JPH0433900Y2 - - Google Patents

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JPH0433900Y2
JPH0433900Y2 JP4988187U JP4988187U JPH0433900Y2 JP H0433900 Y2 JPH0433900 Y2 JP H0433900Y2 JP 4988187 U JP4988187 U JP 4988187U JP 4988187 U JP4988187 U JP 4988187U JP H0433900 Y2 JPH0433900 Y2 JP H0433900Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機の正面板を取り付ける基
枠を含むパチンコ機用枠体に関する。
[従来の技術] 現在使用されているパチンコ機は外形寸法に関
して2種類あり、そのため、正面板を取り付ける
枠の大きさが異なる。すなわち、パチンコ機の枠
体として大小2種類の木枠があり、小さい方は関
東枠、大きい方は関西枠と呼ばれている。そして
パチンコ機を製造する時には、製品の大きさに応
じた枠を使用するようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、製造するパチンコ機の型に応じ
て大きさの異なる枠を使用することは部品管理上
適切でなく、また、それらの枠を予め選別して製
造する必要があるため、量産性の点でも好ましく
ないという問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案では、このような問題点を解決するため
に小さい方の枠を基準とし、外形寸法の大きい製
品を製造する場合には、基準枠にスペーサを取り
付けることにより、枠を拡大できるようにした。
すなわち、本考案は、パチンコ機の正面板を取り
付ける基枠の外側に所定の厚さを有する板状のス
ペーサを着脱可能に構成したパチンコ機用枠体を
提供するものである。
[実施例] 以下、添付図面に示す実施例について説明す
る。
第1図は、パチンコ機の正面板1とこれを取り
付ける枠体2とを示す。正面板1は、複数個の入
賞口3、チユーリツプと称される可変入賞装置4
及び打球を上方に案内するガイドレール5等を配
設した遊技盤面を有するもので、従来と同様の構
成である。
一方、枠体2は、所定幅の板材を一定の矩形
(例えば前述の関東枠)に組み立てて形成した基
枠6と、この基枠6の二辺(図示の例では上辺と
左辺を構成する板材7及び8)に取り付けられる
スペーサ9及び10とから成る。基枠6の正面か
ら見て左上端部には、正面板1を回動可能に軸支
するためのヒンジ11が設けられると共に、基枠
6の二辺には、同幅・一定厚の板材から成るスペ
ーサ9及び10を後述のようにねじ止めするた
め、複数個の通し孔12が穿設されている。ま
た、スペーサ9及び10にも、基枠6の通し孔1
2に対応する通し孔13が穿設されると共に、各
スペーサは長手方向の一側面9a,10aが装飾
面として形成され、その装飾面がパチンコ機の正
面に現われるように基枠6に取り付けられる。な
お、基枠6の外側に挿着するスペーサは、別個の
部材でなくL字状に一体化した部材で構成しても
よい。
上記のスペーサ9及び10は、例えばボルトと
ナツトによつて基枠6に装着される。すなわち、
第1図及び第2図に示すように、基枠6の二辺に
各スペーサ9,10をそれぞれ対応する通し孔1
2,13の位置を一致させて重ね合わせ、各スペ
ーサ9,10の外側から各通し孔13に段付ナツ
ト21を嵌合させる一方、基枠6の内側から通し
孔12にボルト22を挿入してナツト21に螺合
させ、各ボルト22を締め付ける。これにより、
基枠6は小型(関東枠)から拡大された形(関西
枠)となる。
以上、実施例について説明したが、本考案はこ
れに限らず、基準となる所定形状・寸法の基枠に
対し、適宜のスペーサを装着することにより、任
意の大きさの枠体を形成できるものである。ま
た、スペーサの取付も上記のようなボルトとナツ
トに限らず、任意の結合手段を用いることができ
る。
[考案の効果] 上記のように、本考案の枠体は、パチンコ機の
正面板を取り付ける基枠の外側に所定の厚さを有
する板状のスペーサを着脱可能に構成したもので
あるから、例えば前述の関東枠に合わせた小型の
基枠とスペーサを用意しておけば、外形寸法に大
きい関西枠でも、基枠にスペーサを取り付けるこ
とによつて簡単に造ることができ、部品や在庫等
の管理が容易になり、量産性も向上するという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパチンコ機用枠体の一実施例
を示す斜視図、第2図はスペーサの取付手段を示
す断面図である。 1……パチンコ機の正面板、2……枠体、6…
…基枠、7……基枠の上辺、8……基枠の左辺、
9,10……スペーサ、11……ヒンジ、12,
13……通し孔、21……ナツト、22……ボル
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パチンコ機の正面板を取り付ける基枠の外側
    に所定の厚さを有する板状のスペーサを着脱可
    能に構成したことを特徴とするパチンコ機用枠
    体。 (2) 前記スペーサはその長さ方向の一側面が装飾
    面として形成され、該装飾面がパチンコ機の正
    面に現われるように前記基枠にねじ止めされる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のパチンコ機用枠体。
JP4988187U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0433900Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4988187U JPH0433900Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JP4988187U JPH0433900Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JPS63156679U JPS63156679U (ja) 1988-10-14
JPH0433900Y2 true JPH0433900Y2 (ja) 1992-08-13

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JP4988187U Expired JPH0433900Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163738A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Sanyo Bussan Kk パチンコ機
JP2005270138A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Aruze Corp 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63156679U (ja) 1988-10-14

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