JPH04302773A - シフトロック装置 - Google Patents

シフトロック装置

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Publication number
JPH04302773A
JPH04302773A JP3093590A JP9359091A JPH04302773A JP H04302773 A JPH04302773 A JP H04302773A JP 3093590 A JP3093590 A JP 3093590A JP 9359091 A JP9359091 A JP 9359091A JP H04302773 A JPH04302773 A JP H04302773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release
shift
lock
ignition key
solenoid
Prior art date
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Pending
Application number
JP3093590A
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English (en)
Inventor
Kiyomi Omi
近江 清美
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動変速機付車両にお
けるセレクトレバーによるシフトチェンジを抑制するシ
フトロック装置に係り、特にシフトロック装置の強制解
除動作をイグニションキーの所定の回転位置以外は不能
とするシフトロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、搭載される内燃機関の
駆動力を走行条件に応じて所望状態に変換して取り出す
為に、手動変速機や自動変速機を備えている。
【0003】自動変速機には適切な条件のときに操作で
きないと不具合を伴うために、所定の条件以外は自動変
速機のシフトレバーによる運転モード変換操作を制限す
るシフトロック機能が設けられている。
【0004】シフトロック機能には、実公平2−429
20号公報に開示されるものがある。この実公平2−4
2920号公報に開示される自動車用自動変速機のシフ
トレバー装置は、自動車が停止していて運転者が不在の
ときにシフトレバーを所定のシフト位置にロックして解
除不能にするようにしていた。
【0005】また、バックドライブ機構付キーインタロ
ックシステムがある。このシステムにおいては、セレク
トレバーのシフト位置を駐車シフト位置(P)以外にし
た場合にはイグニションキーの抜脱が不可能になるとと
もに、イグニションキーを挿入し、ACCへの操作、ま
たはONへの操作を行わない場合には、セレクトレバー
を駐車シフト位置(P)から移動させることができない
等のシフトロック機能を有している。
【0006】イグニションキーを挿入してACCへの動
作或はONへの動作を行わない場合にはセレクトレバー
を駐車シフト位置(P)から移動させることができない
従来のシフトロック装置の構造例を図12に示す。
【0007】図において、シフトロック装置のガイドプ
レート120に設けた段部開口122には例えば駐車シ
フト位置(P)と、後退シフト位置(R)と、中立シフ
ト位置(N)と、走行シフト位置(D)と、2速シフト
位置(2)と、1速シフト位置(1)の段が設けられて
いる。
【0008】また、自動変速装置のセレクトレバー11
4に設けた図示しないシフトノブの押し込み放し操作に
よりロッドを介して前記段部開口112に係合するポジ
ションピン116を後退動作して各段部開口122にポ
ジションピン116を係合離脱させ、セレクトレバー1
14を各シフト位置P、R、N、D、2、1にシフト操
作することにより図示しない結合装置によって自動変速
装置の係合状態が切換えられるように構成している。
【0009】更に、シフトロック機構104は、前記段
部開口122における駐車用段部122−Pと中立用段
部122−Nとを他の各段部に対して段差を設けて形成
し、駐車用段部122−P及び中立用段部122−Nに
係合されたポジションピン116を係合状態に保持させ
てセレクトレバー114のシフト操作を阻止するように
している。
【0010】更にまた、ソレノイド130のプランジャ
132先端部にロック用ストッパ134を設け、ソレノ
イド130が駆動されない状態において突出されるプラ
ンジャ132先端部のロック用ストッパ134によって
駐車用段部122−Pにおけるポジションピン116の
進退動作を阻止するようにし、前記ソレノイド130の
作動によってプランジャ132を介してロック用ストッ
パ134をポジションピン116の進退動作阻止位置か
ら解除位置に移動してシフトロック機構の動作を解除す
るようにしている。
【0011】また、前記ソレノイド130の作動回路は
、図示しないブレーキペダルが踏まれてブレーキスイッ
チがONされ、図示しないイグニションキーがACC位
置かON位置に操作されることによって図示しないバッ
テリから電源が供給されて作動されるように構成されて
いる。
【0012】更に、上述のシフトロック装置のロック解
除機構において、ランプの消灯を忘れる等の原因でバッ
テリが放電され、またはブレーキスイッチが動作しない
でソレノイド130が作動しなくなるとセレクトレバー
が駐車シフト位置(P)から変更することができなくな
ることを防止するために非常用解除装置を設けている。
【0013】即ち、図12において、136は支軸13
8によって回転可能に形成した解除レバーであって、解
除レバー136の先端部136−aはソレノイド130
先端のロック用ストッパ134の段部134−aに接触
し、解除レバー136の反対側136−bには解除ロッ
ド140が連結している。従って、解除ロッド140の
グリップ142を引くことによって解除レバー136の
先端部136−aはロック用ストッパ134の段部13
4−aを押してシフトロック機構104の動作を解除し
、ポジションピン116の進退動作を可能にしている。 前記解除ロッド140は機構上シフトレバー114近傍
に配設されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したシ
フトロック機能においては、シフトレバー近傍に非常解
除用の解除ロッド等が配設されており、シフトレバーを
駐車シフト位置(P)から容易に移動させることができ
るので、実用上不利であるという不都合があった。
【0015】そこで、本発明は、イグニションキーの操
作によってシフトロック解除機構が作動するようにして
イグニションキーの有無にかかわらずシフトロック解除
機構を作動される問題と、解除ロッド等による解除手段
は部品点数も多くスペースも必要としているという問題
を解決し、安全性を向上し得るとともに、経済的なシフ
トロック装置を得ることを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するためにセレクトレバーによるシフト
チェンジを抑制し、所定の条件において作動されるソレ
ノイドにより解除されるシフトロック装置において、前
記ソレノイドのプランジャ先端に設けたロック用ストッ
パに係合してこのロック用ストッパをロック解除方向に
移動可能に設けた解除部材を設け、この解除部材に一端
を連絡するとともに他端をイグニションキーのキーシリ
ンダの解除ノブに連絡する解除ケーブルを設け、前記キ
ーシリンダの回転に伴って回転するカムプレートを形成
し、前記イグニションキーのキーシリンダの回転により
カムプレートを介して前記解除ノブのロック及び解除操
作を果たすべく構成したことを特徴とする。
【0017】
【作用】上述の如く発明したことにより、バッテリの充
電が低下してもシフトロック装置のロック解除操作が可
能であり、しかも、イグニションキーを所定の回転位置
まで回転しないと解除ノブが動作せず、従ってイグニシ
ョンキーの所有者のみがシフトロック機構の解除操作を
実施できる。
【0018】また、従来のロック解除機構よりも部品点
数が少なく、解除ロック等を使用した構造よりも運転席
周囲のスペースを有効に利用している。
【0019】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1〜図5はこの発明の実施例を示すもの
である。図1において、2はシフト機構、4はシフトロ
ック機構である。前記シフト機構2は、ハウジング6の
下方にブラケット8を突設し、このブラケット8にセレ
クトレバー10のレバー軸12の下端を支軸14により
揺動自在に軸支している。セレクトレバー10のレバー
軸12の上端側は、ガイドプレート(図示せず)のガイ
ド孔を挿通して上方に突出させている。このガイドプレ
ートには、セレクトレバー10の各シフト位置である例
えば駐車シフト位置(P)と、後退シフト位置(R)と
、中立シフト位置(N)と、走行シフト位置(D)と、
2速シフト位置(2)と、1速シフト位置(1)とを順
次に表示している。
【0021】前記ガイドプレートのガイド孔を挿通した
セレクトレバー10のセレクトレバー軸12の上端には
、図示しないグリップ及びシフトノブを設けている。
【0022】セレクトレバー10のレバー軸12内には
図示しないロッドを軸方向移動可能に設け、ロッドの下
端側にポジションピン16を取着して設けており、図示
しないロッドの先端は前記シフトノブによって作動され
て前記ポジションピン16を進退動作すべく構成してい
る。
【0023】前記シフトレバー10は、シフトケーブル
18により図示しない自動変速機に連絡されている。
【0024】また、前記ハウジングには、上方にポジシ
ョンプレート20を立設している。このポジションプレ
ート20は、セレクトレバー10の各シフト位置に対応
する段部開口22を有している。
【0025】前記セレクトレバー10とポジションプレ
ートとは、セレクトレバー10のシフト操作に節度感を
付与する節度機構24を設けている。この節度機構24
は、セレクトレバー10に設けた弾圧係合体26と、各
シフト位置においてこの弾圧係合体26が夫々弾圧係合
されるポジションプレート20に設けた各係合孔部28
とからなる。
【0026】図示しない自動変速機は、前記セレクトレ
バー10のシフトノブ(図示せず)の押し込み放し操作
によりロッドを介してポジションピン16を進退動作さ
せ、ポジションプレート16の段部開口22の各段にポ
ジションピン16を係合離脱させ、セレクトレバー10
を各シフト位置P、R、N、D、2、1にシフト操作す
ることによりシフトケーブル18を介して係合状態が切
換えられる。
【0027】上述したような自動変速機において、セレ
クトレバー10の誤シフト操作を防止するために、シフ
トロック機構4を設けている。
【0028】前記シフトロック機構4は、段部開口22
を駐車用段部22−Pとともに中立用段部22−Nを他
の各段部に対して段差を形成し、駐車用段部22−P及
び中立用段部22−Nにポジションピンを係合させてセ
レクトレバー10のシフト操作を阻止するものである。
【0029】詳述すれば、駐車用段部22−P及び中立
用段部22−Nのいずれかに係合されたポジションピン
16が係合状態に保持されて離脱を阻止されるように、
駐車用段部22−Pとともに、中立用段部22−Nを他
の各段部に対して段差を形成する。これにより、中立用
段部22−Nは駐車用段部22−Pとともにハウジング
3に対して同じ高さ位置に形成されている。
【0030】また、シフトロック機構4は、ソレノイド
30のプランジャ32の先端部にロック用ストッパ34
を設け、ソレノイド30が駆動されない状態においてソ
レノイド30が備えるスプリングにより突出されるプラ
ンジャ32先端部のストッパ34によってポジションピ
ン16の進退動作を阻止するようにし、前記ソレノイド
30の動作によってプランジャ32を介してストッパ3
4をポジションピン16の進退動作阻止位置から34−
a位置に移動してポジションピン16の進退動作阻止を
解除するようにしている。
【0031】更に、ソレノイド30の図示しない作動回
路は、イグニションスイッチをACC位置またはON位
置に操作し、ブレーキペダルを踏むことによってブレー
キスイッチがONされて図示しないバッテリから電源が
供給されることにより作動されるように構成されている
【0032】車両のスタート段階においてはセレクトレ
バー10は駐車シフト位置(P)にあるのでポジション
ピン16は駐車用段部22−Pにあるのでポジションピ
ン16は駐車用段部22−Pにあり、ソレノイド30の
プランジャ32先端部のストッパ34によってポジショ
ンピン16の進退動作を阻止することによってセレクト
レバー10のセレクト動作は阻止されている。従ってブ
レーキペダル踏むとともに、イグニションスイッチをA
CC位置またはON位置に操作することによって阻止が
解除され、セレクトレバー10の操作が可能になる。
【0033】上述のシフトロック装置のロック解除機能
において、ランプの消灯を忘れる等の原因でバッテリが
放電され、またはブレーキスイッチの作動が不完全でソ
レノイド30が作動しなくなるとセレクトレバー10を
駐車シフト位置(P)から変更することができなくなる
。このような事態になることを防止するために非常用解
除装置を設けている。
【0034】即ち、図2、図4において、36はソレノ
イド30のプランジャ32に装着した解除プレート、3
8はこの解除プレート36に係合し、解除ケーブル40
によって牽引されるL字形状の係合部材であってこの解
除プレート36、係合部材38によって解除部材を形成
している。
【0035】前記解除ケーブル40は図1、図3〜図5
に示す本発明に基づく非常用解除装置を設けたキーシリ
ンダ部42に連絡している。
【0036】図1、図3〜5において、キーシリンダ部
42のキーシリンダ44は、表面のキー孔46周囲にキ
ーシリンダ44の回転位置を表示する表示板48を設け
たシリンダハウジング50により被包されている。また
、54は回転軸56によって回転自在に枢支されたロッ
クプレートであって、イグニションキー58をキーシリ
ンダ42に挿入し回転するとカムプレート52が回転し
、カムプレート52のカム部52−aがロックプレート
54を持ち上げるとこのロックプレートの先端部54−
aが降下される。
【0037】即ち、図1、図5に示すようにイグニショ
ンキー58が表示板48のLOCK位置にあるとき、カ
ムプレート52のカム部52−aがロックプレート54
を持ち上げないのでロックプレート54の先端部54−
aが図1に示す上位置aに位置しており、イグニション
キー58がACC位置に回転するとカムプレート52の
カム部52−aがロックプレート54を持ち上げてロッ
クプレート54の先端部54−aが図5に示す下位置b
に降下する。
【0038】また、60は解除ノブハウジングである。 このノブハウジング60内部には、解除ノブ62を設け
た解除シリンダ64が滑動自在に保持されている。この
解除シリンダ64の一端には前述した解除ケーブル40
が連結し、解除シリンダ64の反対端にはリターンスプ
リング66を設けて前記解除ケーブル40を押し込んで
いる。
【0039】従って、イグニションキー58が表示板4
8のLOCK位置にあるとき、また、イグニションキー
58を挿入していないときはロックプレート54の先端
部54−aが上位置aにある。従って、解除ノブ62を
持って前記リターンスプリングに逆らい解除ケーブル4
0を牽引しても解除シリンダ64はロックプレート54
の先端部54−aに妨げられて移動させることはできな
い。
【0040】一方、イグニションキー58によってキー
シリンダ44が表示板48のACC位置に回転されると
カムプレート52のカム部52−aによってロックプレ
ート54の先端部54−aが下位置bに降下する。従っ
て、リターンスプリング66に逆らって解除ノブ62を
持って解除ケーブル40を牽引すると解除シリンダ64
はロックプレート54の先端部54−aに妨げられない
ので解除ケーブル40を牽引することができる。
【0041】次に作用について説明する。
【0042】車両のエンジンが停止し、セレクトレバー
10が駐車位置にあって駐車用段部22−Pに前記ポジ
ションピン16が係合している状態においては、ストッ
パ34がポジション16の進退動作を阻止しており、セ
レクトレバー10の先端のシフトノブ(図示せず)の押
し込み操作を行っても、ポジションピン16は駐車用段
部22−P位置からはずれることはない。
【0043】また、例えばブレーキペダルを踏むととも
に、イグニションキー58を表示板48のACCに回転
させると、ソレノイド30はバッテリから通電され、プ
ランジャ32を吸引するため、このプランジャ32の先
端部に設けたストッパ34は34−aの位置に移動して
ポジションピン16の進退動作阻止を解除している。
【0044】更に、バッテリの充電状態が低下した際に
は、ブレーキペダルを踏むとともにイグニションキー5
8を操作してもソレノイド30がプランジャ32を吸引
できず、ストッパ34が34−a位置に移動しないと、
ポジションピン16の進退動作阻止を解除できない。
【0045】上述のような場合、イグニションキー58
の回転操作によって前述したようにロックプレート54
の先端54−aは下位置bに下降されているので解除ノ
ブ62を引くことができ、解除ノブ62の操作によって
解除ケーブル40を介してストッパ34に結合する解除
プレート36を係合部材38が牽引する。従って、ポジ
ションピン16の進退動作阻止が解除され、セレクトレ
バー10の操作が自由になる。
【0046】また、イグニションキー58を操作しない
で、解除ノブ62を操作しようとしてもストッパ34が
ポジションピン16の進退動作を阻止することにより、
操作ノブを引くことはできず、つまり、セレクトレバー
10の操作を抑制している。
【0047】これにより、バッテリ(図示せず)の充電
が低下してもシフトロック機構4のロック解除操作が可
能であり、しかも、イグニションキー58を所定の回転
位置まで回転しないと解除ノブ62が作動しない。
【0048】従って、イグニションキーの所有者のみが
前記シフトロック機構4をの解除でき、このシフトロッ
ク機構4の信頼性を向上し得て、実用上有利であるとと
もに、従来のロック解除機構(図示せず)よりも部品点
数が少なく、解除ロッド(図示せず)等を使用した構造
よりも運転席周囲のスペースを有効に利用できる等の優
れた効果を得ることができる。
【0049】また、イグニションキーのキーシリンダの
回転によりカムプレートを介して解除ノブのロック及び
解除操作を果たすべく構成したことにより、ソレノイド
30が故障した場合等の非常時にでも、イグニションキ
ー58によってシフトロック機構4を緊急解除すること
ができる。
【0050】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0051】例えば、この発明の実施例においては、解
除ケーブル40によりストッパ34の解除プレート36
部位を係合部材38が牽引することによってポジション
ピン16の進退動作阻止を解除するようにし、解除ケー
ブル40の牽引防止機構は、イグニションキー58の回
転操作によってカムプレート52を介してロックプレー
ト54を回転させることにより解除するような構成とし
たが、図6〜図11に示す如く、解除プレート68を回
転軸70において回転可能の枢支し、解除プレート68
の先端部68−aを第1の実施例で前述したのと同じく
ソレノイド30のプランジャ32先端部に設けたストッ
パ34の段部34−aに接触させて解除部材を形成する
。また、解除プレート68の所定位置72を解除ケーブ
ル40により牽引し、回転させることによって解除プレ
ート68の先端部68−aにより段部34−aを押して
前記ストッパ34を押し込み、第1の実施例で前述した
のと同じくポジションプレート20に設けた段部開口2
2の駐車用段部22−Pに係合するポジションピン16
の進退動作阻止位置から離脱させる。
【0052】また、前記解除ケーブル40を牽引するノ
ブハウジング60内部機構においては、一端をリターン
スプリング66に他端を解除ケーブル40に結合して解
除ノブ62により進退操作される解除シリンダ64を設
け、解除シリンダ64にはイグニションキー58によっ
て回転するキーシリンダ(本図には図示せず)に結合し
て同時に回転するカムプレート52との対応部に切込部
74を設けている。
【0053】従って、イグニションキー(本図には図示
せず)が挿入されないかLOCK位置にあるときは、カ
ムプレート52のカム部52−aが前記解除シリンダ6
4の切込部74に嵌合して解除ノブ62の操作を妨げる
ので解除ケーブルを牽引できず、従ってシフトロック装
置を解除することはできない。
【0054】イグニションキー(本図には図示せず)を
ACC位置に回転させると、カムプレート52のカム部
52−aが前記シリンダ64の切込部74からはずれる
ので解除ノブ62の操作が可能になって解除ケーブル4
0を牽引でき、従ってシフトロック装置を解除すること
ができる。
【0055】上述の説明では、シフトロック装置の本発
明に基づく基本機能のみを例にして説明したが、その他
のシフトロック装置に対しても活用が可能であり、シフ
ト機構及び運転席周辺に対して適切な構造構成を採用す
ることができる。
【0056】例えば、上述した実施例におけるソレノイ
ドの解除構造とノブハウジングの内部構造は相互に組合
せを交換しても良く、その他、駐車シフト位置、後退シ
フト位置、中立シフト位置、走行シフト位置、2速シフ
ト位置及び1速シフト位置のセレクト位置を有するシフ
トシステムにおける駐車用段部において機能されるロッ
ク機構について説明したが、その他のシフトシステムや
ロック条件に対しても良く、また、ソレノイドはブレー
キペダルの操作とイグニションキーのACC位置への操
作時に作動される場合に付いて説明したがその他の操作
条件や操作回路に対しても良く、解除シリンダ、解除プ
レートの構造動作もシフトロック装置の構造に適切に対
応させることができる等、種々の応用改変が可能である
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、ソレノイドのプランジャ先端に設けたロック用スト
ッパに係合してロック用ストッパをロック解除方向に移
動可能に設けた解除部材を設け、解除部材に一端を連絡
するとともに他端をイグニションキーのキーシリンダの
解除ノブに連絡する解除ケーブルを設け、キーシリンダ
の回転に伴って回転するカムプレートを形成し、イグニ
ションキーのキーシリンダの回転によりカムプレートを
介して解除ノブのロック及び解除操作を果たすべく構成
したので、バッテリの充電が低下してもシフトロック装
置のロック解除操作が可能であり、しかも、イグニショ
ンキーを所定の回転位置まで回転しないと解除ノブが作
動しない。従って、イグニションキーの所有者のみがシ
フトロック機構の解除操作を実施することができ、シフ
トロック機構の信頼性を向上し得て、実用上有利である
とともに、従来のロック解除機構よりも部品点数が少な
く、解除ロッド等を使用した構造よりも運転席周囲のス
ペースを有効に利用できる等の優れた効果を得ることが
できる。また、イグニションキーのキーシリンダの回転
によりカムプレートを介して解除ノブのロック及び解除
操作を果たすべく構成したことにより、非常時でもイグ
ニションキーによってシフトロック装置のロック解除操
作を可能にでき、シフトロック装置の緊急解除を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【(a)】この発明の実施例のロック解除操作機構を説
明するシリンダハウジング内部のロック解除防止状態に
おける概略構造図である。
【図1】
【(b)】図1aの状態におけるイグニションキー位置
を示すキー孔部図である。
【図2】ロック解除機能を説明するシフトロック機構の
側面図である。
【図3】ロック解除操作機能を説明するシリンダハウジ
ングと解除ノブハウジング内部の概略構造図である。
【図4】シフトロック解除機構の概略構造図である。
【図5】
【(a)】ロック解除操作機能を説明するシリンダハウ
ジング内部のロック解除可能状態の概略構造図である。
【図5】
【(b)】図5aの状態におけるイグニションキー位置
を示すキー孔部図である。
【図6】シフトロック解除機構都解除ノブハウジング内
部の概略構成図である。
【図7】ロック解除機構の平面図である。
【図8】カム位置を説明する解除シリンダの断面図であ
る。
【図9】シフトロック解除機構と解除ノブハウジング内
部の概略構成図である。
【図10】ロック解除機構の平面図である。
【図11】カム位置を説明する解除シリンダの概略断面
図である。
【図12】従来の技術を示すシフトロック機構の概略側
面図である。
【符号の説明】
2  シフト機構 4  シフトロック機構 10  セレクトレバー 12  レバー軸 16  ポジションピン 18  シフトケーブル 20  ポジションプレート 24  節度機構 28  係合孔部 30  ソレノイド 36  解除プレート 38  係合部材 40  解除ケーブル 42  キーシリンダ 52  カムプレート 54  ロックプレート 58  イグニションキー 60  解除ノブハウジング 62  解除ノブ 64  解除シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  セレクトレバーによるシフトチェンジ
    を抑制し、所定の条件において作動されるソレノイドに
    より解除されるシフトロック装置において、前記ソレノ
    イドのプランジャ先端に設けたロック用ストッパに係合
    してこのロック用ストッパをロック解除方向に移動可能
    に設けた解除部材を設け、この解除部材に一端を連絡す
    るとともに他端をイグニションキーのキーシリンダの解
    除ノブに連絡する解除ケーブルを設け、前記キーシリン
    ダの回転に伴って回転するカムプレートを形成し、前記
    イグニションキーのキーシリンダの回転によりカムプレ
    ートを介して前記解除ノブのロック及び解除操作を果た
    すべく構成したことを特徴とするシフトロック装置。
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