JPH04320923A - 磁気式エンコーダ - Google Patents

磁気式エンコーダ

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Publication number
JPH04320923A
JPH04320923A JP11555891A JP11555891A JPH04320923A JP H04320923 A JPH04320923 A JP H04320923A JP 11555891 A JP11555891 A JP 11555891A JP 11555891 A JP11555891 A JP 11555891A JP H04320923 A JPH04320923 A JP H04320923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
recording medium
amplitude
magnetization
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP11555891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yamashita
正芳 山下
Yoshinori Hayashi
好典 林
Akira Miki
晃 三木
Nanayuki Takeuchi
七幸 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気式エンコーダに関し
、磁気記録媒体に、位置情報記録面において位置情報の
記録(配列)方向と略直交方向に沿って2次的に着磁す
ることにより、磁気抵抗素子を利用した磁気式エンコー
ダの出力信号の振幅を平均化するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気式ロータリエンコーダは、そ
の外周に一定間隔で多極着磁した磁気記録媒体(円板)
を有するとともに、この外周面に近接して磁気センサを
配設している。この磁気センサは、外周面に近接したM
R素子(磁気抵抗素子)により、磁極の変化を検出して
正弦波信号を出力するものである。
【0003】この場合、これを磁気センサによるアナロ
グ信号出力において、そのエンベロープが磁気記録媒体
の全周について一定の値を示さない。例えば図6に示す
ように、磁気記録媒体である円板の円周方向について特
定位置では出力信号の振幅が小さくなっていた。これは
、磁気記録媒体の磁気特性がその円周方向において均一
でないこと、または、着磁ヘッドによる磁気記録媒体の
記録面のトレースが不十分であること等による。
【0004】さらに、このような磁気式ロータリエンコ
ーダにおいて、磁気記録媒体(円板)を組み立てた場合
で、その真円度、同心度が狂っている場合にも、その出
力信号のエンベロープが円板の周方向(磁化配列方向)
において不均一となる。例えば図7に示す円板71の回
転中心O1が円板71の中心O2に対して偏位している
場合、図中破線に示すように、円板71と磁気センサ7
2との磁気ギャップが回転時に変動するからである。そ
の結果、図8に示すように、磁気センサの出力信号は円
周方向において大きく変動することとなる。
【0005】そこで、この組立時の偏心による出力信号
のエンベロープの不均一化は、図9に示すように、ロー
タリエンコーダの磁気記録媒体91の外周に180度対
向して2個の磁気センサ92,92を配設することによ
り解決している。これは、一方の磁気センサ92の出力
信号の振幅が小のとき、他方の磁気センサ92の出力信
号のそれが大となることから、両方のセンサ92,92
の出力信号の振幅を平均するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の磁気式ロータリエンコーダにあっては、磁気
センサが2つ必要となり構造が複雑となり、特に磁気記
録媒体の軸ぶれ以外の理由に起因する出力信号のエンベ
ロープの悪化に対しては効果を生じないという課題があ
った。
【0007】そこで、本発明は、簡単な構造で、かつ、
磁気記録媒体の軸の偏位以外の理由によっても出力信号
のエンベロープを改善することができる磁気式エンコー
ダを提供することを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気的に記録
した位置情報を一面に配列した磁気記録媒体と、該位置
情報の配列方向の磁力変化を検出し、この位置情報を振
幅の変化する電気信号として出力する検出手段と、を備
えた磁気式エンコーダにおいて、上記磁気記録媒体の上
記平面に位置情報の上記配列方向と略直交する方向に沿
って2次的に着磁するとともに、この2次的な着磁を、
上記検出手段による位置情報の検出時、上記電気信号の
振幅変化の大きい部分では強く、その振幅変化の小さい
部分ではそれよりも弱くなるように行う磁気式エンコー
ダである。
【0009】
【作用】本発明に係る磁気式エンコーダでは、磁気記録
媒体の着磁した平面(位置情報記録面)においてその位
置情報の配列方向とは略直交方向に2次的な着磁を行っ
ている。そして、この2次的な着磁は、検出手段による
位置情報の検出時、その出力電気信号の振幅変化の大き
い部分では強く、振幅変化の小さい部分ではこれより弱
くしている。これらの結果、2次的着磁により上記出力
信号は、例えばその振幅変化が小さい部分のものと同一
の振幅となり、その配列方向においてむらなく一定振幅
の出力信号が得られる。これは、例えば磁気抵抗素子等
を使用した磁気センサ(検出手段)ではこのセンサのパ
ターン方向に垂直な方向の磁界を印加すると磁気センサ
の抵抗値が変化することに着目し、その出力信号の振幅
を部分的に変調したものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る磁気式エンコーダの実施
例について図面を参照して説明する。図1〜図5は本発
明の一実施例を説明するための図である。
【0011】図1に示すように、この磁気式ロータリエ
ンコーダ11は、円筒状の磁気記録媒体12と、磁気セ
ンサ13と、を有している。磁気記録媒体12は、その
外周面にAB相トラック14と、Z相トラック15とを
画成して有している。AB相トラック14には円周方向
に沿って交互に着磁され(1次着磁)、N極とS極とが
交互に形成されている。これらの磁極が位置情報を構成
するものである。なお、上記一次着磁は、例えば400
〜1,000[Oe]の磁性体の保磁力より大きい磁界
を与える。
【0012】また、Z相トラック15にはその軸方向に
離れてN極とS極とが対向して着磁されている。このN
極とS極とはZ相トラック15の円周方向の全周囲に沿
って形成されており、図2に示すように、所定の円周領
域16A、16Bではその着磁は強く、例えば30〜5
0[Oe]程度に着磁されている。また、これら以外の
部分16C、16Dではこれよりも弱く、磁界の強さで
は0[Oe]である。
【0013】一方、磁気センサ13は、この外周面に近
接対向して配設された磁気抵抗素子と、この磁気抵抗素
子のアナログ出力電流をパルス信号と2値化するコンパ
レータと、を有している。磁気抵抗素子としては、半導
体磁気抵抗素子による場合、強磁性体のものによる場合
がある。
【0014】以上の構成によって1次着磁後の磁気記録
媒体12の回転により磁気センサ13がこの磁極を検出
して図3の(A)に示すような波形のアナログ出力信号
を発生するが、このアナログ信号の振幅には円周方向に
おいてむらがある。これは磁気記録媒体12の磁気特性
が円周方向において不均一な場合があるから等である。 したがって、本発明にあっては、磁気記録媒体12の円
周方向において振幅大きい領域16A、16Bは、上述
したように2次着磁の強さを大きく、例えば30〜50
[Oe]とし、振幅の小さい領域16C、16Dでは2
次着磁の強さを小さく(0[Oe])した。例えば図4
に示すように2次的な着磁を行ったものである。この結
果、図3の(B)に示すように、磁気センサ13の出力
信号の波形は振幅が均一化される。よって、2値化する
場合のコンパレータの閾値を一定として正確な2値化信
号として出力することができる。このコンパレータから
例えば制御機器への出力に狂いが生じることなく正確な
位置情報を出力することができる。なお、図5は2次着
磁の磁界の強さと磁気センサ13の出力電圧との関係の
一例を示すものである。
【0015】なお、上記実施例ではロータリエンコーダ
について説明したが、本発明は磁気式リニアエンコーダ
についても適用することができる。この場合は、平板状
の磁気記録媒体の位置情報記録面について2次的に着磁
するものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、磁気式エンコーダの構造が簡単となる。さらに、磁
気記録媒体の回転軸の偏位以外の理由に起因する磁気セ
ンサの出力信号のエンベロープの不均一化を改善するこ
とができる。特に、磁気式リニアエンコーダ等において
もその出力信号を均一化することができる。その結果、
エンコーダ出力を正確に2値化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気式ロータリエンコ
ーダの磁気記録媒体の着磁の状態を示すための斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に係る磁気式ロータリエンコ
ーダの2次着磁の方法を説明するための平面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る磁気式ロータリエンコ
ーダの出力波形の変化を説明する波形図である。
【図4】本発明の一実施例に係る磁気式ロータリエンコ
ーダの2次着磁の方法を説明するための出力波形と磁界
強度との関係を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係る磁気式ロータリエンコ
ーダの2次着磁の磁界の強さと磁気センサの出力との関
係を示すグラフである。
【図6】従来の磁気式ロータリエンコーダの磁気センサ
の出力波形を示す波形図である。
【図7】従来の磁気式ロータリエンコーダを示す平面図
である。
【図8】従来の磁気式ロータリエンコーダの磁気センサ
の出力波形を示す波形図である。
【図9】従来の磁気式ロータリエンコーダを示す平面図
である。
【符号の説明】
11  磁気式ロータリエンコーダ、12  磁気記録
媒体、13  磁気センサ(検出手段)、14  AB
相トラック(位置情報記録面)、15  Z相トラック
(2次着磁面)、16A,16B  1次着磁による出
力信号の振幅の大きな領域、16C,16D  1次着
磁による出力信号の振幅の小さい領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気的に記録した位置情報を一面に配
    列した磁気記録媒体と、該位置情報の配列方向の磁力変
    化を検出し、この位置情報を振幅の変化する電気信号と
    して出力する検出手段と、を備えた磁気式エンコーダに
    おいて、上記磁気記録媒体の上記平面に位置情報の上記
    配列方向と略直交する方向に沿って2次的に着磁すると
    ともに、この2次的な着磁を、上記検出手段による位置
    情報の検出時、上記電気信号の振幅変化の大きい部分で
    は強く、その振幅変化の小さい部分ではそれよりも弱く
    なるように行うことを特徴とする磁気式エンコーダ。
JP11555891A 1991-04-19 1991-04-19 磁気式エンコーダ Pending JPH04320923A (ja)

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JP11555891A JPH04320923A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 磁気式エンコーダ

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JP11555891A JPH04320923A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 磁気式エンコーダ

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JPH04320923A true JPH04320923A (ja) 1992-11-11

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JP11555891A Pending JPH04320923A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 磁気式エンコーダ

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