JPH0433292Y2 - - Google Patents

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JPH0433292Y2
JPH0433292Y2 JP1987011779U JP1177987U JPH0433292Y2 JP H0433292 Y2 JPH0433292 Y2 JP H0433292Y2 JP 1987011779 U JP1987011779 U JP 1987011779U JP 1177987 U JP1177987 U JP 1177987U JP H0433292 Y2 JPH0433292 Y2 JP H0433292Y2
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column
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mounting protrusion
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mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、断熱材と積層した柱部分において内
装板の端部を取り付けるための構造に関する。
[背景技術] 柱1や梁15を金属にて形成し、この柱1や梁
15にロツクウールのような防火材4を吹き付け
て積層したものにおいて内装板5を施工するに
は、矩形状をした枠体7を柱1、梁15、床11
に囲まれた部分に位置させて、この枠体7を床1
1及び梁15に固着した固定用金具12(この固
定用金具12はあらかじめ梁15の下面に固着し
ていて防火材4を吹き付けられていない)に固着
し、この枠体7の外面に石膏ボード等の内装板5
を貼り付けたり、釘やねじ止めにより固着してい
た(上記構造は縦断面図は本考案の第2図と同じ
であるので従来例の縦断面図として図示すること
は省略しているが、横断面図は本考案と異なるの
で第5図として図示している)。ところで、この
場合、内装板5の上端部及び下端部はそれぞれ枠
体7外面に固着できるが、側端部は柱1外面を覆
うため柱1部分において柱1の手前の枠体7に固
着できるだけで、柱1の外面部分ではロツクウー
ルのような防火材4に当たつているのみで、ロツ
クウールのような防火材4には釘等の支持力がな
くて固着できなかつた。このため柱1部分におい
ては内装板5が非固定状態となり、めくれてくる
おそれがあつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、防火材を積層し
た柱部分においても内装板を確実に固着できる内
装板の取り付け構造を提供することにある。
[考案の開示] 本考案の内装板の取り付け構造は、柱1の外面
に沿つて配される基板9より取り付け用突部3を
突設し、基板9の側端より突設されたアーム片2
0より内方に向けて弾性を有する挟持片10を突
設して取付け金具2を形成し、挟持片10を柱1
のフランジ8に挟持するとともに取付け用突部3
が柱1の外面より外方に突出されるようにして取
付け金具2を柱1に取着し、取付け用突部3を除
いて柱1外面に防火材4を積層し、内装板5の端
部裏面を防火材4積層した柱1の外面に沿わせる
とともに内装板5の端部裏面を取付け用突部3に
当接し、内装板5の裏面に添設された下地材13
の側端面を取付け用突部3の側面に当てて位置決
めし、取付け用突部3に当接された内装板5を固
着具6にて固着して成るものであつて、このよう
な構成を採用することで、上記した本考案の目的
を達成したものである。すなわち本考案にあつて
は、柱1にロツクウールのような防火材4を積層
してあるといえども、柱1の取り付けた取付け金
具2の取付け用突部3に防火材4を積層すること
なく、この取付け用突部3に内装板5の端部を固
着するので、防火材4を積層した柱1の外面に内
装板5の端部裏面を沿わせた状態で固定できるよ
うになつたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。添付図面
は界壁部分において内装板5を取り付ける実施例
が示してある。柱1及び梁15には外面にロツク
ウールのような防火材4を吹き付けなどにより積
層してある。この場合柱1は断面H状をしてお
り、この断面H状の柱1のフランジ8に取付け金
具2が取り付けてある。取付け金具2は第3図に
示すような形状をしており基板9の一端部に弾性
を有する挟持片10を有しており、また基板9の
中央部を前方に突出して取付け用突部3が設けて
ある。そしてこの取付け金具2の挟持片10を柱
1のフランジ8に挟持することで取付け用金具2
を柱1に取り付けて取付け金具2の取付け用突部
3を柱1の外面よりも外方に突出させるようにし
てある。また、柱1に防火材4を積層する場合、
取付け金具2の取付け用突部3を除いて柱1の外
面に防火材4を積層してある。第1図、第2図の
ように床11と梁15と柱1とに囲まれた部分
(または第1図、第4図のように柱1と上下の梁
15とに囲まれた部分)には矩形状をした金属製
の枠体7が左右に並べて配設してある。枠体7は
床11及び梁15に固着した固定用金具12(こ
の固定用金具12はあらかじめ梁15の下面に固
着していて固定用金具12の下面には防火材4を
吹き付けないようにしておく)に固着し、この枠
体7の外面に石膏ボード等の内装板5を貼り付け
たり、釘やねじ止めにより固着する。この場合、
石膏ボード等の下地板13を枠体7の外面に釘や
ねじ止めや接着剤により固着し、その上に内装板
5を固着するのである。ここで、下地板13の側
端部は枠体7よりも突出させ、この突出先端を柱
1に取り付けた取付け金具2の取付け用突部3の
側面に当てて位置決めをするものである。また内
装板5の側端部は下地板13よりさらに側方に向
けて突出してあり、この突出部分を防火材4を積
層した柱1の外面に沿わせるとともに取付け用突
部3の外面に当て、釘、ねじ等の固着具6により
固着してある。したがつて内装板5の端部の防火
材4を積層した柱1の外面部分においても内装板
5を固着することができることとなる。このよう
にして左右の一対の枠体7の外面側に内装板5を
施工することで、界壁を構成するものであり、ま
た左右の枠体7間にはブレース14が配設され
る。
[考案の効果] 本考案にあつては、柱に取り付けた取付け金具
に柱の外面より外方に突出する取付け用突部を突
設し、この取付け用突部を除いて柱外面に防火材
を積層し、内装板の端部裏面を防火材を積層した
柱の外面に沿わせるとともに内装板の端部裏面を
取付け用突部に当接して固着具にて固着するの
で、柱にロツクウールのような防火材を積層して
あるといえども、柱に取り付けた取付け金具の取
付け用突部に防火材を積層することなく、この取
付け用突部に内装板の端部を固着するので、防火
材を積層した柱の外面に内装板の端部裏面を沿わ
せた状態で固定できるものであり、この結果内装
板の端部がめくれたりしないものである。また、
取付け金具は柱の外面に沿つて配される基板より
取付け用突部を突設し、基板の側端より突設され
たアーム片より内方に向けて弾性を有する挟持片
を突設して形成されており、アーム片より内方に
向けて突設された挟持片を柱のフランジに挟持す
ることで取付けられるようになつているために柱
のフランジの板厚に対応して取付けを行うことが
できるものであり、種々の厚みのフランジであつ
ても挟持片の弾性変形によつてがたついたりする
ようなことなく確実に固定することができるもの
である。また、内装板の裏面に添設された下地材
の側端面を取付け用突部の側面に当てることで内
装板の位置決めを行うことができるものであり、
取付位置を正確に出しながら取付けを行うことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の横断面図、第2図
は同上の縦断面図、第3図は同上に用いる取付け
金具の斜視図、第4図は同上の他の実施例の縦断
面図、第5図は従来例の横断面図であつて、1は
柱、2は取付け金具、3は取付け用突部、4は防
火材、5は内装板、6は固着具、8はフランジ、
9は基板、20はアーム片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱の外面に沿つて配される基板より取付け用突
    部を突設し、基板の側端より突設されたアーム片
    より内方に向けて弾性を有する挟持片を突設して
    取付け金具を形成し、挟持片を柱のフランジに挟
    持するとともに取付け用突部が柱の外面より外方
    に突出されるようにして取付け金具を柱に取着
    し、取付け用突部を除いて柱外面に防火材を積層
    し、内装板の端部裏面を防火材を積層した柱の外
    面に沿わせるとともに内装板の端部裏面を取付け
    用突部に当接し、内装板の裏面に添設された下地
    材の側端面を取付け用突部の側面に当てて位置決
    めし、取付け用突部に当接された内装板を固着具
    にて固着して成る内装板の取付け構造。
JP1987011779U 1987-01-28 1987-01-28 Expired JPH0433292Y2 (ja)

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JP1987011779U JPH0433292Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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JP1987011779U JPH0433292Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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JPS63119711U JPS63119711U (ja) 1988-08-03
JPH0433292Y2 true JPH0433292Y2 (ja) 1992-08-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141238A (ja) * 1985-12-16 1987-06-24 株式会社アスク 耐火間仕切壁の構築工法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58132025U (ja) * 1982-03-01 1983-09-06 ナショナル住宅産業株式会社 耐火間仕切り壁結合構造
JPS60194006U (ja) * 1984-06-01 1985-12-24 湯川 日出男 共振防止壁

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JPS62141238A (ja) * 1985-12-16 1987-06-24 株式会社アスク 耐火間仕切壁の構築工法

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JPS63119711U (ja) 1988-08-03

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