JPH04314139A - デバッグ装置 - Google Patents

デバッグ装置

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JPH04314139A
JPH04314139A JP3106756A JP10675691A JPH04314139A JP H04314139 A JPH04314139 A JP H04314139A JP 3106756 A JP3106756 A JP 3106756A JP 10675691 A JP10675691 A JP 10675691A JP H04314139 A JPH04314139 A JP H04314139A
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JP
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memory
patch
program
user program
bus
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JP3106756A
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Atsushi Furuido
古井戸 敦
Akira Sato
亮 佐藤
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デバッグ対象とされる
プログラムのデバッグを可能とするデバッグ装置に関し
、例えばインサーキット・エミュレータに適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ応用機器の開発にお
いて、その応用システムのデバッグやシステムの詳細な
評価を行うため、インサーキット・エミュレータが使用
されている。斯るインサーキット・エミュレータは、ソ
フトウェア開発用親計算機(ホストコンピュータ)など
のシステム開発装置と、開発中の応用機器との間に接続
され、その応用機器に含まれるマイクロプロセッサ(タ
ーゲットマイクロプロセッサ)の機能を代行する一方で
デバッガとしての機能を持ち、詳細なシステムデバッグ
を支援する。このようなインサーキット・エミュレータ
においては、応用機器側のハードウェアおよびソフトウ
ェアの評価を可能とする手段としてのブレーク機能、ト
レース機能の他に、ユーザプログラムのエディト機能が
ある。
【0003】尚、インサーキット・エミュレータについ
て記載された文献の例としては、昭和63年10月1日
に日立マイクロプロセッサエンジニアリング株式会社よ
り発行された「日立マイコン技報(第2巻、第2号)」
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記機能を駆使したシ
ステムデバッグにおいてパッチを当てる場合、プログラ
ムを修正する必要がある。プログラムの一般的な修正方
法としては、ユーザプログラムを一旦停止した後にユー
ザプログラム領域内の空きエリアを見つけ、そこに修正
プログラムを書き込みプログラムの流れを修正プログラ
ム側に変更するために元のプログラム中の一部の命令を
、ジャンプ命令やジャンプサブルーチン命令等に書き換
える必要があり、それについて本発明者が検討したとこ
ろ、エミュレーション動作の実行中に待ち状態を作って
プログラム修正を行う方式では、モータの回転制御のよ
うに厳密な時間管理の下でプログラムの実行が必要とさ
れるような応用機器においては、斯る待つ状態において
プログラムの実行が途切れることによりそのプログラム
によって制御されるべきサーボモータなどの機器が制御
状態を脱して暴走する可能性があることが判明した。 また、修正用プログラムを入れるための空き領域が少な
い場合には、上記修正手段も不可能となり元のプログラ
ムを直接修正し、再コンパイルする必要があり、デバッ
グ効率が落ちることが明らかにされた。
【0005】本発明の目的は、ユーザプログラムの空き
エリアの有無に関係なく、また、元のプログラムを直接
修正することなく、プログラムの流れや処理内容の一部
変更を可能とする技術を提供することにあり、また、本
発明の別の目的は、そのようなパッチプログラムをリア
ルタイムで挿入実行可能な技術を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、デバッグ対象とされるユーザプ
ログラムを格納するための第1メモリを含んでデバッグ
装置が形成されるとき、上記ユーザプログラムの実行状
態で、当該ユーザプログラムの修正に係るパッチプログ
ラムを書込み可能な第2メモリと、上記ユーザプログラ
ムの実行が所定のパッチ指定箇所に到達したことを検出
する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて上
記第1メモリから上記第2メモリへの空間切換えを行う
ことによって上記第2メモリ内のパッチプログラムの実
行を可能とする空間切換え手段とを含んでデバッグ装置
を構成するものである。さらに具体的な態様では、上記
マスタマイクロプロセッサのバスと上記スレーブマイク
ロプロセッサのバスとに上記第1メモリ及び第2メモリ
を選択的に結合させるためのマルチプレクサと、上記マ
スタ側マルチプレクサ及びスレーブ側マルチプレクサの
選択動作を制御する制御部とを含んで上記空間切換え手
段を構成することができる。そしてこのとき、上記マル
チプレクサを介して上記第1メモリが上記スレーブマイ
クロプロセッサのバスに結合されて上記ユーザプログラ
ムのエミュレーション動作が継続されている状態で、上
記第2メモリを上記マスタマイクロプロセッサのバスに
結合させることにより、上記パッチプログラムの上記第
2メモリへの書込みを可能とする論理回路を上記制御部
に含めることができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、上記ユーザプログラム
の実行状態で、上記第2メモリへのパッチプログラム書
き込みが可能とされ、そしてユーザプログラムの実行が
所定のパッチ指定箇所に到達したときに、第2メモリ内
のパッチプログラムの実行に移行され、このことが、ユ
ーザプログラムの空きエリアの有無に関係なく、また、
元のプログラムを直接修正することなく、プログラムの
流れや処理内容の一部変更を可能とし、さらに、上記パ
ッチプログラムのリアルタイム挿入実行を可能とする。
【0010】
【実施例】図3には本発明の一実施例であるインサーキ
ット・エミュレータを含むマイクロプロセッサ開発用シ
ステムが示される。
【0011】図2に示されるインサーキット・エミュレ
ータ本体2は、親計算機等のシステム開発装置1と、デ
バッグ対象装置としてのマイクロプロセッサ応用機器3
との間に接続され、その応用機器3に含まれるターゲッ
トマイクロプロセッサの機能を代行する一方でデバッガ
としての機能を持ち、詳細なシステムデバッグを支援す
る。システム開発装置1とインサーキット・エミュレー
タ本体2とはシリアル回線バスラインによって結合され
、このバスラインによって両者間でのデータのやりとり
が可能とされる。また、インサーキット・エミュレータ
本体2からはインタフェースケーブル4が引き出され、
このケーブル4の先端に設けられたプラグ4aが、応用
機器3のターゲットマイクロプロセッサ用ソケット5に
結合されることにより、インサーキット・エミュレータ
2本体において所定のエミュレーション動作が可能とさ
れる。
【0012】図2には上記インサーキット・エミュレー
タ2の詳細な構成が示される。
【0013】図2に示されるようにインサーキット・エ
ミュレータ本体2には、マイクロプロセッサ応用機器3
に含まれるターゲットマイクロプロセッサの機能を代行
してその応用機器の動作制御すなわちエミュレーション
を行うためのスレーブマイクロプロセッサ(以下、SM
CUと記す)11と、各種デバッグ機能を達成するため
の制御を司るマスタマイクロプロセッサ(以下、MMC
Uと記す)16が設けられる。
【0014】上記SMCU11が、応用機器3における
ターゲットマイクロプロセッサの機能を代行制御(エミ
ュレーション)するとき、SMCU11はMMCU16
の制御から切り離され、またSMCU11の制御動作状
態が予め定められている状態に到達してブレークされる
とき、当該SMCU11はMMCU16の制御を受ける
ことになる。このような制御状態の切り換えがエミュレ
ーション制御部12によって行われる。
【0015】インサーキット・エミュレータ本体2には
、上記エミュレーション制御部12の他に、SMCU1
1の制御状態やスレーブバス21の状態を監視して、そ
の状態が予め設定された状態に達したときエミュレーシ
ョン動作を停止するためのブレーク制御部13、スレー
ブバス21に与えられるデータやアドレスさらには制御
情報を逐次トレースして蓄えるリアルタイムトレース部
14、応用機器3に含まれるべきデータメモリやプログ
ラムを代行するための代行メモリ部15を有し、それら
が、スレーブバス21を介してSMCU11に、またマ
スタバス22を介してMMCU16に接続されている。 そして上記各ブロックの機能実行は、インサーキット・
エミュレータ本体2に接続された親計算機のコンソール
10によってコントロールされる。
【0016】さらにインサーキット・エミュレータ本体
2内には、MMCU16がコンソール10との間でデー
タ通信を行うためのシリアルインタフェース回路17が
設けられ、また、SMCU11からは、インタフェース
回路18を介して上記ケーブル4が引き出される。
【0017】図1には、図3に示されるインサーキット
・エミュレータ本体2における主要部の詳細な構成が示
される。
【0018】図1に示されるように、スレーブバス21
はスレーブアドレスバス30,スレーブデータバス31
を含み、マスタバス22はマスタアドレスバス32、マ
スタデータバス33を含む。図2における代行メモリ部
15には、特に制限されないが、デバッグ対象とされる
ユーザプログラムを格納するための貸し出し用メモリ(
第1メモリ)42の他に、ユーザプログラムの実行状態
で、当該ユーザプログラムの修正に係るパッチプログラ
ムを書込可能なパッチメモリ(第2メモリ)43が含ま
れ、さらにそれらの周辺部には、特に制限されないが、
データ伝達路切換えのためのマルチプレクサ(MPX)
34,35,36,37,パッチメモリ42のアドレス
カウンタ38,ユーザプログラムの実行が所定のパッチ
指定箇所に到達したことを検出する検出手段としてのト
リガ検出回路39,貸し出しメモリ43とパッチメモリ
42の空間切換えを行うためのバス制御部40,バス制
御部40からの割り込み制御のための割り込み制御部4
1などが配置される。
【0019】上記バス制御部40は、上記トリガ検出回
路39からの検出信号TRGの指示により割り込み制御
部41に対して割り込み要求信号RQをローレベルにア
サートする。指示をうけた割り込み制御部41はSMC
U11に対して割り込み信号IRQを発行する。また、
バス制御部40は、貸し出しメモリ43とパッチメモリ
42を選択するためのセレクト信号M1,M2を生成す
る機能を有する。特に制限されないが、イニシャライズ
時等データ設定を行う際には、セレクト信号Sがローレ
ベルにアサートされ、それによりマルチプレクサ34,
35,36,37がそれぞれB端子側に切り換えられる
。またセレクト信号Sがハイレベルにアサートされた場
合には、マルチプレクサ34,35,36,37はそれ
ぞれA端子側に切り換えられる。上記の各制御信号RQ
,S信号の切り換えタイミングはSMCU11のクロッ
ク信号CLKに同期される。またパッチメモリ42用の
アドレスカウンタ38のカウンタ用クロックCKはCL
Kに基づいて生成される。上記カウンタ38の初期値は
、上記MMCU16からデータバス33を介して設定可
能とされ、それにより任意の値から上記CLK信号のタ
イミングで計数動作を開始することができる。
【0020】図4には上記バス制御部40の詳細な構成
例が示される。
【0021】51はDラッチ回路であり、このDラッチ
回路51は、SMCU11からのクロックCLKに同期
して、上記トリガ検出回路39の出力TRGと、当該D
ラッチ回路51のQ*出力(*はローアクティブ若しく
はデータ反転を示す)との論理積をラッチする。このD
ラッチ回路51のQ出力がリクエスト信号RQとして図
1の割り込み制御部41に伝達される。52はカウンタ
であり、このカウンタ52は上記クロックCLに同期し
て上記Dラッチ回路51のQ*出力を計数する。このカ
ウンタ52の出力と、制御信号E1*との論理積が、パ
ッチメモリ42をスレーブ側に接続するためのタイミン
グ信号とされ、後段のラッチ回路53にプリセットされ
る。上記制御信号E1*は、貸し出しメモリ43をマス
タ空間に切り換えるための指示信号とされ、貸し出しメ
モリ43のイニシャライズ、又はユーザプログラムのロ
ード時にエミュレーション制御部12によってアサート
される。パッチプログラムの終了を示すリターン命令が
スレーブデータバス31現れたか否かがコンパレータ5
4でチェックされ、このコンパレータ54の出力と制御
信号E2*との論理積によって上記ラッチ回路53がク
リアされる。制御信号E2*は、パッチメモリ42をマ
スタ空間に切り換えるための指示信号とされ、パッチメ
モリ42へのパッチプログラム書込みの際に、エミュレ
ーション制御部12によってアサートされる。上記ラッ
チ回路53の出力は、図1に示されるマルチプレクサ3
4乃至37の選択動作のためのセレクト信号Sとされる
。またこのセレクト信号Sは、バス制御部40内のマル
チプレクサ55,56に、それらの選択制御信号として
伝達される。57はマスタアドレスバス32の例えば上
位数ビットをデコードするデコーダであり、このデコー
ダ57のデコード出力がマルチプレクサ55のA端子、
マルチプレクサ56のB端子に伝達される。さらにマル
チプレクサ55のB端子及びマルチプレクサ56のA端
子には、ユーザプログラム実行中を示す制御信号E3*
がエミュレーション制御部12から入力されるようにな
っており、マルチプレクサ55,56では、上記ラッチ
回路53の出力状態に応じて、制御信号E3*又はデコ
ーダ57の出力が選択可能とされる。マルチプレクサ5
5の選択出力M1は、貸し出しメモリ43へ、また、マ
ルチプレクサ56の選択出力はパッチメモリ42へ伝達
される。さらに制御信号E3*と、マルチプレクサ56
の出力との論理和がパッチメモリ42用のアドレスカウ
ンタ38を動作させるためのオン信号CONとして当該
カウンタ38に伝達される。
【0022】次に上記構成のエミュレーション動作につ
いて説明する。
【0023】エミュレーション動作を開始するに際して
、セレクト信号Sをハイレベルに、制御信号M1をロー
レベルにそれぞれアサートすることによって貸し出しメ
モリ43がMMCU16のマスタバス22と接続状態と
なり、貸し出しメモリ43の初期設定すなわちユーザプ
ログラムのダウンロードまたはユーザのプログラム入力
が可能とされる。このとき制御信号M1は貸し出しメモ
リ43を有効にするとともにマルチプレクサ36のバス
46,47も有効にする。上記初期設定によりユーザの
デバッグ対象プログラムが貸し出しメモリ43上に置か
れる。次にエミュレーション制御部12からの指示によ
り、バス制御部40から出力されるセレクト信号S及び
M1信号がローレベルとされる。それによりSMCU1
1のスレーブバス21に貸し出しメモリ43が接続され
た状態となり、デバッグ対象とされるユーザプログラム
の実行が開始される。
【0024】次に、制御信号M2がローレベルにアサー
トされた場合には、パッチメモリ42がMMCU16の
マスタバス22に接続され、パッチメモリ42にユーザ
プログラム修正部分の書込み可能状態とされる。ユーザ
は必要に応じてパッチメモリ42にプログラム修正部分
を入力し、貸し出しメモリ43と置き換えるアドレスま
たは条件をMMCU16からトリガ検出回路39に設定
する。MMCU16はこの段階でカウンタ38の初期化
(パッチメモリ42の先頭番地の設定)を行う。上記M
MCU16によるパッチメモリ42、トリガ検出回路3
9及び、カウンタ38の設定の間にもSMCU11によ
って、貸し出しメモリ43内のユーザプログラムのエミ
ュレーション動作が継続されている。以上の設定が完了
した段階でトリガ検出回路39では、上記トリガ条件設
定内容とSMCU11のスレーブバス21との比較が逐
次行われる。その比較において、条件一致すなわちデバ
ッグ対象プログラムがパッチ指定箇所に到達したことが
検出された場合には、当該トリガ検出回路39によって
検出信号TRGがアサートされる。
【0025】バス制御部40では、検出信号TRGがア
サートされた場合に、クロック信号CLKに同期して割
り込み要求信号RQが発行され、スタッキング後セレク
ト信号Sがハイレベルとされ、制御信号M2がローレベ
ルとされる。それによりSMCU11のデータバス31
とカウンタ38がパッチメモリ42のデータバス44、
アドレスバス45に接続される。接続後SMCU11の
クロック信号CLKに同期したカウンタ用クロックCK
によりカウンタ38の計数動作が開始され、この計数出
力値をアドレスとしてパッチメモリ42の内容(修正に
係るプログラム)が順にSMCU11に送られ、それに
より当該SMCU11でパッチプログラムが実行される
。パッチプログラムの終了は、パッチプログラムの最後
の部分に書かれたリターン命令の検出により可能とされ
る。つまり、上記のリターン命令がバス制御部40内の
コンパレータ54でラッチ回路53がクリアされること
によりセレクト信号Sがローレベルとされ、それにより
、プログラム領域が貸し出しメモリ43に戻される。 以上の動作によりデバッグ対象とされるユーザプログラ
ムを停止することなく、パッチプログラムの挿入を完了
する。
【0026】上記実施例によれば以下の作用効果を得る
ことができる。
【0027】(1)ユーザプログラムの実行状態で、当
該ユーザプログラムの修正に係るパッチプログラムを書
込み可能なパッチメモリ42と、上記ユーザプログラム
の実行が所定のパッチ指定箇所に到達したことを検出す
るトリガ検出回路39と、この検出回路39の検出結果
に基づいて貸し出しメモリ43からパッチメモリ42へ
の空間切換えを行うことによってパッチプログラムの実
行を可能とする手段として、バス制御部40や、マルチ
プレクサ34乃至37を有することにより、ユーザプロ
グラムの実行状態で、上記パッチメモリ42へのパッチ
プログラム書き込みが可能とされ、そしてユーザプログ
ラムの実行が所定のパッチ指定箇所に到達したときに、
第2メモリ内のパッチプログラムの実行に移行されるこ
とにより、ユーザプログラムの空きエリアの有無に関係
なく、また、元のユーザプログラムを直接修正すること
なく、プログラムの流れや処理内容の一部変更が可能と
され、さらに、上記パッチプログラムのリアルタイム挿
入実行が可能とされる。
【0028】(2)MMCU16とSMCU11とに上
記貸し出しメモリ43を選択的に結合させるための貸し
出しメモリ側マルチプレクサ36,37と、MMCU1
6とSMCU11とに上記パッチメモリ42を選択的に
結合させるためのパッチメモリ側マルチプレクサ34,
35と、それらマルチプレクサの選択動作を制御する制
御部とを設けることにより、上記空間切換え手段の機能
を容易に実現することができる。
【0029】(3)マルチプレクサ36,37を介して
上記貸し出しメモリ43がSMCU11のバス21に結
合されてユーザプログラムのエミュレーション動作が継
続されている状態で、パッチメモリ42をMMCU16
のバス22に結合させることにより、上記パッチプログ
ラムの上記パッチメモリ42への書込みを可能とする機
能をバス制御部40内の論理回路によって適確に実現す
ることができる。
【0030】(4)上記(1)の作用効果によりエミュ
レーションの効率向上を図ることができる。
【0031】以上本発明の一実施例について説明したが
、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
【0032】例えば、上記実施例では、パッチメモリ4
2およびカウンタ38は一つであるが、カウンタ38を
複数設け、さらにそれらの選択手段を設けることにより
、一つのパッチメモリ42上にアドレスを換えて複数の
パッチプログラムを登録可能としても良いし、あるいは
パッチメモリ42自体を複数もたせてもよい。またパッ
チメモリ42のデータバスを拡張して、空きビットにパ
ッチプログラムの終了ポイントを記録しておくことによ
りバス制御部40の制御を補足してもよい。
【0033】また、上記実施例では、パッチメモリ42
への切り換えの際に割り込みをSMCU11に発行する
ものとして説明したが、割り込みを使用せずにそのまま
SMCU11のデータバスに対してパッチプログラムを
挿入することにより、ジャンプ命令等を併用してプログ
ラムの流れを変更するようにしてもよい。その他、トリ
ガ検出回路をブレークまたはトレース用トリガ回路を流
用することで回路規模を縮小することも可能であり、そ
の登録済みのトリガ条件のオン・オフ機能を設けること
によりエミュレータの使い勝手を向上できる。
【0034】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるインサ
ーキット・エミュレータに適用した場合について説明し
たが、本発明はそれに限定されるものではなく、テスタ
などエミュレーション機能を有するその他のデバッグ装
置に適用することができる。
【0035】本発明は、少なくともデバッグ対象プログ
ラムを実行するプロセッサに結合若しくはそれを含む条
件のものに適用することができる。
【0036】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0037】すなわち、ユーザプログラムの実行状態で
、第2メモリへのパッチプログラム書き込みが可能とさ
れ、そしてユーザプログラムの実行が所定のパッチ指定
箇所に到達したときに、第2メモリ内のパッチプログラ
ムの実行に移行されることにより、ユーザプログラムの
空きエリアの有無に関係なく、また、元のプログラムを
直接修正することなく、プログラムの流れや処理内容の
一部変更が可能とされ、さらに、上記パッチプログラム
のリアルタイム挿入実行が可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るインサーキット
・エミュレータの主要部の詳細な構成ブロック図である
【図2】図2は本発明の一実施例に係るインサーキット
・エミュレータの全体的な構成ブロック図である。
【図3】図3は上記インサーキット・エミュレータを含
むマイクロプロセッサ開発用システムの構成ブロック図
である。
【図4】図4は図1に示されるバス制御部の論理回路図
である。
【符号の説明】
2  インサーキット・エミュレータ本体11  スレ
ーブマイクロプロセッサ 12  エミュレーション制御部 13  ブレーク制御部 14  トレースメモリ 15  代行メモリ 16  マスタマイクロプロセッサ 17  シリアルインタフェース 18  インタフェース 21  スレーブバス 22  マスタバス 34乃至37  マルチプレクサ 38  カウンタ 39  トリガ検出回路 40  バス制御部 41  割り込み制御部 42  パッチメモリ 43  貸し出しメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  デバッグ対象とされるユーザプログラ
    ムを格納するための第1メモリを含み、このユーザプロ
    グラムのデバッグを可能とするデバッグ装置において、
    上記ユーザプログラムの実行状態で、当該ユーザプログ
    ラムの修正に係るパッチプログラムを書込み可能な第2
    メモリと、上記ユーザプログラムの実行が所定のパッチ
    指定箇所に到達したことを検出する検出手段と、この検
    出手段の検出結果に基づいて上記第1メモリから上記第
    2メモリへの空間切換えを行うことによって上記第2メ
    モリ内のパッチプログラムの実行を可能とする空間切換
    え手段とを含むことを特徴とするデバッグ装置。
  2. 【請求項2】  各種デバッグ機能を達成するためのマ
    スタマイクロプロセッサと、エミュレーションを行うた
    めのスレーブマイクロプロセッサとを含むとき、上記空
    間切換え手段は、上記マスタマイクロプロセッサのバス
    と上記スレーブマイクロプロセッサのバスとに上記第1
    メモリ及び第2メモリを選択的に結合させるためのマル
    チプレクサと、上記マスタ側マルチプレクサ及びスレー
    ブ側マルチプレクサの選択動作を制御する制御部とを含
    んで成る請求項1記載のデバッグ装置。
  3. 【請求項3】  上記制御部は、上記マルチプレクサを
    介して上記第1メモリが上記スレーブマイクロプロセッ
    サのバスに結合されて上記ユーザプログラムのエミュレ
    ーション動作が継続されている状態で、上記第2メモリ
    を上記マスタマイクロプロセッサのバスに結合させるこ
    とにより、上記パッチプログラムの上記第2メモリへの
    書込みを可能とする論理回路を含む請求項2記載のデバ
    ッグ装置。
JP3106756A 1991-04-11 1991-04-11 デバッグ装置 Withdrawn JPH04314139A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338271A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Nec Electronics Corp テストシステム及びテスト方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338271A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Nec Electronics Corp テストシステム及びテスト方法

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