JPH0435463Y2 - - Google Patents

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JPH0435463Y2
JPH0435463Y2 JP1988129287U JP12928788U JPH0435463Y2 JP H0435463 Y2 JPH0435463 Y2 JP H0435463Y2 JP 1988129287 U JP1988129287 U JP 1988129287U JP 12928788 U JP12928788 U JP 12928788U JP H0435463 Y2 JPH0435463 Y2 JP H0435463Y2
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JP
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baseboard
flooring
elastic body
attached
baseboard body
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JP1988129287U
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建物の内壁と床と接する部分に取
付ける幅木に関するものである。
〔従来の技術〕
建物の内壁が床と接する部分には、壁面の保護
と装飾をかねる幅木が取付けられている。
従来の幅木は、各種木材や合成樹脂等を用いて
長い帯板状に形成され、第4図のように、胴縁1
に固定した内壁2の下部に幅木3を重ね、幅木3
をその底面がフローリング4に接するように内壁
2に固定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、幅木3はその底面が精度よく直線状
に仕上げられており、フローリング4も水平で直
線に仕上がつていると、幅木3の底面がフローリ
ング4に密着し、両者の間の隙間の発生はない。
しかし、フローリング4を構成する床材に反り
曲りの発生があり、これが原因で第4図に示すよ
うに幅木3の下部に隙間5が生じ、内壁下部の仕
上がりが不体裁になると共に、内壁2の構成に用
いた石膏ボードのくずれた粉が隙間5からフロー
リング4上に出てくるという問題がある。
特に、近年国内産木材の不足から建物用木材と
して外国産木材が使用されているが、このような
材木は当初水分を多く含み、乾燥によつてヤセが
発生するため、幅木の下部と床面との間に経時的
に隙間が発生することになり、従つて、床面の施
工時及び施工後の何れにおいても隙間を閉鎖する
ことのできる手段の提案が持たれている。
上記のような幅木の下部に生じる隙間を防ぐ手
段としては、例えば実開昭57−13772号のように、
幅木本体の底面に薄い帯状のクツシヨン材を配置
するものが提案されているが、薄い帯状のクツシ
ヨン材では上下の伸縮量を十分に得ることができ
ず、隙間の発生が大きい場合には目的を達成する
ことができないことになる。
そこでこの考案は、上記のような問題点を解決
するため、上下の伸縮量を十分に確保することが
でき、幅木の下部とフローリング間の隙間が広い
場合や床面施工後に生じる隙間でも確実に閉鎖で
きる幅木を提供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、この考案
は、幅木本体と、この幅木本体の底面長手方向に
取付けた弾性体とからなり、前記弾性体は、内部
中空の半円筒状となる断面形状で、上部平坦部分
の上面に取付用の突条を設けて形成され、幅木本
体の底面に設けた凹溝が突条を嵌挿し、上部平坦
部分の上面が幅木本体の底面に重なるように幅木
本体に取付けられている構成を採用したものであ
る。
〔作用〕
内壁の下部に幅木本体を取付けるとき、幅木本
体を押下げ、底面に取付けた弾性体をフローリン
グに押付けて圧縮させた状態で固定する。
圧縮された弾性体はフローリングの上面形状に
沿い、フローリングに反りや曲りがあつても、幅
本体の下部に隙間が発生するのを防止することが
でき、しかも弾性体は内部中空の半円筒状となる
断面形状になつているので上下の伸縮量を十分に
得ることができ、隙間が広い場合でも確実に閉鎖
することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面の第1図乃
至第3図に基づいて説明する。
図示のように、幅木本体11は各種の木材や合
成樹脂等を用い、長い帯板状に形成され、その底
面の長手方向に沿つて弾性体12が取付けられて
いる。
上記弾性体12は第3図に示すようにゴムや同
効の合成樹脂を用いて内部中空の半円筒状断面に
形成し、上面に取付用の突条13を設けた構造に
なつている。
幅木本体11の底面長手方向には、弾性体12
を取付けるための凹溝14が設けられ、この凹溝
14に突条13を嵌挿し、必要ならば、幅木本体
11と弾性体12の重なり部分を接着剤で固定す
ることにより、幅木本体11の底面に弾性体12
の上部平坦部分の上面が重なる状態で、幅木本体
11に弾性体12が取付けられる。
この考案の幅木は上記のような構成であり、第
2図のように、内壁2の下部に幅木本体11を取
付けるとき、全体を押上げてフローリング4との
間で弾性体12を圧縮した状態で固定する。
弾性体12は圧縮により、フローリング4の表
面に密着した状態で扁平状になり、幅木本体11
の底面とフローリング4の間を密閉する。
従つて、フローリング4の表面に反りや曲りが
あつても弾性体1は、フローリング4に密着し幅
木本体11とフローリング4の間に隙間が発生す
るのを防止することになる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によると、幅木本体の
底面に弾性体を取付けたので、内壁の下部に取付
けた幅木本体とフローリングの間で弾性体を圧縮
させることにより、弾性体がフローリングに密着
し、フローリングに反りや曲りがあつても幅木本
体の下部とフローリングの間に隙間の発生がな
く、内壁の下部が体裁よく仕上がると共に、内壁
の構成を用いた石膏ボードの粉がフローリング側
に出るというようなことがない。また、弾性体は
内部中空の半円筒状となる断面形状に形成したの
で、上下方向の伸縮量を十分に確保することがで
き、隙間が広い場合や床面施工後に生じた隙間で
もこれを確実に閉鎖することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る幅木の斜視図、第2図
は同上の使用状態を示す縦断面図、第3図は同上
要部の拡大断面図、第4図は従来の幅木を示す使
用状態の縦断面図である。 11……幅木本体、12……弾性体、13……
突条、14……凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅木本体と、この幅木本体の底面長手方向に取
    付けた弾性体とからなり、前記弾性体は、内部中
    空の半円筒状となる断面形状で、上部平坦部分の
    上面に取付用の突条を設けて形成され、幅木本体
    の底面に設けた凹溝が突条を嵌挿し、上部平坦部
    分の上面が幅木本体の底面に重なるように幅木本
    体に取付けられている幅木。
JP1988129287U 1988-09-30 1988-09-30 Expired JPH0435463Y2 (ja)

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JP1988129287U JPH0435463Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

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JPH0249435U JPH0249435U (ja) 1990-04-05
JPH0435463Y2 true JPH0435463Y2 (ja) 1992-08-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713772B2 (ja) * 1978-05-25 1982-03-19
JPS5852239B2 (ja) * 1977-12-28 1983-11-21 ケイディディ株式会社 線型予測型音声分析合成系のパラメ−タの符号化方式

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713772U (ja) * 1980-06-30 1982-01-23
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JPH0249435U (ja) 1990-04-05

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