JPH04301974A - ノイズ除去回路 - Google Patents

ノイズ除去回路

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JPH04301974A
JPH04301974A JP3087375A JP8737591A JPH04301974A JP H04301974 A JPH04301974 A JP H04301974A JP 3087375 A JP3087375 A JP 3087375A JP 8737591 A JP8737591 A JP 8737591A JP H04301974 A JPH04301974 A JP H04301974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
level
input video
signal
black
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3087375A
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English (en)
Inventor
Hideaki Murayama
秀明 村山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04301974A publication Critical patent/JPH04301974A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ除去回路に関し
、例えば所謂ガンマ補正機能を有するビデオカメラ等の
ノイズ除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラは、CCDイメージセンサ
(以下CCDという)等の撮像素子と、該撮像素子から
の映像信号に所謂AGC(AutomaticGain
 Control)をかけるAGC回路と、該AGC回
路からの映像信号に各種の信号処理を施す所謂カメラプ
ロセス回路とから構成される。上記カメラプロセス回路
には、所謂輪郭補償(アパチャー歪み補償)、ペデスタ
ルクランプ、ホワイトクリップ、ニー、ガンマ補正、ブ
ラッククリップ等の各種の信号処理回路が設けられてい
る。そして、このビデオカメラは、被写体を撮影して得
られる撮像素子からの映像信号にAGCをかけると共に
、ガンマ補正等の各種の信号処理を施して、出力するよ
うになっている。
【0003】上記ガンマ補正は、例えばモニター受像機
のブラウン管の電気/光変換特性が例えばγ=2.2の
非線形特性を有することから、この非線形特性を補正す
るためのものであるが、受信機側のコストを低減するた
めに、ガンマ補正は送信機側、すなわちビデオカメラに
設けるようになっている。
【0004】撮像素子からのアナログ映像信号にアナロ
グ信号の状態でガンマ補正等の信号処理を行う従来のビ
デオカメラ(以下アナログビデオカメラという)では、
このガンマ補正はダイオードの所謂順方向特性を利用し
て行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、ディ
ジタル信号処理技術が発達し、ガンマ補正等の信号処理
をディジタル信号で行うビデオカメラ(以下ディジタル
ビデオカメラという)が提供されている。このディジタ
ルビデオカメラでは、上記ガンマ補正をディジタル信号
処理で行うため、映像信号の所謂黒レベル近傍、すなわ
ち画像が黒い領域において雑音が目立つというアナログ
ビデオカメラでは考慮する必要がなかった問題が生じて
いる。
【0006】すなわち、ガンマ補正特性は、映像信号の
黒レベル近傍では例えば4〜5倍増幅する特性を有する
が、アナログビデオカメラではダイオードの順方向特性
を利用しているので、映像信号の黒レベル近傍では、そ
の特性は、増幅率が零から徐々に増加するなだらかなも
のとなっている。一方、ディジタルビデオカメラでは、
ディジタル信号処理、すなわち予め用意したガンマ補正
特性を近似する増幅率を用いて四則演算を行うため、予
め用意する増幅率の数には限界があり(一般に種々の増
幅率を記憶するメモリの容量による)、その特性は、映
像信号の黒レベル近傍でも例えば4〜5倍の増幅を有し
、急峻なものとなっている。したがって、ディジタルビ
デオカメラでは、映像信号の黒レベル近傍で、増幅率が
高いために雑音も増幅され、所謂S/N(Signal
 to Noiseratio )が悪化し、画像の黒
い領域で雑音が目立つという問題が生じている。さらに
、この映像信号の黒レベル近傍の雑音は目につきやすく
、見苦しいものである。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、例えばビデオカメラ等において、映像信
号の黒レベル近傍で雑音が目立たないようにすることが
できるノイズ除去回路の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、入力映像信号の高域成分を抽出するフ
ィルタと、上記入力映像信号のレベルを検出するレベル
検出手段と、該レベル検出手段からの入力映像信号のレ
ベルに応じて黒レベル近傍で増幅率が大となるように制
御され、上記フィルタの出力を増幅する増幅手段と、上
記入力映像信号から上記増幅手段の出力を減算して出力
する減算手段とを備えてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係るノイズ除去回路では、入力映像信
号の黒レベル近傍で、入力映像信号から該入力映像信号
の高域成分を除去して出力する。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るノイズ除去回路の一実施
例を図面を参照しながら説明する。この実施例は、本発
明を所謂ビデオカメラに適用したものであり、図1はこ
のビデオカメラの回路構成を示すブロック回路図ある。
【0011】このビデオカメラは、図1に示すように、
CCDイメージセンサ(以下CCDという)1と、該C
CD1からの撮像信号に所謂AGC(Automati
c Gain Control)をかけるAGC回路2
と、該AGC回路2からの映像信号をサンプリングする
S/H回路3と、該S/H回路3からのサンプリングさ
れた映像信号をディジタル信号に変換するアナログ/デ
ィジタル(以下A/Dという)変換器4と、該A/D変
換器4からのディジタル信号に変換された映像信号から
該映像信号の高域成分をレベルに応じて除去するノイズ
除去回路10と、該ノイズ除去回路10からの映像信号
に例えば輪郭補償、ペデスタルクランプ、ホワイトクリ
ップ、ニー、ガンマ補正、ブラッククリップ等の各種の
信号処理を施すカメラプロセス回路5と、該カメラプロ
セス回路5からのディジタルの映像信号をアナログ信号
に変換するディジタル/アナログ(以下D/Aという)
変換器6とから構成されている。
【0012】そして、このビデオカメラは、被写体をC
CD1で撮影して得られる映像信号にAGCをかけると
共に、ディジタル信号に変換した後、ガンマ補正等の各
種の信号処理施し、この信号処理が施された映像信号を
、ディジタル信号のまま端子7を介して出力するように
なっている。また、必要に応じてD/A変換器6でアナ
ログ信号に変換し、端子8を介して出力するようになっ
ている。
【0013】上記ノイズ除去回路10は、映像信号の高
域成分を通過させるハイパスフィルタ(以下HPFとい
う)11と、映像信号のレベルを検出するレベル検出器
12と、上記HPF11の出力を上記レベル検出器12
の検出結果に応じて増幅する乗算器13と、映像信号か
ら上記乗算器13の出力を減算する加算器14と、必要
に応じてノイズ除去効果をなくすために上記乗算器13
と上記加算器14の接続を切り離すスイッチ15とから
構成され、D/A変換器4からの映像信号がHPF11
、レベル検出器12及び加算器14に供給され、加算器
14の出力を上記カメラプロセス回路5に供給するよう
になっている。
【0014】ここで、上記ノイズ除去回路10の動作に
ついて説明する。HPF11は、A/D変換器4からの
映像信号の高域成分を抽出し、この高域成分を乗算器1
3に供給する。
【0015】一方、レベル検出器12は、A/D変換器
4からの映像信号のレベルを検出し、レベルに応じた乗
算係数Kを乗算器13に供給する。具体的には、例えば
図2に示すように、係数Kは、レベルが零のときは1で
あり、レベルが増加するにしたがって次第に減少し、レ
ベルが所謂白レベルの4〜5%となったときに零となる
特性を有するものとする。
【0016】乗算器13は、HPF13の出力、すなわ
ち映像信号の高域成分に係数Kを乗算し、乗算結果をス
イッチ15を介して加算器14に供給する。この結果、
乗算器13は、映像信号の黒レベル近傍では、映像信号
の高域成分、すなわち雑音が多く含まれた成分(以下雑
音成分という)を出力し、映像信号のレベルが白レベル
の4〜5%までは、雑音成分に次第に減少する係数Kを
乗算した信号を出力し、映像信号のレベルが白レベルの
4〜5%以上では零レベルの信号を出力する。
【0017】加算器14は、A/D変換器4からの映像
信号から乗算器13の出力を減算する。したがって、加
算器14の出力は、黒レベル近傍で雑音成分が除去され
た映像信号となると共に、レベルが大きな範囲では、高
域成分が除去されていない、すなわち所謂解像度や鮮鋭
度の劣化がない映像信号となる。
【0018】このようにして、ノイズ除去回路10にお
いて黒レベル近傍で雑音除去された映像信号は、カメラ
プロセス回路5に供給される。カメラプロセス回路5は
、ディジタル信号処理によって、ガンマ補正等の各種の
信号処理をノイズ除去回路10からの映像信号に施す。
【0019】ところで、このガンマ補正は、従来の技術
で述べたように、映像信号の黒ベル近傍において例えば
4〜5倍という大きな増幅率を有し、また、ガンマ補正
をディジタル信号処理によって行うため、増幅率を記憶
するメモリの容量等の制限から黒レベル近傍でなだらか
な特性とすることができないが、ノイズ除去回路10か
らの映像信号は、上述のように黒レベル近傍において雑
音成分が除去されているので、ガンマ補正で大きな増幅
を行っても、S/N(Signal to Noise
 ratio)を悪化させることがない。換言すると、
映像信号に黒レベル近傍で高域成分を除去する信号処理
を施しておくことにより、黒レベル近傍でS/Nを向上
させることができ、画像が黒い領域において雑音が目立
たないガンマ補正を行うことができる。
【0020】なお、このノイズ除去回路10は、利用者
がスイッチ15をオフ状態にすることにより、ノイズ除
去回路10の効果を止めることもできるようになってい
る。
【0021】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えばビデオテープレコーダ等の所謂プ
ロセス回路に本発明を適用できることは言うまでもない
【0022】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
では、入力映像信号の高域成分を抽出し、この高域成分
を、入力映像信号のレベルに応じて入力映像信号から減
算することにより、映像信号の黒レベル近傍で大きな増
幅率を有するガンマ補正をディジタル信号処理により施
したときであっても、黒レベル近傍でS/Nを向上させ
ることができ、画像の黒い領域において雑音を目立たな
いようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカメラの回路構成を示
すブロック回路図である。
【図2】上記ビデオカメラを構成するノイズ除去回路の
ノイズ除去特性を示す図である。
【符号の説明】
11・・・ハイパスフィルタ 12・・・レベル検出器 13・・・乗算器 14・・・加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力映像信号の高域成分を抽出するフ
    ィルタと、上記入力映像信号のレベルを検出するレベル
    検出手段と、該レベル検出手段からの入力映像信号のレ
    ベルに応じて黒レベル近傍で増幅率が大となるように制
    御され、上記フィルタの出力を増幅する増幅手段と、上
    記入力映像信号から上記増幅手段の出力を減算して出力
    する減算手段とを備えてなることを特徴とするノイズ除
    去回路。
JP3087375A 1991-03-28 1991-03-28 ノイズ除去回路 Withdrawn JPH04301974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3087375A JPH04301974A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ノイズ除去回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3087375A JPH04301974A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ノイズ除去回路

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Publication Number Publication Date
JPH04301974A true JPH04301974A (ja) 1992-10-26

Family

ID=13913150

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JP3087375A Withdrawn JPH04301974A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ノイズ除去回路

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JP (1) JPH04301974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1028642C2 (nl) * 2004-05-21 2006-05-09 Samsung Electronics Co Ltd Inrichting voor gammacorrectie en werkwijze in staat om versterking van ruis te voorkomen.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1028642C2 (nl) * 2004-05-21 2006-05-09 Samsung Electronics Co Ltd Inrichting voor gammacorrectie en werkwijze in staat om versterking van ruis te voorkomen.

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Effective date: 19980514