JPH0434788Y2 - - Google Patents

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JPH0434788Y2
JPH0434788Y2 JP6223390U JP6223390U JPH0434788Y2 JP H0434788 Y2 JPH0434788 Y2 JP H0434788Y2 JP 6223390 U JP6223390 U JP 6223390U JP 6223390 U JP6223390 U JP 6223390U JP H0434788 Y2 JPH0434788 Y2 JP H0434788Y2
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ultra
cleaning
foot
athlete
cloth material
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、水虫の治療に際して、患部を清潔に
するための洗浄用として利用する「水虫患部洗浄
用布材」に関するものであつて、超極細繊維に依
つて形成することに依り、極めて良好なる患部洗
浄作用が奏されるように成したもである。
【従来の技術】
水虫ができた場合、患部を清潔に保つために、
患部をまめに洗浄すると共に、当該洗浄後に薬を
塗布しておくことが重要である。 従来、患部洗浄は、石鹸で洗うか、または単に
水洗いを行うことを通例とした。
【考案が解決しようとする問題点】
上述した石鹸に依る洗浄であるが、水虫に依る
水泡が破れて皮膚がただれているような場合、石
鹸使用は患部を悪化させてしまう恐れが生じるも
のである。 また、単なる水洗いであると、皮膚の間に入り
込んだ汚れを落とすことが出来ず、充分なる洗浄
とは称し得ないものであつた。 そして、一般的には、石鹸を使用した洗浄、ま
たは単なる水洗いであつても、手ぬぐい、タオル
等の布材を用いて患部をぬぐいながら洗浄するこ
とを通例とした。 然し乍、このような既存の布材を用いた場合、
水虫患部を崩さないようにする関係上、当該布材
で患部を強くこすることは避けなければならず、
従つて、皮膚の細かい皺に入り込んだ汚れをぬぐ
い取ることが出来ず、完全なる患部洗浄を果たす
ことは極めて困難とされた。 本考案は上述したような従来に於ける問題点の
解消化を図つたものである。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、ポリエステル、アクリルまたはこれ
らの混紡等にしてかつ0.1〜数ミクロン程度の超
極細糸に依つて編織され、かつその毛先を垂直状
に起毛させて成る超極細繊維に依つて製した洗浄
用布材Aから成る水虫患部洗浄用布材に係るもの
である。 そして本願考案は、上記した超極細繊維に依つ
て製した洗浄用布材Aを、ウレタン製基材1の表
面に対して重合した形態で実施しても良い。 更に、該ウレタン製基材は、使用者の手が挿入
可能とする程度の大きさを具えた袋状に形成して
実施することも出来る。
【作用】
本考案は、水虫患部を洗うに際して、水に浸し
すことに依り含水させると共に、患部を軽くこす
るようにして使用に供するものである。 そして、洗浄用布材Aは超極細繊維に依つて製
したものであるため、糸材の多角断面形状に依る
ソフトエツジで拭き取るため、当該汚れ落としは
極めて良好に成される。 また、当該超極細繊維は、毛先を垂直状に起毛
させて成るものであるから、当該毛先が水虫患部
に於ける皮膚の皺間に深く入り込み、くまなく汚
れ落とし作用を奏することとなる。 換言すると、超極細繊維に依つて製した洗浄用
布材Aに依り、人体足部の角質化組織及び老廃皮
膚組織がそぎ落とされ、従つて、この状態で水虫
薬を塗布した場合、当該水虫薬の水虫患部に対す
る浸透性が著しく高められ、薬効の向上化が図ら
れる。 尚、超極細繊維に依つて製した洗浄用布材を、
ウレタン製基材1の表面に対して重合した場合、
含水性が高められ洗浄作業の容易性が高められ
る。 更に、当該ウレタン製基材を袋状に形成したも
のにあつては、当該袋内に手を入れて洗浄作業に
供するものである。 (実施例) 本考案の構成を図面に示す実施例について詳細
に説明すれば次の通りである。 第1図は、超極細繊維に依つて製した洗浄用布
材Aから成る本考案を示したものである。 処で、上記した超極細繊維であるが、これは主
としてポリエステル、アクリルまたはこれらの混
紡等にしてかつ0.1〜数ミクロン程度の超極細糸
に依つて編んだ繊維であり、その編み方はパイル
編みのようなループ状ではなく毛先を起毛してモ
ケツト状と成るように編織してある。 そして、このような超極細糸製の繊維は、その
糸の断面が多角断面形状を呈し、ソフトエツジ効
果に基づく吸水性が高められると同時に、当該ソ
フトエツジに依る卓越した汚れのそぎ落とし作用
が奏されると言う特性を備えている。 第2図は本考案に用いた上記超極細繊維の説明
用拡大断面図であり、当該繊維の特徴とする点
は、毛先を垂直状に立ち上がらせるように構成し
たことにある。 第3図は本考案の他の実施例を示したものであ
つて、これは上記超極細繊維に依つて製した洗浄
用布材Aを、ウレタン製基材1の表面に対して全
面的に重合するように構成したものである。 第4図は本考案のもう一つの他の実施例を示し
たものであつて、これは、使用者の手が挿入可能
とする程度の大きさを具えた袋状ウレタン製基材
2の表面に対し、上記した超極細繊維に依つて製
した洗浄用布材Aを重合するように構成したもの
である。 尚、ウレタン製基材に対する洗浄用布材の重合
であるが、両者を原反段階で重合し、然る後、こ
れを適宜截断して製品を得るようにすることを原
則とするが、所定形態に截断したウレタン製基材
に対して洗浄用布材を重合するように構成しても
良い。 そして、ウレタン製基材に対する洗浄用布材の
重合であるが、これは溶着、接着等適宜な手段で
可とする。 また、使用するウレタンは独立気泡のもの、ま
たは、連続気泡のものの何れのものであつても良
いが、石鹸を使用した場合の泡立ち性、及び含水
性の観点からは、連続気泡のウレタンを使用する
ことが望ましい。
【考案の効果】
本考案は、ポリエステル、アクリルまたはこれ
らの混紡等にしてかつ0.1〜数ミクロン程度の超
極細糸に依つて編織され、かつその毛先を垂直状
に起毛させて成る超極細繊維に依つて製した洗浄
用布材から成る水虫患部洗浄用布材と言う新規な
製品を提供するものである。 そして、上記した洗浄用布材を形成する超極細
繊維特性に基づき、水虫患部に対する極めて良好
なる洗浄作用を奏することとなる。 すなわち、超極細糸材の多角断面形状のソフト
エツジ性に依り、極めて良好なる汚れのこすり落
としが成されると同時に、当該超極細繊維は、毛
先を垂直状に起毛させるように構成したから、当
該毛先が水虫患部に於ける皮膚の皺間に深く入り
込み、完璧なる汚れ落とし作用が奏されることと
なる。 従つて、本考案は、水虫患部に付着している汚
れの拭き取り、並びに、当該患部に於ける皮膚の
角質化組織及び老廃皮膚組織のそぎ落としが、極
めて良好になされ、水虫患部の卓越した清潔化目
的が達成されることとなる。 具体的には、本考案を用いて足指間の水虫患部
の洗浄用として使用した場合、薬を塗らなくても
かゆみ感が無くなり、不快性が喪失したと言う効
果が確かめられた。 そして、洗浄後に薬を塗布した場合、従来に比
して患部の良化が促進された。これは、超極細繊
維に依つて製した洗浄用布材に依り、人体足部の
角質化組織及び老廃皮膚組織がそぎ落とされ、こ
れに基づき、塗布した水虫薬の水虫患部に対する
浸透性が著しく高められ、薬効の向上化が図られ
るものである。 また、請求項2に記載のような構成を採用した
場合、ウレタン製基材の含水性に基づき、洗浄作
業が簡易かつ良好化される。 更に、請求項3に記載のような構成を採用した
場合、使用者の手に対してグローブ的に装着でき
るため、洗浄作業の容易性がより一層図られるこ
ととなる。 尚、本考案は水虫患部洗浄用としての使用以
外、通常の洗浄用(浴用)布材としての使用も可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は本考案に於ける超極細繊維の説明用拡大断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す斜視図、
第4図は同上もう一つの他の実施例を示す斜視図
である。 A……洗浄用布材、1……ウレタン製基材、2
……袋状ウレタン製基材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 0.1〜数ミクロン程度の超極細糸に依つて編
    織され、かつその毛先を垂直状に起毛させて成
    る超極細繊維に依つて製した洗浄用布材から成
    る水虫患部洗浄用布材。 (2) 0.1〜数ミクロン程度の超極細糸に依つて編
    織され、かつその毛先を垂直状に起毛させて成
    る超極細繊維に依つて製した洗浄用布材を、ウ
    レタン製基材の表面に対して重合したことを特
    徴とする水虫患部洗浄用布材。 (3) 0.1〜数ミクロン程度の超極細糸に依つて編
    織され、かつその毛先を垂直状に起毛させて成
    る超極細繊維に依つて製した洗浄用布を、使用
    者の手が挿入可能とする程度の大きさを具えた
    袋状ウレタン製基材の表面に対して重合したこ
    とを特徴とする水虫患部洗浄用布材。
JP6223390U 1990-06-14 1990-06-14 Expired JPH0434788Y2 (ja)

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JPH0422893U JPH0422893U (ja) 1992-02-25
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