JPH04313546A - シート状体の残量検出装置 - Google Patents

シート状体の残量検出装置

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JPH04313546A
JPH04313546A JP7930891A JP7930891A JPH04313546A JP H04313546 A JPH04313546 A JP H04313546A JP 7930891 A JP7930891 A JP 7930891A JP 7930891 A JP7930891 A JP 7930891A JP H04313546 A JPH04313546 A JP H04313546A
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JP
Japan
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sheet
remaining amount
detecting
container
out mechanism
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JP7930891A
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Inventor
Nobuyuki Torisawa
鳥沢 信幸
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、画像記録装置
やオートフィーダに使用されるフイルムのようなシート
状体の残量検出装置に関し、シート状体を積層・収容し
た容器から、当該シート状体を所定枚数取り出し、回転
するドラムを用いて該シート状体を搬送する際、前記シ
ート状体の残量を検出するシート状体検出装置に関する
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータトモグラフィー装置
等から得られる画像情報をCRT表示器等に表示し、そ
の表示された画像情報を写真感光材料(例えば、X線フ
イルムやグラフィックアーツフイルム等)に撮影した後
に現像して、医療診断等に供する方式が採用されている
【0003】当該方式では、シート体としての未露光の
フイルムや露光済のフイルムを積層・収容した容器、例
えばマガジンから枚葉機構によりフイルムを取り出し、
このフイルムをフイルム搬送機構により次工程(例えば
、露光や現像位置)まで搬送する。
【0004】この場合、露光や現像作業をスムーズに行
うためには、フイルムが途切れることなく、順次搬送さ
れる必要がある。そのため、フイルムが少なくなってき
た場合には、フイルムの補充が必要となるため、予めフ
イルムの残量を作業者が確認できることが好ましい。
【0005】そこで、従来から、マガジン内に積層され
たフイルムの重量の変化を検出することにより、フイル
ムの残量を検出する構成のもの、あるいは積層されたフ
イルム全体の厚みを検出することによりフイルムの残量
を検出する構成のもの等が採用されるに至っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、マガジン
内のフイルムの重量変化を検出する場合、あるいはフイ
ルム全体の厚みを検出する場合においては、重量変化の
ための検出手段あるいは厚みのための検出手段を別途設
ける必要があり、これらは装置全体の複雑化、大型化あ
るいはコスト高の原因とならざるを得ない。
【0007】本発明の目的は、シート状体取出機構に設
けられた駆動部に与えられる所定の電気信号に基づいて
、予め定められた基準位置から容器内のシート状体積層
位置まで、当該シート状体取出機構が移動したときの移
動距離を演算手段により演算し、記憶手段からシート状
体の残量値を読み出すように構成したものであり、新た
にシート状体の残量検出手段を設けることなく、既成の
シート状体取出機構から出力される電気信号に基づいて
シート状体の残量検出を可能とするシート状体の残量検
出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、シート状体を積層・収容する容器内か
ら所望枚数のシート状体を順次取り出して所望位置まで
搬送するシート状体取出機構と、前記容器に指向して前
記シート状体取出機構を駆動すべく、前記シート状体取
出機構に付設され、駆動パルス信号により作動される駆
動部と、前記シート状体取出機構が前記駆動部により移
動され、容器内のシート状体積層位置に到達したことを
検出する検出手段と、前記駆動部により前記シート状体
取出機構が移動され、予め定められた基準位置から、前
記検出手段により容器内のシート状体積層位置に到達し
たことが検出されるまで、前記駆動部に与えられるパル
ス信号を計数する演算手段と、容器内に積層・収容され
ている前記シート状体の残量値を前記パルス信号数の関
数値として記憶する記憶手段と、前記パルス信号数に対
応する前記残量値を前記記憶手段から読み出す残量値読
出手段と、前記残量値読出手段によって読み出された残
量値を表示する表示手段と、を有することを特徴とする
【0009】
【作用】上記の本発明に係るシート状体の残量検出装置
では、シート状体取出機構の駆動部に与えられる駆動パ
ルス信号に基づいて、予め定められた基準位置から容器
内のシート状体積層位置までシート状体取出機構が移動
される際、前記シート状体取出機構が容器内のシート状
体積層位置に到達したことを検出手段により検出するま
での間、前記シート状体取出機構を駆動する駆動部に与
えられるパルス信号を演算手段によって計数し、その計
数値に応答して記憶手段に記憶されたシート状体の残量
値を残量値読出手段により読み出し、表示手段によって
表示することにより、シート状体の残量が確認できる。
【0010】
【実施例】本発明に係るシート状体の残量検出装置につ
いて実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0011】図1において、参照符号20は、本実施例
に係るシート状体の残量検出装置が適用されるシート状
体搬送装置を示す。このシート状体搬送装置20は、積
層されているシート体を順次吸着保持して搬送するシー
ト状体取出機構(以下シート状体枚葉機構と称する)1
0と、正逆回転可能なドラム24の一方の面側に配設さ
れたベルト状の第1の搬送系26と、前記ドラム24の
他方の面側に配設されたベルト状の第2の搬送系28と
から基本的に構成される。
【0012】シート状体枚葉機構10は、サプライマガ
ジン12に積層されているシート状体である写真感光材
料14を順次吸着保持するための真空供給源に接続され
た吸着盤16を備える。
【0013】なお、本実施例ではサプライマガジン12
を使用しているが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、写真感光材料14を積層し載置できる構造であれ
ばよい。
【0014】シート状体枚葉機構10によって吸着され
てサプライマガジン12から取り出された写真感光材料
14を導出口に送り出すために、図1に示す搬送機構が
設けられる。この搬送機構におけるドラム24は、円筒
状でこのドラム24の円周方向の長さは好ましくは搬送
されるべき写真感光材料14の長さの1倍以上であるが
、必ずしも限定されるものではない。
【0015】このドラム24の下方には正回転、逆回転
を与える回転駆動源36が配設され、ドラム24と回転
駆動源36の夫々に配設されたプーリ38a、38bに
ベルト40が掛け渡される。
【0016】ドラム24の一方の面側には、該ドラム2
4の周囲に配設した複数のローラ42a乃至42dの間
にベルト44が張設され、第1搬送系26を形成する。
【0017】該第1搬送系26のシート状体枚葉機構1
0側のローラ42aとローラ46には、シート状体枚葉
機構10から搬送されてくる写真感光材料14を確実に
受け止めるために、サブベルト48が掛け渡されている
。また、ドラム24の他方の面側にも同様に、ドラム2
4の周囲に配設した複数のローラ50a乃至50dの間
にベルト52が張設され、第2搬送系28を形成してい
る。
【0018】第1搬送系26とドラム24の上流側付近
の間に搬入口54が形成され、一方、第2搬送系28と
ドラム24の下流側付近の間に搬出口56が形成される
。搬出口56近傍のドラム24には、第1のローラ58
が常時当接して設けられている。この第1ローラ58は
第1の軸部材60によって軸支される。
【0019】この第1軸部材60は、シート状体搬送装
置20の外枠に固定され、コイルスプリングにより、前
記第1ローラ58がドラム24に当接するように構成さ
れている。
【0020】また、第2搬送系28を構成するベルト5
2間の前記第1ローラ58の近傍には、写真感光材料1
4が進入したことによる変位量を検出するための第2の
ローラ62がドラム24に離間可能な状態で当接する。 この第2ローラ62は、シート状体搬送装置20の外枠
に固定された第2の軸部材64によって軸支される。
【0021】搬出口56の近傍には、複数のガイド板6
6a乃至66cとローラ68aおよび68bが配設され
、図示しない自動現像装置に写真感光材料14を導く役
目を担っている。
【0022】シート状体枚葉装置10は図2に示す如く
、サプライマガジン12に積層されている写真感光材料
14を順次吸着保持するための吸着盤16と、該吸着盤
16の近傍で前記写真感光材料14の端部近傍に当接す
る位置に配設されるシート状体検出機構118(図3、
図4参照)を備える。
【0023】吸着盤16とシート状体検出機構18とは
、駆動手段122を介して一体的に変位する。この駆動
手段122はパルスモータ等の回転駆動源124、14
0を備え、この回転駆動源124にプーリ並びにベルト
を介して連結された回転軸126には、ガイドバー12
8がこれに直交して挿入される。
【0024】さらに該ガイドバー128にブロック状の
ホルダ130が固定されるとともに、このホルダ130
はロッド132を支持する。ロッド132の一端は、ガ
イド溝134に挿入され、その端部がベルト136に固
定されており、このベルト136がプーリ138a、1
38bに掛け渡されるとともに、このプーリ138a、
138bに回転駆動源140が連結される。
【0025】一方、ホルダ130には吸着盤16が装着
され、この吸着盤16は略直方体状の非可撓性の基体1
42と可撓性の吸着盤本体144とを有している。基体
142は写真感光材料14の吸着作動中に変形しない程
度の厚さを有しており、一方、吸着盤本体144は写真
感光材料14の吸着作動中に写真感光材料14を保持で
きる程度の厚さを有していればよい。
【0026】また、ホルダ130には、一端側を負圧供
給源30に連通させ、他端側を吸着盤16に連通させた
管路146が連結されている。この管路146は分岐さ
れ、負圧検出器32に連通されており、この負圧検出器
32により、吸着盤16による写真感光材料14の吸着
が検出される。
【0027】シート状体検出機構118は、図3並びに
図4に示すように、吸着盤16の近傍に位置し前記ロッ
ド132に固定されたボス状の受座148と、この受座
148に軸支された検出ロッド150および光センサ1
52からなり、検出ロッド150には、三つの調節部が
配設される。
【0028】第1のセンサ調節部は受座148の上部に
位置し、フォトセンサからなる光センサ152の発光部
152aと受光部152bの間を上下に移動する検出ロ
ッド150の上端の長さを調節する螺子154からなる
【0029】第2のスプリング調節部である螺子156
は検出ロッド150の中間から下方に位置し、一端が前
記受座148の下端側の環状凹部に嵌合する圧縮コイル
スプリング158のスプリング圧を調整すべく、該圧縮
コイルスプリング158の他端と係合している。
【0030】第3の検出ヘッド調節部は該検出ロッド1
50の下端部に位置した合成樹脂からなる検出ヘッド1
62の長さを調節する螺子160である。受座148の
内部には、検出ロッド150を軸支するオイルレスの軸
受164が配設され、検出ロッド150の上下方向への
動きを円滑に遂行する。
【0031】また、図4には前記図3に示された光セン
サ152の代わりに変位量センサ180を使用した例が
示されており、光センサ152以外は同一の構成である
【0032】本実施例に係るシート状体の残量検出装置
は図5のように構成されている。すなわち、シート状体
枚葉機構10では、シート状体である写真感光材料14
が積層・収容されるサプライマガジン12から、所望枚
数の写真感光材料14が順次取り出されて所定の位置ま
で搬送される(図1、図2参照)。
【0033】シート状体枚葉機構10に設けられた回転
駆動源140は、所定の駆動パルス信号により作動され
、前記シート状体枚葉機構10をサプライマガジン12
の方向に移動する。
【0034】また、CPU102中の演算手段Aでは、
予め定められた基準位置からサプライマガジン12内の
写真感光材料14の位置まで前記シート状体枚葉機構1
0が前記回転駆動源140により移動されるまでの前記
パルス信号数が計数される。
【0035】さらに、記憶手段(ROM)104では、
写真感光材料14がサプライマガジン12内に積層・収
容されている残量値が前記パルス数の関数値として記憶
されており、CPU102中の残量値読出手段Bでは前
記パルス数が計数されるのに応答して当該パルス数に対
応する前記残量値が前記記憶手段(ROM)104から
読み出される。
【0036】表示手段110では前記残量値読出手段B
によって読み出された写真感光材料14の残量値が表示
される。
【0037】負圧検出器32は、前記シート状体枚葉機
構10が前記回転駆動源140により移動され、サプラ
イマガジン12内の写真感光材料14の位置に到達した
ことを検出し、前記演算手段Aによるパルス信号の計数
を停止させ、シート状体枚葉機構10が前記回転駆動源
140により写真感光材料14の位置に移動されるまで
のパルス数が算出されるように動作する。
【0038】図6は、シート状体枚葉機構10に設けら
れた、本実施例に係るシート状体の残量検出装置の電気
的構成を示すシステムブロック図であり、制御部100
は、パルス計数を行う演算手段A、残量値読出手段Bと
しての機能を有するCPU102、記憶手段(ROM)
104およびワーキング用RAM106とを主体として
構成されている。
【0039】CPU102では、ROM104に格納さ
れた処理手順に従って、シート状体枚葉機構10、搬送
系26、28、回転駆動源140その他の駆動部等を動
作制御する。
【0040】また、CPU102では、シート状体枚葉
機構10に設けられた回転駆動源140に与えられる所
定の電気信号、すなわち、駆動パルス信号が取り込まれ
、本実施例では、当該パルス信号は、シート状体枚葉機
構10の移動に応じて計数される。
【0041】本実施例に係るシート状体の残量検出装置
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
に、その動作について説明する。
【0042】まず、図1において、サプライマガジン1
2がシート状体搬送装置20内に装填された後、吸着盤
16が基準位置より、サプライマガジン12側に移動し
て写真感光材料14に接近し、写真感光材料14に対し
所定の位置で吸引を開始し、吸着盤16は写真感光材料
14に当接しない状態で吸い上げ、写真感光材料14を
吸着するに至る。
【0043】吸着盤16が所定の位置に至ると、回転駆
動源124の作用下に所定の角度範囲回動して吸着盤1
6に吸着保持されている写真感光材料14をサブベルト
48上に送り出し、吸着盤16による写真感光材料14
の吸着作用を解除する。
【0044】写真感光材料14は、図中の矢印a方向に
正回転している第1搬送系26とドラム24の間に挟持
されてドラム24面上を移動し、続いて第2搬送系28
に導かれる。写真感光材料14がドラム24に搬送され
ていない場合には、常時ドラム24と接している第1ロ
ーラ58と、該第1ローラ58の近傍に配設された第2
ローラ62とのドラム24に対する変位量は変わらない
ので、第1軸部材60と第2軸部材64は平行に変位す
る。
【0045】写真感光材料14がドラム24に搬送され
た場合には、第2ローラ62は写真感光材料14の厚み
分だけ変位する。
【0046】すなわち、ドラム24の振れ量に対応して
第1ローラ58と第2ローラ62とは変位し、第2ロー
ラ62のみ写真感光材料14の厚みで第1ローラ58に
対して変位し、写真感光材料14の有無を検知できる。
【0047】写真感光材料14の終端が検出されると、
図中の矢印b方向に、ドラム24を逆回転して写真感光
材料14を終端側の搬出口56から搬出する。この場合
、写真感光材料14は反転された状態にある。そして、
写真感光材料14の終端が第2搬送系28から解放され
ると、第2搬送系28のベルト52に当接しながら、写
真感光材料14はガイド板66a乃至66cの間に導か
れ、図示しない自動現像装置に送られる。
【0048】このドラム24並びに第1搬送系26と第
2搬送系28により、吸着盤16によって裏面が吸着さ
れた写真感光材料14は、その表裏が反転されて自動現
像装置に送られることとなる。
【0049】次に、図2のように構成されるシート状体
枚葉機構10の動作について説明する。
【0050】サプライマガジン12が装填されると、回
転駆動源140の作用下にプーリ138a、138bお
よびベルト136を介してロッド132がサプライマガ
ジン12側に変位する。シート状体検出機構118(詳
細は図3、図4参照)の検出ヘッド162が圧縮コイル
スプリング158の作用下にサプライマガジン12内の
最上層の写真感光材料14の端部に圧接するとともに、
吸着盤16が写真感光材料14に接近する。
【0051】このようにして、所定の基準位置から、吸
着盤16が下降し、写真感光材料14との間に若千の隙
間をもって停止する。この時、吸着盤16は、写真感光
材料14から若千離間する所定の高さで吸引を開始して
おり、この吸着盤16が写真感光材料14に当接しない
状態で、負圧供給源30の作用によりこれを吸い上げ、
写真感光材料14を吸着するに至る。
【0052】この写真感光材料14の吸着に際しては、
吸着盤16と負圧供給源30に関連して配設されている
負圧検出器32により検出される。
【0053】この結果、写真感光材料14の端部は吸着
盤16の基体142よりも下方に突出するシート状体検
出機構118により、図3に示すように、湾曲する。
【0054】そこで、写真感光材料14が吸着盤16に
より一枚吸着保持されたときは、写真感光材料14の保
有する剛性とシート状体検出機構118の圧縮コイルス
プリング158の弾発力とが均衡して、シート状体検出
機構118は所定量写真感光材料14を押し、検出ロッ
ド150の上端は光センサ152の発光部152aと受
光部152bの間に進入することはなく、該発光部15
2aからの光は受光部152bに到達する。
【0055】一方、二枚以上の写真感光材料14が吸着
盤16に吸着保持されたときは、写真感光材料14の剛
性が増し、これらの写真感光材料14の端部が下方にさ
ほど湾曲しないため、シート状体検出機構118の圧縮
コイルスプリング158の付勢力に逆らって検出ロッド
150の上端は、発光部152aと受光部152bの間
に進入し、光センサ152の光源を遮断する状態となる
。これにより、吸着盤16に複数枚の写真感光材料14
が吸着保持されていることが検出される。このように複
数枚の写真感光材料14が検出された場合、その信号は
回転駆動源140を再び正転させるためのトリガ信号と
して用いられ、吸着盤16は再度サプライマガジン12
の方向に移動する。そして、所定位置で真空状態を真空
切替弁により解除して写真感光材料14を離脱させ、次
いで再び吸着動作に入る。
【0056】一方、サプライマガジン12内に異なった
種類の写真感光材料14が混在している場合には、やは
り、写真感光材料14の剛性が変わるため、図3では、
シート状体検出機構118の検出ロッド150の上端が
、光センサ152の光源を遮断することになり、図4で
は、変位量センサ180で写真感光材料14の剛性を検
出することにより、異種の写真感光材料14を判別でき
、写真感光材料14の種類に応じて枚葉動作(例えば、
あおり量)の変更や処理条件の変更が可能となる。
【0057】次に、回転駆動源140の作用下に吸着盤
16が所定の位置に至ると、この回転駆動源140が滅
勢されるとともに、回転駆動源124が駆動されて回転
軸126を介してロッド132が所定の角度範囲で回動
し、吸着盤16に吸着保持されている写真感光材料14
が、サブベルト48側に送り出される。
【0058】以上の如きシート状体搬送装置20におい
て、図5、図6に示すシート状体の残量検出装置により
、写真感光材料14の残量値Zを算出する場合、CPU
102で行われる処理手順を、図7に示すフローチャー
トに従って説明する。
【0059】シート状体搬送装置20の電源がONとさ
れて、CPU102が起動状態になると、当該CPU1
02では、シート状体枚葉機構10の吸着盤16が基準
位置となるように回転駆動源140が駆動制御される(
ステップS1)。基準位置に至らない場合、当該回転駆
動源140が再駆動される(ステップS2)。
【0060】なお、シート状体枚葉機構10の吸着盤1
6が基準位置に達したか否かは、このシート状体枚葉機
構10に関連して設けられる図示しないリミットスイッ
チ等からの出力信号をCPU102に取り込むことによ
り判定する。
【0061】シート状体枚葉機構10の吸着盤16が基
準位置に達すると、ワーキング用RAM106内に設定
されたカウント値記憶エリアのカウント値nを値0にリ
セットする(ステップS3)。
【0062】次に、シート状体枚葉機構10の吸着盤1
6が基準位置(図2中、点線L1 で示す)から写真感
光材料14の積層位置(図2中、点線L2 で示す)ま
で移動する間、回転駆動源140に与えられる駆動パル
ス信号が、順次、CPU102に取り込まれ、1パルス
入力される毎にカウント値nは値(n+1)に更新され
る(ステップS4、S5)。
【0063】シート状体枚葉機構10のシート状体検出
機構118の検出ヘッド162がフイルム表面を検出す
る位置L2 までこの駆動パルスによる演算が続けられ
、吸着盤16が写真感光材料14を吸着すると、次のス
テップS6に進む。
【0064】ここで、基準位置L1 からサプライマガ
ジン12の底の位置L3 (写真感光材料14の最下部
)は一定であるから、L1とL3 間の距離から、シー
ト状体枚葉機構10の吸着盤16の基準位置L1 から
写真感光材料14の積層位置L2 までの距離を差し引
いた距離が、写真感光材料14の残量(積層厚)を示す
ことになる。この移動距離は、吸着盤16を駆動する回
転駆動源140に与えられる駆動パルス信号の関数とし
て表すことができ、これを残量値Zとして、ROM10
4に予め設定してある。
【0065】前記検出ヘッド162が写真感光材料14
の表面を検出すると、そのときのカウント値nに対応す
るフイルムの残量値ZがROM104から読み出され(
ステップS7)、シート状体搬送装置20の前面に設け
られた表示手段110に表示される(ステップS8)。 一方、吸着盤16が写真感光材料14を吸着すると、そ
の吸着状態が負圧検出器32によって検出され、これに
より回転駆動源140の駆動が停止される。
【0066】写真感光材料14の残量値Zを表示する表
示手段110としては、例えば、図8乃至図10に示す
ように、シート状体搬送装置20のエラー状態(エラー
コード)、複数枚枚葉、接続される自動現像機の速度等
を表示するために設けられた表示装置、すなわち、LE
D72からなるセグメント表示装置を兼用して使用する
ことができる。
【0067】そして、単に写真感光材料14の補充タイ
ミングが作業者に確認されればよい場合においては、カ
ウント値nと残量値Zとが、必ずしも1対1に対応する
必要はなく、残量値Zが2/3、1/3等、ある程度の
幅を有してROM104に記憶させ、表示手段110に
図8乃至図10のように表示する構成であってもよい。
【0068】以上説明したように、本実施例では、シー
ト状体枚葉機構10の吸着盤16が基準位置L1 から
写真感光材料14の積層位置L2 まで移動する間、回
転駆動源140に与えられる駆動パルス信号がCPU1
02に順次取り込まれ、ワーキング用RAM106にカ
ウント値nとして一旦格納される。
【0069】そして、そのカウント値nは、回転駆動源
140を駆動するパルス信号が1パルス入力される毎に
値1だけ更新され、吸着盤16が写真感光材料14の積
層位置L2 まで移動したことを条件として、その時の
カウント値nに対応する写真感光材料14の残量値Zが
ROM104から読み出され、表示手段110に表示さ
れる。従って、写真感光材料14の残量値Zを検出する
ために新たな装置を別途設ける必要がなく、吸着盤16
に設けられている既存の回転駆動源140の駆動信号に
基づいて、写真感光材料14の残量値検出が可能となる
【0070】その結果、シート状体搬送装置20全体の
複雑化、大型化が回避されるとともに、コストダウンを
図ることができる。
【0071】なお、本発明に係るシート状体の残量検出
装置は、前記実施例のように写真感光材料の残量値検出
に適応される他、例えば、コピー用紙、未露光の写真感
光材料、グラフィックアーツフイルム等、他のシート状
体の残量値検出に広く適用可能である。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るシート状体
の残量検出装置では、次のような効果乃至利点を有する
【0073】すなわち、予め定められた基準位置から容
器内のシート状体積層位置までシート状体取出機構が移
動される間、シート状体取出機構の駆動部に与えられる
駆動パルス信号を計数し、また、記憶手段にはそのパル
ス信号数の関数として予め定められたシート状体の残量
値が記憶されている。
【0074】そして、当該パルス信号数が計数されるの
に応答してシート状体の残量値が残量値読出手段により
記憶手段から読み出され、表示される。
【0075】このため、シート状体の残量検出のために
別途検出装置を設けることなく、シート状体取出機構に
設けられた駆動部に与えられるパルス信号の計数値に基
づいてシート状体の残量値が検出される。
【0076】その結果、この種の装置が必要な画像記録
装置等の複雑化、大型化が回避され、コストダウンを図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート状体の残量検出装置が適用
されるシート状体搬送装置の構成を示す図である。
【図2】図1のシート状体搬送装置におけるシート状体
枚葉機構の詳細な構成を示す図である。
【図3】図2に示すシート状体検出機構の詳細な構成を
示す図である。
【図4】図2に示すシート状体検出機構の他の実施例の
詳細な構成を示す図である。
【図5】本発明に係るシート状体の残量検出装置の概略
構成図である。
【図6】本発明に係るシート状体の残量検出装置の電気
的構成を示すシステムブロック図である。
【図7】本発明に係るシート状体の残量検出処理を示す
フローチャートである。
【図8】シート状体の残量を表示する残量表示機構の一
例を示す図である。
【図9】シート状体の残量を表示する残量表示機構の一
例を示す図である。
【図10】シート状体の残量を表示する残量表示機構の
一例を示す図である。
【符号の説明】
10…シート状体枚葉機構 14…写真感光材料 16…吸着盤 20…シート状体搬送装置 24…ドラム 26…第1搬送系 28…第2搬送系 102…CPU 104…ROM 106…ワーキング用RAM 110…表示手段 118…シート状体検出機構 140…回転駆動源 152…光センサ 180…変位量センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状体を積層・収容する容器内から所
    望枚数のシート状体を順次取り出して所望位置まで搬送
    するシート状体取出機構と、前記容器に指向して前記シ
    ート状体取出機構を駆動すべく、前記シート状体取出機
    構に付設され、駆動パルス信号により作動される駆動部
    と、前記シート状体取出機構が前記駆動部により移動さ
    れ、容器内のシート状体積層位置に到達したことを検出
    する検出手段と、前記駆動部により前記シート状体取出
    機構が移動され、予め定められた基準位置から、前記検
    出手段により容器内のシート状体積層位置に到達したこ
    とが検出されるまで、前記駆動部に与えられるパルス信
    号を計数する演算手段と、容器内に積層・収容されてい
    る前記シート状体の残量値を前記パルス信号数の関数値
    として記憶する記憶手段と、前記パルス信号数に対応す
    る前記残量値を前記記憶手段から読み出す残量値読出手
    段と、前記残量値読出手段によって読み出された残量値
    を表示する表示手段と、を有することを特徴とするシー
    ト状体の残量検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート状体の残量検出装置
    において、シート状体取出機構は吸着手段からなり、検
    出手段はシート体に当接して変位する当接部材とその変
    位を検出する検出部材とからなることを特徴とするシー
    ト状体の残量検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシート状体の残量検出装置
    において、表示手段は、当該シート状体の残量検出装置
    が装着される装置における複数枚枚葉、接続機器のシー
    ト体搬送速度、エラーコードのうち、少なくとも一つを
    表示するためのセグメント表示手段と兼用されることを
    特徴とするシート状体の残量検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070116A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類取扱装置及び紙葉類取扱方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019168A (ja) * 1973-06-18 1975-02-28
JPS587658A (ja) * 1981-07-08 1983-01-17 Canon Inc 紙残量表示装置

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