JPH04303182A - アンチスキッド装置を有する自動車ブレーキ装置用の油圧式往復動ピストンポンプ - Google Patents

アンチスキッド装置を有する自動車ブレーキ装置用の油圧式往復動ピストンポンプ

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JPH04303182A
JPH04303182A JP4015030A JP1503092A JPH04303182A JP H04303182 A JPH04303182 A JP H04303182A JP 4015030 A JP4015030 A JP 4015030A JP 1503092 A JP1503092 A JP 1503092A JP H04303182 A JPH04303182 A JP H04303182A
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pump
cup
reciprocating piston
piston pump
shaped
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JP4015030A
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Alwin Stegmaier
アルウィン　ステクマイアー
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、押し退け室を有するポ
ンプシリンダ内を摺動可能なポンプピストンを備え、前
記押し退け室に、圧力媒体流入用の入口弁と圧力媒体流
出用の出口弁とを配設した形式の、アンチスキッド装置
を有する自動車ブレーキ装置用の油圧式往復動ピストン
ポンプに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】比較的高い圧力を発生するための前記形
式の油圧式往復動ピストンポンプはドイツ連邦共和国特
許出願公開第３２３６５３６号明細書に基づいて公知に
なっている。この形式の往復動ピストンポンプは、例え
ば米国特許第４８６１１１６号明細書に基づいて公知で
あるような、アンチスキッド装置を有する自動車ブレー
キ装置においてアンチスキッド制御動作時の制動圧減圧
段階で車輪ブレーキから取り出された圧力媒体をマスタ
ーブレーキシリンダへ送り戻すために特定されている。 この場合、最高約２００バールまでのポンプ圧が生じる
ことができる。往復動ピストンポンプは一方向弁の形の
入口弁と出口弁とを有している。両弁は、著しく高い精
度の円錐形弁座と、閉弁体としての焼入れの施された鋼
球とを有し、該鋼球は圧縮コイルばねによって前記弁座
に圧着される。入口弁には、閉弁力の比較的小さいばね
が配設されているのに対して、出口弁は、閉弁時にノイ
ズ発生因となる鋼球の跳ね返りを減少するために高い閉
弁力のばねを有している。更にまた、とりわけ出口弁の
密閉性に対しては極めて高い要求が課される。これは一
面において、制動時に圧力媒体がブレーキ導管からポン
プ入口側に配置された蓄圧器（該蓄圧器は、アンチスキ
ッド制御動作の減圧段階時に圧力媒体を中間貯蔵して、
該圧力媒体をポンプによって圧送できるようにするため
のものである。）へ流出するのを防止するためである。 しかしながら他面において弁の密閉性は、アンチスキッ
ド制御動作を行なうことなく制動する際に誤って圧力媒
体が蓄圧器内に集まる場合、マスターブレーキシリンダ
に対して蓄圧器の圧力媒体を自動的に排出するのを阻止
することになり、これによってアンチスキッド制御動作
時の迅速なブレーキ圧の減圧が妨げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の油圧式往復動ピストンポンプに組込まれ
ている出口弁を改良し、特に該出口弁の開弁圧を小さく
し、閉弁時ノイズを減少させ、かつ加工経費をできるだ
け低く抑えることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、出口弁が、流出側で円筒形のシール面
と協働するエラストマ材料から成るシールリップを備え
たコップ形シール部材として構成されている点にある。
【０００５】このように構成した本発明の往復動ピスト
ンポンプは、出口弁が低い開弁圧を有し、かつ、入口側
に配置された蓄圧器の動作圧が往復動ピストンポンプの
入口弁並びに出口弁の開弁圧よりも高い場合には、誤っ
て充填された蓄圧器の圧力媒体を該ポンプによってブレ
ーキ装置のマスターブレーキシリンダへ自動的に放出す
ることができるという利点を有している。更にまた往復
動ピストンポンプの作動ノイズは、出口弁の弾性的な閉
弁部材としてコップ形シール部材を使用することによっ
て著しく低減され、しかもシールリップがトレランスを
補償することができるので、出口弁の確実な密閉が達成
されると共に、弁座を形成するシール面の加工経費も著
しく引き下げられる。
【０００６】請求項２及び３に記載した手段によって、
請求項１に記載した往復動ピストンポンプの有利な構成
と改善が可能になる。
【０００７】請求項２に記載した往復動ピストンポンプ
の構成は先ず第１に、脈動的に圧送される圧力媒体流に
曝されていて高い負荷を受けているコップ形シール部材
を、特に開弁位置及び閉弁位置で機械的に支持して損傷
に対して防護するのに寄与する。それのみならず圧力媒
体流の誘導がシール面とシールリップとの間のリングギ
ャップによって得られる。
【０００８】請求項３に記載した往復動ピストンポンプ
の実施態様によって、シールリップに沿っての軸方向流
動、ひいては通流抵抗の減少が得られる。
【０００９】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【００１０】略示図面の図１に示した油圧式往復動ピス
トンポンプ１０はポンプシリンダ１１を有し、該ポンプ
シリンダはケーシング１３の段付き孔１２内に収容され
ている。ポンプシリンダ１１内にポンプピストン１４が
長手方向に摺動可能にガイドされている。ポンプピスト
ン１４は偏心輪１５によって駆動される。ポンプピスト
ン１４の長手方向の摺動によってポンプシリンダ１１内
の押し退け室１６の容積は可変である。該押し退け室１
６内には、ポンプピストン１４に対して共軸に配置され
た戻しばね１７が設けられており、該戻しばねによって
ポンプピストン１４は偏心輪１５に当接して支持されて
いる。
【００１１】押し退け室１６はケーシング１３の流入導
管２０と連通している。出口側では押し退け室１６を起
点としてポンプシリンダ１１に共軸に連通孔２１が延び
ている。該連通孔２１は流出側でポンプシリンダ１１の
円筒形凹設部２２に開口し、かつ、ポンプシリンダ１１
の縦軸線に対して直角に延びる底２３を有している。
【００１２】ポンプシリンダ１１には、プレート状の支
持体２４を介在させて閉鎖ねじ２５が接続し、該閉鎖ね
じによってポンプシリンダ１１が段付き孔１２内に位置
決めされている。閉鎖ねじ２５には緩衝室２６が内設さ
れており、該緩衝室から絞り孔２７がケーシング１３の
流出導管２８に通じている。
【００１３】ポンプシリンダ１１の押し退け室１６には
、圧力媒体を流入させるための入口弁３１と、緩衝室２
６へ圧力媒体を流出させるための出口弁３２とが配設さ
れている。入口弁３１はポンプシリンダ１４の吸込みス
トローク時に開弁し、出口弁３２は吐出ストローク時に
押し退け室１６から緩衝室２６への連通孔２１を開放す
る。
【００１４】入口弁３１は閉弁部材として球３３を有し
、該球は、押し退け室１６内に収容されている比較的弱
い閉弁ばね３４の作用を受けて、ポンプピストン１４の
円錐状の弁座３５に支持されている。
【００１５】出口弁３２は閉弁部材として、エラストマ
材料から成るコップ形シール部材３６を有している。該
コップ形シール部材３６は円板状体３７を有し、該円板
状体の円周範囲から、緩衝室２６の方に向かって実質的
に軸方向に延びるシールリップ３８が凸設されている（
図２）。該シールリップ３８は、図１に示した出口弁３
２の閉弁位置において、シール面３９として役立つ円筒
形凹設部２２の内周面と協働する。
【００１６】連通孔２１寄りの側でコップ形シール部材
３６は円板状体３７でもって、ほぼ円筒形凹設部２２の
直径を有する扁平なディスク４０に支持されている。出
口弁３２の閉弁位置では前記ディスク４０は、緩衝室２
６内に収容された圧力媒体の圧力の作用を受けて円筒形
凹設部２２の底２３上に座着する。ディスク４０は周縁
寄りに、殊に有利には全周にわたって等ピッチで配置さ
れた、圧力媒体を通流させるための切欠き部４１を有し
ている（図４）。該切欠き部４１は図示の輪郭を有する
ことができるが、また、図示の実施例とは異なった数で
例えば三角形状又は円形状に構成されていてもよい。デ
ィスク４０は、往復動ピストンポンプ１０の稼働時に押
し退け室１６から連通孔２１を通って脈動的に押し出さ
れる圧力媒体によってコップ形シール部材３６の円板状
体３７が摩損するのを防止する。更にまた該ディスク４
０は、緩衝室２６内の圧力の作用に基づいてコップ形シ
ール部材３６の円板状体３７が連通孔２１内へ引き込ま
れるのを阻止する。それ故にディスク４０の切欠き部４
１は、半径方向では連通孔２１の手前で終わっている。
【００１７】支持体２４は円筒形凹設部２２に対して共
軸に延びて底２３の方に向いたコップ状付加部４４を有
している。該コップ状付加部４４は前記コップ形シール
部材３６の内側輪郭に適合されている。支持体２４には
前記コップ状付加部４４に隣接して複数の圧力媒体用の
通流口４５が設けられており、該通流口は等ピッチで配
置されているのが殊に有利である。この場合該通流口４
５の横断面の大部分は円筒形凹設部２２の横断面の内部
に位置している。
【００１８】コップ状付加部４４は、円筒形凹設部２２
内にコップ形シール部材３６とディスク４０とを収容し
た場合に、コップ形シール部材３６の円板状体３７のた
めの軸方向遊びと、シールリップ３９のための半径方向
遊びが生じるように成形されている。従ってコップ形シ
ール部材３６は、図１に示した閉弁位置から、図２に示
したコップ形シール部材３６の内側輪郭が支持体２４の
コップ状付加部４４に密着する開弁位置へ弁ストローク
を行なうことができる。この開弁位置においてシールリ
ップ３８は半径方向遊びを活用して円筒形凹設部２２の
シール面３９から離間した状態にある。それ故に、ポン
プピストン１４によって押し退け室１６から押し出され
る圧力媒体はディスク４０の切欠き部４１を通って円筒
形凹設部２２の内周面に沿って軸方向に流れる。この場
合流れはコップ形シール部材３６の複数の縦方向リブ４
８によって整流され、該縦方向リブはコップ形シール部
材の外周に沿って等ピッチで延びて流動通路４９を形成
しつつシールリップ３８の手前で終わっている（図３）
。シールリップ３８を克服した圧力媒体は支持体２４の
通流口４５を通って緩衝室２６内へ流入する。コップ形
シール部材３６のストロークを制限する支持体２４は出
口弁３２の開弁位置において、コップ形シール部材３６
に作用する圧力媒体の流動力を吸収する。
【図面の簡単な説明】
【図１】出口弁内で使用されるコップ形シール部材を有
する油圧式往復動ピストンポンプの縦断面図である。
【図２】図１において鎖線円ＩＩで囲んで示した開弁位
置を占める出口弁の拡大断面図である。
【図３】図２の矢印ＩＩＩの方向に見たコップ形シール
部材の下面図である。
【図４】やはり図２の矢印ＩＩＩの方向で見た流入側で
コップ形シール部材と協働するディスクの下面図である
。
【符号の説明】
１０　　　　油圧式往復動ピストンポンプ、　　１１　
　　　ポンプシリンダ、　　１２段付き孔、　　１３　
　　　ケーシング、　　１４　　　　ポンプピストン、
　　１５　　　　偏心輪、１６　　　　押し退け室、　
　１７　　　　戻しばね、　　２０　　　　流入導管、
　　２１　　　　連通孔、　　２２　　　　円筒形凹設
部、　　２３　　　　底、　　２４　　　　支持体、２
５　　　　閉鎖ねじ、　　２６　　　　緩衝室、　　２
７　　　　絞り孔、　　２８　　　　流出導管、　　３
１　　入口弁、　　３２　　　　出口弁、　　３３　　
　　球、　　３４　　　　閉弁ばね、３５　　　　円錐
状の弁座、　　３６　　　　コップ形シール部材、　　
３７　　　　円板状体、　　３８　　　　シールリップ
、　　３９　　　　シール面、　　４０　　　　ディス
ク、　　４１切欠き部、　　４４　　　　コップ状付加
部、　　４５　　　　通流口、　　４８　　　　縦方向
リブ、　　４９　　　　流動通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　押し退け室（１６）を有するポンプシ
    リンダ（１１）内を摺動可能なポンプピストン（１４）
    を備え、前記押し退け室（１６）に、圧力媒体流入用の
    入口弁（３１）と圧力媒体流出用の出口弁（３２）とを
    配設した形式の、アンチスキッド装置を有する自動車ブ
    レーキ装置用の油圧式往復動ピストンポンプ（１０）に
    おいて、出口弁（３２）が、流出側で円筒形のシール面
    （３９）と協働するエラストマ材料から成るシールリッ
    プ（３８）を備えたコップ形シール部材（３６）として
    構成されていることを特徴とする、アンチスキッド装置
    を有する自動車ブレーキ装置用の油圧式往復動ピストン
    ポンプ。
  2. 【請求項２】　　ポンプシリンダ（１１）が円筒形凹設
    部（２２）を有し、該円筒形凹設部の内周面が円筒形の
    シール面（３９）を形成し、かつ該円筒形凹設部の底（
    ２３）を起点として共軸に延びる連通孔（２１）が押し
    退け室（１６）に通じており、前記円筒形凹設部（２２
    ）の底（２３）には、ほぼ該円筒形凹設部の直径を有す
    る扁平なディスク（４０）が配設されていて、該ディス
    クの周縁寄りに複数の切欠き部（４１）が設けられてお
    り、コップ形シール部材（３６）が円板状体（３７）を
    有し、該円板状体の外周域から、実質的に軸方向に延び
    るシールリップ（３８）が凸設されており、前記円筒形
    凹設部（２２）内には流出側で、前記円板状体（３７）
    のための軸方向遊びと前記シールリップ（３８）のため
    の半径方向遊びとを維持した状態で前記コップ形シール
    部材（３６）の内側輪郭に適合された支持体（２４）が
    嵌合されており、該支持体が前記シールリップ寄りに少
    なくとも１つの通流口（４５）を有している、請求項１
    記載の油圧式往復動ピストンポンプ。
  3. 【請求項３】　　コップ形シール部材（３６）が外周に
    沿って、軸方向に延びてシールリップ（３８）の手前で
    終わる複数の流動通路（４９）を有している、請求項１
    記載の油圧式往復動ピストンポンプ。
JP4015030A 1991-01-31 1992-01-30 アンチスキッド装置を有する自動車ブレーキ装置用の油圧式往復動ピストンポンプ Pending JPH04303182A (ja)

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DE4102803A DE4102803A1 (de) 1991-01-31 1991-01-31 Hydraulische hubkolbenpumpe fuer kraftfahrzeug-bremsanlagen mit blockierschutzeinrichtung
DE4102803.1 1991-01-31

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