JPH04339187A - 可変容量型ベーンポンプ - Google Patents

可変容量型ベーンポンプ

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JPH04339187A
JPH04339187A JP16967991A JP16967991A JPH04339187A JP H04339187 A JPH04339187 A JP H04339187A JP 16967991 A JP16967991 A JP 16967991A JP 16967991 A JP16967991 A JP 16967991A JP H04339187 A JPH04339187 A JP H04339187A
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輝彦 望月
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーステアリング装
置等に施用される可変容量型ベーンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車等のパワーステアリング装
置にあっては、ロータに対するカムリングの偏心量を変
化させて吐出流量を可変にした可変容量型ベーンポンプ
を備えたものが知られている(特開昭60−11107
9号公報等参照)。
【0003】この従来の可変容量型ベーンポンプは、一
端がリアカバーで閉塞されたポンプボディの内部に、複
数のベーンを放射方向へ摺動自在に支持するロータと、
該ロータの中心と偏心回動自在に設けられたカムリング
とが収納され、前記ロータの回転に伴い、カムリングと
の間のポンプ室から吐出されたポンプ吐出流体をパワー
ステアリングのコントロールバルブに供給する一方、該
吐出流体のオリフィス前後差圧を利用してカムリングを
ロータに対して偏心回動させて、ポンプ吐出流量をロー
タの回転数に拘わらず一定に制御するようになっている
【0004】また、前記ポンプ吐出流体は、リアカバー
と、該リアカバーとカムリングとの間に介装されたサイ
ドプレートとの間に導入され、該吐出流体の高圧力によ
ってサイドプレートを押圧して該カムリングに密着させ
、ポンプ室のシール性を確保し、ポンプ容積効率を向上
させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の可変容量型ベーンポンプにあっては、前述のように
ポンプ吐出圧によってサイドプレートをカムリング方向
へ押圧することによりポンプ室の十分なシール性が確保
できるものの、ポンプ吐出圧がサイドプレートの一側面
全体に作用するため、該サイドプレートのカムリングに
対する押圧力も強くなる。したがって、カムリングとサ
イドプレートとの間に大きな摩擦抵抗が発生し、該カム
リングの円滑な偏心回動が阻害されてしまう。この結果
、ポンプ回転数との相対関係で一定に制御されるポンプ
吐出流量の制御応答性が悪化し、図7の破線で示すよう
に吐出流量のヒステリシスが大きくなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の問
題点に鑑みて案出されたもので、とりわけサイドプレー
トとリアカバーとの間に形成されてポンプの吐出圧を導
入する受圧部を、吐出ポート側の一部領域に形成したこ
とを特徴としている。又、サイドプレートの外径とロー
タの外径とを略同径としたことを特徴としている。
【0007】
【作用】前記構成の本発明によれば、ポンプ吐出圧がサ
イドプレートの一側面全体ではなくポンプ吐出側の一部
領域だけつまり小さな受圧面積に作用するため、サイド
プレートのカムリングに対する押圧力が小さくなり、カ
ムリングを常時円滑に偏心回動させることが可能となる
【0008】又、サイドプレートの外径とロータの外径
とを略同径にすることにより、ポンプ吐出圧を受けるサ
イドプレートがカムリングに摺接するのを避けることが
できるため、カムリングの偏心回動時に生じる摩擦抵抗
が低減し、カムリングを円滑に偏心回動させることが可
能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳述する
【0010】図1は本発明の可変容量型ベーンポンプの
一実施例を示す概略構成図であり、図2は一部を省略し
て示す可変容量型ベーンポンプの要部断面図であり、図
5は同縦断面図である。これらの図において1はポンプ
ボディである。このポンプボディ1には駆動軸2を回動
可能に支持してあり、駆動軸2にはロータ3を一体回動
できるように連繋してある。ロータ3は、その外周側に
放射状に複数のスロット4を形成してあり、このスロッ
ト4内にベーン5を摺動自在に収容してある。
【0011】6はカムリングであり、このカムリング6
は図中上端部をピン7でポンプボディ1に枢支してある
。このカムリング6には円形状の内周カム面(内周)8
を形成してあり、その内部空間内に前記ベーン5を備え
たロータ3を収容してある。そして、このカムリング6
の図中下端部にはアーム9を半径方向外方へ向かって延
設してあり、このアーム9を制御機構10に連繋してあ
る。
【0012】この制御機構10は、ポンプボディ1の図
中下端部に配置してある。この制御機構10は、図2に
その詳細を示すように、略円筒状のケーシング11(図
3参照)に形成した左右一対のシリンダ12,13と、
これらシリンダ12,13内にスライド可能にかつ対向
させて収容した左右一対のピストン14,15と、これ
らピストン14,15をアーム9側へ付勢する圧縮スプ
リング16,17とを備えており、シリンダ12,13
の外端部を閉止栓18,19で閉塞してある。尚、ピス
トン14,15の先端には押圧部材20,21を固定し
てあり、この押圧部材20,21をアーム9の側面に当
接させてある。又、ピストン14,15は、そのストロ
ーク量が閉止栓18,19の端部18a,19aで規制
されるようになっている。
【0013】22はポンプボディ1及びサイドプレート
23のロータ3側の側面に複数形成した凹溝であり、こ
の凹溝22はスロット4の底部4aに連通するようにし
てある(図5参照)。そして、これら凹溝22のうち、
ポンプの吐出領域に位置する凹溝22には油圧通路24
の一端が連通するようにしてあり、ポンプの吸入領域に
位置する凹溝22には油圧通路25の一端が連通するよ
うにしてある(図7参照)。
【0014】そして、一方の油圧通路24は、その他端
を吐出ポート26から延設したポンプ吐出通路27に接
続すると共に、分岐通路28を介して一方のシリンダ1
3に連通してある(図7参照)。そして、分岐通路28
の油圧通路24への接続点と油圧通路24のポンプ吐出
通路27への接続点との間の油圧通路24には、オリフ
ィス29を設けてある(図3参照)。他方の油圧通路2
5は、その他端を他方のシリンダ12に連通すると共に
、分岐通路30を介して吐出ポート26に連通させてあ
る(図7参照)。
【0015】尚、31はオイル吸入ポートであり、この
オイル吸入ポート31は吸入室32及び吸入路33を介
してポンプ吸入領域に位置するポンプ室34に連通して
ある(図4〜図5参照)。一方、ポンプ吐出領域にある
ポンプ室34は吐出室35及び吐出ポート26に連通さ
せてある(図2及び図3参照)。
【0016】図3〜図5において、36はサイドプレー
ト23とリアカバー37との接合面を密封するOリング
であり、このOリング36の内側には受圧部形成用Oリ
ング38を配置してある。この受圧部形成用Oリング3
8は、その内側部分のサイドプレート23とリアカバー
37との間の微小隙間(図4において網目で示す受圧部
39)がポンプ吐出側の一部領域に対応するように、O
リング36に対して偏心させて配置してある。そして、
この受圧部形成用Oリング38で仕切られた受圧部39
には、オリフィス29通過後の油圧通路24を開口させ
ると共に、ポンプ吐出通路27の一端を開口させてある
【0017】40は油圧通路仕切り用のOリングである
。このOリング40は、サイドプレート23に形成した
油圧通路24の外周側に配置し、リアカバー37とサイ
ドプレート23との間を密封して、オリフィス29通過
前の油圧通路24内の高圧流体(油)が受圧部39及び
ポンプ吐出通路27内に流入するのを阻止するようにし
てある。
【0018】尚、図1において、O1はロータ3の回転
中心であり、O2はカムリング6の内周カム面8の中心
である。又、図3及び図5において1aはポンプボディ
1の一部を構成するセンターボディであり、このセンタ
ーボディ1aの幅寸法はカムリング6の幅寸法よりも僅
かに大きく形成してある。
【0019】以上の実施例構造によれば、ベーン5は、
ロータ3が図1中反時計回りに回転すると遠心力で内周
カム面8に押し付けられ、内周カム面8に摺接しつつ、
スロット4内を往復摺動する。従って、分岐通路30,
油圧通路25及びポンプ吸入領域にある凹溝22を介し
てスロット4の底部4aに導入された吐出油は、ポンプ
吐出領域においてスロット4内を下降するベーン5によ
り加圧される。そして、ポンプ室として機能するスロッ
ト4の底部4aで加圧された上記油は、ポンプ吐出領域
に位置する凹溝22,油圧通路24及び分岐通路28を
介して制御機構10の図1中右側のシリンダ13に導入
されると共に、受圧部39内に導入され、さらにオリフ
ィス29を介してポンプ吐出通路27へ導かれるように
なっている。
【0020】この結果、オリフィス29を通過する前の
油圧通路24内及び分岐通路28内の油圧P1は、オリ
フィス29を通過した後の油圧通路24内の油圧(ポン
プ吐出圧)P2よりもオリフィス29による圧力降下分
(ΔP=P1−P2)だけ高くなっている。この油圧通
路24のオリフィス29の前後差圧(ΔP=P1−P2
)は、ポンプ回転数が増加し、スロット4の底部4aか
らの吐出油量が増加するのに伴って増大する。
【0021】一方、図1中左側のシリンダ12には、分
岐通路30及び油圧通路25を介してオリフィス29通
過後の油圧(ポンプ吐出圧)P2が導入されるようにな
っているため、上記したオリフィス29の前後差圧(Δ
P)の増大に伴って、ピストン14,15に作用する圧
力差も増大する。
【0022】そして、これらピストン14,15に作用
する圧力差(ΔP)が所定値以上になると、図1中右側
のピストン15を図1中左方向へ押圧する力が図1中左
側のピストン14を図1中右方向へ押圧する力よりも大
きくなる。従って、カムリング6は、図1及び図2に示
す最大偏心位置から、偏心量eを減ずる方向(図中時計
回り方向)に制御機構10により回動させられる。この
際、サイドプレート23の受圧部39にはポンプ吐出圧
が作用し、この受圧部39に作用する圧力がサイドプレ
ート23のロータ3側の側面に作用する圧力に対抗する
が、受圧部39の受圧面積をポンプ吐出側の一部領域に
対応するように限定してあるため、サイドプレート23
をカムリング6側に押圧する力が従来例に比較して小さ
くなる。従って、カムリング6とサイドプレート23間
の摩擦抵抗が小さくなり、カムリング6の円滑な偏心回
動が得られる。そして、このカムリング6の回動量(θ
)に応じてポンプ吐出量が変化する。尚、前記受圧部3
9の受圧面積は、サイドプレート23にポンプ吐出圧が
作用しても、サイドプレート23とカムリング6の十分
な密着性つまりポンプ室34のシール性が損なわれない
程度であることは云うまでもない。
【0023】ポンプ吐出量が所定値以下、即ちオリフィ
ス29の前後差圧(ΔP)が所定値以下の場合には、カ
ムリング6は制御機構10により図1及び図2に示す最
大偏心位置に保持されている。
【0024】尚、このような可変容量型ベーンポンプを
自動車のパワーステアリング装置に施用すれば、車両の
走行状態、即ちエンジン回転数に応じてパワーステアリ
ング装置に供給する油量を調整することが可能となる。
【0025】以上のように本実施例は、サイドプレート
23の受圧部39をポンプ吐出側の一部領域に限定して
形成することにより、サイドプレート23をカムリング
6に押圧する力を従来例よりも小さくし、ポンプ室34
の十分なシール性を確保しつつ、サイドプレート23と
カムリング6との間に生じる摩擦抵抗を低減化し、カム
リング6の偏心回動を円滑化することができる。これに
よって、ポンプ吐出量の制御応答性が向上し、吐出流量
のヒステリシスも図8の実線に示すように十分に小さく
なる。
【0026】加えて本実施例は、スロット4の底部4a
から油圧通路24を介して取り出した油圧を制御機構1
0の制御油圧として利用し、油圧通路24に設けたオリ
フィス29の前後差圧(ΔP)で制御機構10を作動さ
せるようにしたため、オリフィス29をポンプ吐出通路
27に設ける必要がなくなり、従来例に比較してオリフ
ィス29の前後差圧(ΔP)分に相当するポンプ仕事量
を減ずることができる。その結果、ポンプ内圧の上昇を
抑制することができ、ポンプ消費動力を低減することが
できると共に、油温の上昇をも効果的に抑制することが
できる。
【0027】図9は本発明の他の実施例を示すものであ
る。即ち、本実施例は、ポンプボディ1にセンターボデ
ィ41を介してリアカバー37を固定してあり、これら
高剛性のポンプボディ1とリアカバー37との間にカム
リング6を偏心回動できるように収容してある。尚、カ
ムリング6はその一端をピン7でポンプボディ1及びリ
アカバー37に枢支してある。
【0028】又、本実施例は、リアカバー37のカムリ
ング6側の側面に駆動軸2と略同心でかつロータ3と略
同径の凹部42を形成し、この凹部42内にサイドプレ
ート43をスライドできるように収容してある。
【0029】このサイドプレート43は、その外径をロ
ータ3の外径と略同径に形成してあり、凹部42の内周
面に僅かな隙間をもって係合されるものである。そして
、このサイドプレート43には、その外周と凹部42の
底面側(図中左側の側面)にシール部材44,45を収
容してある。これらシール部材44,45はリアカバー
37とサイドプレート23との間の隙間を密封するもの
であり、このうち一方のシール部材45は図10に示す
ように駆動軸2に対して所定量偏心させて配置してある
【0030】そして、これらシール部材44,45で仕
切られる領域には、ポンプ吐出通路27及び油路46を
介してポンプ吐出圧を導入するようにしてある。この結
果、図10に示す斜線部が受圧部39として機能し、こ
の受圧部39にポンプ吐出圧が作用する。尚、受圧部3
9は、サイドプレート43のロータ3側の側面に作用す
る高圧力と受圧部39に作用する圧力とが圧力平衡する
ようにその面積を決定してある。
【0031】図9中47はガイドピンであり、このガイ
ドピン47はサイドプレート43の回り止め機能を有す
ると共にサイドプレート43の軸方向移動を案内するガ
イド機能をも有する。又、48はサイドプレート43の
受圧部39に形成した油溜めであり(図10参照)、4
9はオイル吸入ポートである。尚、シール部材44はテ
フロンリング50とバックアップリング51とからなり
、シール部材45は通常Oリングを使用する。
【0032】以上の実施例構造によれば、ポンプが作動
すると、サイドプレート43はその両側に作用する圧力
が平衡する位置に保持されるため、ポンプ室34内の圧
力の増減にかかわりなくサイドプレート43とロータ3
との間に生ずる隙間を常時一定値に維持することができ
、高圧の油がサイドプレート43とロータ3との間の隙
間から低圧側へ漏出するのを抑え、サイドプレート43
とロータ3が焼付く等の不具合の発生を防止することが
できる。
【0033】又、本実施例構造によれば、カムリング6
を高剛性のポンプボディ1とリアカバー37との間に収
容してあるため、ポンプ室34内の圧力が増大しても、
リアカバー37とカムリング6及びカムリング6とポン
プボディ1との間の隙間量の増加を抑えることができる
【0034】以上のように本実施例は、圧力により応動
するサイドプレート43の外径寸法をロータ3の外径寸
法と略同一寸法に形成することにより、サイドプレート
43とカムリング6とが摺接しないようにしてあるため
、ポンプの作動時にカムリング6に作用する摩擦力が増
加することがない。従って、前記実施例と同様にカムリ
ング6の偏心回動を円滑化することができ、ポンプ吐出
量の制御応答性が向上する。尚、本発明は、上記各実施
例の構成に限定されるものではなく、例えばカムリング
を内外周が偏心した構造とし、このカムリング全体を回
転させて可変吐出量を得るようにしたベーンポンプにも
適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る可変容量型ベーンポンプによれば、とりわけサイド
プレートとリアカバーとの間に形成されてポンプ吐出圧
を導入する受圧部を、ポンプ吐出側の一部領域に形成し
たため、サイドプレートのカムリングに対する押圧力が
小さくなり、摩擦抵抗が低減されて、カムリングを常時
円滑に偏心回動することができる。この結果、ポンプ吐
出流量の制御応答性が向上する。
【0036】又、サイドプレートの外径とロータの外径
とを略同径にすることにより、ポンプ吐出圧を受けるサ
イドプレートとカムリングとが摺接するのを避けること
ができるため、カムリングの偏心回動時に生じる摩擦抵
抗が低減し、カムリングを常時円滑に偏心回動すること
ができ、ポンプ吐出流量の制御応答性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可変容量型ベーンポンプの一実施
例を示す概略図。
【図2】同実施例を示す要部断面図(図5のA−A線に
沿う断面図)。
【図3】同実施例を示す縦断面図(図6のB−B線に沿
う断面図)。
【図4】図5のC−C線に沿う断面図。
【図5】図6のD−D線に沿う断面図。
【図6】本実施例の可変容量型ベーンポンプの正面図。
【図7】図5のE−E線に沿う断面図。
【図8】本実施例と従来例の吐出流量のヒステリシスを
比較して示す特性図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す可変容量型ベーンポ
ンプの縦断面図。
【図10】サイドプレートの正面図。
【符号の説明】
1…ポンプボディ、3…ロータ、5…ベーン、6…カム
リング、23,43…サイドプレート、37…リアカバ
ー、39…受圧部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一端がリアカバーにより閉塞されたポ
    ンプボディと、該ポンプボディの内部に収納され、かつ
    複数のベーンを放射方向へ摺動自在に支持するロータと
    、該ロータを内周内に収納し、かつ該ロータの中心に対
    して偏心回転自在に設けられたカムリングと、該カムリ
    ング側の前記リアカバーの側面に配置されたサイドプレ
    ートとを備え、該サイドプレートとリアカバーとの間に
    形成されてポンプの吐出圧を導入する受圧部を、ポンプ
    吐出側の一部領域に形成したことを特徴とする可変容量
    型ベーンポンプ。
  2. 【請求項2】  前記サイドプレートの外径と前記ロー
    タの外径とを略同径としたことを特徴とする請求項1記
    載の可変容量型ベーンポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE4442083A1 (de) * 1993-11-26 1995-06-08 Aisin Seiki Flügelzellenpumpe
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