JPH04354446A - 情報通信機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の目的〕

【０００２】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば携帯型のファク
シミリ装置やパソコン通信端末機等の情報通信機器に関
する。

【０００３】

【従来の技術】情報通信機器として例えば携帯型のファ
クシミリ装置においては、出先に持参し、その出先のホ
テル等の部屋に設置された電話回線に接続して使用する
等任意の場所で画像データの送受信が行われる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、機器を使用
する国から外国に国際通信を行う場合には、その国別に
使われている国際回線のアクセス番号、例えば日本から
の場合には００１または００４１を入力した後、送信先
の回線番号を入力することにより、国際回線を通じて通
信が行われる。

【０００５】しかし、例えば日本から機器を外国に持参
し、その国から日本や他の国に国際通信を行う場合、そ
の機器使用国で使用されている国際回線のアクセス番号
が分からなければ通信を行えない。この場合には、ホテ
ルの電話案内で聞いたり、電話帳で調べることが必要が
ある。

【０００６】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、機器使用国別に使用されている国際回線のアク
セス番号が分からなくても、機器使用国および国際通信
を指定することにより、機器使用国に対応した国際回線
のアクセス番号を自動的に呼出して通信を行うことがで
きる情報通信機器を提供することを目的とするものであ
る。

【０００７】〔発明の構成〕

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、通信回線に接
続されて情報通信を行う通信手段と、国別に使われてい
る国際回線のアクセス番号を記憶する記憶手段と、機器
使用国および国際通信を指定する指定手段と、この指定
手段で機器使用国および国際通信が指定されたとき、指
定された機器使用国に対応する国際回線のアクセス番号
を前記記憶手段から読出して前記通信手段を制御する制
御手段とを備えたものである。

【０００９】

【作用】本発明では、記憶手段に、国別に使われている
国際回線のアクセス番号を記憶している。そのため、他
の国に通信を行う場合、指定手段で機器使用国を指定す
るとともに国際通信を行うことを指定すると、前記記憶
手段から機器使用国に対応する国際回線のアクセス番号
を読出し、このアクセス番号を使用して通信手段で通信
を行う。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。

【００１１】図１は情報通信機器としてのファクシミリ
装置の構成を示し、１はリレーで、通信回線２との接続
を後述するＣＰＵ１１からの制御信号Ｓ１によって切換
える。なお、通信回線２には、呼出信号を検出してＣＰ
Ｕ１１に出力するベル検出部３が接続されている。

【００１２】前記リレー１には通信回線２と通信手段と
してのモデム４側またはダイヤル回路５との接続をＣＰ
Ｕ１１からの制御信号Ｓ２　によって切換えるリレー６
が接続されている。そのダイヤル回路５はＣＰＵ１１か
らのダイヤル発信信号Ｐの入力に基づいてパルスダイヤ
ルを発信する。

【００１３】前記モデム４は、アンプ７およびトランス
８を介して前記リレー６と接続されている。

【００１４】また、１１は制御手段としてのＣＰＵで、
このＣＰＵ１１のバス１２には、モデム４、記憶手段と
してのＲＯＭ１３、ＲＡＭ１４およびＥＥＰＲＯＭ１５
、送信原稿を読取るスキャナ部１６、受信データを印字
するプリンタ部１７、指定手段としてのキーボード１８
、表示手段１９、専用バッテリ２０によってバックアッ
プされた時計回路２１が接続されている。また、バス１
２には、前記リレー１，６、ベル検出部３、ダイヤル回
路５等も接続されている。

【００１５】前記ＲＯＭ１３には、図２に示すような対
応表をメモリマップとして有しており、国名と、その国
別に使われている国際回線のアクセス番号とを記憶して
いる。

【００１６】前記キーボード１８は、図３に示すように
、電話番号等を入力するテンキー３１、スタートキー３
２、ストップキー３３、ワンタッチキー３４、ＴＥＬキ
ー３５、国際通信キー３６、機能キー３７、複数のファ
ンクションキー３８，３９等が設けられている。さらに
、このキーボード１８には、液晶表示器等からなる前記
表示手段１９が設けられている。

【００１７】前記表示手段１９は、図４に示すように、
ＲＡＭ１４の表示駆動記憶エリアに書き込まれた時計回
路２１からの日付表示および時刻表示、設定された機器
使用国の国名表示等の表示を行う。なお、日付表示およ
び時刻表示は、後述する機器使用国の指定で設定された
国別に対応する日付および時刻を算出して表示する。

【００１８】そして、前記ＣＰＵ１１は、キーボード１
８で機器使用国および国際通信の指定がなされたとき、
指定された国に対応した国際回線のアクセス番号を前記
ＲＯＭ１３から読出して通信制御する機能を有している
。

【００１９】次に、本実施例の作用を説明する。

【００２０】まずは、図５を参照し、ファクシミリ装置
を使用する機器使用国の設定について説明する。

【００２１】表示手段１９で待機表示（この待機表示に
ついての詳細は後述する）を行っている状態状態で、機
能キー３７を操作すると（ステップ１，２）、表示手段
１９で「クニ　　センタク」を表示する（ステップ３）
。

【００２２】ついで、スタートキー３２を操作すると（
ステップ４）、ＲＡＭ１４に記憶されている国名とその
国で使われる国際回線のアクセス番号を読出し、表示手
段１９で例えば「ニホン（ＫＤＤ）　　００１」と表示
する（ステップ５）。

【００２３】そして、ファンクションキー３８を操作す
ることにより（ステップ６）、ＲＯＭ１３に格納されて
いる対応表から次の国名とアクセス番号を読出し（ステ
ップ７）、読出した国名とアクセス番号とをＲＡＭ１４
に書換え記憶させる（ステップ８）。

【００２４】そして、ステップ５に戻って新たにＲＡＭ
１４に記憶された国名とアクセス番号とを表示手段１９
で表示する。

【００２５】このように、ファンクションキー３８を１
回操作する毎に、次の国名とアクセス番号が表示される
。

【００２６】そして、機器使用国に対応する国名が表示
手段１９に表示されたら、スタートキー３２を操作する
ことにより、表示手段１９の表示が待機表示に戻り（ス
テップ９）、設定が終了する。

【００２７】また、表示手段１９で表示される待機表示
は、図６に示すように、ＲＡＭ１４に現在記憶されてい
る国名を読出すとともに（ステップ１１）、時計回路２
１から機器使用国に対応する日時および時刻を読出し（
ステップ１２）、ＲＡＭ１４の表示駆動記憶エリアに書
込み（ステップ１３）、表示手段１９を駆動して図４に
示すような表示を行う。

【００２８】次に、図７を参照し、ダイヤル発信動作を
説明する。

【００２９】ＴＥＬキー３５を操作すると（ステップ２
１）、ダイヤル回路５を通信回線２に接続する（ステッ
プ２２）。

【００３０】機器使用国から他の国にダイヤル発信を行
う場合には、国際通信キー３６を操作する（ステップ２
３）。これにより、ＲＡＭ１４に設定記憶されている機
器使用国の国際回線のアクセス番号を読出し、ダイヤル
回路５からアクセス番号をダイヤル発信する（ステップ
２４）。

【００３１】続けて、テンキー３１で相手先の回線番号
を入力するか、予め送信先の回線番号が設定されている
ワンタッチキー３４を操作すれば（ステップ２５）、相
手先の回線番号をダイヤル発信する（ステップ２６）。

【００３２】また、機器使用国内にダイヤル発信を行う
場合には、直接テンキー３１で相手先の回線番号を入力
するか、ワンタッチキー３４を操作すると（ステップ２
７）、相手先の回線番号をダイヤル発信する（ステップ
２８）。

【００３３】そして、ダイヤル発信後に、スタートキー
３２を操作すると（ステップ２９，３０）、相手先との
回線が接続されれば、ファクシミリ通信が行われる（ス
テップ３１）。

【００３４】なお、ファクシミリ装置に受話器が付属さ
れている場合には、同様にダイヤル発信して通話を行う
ことができる。

【００３５】以上のように、国際回線のアクセス番号が
分からない国でファクシミリ装置を使用する場合でも、
表示手段１９に機器使用国を表示させておくことにより
、国際通信を行うときに、その機器使用国に対応する国
際回線のアクセス番号を読出して自動発信することがで
きる。

【００３６】

【発明の効果】本発明によれば、国別に使われている国
際回線のアクセス番号を記憶する記憶手段を備えている
ため、機器使用国の国際回線のアクセス番号が分からな
くても、機器使用国および国際通信を指定することによ
り、機器使用国に対応した国際回線のアクセス番号を記
憶手段から自動的に呼出し、このアクセス番号を使用し
て通信を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の情報通信機器の一実施例を示すブロッ
ク図である。

【図２】ＲＯＭのメモリマップ図である。

【図３】キーボードの正面図である。

【図４】表示手段の正面図である。

【図５】機器使用国の設定のフローチャートである。

【図６】待機表示のフローチャートである。

【図７】通信時のフローチャートである。

【符号の説明】

４　　　　通信手段 １１　　　　制御手段 １３　　　　記憶手段 １８　　　　指定手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　通信回線に接続されて情報通信を行う
   通信手段と、国別に使われている国際回線のアクセス番
   号を記憶する記憶手段と、機器使用国および国際通信を
   指定する指定手段と、この指定手段で機器使用国および
   国際通信が指定されたとき、指定された機器使用国に対
   応する国際回線のアクセス番号を前記記憶手段から読出
   して前記通信手段を制御する制御手段とを備えたことを
   特徴とする情報通信機器。