JPH04320822A - 射出成形機のサックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路 - Google Patents
射出成形機のサックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路Info
- Publication number
- JPH04320822A JPH04320822A JP11364991A JP11364991A JPH04320822A JP H04320822 A JPH04320822 A JP H04320822A JP 11364991 A JP11364991 A JP 11364991A JP 11364991 A JP11364991 A JP 11364991A JP H04320822 A JPH04320822 A JP H04320822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil chamber
- oil
- chamber
- injection cylinder
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 230000004044 response Effects 0.000 title claims abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 29
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 29
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機において、
サックバック動作応答遅れ防止の油圧回路に関するもの
である。
サックバック動作応答遅れ防止の油圧回路に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の射出成形機において、スクリュ１
の前後進を作動させる為の油圧回路は、図２に見られる
ように、スクリュ１と、スクリュ１を回転させるモータ
６と、スクリュ１を前後進させる射出シリンダ２と、射
出シリンダ２の前方油室４と後方油室５に給排油する為
の切換弁８とで構成されている。この装置の油圧回路に
おいて、切換弁８のソレノイドａを励磁すると、ポンプ
１０から吐出された圧力油が射出シリンダ２の前方油室
４に供給されてスクリュ１を後退させる（尚、この動作
をサックバック工程という）。 スクリュ１が後退す
る時に、射出シリンダ２の後方油室５から排出される油
は、切換弁８を通りタンク１１に戻される。一方、切換
弁８のソレノイドｂを励磁すると、圧力油は射出シリン
ダ２の後方油室５に供給されてスクリュ１を前進させる
。 スクリュ１が前進する時に、射出シリンダ２の前
方油室４から排出される油は、切換弁８を通りタンク１
１に戻される。
の前後進を作動させる為の油圧回路は、図２に見られる
ように、スクリュ１と、スクリュ１を回転させるモータ
６と、スクリュ１を前後進させる射出シリンダ２と、射
出シリンダ２の前方油室４と後方油室５に給排油する為
の切換弁８とで構成されている。この装置の油圧回路に
おいて、切換弁８のソレノイドａを励磁すると、ポンプ
１０から吐出された圧力油が射出シリンダ２の前方油室
４に供給されてスクリュ１を後退させる（尚、この動作
をサックバック工程という）。 スクリュ１が後退す
る時に、射出シリンダ２の後方油室５から排出される油
は、切換弁８を通りタンク１１に戻される。一方、切換
弁８のソレノイドｂを励磁すると、圧力油は射出シリン
ダ２の後方油室５に供給されてスクリュ１を前進させる
。 スクリュ１が前進する時に、射出シリンダ２の前
方油室４から排出される油は、切換弁８を通りタンク１
１に戻される。
【０００３】可塑化工程では切換弁８が中立状態で、射
出シリンダ２の前方油室４とタンク１１とが通じており
、モータ６がスクリュ１を回転させ材料７（樹脂）を可
塑化している。 スクリュ１は、可塑化され前方に送
り出された材料７の反力により回転しながら後退し、射
出シリンダ２の後方油室５から排出される油を背圧調整
弁９を経由してタンク１２へ戻る。 一方、前方油室
４はタンク１１より負圧による吸い上げを行なっている
。
出シリンダ２の前方油室４とタンク１１とが通じており
、モータ６がスクリュ１を回転させ材料７（樹脂）を可
塑化している。 スクリュ１は、可塑化され前方に送
り出された材料７の反力により回転しながら後退し、射
出シリンダ２の後方油室５から排出される油を背圧調整
弁９を経由してタンク１２へ戻る。 一方、前方油室
４はタンク１１より負圧による吸い上げを行なっている
。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧回路では、可塑化動作中のスクリュ１の
後退時に、射出シリンダ２の前方油室４はピストン３の
後退によって発生する負圧によりタンク１１から油を吸
い上げている。 しかし、配管抵抗により射出シリン
ダ２の前方油室４には油が容易に充満せず、一部をガス
体が占めた状態になる。 その為に、可塑化動作が完
了した時点で、射出シリンダ２の前方油室４がガス体を
含んだ状態において、サックバック動作を行なうと、切
換弁８が切換わって射出シリンダ２の前方油室４に圧力
油が供給されても、ガス体が緩衝作用をしてピストン３
およびそれに連動したスクリュ１を直ちに後退させるに
は至らない。
うな従来の油圧回路では、可塑化動作中のスクリュ１の
後退時に、射出シリンダ２の前方油室４はピストン３の
後退によって発生する負圧によりタンク１１から油を吸
い上げている。 しかし、配管抵抗により射出シリン
ダ２の前方油室４には油が容易に充満せず、一部をガス
体が占めた状態になる。 その為に、可塑化動作が完
了した時点で、射出シリンダ２の前方油室４がガス体を
含んだ状態において、サックバック動作を行なうと、切
換弁８が切換わって射出シリンダ２の前方油室４に圧力
油が供給されても、ガス体が緩衝作用をしてピストン３
およびそれに連動したスクリュ１を直ちに後退させるに
は至らない。
【０００５】即ち、従来の油圧回路では、サックバック
動作の際応答性が悪く応答遅れを起こすと共に、その遅
れも一定でなかった。 また、可塑化時のスクリュ１
の後退における射出シリンダ２の前方油室４への油の充
満度合を改善するには、タンク１１と射出シリンダ２間
の管路抵抗を小さくすれば良いが、そのためには配管口
径を大きくする必要があり、切換弁配管部材等の部品を
含めて装置が大型化していた。本発明はこのような問題
点を解決することを目的としている。
動作の際応答性が悪く応答遅れを起こすと共に、その遅
れも一定でなかった。 また、可塑化時のスクリュ１
の後退における射出シリンダ２の前方油室４への油の充
満度合を改善するには、タンク１１と射出シリンダ２間
の管路抵抗を小さくすれば良いが、そのためには配管口
径を大きくする必要があり、切換弁配管部材等の部品を
含めて装置が大型化していた。本発明はこのような問題
点を解決することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、射出成形機に
おいて、可塑化時に射出シリンダ２の後方油室５から排
出される油を前方油室４に供給することを特徴とするこ
とによって、また、射出シリンダ２の前後進を切換える
切換弁８が中立のとき、前記射出シリンダ２の後方油室
５から排出される油を前方油室４に前記切換弁８を介し
て供給出来るようにしたことを特徴とすることにより、
上記問題点を解決する。
おいて、可塑化時に射出シリンダ２の後方油室５から排
出される油を前方油室４に供給することを特徴とするこ
とによって、また、射出シリンダ２の前後進を切換える
切換弁８が中立のとき、前記射出シリンダ２の後方油室
５から排出される油を前方油室４に前記切換弁８を介し
て供給出来るようにしたことを特徴とすることにより、
上記問題点を解決する。
【０００７】
【作用】切換弁８が中立の可塑化時に、射出シリンダ２
の前方油室４と後方油室５が切換弁８を介して接続され
ているので、スクリュ１が後退するときに後方油室５か
ら排出される油が背圧調整弁９で低圧に制御されながら
前方油室４に送られる。前方油室４に送られる油には圧
力が加わっているため前方油室４に油を容易に充填させ
ることが出来る。
の前方油室４と後方油室５が切換弁８を介して接続され
ているので、スクリュ１が後退するときに後方油室５か
ら排出される油が背圧調整弁９で低圧に制御されながら
前方油室４に送られる。前方油室４に送られる油には圧
力が加わっているため前方油室４に油を容易に充填させ
ることが出来る。
【０００８】
【実施例】本発明による、射出成形機のサックバック動
作応答遅れ防止方法およびその油圧回路の実施例を図面
を用いて詳細に説明する。図１は、本発明の実施例を示
した油圧回路図である。本発明は、スクリュ１と、スク
リュ１を回転させるモータ６と、スクリュ１を前後進さ
せる射出シリンダ２と、射出シリンダ２の前方油室４と
後方油室５に給排油する為の切換弁８とで構成されてい
る。 さらに、射出シリンダ２の後方油室２と切換弁
８の間には背圧調整弁９が配設されている。可塑化時、
切換弁８が中立状態において、射出シリンダ２の前方油
室４と後方油室５を接続する回路となっている。
作応答遅れ防止方法およびその油圧回路の実施例を図面
を用いて詳細に説明する。図１は、本発明の実施例を示
した油圧回路図である。本発明は、スクリュ１と、スク
リュ１を回転させるモータ６と、スクリュ１を前後進さ
せる射出シリンダ２と、射出シリンダ２の前方油室４と
後方油室５に給排油する為の切換弁８とで構成されてい
る。 さらに、射出シリンダ２の後方油室２と切換弁
８の間には背圧調整弁９が配設されている。可塑化時、
切換弁８が中立状態において、射出シリンダ２の前方油
室４と後方油室５を接続する回路となっている。
【０００９】次に、このように構成された射出成形機の
サックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路
の作用について説明する。可塑化が始まると、スクリュ
１は材料７をスクリュ１の前方に送り出す力の反力によ
り、回転しながら後退する。 スクリュ１の後退によ
り後方油室５から排出される油は背圧調整弁９により低
圧に制御され、その一部は中立状態の切換弁８を介して
前方油室４に送られる。この様に本発明では、可塑化時
に圧力の加わった油を射出シリンダ２の前方油室４に供
給するため、可塑化中に前方油室４が未充填になること
はなく、可塑化後のサックバック動作においてスクリュ
１は直ちに後退することが出来る。
サックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路
の作用について説明する。可塑化が始まると、スクリュ
１は材料７をスクリュ１の前方に送り出す力の反力によ
り、回転しながら後退する。 スクリュ１の後退によ
り後方油室５から排出される油は背圧調整弁９により低
圧に制御され、その一部は中立状態の切換弁８を介して
前方油室４に送られる。この様に本発明では、可塑化時
に圧力の加わった油を射出シリンダ２の前方油室４に供
給するため、可塑化中に前方油室４が未充填になること
はなく、可塑化後のサックバック動作においてスクリュ
１は直ちに後退することが出来る。
【００１０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、可塑化工程において、射出シリンダ２の後方
油室５から排出される油の一部を前方油室４に供給され
る簡単な油圧回路だけで、射出シリンダ２の前方油室４
内の油の未充填によるサックバック動作の応答遅れを解
消することができる。また、射出成形機が大型化しても
切換弁、配管等の設備は大きくすることもなく応答性の
優れた制御が可能となる。
によれば、可塑化工程において、射出シリンダ２の後方
油室５から排出される油の一部を前方油室４に供給され
る簡単な油圧回路だけで、射出シリンダ２の前方油室４
内の油の未充填によるサックバック動作の応答遅れを解
消することができる。また、射出成形機が大型化しても
切換弁、配管等の設備は大きくすることもなく応答性の
優れた制御が可能となる。
【図１】本発明の実施例を示した油圧回路図
【図２】従
来の油圧回路図
来の油圧回路図
１・・・・スクリュ
２・・・・射出シリンダ
３・・・・ピストン
４・・・・前方油室
５・・・・後方油室
６・・・・モータ
７・・・・材料
８・・・・切換弁
９・・・・背圧調整弁
１０・・・ポンプ
１１・・・タンク
１２・・・タンク
ａ・・・・ソレノイド
ｂ・・・・ソレノイド
Claims (2)
- 【請求項１】 射出成形機において、可塑化時に射出
シリンダ（２）の後方油室（５）から排出される油を前
方油室（４）に供給することを特徴とした射出成形機の
サックバック動作応答遅れ防止方法。 - 【請求項２】 射出成形機において、射出シリンダ（
２）の前後進を切換える切換弁（８）が中立のとき、前
記射出シリンダ（２）の後方油室（５）から排出される
油を前方油室（４）に前記切換弁（８）を介して供給出
来るようにしたことを特徴とするサックバック動作応答
遅れ防止油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11364991A JPH04320822A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 射出成形機のサックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11364991A JPH04320822A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 射出成形機のサックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04320822A true JPH04320822A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=14617617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11364991A Pending JPH04320822A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 射出成形機のサックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04320822A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018194121A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | キョーラク株式会社 | 成形機 |
| JP2018176645A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | キョーラク株式会社 | 成形機、及び発泡成形体の製造方法 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP11364991A patent/JPH04320822A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018194121A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | キョーラク株式会社 | 成形機 |
| JP2018176645A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | キョーラク株式会社 | 成形機、及び発泡成形体の製造方法 |
| US11241810B2 (en) | 2017-04-19 | 2022-02-08 | Kyoraku Co., Ltd. | Molding machine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS58502013A (ja) | ポンプシステム | |
| US7686067B2 (en) | Die casting machine | |
| US4952364A (en) | Method of controlling injection molding machine | |
| JP2001088191A (ja) | 射出成形機の油圧駆動装置 | |
| JPH11156524A (ja) | ダイカストマシンの射出制御方法及び装置 | |
| JPH04320822A (ja) | 射出成形機のサックバック動作応答遅れ防止方法およびその油圧回路 | |
| GB2099610A (en) | A control device for the hydraulic circuit of an injection moulding machine | |
| JPH0794061B2 (ja) | 射出成形装置の駆動装置 | |
| JP3330405B2 (ja) | 射出成形機の射出装置 | |
| JP2008073913A (ja) | 型締装置及び型締装置の制御方法 | |
| JPH0247339Y2 (ja) | ||
| JP3962170B2 (ja) | 射出速度制御における射出立ち上がり時間短縮方法 | |
| JP3969653B2 (ja) | 油圧式射出装置の背圧制御方法 | |
| JP3394201B2 (ja) | 金属射出成形機の射出方法及びその装置 | |
| JP3262675B2 (ja) | トグル式型締め装置の油圧回路 | |
| JPH0528027Y2 (ja) | ||
| JP2001315180A (ja) | 射出成形機の型開制御方法 | |
| JP2527126B2 (ja) | 射出成形機の圧縮型締装置 | |
| JPS6227651B2 (ja) | ||
| JPS5811484Y2 (ja) | 加工ユニットの油圧送り装置 | |
| JPH053295Y2 (ja) | ||
| JPH0440899Y2 (ja) | ||
| JPH02179709A (ja) | 成形機の型締装置 | |
| JPH0317660B2 (ja) | ||
| JP2770133B2 (ja) | 射出成形機の保護装置 |