JPH04348913A - 発泡プラスチック成形品及び発泡プラスチック回収品の処理方法 - Google Patents
発泡プラスチック成形品及び発泡プラスチック回収品の処理方法Info
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- JPH04348913A JPH04348913A JP3042011A JP4201191A JPH04348913A JP H04348913 A JPH04348913 A JP H04348913A JP 3042011 A JP3042011 A JP 3042011A JP 4201191 A JP4201191 A JP 4201191A JP H04348913 A JPH04348913 A JP H04348913A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/52—Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発泡プラスチック成
形品及び発泡プラスチック回収品の処理方法に関し、特
に吸水性の要求される盛土工法用に、または屋上庭園等
の排水材に適した発泡プラスチック成形品及びその成形
品を得る処理方法に関する。
形品及び発泡プラスチック回収品の処理方法に関し、特
に吸水性の要求される盛土工法用に、または屋上庭園等
の排水材に適した発泡プラスチック成形品及びその成形
品を得る処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡シートを容器状に成形したシ
ート成形品あるいは発泡性樹脂粒子を成形型内で加熱膨
張させて容器状に成形したビーズ成形品等の発泡プラス
チック成形品は、軽量で断熱性等を有し、しかもコスト
安価なため、食品等の持ち帰り用等種々の包装容器とし
て使用されている。そして、使用済み容器は、廃棄され
他のゴミと同様に埋め立てたり、焼却炉にて燃焼させて
処分されている。最近の環境問題から特開平2−110
912号公報、特開平1−11307号公報、実開平2
−106309号公報等に開示されている発泡体の廃棄
物を遠赤外線ヒータ、低加圧水蒸気で加熱収縮または機
械的に容積を減少させて処分するとか、実開平63−1
75138号公報の160℃に加熱された廃てんぷら油
内で溶融し、次いで固化することにより燃料として使用
する方法が行なわれている。
ート成形品あるいは発泡性樹脂粒子を成形型内で加熱膨
張させて容器状に成形したビーズ成形品等の発泡プラス
チック成形品は、軽量で断熱性等を有し、しかもコスト
安価なため、食品等の持ち帰り用等種々の包装容器とし
て使用されている。そして、使用済み容器は、廃棄され
他のゴミと同様に埋め立てたり、焼却炉にて燃焼させて
処分されている。最近の環境問題から特開平2−110
912号公報、特開平1−11307号公報、実開平2
−106309号公報等に開示されている発泡体の廃棄
物を遠赤外線ヒータ、低加圧水蒸気で加熱収縮または機
械的に容積を減少させて処分するとか、実開平63−1
75138号公報の160℃に加熱された廃てんぷら油
内で溶融し、次いで固化することにより燃料として使用
する方法が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
泡プラスチックによる容器等の成形品は使用済み後、廃
棄することは不経済なばかりか、焼却等廃棄後の処理に
対してもガス発生等環境衛生上の点から不都合が提起さ
れ出した。そのため、これを回収して再利用することが
要望されるに至っている。
泡プラスチックによる容器等の成形品は使用済み後、廃
棄することは不経済なばかりか、焼却等廃棄後の処理に
対してもガス発生等環境衛生上の点から不都合が提起さ
れ出した。そのため、これを回収して再利用することが
要望されるに至っている。
【0004】そこで、本発明では、上記諸事情を勘案し
、発泡プラスチック成形品を粉砕した粉砕粒を原料とし
た種々の用途に適する発泡プラスチック成形品と、この
発泡プラスチック成形品を得るために回収成形品に対し
て再利用化をはかれるような処理方法を提供することを
目的としている。
、発泡プラスチック成形品を粉砕した粉砕粒を原料とし
た種々の用途に適する発泡プラスチック成形品と、この
発泡プラスチック成形品を得るために回収成形品に対し
て再利用化をはかれるような処理方法を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の発泡プラスチック成形品としては、発泡プラスチック
成形品を粉砕した粉砕粒を原料として、曲げ強度を1.
5Kg/cm2以上、吸水率1.6%以上、実質融着率
10%以下で見かけ融着率10%以上であることを特徴
としている。
の発泡プラスチック成形品としては、発泡プラスチック
成形品を粉砕した粉砕粒を原料として、曲げ強度を1.
5Kg/cm2以上、吸水率1.6%以上、実質融着率
10%以下で見かけ融着率10%以上であることを特徴
としている。
【0006】さらに、上記目的を達成するための発泡プ
ラスチック回収品の処理方法としては、発泡プラスチッ
クによる回収品を粉砕した粉砕粒を原料として成形品の
型窩内に充填し、曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、
吸水率1.6%以上、実質融着率10%以下で見かけ融
着率10%以上の塊状に圧縮して再成形することを特徴
としている。
ラスチック回収品の処理方法としては、発泡プラスチッ
クによる回収品を粉砕した粉砕粒を原料として成形品の
型窩内に充填し、曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、
吸水率1.6%以上、実質融着率10%以下で見かけ融
着率10%以上の塊状に圧縮して再成形することを特徴
としている。
【0007】
【作用】上記構成の発泡プラスチック成形品によると、
盛土工法用に要求される適度の吸水性と、屋上庭園等の
排水材に要求される適度の通水性とを充足できることに
なる。さらに、上記構成の処理方法によると、適切な吸
水条件や通水良好な条件を備え、かつ持運び可能な程度
に見かけ上融着した塊状の再成形品を成形処理できるこ
とになる。
盛土工法用に要求される適度の吸水性と、屋上庭園等の
排水材に要求される適度の通水性とを充足できることに
なる。さらに、上記構成の処理方法によると、適切な吸
水条件や通水良好な条件を備え、かつ持運び可能な程度
に見かけ上融着した塊状の再成形品を成形処理できるこ
とになる。
【0008】
【実施例】発泡プラスチックの回収成形品として、発泡
ポリスチレンシートによるトレー状成形品を回収、また
は成形時に発生する耳ロス等を細かく、例えば3〜5m
m角の大きさに粉砕して粉砕粒とする。本発明の粉砕粒
には、円形若しくは異型の粒子又はフレーク状のものが
含まれる。
ポリスチレンシートによるトレー状成形品を回収、また
は成形時に発生する耳ロス等を細かく、例えば3〜5m
m角の大きさに粉砕して粉砕粒とする。本発明の粉砕粒
には、円形若しくは異型の粒子又はフレーク状のものが
含まれる。
【0009】この粉砕粒を原料として発泡ポリスチレン
粒子を成形するために使用する発泡成形装置の成形金型
間の型窩内に充填させる。
粒子を成形するために使用する発泡成形装置の成形金型
間の型窩内に充填させる。
【0010】上記成形金型は、成形用の型窩を雌雄型間
に形成でき、成形に必要な水蒸気、冷却水およびエアの
導入方法は通常の発泡成形装置と同様である。また充填
器は、充填しようとする粉砕粒の大きさに合せて適宜径
のものを使用する。上記装置を用いて、この発明の発泡
成形品の製造方法を以下に説明する。先ず、成形金型を
完全に締めない状態で、図1の成形金型1,2間に形成
される型窩3に、充填器から、粉砕粒による原料Pを充
填する。なお、充填には通常の成形のようにクラッキン
グCを採用する。
に形成でき、成形に必要な水蒸気、冷却水およびエアの
導入方法は通常の発泡成形装置と同様である。また充填
器は、充填しようとする粉砕粒の大きさに合せて適宜径
のものを使用する。上記装置を用いて、この発明の発泡
成形品の製造方法を以下に説明する。先ず、成形金型を
完全に締めない状態で、図1の成形金型1,2間に形成
される型窩3に、充填器から、粉砕粒による原料Pを充
填する。なお、充填には通常の成形のようにクラッキン
グCを採用する。
【0011】この時、成形金型に配管接続してある蒸気
等の導入管、排出管等は開放状態にして、原料充填に伴
うエアを蒸気孔を通じて外部にスムーズに排出できるよ
うにしておく必要がある。次に、図2のようにクラッキ
ングCをなくすように成形金型を完全に締め、型窩面積
を小さくして圧縮して、型窩内に充填してある粉砕粒に
よる原料を圧縮する。
等の導入管、排出管等は開放状態にして、原料充填に伴
うエアを蒸気孔を通じて外部にスムーズに排出できるよ
うにしておく必要がある。次に、図2のようにクラッキ
ングCをなくすように成形金型を完全に締め、型窩面積
を小さくして圧縮して、型窩内に充填してある粉砕粒に
よる原料を圧縮する。
【0012】そして、排出管を閉じ、蒸気等の導入管か
ら型窩内に加熱媒体としての蒸気を導入し、圧縮された
原料を加熱発泡させるとともに原料同士を見かけ上融着
させ、図3に示す塊状の再成形品10Pを得る。再成形
品10Pは、曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、好ま
しくは2.0Kg/cm2以上、吸水率1.6%以上、
好ましくは2.0%以上、実質融着率10%以下で見か
け融着率10%以上に成形されてある。
ら型窩内に加熱媒体としての蒸気を導入し、圧縮された
原料を加熱発泡させるとともに原料同士を見かけ上融着
させ、図3に示す塊状の再成形品10Pを得る。再成形
品10Pは、曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、好ま
しくは2.0Kg/cm2以上、吸水率1.6%以上、
好ましくは2.0%以上、実質融着率10%以下で見か
け融着率10%以上に成形されてある。
【0013】本発明における実質融着率とは、得られた
再成形品10Pを破断させたとき、粉砕粒の破断は10
%以下で、融着された粉砕粒の融着面で破断するのが9
0%以上であることを意味する。このようにすることに
より、吸水率1.6%以上になる。吸水率1.6%以下
では屋上庭園等に使用したとき、充分な排水作用をする
ことができない。本発明では吸水率1.6%以上にする
ために、使用する粉砕粒は、できるだけ二次発泡力の少
ないものが好ましい。二次発泡力が大きいと実質融着率
が10%以上となり、吸水率1.6%以上のものが得ら
れない。本発明の発泡プラスチック成形品は、吸水率1
.6%以上を保つために成形品の空間率を20%以上で
あることが好ましい。
再成形品10Pを破断させたとき、粉砕粒の破断は10
%以下で、融着された粉砕粒の融着面で破断するのが9
0%以上であることを意味する。このようにすることに
より、吸水率1.6%以上になる。吸水率1.6%以下
では屋上庭園等に使用したとき、充分な排水作用をする
ことができない。本発明では吸水率1.6%以上にする
ために、使用する粉砕粒は、できるだけ二次発泡力の少
ないものが好ましい。二次発泡力が大きいと実質融着率
が10%以上となり、吸水率1.6%以上のものが得ら
れない。本発明の発泡プラスチック成形品は、吸水率1
.6%以上を保つために成形品の空間率を20%以上で
あることが好ましい。
【0014】曲げ強度は、1.5Kg/cm2以下では
作業中に割れたりする恐れがあるため、1.5Kg/c
m2以上が必要である。また、見かけ融着率は、10%
以下では曲げ強度が1.5Kg/cm2以上のものが得
られないので、10%以上にする必要がある。実質融着
率10%以下、見かけ融着率10%以上にするには、使
用する粉砕粒の倍率および成形時の圧縮量でコントロー
ルすることで任意のものを得ることが可能である。
作業中に割れたりする恐れがあるため、1.5Kg/c
m2以上が必要である。また、見かけ融着率は、10%
以下では曲げ強度が1.5Kg/cm2以上のものが得
られないので、10%以上にする必要がある。実質融着
率10%以下、見かけ融着率10%以上にするには、使
用する粉砕粒の倍率および成形時の圧縮量でコントロー
ルすることで任意のものを得ることが可能である。
【0015】その後、排出管を開放して蒸気を排出し、
さらに導入管から冷却水を導入して成形品を冷却するの
は、一般の方法と同じである。なお、冷却水にて冷却し
た成形品は、成形金型を開いて成形金型の適宜位置に設
けたエジェクタピン(図示せず)等にて型窩から取り外
すようにすればよい。その他本発明の要旨を変更しない
範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
さらに導入管から冷却水を導入して成形品を冷却するの
は、一般の方法と同じである。なお、冷却水にて冷却し
た成形品は、成形金型を開いて成形金型の適宜位置に設
けたエジェクタピン(図示せず)等にて型窩から取り外
すようにすればよい。その他本発明の要旨を変更しない
範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0016】上記成形品は塊状のものであるが、塊状と
しては板状又はブロック状等の何れの形状に成形しても
よい。実施上、原料を成形時に圧縮するためのクラッキ
ング寸法を種々変えて再成形品の成形を実施した例を以
下に物性値と共に示す。再成形処理する粉砕粒は発泡ポ
リスチレンシート成形品を粉砕したものだけの場合と、
通常の成形によるトリミングロスを含める場合とがあり
、再成形品の寸法は400×300×50mmの板状の
ものである。
しては板状又はブロック状等の何れの形状に成形しても
よい。実施上、原料を成形時に圧縮するためのクラッキ
ング寸法を種々変えて再成形品の成形を実施した例を以
下に物性値と共に示す。再成形処理する粉砕粒は発泡ポ
リスチレンシート成形品を粉砕したものだけの場合と、
通常の成形によるトリミングロスを含める場合とがあり
、再成形品の寸法は400×300×50mmの板状の
ものである。
【0017】サンプルA … 20mmクラッキン
グサンプルB … 30mmクラッキングサンプル
C … 40mmクラッキング物性測定 JIS
−A9511に準拠(1) 曲げ強度
グサンプルB … 30mmクラッキングサンプル
C … 40mmクラッキング物性測定 JIS
−A9511に準拠(1) 曲げ強度
【0018】
【表1】
【0019】なお、参考のため通常の発泡ポリスチレン
による50倍発泡成形品では応力約3.0Kg/cm2
である。また、上記再成形品ではカット性はバンドソー
によっても良好である。 (2) 圧縮強度
による50倍発泡成形品では応力約3.0Kg/cm2
である。また、上記再成形品ではカット性はバンドソー
によっても良好である。 (2) 圧縮強度
【0020】
【表2】
【0021】なお、参考のため、通常の発泡ポリスチレ
ンによる50倍発泡成形品では圧縮強度は0.8Kg/
cm2である。本発明の処理上、成形には通常の発泡成
形機が使用できるが、充填器は20mmφ以上のものが
好ましく、充填時のクラッキングは製品厚みの1.5〜
2.0倍が必要となる。あまり大きくクラッキングをと
ると、空間率が20%以下となり、吸水率も1.6%以
下となり、本発明の発泡プラスチック成形品が得られな
い。
ンによる50倍発泡成形品では圧縮強度は0.8Kg/
cm2である。本発明の処理上、成形には通常の発泡成
形機が使用できるが、充填器は20mmφ以上のものが
好ましく、充填時のクラッキングは製品厚みの1.5〜
2.0倍が必要となる。あまり大きくクラッキングをと
ると、空間率が20%以下となり、吸水率も1.6%以
下となり、本発明の発泡プラスチック成形品が得られな
い。
【0022】発泡ポリスチレン粒子用の成形金型は、1
0mm程度のクラッキングに制御されているが、本発明
では10mm以上、得ようとする再成形品と同じ厚み寸
法のクラッキングを取れるようにすることが必要である
。水蒸気圧力は通常の発泡成形よりもやや高めにする必
要がある。例えば0.9〜1.0Kg/cm2の圧力が
好ましい。また、水冷時間は全体が含水大となり易いこ
とと発泡圧がないので、通常の発泡成形より短い方が好
ましい。
0mm程度のクラッキングに制御されているが、本発明
では10mm以上、得ようとする再成形品と同じ厚み寸
法のクラッキングを取れるようにすることが必要である
。水蒸気圧力は通常の発泡成形よりもやや高めにする必
要がある。例えば0.9〜1.0Kg/cm2の圧力が
好ましい。また、水冷時間は全体が含水大となり易いこ
とと発泡圧がないので、通常の発泡成形より短い方が好
ましい。
【0023】以上のようにして処理された再成形品は、
塊状になっているので、盛土ブロック、ドレンブロック
、屋上庭園用の排水材として使用される。図4に一例を
示すような屋上庭園において、屋上に本発明の再成形品
を全面に敷設し、この上に不織布200を介して土30
0を載せ、樹木、花木等を植栽すれば、土にしみ込んだ
余分な水は再成形品を通じて屋上外に排出されるので、
屋上に水による荷重はかかることがない。
塊状になっているので、盛土ブロック、ドレンブロック
、屋上庭園用の排水材として使用される。図4に一例を
示すような屋上庭園において、屋上に本発明の再成形品
を全面に敷設し、この上に不織布200を介して土30
0を載せ、樹木、花木等を植栽すれば、土にしみ込んだ
余分な水は再成形品を通じて屋上外に排出されるので、
屋上に水による荷重はかかることがない。
【0024】
【発明の効果】本発明による発泡プラスチック成形品は
、その諸性能から、特に盛土工法用等に要求される吸水
性と、屋上庭園用等に要求される通水性とを充足できる
排水材として好適なものとなる。さらに、本発明では、
発泡プラスチックによる回収品を再成形できるもので、
再成形品は曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、吸水率
を1.6%以上、実質融着率10%以下で見かけ融着率
10%以上の塊状に再成形されるものゆえ、吸水および
通水(透水)良好で且つ崩形せず、持運び可能であって
、強度が大きくないので小さなブロック状や板状にカッ
ト加工することもできることになる。
、その諸性能から、特に盛土工法用等に要求される吸水
性と、屋上庭園用等に要求される通水性とを充足できる
排水材として好適なものとなる。さらに、本発明では、
発泡プラスチックによる回収品を再成形できるもので、
再成形品は曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、吸水率
を1.6%以上、実質融着率10%以下で見かけ融着率
10%以上の塊状に再成形されるものゆえ、吸水および
通水(透水)良好で且つ崩形せず、持運び可能であって
、強度が大きくないので小さなブロック状や板状にカッ
ト加工することもできることになる。
【0025】そして、再利用による経済性と、環境衛生
上の改善にも役立つ処理方法となる。
上の改善にも役立つ処理方法となる。
【図1】再成形に成形する際のクラッキングを採った概
要断面図である。
要断面図である。
【図2】クラッキングをなくした状態の概要断面図であ
る。
る。
【図3】再成形品を取出した概要断面図である。
【図4】発泡成形品を屋上庭園用の排水材に用いた概要
断面図である。
断面図である。
1,2 成形金型
3 型窩
P 粉砕粒
Claims (2)
- 【請求項1】発泡プラスチック成形品を粉砕した粉砕粒
を原料として、曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、吸
水率1.6%以上、実質融着率10%以下で見かけ融着
率10%以上であることを特徴とする発泡プラスチック
成形品。 - 【請求項2】発泡プラスチックによる回収品を粉砕した
粉砕粒を原料として、この原料を成形品の型窩内に充填
し、曲げ強度を1.5Kg/cm2以上、吸水率1.6
%以上、実質融着率10%以下で見かけ融着率10%以
上の塊状に圧縮して再成形することを特徴とする発泡プ
ラスチック回収品の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3042011A JPH04348913A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 発泡プラスチック成形品及び発泡プラスチック回収品の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3042011A JPH04348913A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 発泡プラスチック成形品及び発泡プラスチック回収品の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04348913A true JPH04348913A (ja) | 1992-12-03 |
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ID=12624243
Family Applications (1)
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JP3042011A Pending JPH04348913A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 発泡プラスチック成形品及び発泡プラスチック回収品の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH04348913A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006524153A (ja) * | 2003-03-19 | 2006-10-26 | エコノプラス リミテッド | リサイクルされたプラスチックからの排水/灌水エレメント |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03278939A (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-10 | Kakinuma Kasei Kk | 発泡スチロール廃棄物の再生方法 |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP3042011A patent/JPH04348913A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03278939A (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-10 | Kakinuma Kasei Kk | 発泡スチロール廃棄物の再生方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006524153A (ja) * | 2003-03-19 | 2006-10-26 | エコノプラス リミテッド | リサイクルされたプラスチックからの排水/灌水エレメント |
JP4695067B2 (ja) * | 2003-03-19 | 2011-06-08 | エコノプラス リミテッド | リサイクルされたプラスチックからの排水/灌水エレメント |
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