JPH0435044Y2 - - Google Patents

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JPH0435044Y2
JPH0435044Y2 JP1987040825U JP4082587U JPH0435044Y2 JP H0435044 Y2 JPH0435044 Y2 JP H0435044Y2 JP 1987040825 U JP1987040825 U JP 1987040825U JP 4082587 U JP4082587 U JP 4082587U JP H0435044 Y2 JPH0435044 Y2 JP H0435044Y2
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input shaft
head
turret
ball
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通称ターニングセンタと称される数
値制御複合工作機械のタレツトに適応できる回転
工具に関し、さらに詳しくはタレツトの内部に工
具の着脱機構と工具の駆動伝達機構とを内装する
ようにしたタレツトにおける回転工具の位置決め
装置に関するものである。
〔従来技術〕
例えば実公昭54−4153号公報により、旋削用工
具を主体に装備したタレツトヘツドに、必要に応
じて回転工具を随時装着し得るものとして、複数
本の固定工具を着脱可能に配設したタレツトヘツ
ドとは別に、その固定工具取付面に回転工具ユニ
ツトを設けたものが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
回転工具に充分な動力を伝達するためにはドラ
イブキーによつて加工に必要充分な動力を伝達す
ることが必要である。複数の工具軸を持つターニ
ングセンターにおいて、ロボツトまたは自動工具
交換装置(ATC)等を用いて工具の自動交換を
行う場合には、回転工具軸端に設けてあるドライ
ブキーと工具側のドライブキー溝とを正確に合致
させなければ自動交換をすることができないもの
である。しかし、前記従来技術においてはこの手
段が開示されておらず、工具の着脱が迅速にでき
ないという問題があつた。
そこで、本考案は前記した従来技術の問題点を
解消するために、工具を支持する回転スリーブと
これを駆動する入力軸を所定の位置で確実に停止
させて工具の着脱を正確に行うことができるよう
にした装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案に係る回転工
具位置決め装置は、工具を着脱するホルダーヘツ
ドと、このホルダーヘツドに対して歯車で連結さ
れた入力軸とからなる複数の工具を着脱可能に配
設したタレツトにおいて、ホルダーヘツドは、少
なくとも工具を嵌入するための嵌合穴を開口した
回転スリーブを有しており、入力軸はタレツトヘ
ツドに回転可能に支持され、端部に開口したクラ
ツチ部材と、このラツチ部材に連続した摺動穴
と、この摺動穴内に挿入された連結部材と、この
連結部材に設けられ、入力軸の周面に開口した長
孔より突出した係止ピンとからなり、係止ピンは
駆動軸の端部に設けたクラツチ部材が入力軸側に
設けたクラツチ部材と係合して連結部材を押圧し
た際に、入力軸の周囲に設けた係合部より離脱
し、両クラツチ部材の係合が解除された際に、こ
の係止ピンが係合部に係止されて入力軸を所定の
位置に固定すると共に、回転スリーブの端部に設
けたブロツク、即ちドライブキーと工具に設けた
切欠溝とが嵌合するように構成されている。
また、ホルダーヘツドの具体的な構造として
は、回転スリーブ内に後退方向にバネで弾圧した
案内筒と、この案内筒内に支持されたボールサポ
ート軸と、このボールサポート軸によつて案内筒
よりボールを工具のシヤンク部のボール当接溝内
に突出させて回転スリーブの端部に工具を固定す
るように構成されたものを好適に採用することが
できる。
〔作用〕
工具27を端部に支持する回転スリーブ12と
入力軸30との間は歯車25と33によつて連結
されて特定の関係で連動するようになつており、
更に、入力軸30と駆動軸45との間は凹溝34
と突起46からなるクラツチ機構によつて継脱可
能に構成されており、駆動軸45と入力軸30と
の連結が外された場合にはこの入力軸30の周囲
に設けた係合部である凹溝43と係止ピン37の
係止部37aとが係合して入力軸30を所定の位
置に固定する。
この入力軸30と回転スリーブ12とは歯車2
5と33で駆動連結されているので、この回転ス
リーブ12も所定の位置で停止する。そしてこの
回転スリーブ12の端部に設けてあるドライブキ
ー、即ちブロツク38が所定の位置に停止するの
で、その位置において工具27を正確に交換する
ことができる。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例として示す図面につい
て詳細に説明する。
第1図は、2タレツト刃物台方式の数値制御複
合工作機械の全体斜視図、第2図はタレツトヘツ
ドの正面図、第3図は第2図のA−A矢視におけ
るタレツトヘツドの縦断側面図、第4図は入力軸
と駆動軸と噛合み状態を示す斜視図、第5図はタ
レツトヘツドの割出位置におけるハウスギヤと駆
動軸の関係を示す説明図、第6図は入力軸の停止
状態を示す説明図である。
第1図において、数値制御複合工作機械1に
は、ワークWをクランプするチヤツク2、水平方
向に移動可能でかつ回転可能な工具T装着用の第
1タレツトヘツド3および第二タレツトヘツド
4、この第1タレツトヘツド3に設けられたホル
ダーヘツド10および第二タレツトヘツド4に設
けられたホルダーヘツド5、このホルダーヘツド
5または10に着脱自在に取付け可能な工具Tお
よびワークWの交換アーム6が設けられている。
また、数値制御複合工作機械1の側部、即ち交
換アーム6によるワークWの交換可能な位置には
ワークマガジン7が設置され、さらに交換アーム
6による工具Tの交換可能な位置には工具マガジ
ン8が設置されている。
第2図において、前述した第一タレツトヘツド
3は、軸芯Oを中心として所定角度の割出位置に
回転可能に構成されており、この第一タレツトヘ
ツド3の円周が所定角度に分割された割出位置に
は、回転工具専用のホルダーヘツド10と、固定
工具専用のホルダーヘツド9とがそれぞれ適当数
内装されている。
このタレツトヘツド3内に設けた複数の回転工
具専用のホルダーヘツド10は、それぞれ第3図
のように構成されている。すなわち、タレツトヘ
ツド3内には、先端にテーパ状の嵌合穴11を有
する回転スリーブ12がタレツトヘツド3の回転
軸芯Oと平行する軸芯方向に内装され、この回転
スリーブ12は前後の軸受13,13により定位
置で回転自在に位置決めされている。
この回転スリーブ12内には、工具を着脱させ
るための着脱機構が内装されでおり、この着脱機
構は次のように構成されている。つまり、回転ス
リーブ12の内径には、前記嵌合穴11内に位置
する前方側に複数個のボール支持穴14aが設け
られた案内筒14が摺動のみ自在に嵌挿され、こ
の案内筒14の後方側には案内筒14のネジ部に
螺入するネジ部を内径に有するシリンダ15が位
置決め固定されることで、案内筒14とシリンダ
15とは一体的に結合されている。このシリンダ
15の内側と回転スリーブ12の内径に設けた皿
バネ穴12aとの間に、案内筒14の外径に嵌入
する多数の皿バネ16,16……が介装されるこ
とによつて、案内筒14のボール支持穴14は常
に嵌合穴11から遠ざかる方向に附勢されてい
る。
また、この案内筒14の中心部に設けられ軸芯
方向に沿つて摺動自在なボールサポート軸17
は、その先端のボール押出部19と、このボール
押出部19に後続するボール嵌入溝20とが設け
られると共に、シリンダ15を貫通して後方に突
出する突出部17aが設けられ、このボールサポ
ート軸17は、案内筒14の内径に設けたばね挿
入穴14bに挿入されボールサポート軸17の外
径に位置するリタンスプリング21により、常に
ボール嵌入溝20が嵌合穴11から遠ざかる方向
に附勢されると共に、中心部に開口され後端から
中心部を通り前方に向うエア通路22は、ボール
嵌入溝20の手前で外周側に向けて開口されてお
り、このエア通路22は案内筒14に開口のエア
通路23を経由して嵌合穴11内に連通されてい
る。
そして、この嵌合穴11には、嵌合穴11のテ
ーパに合致するシヤンク部26を有する工具27
が着脱自在に嵌合するようになつており、このシ
ヤンク部26には、案内筒14の前方側外径に嵌
入する所定深さの内径部28が設けられ、この内
径部28内には複数のボール18,18……の突
出側外径がそれぞれ接当するテーパ状のボール当
接溝29が形成されている。また、嵌合穴11の
外側端面には位置決めブロツク38が固定され、
この位置決めブロツク38(ドライブキー)に工
具27に設けた切欠溝27aが嵌入することで工
具27が位置決めされる。
さらに、この回転工具専用の各ホルダーヘツド
10は、タレツトヘツド3に内装した駆動伝達機
構を介して外部に設けた接続・離脱可能な駆動機
構から駆動されるようになつており、この駆動伝
達機構は次のように構成されている。つまり、ホ
ルダーヘツド10は、タレツトヘツド3内に回転
スリーブ12の軸芯方向と平行に軸支され一定位
置の停止状態と回転可能状態とに切換可能に構成
された駆動伝達機構としての入力軸支30を介し
て駆動可能となつている。この入力軸30は、タ
レツトヘツド3に固定の固定スリーブ31の内径
に支架された前後の軸受32,32により回転自
在に位置決めされ、その前方側には平歯車33が
固定され、またその後方側には端面が切欠された
凹溝34(クラツチ部材)が設けられている。こ
の入力軸30の平歯車33は、回転スリーブ12
の嵌合穴11の外径に固定の平歯車25に噛合さ
れることで、入力軸30からの動力が回転スリー
ブ12に伝達されるが、この両平歯車33,25
は回転比が1:1で、入力軸30と回転スリーブ
12とは同期回転可能となつている。
前述した入力軸30の凹溝34は、入力軸30
の軸芯を通り前方に向かう所定深さの摺動穴35
に連通されており、この摺動穴35内には連結部
材36が摺動自在に嵌挿されている。この連結部
材36に穿設した軸芯方向と交差する方向の穴に
挿入された係止ピン37は軸芯に沿つて設けたボ
ルト39により固定されている。この係止ピン3
7の係止部37aは入力軸30に開口した軸芯方
向と交差する方向に設けた所定長さの長孔41内
を通過して外側に突出される共に、この係止ピン
37を固定する連結部材36がスプリング43a
により常に凹溝34側に向けて附勢されている。
そして係止ピン37は、連結部材36がスプリン
グ43の附勢力で凹溝34側に移動しその係止部
37aが固定リング40に設けた切欠溝43(係
合部)に係止されることで、入力軸30は停止位
置となり、連結部材36がスプリング43aに抗
して凹溝34から遠ざかる位置に移動しその係止
部37aが固定リング40の切欠溝43から離脱
することで、入力軸30は回転可能位置となるよ
う切換えられる。
この入力軸30がタレツトヘツド3とともに割
出位置に回転した位置には、駆動機構としての駆
動軸45が対設されている。この駆動軸45は、
機械1側に設けた図示しないパルスモータ等より
なる制御モータから駆動されるがその端面には入
力軸30の凹溝34(クラツチ部材)に嵌入する
突起46(クラツチ部材)が突出されている。
第5図に示すように、タレツトヘツド3が割出
位置に回動する加工ポジシヨンでは、タレツトヘ
ツド3全体がそのハウスギヤ47とともに所定距
離(約7mm程度)前方側に一旦移動し、再びタレ
ツトヘツド3全体がそのハウスギヤ47とともに
復帰する前後移動を利用して、駆動軸45の突起
46と、入力軸30の凹溝34からなる両クラツ
チ部材の係合および離脱ができるようになつてお
り、その係合の際には、第4図のように入力軸3
0の凹溝34内に突出している停止位置の連結部
材36が、駆動軸45の突起46でスプリング4
3aの附勢力に抗して自動的に押圧され、これと
一体の係止部37aが固定リング40の切欠溝4
3(係合部)から離脱する方向に移動すること
で、停止位置に規制されていてた入力軸30は回
転可能状態に切換られる。この入力軸30の凹溝
34および駆動軸45の突起46の方向は、第6
図に示す如くタレツトヘツド3の回転軸芯Oに対
し直角方向で停止状態となることが望ましく、こ
の入力軸30の停止位置では同期回転する回転ス
リーブ12に固定の位置決めブロツク38も一定
位置に停止する。
さらに、ホルダーヘツド10がタレツトヘツド
3とともに割出位置に回転した位置には、そのシ
リンダ15およびボールサポート軸17の突出部
17aに対向する駆動機構が配設され、この駆動
機構は図示しない制御機構に連結される二重シリ
ンダ装置50より構成されている。この二重シリ
ンダ装置50はシリンダ15を作動するための外
側シリンダ51と、この外側シリンダ51の中心
部に嵌挿されボールサポート軸17の突出部17
aを作動するための内側シリンダ52とからなつ
ており、さらに内側シリンダ52の中心部に開口
したエア供給通路53は図示しない制御機構を経
由してエア供給源に連繋されている。
また、タレツトヘツド3に開口したクーラント
供給通路55は、回転スリーブ12の嵌合穴11
外周に形成した環状通路56を経由して嵌合穴1
1外周に設けテーパに沿う方向のクーラント通路
57に連通されており、クーラント供給通路55
は図外のクーラント供給源に連繋されている。
次にその作用について説明する。第3図はクラ
ンプ状態にある工具27を示している。
〔アンクランプ〕
この第3図のクランプ状態から工具27をアン
クランプ状態にするには、外側シリンダ51が
矢印方向へ移動→シリンダ15を押圧→皿ばね1
6圧縮→工具27がアンクランプ状態となる。
続いて内側シリンダ52が矢印方向へ移動→
ボールサポート軸17を押圧→リタンスプリング
21圧縮→ボール嵌入溝20がボール18位置へ
移動→同時にエア供給通路53からエアブロー開
始→工具27は完全なアンクランプ状態になる。
このの状態のとき、第1図に示す交換アーム6
または図外の自動工具交換装置〔ATC〕等(作
業者でもよい)が工具27のブリツプ部を保持す
る。
〔工具の交換〕
続いて交換アーム6または自動工具交換装置
〔ATC〕(作業者でもよい)によりアンクランプ
状態となつた工具27を交換する。この工具27
の交換中に嵌合穴11内が案内筒14のエア通路
23を通つて吹き出ているエアブローにより切粉
が完全に除去されるので、工具交換中に切粉が嵌
合穴11内に入り、シヤンク部27が完全に挿入
できなくなるという工具交換時におけるトラブル
を完全に解決できる。
工具のシヤンク部26を嵌合穴11に挿入する
ときには、ボール18はボール嵌入溝20に没入
しているので、ボール18に干渉されることなく
シヤンク部26の挿入ができる。
〔クランプ〕
内側シリンダ52が後退→エアブロー停止→
リタンスプリング21の圧縮解除→ボールサポー
ト軸17の後退→ボール18がボール押出部19
に上昇する。
続いて外側シリンダ51が後退→皿ばね圧縮解
除→ボール18の外径がテーパ状のボール当接溝
29に当接→工具が完全にクランプされるように
なつている。
そして、実施例のように、工具27の回転軸芯
に、従来のように工具駆動用の伝動軸は設けるこ
となく、工具着脱用の着脱機構を内装することに
よつて、工具27の回転軸芯上で前後移動状態に
制御可能な着脱機構により行う工具27の着脱
を、複雑に運動する着脱機構等によることなく簡
単にできる。また、工具27を駆動する駆動伝達
機構としての入力軸30を、工具27の回転軸芯
とは別の位置に内装配設することで、工具27の
回転軸芯上に着脱機構を設けた上で工具27が駆
動回転できる。
さらに、この着脱機構および駆動伝達機構は、
それぞれの駆動手段と接離可能に連結され、工具
27のアンクランプ状態とクランプ状態とに作動
する着脱機構と、工具27を回転状態と停止状態
とに切換える駆動伝達機構とを、個別にタイミン
グよく確実に制御できるので、回転工具の自動工
具交換(または作業者)を行う上での工具の着脱
が迅速かつ確実にできる。
〔考案の効果〕
本考案に係る回転工具位置決め装置は、工具2
7を着脱するホルダーヘツド10と、このホルダ
ーヘツド10に対して歯車25,33で連結され
た入力軸30とからなる複数の工具を着脱可能に
配設したタレツトにおいて、 ホルダーヘツド10は、工具を嵌入するための
嵌合穴11を開口した回転スリーブ12を有して
おり、入力軸30はタレツトヘツド3に回転可能
に支持され、端部に開口したクラツチ部材34
と、このクラツチ部材34に連続した摺動穴35
と、この摺動穴35内に挿入された連結部材36
と、この連結部材36に設けられ、入力軸30の
周面に開口した長孔41より突出した係止ピン3
7とからなり、前記係止ピン37は駆動軸45の
端部に設けたクラツチ部材46が入力軸30設け
たクラツチ部材34に係合して連結部材36を押
圧した際に入力軸30周囲に設けた係合部43よ
り離脱し、前記クラツチ部材34と46との係合
が解除された際に、係合部43に係止されて入力
軸30を所定の位置に固定すると共に、回転スリ
ーブ12の端部に設けたブロツク38と工具27
に設けた切欠溝27aとが嵌合するように構成さ
れている。
従つて、ホルダーヘツド10を構成している回
転スリーブ12と入力軸30とが共動して回転
し、関連して停止する。
そして入力軸30と駆動軸45との間に設けら
れているクラツチ部材34,46の係合が断たれ
た場合には、入力軸30はタレツトヘツド3側に
設けられている係合部43によつて所定の位置に
固定されることになる。この入力軸30の停止に
伴なつて、回転スリーブ12も関連的に所定の位
置で停止することになる。
その結果、回転スリーブ12の端部に設けてあ
るドライブキーであるブロツク38が所定の位置
で停止することになり、工具27も所定の位置で
停止し、正確に位置決めされることになる。この
ように工具27が正確に位置決めされるのでロボ
ツトや自動交換装置の把持装置を正確に合わせて
工具を迅速に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は、2
タレツト刃物台方式の数値制御複合工作機械の全
体斜視図、第2図はタレツトヘツドの正面図、第
3図は第2図のA−A矢視におけるタレツトヘツ
ドの縦断側面図、第4図は入力軸と駆動軸と噛合
み状態を示す斜視図、第5図はタレツトヘツドの
割出位置におけるハウスギヤと駆動軸の関係を示
す説明図、第6図は入力軸の停止状態を示す説明
図である。 1……数値制御複合工作機械、3……タレツト
ヘツド、10……ホルダーヘツド、11……嵌合
穴、12……回転スリーブ、14……案内筒、1
7……ボールサポート軸、18……ボール、19
……ボール押出部、20……ボール嵌入穴、26
……シヤンク部、27……工具、30……入力
軸、45……駆動軸、50……二重シリンダ装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 工具27を着脱するホルダーヘツド10と、こ
    のホルダーヘツド10に対して歯車25,33で
    連結された入力軸30とからなる複数の工具を着
    脱可能に配設したタレツトにおいて、 ホルダーヘツド10は、工具を嵌入するための
    嵌合穴11を開口した回転スリーブ12を有して
    おり、入力軸30はタレツトヘツド3に回転可能
    に支持され、端部に開口したクラツチ部材34
    と、このクラツチ部材34に連続した摺動穴35
    と、この摺動穴35内に挿入された連結部材36
    と、この連結部材36に設けられ、入力軸30の
    周面に開口した長孔41より突出した係止ピン3
    7とからなり、係止ピン37は駆動軸45の端部
    に設けたクラツチ部材46が入力軸30設けたク
    ラツチ部材34に係合して連結部材36を押圧し
    た際に入力軸30周囲に設けた係合部43より離
    脱し、両クラツチ部材34と46との係合が解除
    された際に、係合部43に係止されて入力軸30
    を所定の位置に固定すると共に、回転スリーブ1
    2の端部に設けたブロツク38と工具27に設け
    た切欠溝27aとが嵌合可能に位置決めされるよ
    うに構成されている回転工具位置決め装置。
JP1987040825U 1987-03-23 1987-03-23 Expired JPH0435044Y2 (ja)

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