JPH04334706A - 組立式カムシヤフトにおけるカムロ−ブ圧入方法 - Google Patents
組立式カムシヤフトにおけるカムロ−ブ圧入方法Info
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- JPH04334706A JPH04334706A JP13229491A JP13229491A JPH04334706A JP H04334706 A JPH04334706 A JP H04334706A JP 13229491 A JP13229491 A JP 13229491A JP 13229491 A JP13229491 A JP 13229491A JP H04334706 A JPH04334706 A JP H04334706A
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- cam
- shaft
- cam lobe
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は組立式カムシヤフトに
おいて、カムロ−ブをシヤフトに温ばめする方法に関す
る。
おいて、カムロ−ブをシヤフトに温ばめする方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】組立式カムシヤフトにおいては、シヤフ
トに複数個のカムロ−ブを温ばめ圧入するが、一個のカ
ムロ−ブをシヤフトに温ばめにより圧入すると、シヤフ
トは圧入したカムロ−ブによつて温められて熱膨張する
ため、次のカムロ−ブを温ばめする際に、このカムロ−
ブとシヤフトとの間のすき間が減少してしまい、かじり
を発生していた。
トに複数個のカムロ−ブを温ばめ圧入するが、一個のカ
ムロ−ブをシヤフトに温ばめにより圧入すると、シヤフ
トは圧入したカムロ−ブによつて温められて熱膨張する
ため、次のカムロ−ブを温ばめする際に、このカムロ−
ブとシヤフトとの間のすき間が減少してしまい、かじり
を発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいてこの発明
は、複数のカムロ−ブをシヤフトに順次圧入する際に、
かじりが発生しないような方法を提供しようとするもの
である。
は、複数のカムロ−ブをシヤフトに順次圧入する際に、
かじりが発生しないような方法を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、複
数個のカムロ−ブをシヤフトに温ばめ圧入するに際し、
最初に圧入するカムロ−ブから、最後に圧入するカムロ
−ブまで、各カムロ−ブの加熱温度を段階的に高く設定
して、順次圧入することを特徴とする、組立式カムシヤ
フトにおけるカムロ−ブ圧入方法を提案するものである
。
数個のカムロ−ブをシヤフトに温ばめ圧入するに際し、
最初に圧入するカムロ−ブから、最後に圧入するカムロ
−ブまで、各カムロ−ブの加熱温度を段階的に高く設定
して、順次圧入することを特徴とする、組立式カムシヤ
フトにおけるカムロ−ブ圧入方法を提案するものである
。
【0005】
【作用】上述の方法の実施に当つて、シヤフトに温ばめ
によつて圧入されるべき各カムロ−ブは、圧入の順序に
応じて段階的に高い温度に加熱されているので、前位の
カムロ−ブの圧入によつてシヤフトが温められ熱膨張し
ても、次位のカムロ−ブはより高い温度に加熱されてい
るため、シヤフトへのかじりは生じない。
によつて圧入されるべき各カムロ−ブは、圧入の順序に
応じて段階的に高い温度に加熱されているので、前位の
カムロ−ブの圧入によつてシヤフトが温められ熱膨張し
ても、次位のカムロ−ブはより高い温度に加熱されてい
るため、シヤフトへのかじりは生じない。
【0006】
【実施例】次にこの発明を、図示の実施例にしたがつて
、詳細に説明する。図2においてシヤフト1を示し、こ
のシヤフト1に温ばめ圧入されるべきカムロ−ブ2は、
その透孔3によつて前記シヤフト1に、同方向から矢印
Fに示すように、順次圧入して行くのである。
、詳細に説明する。図2においてシヤフト1を示し、こ
のシヤフト1に温ばめ圧入されるべきカムロ−ブ2は、
その透孔3によつて前記シヤフト1に、同方向から矢印
Fに示すように、順次圧入して行くのである。
【0007】図1には上記シヤフト1に四個のカムロ−
ブ2A,2B,2C,2Dが所定の位相差で温ばめ圧入
された状態を示しているが、この際、各カムロ−ブ2A
,2B,2C,2Dは温ばめ圧入に際して、カムロ−ブ
2Aからカムロ−ブ2Dまで、圧入順序にしたがつて、
加熱温度を段階的に高く設定するのである。
ブ2A,2B,2C,2Dが所定の位相差で温ばめ圧入
された状態を示しているが、この際、各カムロ−ブ2A
,2B,2C,2Dは温ばめ圧入に際して、カムロ−ブ
2Aからカムロ−ブ2Dまで、圧入順序にしたがつて、
加熱温度を段階的に高く設定するのである。
【0008】すなわち、例えばカムロ−ブ2Aは130
゜C、カムロ−ブ2Bは140゜C、カムロ−ブ2Cは
150゜C、カムロ−ブ2Dは160゜Cに加熱したも
のを圧入したものであつて、かように圧入順序により加
熱温度を変更し、熱膨張をコントロ−ルすることによつ
て、後から圧入するカムロ−ブでも、シヤフトとの間に
ある程度のすき間があるため、かじりの発生はないので
ある。
゜C、カムロ−ブ2Bは140゜C、カムロ−ブ2Cは
150゜C、カムロ−ブ2Dは160゜Cに加熱したも
のを圧入したものであつて、かように圧入順序により加
熱温度を変更し、熱膨張をコントロ−ルすることによつ
て、後から圧入するカムロ−ブでも、シヤフトとの間に
ある程度のすき間があるため、かじりの発生はないので
ある。
【0009】上述の例では、シヤフト1に四個のカムロ
−ブ2A,2B,2C,2Dを温ばめにより圧入する場
合について説明したが、実際上、このカムロ−ブの数は
、増減変更可能であり、また加熱温度自体及び温度勾配
についても、任意変更して設定することができる。
−ブ2A,2B,2C,2Dを温ばめにより圧入する場
合について説明したが、実際上、このカムロ−ブの数は
、増減変更可能であり、また加熱温度自体及び温度勾配
についても、任意変更して設定することができる。
【0010】
【発明の効果】この発明の上述の方法は、各カムロ−ブ
の加熱温度を段階的に変えて設定するという、極めて単
純な方法によつて、カムロ−ブの温ばめ圧入に際して、
シヤフトとの間にかじりが発生しない安定した作業を遂
行することができるものである。
の加熱温度を段階的に変えて設定するという、極めて単
純な方法によつて、カムロ−ブの温ばめ圧入に際して、
シヤフトとの間にかじりが発生しない安定した作業を遂
行することができるものである。
【図1】この発明の方法を実施してカムロ−ブをシヤフ
トに温ばめ圧入した状態を示す斜視図である。
トに温ばめ圧入した状態を示す斜視図である。
【図2】カムロ−ブとこのカムロ−ブを圧入すべきシヤ
フトとを示す斜視図である。
フトとを示す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数個のカムロ−ブをシヤフトに温ば
め圧入するに際し、最初に圧入するカムロ−ブから、最
後に圧入するカムロ−ブまで、各カムロ−ブの加熱温度
を段階的に高く設定して、順次圧入することを特徴とす
る、組立式カムシヤフトにおけるカムロ−ブ圧入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13229491A JP2670917B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 組立式カムシヤフトにおけるカムロ−ブ圧入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13229491A JP2670917B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 組立式カムシヤフトにおけるカムロ−ブ圧入方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04334706A true JPH04334706A (ja) | 1992-11-20 |
JP2670917B2 JP2670917B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=15077927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13229491A Expired - Fee Related JP2670917B2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 組立式カムシヤフトにおけるカムロ−ブ圧入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2670917B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008064426A1 (de) | 2007-12-28 | 2009-07-02 | Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd., Toyohashi-shi | Verfahren zum Ausbilden einer Nockenwelle |
EP2799182A1 (en) * | 2013-04-29 | 2014-11-05 | Peugeot Citroën Automobiles Sa | A method for assembling a composite housing fitted with a shaft and associated mounted elements |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP13229491A patent/JP2670917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008064426A1 (de) | 2007-12-28 | 2009-07-02 | Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd., Toyohashi-shi | Verfahren zum Ausbilden einer Nockenwelle |
US8458902B2 (en) | 2007-12-28 | 2013-06-11 | Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd. | Method of forming cam shaft |
EP2799182A1 (en) * | 2013-04-29 | 2014-11-05 | Peugeot Citroën Automobiles Sa | A method for assembling a composite housing fitted with a shaft and associated mounted elements |
WO2014177420A1 (en) * | 2013-04-29 | 2014-11-06 | Mahle International Gmbh | A method for assembling a composite housing fitted with a shaft and associated mounted elements |
JP2016518547A (ja) * | 2013-04-29 | 2016-06-23 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH | シャフト及び関連実装の複数のエレメントが装備された複合的なハウジングを組み立てる方法 |
US10478926B2 (en) | 2013-04-29 | 2019-11-19 | Mahle International Gmbh | Method for assembling a composite housing fitted with a shaft and associated mounted elements |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2670917B2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |