JPH04306872A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH04306872A
JPH04306872A JP9614491A JP9614491A JPH04306872A JP H04306872 A JPH04306872 A JP H04306872A JP 9614491 A JP9614491 A JP 9614491A JP 9614491 A JP9614491 A JP 9614491A JP H04306872 A JPH04306872 A JP H04306872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
gate electrode
polycrystalline silicon
conductivity type
bip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9614491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kaneko
新二 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9614491A priority Critical patent/JPH04306872A/ja
Publication of JPH04306872A publication Critical patent/JPH04306872A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関し、
特にアナログ回路とデジタル回路を混載させたBiCM
OS半導体装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、装置の小型化や低価格化のため、
アナログ回路とデジタル回路を一つのチップに形成した
アナログ・デジタル混載の集積回路のニーズが高まって
いる。このような集積回路には、アナログ回路用にNP
N型とPNP型のバイポーラトランジスタ(以下Bip
−Trと略称する)を用い、デジタル回路用に相補型M
OS電界効果トランジスタ(以下相補型MOSFETと
略称する)を用いるのが、回路設計上最も望ましく、B
iCMOS半導体装置として広く実用に供せられており
、その構造や製造方法については、例えば特開平2−1
12272号等、多くの提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】BiCMOSデバイス
を利用したアナログ・デジタル混載の半導体装置におい
ては、先に述べたようにPNP型とNPN型のBip−
Trを主体としてアナログ回路を構成するが、入力イン
ピーダンスが高いことを利用して、MOSFETをアナ
ログ回路の一部に用いることがある。この場合、デジタ
ル回路に用いられる相補型MOSFETに含まれるエン
ハンスメント型MOSFETの他に、デプレッション型
MOSFETを利用することが回路設計上有利である場
合が多いが、通常のBiCMOSデバイスにデプレッシ
ョン型のMOSFETを含むものはなかった。
【0004】また通常のBiCMOSデバイスに、デプ
レッション型のMOSFETを形成しようとする場合、
デプレッション型MOSFETの反転電圧を制御するた
めに、マスクパターンの形成工程とチャネル領域への不
純物導入工程を必要とするので、工程数が増大すること
になる。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、アナログ回路用のデプレッション
型MOSFETを含み、しかも工程数の増大のないBi
CMOS半導体装置及びその製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、一導電型のベース領域を有する
Bip−Trと、他の導電型のベース領域を有するBi
p−Trと、アナログ回路に用いられる一導電型の多結
晶シリコンよりなるゲート電極を有する一導電極性のM
OSFETと、他の導電型の多結晶シリコンよりなるゲ
ート電極を有する一導電極性のMOSFETと、デジタ
ル回路に用いられる他の導電型の多結晶シリコンよりな
るゲート電極を有する一導電極性のMOSFETと、他
の導電型の多結晶シリコンよりなるゲート電極を有する
他の導電極性のMOSFETとで半導体装置を構成する
ものである。
【0007】このように構成した半導体装置においては
、同一の不純物分布を有する複数のチャネル領域に互い
に異なる導電型の多結晶シリコンよりなるゲート電極を
形成しているので、アナログ回路用のエンハンスメント
型とデプレッション型のMOSFETを形成することが
でき、また互いに異なる不純物分布を有するチャネル領
域に同一の導電型の多結晶シリコンよりなるゲート電極
を形成しているので、デジタル回路用のCMOSFET
を形成することができる。また上記アナログ回路用のエ
ンハンスメント型とデプレッション型のMOSFETは
、両者のチャネル領域が同一の不純物分布を有するため
、個別に反転電圧の調整のため不純物導入を行う必要が
なく、通常のBiCMOSデバイスと比較して工程が増
大することはない。
【0008】また本発明の半導体装置の製造方法は、前
記半導体装置において、前記一導電型のベース領域を有
するBip−Trのエミッタ領域が多結晶シリコンより
なり、前記アナログ回路に用いられる他の導電型の多結
晶シリコンよりなるゲート電極と同時に形成され、前記
他の導電型のベース領域を有するBip−Trのエミッ
タ領域が多結晶シリコンよりなり、前記アナログ回路に
用いられる一導電型の多結晶シリコンよりなるゲート電
極と同時に形成させるものである。
【0009】この製造方法においては、各MOSFET
のゲート電極のP型,N型の打ち分けが、各Bip−T
rのエミッタ電極のP型,N型の打ち分けと同時になさ
れるため、アナログ回路用のデプレッション型MOSF
ETを形成するために工程数が増加することはない。
【0010】
【実施例】次に実施例について説明する。図1〜図7は
、本発明に係る半導体装置及びその製造方法の実施例を
説明するための製造工程を示す図である。なおBiCM
OSデバイスにおいては、通常、埋め込みコレクタ領域
,エピタキシャル領域,Bip−Trの分離領域が必要
であるが、説明の便宜上これらの記述は省略する。まず
図1に示すように、フィールド酸化膜1によって、NP
N型Bip−Tr,PNP型Bip−Tr,アナログ回
路用エンハンスメント型MOSFET,アナログ回路用
デプレッション型MOSFET,デジタル回路用Pチャ
ネルMOSFET,デジタル回路用NチャネルMOSF
ETの各素子の素子領域を規定する。このとき各素子領
域は図示したようにP型,N型にドープされているもの
とする。
【0011】次に図2に示すように、NPN型Bip−
TrのP型ベース領域2と、PNP型Bip−TrのN
型ベース領域3を形成した後、各MOSFETにおいて
はゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜4を各素子領域に
形成し、更にアナログ回路用の両方のMOSFETとデ
ジタル回路用のPチャネルMOSFETの領域に、選択
的に低濃度のP型不純物をイオン注入し、埋め込みチャ
ネル領域5を形成する。
【0012】次に図3に示すように、NPN型Bip−
TrとPNP型Bip−Trのエミッタ開口部6をシリ
コン酸化膜4に開口した後、全面に多結晶シリコン7を
形成する。次に図4に示すように、通常のフォト工程と
イオン注入工程によって、NPN型Bip−Tr,アナ
ログ回路用エンハンスメント型MOSFET及びデジタ
ル回路用の両方のMOSFETの領域の多結晶シリコン
7を、高濃度のN型にドープし、PNP型Bip−Tr
,アナログ回路用デプレッション型MOSFETの各領
域の多結晶シリコン7を高濃度のP型にドープする。 更に熱処理によって、エミッタ開口部6から多結晶シリ
コン7中の不純物を拡散させ、NPN型Bip−Trの
N型エミッタ拡散層8と、PNP型Bip−TrのP型
エミッタ拡散層9を形成する。
【0013】次に図5に示すように、通常のフォト工程
とRIE工程によって、NPN型Bip−TrのN型エ
ミッタ電極7a,PNP型Bip−TrのP型エミッタ
電極7b,アナログ回路用エンハンスメント型MOSF
ETのN型ゲート電極7c,アナログ回路用デプレッシ
ョン型MOSFETのP型ゲート電極7d,デジタル回
路用のPチャネルMOSFETのN型ゲート電極7e,
デジタル回路用のNチャネルMOSFETのN型ゲート
電極7fを形成する。
【0014】次に図6に示すように、通常のフォト工程
とイオン注入工程によって、P型高濃度拡散層よりなる
NPN型Bip−Trの外部ベース領域10a,PNP
型Bip−Trのコレクタコンタクト領域10b,アナ
ログ回路用の両方のMOSFETのソース・ドレイン領
域10c,10d,デジタル回路用PチャネルMOSF
ETのソース・ドレイン領域10eを形成する。
【0015】次に図7に示すように、通常のフォト工程
とイオン注入工程によって、N型高濃度拡散層よりなる
NPN型Bip−Trのコレクタコンタクト領域11a
,PNP型Bip−Trの外部ベース領域11b,デジ
タル回路用NチャネルMOSFETのソース・ドレイン
領域11cを形成する。後は通常の層間絶縁膜と配線層
の形成工程を経て、BiCMOS半導体装置を完成させ
る。
【0016】このような構造とすることで、アナログ回
路用デプレッション型MOSFETはP型の埋め込みチ
ャネル領域5によって、ゲートをソースと同電位にした
場合でもチャネルが形成されるノーマリ・オン型となる
が、アナログ回路用エンハンスメント型MOSFETと
デジタル回路用PチャネルMOSFETにおいては、ゲ
ート電極10c,10eがN型であるために、仕事関数
差によってゲートをソースと同電位にした場合において
は、チャネルが遮蔽されるためノーマリ・オフ型となる
【0017】また本実施例の製造方法によれば、ゲート
電極のP型,N型の打ち分けが、エミッタ電極のP型,
N型の打ち分けと同時になされるため、アナログ回路用
のデプレッション型MOSFETを形成するために工程
数が増大することはない。このように、エミッタ領域を
多結晶シリコンからの拡散によって形成する方法は、デ
バイスの高速動作の点で有利な浅いエミッタを容易に得
られると共に、ベース領域に形成したエミッタ拡散層に
直接金属配線層とのコンタクトを取る方法と比べて、エ
ミッタ電極の信頼性の点でも有利である。
【0018】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、アナログ・デジタル混載のBiCMO
Sデバイスにおいて、アナログ回路用のデプレッション
型MOSFETを、従来のBiCMOSデバイスよりも
工程数を増やすことなく、形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の一実施例を説明する
ための製造工程を示す断面図である。
【図2】図1に示した製造工程に続く製造工程を示す断
面図である。
【図3】図2に示した製造工程に続く製造工程を示す断
面図である。
【図4】図3に示した製造工程に続く製造工程を示す断
面図である。
【図5】図4に示した製造工程に続く製造工程を示す断
面図である。
【図6】図5に示した製造工程に続く製造工程を示す断
面図である。
【図7】図6に示した製造工程に続く製造工程を示す断
面図である。
【符号の説明】
1  フィールド酸化膜 2  P型ベース領域 3  N型ベース領域 4  シリコン酸化膜 5  P型埋め込みチャネル領域 6  エミッタ開口部 7  多結晶シリコン 7a  N型エミッタ電極 7b  P型エミッタ電極 7c  N型ゲート電極 7d  P型ゲート電極 7e  N型ゲート電極 7f  N型ゲート電極 8  N型エミッタ拡散層 9  P型エミッタ拡散層 10a  外部ベース領域 10b  コレクタコンタクト領域 10c  ソース・ドレイン領域 10d  ソース・ドレイン領域 10e  ソース・ドレイン領域 11a  コレクタコンタクト領域 11b  外部ベース領域 11cソース・ドレイン領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一導電型のベース領域を有するバイポ
    ーラトランジスタと、他の導電型のベース領域を有する
    バイポーラトランジスタと、アナログ回路に用いられる
    一導電型の多結晶シリコンよりなるゲート電極を有する
    一導電極性のMOS型電界効果トランジスタと、他の導
    電型の多結晶シリコンよりなるゲート電極を有する一導
    電極性のMOS型電界効果トランジスタと、デジタル回
    路に用いられる他の導電型の多結晶シリコンよりなるゲ
    ート電極を有する一導電極性のMOS型電界効果トラン
    ジスタと、他の導電型の多結晶シリコンよりなるゲート
    電極を有する他の導電極性のMOS型電界効果トランジ
    スタを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  前記一導電型のベース領域を有するバ
    イポーラトランジスタのエミッタ領域が多結晶シリコン
    よりなり、前記アナログ回路に用いられる他の導電型の
    多結晶シリコンよりなるゲート電極と同時に形成され、
    前記他の導電型のベース領域を有するバイポーラトラン
    ジスタのエミッタ領域が多結晶シリコンよりなり、前記
    アナログ回路に用いられる一導電型の多結晶シリコンよ
    りなるゲート電極と同時に形成されることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
JP9614491A 1991-04-03 1991-04-03 半導体装置及びその製造方法 Withdrawn JPH04306872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9614491A JPH04306872A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9614491A JPH04306872A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04306872A true JPH04306872A (ja) 1992-10-29

Family

ID=14157190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9614491A Withdrawn JPH04306872A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04306872A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4845532A (en) Semiconductor devices
JPH058583B2 (ja)
KR910006672B1 (ko) 반도체 집적회로 장치 및 그의 제조 방법
US5786622A (en) Bipolar transistor with a ring emitter
JPH04306872A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2600151B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS61245563A (ja) バイポ−ラcmos半導体装置
JPS63175463A (ja) バイmos集積回路の製造方法
JPH056961A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0357266A (ja) Bi―MOS半導体装置及びその製造方法
KR930003062B1 (ko) 반도체 집적회로
JP3077168B2 (ja) Bi―MOS半導体装置およびその製造方法
JPS61131476A (ja) 半導体装置
JPH04207068A (ja) 複合型半導体装置
KR100226798B1 (ko) 바이씨모스를 이용한 캐스캐이드 구조
JPH02226759A (ja) BiCMOS型半導体集積回路の製造方法
JPS632365A (ja) 半導体集積回路の製造方法
JPH03104158A (ja) Cmos型半導体装置
JPH04346263A (ja) Bi−CMOS半導体装置の製造方法
JPH0411763A (ja) BiCMOS集積回路装置
JPS59182563A (ja) 半導体装置
JPH05226588A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH03222358A (ja) 小型BiCMOSトランジスタ
JPH01117055A (ja) 相補型絶縁ゲート電界効果半導体装置
IE57376B1 (en) Semiconductor devices

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711