JPH04299774A - 画像データの記憶および検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は画像データの記憶および
検索方式に係り、特に詳細には、イメージスキャナ装置
で読み取られた画像データの記憶および検索に使用され
る。

【０００２】

【従来の技術】従来より、イメージスキャナ装置と呼ば
れる画像データ処理装置が知られている。図５は、かか
るイメージスキャナの構成図である。図示の通り、イメ
ージスキャナは本体１１と、この上面に設けられた透光
板２１を有する上板２２と、この上板２２にヒンジ結合
（図示せず）されて開閉自在に構成された蓋体２３を有
し、この透光板２１と蓋体２３の間に読み取るべき原稿
３がセットされる。本体１１の外ケースの上側部分には
スリット（図４の紙面に直交する方向のスリット）状の
開口が設けられ、ここに集光レンズアレイ１２が配設さ
れ、これを挾むようにランプ１３が設けられている。こ
のため、ランプ１３からの光によって照明された原稿３
からの反射光は、集光レンズアレイ１２に受容され、反
射ミラーＭ１、リレーレンズＬおよび反射ミラーＭ２を
介して、光検出器であるＣＣＤ１４に導かれるようにな
っている。

【０００３】上記のイメージスキャナにおいて、原稿３
の画像は上板２２および蓋体２３を、図４の矢印および
点線で示すように移動させることで取り込まれ、イメー
ジスキャニングによる撮像データとしてＣＣＤ１４から
出力される。

【０００４】上記のようにして得られた原稿３の撮像デ
ータ、すなわちＣＣＤ１４の出力信号は、所定の処理が
されて、フロッピディスクなどの外部記憶媒体に記憶さ
れる。そして、一定の期間、保存された後に検索される
ことになっている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、取り込んだ画
像データの種類や量が多くなると、後に検索するのが容
易でない。また、取り込まれた画像データに対しては、
２値化やガンマ補正などの処理がされて記録、保存され
ることが多いが、後に検索したときに、どのような処理
がされたものであるかの識別も困難である。

【０００６】そこで本発明は、外部記憶媒体に記録、保
存されている画像データの検索を容易に実行でき、かつ
既に実施されている処理内容も容易に識別することので
きる外部記憶媒体の記憶および検索方式を提供すること
を目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、イメージスキ
ャナで読み取られた画像データを外部記憶媒体に記憶し
、所望のデータを検索する画像データの記憶および検索
方式において、外部記憶媒体におけるデータのフォーマ
ットを、画像データに対応する画像データ部と、当該画
像データの種別、属性等を示すステータスデータ部で構
成し、ステータスデータ部の情報にもとづき画像データ
を外部記憶媒体から検索することを特徴とする。

【０００８】

【作用】本発明によれば、画像データとリンクさせてス
テータスデータが記憶されているので、ステータスデー
タを手掛りとして画像データの検索をなし得る。また、
画像データにリンクされたステータスデータも読み出し
得る。

【０００９】

【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。

【００１０】図１は本発明の実施例に係る記憶および検
索方式を適用し得るシステムの、概念的な全体構成を示
す図である。同図に示す通り、このシステムは、イメー
ジスキャナ装置と、これに接続されたパーソナルコンピ
ュータ４１と、これに接続された外部記憶装置としての
フロッピディスク装置５１およびＣＲＴディスプレイ装
置６より構成される。そして、イメージスキャナ装置は
制御部７２および演算部７３を含むＣＰＵ７１と、これ
に接続されたモニタ１５と、駆動ドライバ１６と、駆動
ドライバ１６の出力により駆動されて上板２２および蓋
体２３をスライド移動させる駆動機構１７を有している
。なお、パーソナルコンピュータ４１は入力装置として
のキーボード４２やマウス（図示せず）と、ＬＣＤなど
のディスプレイ４３を有し、フロッピディスク装置５１
は外部記憶媒体としてのフロッピディスク５２がローデ
ィング可能に構成されている。

【００１１】次に、上記のシステムによる画像データの
取り込みを説明する。ＣＣＤ１４の出力すなわち画像デ
ータはＣＰＵ７１に与えられ、イメージスキャナ装置に
おける条件の設定、あるいはキーボード４２からの処理
の設定に従い、所定の処理がされ、これによって記憶さ
れるべきデータが形成される。図２はこの場合のデータ
のフォーマットを示し、画像データ部とステータスデー
タ部から成っている。ステータスデータ部には、図２に
示すように、画像データの名称、取り込み（処理）日付
、カラーあるいはモノクロの区別、２値化処理あるいは
濃淡処理がされているか否かの区別、画像のサイズや拡
大率、ガンマ補正の有無、解像度（高精度またはノーマ
ル）などが含まれている。そして、このように画像デー
タ部とこれに対応するステータスデータ部がリンクされ
て、フロッピディスク装置５１にローディングされたフ
ロッピディスク５２に記憶される。

【００１２】図３はこの取り込みおよび記憶処理を示す
フローチャートである。まず、ステータスデータテーブ
ルがキーボード４２の操作などによりパーソナルコンピ
ュータ４１において作成され（ステップ３０１）、フロ
ッピディスク装置５１に送られてフロッピディスク５２
に書き込まれる（ステップ３０２）。次に画像データが
フロッピディスク装置５１に送られ、上記のステータス
データとリンクされてフロッピディスク５２においては
図２に示すフォーマットで情報として記憶される。

【００１３】上記のように記憶されたデータは、フロッ
ピディスク５２により保存され、後の検索に供される。 検索にあたっては、まず記憶済みのフロッピディスク５
２がフロッピディスク装置５１にローディングされ、図
４のようにステータスデータテーブルがフロッピディス
ク５２からパーソナルコンピュータ４１に読み出される
（ステップ４０１）。このステータスデータテーブルは
パーソナルコンピュータ４１のディスプレイ４３あるい
はＣＲＴディスプレイ装置６で表示され（ステップ４０
２）、これにもとづいてオペレータは所望の画像データ
をキーボード４２で選択する（ステップ４０３）。オペ
レータはステータスデータテーブルを見ながら選択する
ので、容易かつ迅速なオペレーティングが可能になる。 次に、キーボード４２を操作して、所望のパラメータを
画像処理ルーチンにセットする（ステップ４０４）。セ
ットされるパラメータとしては、画像のエッジの強調や
コントラストの強調などがある。パラメータがセットさ
れたら、フロッピディスク５２からパーソナルコンピュ
ータ４１に画像データが読み出され（ステップ４０５）
、パラメータに従った画像処理がされ（ステップ４０６
）、結果はＣＲＴディスプレイ装置６に表示出力される
（ステップ４０７）。この場合、結果出力は図示しない
プリンタによって行なってもよい。なお、図５に示す取
り込みおよび記憶処理に際して行った画像データのガン
マ補正などを、検索後の処理として行なってもよく、こ
のときにステータスデータ部を更新してもよい。

【００１４】

【発明の効果】以上、詳細に説明した通り本発明では、
画像データとリンクさせてステータスデータが記憶され
ているので、ステータスデータを手掛りとして画像デー
タの検索をなし得る。また、画像データにリンクされた
ステータスデータも読み出し得る。このため、外部記憶
媒体に記録、保存されている画像データの検索を容易に
実行でき、かつ既に実施されている処理内容も容易に識
別することのできる外部記憶媒体の記憶および検索方式
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例の方式が適用可能なシステムの構成図で
ある。

【図２】データのフォーマットを示す図である。

【図３】画像データの取り込み、記憶を示すフローチャ
ートである。

【図４】画像データの検索および、読出しを示すフロー
チャートである。

【図５】イメージスキャナ装置の構成図である。

【符号の説明】

１１…イメージスキャナ、 ２１…上板、 ２３…蓋体、 ３…原稿、 ４１…パーソナルコンピュータ、 ５１…フロッピディスク装置、 ６…ＣＲＴディスプレイ装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　イメージスキャナで読み取られた画像
   データを外部記憶媒体に記憶し、所望のデータを検索す
   る画像データの記憶および検索方式において、前記外部
   記憶媒体におけるデータのフォーマットを、前記画像デ
   ータに対応する画像データ部と、当該画像データの種別
   、属性等を示すステータスデータ部で構成し、前記ステ
   ータスデータ部の情報にもとづき前記画像データを前記
   外部記憶媒体から検索することを特徴とする画像データ
   の記憶および検索方式。