JPH04309650A - 階段室の構造 - Google Patents
階段室の構造Info
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- JPH04309650A JPH04309650A JP3103914A JP10391491A JPH04309650A JP H04309650 A JPH04309650 A JP H04309650A JP 3103914 A JP3103914 A JP 3103914A JP 10391491 A JP10391491 A JP 10391491A JP H04309650 A JPH04309650 A JP H04309650A
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＲＣ造（鉄筋コンクリ
ート造）の建物における階段室の構造に関するものであ
る。
ート造）の建物における階段室の構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンクリートの現場打ちによるＲ
Ｃ造建物における階段室は、その四周壁、踊り場、段床
の全てがコンクリートの現場打ちによるＲＣ造とされて
いたので、次のような欠点があった。
Ｃ造建物における階段室は、その四周壁、踊り場、段床
の全てがコンクリートの現場打ちによるＲＣ造とされて
いたので、次のような欠点があった。
【０００３】■階段室の施工にあたっては、狭い空間の
中で型枠、鉄筋及びコンクリート打設の作業をしなけれ
ばならない。■段床が傾斜しているため、段床の型枠の
組立及び支保工が複雑である。■型枠等の仮設材が多く
必要である。■以上■〜■の理由により階段室がＲＣ造
建物を施工する際の工程上のネックとなる。
中で型枠、鉄筋及びコンクリート打設の作業をしなけれ
ばならない。■段床が傾斜しているため、段床の型枠の
組立及び支保工が複雑である。■型枠等の仮設材が多く
必要である。■以上■〜■の理由により階段室がＲＣ造
建物を施工する際の工程上のネックとなる。
【０００４】ところで、ＲＣ造建物における階段室の四
周壁として要求される性能について考察すると、踊り場
や段床を支持する壁には、耐火性能に加えて、構造部材
としての耐力を要求されるが、壁の一部を踊り場や段床
から切り離し、これらを支持しないようにした場合には
、この部分の壁については、構造部材としての性能が不
要になり、耐火性能のみ満足させればよく、ＲＣ造とす
る必要がないことがわかる。
周壁として要求される性能について考察すると、踊り場
や段床を支持する壁には、耐火性能に加えて、構造部材
としての耐力を要求されるが、壁の一部を踊り場や段床
から切り離し、これらを支持しないようにした場合には
、この部分の壁については、構造部材としての性能が不
要になり、耐火性能のみ満足させればよく、ＲＣ造とす
る必要がないことがわかる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
留意してなされたものであって、その目的とするところ
は、施工の省力化を可能にした、しかも非常に低コスト
で施工できる階段室の構造を提供することにある。
留意してなされたものであって、その目的とするところ
は、施工の省力化を可能にした、しかも非常に低コスト
で施工できる階段室の構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、階段の幅方向両側に位置する壁を乾
式工法による耐火構造壁とし、階段の長さ方向両側に位
置する壁と該壁に支持された踊り場をコンクリートの現
場打ちによるＲＣ造とし、鋼製ささら桁と該鋼製ささら
桁によって両側部を支持された鋼製段床とか成るＳ造階
段を前記踊り場間に架設している。
めに、本発明では、階段の幅方向両側に位置する壁を乾
式工法による耐火構造壁とし、階段の長さ方向両側に位
置する壁と該壁に支持された踊り場をコンクリートの現
場打ちによるＲＣ造とし、鋼製ささら桁と該鋼製ささら
桁によって両側部を支持された鋼製段床とか成るＳ造階
段を前記踊り場間に架設している。
【０００７】
【作用】上記の構成によれば、階段室の四周壁のうち、
階段の長さ方向両側に位置するＲＣ造の壁が、構造部材
としての耐力を負担する。
階段の長さ方向両側に位置するＲＣ造の壁が、構造部材
としての耐力を負担する。
【０００８】階段室の幅方向両側の壁は、踊り場や段床
を支持していないので、構造部材として性能を要求され
ない。従って、この壁として、例えば、ＡＬＣ版、軽鉄
下地と珪酸カルシウム板の組合せといった乾式工法によ
る耐火構造壁を採用できるのであり、施工性が良い
を支持していないので、構造部材として性能を要求され
ない。従って、この壁として、例えば、ＡＬＣ版、軽鉄
下地と珪酸カルシウム板の組合せといった乾式工法によ
る耐火構造壁を採用できるのであり、施工性が良い
【０
００９】また、踊り場もＲＣ造としたので、Ｓ造階段の
形状がシンプルなものとなり、Ｓ造階段を安価なものと
することができる。
００９】また、踊り場もＲＣ造としたので、Ｓ造階段の
形状がシンプルなものとなり、Ｓ造階段を安価なものと
することができる。
【００１０】
【実施例】図１及び図２は、コンクリートの現場打ちに
よるＲＣ造建物における階段室の構造を示す。階段室の
四周壁のうち、階段の幅方向両側に位置する壁１，１は
乾式工法による耐火構造壁とされ、階段の長さ方向両側
に位置する壁２，２はコンクリートの現場打ちによるＲ
Ｃ造とされている。３ａ，３ｂは前記壁２，２に片持ち
支持された踊り場であり、コンクリートの現場打ちによ
るＲＣ造とされている。
よるＲＣ造建物における階段室の構造を示す。階段室の
四周壁のうち、階段の幅方向両側に位置する壁１，１は
乾式工法による耐火構造壁とされ、階段の長さ方向両側
に位置する壁２，２はコンクリートの現場打ちによるＲ
Ｃ造とされている。３ａ，３ｂは前記壁２，２に片持ち
支持された踊り場であり、コンクリートの現場打ちによ
るＲＣ造とされている。
【００１１】４，４は前記踊り場３ａ，３ｂ間に架設さ
れた折返し型のＳ造（鉄骨造）階段であり、夫々、一対
の鋼製ささら桁４ａ，４ａと該ささら桁４ａ，４ａによ
って両側部を支持された鋼製段床４ｂとから構成されて
いる。５は階段室中央側のささら桁４ａ，４ａにビス等
で固着された手摺り支柱、６は手摺りである。
れた折返し型のＳ造（鉄骨造）階段であり、夫々、一対
の鋼製ささら桁４ａ，４ａと該ささら桁４ａ，４ａによ
って両側部を支持された鋼製段床４ｂとから構成されて
いる。５は階段室中央側のささら桁４ａ，４ａにビス等
で固着された手摺り支柱、６は手摺りである。
【００１２】前記壁１（乾式工法による耐火構造壁）と
して、この実施例では、軽鉄下地１ａを組み、これに珪
酸カルシウム板１ｂ，１ｂを貼着しているが、ＡＬＣ板
等を使用してもよい。
して、この実施例では、軽鉄下地１ａを組み、これに珪
酸カルシウム板１ｂ，１ｂを貼着しているが、ＡＬＣ板
等を使用してもよい。
【００１３】前記踊り場３ａ，３ｂは、前記壁２，２と
同時にコンクリートを打設することによって構成されて
いるが、コンクリートの後打ちとし、壁２，２に打ち継
いで構成してもよい。
同時にコンクリートを打設することによって構成されて
いるが、コンクリートの後打ちとし、壁２，２に打ち継
いで構成してもよい。
【００１４】前記Ｓ造階段４としては、厚鋼板製のもの
でもよく、薄鋼板製のものであってもよい。また、前記
Ｓ造階段４としては、予め、工場生産されたものを用い
てもよいが、この実施例では、ノックダウン方式とされ
ている。
でもよく、薄鋼板製のものであってもよい。また、前記
Ｓ造階段４としては、予め、工場生産されたものを用い
てもよいが、この実施例では、ノックダウン方式とされ
ている。
【００１５】具体的には、工場生産された薄鋼板製の中
空状ささら桁と薄鋼板製の段床構成部品とを建築現場の
敷地内に搬入し、現地で、複数個の段床構成部品同士を
ビス等で連結して前記段床４ｂを構成すると共に、当該
段床４ｂの両端部を両側の中空状ささら桁にビス等で連
結することによって構成されている。
空状ささら桁と薄鋼板製の段床構成部品とを建築現場の
敷地内に搬入し、現地で、複数個の段床構成部品同士を
ビス等で連結して前記段床４ｂを構成すると共に、当該
段床４ｂの両端部を両側の中空状ささら桁にビス等で連
結することによって構成されている。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなるから、
次の効果を奏し得るのである。■階段の長さ方向両側に
位置する壁と踊り場だけを現場打ちＲＣ造とし、階段室
の幅方向両側の壁を乾式工法による耐火構造壁とし、踊
り場間にＳ造階段を架設した構造であるから、狭い空間
内での型枠工事、鉄筋工事、支保工の作業量が激減する
。■段床のための複雑な形状の型枠、鉄筋工事が省略さ
れる。■型枠や支保工等の仮設材が減少する。■上記■
〜■の結果、施工の省力化が達成され、工程短縮に寄与
する。■踊り場をＲＣ造としたので、Ｓ造階段の形状が
シンプルなものとなり、Ｓ造階段を安価なものとするこ
とができる。即ち、従来のＳ造階段のように、踊り場と
段床部分とが一体となった鋼製階段では、形状が複雑な
ため、高価なものとなるが、本発明によれば、このよう
な欠点が回避されるのである。■上記■〜■の結果、低
コストに施工できる。
次の効果を奏し得るのである。■階段の長さ方向両側に
位置する壁と踊り場だけを現場打ちＲＣ造とし、階段室
の幅方向両側の壁を乾式工法による耐火構造壁とし、踊
り場間にＳ造階段を架設した構造であるから、狭い空間
内での型枠工事、鉄筋工事、支保工の作業量が激減する
。■段床のための複雑な形状の型枠、鉄筋工事が省略さ
れる。■型枠や支保工等の仮設材が減少する。■上記■
〜■の結果、施工の省力化が達成され、工程短縮に寄与
する。■踊り場をＲＣ造としたので、Ｓ造階段の形状が
シンプルなものとなり、Ｓ造階段を安価なものとするこ
とができる。即ち、従来のＳ造階段のように、踊り場と
段床部分とが一体となった鋼製階段では、形状が複雑な
ため、高価なものとなるが、本発明によれば、このよう
な欠点が回避されるのである。■上記■〜■の結果、低
コストに施工できる。
【図１】本発明に係る階段室の構造を示す平面図である
。
。
【図２】本発明に係る階段室の構造を示す縦断側面図で
ある。
ある。
１ 壁（乾式工法による耐火構造壁）２ 壁（ＲＣ
造） ３ａ 踊り場（ＲＣ造） ４ Ｓ造階段
造） ３ａ 踊り場（ＲＣ造） ４ Ｓ造階段
Claims (1)
- 【請求項１】 階段の幅方向両側に位置する壁を乾式
工法による耐火構造壁とし、階段の長さ方向両側に位置
する壁と該壁に支持された踊り場をコンクリートの現場
打ちによるＲＣ造とし、鋼製ささら桁と該鋼製ささら桁
によって両側部を支持された鋼製段床とか成るＳ造階段
を前記踊り場間に架設してあることを特徴とする階段室
の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3103914A JP2987469B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 階段室の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3103914A JP2987469B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 階段室の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04309650A true JPH04309650A (ja) | 1992-11-02 |
| JP2987469B2 JP2987469B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=14366698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3103914A Expired - Fee Related JP2987469B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 階段室の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2987469B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213087A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 住宅のアプローチ |
| CN107630531A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-01-26 | 中建局华江建设有限公司 | 一种大悬挑清水混凝土楼梯及其施工方法 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3103914A patent/JP2987469B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213087A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 住宅のアプローチ |
| CN107630531A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-01-26 | 中建局华江建设有限公司 | 一种大悬挑清水混凝土楼梯及其施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2987469B2 (ja) | 1999-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |