JPH04326605A - レンズアンテナ - Google Patents

レンズアンテナ

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Publication number
JPH04326605A
JPH04326605A JP9697191A JP9697191A JPH04326605A JP H04326605 A JPH04326605 A JP H04326605A JP 9697191 A JP9697191 A JP 9697191A JP 9697191 A JP9697191 A JP 9697191A JP H04326605 A JPH04326605 A JP H04326605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens body
matching layer
lens antenna
matching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9697191A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Yamamoto
恵造 山本
Morinori Ozaki
守伯 尾崎
Yutaka Nonogaki
裕 野々垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9697191A priority Critical patent/JPH04326605A/ja
Publication of JPH04326605A publication Critical patent/JPH04326605A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズアンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、衛星放送を受信する際などに
用いられるレンズアンテナ10としては、図4で示すよ
うに、いわゆる凸レンズ形状とされたレンズ本体11の
両側表面それぞれを電波反射防止用の整合層12,13
によって被覆してなるものがある。そして、このような
レンズアンテナ10を製作するには、以下のような2つ
の手法が一般的に採用されている。
【0003】まず、第1の手法においては、図5(a)
で示すように、誘電体材料を含む樹脂材料のモールド成
形によって形成されたレンズ本体11の一方側表面上の
みに電波反射防止用の樹脂材料からなる整合層12をモ
ールド成形によって形成した後、図5(b)で示すよう
に、このレンズ本体11の他方側表面上に同様の樹脂材
料からなる整合層13をモールド成形によって別途形成
するようになっている。なお、これらの図における符号
14,15のそれぞれは、一方側及び他方側の整合層1
2,13を形成する際に用いられる整合層形成用のモー
ルド金型を示している。
【0004】また、第2の手法では、前記と同様の手順
によって形成されたレンズ本体11の両側表面上に1度
のモールド成形によって整合層12,13を形成するこ
とが行われており、この場合には、まず、図6(a)で
示すように、整合層形成用のモールド金型16のキャビ
ティ17内に収納されたレンズ本体11の両側表面それ
ぞれを互いに対向配置されたコアピン18,18によっ
て支持しておき、図6(b)で示すように、このキャビ
ティ17内に注入された整合層12,13形成用の樹脂
材料が徐々に固化するに従ってコアピン18,18を引
き抜くことにより、整合層12,13を形成していくこ
とになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記レンズ
アンテナ10を製作するために採用されている第1及び
第2の手法には、つぎのような不都合があった。まず、
第1の手法では、同一のレンズ本体11を被覆する同一
の樹脂材料からなる整合層12,13のそれぞれをわざ
わざ別々のモールド作業によって形成しなければならな
いため、工程数が増えることになってレンズアンテナ1
0の製作に要するコストが増大することになってしまう
【0006】一方、第2の手法では、モールド金型16
のキャビティ17内に収納されたレンズ本体11の位置
精度を確保するのが難しく、また、電波反射防止用の樹
脂材料の注入によってレンズ本体11が位置ずれを起こ
すことにもなるため、このレンズ本体11の両側表面そ
れぞれに形成された整合層12,13の被覆厚みが互い
に異なることになってしまい易い。さらに、これらの整
合層12,13の形成に際してコアピン18,18の引
き抜きがスムーズに行われなかった場合には、整合層1
2,13中にコアピン18,18の痕跡(図示していな
い)が残ることもあり、これらを処理するための余分な
手間がかかることにもなっていた。
【0007】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、レンズ本体の両側表面を被覆する
整合層が1度のモールド作業によって形成されたもので
あり、しかも、これらの整合層の被覆厚みが互いにほぼ
等しい厚みとされたレンズアンテナの提供を目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、レンズ本体と、その両側表面を被
覆する整合層とからなるレンズアンテナであって、前記
レンズ本体の各表面上の所定位置には、前記整合層の被
覆厚みに対応した高さを有する突起部が一体として形成
されていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、整合層形成用のモールド金
型のキャビティ内にレンズ本体を収納した際には突起部
それぞれの外面がキャビティの内面に当接することにな
るので、このレンズ本体が突起部を介してキャビティ内
に正しく位置決めされた状態で収納されていることにな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は本実施例にかかるレンズアンテナの
概略構造を示す断面図、図2はそのレンズ本体の外観形
状を簡略化して示す斜視図であり、図3はその製作工程
を示す説明図である。
【0012】本実施例にかかるレンズアンテナ1は、図
1で示すように、いわゆる凸レンズ形状とされたレンズ
本体2と、その両側表面それぞれを被覆する所定厚みの
整合層3とからなるものである。そして、レンズ本体2
は、誘電体材料を含む樹脂材料、例えば、ポリオレフィ
ン系樹脂であるポリプロピレンと誘電体セラミックとか
らなる複合材料のモールド成形によって形成されたもの
であり、その各表面上の所定位置それぞれには、図1及
び図2で示すように、後工程で形成されることになる整
合層3の被覆厚みに対応した高さを有する突起部4が予
めレンズ本体2と一体として形成されている。なお、こ
こで、各突起部4の外径は、製品となったレンズアンテ
ナ1におけるアンテナ利得低下が0.3dB以下で済む
ように、10mm以下程度の寸法に設定されていること
が望ましい。また、これらの突起部4の個数や形成位置
が、必要に応じて任意に選択されるものであることはい
うまでもない。さらに、このレンズ本体2の両側表面そ
れぞれを被覆する整合層3は、電波反射防止用の樹脂材
料をモールド成形することによって形成されたものであ
る。
【0013】つぎに、図3に基づき、このレンズアンテ
ナ1を製作する際の手法について説明する。
【0014】まず、誘電体材料を含む樹脂材料のモール
ド成形によって形成されたレンズ本体2を用意し、この
レンズ本体2を二分割可能な構成とされた整合層形成用
のモールド金型5のキャビティ6内に収納する。すると
、このレンズ本体2の各表面上には予め整合層3の被覆
厚みと対応した高さの突起部4が形成されているのであ
るから、これらの突起部4それぞれの外面はキャビティ
6の内面に当接することになり、このレンズ本体2は突
起部4を介してキャビティ6の内面と所定間隔だけ離間
したうえで正しく位置決めされた状態で収納されている
ことになる。なお、ここで、レンズ本体2の突起部4そ
れぞれとキャビティ6の内面とが互いに当接し合う構成
を採用したことに伴い、レンズ本体2自体がその厚み方
向に反っていると、その反りがキャビティ6の内面によ
って矯正されるという利点が得られることになる。
【0015】さらに、このモールド金型5の側方に設け
た樹脂注入ゲート7を通じて電波反射防止用の樹脂材料
を注入すると、注入された樹脂材料はキャビティ6内に
広がったうえで固化することになり、レンズ本体2の両
側表面それぞれを被覆した整合層3が形成されることに
なる。その後、このモールド金型5を分割すると、図1
で示したレンズアンテナ1が取り出されることになる。 なお、このようにして形成されたレンズアンテナ1にお
ける整合層3の表面には突起部4それぞれの外面が露出
しているが、このことによる不都合は何ら生じない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるレ
ンズアンテナによれば、整合層形成時におけるレンズ本
体がその各表面上に形成された突起部を介して正しく位
置決めされるから、このレンズ本体の位置精度を確保し
たうえで行う1度のモールド作業によってレンズ本体の
両側表面それぞれを被覆する整合層を形成することがで
きる。また、このモールド作業中にレンズ本体の位置ず
れなどが生じることもないので、整合層の被覆厚みがほ
ぼ等しくなるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかるレンズアンテナの概略構成を
示す断面図である。
【図2】そのレンズ本体の外観形状を簡略化して示す斜
視図である。
【図3】本実施例にかかるレンズアンテナの製作工程を
示す説明図である。
【図4】従来例にかかるレンズアンテナの概略構成を示
す断面図である。
【図5】レンズアンテナを製作する際の第1の手法を示
す説明図である。
【図6】レンズアンテナを製作する際の第2の手法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1    レンズアンテナ 2    レンズ本体 3    整合層 4    突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レンズ本体(2)と、その両側表面を
    被覆する整合層(3)とからなるレンズアンテナであっ
    て、前記レンズ本体(2)の各表面上の所定位置には、
    前記整合層(3)の被覆厚みに対応した高さを有する突
    起部(4)が一体として形成されていることを特徴とす
    るレンズアンテナ。
JP9697191A 1991-04-26 1991-04-26 レンズアンテナ Pending JPH04326605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9697191A JPH04326605A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 レンズアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9697191A JPH04326605A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 レンズアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04326605A true JPH04326605A (ja) 1992-11-16

Family

ID=14179113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9697191A Pending JPH04326605A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 レンズアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04326605A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08186434A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Murata Mfg Co Ltd アンテナ用誘電体レンズの製造方法
US6592788B1 (en) 1993-06-30 2003-07-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of manufacturing a dielectric lens for an antenna
US7301504B2 (en) 2004-07-14 2007-11-27 Ems Technologies, Inc. Mechanical scanning feed assembly for a spherical lens antenna
US7474271B2 (en) 2003-12-26 2009-01-06 Sharp Kabushiki Kaisha Feedhorn, radio wave receiving converter and antenna

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JPH08186434A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Murata Mfg Co Ltd アンテナ用誘電体レンズの製造方法
US7474271B2 (en) 2003-12-26 2009-01-06 Sharp Kabushiki Kaisha Feedhorn, radio wave receiving converter and antenna
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