JPH04343618A - ワイヤ電極送り装置 - Google Patents

ワイヤ電極送り装置

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JPH04343618A
JPH04343618A JP11604891A JP11604891A JPH04343618A JP H04343618 A JPH04343618 A JP H04343618A JP 11604891 A JP11604891 A JP 11604891A JP 11604891 A JP11604891 A JP 11604891A JP H04343618 A JPH04343618 A JP H04343618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire electrode
wire
feed
electrode
feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP11604891A
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English (en)
Inventor
Toshio Suzuki
俊雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ放電加工装置の
ワイヤ電極送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特公昭63−3133号公
報に開示された従来のワイヤ電極送り装置を示す構成図
で、1はワイヤ電極、2は被加工物、3はワイヤ電極1
を送り出す供給ボビン、4は供給ボビン3に連結された
ブレーキモータ、5は被加工物2に開けられたスタート
ホール、6はワイヤ電極1の送給ローラ、7は送給ロー
ラ6の駆動モータ、8は送給ローラ6に対向するピンチ
ローラ、9はピンチローラ9を押圧するバネ、10,1
1は方向変換用のプーリである。ワイヤ電極1を送給す
る送給機構は送給ローラ6、駆動モータ7、ピンチロー
ラ8及びバネ9とで構成されている。
【0003】次に従来例の動作について説明する。ワイ
ヤ放電加工は、ワイヤ電極1と被加工物2の間にパルス
電源(図示せず)により電圧を印加し、発生する放電の
エネルギーで加工するものである。ワイヤ電極1は放電
により消耗するので供給ボビン3から常に新しいワイヤ
電極1が送り出される。この時、慣性で供給ボビン3が
過回転し、ワイヤ電極1がばらけることがないように、
供給ボビン3にはブレーキモータ4によってブレーキが
かけられている。ブレーキとして、ワイヤ電極1が送り
出される走行方向に対して逆向きに張力を発生させる場
合もある。ブレーキにより発生する張力をバックテンシ
ョンという。
【0004】加工開始時には、ワイヤ電極1を被加工物
2に開けられたスタートホール5に貫通させなければな
らない。送給機構の送給ローラ6が駆動モータ7で回転
させられ、これを行なう。このワイヤ電極送りはワイヤ
電極1と送給ローラ6の間の摩擦力で行なわれるが、バ
ックテンションに坑して行なう必要があり、摩擦力を大
きくするため、ピンチローラ8をバネ9で送給ローラ6
に押圧する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤ電極送り
装置は以上のように構成されているので、ワイヤ電極1
を被加工物2のスタートホール5に貫通させる時に、送
給機構の送給ローラ6とピンチローラ8がバネ9の力で
ワイヤ電極1を変形させたり、カールを発生させてしま
い、ワイヤ電極1が被加工物2の上下でワイヤ電極1を
支持するガイド(図示せず)や、スタートホール5に入
らなくなってしまうという問題があった。これは、特に
径の小さなワイヤ電極1で顕著である。さらに、大きな
駆動力が必要であり、機器の大型化や制約につながると
いう欠点もある。
【0006】また、かかる問題を解決するために、特開
平2−243222号公報に開示されているワイヤカッ
ト放電加工装置では、ワイヤ電極を被加工物のスタート
ホールに貫通させる時に送給ローラの外にワイヤ電極の
リールからの繰り出し側に設けられた送りローラによっ
て、ワイヤ電極の両ローラ間における張力を減少乃至張
力0になるように制御し、送給ローラのワイヤ送りに強
い負荷がかからないようにして送給ローラとピンチロー
ラとの押え力を小さくし、ワイヤ電極のダメージやカー
ルの発生を防止しているが、新たに設けられた送りロー
ラがワイヤ電極にダメージを与えるという問題が依然残
るものであった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、ワイヤ電極に変形やカールを生じ
させることなく送給できる信頼性の高いワイヤ電極送り
装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイヤ電極
送り装置は、供給ボビンをワイヤ電極が送り出されるよ
うに正転又はワイヤ電極が巻き取られるように逆転させ
る駆動機構と、駆動機構をワイヤ電極の自動挿入時には
正転に、自動挿入時以外は逆転又は停止するように駆動
制御する駆動制御部とを備えるように構成したものであ
る。
【0009】
【作用】本発明においては、ワイヤ電極を被加工物のス
タートホールに貫通させる自動挿入時には駆動制御部が
駆動機構を駆動制御して供給ボビンをワイヤ電極が送り
出されるように正転させるから、ワイヤ電極にかかって
るバックテンションを0乃至減少させる。従って送給機
構のワイヤ電極に対する押え付け力を小さくすることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明する
。図1は本発明の第1実施例を示す構成図である。図に
おいて、従来例と同一の構成は同一符号を付して重複し
た構成の説明を省略する。4は駆動機構であるDCブレ
ーキモータで、従来例において、供給ボビン3にブレー
キをかけワイヤ電極1にバックテンションを与えていた
ブレーキモータに代わるものである。12はDCブレー
キモータ4を駆動制御する駆動制御部12である。
【0011】次に、本実施例の動作について説明する。 DCブレーキモータ4は駆動制御部12により、正転(
ワイヤ電極1を送り出すように供給ボビン3を回転)、
逆転(ワイヤ電極1を巻取る方向に供給ボビン3を回転
)、およびその回転数が制御されるものである。 これらは極性と電圧値によって制御可能である。駆動制
御部12はNC制御装置(図示せず)に接続され、その
指令に従う。
【0012】NC制御装置にプログラム、あるいは手動
操作によりワイヤ電極1を被加工物2のスタートホール
5へ貫通させるよう要求が出されると、NC制御装置は
駆動モータ7を駆動させて送給ローラ6を回転させると
ともに、駆動制御部12へ指令を出して、DCブレーキ
モータ4を正転側へ回転させる。このとき、2つのモー
タ4,7によるワイヤ電極の送り速度はバックテンショ
ンが0になるように、すなわち方向転換用のプーリ10
と供給ボビン3の間のワイヤ電極1にたわみができるよ
うにする。そうすると、送給ローラ6のワイヤ送りに強
い負荷がかからなくなり、送給ローラ6とピンチローラ
9とのワイヤ電極1に対する押え力を小さくすることが
き、ワイヤ電極1に対するこれらローラ6,9によるワ
イヤ電極1のダメージやカールの発生が防止される。こ
れは、2つのモータ4,7のどちらを制御しても実現で
きるが、DCブレーキモータ4を制御するとした時の二
つのパターンを図2、図3に示す。なお、これは一例で
あって、ある時間において、その時間までのDCブレー
キモータ4側の送り速度の積分値が駆動モータ7側のそ
れより大きければよい。ワイヤ電極1のスタートホール
5への貫通時以外は、駆動制御部12によって従来例と
同様にDCブレーキモータ4は逆転側へ制御され、ワイ
ヤ電極1にバックテンションを与える。
【0013】図4は本発明の第2実施例を示す構成図で
ある。上記第1実施例ではDCブレーキモータ4として
、1つのモータを使用し、正逆回転を行なわせたが、本
実施例では正転用、逆転用の2つのモータを用いて、そ
れぞれをクラッチで接離させるようにしたものである。 図4において、4aは正転用のモータ、4bは逆転用の
モータ、13aは正転用ギア、13bは逆転用のギア、
14a,14bはクラッチである。これらモータ4a,
4bとギア13a,13bとクラッチ14a,14bで
供給ボビン3を回転駆動する駆動機構が構成されている
【0014】駆動制御部12は供給ボビン3を正転させ
るときはクラッチ14aを接、クラッチ14bを離とし
、逆転させる場合は逆にする。正転時の動作は上記第1
実施例と同様であるので、説明を省略する。尚、ブレー
キモータ4は1つで、ギアの噛み合わせを変えて正転、
逆転を行なってもよい。
【0015】図5は本発明の第3実施例を示す構成図で
ある。上記第1及び第2実施例ではワイヤ電極1のたわ
み方については触れなかったが、供給ボビン3における
ワイヤ電極1は徐々に減っていき、厳密にいえば、同一
速度で供給ボビン3を正転させても送り出されるワイヤ
電極1の長さは変わっていく。本実施例はそれを改善す
るものである。
【0016】図5において、15はプーリ10と供給ボ
ビン3の間に設けられ、ワイヤ電極1の張力を検出する
張力検出器である。張力検出器15は駆動制御部12に
接続される。その他の構成は上記第1実施例と同様にし
てあるが、本実施例を第2実施例2にも勿論適用するこ
ともできる。
【0017】駆動制御部12は、張力検出器15の出力
に基づき、ワイヤ電極1のスタートホール貫通時に、張
力が設定値以上になったらDCブレーキモータ4を正転
またはその回転数を増加させてワイヤ電極1に一定のた
るみをもたせ、張力が設定値以下になったらDCブレー
キモータ4を停止またはその回転数を減少させてワイヤ
電極1が一定以上にたるみ過ぎないよう制御するように
したもので、ワイヤ電極1のスタートホール貫通後のワ
イヤ送給時にワイヤ電極1が切断されないようにしたも
のである。
【0018】図6は本発明の第4実施例を示す構成図で
ある。本実施例は上記第3実施例の張力検出器15のか
わりに位置(角度)検出器を用いたものである。図6に
おいて、16は位置検出器であるポテンションメータ、
17はポテンションメータ16の先端に取り付けられた
プーリである。
【0019】駆動制御部12は、ワイヤ電極1によって
可動させられたプーリ17の位置に応じたポテンション
メータ16の出力に基づき、スタートホール貫通時にプ
ーリ17の位置が設定値以上になったらDCブレーキモ
ータ4を正転またはその回転数を増加させてワイヤ電極
1に一定のたるみをもたせ、プーリ17の位置が設定値
以下になったらDCブレーキモータ4を停止またはその
回転数を減少させてワイヤ電極1が一定以上にたるみ過
ぎないよう制御する。なお、位置(角度)検出器として
ここではポテンションメータを用いたが、ワイヤ電極1
の位置がわかればその他何でもよい。
【0020】図7は本発明の第5実施例を示す構成図で
ある。本実施例は第3実施例の張力検出器15のかわり
に非接触式の光センサを使用したものである。図7にお
いて、18,19は反射式の光センサである。駆動制御
部12はスタートホール貫通動作中、光センサ18がワ
イヤ電極1からの反射光を検出したらDCブレーキモー
タ4を正転またはその回転数を増加させて、ワイヤ電極
1に一定のたるみをもたせ、光センサ19がワイヤ電極
1からの反射光を検出したらDCブレーキモータ4を停
止またはその回転数を減少させてワイヤ電極1が一定以
上にたるみ過ぎないよう制御する。なお、非接触センサ
としてここでは反射式センサを用いたが、ワイヤ電極1
の通過がわかれば透過式光センサ、レーザセンサその他
何でもよい。
【0021】図8は本発明の第6実施例を示す構成図で
ある。本実施例は第5実施例のかわりに電気的な接触器
を用いたものである。図8において、20,21,22
は接触子、23,24は抵抗器、25,26は直流電源
27,28は比較器であり、これらによって電気的な接
触器は構成されている。
【0022】比較器25,26はワイヤ電極1がそれぞ
れ接触子20,21と接触すると、これら各接触子20
,21はワイヤ電極1を介して接触子22と接触し、直
流電源25,26及び抵抗23,24で構成された各閉
回路の信号が入力されて接触信号をそれぞれ出力する。 駆動制御部12はスタートホール貫通動作中、比較器2
5がワイヤ電極1との接触を検出して接触信号を出力し
たらDCブレーキモータ4を正転またはその回転数を増
加させてワイヤ電極に一定のたるみをもたせ、比較器2
6がワイヤ電極1との接触を検出して接触信号を出力し
たらDCブレーキモータ4を回転またはその回転数を減
少させてワイヤ電極1が一定以上にたるみ過ぎないよう
制御する。
【0023】なお、以上の実施例はすべてワイヤ電極1
の送給を送給ローラとピンチローラで行なうものについ
て述べたが、ワイヤ電極1をつかんで引っ張るタイプの
ものにも適用可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、ワイヤ電
極を被加工物のスタートホールに貫通させる自動挿入時
には駆動制御部が駆動機構を駆動制御して供給ボビンを
ワイヤ電極が送り出されるよう正転させ、ワイヤ電極に
かかるバックテンションを0乃至減少させるようにした
ので、送給機構のワイヤ電極に対する押え付け力を小さ
くすることができ、従来と基本構成を殆んど変更するこ
となく、ワイヤ電極の自動挿入時におけるワイヤ電極の
ダメージをなくした信頼性が高いワイヤ電極送り装置が
得られるという効果を有する。
【0025】また、送給機構のワイヤ電極に対する押え
付け力を小さくすることができるため、ワイヤ送給の駆
動力が小さくて済み、装置の小型化が図れるという効果
も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】第1実施例の送給ローラとDCブレーキローラ
の動作パターンを示す線図である。
【図3】第1実施例の送給ローラとブレーキローラのも
う1つの動作パターンを示す線図である。
【図4】本発明の第2実施例のDCブレーキモータ部を
示す構成図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す構成図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す構成図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す構成図である。
【図9】従来のワイヤ電極送り装置を示す構成図である
【符号の説明】
1  ワイヤ電極 2  被加工物 3  供給ボビン 4  DCブレーキモータ 12  駆動制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  供給ボビンから送り出されたワイヤ電
    極を送給機構によって被加工物のスタートホールに自動
    挿入するワイヤ電極送り装置において、供給ボビンをワ
    イヤ電極が送り出されるように正転又はワイヤ電極が巻
    き取られるように逆転させる駆動機構と、駆動機構をワ
    イヤ電極の自動挿入には正転に、自動挿入時以外は逆転
    又は停止するように駆動制御する駆動制御部とを備えた
    ことを特徴とするワイヤ電極送り装置。
JP11604891A 1991-05-21 1991-05-21 ワイヤ電極送り装置 Pending JPH04343618A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11604891A JPH04343618A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 ワイヤ電極送り装置

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JP11604891A JPH04343618A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 ワイヤ電極送り装置

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JPH04343618A true JPH04343618A (ja) 1992-11-30

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ID=14677420

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