JPH0430324B2 - - Google Patents
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- JPH0430324B2 JPH0430324B2 JP58164671A JP16467183A JPH0430324B2 JP H0430324 B2 JPH0430324 B2 JP H0430324B2 JP 58164671 A JP58164671 A JP 58164671A JP 16467183 A JP16467183 A JP 16467183A JP H0430324 B2 JPH0430324 B2 JP H0430324B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- parison
- cross
- wall thickness
- die
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/001—Combinations of extrusion moulding with other shaping operations
- B29C48/0017—Combinations of extrusion moulding with other shaping operations combined with blow-moulding or thermoforming
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/30—Extrusion nozzles or dies
- B29C48/32—Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/30—Extrusion nozzles or dies
- B29C48/32—Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
- B29C48/325—Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles being adjustable, i.e. having adjustable exit sections
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/475—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using pistons, accumulators or press rams
- B29C48/48—Two or more rams or pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
この発明はパリソン肉厚を成形品に応じて任意
に調整することができるブロー成形用ダイに関す
るものである。 ブロー成形は、射出吹込成形に比べて、低コス
トで中空成形品が得られるため、洗剤びんを始
め、工業薬品用缶などの容器の領域を越えて、自
動車部品のダクト類など多くの分野に使用されつ
つあり、その用途は多種多様に亘つている。 しかしながらブロー成形では、ダイブツシユと
コアとの間に形成されたスリツトから、溶融樹脂
を押出して成形したパリソンを使用するために、
金型に溶融樹脂を注入して得たパリソンを使用す
る射出吹込成形に比べて、肉厚分布が劣り、しか
も肉厚分布の差から成形品にブロー成形時の応力
が残留し易く、この残留応力によつて歪みが発生
し、これが原因で成形品の寸法安定性や耐環境応
力亀裂性（ESCR）などの物性に、悪影響を及ぼ
すことが多かつた。 そこでブロー成形では、パリソンコントロール
と称せられている方法を用いて、パリソンの肉厚
調整を行つている。この方法には、テーパダイを
使用して、パリソンの成形中にコアを上下移動さ
せ、それによりダイのスリツト幅を変化させる方
法、押出速度を変化させる方法、パリソンの引取
速度を変化させる方法などがあるが、そのいずれ
の方法も、パリソンの縦方向の肉厚調整に対して
であつて、横断面方向の肉厚調整までを行うこと
はできないものである。 パリソンの横断面方向の肉厚調整は、パリソン
の肉厚分布を均一化すること以外にも、横断面が
楕円形のびんなどのように、ブローアツプ比が部
分的に異なる成形品をブロー成形する場合に、き
わめて重要なこととされている。従来では、この
横断面方向の肉厚調整を、シエーピングにより行
つている。ここにおけるシエーピングはダイまた
はコアの一部を全体から見て異型化して流路断面
積の一部の増減をはかり、パリソンの一部の肉厚
の増減をもたらすことである。このようなシエー
ピングと上記パリソンコントロールとを併用し
て、真円の変化及びパリソンの縦方向のコントロ
ールができても、横断面形状が位置によつて偏平
と真円とに異なり、それらの部分におけるブロー
アツプ比が異なるびん状の容器や、一部に凹凸が
ある成形品を、目的とした重量で、しかも肉厚分
布を均一に成形することは、不可能とされてい
る。 しかるに、ブロー成形の応用範囲の拡大に伴
い、成形品の形状も一般と複雑化しつつあり、こ
れまでのパリソンコントロールやシエーピングよ
りも更に効果的な肉厚調整手段を備えたブロー成
形ダイが要求されている。 この発明は上記事情から考えられたものであつ
て、その目的は、コア操作のみをもつて、パリソ
ン肉厚を縦横いずれの方向にても調整することも
できる新たな構造のブロー成形用ダイを提供する
ことにある。 上記目的によるこの発明の特徴は、コアを内外
コアを内外二重に構成し、外コアの先端にテーパ
部を形成し、内コアの先端部に所望の巾、長さを
有するシエーピング部分を形成すると共に、その
先端部を上記テーパ部より突出して、外コアと内
コアとを軸方向に相対的移動自在にダイヘツド内
に設けてなることにあり、ストレートな上記先端
部（以下ストレート部と称する）のシエーピング
部分と、内外コアの軸方向移動とをもつて、パリ
ソン肉厚を縦横いずれの方向をも調整することも
できるようにしてなる。即ちストレート部は断面
形状が軸方向に同一のみならず変化することもあ
る。 上記コアと内コアの移動は、空気圧または油圧
などにより作動する装置を用いて行われる。また
内外コアと各移動装置の接続は、コア本体の上部
にてなされ、テーパ部を有する外コアの移動によ
り、パリソンの肉厚は縦方向に調整でき、またス
トレート部を形成する内コアの移動によつて、パ
リソンの横断面肉厚を調整することもできる。 上記シエーピング部分の横断面形状は、円形、
楕円形或は円形の側面を面取りした形状など、成
形品の横断面形状に応じて任意に形成でき、たと
えば先端になるほど長軸／短軸比の大きい楕円で
あるようなストレート部では、先端でリツプギヤ
ツプが形成される場合に最も肉厚変化が大きい。
これはストレート部の移動によつて、ストレート
部とダイブツシユとの間に形成されたリツプギヤ
ツプが変化するためであり、その範囲にてパリソ
ンの肉厚を自由に変化させることができる。 次にこの発明を図示のブロー成形ダイにより詳
細に説明する。 第１図において、１はダイヘツドで内部中央に
中空のマンドレル２を有する。このマンドレル２
には外コア３と内コア４とからなる二重構成のコ
ア５が挿通してあり、またダイヘツド１の下端に
はダイブツシユ６がダイ固定リング７を用いて取
付けてある。 上記外コア３の先端はマンドレル２の先端より
ダイブツシユ６上方に突出し、かつその突出部周
面はテーパ部３ａに形成されている。またテーパ
部３ａからダイブツシユ６内に、上記内コア４の
先端が突出し、その先端によりリツプギヤツプ８
を形成するストレート部４ａが構成されている。 内コア３及び外コア４は、軸方向に相対的に移
動自在に上記マンドレル２に挿通され、そのマン
ドレル２から突出した各後端に、油圧作動の移動
装置９，１０が部材１１，１２を介して個々に連
結してある。 上記移動装置９，１０は、ダイヘツド１の頂部
に上下二段に設けた支持台１３，１４に設置さ
れ、部材１１，１２を介して外コア３と内コア４
とを個々に或は同時に軸方向に移動する機能を備
えている。 なお図中１５は内コア４の中心部に貫設した空
気路、１６は樹脂流路である。 上記ストレート部４ａのシエーピング部分の断
面形状は、ブロー成形品に応じて任意に形成され
る。第２図Ａは円形断面のストレート部４ａの先
端両側を平行にシエーピングして、リツプギヤツ
プ８の両側を拡大した場合を示し、また第２図Ｂ
はストレート部４ａを楕円形に形成した場合を、
更にまた第２図Ｃはストレート部４ａの片側のみ
をシエーピングした場合をそれぞれ示すものであ
る。 第３図から第６図は、上記ストレート部４ａに
よるパリソン１７の成形状態を示すもので、第２
図Ａ，Ｂに示すストレート部４ａにあつては、第
３図Ａに示すように、パリソン１７の両側の肉厚
が厚く形成され、その結果、横断面では第３図Ｂ
に示すように、外側が円形でも内側は楕円形を呈
する。 また第４図Ａに示すように、テーパ部３ａの位
置はそのままにして、内コア４のストレート部４
ａを下方へ移動し、円形部分にてリツプギヤツプ
８を形成した場合には、パリソン１７の横断面は
第４図Ｂに示すように内外側ともに円形となる。 このようなことはストレート部先端の断面形状
が異なる第２図Ｃに付いても同様であり、第５図
Ａに示す状態に形成されたパリソン１７は、第５
図Ｂに示すごとく片側のみが肉厚となるが、第６
図Ａに示す状態に、ストレート部４ａを下方へ移
動しての成形では、パリソン１７の横断面は第６
図Ｂのごとく肉厚が均一な円形を呈する。 したがつて、ストレート部４ａのシエーピング
部分によりリツプギヤツプ８が形成される場合
と、円形部分にてリツプギヤツプ８が形成される
場合があるように、上記内コア４を上方または下
方へ移動すれば、横断面肉厚が異なるパリソン１
７を成形することができる。 また縦方向の肉厚調整は外コア３を軸方向に移
動して、上記テーパ部３ａにて行えばよく、縦方
向の肉厚を均一に調整した上において、横断面肉
厚に変化を持たせることができる。更にまた内外
コアの軸方向移動を成形サイクルに併せて行うこ
ともでき、その場合には一般に使用されている制
御手段を用いればよい。 次にこの発明の効果を実施例を挙げて示す。 使用成形機及び成形条件 成形機 スクリユー50φmmブロー成形機 （連続押出） Ｌ／Ｄ＝27 C.R＝3.4 スクリユー回転数 40rpm 成形機の設定温度（℃） C1 C2 C3 Ａ Ｄ 150 170 180 180 180 使用材料 高密度ポリエチレン MFR 0.3ｇ／10min Density 0.950ｇ／cm3 実施例 １ ストレート部の形状は第２図Ａのものを使用
し、第７図Ａ，Ｂ，Ｃに示す形状のびん１８をブ
ロー成形した。なお、断面個所Ｂをローマ数字に
て示す。またコア径はストレート部を測定したも
のであり、製品肉厚ａおよびｂは、第７図Ｃの横
断面から下記式により定めたものである。 ａ＝a′＋a″／２ ｂ＝b′＋b″／２
に調整することができるブロー成形用ダイに関す
るものである。 ブロー成形は、射出吹込成形に比べて、低コス
トで中空成形品が得られるため、洗剤びんを始
め、工業薬品用缶などの容器の領域を越えて、自
動車部品のダクト類など多くの分野に使用されつ
つあり、その用途は多種多様に亘つている。 しかしながらブロー成形では、ダイブツシユと
コアとの間に形成されたスリツトから、溶融樹脂
を押出して成形したパリソンを使用するために、
金型に溶融樹脂を注入して得たパリソンを使用す
る射出吹込成形に比べて、肉厚分布が劣り、しか
も肉厚分布の差から成形品にブロー成形時の応力
が残留し易く、この残留応力によつて歪みが発生
し、これが原因で成形品の寸法安定性や耐環境応
力亀裂性（ESCR）などの物性に、悪影響を及ぼ
すことが多かつた。 そこでブロー成形では、パリソンコントロール
と称せられている方法を用いて、パリソンの肉厚
調整を行つている。この方法には、テーパダイを
使用して、パリソンの成形中にコアを上下移動さ
せ、それによりダイのスリツト幅を変化させる方
法、押出速度を変化させる方法、パリソンの引取
速度を変化させる方法などがあるが、そのいずれ
の方法も、パリソンの縦方向の肉厚調整に対して
であつて、横断面方向の肉厚調整までを行うこと
はできないものである。 パリソンの横断面方向の肉厚調整は、パリソン
の肉厚分布を均一化すること以外にも、横断面が
楕円形のびんなどのように、ブローアツプ比が部
分的に異なる成形品をブロー成形する場合に、き
わめて重要なこととされている。従来では、この
横断面方向の肉厚調整を、シエーピングにより行
つている。ここにおけるシエーピングはダイまた
はコアの一部を全体から見て異型化して流路断面
積の一部の増減をはかり、パリソンの一部の肉厚
の増減をもたらすことである。このようなシエー
ピングと上記パリソンコントロールとを併用し
て、真円の変化及びパリソンの縦方向のコントロ
ールができても、横断面形状が位置によつて偏平
と真円とに異なり、それらの部分におけるブロー
アツプ比が異なるびん状の容器や、一部に凹凸が
ある成形品を、目的とした重量で、しかも肉厚分
布を均一に成形することは、不可能とされてい
る。 しかるに、ブロー成形の応用範囲の拡大に伴
い、成形品の形状も一般と複雑化しつつあり、こ
れまでのパリソンコントロールやシエーピングよ
りも更に効果的な肉厚調整手段を備えたブロー成
形ダイが要求されている。 この発明は上記事情から考えられたものであつ
て、その目的は、コア操作のみをもつて、パリソ
ン肉厚を縦横いずれの方向にても調整することも
できる新たな構造のブロー成形用ダイを提供する
ことにある。 上記目的によるこの発明の特徴は、コアを内外
コアを内外二重に構成し、外コアの先端にテーパ
部を形成し、内コアの先端部に所望の巾、長さを
有するシエーピング部分を形成すると共に、その
先端部を上記テーパ部より突出して、外コアと内
コアとを軸方向に相対的移動自在にダイヘツド内
に設けてなることにあり、ストレートな上記先端
部（以下ストレート部と称する）のシエーピング
部分と、内外コアの軸方向移動とをもつて、パリ
ソン肉厚を縦横いずれの方向をも調整することも
できるようにしてなる。即ちストレート部は断面
形状が軸方向に同一のみならず変化することもあ
る。 上記コアと内コアの移動は、空気圧または油圧
などにより作動する装置を用いて行われる。また
内外コアと各移動装置の接続は、コア本体の上部
にてなされ、テーパ部を有する外コアの移動によ
り、パリソンの肉厚は縦方向に調整でき、またス
トレート部を形成する内コアの移動によつて、パ
リソンの横断面肉厚を調整することもできる。 上記シエーピング部分の横断面形状は、円形、
楕円形或は円形の側面を面取りした形状など、成
形品の横断面形状に応じて任意に形成でき、たと
えば先端になるほど長軸／短軸比の大きい楕円で
あるようなストレート部では、先端でリツプギヤ
ツプが形成される場合に最も肉厚変化が大きい。
これはストレート部の移動によつて、ストレート
部とダイブツシユとの間に形成されたリツプギヤ
ツプが変化するためであり、その範囲にてパリソ
ンの肉厚を自由に変化させることができる。 次にこの発明を図示のブロー成形ダイにより詳
細に説明する。 第１図において、１はダイヘツドで内部中央に
中空のマンドレル２を有する。このマンドレル２
には外コア３と内コア４とからなる二重構成のコ
ア５が挿通してあり、またダイヘツド１の下端に
はダイブツシユ６がダイ固定リング７を用いて取
付けてある。 上記外コア３の先端はマンドレル２の先端より
ダイブツシユ６上方に突出し、かつその突出部周
面はテーパ部３ａに形成されている。またテーパ
部３ａからダイブツシユ６内に、上記内コア４の
先端が突出し、その先端によりリツプギヤツプ８
を形成するストレート部４ａが構成されている。 内コア３及び外コア４は、軸方向に相対的に移
動自在に上記マンドレル２に挿通され、そのマン
ドレル２から突出した各後端に、油圧作動の移動
装置９，１０が部材１１，１２を介して個々に連
結してある。 上記移動装置９，１０は、ダイヘツド１の頂部
に上下二段に設けた支持台１３，１４に設置さ
れ、部材１１，１２を介して外コア３と内コア４
とを個々に或は同時に軸方向に移動する機能を備
えている。 なお図中１５は内コア４の中心部に貫設した空
気路、１６は樹脂流路である。 上記ストレート部４ａのシエーピング部分の断
面形状は、ブロー成形品に応じて任意に形成され
る。第２図Ａは円形断面のストレート部４ａの先
端両側を平行にシエーピングして、リツプギヤツ
プ８の両側を拡大した場合を示し、また第２図Ｂ
はストレート部４ａを楕円形に形成した場合を、
更にまた第２図Ｃはストレート部４ａの片側のみ
をシエーピングした場合をそれぞれ示すものであ
る。 第３図から第６図は、上記ストレート部４ａに
よるパリソン１７の成形状態を示すもので、第２
図Ａ，Ｂに示すストレート部４ａにあつては、第
３図Ａに示すように、パリソン１７の両側の肉厚
が厚く形成され、その結果、横断面では第３図Ｂ
に示すように、外側が円形でも内側は楕円形を呈
する。 また第４図Ａに示すように、テーパ部３ａの位
置はそのままにして、内コア４のストレート部４
ａを下方へ移動し、円形部分にてリツプギヤツプ
８を形成した場合には、パリソン１７の横断面は
第４図Ｂに示すように内外側ともに円形となる。 このようなことはストレート部先端の断面形状
が異なる第２図Ｃに付いても同様であり、第５図
Ａに示す状態に形成されたパリソン１７は、第５
図Ｂに示すごとく片側のみが肉厚となるが、第６
図Ａに示す状態に、ストレート部４ａを下方へ移
動しての成形では、パリソン１７の横断面は第６
図Ｂのごとく肉厚が均一な円形を呈する。 したがつて、ストレート部４ａのシエーピング
部分によりリツプギヤツプ８が形成される場合
と、円形部分にてリツプギヤツプ８が形成される
場合があるように、上記内コア４を上方または下
方へ移動すれば、横断面肉厚が異なるパリソン１
７を成形することができる。 また縦方向の肉厚調整は外コア３を軸方向に移
動して、上記テーパ部３ａにて行えばよく、縦方
向の肉厚を均一に調整した上において、横断面肉
厚に変化を持たせることができる。更にまた内外
コアの軸方向移動を成形サイクルに併せて行うこ
ともでき、その場合には一般に使用されている制
御手段を用いればよい。 次にこの発明の効果を実施例を挙げて示す。 使用成形機及び成形条件 成形機 スクリユー50φmmブロー成形機 （連続押出） Ｌ／Ｄ＝27 C.R＝3.4 スクリユー回転数 40rpm 成形機の設定温度（℃） C1 C2 C3 Ａ Ｄ 150 170 180 180 180 使用材料 高密度ポリエチレン MFR 0.3ｇ／10min Density 0.950ｇ／cm3 実施例 １ ストレート部の形状は第２図Ａのものを使用
し、第７図Ａ，Ｂ，Ｃに示す形状のびん１８をブ
ロー成形した。なお、断面個所Ｂをローマ数字に
て示す。またコア径はストレート部を測定したも
のであり、製品肉厚ａおよびｂは、第７図Ｃの横
断面から下記式により定めたものである。 ａ＝a′＋a″／２ ｂ＝b′＋b″／２
【表】
実施例 ２
ストレート部の形状は第２図Ｃのものを使用
し、第８図Ａ，Ｂ，Ｃに示す形状のエアーダクト
ホース１９をブロー成形した。なお断面個所Ｂを
ローマ数字により示す。またコア径はストレート
部を測定したものであり、製品肉厚ａおよびｂは
第８図Ｃの横断面による。
し、第８図Ａ，Ｂ，Ｃに示す形状のエアーダクト
ホース１９をブロー成形した。なお断面個所Ｂを
ローマ数字により示す。またコア径はストレート
部を測定したものであり、製品肉厚ａおよびｂは
第８図Ｃの横断面による。
【表】
比較例 １
通常成形でシエーピングパリコン不使用。
比較例 ２，３
シエーピングパリコン使用。
図面はこの発明に係るブロー成形用ダイを例示
するもので、第１図は縦断面図、第２図Ａ，Ｂ，
Ｃはストレート部の断面形状を示す図、第３図か
ら第６図はパリソンの成形状態とパリソン断面を
示す図、第７図Ａ，Ｂ，Ｃは実施例１の説明図、
第８図Ａ，Ｂ，Ｃは実施例２の説明図である。 １……ダイヘツド、２……マンドレル、３……
外コア、３ａ……テーパ部、４……内コア、４ａ
……ストレート部、５……コア、６……ダイブツ
シユ、８……リツプギヤツプ、９，１０……移動
装置。
するもので、第１図は縦断面図、第２図Ａ，Ｂ，
Ｃはストレート部の断面形状を示す図、第３図か
ら第６図はパリソンの成形状態とパリソン断面を
示す図、第７図Ａ，Ｂ，Ｃは実施例１の説明図、
第８図Ａ，Ｂ，Ｃは実施例２の説明図である。 １……ダイヘツド、２……マンドレル、３……
外コア、３ａ……テーパ部、４……内コア、４ａ
……ストレート部、５……コア、６……ダイブツ
シユ、８……リツプギヤツプ、９，１０……移動
装置。
Claims (1)
- １ コアを内外二重に構成し、外コアの先端にテ
ーパ部を形成し、内コアの先端部に所望の巾、長
さを有するシエーピング部分を形成すると共に、
その先端部を上記テーパ部より突出して、外コア
と内コアとを軸方向に相対的移動自在にダイヘツ
ド内に設けてなることを特徴とするブロー成形用
ダイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58164671A JPS6056515A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ブロ−成形用ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58164671A JPS6056515A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ブロ−成形用ダイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6056515A JPS6056515A (ja) | 1985-04-02 |
| JPH0430324B2 true JPH0430324B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=15797614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58164671A Granted JPS6056515A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ブロ−成形用ダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056515A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6280009A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ブロ−成形用ヘツドのパリソン肉厚制御装置 |
| JP2684773B2 (ja) * | 1989-01-30 | 1997-12-03 | 石川島播磨重工業株式会社 | ブロー成形機に於けるパリソン肉厚制御装置 |
| DE102011116680A1 (de) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | Heinz Gross | 3-D-Kopf |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013898U (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-13 |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP58164671A patent/JPS6056515A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013898U (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6056515A (ja) | 1985-04-02 |
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