JPH04312247A - プラネタリーギヤ機構 - Google Patents
プラネタリーギヤ機構Info
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- JPH04312247A JPH04312247A JP7534691A JP7534691A JPH04312247A JP H04312247 A JPH04312247 A JP H04312247A JP 7534691 A JP7534691 A JP 7534691A JP 7534691 A JP7534691 A JP 7534691A JP H04312247 A JPH04312247 A JP H04312247A
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- JP
- Japan
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- gear
- pinion
- differential
- gears
- carrier
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- Pending
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- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 11
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 5
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、差動機構などに用い
られるプラネタリーギヤ機構に関する。
られるプラネタリーギヤ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のプラネタリーギヤ式のデフ
ァレンシャル装置を示す。これはシングルピニオンタイ
プのものであり、インターナルギヤ201とサンギヤ2
03とが同一のピニオンギヤ205で連結されている。
ァレンシャル装置を示す。これはシングルピニオンタイ
プのものであり、インターナルギヤ201とサンギヤ2
03とが同一のピニオンギヤ205で連結されている。
【0003】又、特公昭46−3407号公報にデファ
レンシャル装置が記載されている。この装置では、通常
のプラネタリーギヤ式のものに較べるとインターナルギ
ヤがない代りに一対のサンギヤと2組のピニオンギヤと
が設けられている。各組のピニオンギヤはピニオンキャ
リヤに設けられた円筒状の収納室に各組が互いに軸方向
にオフセットした状態で回転自在に収納されると共に、
軸方向に重った部分で各組が互いに噛合っている。又、
サンギヤは一対の出力軸に形成されており、これらは各
側のピニオンギヤ組と格別に噛合っている。ピニオンキ
ャリヤには入力用のリングギアが固定されており、ピニ
オンキャリヤの回転は各ピニオンギヤ組からそれぞれの
出力軸に分割されると共に、ピニオンギヤの自転によっ
て各出力軸に差動分配される。
レンシャル装置が記載されている。この装置では、通常
のプラネタリーギヤ式のものに較べるとインターナルギ
ヤがない代りに一対のサンギヤと2組のピニオンギヤと
が設けられている。各組のピニオンギヤはピニオンキャ
リヤに設けられた円筒状の収納室に各組が互いに軸方向
にオフセットした状態で回転自在に収納されると共に、
軸方向に重った部分で各組が互いに噛合っている。又、
サンギヤは一対の出力軸に形成されており、これらは各
側のピニオンギヤ組と格別に噛合っている。ピニオンキ
ャリヤには入力用のリングギアが固定されており、ピニ
オンキャリヤの回転は各ピニオンギヤ組からそれぞれの
出力軸に分割されると共に、ピニオンギヤの自転によっ
て各出力軸に差動分配される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の場合ピ
ニオンキャリヤ207はピニオンギヤをその両端部で支
持する2箇の部材209,211を溶接して構成されて
おり、構造と組付けが複雑であると共にピニオンギヤ2
05の交換はピニオンキャリヤ207を破壊しなければ
行えない。又、ピニオンギヤ205はシャフト213上
に支承されており、シャフト213は回り止めと抜け止
めのためにその両端をピニオンキャリヤ207に加締め
なければならず、ピニオンギヤ205の組付けもこのよ
うに複雑である。これに加えて、実用上充分な差動制限
を行うにはビスカスカップリングやデフロック装置のよ
うな差動制限装置必要である。
ニオンキャリヤ207はピニオンギヤをその両端部で支
持する2箇の部材209,211を溶接して構成されて
おり、構造と組付けが複雑であると共にピニオンギヤ2
05の交換はピニオンキャリヤ207を破壊しなければ
行えない。又、ピニオンギヤ205はシャフト213上
に支承されており、シャフト213は回り止めと抜け止
めのためにその両端をピニオンキャリヤ207に加締め
なければならず、ピニオンギヤ205の組付けもこのよ
うに複雑である。これに加えて、実用上充分な差動制限
を行うにはビスカスカップリングやデフロック装置のよ
うな差動制限装置必要である。
【0005】後者の場合、ピニオンキャリヤは一体構成
であり、ピニオンギヤの組付けもピニオンキャリヤの収
納室に収納するだけであって簡単である。又、ピニオン
ギヤの摩擦はその外形部で生じるから大きな差動制限力
が得られ、差動制限機構が不要である。
であり、ピニオンギヤの組付けもピニオンキャリヤの収
納室に収納するだけであって簡単である。又、ピニオン
ギヤの摩擦はその外形部で生じるから大きな差動制限力
が得られ、差動制限機構が不要である。
【0006】しかし、インターナルギヤを用いず一対の
サンギヤと2組のピニオンギヤ組とを用いる特殊な構成
を採ったことによりピニオンギヤ組をオフセット配置す
る必要が生じて軸方向の幅が広くなり、デファレンシャ
ル装置とこれを収納するデフケースとが大型で重くなる
。
サンギヤと2組のピニオンギヤ組とを用いる特殊な構成
を採ったことによりピニオンギヤ組をオフセット配置す
る必要が生じて軸方向の幅が広くなり、デファレンシャ
ル装置とこれを収納するデフケースとが大型で重くなる
。
【0007】そこで、この発明は、ピニオンキャリヤの
構成及びピニオンギヤの組付けと交換が簡単であり、特
別な差動制限装置を用いずに大きな差動制限力が得られ
ると共に幅が狭く、従って小型軽量化が可能なプラネタ
リーギヤ機構の提供を目的とする。
構成及びピニオンギヤの組付けと交換が簡単であり、特
別な差動制限装置を用いずに大きな差動制限力が得られ
ると共に幅が狭く、従って小型軽量化が可能なプラネタ
リーギヤ機構の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のプラネタリー
ギヤ機構は、同軸配置されたインターナルギヤ及びサン
ギヤと、これらのギヤを連結する1箇又は互いに噛合っ
た2箇以上のピニオンギヤと、ピニオンギヤを収納しそ
の歯先部で回転自在に支承する収納室を有するピニオン
キャリヤとを備えたことを特徴とする。
ギヤ機構は、同軸配置されたインターナルギヤ及びサン
ギヤと、これらのギヤを連結する1箇又は互いに噛合っ
た2箇以上のピニオンギヤと、ピニオンギヤを収納しそ
の歯先部で回転自在に支承する収納室を有するピニオン
キャリヤとを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】従来例のように一対のサンギヤと2組のピニオ
ンギヤ組とを用い各ギヤ組同志を噛合わせる構成と異っ
て、ピニオンギヤをオフセット配置する必要がないから
、幅を狭くできる。ピニオンキャリヤはピニオンギヤの
両端側を支持する構成ではないから一体化が可能であり
、ピニオンギヤの装着はその収納室に収納するだけであ
って極めて簡単である。又、ピニオンギヤ回転時の摩擦
は歯先部で起きるから、その回転抵抗により大きな差動
制限力が得られる。
ンギヤ組とを用い各ギヤ組同志を噛合わせる構成と異っ
て、ピニオンギヤをオフセット配置する必要がないから
、幅を狭くできる。ピニオンキャリヤはピニオンギヤの
両端側を支持する構成ではないから一体化が可能であり
、ピニオンギヤの装着はその収納室に収納するだけであ
って極めて簡単である。又、ピニオンギヤ回転時の摩擦
は歯先部で起きるから、その回転抵抗により大きな差動
制限力が得られる。
【0010】
【実施例】図1ないし図3により一実施例の説明をする
。図1はデファレンシャル装置に用いた実施例を示し、
図3はこの装置を用いた車両の動力系を示す。以下、左
右の方向はこの車両及び図1での左右の方向であり、図
1の上方はこの車両の前方(図3の上方)に相当する。
。図1はデファレンシャル装置に用いた実施例を示し、
図3はこの装置を用いた車両の動力系を示す。以下、左
右の方向はこの車両及び図1での左右の方向であり、図
1の上方はこの車両の前方(図3の上方)に相当する。
【0011】先ず、図3によりこの動力系の構成を説明
する。
する。
【0012】この動力系は、エンジン1、トランスミッ
ション3、プロペラシャフト5、リヤデフ7(後輪側に
用いた実施例のデファレンシャル装置)、後輪軸9,1
1、左右の後輪13,15、左右の前輪17,19など
から構成されている。
ション3、プロペラシャフト5、リヤデフ7(後輪側に
用いた実施例のデファレンシャル装置)、後輪軸9,1
1、左右の後輪13,15、左右の前輪17,19など
から構成されている。
【0013】次にリヤデフ7の説明をする。
【0014】リヤデフ7のデフケース21はデフキャリ
ヤ23内にベアリングを介して支承されている。図3に
示すように、デフケース21にはリングギヤ25が固定
され、リングギヤ25はドライブピニオンギヤ27と噛
合っている。ドライブピニオンギヤ27はプロペラシャ
フト5側に連結されたドライブピニオンシャフト29の
後端に一体形成されている。こうして、エンジン1の回
転はトランスミッション3からプロペラシャフト5を介
してデフケース21を回転駆動する。
ヤ23内にベアリングを介して支承されている。図3に
示すように、デフケース21にはリングギヤ25が固定
され、リングギヤ25はドライブピニオンギヤ27と噛
合っている。ドライブピニオンギヤ27はプロペラシャ
フト5側に連結されたドライブピニオンシャフト29の
後端に一体形成されている。こうして、エンジン1の回
転はトランスミッション3からプロペラシャフト5を介
してデフケース21を回転駆動する。
【0015】デフケース21には貫通孔31,33及び
左右の円筒部内周に螺旋状の油溝35,37が設けられ
ている。デフキャリヤ23には潤滑油が注入されており
、この潤滑油はこれらの貫通孔31,33及び油溝35
,37からデフケース21に流出入する。
左右の円筒部内周に螺旋状の油溝35,37が設けられ
ている。デフキャリヤ23には潤滑油が注入されており
、この潤滑油はこれらの貫通孔31,33及び油溝35
,37からデフケース21に流出入する。
【0016】デフケース21の内部には左右のハブ39
,41が同軸配置されており、左のハブ39は左の後車
軸9にスプライン連結され、右のハブ41は右の後車軸
11にスプライン連結されている。左のハブ39とデフ
ケース21及び右のハブ41との間にはそれぞれワッシ
ャ43,45が配置されている。
,41が同軸配置されており、左のハブ39は左の後車
軸9にスプライン連結され、右のハブ41は右の後車軸
11にスプライン連結されている。左のハブ39とデフ
ケース21及び右のハブ41との間にはそれぞれワッシ
ャ43,45が配置されている。
【0017】デフケース21の内部には差動機構47(
プラネタリーギヤ機構)が配置されている。差動機構4
7は、この順に噛合ったインターナルギヤ49、外側の
ピニオンギヤ51、内側のピニオンギヤ53、サンギヤ
55を備えている。インターナルギヤ49はデフケース
21に形成され、サンギヤ55は左のハブ39に形成さ
れている。
プラネタリーギヤ機構)が配置されている。差動機構4
7は、この順に噛合ったインターナルギヤ49、外側の
ピニオンギヤ51、内側のピニオンギヤ53、サンギヤ
55を備えている。インターナルギヤ49はデフケース
21に形成され、サンギヤ55は左のハブ39に形成さ
れている。
【0018】各ピニオンギヤ51,53は、図2に示す
ように、ピニオンキャリヤ57に設けられた一部に切欠
きのある、円筒状の収納室59,59に収納されている
。各ギヤ51,53はそれぞれの歯先部61,63が各
収納室59の壁面と摺動することにより、キャリヤ57
に回転自在に支承されている。又、各ギヤ51,53に
は油穴65,65が設けられデフケース21に流入した
潤滑油は各ギヤの噛合い部や摺動部を潤滑すると共に一
部はこれらの油穴65に保持されてこれらの潤滑箇所に
供給される。
ように、ピニオンキャリヤ57に設けられた一部に切欠
きのある、円筒状の収納室59,59に収納されている
。各ギヤ51,53はそれぞれの歯先部61,63が各
収納室59の壁面と摺動することにより、キャリヤ57
に回転自在に支承されている。又、各ギヤ51,53に
は油穴65,65が設けられデフケース21に流入した
潤滑油は各ギヤの噛合い部や摺動部を潤滑すると共に一
部はこれらの油穴65に保持されてこれらの潤滑箇所に
供給される。
【0019】ピニオンキャリヤ57は右のハブ41と一
体に形成されており、キャリヤ57とデフケース21と
の間にはワッシャ67が配置され、各ピニオンギヤ51
,53の左端部とデフケース21との間にはワッシャ6
9が配置されている。
体に形成されており、キャリヤ57とデフケース21と
の間にはワッシャ67が配置され、各ピニオンギヤ51
,53の左端部とデフケース21との間にはワッシャ6
9が配置されている。
【0020】こうしてリヤデフ7が構成されている。
【0021】リヤデフ7では、従来例と異って、ピニオ
ンギヤ51,53をオフセット配置する必要がないから
幅が狭くなり、リヤデフ7とデフキャリヤ23とを軸方
向に小型化し軽量にできる。
ンギヤ51,53をオフセット配置する必要がないから
幅が狭くなり、リヤデフ7とデフキャリヤ23とを軸方
向に小型化し軽量にできる。
【0022】又、ピニオンキャリヤ57はピニオンギヤ
51,53の支承をこれらの両端部で行わないから、従
来例と異なって1部材で構成可能であり、従って加工容
易であり幅を更に狭くできる。
51,53の支承をこれらの両端部で行わないから、従
来例と異なって1部材で構成可能であり、従って加工容
易であり幅を更に狭くできる。
【0023】ピニオンギヤ51,53のピニオンキャリ
ヤ57への組付けは収納室59に収納するだけで極めて
簡単であり、ピニオンキャリヤ57を破壊せずに各ギヤ
51,53の交換を行える。又、各ギヤ51,53はシ
ャフト支持されないから中心部に油穴65などを設ける
ことが可能であり、軽量化に有利である。
ヤ57への組付けは収納室59に収納するだけで極めて
簡単であり、ピニオンキャリヤ57を破壊せずに各ギヤ
51,53の交換を行える。又、各ギヤ51,53はシ
ャフト支持されないから中心部に油穴65などを設ける
ことが可能であり、軽量化に有利である。
【0024】ピニオンギヤ51,53の回転時には収納
室59の壁面との摩擦抵抗による回転抵抗が働く。摺動
摩擦は各歯先部61,63で行われ、摺動部の径が大き
いから、それだけ大きな回転抵抗が得られる。
室59の壁面との摩擦抵抗による回転抵抗が働く。摺動
摩擦は各歯先部61,63で行われ、摺動部の径が大き
いから、それだけ大きな回転抵抗が得られる。
【0025】次に、リヤデフ7の機能を説明をする。
【0026】デフケース21(インターナルギヤ49)
の回転は各ピニオンギヤ51,53からピニオンキャリ
ヤ57(ハブ41)とサンギヤ55(ハブ39)とに伝
達され、ハブ39,41を介して左右の後輪13,15
に伝達される。
の回転は各ピニオンギヤ51,53からピニオンキャリ
ヤ57(ハブ41)とサンギヤ55(ハブ39)とに伝
達され、ハブ39,41を介して左右の後輪13,15
に伝達される。
【0027】後輪13,15間に駆動抵抗差が生じると
、各ピニオンギヤ51,53の自転と公転とによりサン
ギヤ55とピニオンキャリヤ57とが差動回転し、エン
ジン1の駆動力はリヤデフ7を介して左右の後輪13,
15に差動分配される。
、各ピニオンギヤ51,53の自転と公転とによりサン
ギヤ55とピニオンキャリヤ57とが差動回転し、エン
ジン1の駆動力はリヤデフ7を介して左右の後輪13,
15に差動分配される。
【0028】上記のように、ピニオンギヤ51,53に
生じる大きな回転抵抗によりリヤデフ7は、ビスカスカ
ップリングやデフロック装置のような差動制限装置を用
いずに、充分な差動制限力が得られる。摺動摩擦部の摩
擦抵抗はエンジントルクに比例するから、リヤデフ7の
差動制限力はエンジントルクが大きい程強化される。
生じる大きな回転抵抗によりリヤデフ7は、ビスカスカ
ップリングやデフロック装置のような差動制限装置を用
いずに、充分な差動制限力が得られる。摺動摩擦部の摩
擦抵抗はエンジントルクに比例するから、リヤデフ7の
差動制限力はエンジントルクが大きい程強化される。
【0029】従って、図3の車両において、加速時や登
坂時などにはリヤデフ7により後輪13,15間の差動
が大きく制限されて、直進安定性が向上する。一般に大
きな加速が行われない旋回時にはリヤデフ7の差動制限
力が小さくなり円滑な旋回が行える。又、悪路などで一
方の後輪が空転しても差動制限力によってリヤデフ7を
介し、他方の後輪に送られる駆動力により走破性が高く
保たれる。
坂時などにはリヤデフ7により後輪13,15間の差動
が大きく制限されて、直進安定性が向上する。一般に大
きな加速が行われない旋回時にはリヤデフ7の差動制限
力が小さくなり円滑な旋回が行える。又、悪路などで一
方の後輪が空転しても差動制限力によってリヤデフ7を
介し、他方の後輪に送られる駆動力により走破性が高く
保たれる。
【0030】リヤデフ7は幅が狭いと共に特別な差動制
限装置が不要であるから、リヤデフ7とデフキャリヤ2
3との小型軽量化が可能であり、それだけ車重を軽くで
きる。
限装置が不要であるから、リヤデフ7とデフキャリヤ2
3との小型軽量化が可能であり、それだけ車重を軽くで
きる。
【0031】なお、この発明では小径化する場合に寸法
的な制約となるシャフト部がピニオンギヤにないから、
ピニオンギヤを小径にして周方向の配置数あるいは各ギ
ヤ列(ギヤ51,53で構成)の構成箇所を増すことが
容易である。
的な制約となるシャフト部がピニオンギヤにないから、
ピニオンギヤを小径にして周方向の配置数あるいは各ギ
ヤ列(ギヤ51,53で構成)の構成箇所を増すことが
容易である。
【0032】
【発明の効果】この発明のプラネタリーギヤ機構は、イ
ンターナルギヤとサンギヤとを連結するピニオンギヤを
ピニオンキャリヤの収納室に収納し、その歯先部で回転
支承するように構成した。従って、ギヤをオフセット配
置する必要がなく幅を狭くして全体の小型軽量化が可能
である。又、ピニオンキャリヤが加工容易一体構造にな
り、ピニオンギヤの組付けと交換とが容易である。又、
特別な差動制限装置を用いずに充分な差動制限力が得ら
れ、この点からも小型軽量化に寄与する。
ンターナルギヤとサンギヤとを連結するピニオンギヤを
ピニオンキャリヤの収納室に収納し、その歯先部で回転
支承するように構成した。従って、ギヤをオフセット配
置する必要がなく幅を狭くして全体の小型軽量化が可能
である。又、ピニオンキャリヤが加工容易一体構造にな
り、ピニオンギヤの組付けと交換とが容易である。又、
特別な差動制限装置を用いずに充分な差動制限力が得ら
れ、この点からも小型軽量化に寄与する。
【図1】一実施例の断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】この実施例を用いた車両の動力系を示すスケル
トン構造図である。
トン構造図である。
【図4】従来例である。
49 インターナルギヤ
51,53 ピニオンギヤ
55 サンギヤ
57 ピニオンキャリヤ
59 収納室
61,63 歯先部
Claims (1)
- 【請求項1】 同軸配置されたインターナルギヤ及び
サンギヤと、これらのギヤを連結する1箇又は互いに噛
合った2箇以上のピニオンギヤと、ピニオンギヤを収納
しその歯先部で回転自在に支承する収納室を有するピニ
オンキャリヤとを備えたことを特徴とするプラネタリー
ギヤ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7534691A JPH04312247A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | プラネタリーギヤ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7534691A JPH04312247A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | プラネタリーギヤ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312247A true JPH04312247A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13573598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7534691A Pending JPH04312247A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | プラネタリーギヤ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04312247A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5415599A (en) * | 1993-05-06 | 1995-05-16 | Zexel-Gleason Usa, Inc. | Gear mounting system for differential |
WO2002025139A1 (fr) * | 2000-09-19 | 2002-03-28 | Bosch Automotive Systems Corporation | Dispositif a train planetaire |
EP1498640A1 (en) * | 2002-04-24 | 2005-01-19 | Toyoda Machine Works, LTD. | Differential gear device for vehicle |
EP1522768A2 (en) * | 2003-10-09 | 2005-04-13 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Differential gearing for vehicle |
US6893374B2 (en) | 2002-07-25 | 2005-05-17 | Bosch Automotive Systems Corporation | Planetary gear apparatus |
JP2009216237A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Hyundai Motor Co Ltd | 遊星キャリアのキャリアカップ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5691381A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-24 | Kanto Seiki Co | Solderless terminal |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP7534691A patent/JPH04312247A/ja active Pending
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