYへ電流IR を供給し、その電流は抵
抗Rt を介して端子Rt から接地への電流IR と
マッチしている。この様な電流ミラー回路は当該技術分
野において公知である。
【0021】第二電流源18も電源ノードVccからバ
イアスされており、且つその出力端は端子MDLYへ及
びトランジスタ16のコレクタへ接続されている。電流
源18は従来の電流源であり、それはイネーブル入力及
びディスエーブル入力により制御されて、イネーブルさ
れた場合に、電流IRの整数倍、例えば電流4IR の
電流をソース即ち供給する。ディスエーブルされると、
電流源18は端子MDLYに対して高インピーダンスを
与える。
【0022】端子Ct は比較器20の非反転入力端へ
接続されており、尚該比較器は従来の比較器である。比
較器20の反転入力端は調整電圧へ結合されており、該
調整電圧は以下に更に詳細に説明する如く、オシレータ
の第一スレッシュホールド電圧を設定する。この調整電
圧は、この実施例においては、約3Vであり、好適には
、制御器2からの調整された出力から発生される。ノー
ドAにおける比較器20の出力端は電流源18のイネー
ブル入力端へ結合されており、同期パルス回路22の入
力端へ結合されており、且つ出力ラッチ24及びマスク
ラッチ26のリセット入力端へ結合されている。この実
施例においては、本明細書において使用される論理記号
の使用例のために、出力ラッチ24はそのQ_出力でラ
インOLを駆動し且つマスクラッチ24はそのQ出力で
ラインMSKを駆動する。
【0023】端子MDLYは比較器30の非反転入力端
へ接続されている。比較器30は、好適には、その伝達
特性においてヒステリシスを有する従来の比較器であり
、この様な比較器の従来公知な例はシュミットトリガで
ある。比較器20の場合における如く、比較器30の反
転入力端は調整電圧を受取る。比較器30の反転入力端
へ印加される調整電圧は、非反転入力端における上昇エ
ッジに対するトリガ電圧が、例えば、約3.5Vの比較
器20のスレッシュホールド電圧よりも大きく、且つ非
反転入力端における下降エッジに対するトリガ電圧が、
例えば、約2.0Vの比較器20のスレッシュホールド
電圧よりも小さいように選択されている。ノードBにお
ける比較器30の出力端は電流源18のディスエーブル
入力端へ接続されると共に、同期パルス回路22の第二
入力端へ接続されており、出力ラッチ24及び(インバ
ータ31を介して)マスクラッチ26のセット入力端へ
接続されており、且つトランジスタ16のベースへ接続
されている。トランジスタ16は、そのエミッタが接地
へ結合されている。
【0024】同期パルス回路22は、コンデンサCt 
における電圧Vctが比較器20のスレッシュホールド
電圧よりも高いが比較器30の上側ヒステリシススレッ
シュホールド電圧よりも低い時間期間中に、端子MDL
Yに高レベルパルスを発生させるためのものである。従
って、同期パルス回路22は、論理機能から構成するこ
とが可能であり(この実施例においては、高論理レベル
にあるノードAと低論理レベルにあるノードBの論理的
AND)、且つ端子Ct のみならず、後述する如く、
同一のシステム内の他の制御器2と関連する多数の端子
Ct を高状態へプルするのに十分な駆動電流を供給す
る。この様なドライバの一つの例は、ノードA及びBの
論理的組合わせに応答すべく形態とされたエミッタホロ
ワ回路である。
【0025】次に、図3を参照して、サイクルの充電部
分の期間中から開始する、オシレータ10の動作につい
て説明する。時間t0 において、コンデンサCt に
おける電圧Vctは、比較器30の下側のヒステリシス
スレッシュホールドより高いが、比較器20のスレッシ
ュホールドよりも低い。従って、この時において、ノー
ドA及びBは両方とも低であり、従って同期パルス回路
22、電流源18及びトランジスタ16は全てオフであ
る。本発明のこの実施例における論理的記号の使用法に
従って、出力ラッチ24のQ_出力端におけるラインO
Lは低であり、且つマスクラッチ26のQ出力端におけ
るラインMSKは高である。なぜならば、ラッチ24,
26の各々は最後にセットされており且ついまだにリセ
ットされていないからである。
【0026】電流源18及びトランジスタ16がオフで
あるので、電流ミラー14は、コンデンサCt を、端
子MDLYを介しての電流IR で充電する。更に、図
2及び図3と共に図1を参照すると、コンデンサCt 
の充電時間期間中の時間t0 において、ラインOLは
低であり、従ってPWMラッチ8は比較器4の出力に応
答し、且つラインMSKは高であり、従って比較器4は
エラー増幅器6の出力端におけるコマンドされたレベル
と相対的にラインCSENSEにおける電流検知入力に
応答する。検知された電流がコマンドされたレベル以下
であることを表わす比較器4の出力に応答して、1個の
パルスがPWMラッチ8へ供給されて、そのQ出力端を
セットし、NORゲート9の出力端をしてプシュプルド
ライバ11をイネーブルさせて端子OUTにおいて1個
のパルスを発生させる。このパルスは、次に図2及び図
3に関して説明する如く、端子OUTからの電流が十分
であるか(即ち、端子CSENSEにおける電圧がコマ
ンドされたレベルに到達する)又はラインOLが高へ移
行するような時間の何れか速いほうの時間まで維持され
る。時間t1 において、コンデンサCt の電圧Vc
tが比較器20のスレッシュホールド電圧に到達してお
り、尚この場合におけるそのスレッシュホールド電圧は
約3.0Vである。注意すべきことであるが、比較器2
0の非反転入力端の高インピーダンスと相対的に抵抗R
syncの寸法が小さいことは、実効的に、比較器20
に対して完全なコンデンサ電圧を供給している。電圧V
ctが比較器20のスレッシュホールドレベルを超える
と、高レベルがノードAにおいて比較器20により駆動
される。ノードA上の高レベルは、出力ラッチ24及び
マスクラッチ26の両方をリセットする。その結果、図
1のPWMラッチ8がリセットされ、且つラインOL上
の高論理レベルがトグルラッチ5、NORゲート9及び
ドライバ11へ送給され、出力端子OUTにおける該パ
ルスを終了させる。 更に、マスクラッチ26のリセットは、ラインMSK上
に低論理レベルを駆動させ、比較器4をディスエーブル
させる。
【0027】該サイクルにおけるこの時点においてのP
WMラッチ8及び比較器4のディスエーブル動作は、本
発明のこの実施例に基づく制御器2の動作及び安定性に
おいて著しい利点を与えている。従来の電流モードPW
M制御器における如く、パルス幅変調出力の周波数は、
内部オシレータ(即ち、比較器20及びコンデンサCt
 )により制御される。ラインMSK上の該低論理レベ
ルによりこの時点における比較器4のディスエーブル動
作は、付加的に、誤ったトリガ動作を発生する可能性の
あるシステム内の接地ノイズ及びその他のノイズに対す
る免疫性を与えている。このことは、本発明のこの実施
例において特に有用である。なぜならば、該システム内
の全ての制御器の同期は、該サイクルにおけるこの時点
において発揮されるからである(この点においては以下
に説明する)。この様な同期は、必然的に、システム内
にある量のスイッチング過渡的状態を発生し、この時間
期間中の比較器4のディスエーブル動作は、このノイズ
及び出力端子OUTにおけるパルスの終了により発生さ
れる過渡的状態に起因する誤ったトリガ動作が発生する
ことがないことを確保している。
【0028】又、ノードAが時間t1 において高レベ
ルへ移行すると、電流源18はイネーブルされる。電流
源18のイネーブル動作は、電流充電用コンデンサCt
 を、抵抗Rt の値により決定されるレベルIR か
ら、例えば、5IR である著しく一層高いレベルへ増
加される。従って、充電用時定数は、著しく減少され、
この実施例においては、図3においてVctの勾配にお
いて示される如く、5倍程度減少される。
【0029】更に、同期パルス回路22がイネーブルさ
れて、コンデンサCt から抵抗Rsyncの反対側上
で、端子Ct においてパルスを発生し、そのパルスは
、コンデンサCt における電圧における漸増と実質的
にマッチするような十分な大きさのものである。コンデ
ンサCt へ直接的に印加される場合には該パルスのス
イッチング速度が制限されるので、抵抗Rsyncは、
このパルスが端子Ctにおいて直ぐに表われることを可
能としている。同期パルス回路22は、制御器2内のオ
シレータ10と同一又は同様のオシレータを持った付加
的な制御器の同期において特に有用である。システム内
の複数個の制御器2の同期について図4及び図5を参照
して説明する。
【0030】図4は、調整されたパワーを発生するため
の二つの制御器21 及び22 を具備するシステムを
示しており、該システム内の付加的な制御器2は同一の
態様で同期され、従って、これら二つの制御器2の同期
に関する説明が多数の制御器の同期の説明に対して十分
なものであると思われる。制御器21 及び22 の各
々は、図1に関して上述した如くに構成されており、そ
の中に設けられるオシレータ10は図2に関して説明し
た如くに構成されている。制御器21 及び22 の各
々は、図2に関して上述したのと同一の態様で接続され
た抵抗Rt 及びRsync及びコンデンサCt から
なる外部回路網を有している。受動要素の値は、好適に
は、各外部回路網12に対するものと公称的には同一で
ある。
【0031】上述した如く、電圧Vctが時間t1 に
おいて制御器21 内の比較器20のスレッシュホール
ドレベルに到達すると、制御器2内のノードAは高論理
レベルへ駆動され、同期パルス回路22により1個のパ
ルスをその端子Ct へ印加させ、従って制御器22 
の端子Ct へ印加させる(且つ、それに接続されてい
るシステム内の任意のその他の制御器2の端子へ印加さ
れる)。図4のシステムにおいては、一層高いオシレー
タ周波数(即ち、最も低い充電用時定数)を持った制御
器2が、各サイクルにおいて速くにこのスレッシュホー
ルドレベルに到達する。例えば、制御器21 は制御器
22 よりも一層小さな時定数を有している場合には、
図5のタイミング線図に示した如く、その電圧Vct1
 が、コンデンサ電圧Vct2 が該スレッシュホール
ド電圧に到達する前に、そのスレッシュホールド値に到
達する。従って、制御器21 内の同期パルス回路22
が、その端子Ct において同期パルスを発生させ、そ
の同期パルスは、制御器22 の端子Ct における電
圧Vct2 をしてその比較器20のスレッシュホール
ドレベルを超えさせるのに十分な駆動能力を有している
ものである。その端子Ct を制御器2のものと共通接
続させているシステムにおいて、全てのその他の制御器
2に対して同一のことが発生する。制御器22 内の比
較器20は、制御器21 の同期パルス回路22の出力
端における該パルスに応答して、その出力ノードAにお
いて高レベルを駆動する。該システム内の制御器2の各
々における付加的な電流源18がイネーブルされて、同
期された態様で、それぞれのコンデンサCt に対して
増加された充電用電流を供給する。
【0032】注意すべきことであるが、図4に示した同
期は、各オシレータサイクルにおいて繰返され、最も高
い周波数の制御器2が最初にそのスレッシュホールド周
波数に到達し且つ同期パルスを発生して、システム内の
他の制御器2の各々における比較器20をトリップさせ
る同期信号を発生する。このことは各オシレータサイク
ル期間中に行なわれるので、複数個の制御器2を持った
システムは最も高い周波数の電源制御器2の故障により
影響を受ける程度は少ない。なぜならば、次に高い周波
数の制御器2が最初に、相継ぐサイクルにおいてその同
期パルス発生器回路22と共に該同期パルスを発生する
ことが可能であり、システム内のその他の全ての制御器
2はそれに対して同期する。
【0033】図2及び図3を再度参照して、制御器2(
及び、システム内の他の制御器2)におけるオシレータ
10の動作をオシレータサイクルの残部に対して説明す
る。時間t2 において、電圧Vctが比較器30の上
側ヒステリシススレッシュホールドに到達しており、尚
、この実施例においてはそのスレッシュホールドは3.
5Vであり、且つ比較器30は、それに応答して、その
出力端においてノードBを高論理レベルへ駆動する。高
レベルにあるノードBは電流源18をディスエーブルさ
せて、端子MDLYにおけるノードへ高インピーダンス
を与える。更に、ノードBにおける高レベルは同期パル
ス回路22をターンオフさせ、端子Ct における同期
パルスを終了させるノードBにおける高レベルは出力ラ
ッチ24のセット入力端へ供給される。この高レベルは
、Q_出力端をして低論理レベルへ移行させ、そのこと
はPWMラッチ8を再度イネーブルさせて、比較器4の
出力に応答する。しかしながら、インバータ31が存在
しているので、マスクラッチ26のセット入力端は上昇
エッジを受取ることはなく、従ってラインMSKはこの
時間期間中継続して比較器4をディスエーブルさせる。
【0034】更に、この時点において、コンデンサCt
 はトランジスタ16をターンオンさせているノードB
における高レベルに起因して放電を開始する。コンデン
サCtの上部プレートは、端子MDLYを介して、接地
に対して非常に低い直列抵抗を与えるトランジスタ16
のコレクタへ結合されているので、コンデンサCt は
、それが充電された場合よりも一層迅速に放電する。コ
ンデンサCt が比較器20のスレッシュホールド以下
に放電すると、ノードAは、次のサイクルの準備として
低レベルへ復帰する。時間t3 において、コンデンサ
Ct は比較器30の下側ヒステリシススレッシュホー
ルドへ放電されており、この場合には、そのスレッシュ
ホールドは約2.0Vである。
【0035】電圧Vctが時間t3 において比較器3
0の下側ヒステリシススレッシュホールドに到達すると
、比較器30は、再度、ノードBにおいてその出力を低
状態へ駆動する。このことは、トランジスタ16をター
ンオフさせ、コンデンサCt が電流ミラー14から再
度充電されることを可能とする。更に、ノードBにおけ
る高から低への遷移が、インバータ31を介して、マス
クラッチ26のセット入力端へ伝達され、そのQ出力及
びラインMSKをして高レベルへ移行させ、制御器2内
の比較器4をイネーブルさせる。従って、サイクルが再
び開始する。
【0036】注意すべきことであるが、5Ω乃至10Ω
の程度の値を持った小型の抵抗を、コンデンサCt の
上部プレートと、端子MDLYとの間に直列的に配置さ
せて、コンデンサCt の放電時定数を増加させ、従っ
て比較器4がマスクされる間の時間を増加させることが
可能である(図3における時間t2 と時間t3 との
間の時間を増加させることにより)。この比較的小型の
抵抗は、比較器20の非反転入力端と直列な抵抗Rsy
ncと同様に、比較器30のスイッチングスレッシュホ
ールドに影響を与えることはない。しかしながら、この
様な抵抗は、放電時定数に強い影響を有している。なぜ
ならば、トランジスタ16のコレクタ・エミッタオン抵
抗は極めて低いからである。コンデンサCt の放電時
定数は、この様に、システムのノイズ特性及び比較器4
のノイズ免疫性のレベルに依存して調節させることが可
能である。
【0037】注意すべきことであるが、図5に示した如
く、システム内の一層遅い制御器2が、最も高い周波数
の制御器2よりも一層大きな時定数で再度チャージアッ
プする。最も高い周波数の制御器2の同期パルス回路2
2による同期パルスの発生は、以下に説明する如く、各
サイクルにおける同一の時間においてシステム内におけ
る全ての制御器2を繰返し同期させる。更に注意すべき
ことであるが、最も高い周波数の制御器2内の同期パル
ス回路22の出力端に与えられる負荷は比較的小さい。 なぜならば、比較器20の入力端は、この様な比較器に
とって慣用されている如く、極めて高いインピーダンス
であり、且つ抵抗Rsyncの各々を横断しての電圧降
下は、各々が電流ミラー14と電流源18とによりタン
デムに迅速に充電されるコンデンサCt に起因して比
較的小さいからである。従って、実効的な「マスター」
制御器2のファンアウトは極めて高い。
【0038】再度図1を参照すると、比較器4が制御器
2内のラインMSKが低状態へ復帰することによりイネ
ーブルされると、端子CSENSEにおける検知された
電流レベルが、再度、エラー増幅器6からのコマンドさ
れたレベルと比較される。ラインOLが低状態であった
期間中のサイクルの部分の期間中において、ドライバ1
1は最も最近にオフされているので、検知された電流は
、この時点において、コマンドされているレベルよりも
低い。従って、比較器4はPWMラッチ8のセット入力
端へ1個のパルスを供給し、そのQ_出力端において低
論理レベルを駆動し、その結果、NORゲート9の出力
端に高論理レベルが発生され、ドライバ11をイネーブ
ルして出力端子OUTを駆動する。ラインOLが高状態
へ移行するか又は比較器4が状態を変化するかの何れか
速いほうのものまで、該パルスは端子OUTにおいて維
持される。従って、本発明のこの実施例に従って、パル
ス幅変調出力駆動が制御器2により与えられている。
【0039】次に、図6を参照して、差動同期パルスが
複数個の電流モードPWM制御器を同期させる場合の本
発明の別の実施例に基づく制御器38について説明する
。図6から明らかな如く、制御器38は、図1の制御器
2と同様に構成されており、但し、付加的な端子SYN
C及びSYNC_が設けられている点が異なっており、
それらの端子を介して、オシレータ40は、差動同期信
号をシステム内の他の制御器38へ供給し且つそれらか
ら該信号を受取る。本発明のこの別の実施例によれば、
複数個の制御器38がシステム内に設けられており、全
ての制御器38の端子SYNCは、全ての制御器38の
端子SYNC_と同じく、共通接続されており、本発明
のこの実施例に基づく場合には、端子Ct の接続は必
要ではない。
【0040】次に、図7を参照して、本発明のこの実施
例に基づく制御器38内のオシレータ40の構成につい
て詳細に説明する。オシレータ10と40との間の対応
する要素には同一の参照番号を付してある。これらの図
面から明らかな如く、オシレータ10及び40の構成は
それらの動作と同じく極めて類似しており、特に、コン
デンサCt の充電及び放電動作に関して且つラインO
L及びMSK上の信号の発生及び信号に関してそのこと
がいえる。
【0041】しかしながら、同期パルス回路22の代わ
りに、オシレータ40は差動同期パルス回路42を有し
ている。同期パルス回路42は、ノードAから入力を受
取り、且つラインOSYNC上を出力を比較器20の非
反転入力端へ供給する。更に、同期パルス回路42は双
方向端子SYNC及びSYNC_へ接続されており、そ
こにおいて差動同期信号を供給し且つ受取る。前述した
如く、本発明のこの実施例に基づく複数個の制御器38
は、それらのSYNC及びSYNC_端子を、それぞれ
、互いに共通接続させている。
【0042】次に、図8を参照して、同期パルス回路4
2の構成及び動作について詳細に説明する。ノードAが
トランジスタ46のベースへ接続されている。トランジ
スタ46は、そのコレクタをVccでバイアスしており
、且つそのエミッタを、電流源49を介して、接地へ結
合させている。該回路の反対側においては、トランジス
タ50が、そのコレクタをVccへバイアスしており、
且つそのエミッタを電流源49_を介して接地へ結合し
ており、電流源49及び49_は互いにマッチされてお
り、好適には電流ミラーとして構成されている。これら
トランジスタ46及び50のパラメータも好適には互い
にマッチされている。端子SYNC及びSYNC_は、
それぞれ、トランジスタ46及び50のエミッタへ接続
されている。
【0043】電流源47及び47_も互いにマッチされ
ており、且つそれらはそれぞれVccとトランジスタ5
2及び52_のコレクタとの間に結合されている。トラ
ンジスタ52及び52_は、電流源52を介して、エミ
ッタ結合型態様で接地へ接続されている。トランジスタ
52及び52_のベースは、それぞれ、端子SYNC及
びSYNC_へ接続されている。更に、トランジスタ5
2のコレクタはトランジスタ50のゲートへ接続されて
いる。
【0044】ラインOSYNC上の出力信号が、トラン
ジスタ48を介して発生され、トランジスタ48のエミ
ッタはトランジスタ52_のコレクタへ接続されており
、トランジスタ48は共通ベース形態でその高速のスイ
ッチングを与える。従って、トランジスタ48のベース
は、好適には制御器38の出力から発生された調整電圧
55によりバイアスされる。電流源53が、トランジス
タ48のコレクタを接地へ結合しており、且つラインO
SYNCはトランジスタ48のコレクタにより駆動され
る。
【0045】同期パルス回路42の動作について、最初
に、端子SYNC及びSYNC_における同期パルス信
号の発生に関連して説明する。この動作モードは、シス
テムにおける単一の制御器38の場合に発生するか、又
は図4及び5のシステムに関連して上述した如く最も高
いオシレータ周波数を持った幾つかの制御器38のうち
の一つの場合において発生する。図9をも参照すると、
図9は、本発明のこの実施例に基づく制御器38におけ
るオシレータ40の動作を示したタイミング線図である
【0046】コンデンサCt が充電中であるサイクル
の部分の期間中、ノードAは、前述した如く、低論理レ
ベルにあり、この時間期間中、同期パルス回路42内の
トランジスタ46をオフ状態に維持する。トランジスタ
46がオフであるので、電流源49はトランジスタ52
をターンオフさせ且つ、図9に示した如く、端子SYN
Cを低レベルへプルする。トランジスタ52がオフであ
るので、電流源47からの電流がトランジスタ50をタ
ーンオンさせ、そのことは、トランジスタ52_をター
ンオンさせ、従って電流源51の電流が、トランジスタ
52_を介してのみ通過する。なぜならば、トランジス
タ52はオフ状態を維持するからである。電流源47に
よりターンオンされたトランジスタ50のエミッタホロ
ワ形態が、時間t0 において、図9に示した如く、端
子SYNC_をVcc近傍の電圧へ駆動する。更に、ト
ランジスタ52_がオンであるので、トランジスタ48
のエミッタ内への電流は小さく、従って電流源58はラ
インOSYNCを低レベルへ放電させる。
【0047】時間t1 において、電圧Vctが比較器
20のスレッシュホールドに到達すると、ノードAが高
論理レベルへ移行し、トランジスタ46をターンオンさ
せ、そのことはトランジスタ52をターンオンさせ且つ
トランジスタ50をターンオフさせる。トランジスタ4
6がオンであり且つトランジスタ50がオフであるので
、端子SYNCは高レベルへ駆動され且つ端子SYNC
_は、ノードAが高状態へ移行することに応答して、低
論理レベルへ駆動される。
【0048】従来のエミッタ結合型態様において、トラ
ンジスタ52がターンオンされると、トランジスタ52
_もターンオフする。両方のトランジスタ50及び52
_がオフであると、電流源47_からの電流が共通ベー
ス形態のトランジスタ48のエミッタ内に流れ込み、ト
ランジスタ48のコレクタ電流が電流源53の電流を超
える。従って、ラインOSYNCが高レベルへ駆動され
、端子Ct を高状態へ駆動してノードAが高状態へ移
行することによって発生する電流源18からのコンデン
サCt の高速の充電動作とマッチさせる。
【0049】コンデンサCt が比較器20のスレッシ
ュホールドレベル以下に放電される時間まで、即ち、時
間t2 においてコンデンサCt がそれを介して放電
するトランジスタ16を比較器30がターンオンさせる
後まで、端子SYNC、SYNC_及びOSYNCにお
ける同期パルスは残存する。電圧Vctが時間t3 に
おいて比較器20のスレッシュホールドレベル以下に降
下すると、トランジスタ46がターンオフし、端子SY
NC及びラインOSYNCの両方が低状態であり且つ端
子SYNC_が高状態であるその前の状態に同期パルス
回路42をリセットさせる。従って、差動同期パルスが
完了する。
【0050】しかしながら、最も高いオシレータ周波数
を有するものでないマルチ制御器システム内の制御器3
8の場合には、それらの入力ノードAが高レベルへ移行
する前に、同期パルスが端子SYNC及びSYNC_に
おいて受取られる。端子SYNC及びSYNC_におけ
る外部的に供給された差動同期信号に応答してのこの様
な制御器38における同期パルス回路42の動作につい
て説明する。
【0051】外部差動同期パルスが受取られる時間にお
いて、同期パルス回路42は時間t0 に対して上述し
た状態にあり、トランジスタ46,48,52はオフで
あり且つトランジスタ50及び52_はオンである。端
子SYNC_と相対的に端子SYNC上で受取られる正
のパルスの差動同期信号は、エミッタ結合対をして従来
の態様で状態を変化させる。トランジスタ52がオンで
あると、トランジスタ50はターンオフされる。前の場
合における如く、トランジスタ50及び52_の両方が
オフであると、電流源47_からの電流はトランジスタ
48のエミッタ内に強制的に流され、ラインOSYNC
を高状態へ駆動させる。
【0052】図4及び5のシステムの場合における如く
、ラインOSYNC上の高レベルが、差動同期信号を受
取る制御器38内の比較器20をしてそのノードAを高
状態へ駆動させる。その端子SYNC及びSYNC_上
に差動同期信号を供給した制御器38と同期した態様で
、上述したサイクルの残部と同様に、その外部コンデン
サCt の迅速な充電動作及びラッチ24及び26のリ
セット動作の機能が発生する。
【0053】図6乃至9に関して上述した差動同期方法
の付加的な利点は、同期端子SYNC及びSYNC_に
おける共通モードノイズが拒否され、且つ端子SYNC
及びSYNC_において信号を受取るトランジスタ52
及び52_のエミッタ結合対に起因して、制御器38の
動作に影響を与えることがないということである。この
様な共通モードノイズは、電源制御器間に比較的長いリ
ード長を有するシステムにおいてしばしば頻繁に発生す
る。従って、共通接続した同期端子上でのノイズに対す
る制御器38の免疫性が改善されている。
【0054】上述した各実施例において、上述した如く
、最も高い内在的なオシレータ周波数を有するコントロ
ーラ即ち制御器が他の制御器を制御するので、コントロ
ーラ即ち制御器のうちの一つがマスターとして機能し且
つその他がスレーブとして機能すべく設計することなし
に、同一の電源制御器を使用するマルチ電源制御器シス
テムを構成することが可能である。従って、この様なシ
ステムの製造は簡単化されている。なぜならば、別々の
制御器タイプの在庫を維持する必要性がないからである
。更に、本システムの信頼性は著しく改善されている。 なぜならば、「マスター」制御器の故障は、単に、その
次に高い周波数の制御器が他の制御器の同期を制御する
ことを可能としており、スイッチング又はこの様な同期
のその他の制御を必要とすることがないからである。更
に、スレーブである制御器のオシレータ公差は考慮に入
れる必要がなく、従って制御器がそれらの性能仕様めい
一杯で動作させることを可能とし、従ってシステム仕様
により必要とされるもの以外のコスト高な要素を購入す
る必要性を防止している。
【0055】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論である
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第一実施例に基づく電流モードP
WM電源制御器を示した概略ブロック図。
【図2】  図1の制御器のオシレータの概略図。
【図3】  図2のオシレータの動作を示したタイミン
グ線図。
【図4】  図1のマルチ制御器を持ったシステムを示
した概略ブロック図。
【図5】  図4のシステムにおける制御器の同期状態
を示したタイミング線図。
【図6】  本発明の第二実施例に基づく電流モードP
WM電源制御器を示した概略ブロック図。
【図7】  図1の制御器のオシレータの概略図。
【図8】  図7の回路における差動同期パルス回路の
概略図。
【図9】  図7のオシレータの動作を示したタイミン
グ線図。
【符号の説明】
2  PWM電源制御器 4  比較器 6  エラー増幅器 7  エラー増幅器制御回路 8  PWMフリップフロップ 10  オシレータ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数個の電源制御器を有するシステム
    において、各電源制御器が、フィードバック信号をコマ
    ンドしたレベルと比較するPWM比較器と、前記PWM
    比較器の出力に応答してパルス幅変調した信号を発生し
    且つそれを前記電源制御器の出力端へ印加する回路と、
    コンデンサと、オシレータとを有しており、前記オシレ
    ータが、前記コンデンサへ結合されている第一端子へ結
    合されている入力端を具備しており前記第一端子におけ
    る電圧を受取り且つ前記電圧と第一スレッシュホールド
    レベルとの比較に対応する出力を発生する第一比較器、
    前記コンデンサへ結合されている第二端子へ結合されて
    いる入力端を具備しており前記第二端子における電圧を
    受取り且つその入力端における電圧と第二及び第三スレ
    ッシュホールドレベルとの比較に対応する出力を発生す
    る第二比較器、尚前記第二比較器はその入力端における
    電圧が前記第二スレッシュホールドレベルを超えること
    に応答してその出力を第一状態へ駆動し且つその入力端
    における電圧が前記第三スレッシュホールドレベル以下
    に降下するまで前記第一状態を維持し、前記第二スレッ
    シュホールドレベルは前記第一スレッシュホールドレベ
    ルよりも高く、且つ前記第三スレッシュホールドレベル
    は前記第一スレッシュホールドレベルよりも低く、前記
    第一及び第二比較器に応答して前記コンデンサへ充電用
    電流を印加する充電回路、尚前記充電回路は前記第一比
    較器の入力端における電圧が前記第一スレッシュホール
    ドレベルを超えることに応答してイネーブルされ且つ前
    記第二比較器の出力が前記第一状態にあることに応答し
    てディスエーブルされ、前記第一比較器の入力端に結合
    されている出力端を具備しており前記第一比較器の入力
    端における電圧が前記第一スレッシュホールドレベルを
    超えることに応答して同期パルスを発生するパルス発生
    器回路、を有しており、前記電源制御器が、前記複数個
    の電源制御器のうちの第一のものにより発生される前記
    同期パルスが前記複数個の電源制御器のうちの第二のも
    のにより受取られるような態様で互いに接続されている
    ことを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記パルス発生器
    回路が、前記第一比較器の入力が前記第一スレッシュホ
    ールドレベルを超えることに応答して前記第一端子へ前
    記同期パルスを印加し、前記同期パルスは前記第一スレ
    ッシュホールドレベルを超えた電圧を有しており、前記
    複数個の電源制御器の前記第一端子が、前記複数個の電
    源制御器のうちの第一のものにより印加される同期パル
    スが前記複数個の電源制御器のうちの別のものの第一端
    子において受取られるような態様で互いに接続されてい
    ることを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】  請求項1において、前記パルス発生器
    回路が、前記第一比較器の入力端における電圧が前記第
    一スレッシュホールドレベルを超えることに応答して第
    一及び第二同期端子へ差動同期パルスを印加し、且つ前
    記複数個の電源制御器のうちの前記第一同期端子が互い
    に共通接続されており、且つ前記複数個の電源制御器の
    前記第二同期端子が互いに共通接続されていることを特
    徴とするシステム。
  4. 【請求項4】  請求項3において、前記パルス発生器
    回路が、差動増幅器を有しており、その入力端は前記第
    一及び第二同期端子へ結合されており且つその出力端は
    前記第一比較器の前記入力端へ結合されており、そこに
    おいて、前記差動増幅器が前記第一及び第二同期端子に
    おいて差動同期パルスを受取ることに応答して前記第一
    スレッシュホールドレベルよりも高い電圧のパルスが発
    生されることを特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】  請求項1において、更に、前記複数個
    の電源制御器の各々に対して、前記第一端子と前記コン
    デンサとの間に結合して第一抵抗が設けられており、前
    記第一抵抗は更に前記第一及び第二端子の間に結合され
    ており、前記第二端子に結合されており前記第二比較器
    の出力が前記第一状態にあることに応答してそこにおけ
    る電圧を放電させる放電回路が設けられていることを特
    徴とするシステム。
  6. 【請求項6】  請求項5において、更に、前記複数個
    の電源制御器の各々に対して、前記コンデンサと前記第
    二端子との間に結合して第二抵抗が設けられていること
    を特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】  請求項1において、更に、前記複数個
    の電源制御器の各々に対して、マスク回路が設けられて
    おり、その出力端は前記PWM比較器の制御入力端へ結
    合しており且つその入力端は前記第一比較器の出力端へ
    結合しており、前記マスク回路は、前記第一比較器の入
    力端における電圧が前記第一スレッシュホールドレベル
    を超えることに応答して前記PWM比較器をディスエー
    ブルさせることを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】  請求項7において、前記マスク回路は
    、更に、前記第二比較器の出力端へ結合されている入力
    端を有しており、且つ前記第二端子における電圧が前記
    第三スレッシュホールドレベル以下に降下することに応
    答して前記PWM比較器をイネーブルさせることを特徴
    とするシステム。
  9. 【請求項9】  請求項1において、更に、前記複数個
    の電源制御器の各々に対して、ディスエーブル回路が設
    けられており、前記ディスエーブル回路はパルス幅変調
    信号を発生するために前記回路の制御入力端へ結合され
    ている出力端を具備しており、前記第一比較器の出力端
    へ結合されている入力端を具備すると共に前記第二比較
    器の出力端へ結合されている入力端を具備しており、前
    記ディスエーブル回路は、前記第一比較器の入力端にお
    ける電圧が前記第一スレッシュホールドレベルを超える
    ことに応答して前記発生器回路をディスエーブルさせ且
    つ前記第二端子における電圧が前記第二スレッシュホー
    ルドレベルを超えることに応答して前記発生器回路をイ
    ネーブルさせることを特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】  電源制御器において、フィードバッ
    ク信号をコマンドしたレベルと比較するためのPWM比
    較器が設けられており、前記PWM比較器の出力に応答
    してパルス幅変調信号を発生し且つそれを本電源制御器
    の出力端へ印加する回路が設けられており、且つオシレ
    ータが設けられており、前記オシレータにおいて、第一
    端子における電圧を受取るために第一端子に結合されて
    いる入力端を具備すると共に前記電圧と第一スレッシュ
    ホールドレベルとの比較に対応した出力を発生する第一
    比較器が設けられており、第二端子における電圧を受取
    るために第二端子に結合されている入力端を具備してお
    り且つその入力端における電圧と第二及び第三スレッシ
    ュホールドレベルとの比較に対応する出力を発生する第
    二比較器が設けられており、前記第二比較器はその入力
    端における電圧が前記第二スレッシュホールドレベルを
    超えることに応答してその出力を第一状態へ駆動し且つ
    その入力端における電圧が前記第三スレッシュホールド
    レベル以下に降下するまで前記第一状態を維持し、前記
    第二スレッシュホールドレベルは前記第一スレッシュホ
    ールドレベルよりも高く、且つ前記第三スレッシュホー
    ルドレベルは前記第一スレッシュホールドレベルよりも
    低く、前記第一及び第二比較器に応答して前記第一端子
    に対して充電用電流を印加する充電回路が設けられてお
    り、前記充電回路は前記第一比較器の入力端における電
    圧が前記第一スレッシュホールドレベルを超えることに
    応答してイネーブルされ、且つ前記第二比較器の出力が
    前記第一状態にあることに応答してディスエーブルされ
    、前記第一比較器の入力端へ結合した出力端を具備して
    おり前記第一端子における電圧が前記第一スレッシュホ
    ールドレベルを超えることに応答して同期パルスを発生
    するパルス発生器回路が設けられている、ことを特徴と
    する電源制御器。
  11. 【請求項11】  請求項10において、更に、前記第
    一及び第二端子に結合してコンデンサが設けられている
    ことを特徴とする電源制御器。
  12. 【請求項12】  請求項11において、更に、前記第
    一端子と前記コンデンサとの間に接続して第一抵抗が設
    けられており、前記第一抵抗が前記第一及び第二端子の
    間に接続されるような態様で前記第二端子が前記コンデ
    ンサへ結合されていることを特徴とする電源制御器。
  13. 【請求項13】  請求項10において、更に、前記第
    二端子に結合されており前記第二比較器の出力が前記第
    一状態にあることに応答して前記第二端子における電圧
    を放電させる放電回路が設けられていることを特徴とす
    る電源制御器。
  14. 【請求項14】  請求項13において、更に、前記第
    一及び第二端子に結合してコンデンサが設けられており
    、前記第一端子と前記コンデンサとの間に接続して第一
    抵抗が設けられており、前記第一抵抗が前記第一及び第
    二端子の間に接続される態様で前記第二端子が前記コン
    デンサへ結合されていることを特徴とする電源制御器。
  15. 【請求項15】  請求項14において、更に、前記コ
    ンデンサと前記第二端子との間に接続して第二抵抗が設
    けられていることを特徴とする電源制御器。
  16. 【請求項16】  請求項10において、更に、前記P
    WM比較器の制御入力端へ結合されている出力端を具備
    しており且つ前記第一比較器の出力端へ結合されている
    入力端を具備しており前記第一比較器の入力端における
    電圧が前記第一スレッシュホールドレベルを超えること
    に応答して前記PWM比較器をディスエーブルさせるマ
    スク回路が設けられていることを特徴とする電源制御器
  17. 【請求項17】  請求項16において、前記マスク回
    路は、更に、前記第二比較器の出力端へ結合されている
    入力端を具備しており、且つ、前記第二端子における電
    圧が前記第三スレッシュホールドレベル以下に降下する
    ことに応答して前記PWM比較器をイネーブルさせるこ
    とを特徴とする電源制御器。
  18. 【請求項18】  請求項10において、前記パルス発
    生器回路が、前記第一比較器の入力端における電圧が前
    記第一スレッシュホールドレベルを超えることに応答し
    て、前記第一端子へ前記同期パルスを印加することを特
    徴とする電源制御器。
  19. 【請求項19】  請求項10において、前記パルス発
    生器回路が、前記第一比較器の入力端における電圧が前
    記第一スレッシュホールドレベルを超えることに応答し
    て差動同期パルスを第一及び第二同期端子へ印加するこ
    とを特徴とする電源制御器。
  20. 【請求項20】  請求項19において、前記パルス発
    生器回路が差動増幅器を有しており、前記差動増幅器は
    、前記第一及び第二同期端子へ結合されている入力端を
    具備すると共に前記第一比較器の入力端へ結合されてい
    る出力端を具備しており、そこにおいて、前記差動増幅
    器が前記第一及び第二同期端子において差動同期パルス
    を受取ることに応答して前記第一スレッシュホールドレ
    ベルよりも高い電圧パルスが発生されることを特徴とす
    る電源制御器。
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