JPH04295995A - 位置通報システム - Google Patents
位置通報システムInfo
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に搭載される電話端末機及びナビゲーションシステム等
の自己位置検出手段を利用して位置通報を行なうことが
できるシステムに関するものである。
る警察や病院(救急車)への連絡は、搭乗者や発生現場
付近にいた人が公衆電話を利用して行なうことが多い。 また、自動車電話を搭載している場合は、搭乗者が無事
であればこれを利用して通報することができる。
辺に公衆電話がない場合は当然円滑な通報ができず、ま
た、例え近辺に公衆電話があり、または自動車電話が搭
載されていても、通報者が事故発生地点を正確に説明す
ることは非常に困難である。すなわち運転者等の搭乗者
にとってみれば、通い慣れた道でないかぎりはその地点
の街道名どころか市町村名すら確認できない場合が多く
、また搭乗者の通い慣れた道であったり通報者が事故現
場近辺の住民であったような場合でも事故発生地点を例
えば何丁目何番地付近と正確に表現できることは少ない
。
通報されないことは救急活動、事故処理活動等を遅らせ
ることにつながり大きな問題点となっている。もちろん
このような事故発生時に限らず、位置を正確に連絡でき
ないことによって不都合が発生することは多い。
点に鑑みて、移動体に、現在地点を例えば座標情報とし
て出力することができるナビゲーションシステム等の自
己位置検出手段と、この自己位置検出手段から位置情報
が供給されるようになされた電話端末機を搭載し、電話
端末機が所定の受信設備に対して発信動作を行なって自
己位置検出手段から供給された位置情報を送信すること
ができるように構成するとともに、この送信を受ける受
信設備には位置情報に基づいて地図上の位置を検出する
地図情報検索手段を設けるようにした位置通報システム
を構築するものである。
ンシステムは通常数m〜数10mの誤差範囲内でその自
動車の現在位置を座標データで示すことができる。従っ
て、このナビゲーションシステムと電話端末機をリンク
させ、事故発生時等にはナビゲーションシステムによる
位置情報を受信設備に送信することにより受信設備では
事故発生現場を正確に把握することが可能となる。
報システムの一実施例を説明する。本実施例においては
一般の自動車に搭載される緊急通報システムとこれを受
ける警察署等の所定施設(指令センター)における受信
設備としての緊急通報受信システムからなる本発明の位
置通報システムに加え、指令センター等から救急車やパ
トロールカー等の緊急車両に対して指令を行なう指令送
信システム及び緊急車両に搭載される指令受信システム
が構成されている。
テム1を示すものであり、10は自動車電話端末機、2
0は自律型のナビゲーションシステム、30は事故発生
センサ部である。
線基地局に対して発呼信号の送信や呼出信号の着信処理
及び通話音声の送受信を行なう送受信部、12は送受信
信号の信号処理部、13はマイクロフォン及びスピーカ
からなる送受話器、14は送受話器13に対するインタ
ーフェース部である。また15は液晶ディスプレイ及び
キーパッドからなる通話操作/表示部であり、使用者が
行なったキーパッド操作は通話操作/表示部15からC
PU16に供給され、またCPU16から通話操作/表
示部15に対してはキーパッド操作等に伴って所定の液
晶表示制御信号が供給されている。
を制御するものであり、通常は、通話操作/表示部15
におけるキーパッド操作(通話操作)に伴って送受信部
11を動作させ現在位置が含まれるエリアを担当する無
線基地局を介して電話回線を接続させるとともに送受話
器13への受信音声の出力及び送受話器13からの送信
音声の出力のための信号処理動作の制御、即ち通話動作
制御を行なうものである。また、着信時には送受話器1
3からの着信音出力動作を制御し、使用者の応答に伴っ
て同様の通話動作制御を行なう。
0からのデータ入力のためのインターフェース部である
。また、18はDTMF(Dual ToneMult
ifrequency)エンコーダであり、インターフ
ェース部17を介してCPU16に入力された座標デー
タ(所定桁のx,y数値データ)をアナログ自動車電話
システムにおいて送信するためDTMF信号に変換する
。即ち数値を2種類の周波数の音声信号の組み合わせデ
ータに変換する。このDTMFエンコーダ18の出力は
加算器18aを介して信号処理部12に供給され、送受
信部11から通常の通話音声と同様に無線基地局に対し
て出力される。なお、デジタル自動車電話システムが実
現されている場合は座標データのx,y数値(バイナリ
データ)は直接送信できるためDTMFエンコーダ18
は必要ない。
ッセージの音声信号を記憶したROM又はRAMで構成
される緊急メッセージ出力部であり、緊急通報の際に所
定のメッセージ音声を自動的に送信できるようにCPU
16によって制御されるものである。なお、デジタル携
帯電話システムが実現されている場合は座標データのx
,y数値(バイナリデータ)は直接送信できるためDT
MFエンコーダ18は必要ない。
、21はCPU、22は当該自動車の速度を検出する車
速センサ、23は自動車の進行方向を検出する方位セン
サ、24はキーパッド及びキパッド操作にかかる表示を
行なう小型の表示装置からなる操作/表示部、25は地
図情報を有するCD−ROM、26は地図情報の表示を
行なうことのできる表示装置である。
サ23からの速度情報及び方向情報を一定時間毎に入力
し演算処理を行なっていることにより現在位置を把握す
ることができ、現在位置情報は表示装置26における表
示画面上において搭乗者に表示することができる。すな
わち、CPU21では速度情報及び方向情報に基づいて
現在位置を示す座標値を算出し、この座標値と一致する
地点周辺を示す地図情報をCD−ROM25を検索して
読み出し、当該地図及び地図内の現在位置を画面表示さ
せるものである。また、使用者が操作/表示部24から
所望の位置データを入力した場合には、その位置データ
によって検索される地図を表示装置26に表示させる。
在位置を示す座標データを一定時間毎にインターフェー
ス部17を介して自動車電話端末機10のCPU16に
送出し、CPU16内のRAMに保持させるようにして
いる。なお、CPU16内に保持された座標データはC
PU21からの送出に伴って更新されていくものである
。ところで、この座標データの送出は必ずしも常に一定
時間毎である必要はなく、例えば停車中はCPU16内
の座標データの更新は必要ないためCPU21からの座
標データの送出は停止するようにしてもよい。また、事
故発生時のみに送出するようにしてもよい。ただし、事
故発生時にはナビゲーションシステム20が正常動作可
能状態である保証はなく、CPU16が事故発生時に現
在位置の正確な情報を得られなくなるおそれがあるので
、実際上は一定時間毎に座標データを送出し、CPU1
6内において更新されていくようにすることが好ましい
。
載されている安全装置(例えばエアバッグ)の起動と連
動して事故検出信号を発生するように形成されており、
即ち所定レベル以上の衝撃が加わると事故発生と判別す
るものである。この事故発生センサ部30からの事故検
出信号はCPU21に入力され、するとCPU21では
、所定時間ごとにCPU16に対して送出される座標デ
ータに事故発生検出コード信号を付加して出力し、CP
U16に事故発生を連絡する。ここで、事故発生センサ
部30から出力される事故検出信号としては安全装置の
動作状態の程度、または衝撃の程度を示すことができる
ように所定レンジの検出レベルを有する信号とされてい
る。そして座標データに付加されるコードは検出レベル
に応じた数値とされる。
に付加してCPU16に供給する必要はなく、独立の信
号線を用意してもよい。また、事故発生センサ部30か
ら直接インターフェース部17を介してCPU16に入
力できるようにしてもよい。
システム1の動作について図2のフローチャートで説明
する。このフローチャートに示される動作制御は自動車
電話端末機10のCPU16において実行されるもので
ある。
ンシステム20のCPU21から所定時間毎に現在位置
を示す座標データが供給されて、保持している座標デー
タの更新を行なっているが、座標データを取得し更新を
行なった際には(F101)、その新たに供給された座
標データに事故発生検出コードが付加されていないかを
確認する(F102)。そして付加されていなければ通
常動作を継続し、即ち所定時間後にまた新たな座標コー
ドを受け付け、更新を行なう (F103→F101)
。しかし、事故発生検出コードが付加されていた場合
、即ち事故発生センサ部30が事故発生と認識して事故
検出信号を出力していた場合には、まずその事故発生検
出コード数値から事故(衝撃)の程度を判断する(F1
04)。
た場合は、緊急通報を要する重大事故発生とは認識せず
、例えば急停車又は軽い接触事故によるものと判断して
特別に動作制御は行なわない。しかし、所定レベル以上
であった場合は以後緊急通報動作を行なうことになる。
所定の緊急番号を送受信部11に供給して発呼させ、回
線を接続する(F106)。CPU16においては緊急
送信データとして例えば図3に示すように、以降送信す
る内容が座標データであることを示す座標IDコード9
1、座標データのx値を示すx座標コード92、座標デ
ータのy値を示すy座標コード93としてデータフォー
マットが形成されており、回線の接続が確認されたら(
F107)、DTMFエンコーダ18を介してまず座標
データIDコードを送信し(F108)、続いてx座標
コード、y座標コードを送信する(F109)。そして
さらに、緊急メッセージ出力部19に記憶されているメ
ッセージ音声データ、(例えば『事故発生』等の音声デ
ータ)を読み出して、これを発信させる(F110)。 なお、この音声データは複数用意しておき、事故の程度
、即ちステップF105で判別されたレベルに基づいて
変化させるようにしてもよい。また、メッセージ内容は
状況により手動で各種選択できるようにしてもよい。
データ受信を完了したことを示すデータの受信を待機し
、これが得られたら緊急通報動作を終了する(F111
)。 なお、このような待機時において搭乗者が通話を行なっ
た場合は、その通話処理(通話音声の送受信)は通常ど
おり実行されることはいうまでもない。以上の動作によ
り、事故が発生した際には、自動車電話端末機10から
自動的に座標コードによる正確な現在位置情報及び緊急
メッセージが通報されることになる。
緊急通報システム1による緊急通報を受けるために警察
署、救急病院その他の施設において図4のような通報対
応システム2が構成される。
報システム1からの緊急通報に基づいて事故発生位置を
確認する緊急通報受信部50と、この緊急通報に対応し
て所定の指令等を緊急車両とやり取りする緊急指令通信
部60から構成される。なお、40は自動車電話システ
ムにおける各自動車電話端末機と交信するための無線基
地局であり、手動又は自動の交換手段41を介して一般
電話網42に接続されており、一般電話網42を介して
前記緊急通報システム1を有する自動車電話端末機10
と通報対応システム2の緊急通報受信部50の回線が接
続されることになる。なお、場合によっては一般電話網
42を介さないで基地局40から直接緊急通報受信部5
0に接続されることも可能である。
電話網に対するインターフェース部、52はマイクロフ
ォン及びスピーカからなる送受話器、53は送受話器5
2に対するインターフェース部である。また54は液晶
ディスプレイ又はCRTによる表示装置、55はキーボ
ード等からなる操作部であり緊急通報受信部50のオペ
レータの操作手段に供される。56は緊急通報受信部5
0の各種動作を制御するCPUである。また、57は座
標データに対応する地図情報が記録されたCD−ROM
、58は緊急指令通信部60に対するデジタルインター
フェース部である。さらに59はDTMFデコーダであ
り、DTMF信号で送信されてきたx座標コード及びy
座標コードをデコードし、座標数値データとしてCPU
56に供給するものである。
標データが供給された場合は、その座標データに基づい
てCD−ROM57を検索し、当該座標データで示され
た地点近辺の地図情報を読み出すことができる。そして
読み出された地図情報は表示装置54に表示させる。
受話器52からの通話による音声信号のインターフェー
ス部、62は前記デジタルインターフェース部58に対
応するデジタルインターフェース部であり、CPU56
と信号処理部63の間のデータ通信を行なう。また64
は救急車やパトロールカー等の緊急車両に対して無線に
よる送信及び受信を行なうための送受信部である。65
は例えば交通管制センターから送られてくる渋滞情報等
の交通情報を信号処理部63に供給するインターフェー
ス部であり、供給された交通情報は信号処理部63から
送受信部64に送られて送信され、またデジタルインタ
ーフェース部62,58を介してCPU56に送られて
、例えば表示装置54において表示可能とされる。
時間毎に現在位置情報(座標データ)が車両IDととも
に送信されており、この緊急車両からの現在位置情報及
び車両IDが受信されると信号処理部63からデジタル
インターフェース部62,58を介してCPU56に送
られ、CPU56内のRAMに記憶される。なお、同一
の車両IDが付加された現在位置情報が入力された段階
でその緊急車両にかかる現在位置情報は更新されていく
。
る緊急通報受信時の動作について図5のフローチャート
で説明する。前記緊急通報システム1により緊急通報が
なされた際には(F201)、その送信データをDTM
Fデコーダ59においてデコードし、送信データ内に座
標IDコード91が存在するか否か、即ち後続してx座
標コード92及びY座標コード93が送信されてくるか
どうかを確認する(F203)。座標IDコード91が
確認されない場合は音声情報(通話音声)が送信された
ものであると判断し、オペレータが送受話器52で応答
することになる (F203→F205) 。
たら続いて送信されてくるx座標コード92及びY座標
コード93をデコードして座標値をCPU56に取り込
み(F204)、その後、オペレータが送受話器52で
対応する(F205)。音声による通信にも対応するこ
とにより、オペレータが自動車電話端末機10の緊急メ
ッセージ出力部19から読み出されて出力された緊急メ
ッセージ音声を聞き取り、また可能であれば事故当事者
との通話を行なうことができる。
CPU56はこれに基づいて自動的にCD−ROM57
を検索し、事故発生現場付近の地図情報を読み出して表
示装置54に表示する(F206)。ただし座標データ
が受信されなかった場合はオペレータが通話により事故
当事者等から得た情報から、検索動作のためのデータを
操作部55から入力して検索を実行させ、必要な地図表
示を得るものである(F206)。
検索を行なうためには、前記緊急通報システム1のナビ
ゲーションシステム20とこの緊急通報受信部50のC
D−ROM59において同一フォーマットの座標系が採
用されていなければならないが、ナビゲーションシステ
ム20にフォーマットの異なる座標系が採用されること
が生じた場合を考慮して、CPU56に座標変換テーブ
ルを設けることが考えられる。この場合、例えば緊急通
報システム1のナビゲーションシステム20において採
用されている座標系のIDを自動車電話端末機10から
送信される座標IDコード内に含ませるようにし、これ
を受信したCPU56では検出された座標系のIDに基
づいて、受信された座標データをCD−ROM59で採
用されている座標系に対応した座標データに変換するよ
うにすればよい。
の現在位置情報(座標データ)が所定時間毎に送られて
いるため、各緊急車両の位置を把握しているものである
。このため、事故現場付近の地図を表示したら、その地
区に現在存在する緊急車両があればこれを地図表示に重
ねて表示する(F207)。
いたオペレータの指示又はCPU56の判断によって緊
急活動を行なうべき最適な緊急車両が選定され、緊急指
令通信部60からその緊急車両に対して通信回線を接続
する(F208)。そしてオペレータが送受話器52か
ら行なう通話による指令音声、及びCPU56からの事
故発生地点の座標データが信号処理部63に供給されて
送受信部64から送信され、また当該緊急車両からのオ
ペレータへの連絡が送受信部64に受信されて送受話器
52に送られる。そしてさらにインターフェース部65
を介して信号処理部63に入力された渋滞情報や道路工
事情報などの交通情報やさらに必要であればオペレータ
の操作等によって病院等の施設の位置を示す座標データ
(以下、事故発生現場の座標データ以外の送信データを
付加データという)も回線が接続されている緊急車両に
対して送信される(F209,F210) 。
付加データは例えば図6のように構成されている。すな
わち、まず事故発生地点の座標データを送信することを
示す事故地点座標IDコード94が設けられ、続いて事
故発生地点を示す座標データとしてx座標コード95、
y座標コード96が送信される。さらに、その後に送信
される付加情報の総データ量(バイト数)を示す付加情
報量コード97が設けられ、それに続いてデータ属性コ
ード98a、データブロックサイズ98b、データ内容
98cからなる付加データ98が所定単位送信されるも
のである。なお、データ属性コード98aとしては、当
該付加データ98の各データ内容98aが交通渋滞情報
か、臨時規制情報か、或は病院等の施設位置情報か等の
区別を受信側で判別するためにあらかじめIDとして設
定されているものである。以上の動作を行なうことによ
り通報対応システム2は受信された座標データに基づい
て迅速でしかも適切な緊急活動指令を発することができ
る。
受け、緊急活動を行なう救急車やパトロールカー等の緊
急車両に搭載される指令受信システム3は図7に示され
る。指令受信システム3において70は無線送受信部、
80は自律型のナビゲーションシステムである。
システム2との通話音声や各種データの送受信を行なう
送受信部、72は送受信信号の信号処理部、73はマイ
クロフォン及びスピーカからなる送受話器、74は送受
話器73に対するインターフェース部である。また75
は液晶ディスプレイ及びキーパッドからなる無線通話操
作/表示部であり、緊急車両搭乗者が行なったキーパッ
ド操作は通話操作/表示部75からCPU76に供給さ
れ、またCPU76から通話操作/表示部75に対して
はキーパッド操作等に伴って所定の液晶表示制御信号が
供給されている。
作を制御しており、後述するように所定時間毎に現在位
置情報を通報対応システム2に対して送信するための動
作、搭乗者と通報対応システム2のオペレータとの通話
動作、通報対応システム2からの送信データの処理動作
を行なう。77はCPU76とナビゲーションシステム
80のCPU81とのデータ交換のためのインターフェ
ース部である。
1はCPU、82は当該緊急車両の速度を検出する車速
センサ、83は緊急車両の進行方向を検出する方位セン
サ、84はキーパッド及びキーパッド操作にかかる表示
を行なう小型表示装置からなる操作/表示部、85は地
図情報を有するCD−ROM、86は地図情報の表示を
行なうことのできる表示装置である。CD−ROM85
には緊急通報受信部50のCD−ROM57と同じフォ
ーマットの座標系が採用されている。
サからの速度情報及び方向情報を一定時間毎に入力し演
算処理を行なって現在位置を座標値で把握しており、こ
の座標値と一致する地点周辺を示す地図情報をCD−R
OM85を検索して読み出し、当該地図及び地図内の現
在位置を画面表示させることができる。また、搭乗者が
操作/表示部84から入力した所望の位置データ又はC
PU76から供給された位置データに基づいて検索を行
ない、該当地図情報を表示装置86に表示させることも
行なう。
す座標データを一定時間毎にインターフェース部77を
介して無線送受信部70のCPU76に送出し、CPU
76内のRAMに書き換え保持させるように動作するも
のである。そしてCPU76では所定時間毎にナビゲー
ションシステム80から与えられた現在位置情報(座標
データ)を通報対応システム2に送信する制御を行ない
、これによって前述したように緊急通報受信部50のC
PU56は緊急車両の現在位置を常に把握できることに
なる。
作について図8のフローチャートを参照して説明する。 通報対応システム2からの緊急指令の無線回線が接続さ
れると(F301)、まず、送信されてくる事故発生現
場を示す座標データを受信し(F302)、次いで渋滞
情報や現場近辺の施設位置情報などの付加情報を受信す
る(F303)。さらに搭乗者と通報対応システム2の
オペレータとの音声による無線通話回線も接続される(
F304)。送受信部71で受信されるこれらのデータ
及び音声は信号処理部72で区別され、通話音声信号は
インターフェース部74を介して送受話器73へ、また
各種データ信号はCPU76へ供給される。
データ及び付加データをインターフェース部77を介し
てナビゲーションシステム80のCPU81に供給する
。するとCPU81は事故発生現場の座標データに基づ
いてCD−ROM85を検索し、事故発生現場付近の地
図を表示装置86に表示する(F305)。そして、現
在位置の座標データと事故発生現場の座標データから、
事故現場までの最適経路を算出し(F306)、これを
表示装置86に表示した地図上にあわせて表示する(F
307)。
いて渋滞情報、交通規制情報、工事情報や、現場付近の
救急病院の位置情報等の付加データが供給されていた場
合は、これらのデータについて所定の演算処理を行なっ
て、最短距離と道路事情等を合わせて考慮した事故発生
現場までの最適経路、及び事故発生現場から所定施設ま
での最適経路を算出するものである。なお、救急病院の
位置情報等固定の情報については、CD−ROM85に
記憶させておいてもよい。指令受信システム3がこのよ
うな動作を行なうことにより緊急車両はいちはやく現場
に到着することができ、救急活動等が迅速に行なわれる
ことになる。
テム2、指令受信システム3から構成される本実施例に
よれば、事故当事者が通報不可能な状態であっても事故
現場位置及び事故状況は座標データ及び緊急メッセージ
によって警察署等の所定施設に通報され、通報が遅れる
ことはないとともに通報内容は非常に正確なものとなる
。また警察署等における通報対応システム2では事故現
場付近の地図及びパトロールカー等の位置を把握できる
ため的確な指令を発することができる。なお、もちろん
指令に際しては緊急指令通信部60によるものとともに
通常の無線或は有線連絡も可能であることはいうまでも
ない。
けた緊急車両では指令受信システム3によって事故発生
現場の地図が表示され、さらに最適経路も算出され表示
されるので、現場に急行することが容易となり、事故発
生から現場における緊急活動開始までの時間は非常に短
縮され、人命救助や派生事故防止等について優れた効果
を奏するものである。
いては事故発生センサ30による事故検出信号に基づい
て緊急通報動作が実行されるようにしたが、事故発生セ
ンサを搭載していない車両については緊急通報ボタン等
を用意し、事故発生時に搭乗者がこの緊急通報ボタンを
操作すると自動的に座標データによる位置情報が送信さ
れるようにしてもよい。また、緊急通報受信部50を緊
急車両に搭載して、直接事故情報が付近の緊急車両に通
報されるようにしてもよい。
られる座標データは、緊急時のみではなく通常の通話時
においてその通話の相手方に対して供給できるようにす
ることもできる。つまり本発明は必ずしも緊急通報用の
システムとして採用されなければならないものではなく
、携帯電話からナビゲーションシステムによる位置情報
を送信する位置通報システムとして各種利用態様が考え
られる。
自律型のナビゲーションシステム20が搭載されたもの
としたが、例えばGPS(Global Positi
oning System:広域測位システム)受信機
として知られている、人工衛星を利用した現在位置検出
装置を利用してもよい。特に自走位置を表示するナビゲ
ーション機能が必要がない場合は、小型のGPS受信機
と自動車電話端末をリンクさせたシステムは好適である
。
ステムは、ナビゲーションシステム等の自己位置検出手
段と電話端末機をリンクさせ、自己位置検出手段からの
位置情報を送信できるように構成されているため、事故
が発生した場合などにその位置を非常に正確に、しかも
迅速に通報することができるという効果があり、特に緊
急通報システムとして好適である。
ステムに利用した実施例における緊急通報システムのブ
ロック図である。
フローチャートである。
ータの説明図である。
る。
フローチャートである。
ータの説明図である。
る。
フローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 移動体に、現在地点を位置情報として
出力することができる自己位置検出手段と、この自己位
置検出手段から前記位置情報が供給されるようになされ
た電話端末機とを搭載し、前記電話端末機が所定の受信
設備に対して発信動作を行なって前記自己位置検出手段
から供給された位置情報を送信することができるように
構成されているとともに、前記受信設備には前記位置情
報に基づいて地図情報を得る地図情報検索手段が設けら
れていることを特徴とする位置通報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03082840A JP3079620B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 位置通報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03082840A JP3079620B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 位置通報システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04295995A true JPH04295995A (ja) | 1992-10-20 |
JP3079620B2 JP3079620B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=13785594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03082840A Expired - Lifetime JP3079620B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 位置通報システム |
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JP (1) | JP3079620B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1991
- 1991-03-25 JP JP03082840A patent/JP3079620B2/ja not_active Expired - Lifetime
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