JP2004159276A - 通信装置 - Google Patents

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Kenichi Moriguchi
健一 森口
Takeshi Hatakeyama
武士 畠山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】トンネルや山間部などの通信状況の悪い場所を経由して移動されるような状況におけるユーザの煩わしさを軽減した通信装置を提供する。
【解決手段】自らの位置を検出する位置検出部207と、各位置の無線通信状況を示す内容の通信状況データ202aを保存する通信状況保存部202と、位置検出部207により検出された位置に基づき、通信装置200の所定時間後の位置を推定し、前記位置における無線通信状況を前記通信状況データ202aを参照して予測する予測部204と、前記予測部204の予測結果に基づき、無線通信状況の悪化にともなう通信の切断に対する対策処理を行う予測処理部205とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信媒体を介して通信を行う通信装置に関し、特に、自動車などの移動体に搭載されたり、ユーザに携帯されたりすることで、移動される通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線通信媒体を介して通信を行う自動車電話や携帯電話、携帯電話を手に持たずにユーザに通話を可能ならしめるハンズフリー装置などの通信装置が普及している。
【0003】
このような通信装置は、自動車に搭載されていれば自動車とともに、ユーザに携帯されていればユーザとともに移動するため、その自動車やユーザが無線通信媒体である電波の届き難い場所、つまり通信状況の悪い場所に移動したときには、他の電話機などの装置との間での通信が不可能になり、突然に通話が途絶えたりすることがある。例えば、トンネルや山間部などでは通信状況が悪く、このような場所を自動車が走行するときには、その自動車に搭載された通信装置は通信不能となる。
【0004】
そこで、通信状況の悪い場所に近づいたときには、そのことを報知する通信装置が従来より提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図12は、上述の特許文献1の通信装置(自動車電話装置)の構成を示す構成図である。
【0005】
この図12に示すように、特許文献1の通信装置は、自動車に搭載されるものであって、自動車の進行方向を検出する地磁気センサ901と、自動車の走行速度を検出する速度センサ902と、地図を記憶している地図データ記憶部903と、電波電界強度の分布地図を記憶する分布データ記憶部904と、自動車の現在位置等を検出するロケーション部905と、電話機906と、文字や図形を表示する表示部907と、スピーカ908と、警告灯909と、電話機906や表示部907などを制御するメインコントローラ910とを備えている。
【0006】
このような通信装置では、地磁気センサ901及び速度センサ902の検出結果に基づいてロケーション部905が地図データ記憶部903に記憶されている地図上における自動車の現在位置を特定するとともに、分布データ記憶部904に記憶されている電波電界強度の分布地図を参照して、電話機906による通話が可能な時間や距離を予測する。そして、メインコントローラ910がその予測結果から表示部907やスピーカ908、警告灯909を制御して、通信状況の悪い場所に近づき通話が途絶えることを事前にユーザに報知する。
【0007】
さらに、特許文献1の通信装置と同様、自動車に搭載され、通信状況の悪い場所に近づき通話が途絶えることを事前にユーザに警告するものであって、自動車の現在位置をGPS機能により特定し、通信可能な時間や距離をユーザや通話相手に通知する通信装置も提供されている(例えば、特許文献2参照)。
【0008】
また、突然に通話が途絶えてしまうのを防止するために、通信状況の悪い場所に近づいたときにはユーザによる発信操作を保留する通信装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0009】
この特許文献3の通信装置(ハンズフリー装置)は、自動車に搭載されるものであって、ユーザによる発信操作があったときには、現在位置から所定時間後にその自動車が通信状況の悪い場所に到達するか否かを予測し、その場所に到達すると予測されるときにはその発信を保留する。そして通信状況が良好な場所に到達した時点で上述のように保留されていた発信を実行する。これにより、突然の通信の切断が防止される。
【0010】
【特許文献1】
特開平4−286430号公報(全文)
【0011】
【特許文献2】
特開平10−93497号公報(全文)
【0012】
【特許文献3】
特開平10−313484号公報(全文)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の通信装置では、通信状況の悪い場所に近づき通話が途絶えることを事前に報知するものの、通信を正常に終了するためにはユーザの操作が必要であり、ユーザに対して煩わしさを感じさせてしまうという問題がある。
【0014】
また、特許文献3の通信装置では、発信して電話回線に接続された後、しばらくしてその通信装置が通信状況の悪い場所に進入したときには、突然に回線が切断されて通話が途絶えてしまうことがある。そして、上述の特許文献1及び特許文献2の通信装置と同様、特許文献3の通信装置では、通信状況が悪くなることに対して通信を正常に終了するためには、ユーザの操作が必要であり、ユーザに対して煩わしさを感じさせてしまうという問題がある。
【0015】
さらに、上述のような特許文献1及び特許文献2並びに特許文献3が、自動車に搭載されて運転者によって操作されているときには、運転者であるユーザは煩わしさを感じた状態で自動車の運転を行うために、運転に集中できずに交通事故を引き起こしてしまうこともある。
【0016】
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、トンネルや山間部などの通信状況の悪い場所を経由して移動されるような状況におけるユーザの煩わしさを軽減した通信装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る通信装置は、無線通信媒体を介して通信を行う移動可能な通信装置であって、自らの位置を検出する位置検出手段と、
各位置の無線通信状況を示す内容の通信状況データを保持する通信状況保持手段と、前記位置検出手段により検出された位置に基づき、前記通信装置の所定時間後の位置を推定し、前記通信状況データを参照して前記位置における無線通信状況を予測する予測手段と、前記予測手段の予測結果に基づき、無線通信状況の悪化にともなう通信の切断に対する対策処理を行う処理手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
これにより、無線通信状況が予測されて、無線通信状況の悪化にともなう通信の切断に対する対策処理が行われるため、前記通信装置がトンネルや山間部などの通信状況の悪い場所を経由して移動されるような状況においても、ユーザは上記状況変化に対する操作を要することなく、ユーザが感じる煩わしさを軽減することができる。
【0019】
また、前記処理手段は、前記予測手段による予測結果に基づき、通信が切断されると予測したときには通信を終了することを特徴としても良い。
これにより、ユーザが例えばトンネルなどにその通信装置を持ち込んでも通信の終了操作を要することなく、ユーザが感じる煩わしさを軽減することができる。
【0020】
さらに、前記処理手段は、前記位置検出手段により検出された位置の無線通信状況を、前記通信状況データを参照して特定し、特定した無線通信状況に基づき、切断された通信を再接続することが可能と判断したときには、前記再接続を実行することを特徴としても良い。
【0021】
これにより、ユーザが通信装置を携帯してトンネルから抜け出したときには、ユーザの接続操作を要することなく再接続されるため、ユーザが感じる煩わしさを軽減することができる。
【0022】
なお、本発明は、移動可能な通信装置が無線通信媒体を介して通信を行う通信方法や、その通信方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラムとしても実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における通信装置について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1は、本発明の実施の形態における通信装置の外観を示す外観図である。
この通信装置200は、トンネルや山間部などの通信状況の悪い場所を経由して移動されるような状況におけるユーザの煩わしさを軽減したものであって、自動車に搭載された、カーナビゲーションシステム機能を有するハンズフリー装置として構成されている。つまり、この通信装置200は、GPS(Global Positioning System)衛星から位置などを示す内容のGPSデータを取得して、自動車の運転者であるユーザに対して目的地までの誘導を行い、さらに、ユーザが携帯電話221を手に持たずにその携帯電話221を用いた通話(ハンズフリー通話)を可能ならしめる。
【0025】
このような通信装置200は、自動車内のフロントパネルやコンソールボックスなどに組み込まれる装置本体200aと、例えばバックミラーなどに取り付けられ、運転者の音声を集音するマイク220と、自動車内に広く音が伝播するように配設された4つのスピーカ231〜234と、自動車内に持ち込まれて装置本体200aと通信する携帯電話221とから構成される。
【0026】
図2は、本実施の形態における通信装置200の構成を示すブロック図である。
通信装置200の装置本体200aは、GPS衛星から上述のGPSデータを取得してそのGPSデータに基づいて自らの位置を検出する位置検出部207と、地図を示す内容の地図データ201aを予め記憶している地図記憶部201と、例えば自動車の行き先(目的地)の入力などを行うための操作ボタンなどを具備してその操作ボタンの操作に応じた操作信号を出力する操作部212と、位置検出部207により検出された位置から目的地までのユーザの誘導に必要な情報などを含む誘導データを作成するナビゲーション部203と、周辺の地図などの図形や文字などを表示する表示部206と、VICS(Vehicle Information and Communication System)などによる道路交通情報を取得する道路情報取得部210と、操作部212からの操作信号に応じて上述の位置検出部207やナビゲーション部203などを制御して、表示部206に現在地とその周辺を含む地図や目的地までのルートなどを表示させ、スピーカ231〜234からガイド音声などを出力させる制御部213とを備えている。また、地図記憶部201はROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などで構成され、制御部213はCPU(Central Processing Unit)などで構成されている。
【0027】
位置検出部207は、GPSデータを取得して、例えば「東経135°25′30″、北緯40°30′25″」などの自らの位置を検出し、その検出された位置を示す検出位置情報を作成してこれを制御部213に出力する。
【0028】
道路情報取得部210は、道路に配設されたビーコンなどを介してVICSセンターから配信される道路交通情報を取得する。この道路交通情報には、現在走行している道路やその周辺の道路の込み具合などを知らせる内容が含まれている。
【0029】
ナビゲーション部203は、制御部213からの指示に応じて、位置検出部207で作成された検出位置情報を取得するとともに、操作部212から入力された目的地を制御部213を介して把握すると、その検出位置情報に示される位置から目的地までを含む地図データ201aを地図記憶部201から読み出す。そして、ナビゲーション部203は、その検出位置情報にて示される位置から目的地までのルートを検索する。このとき、ナビゲーション部203は、道路情報取得部210から制御部213を介して道路交通情報を取得し、その道路交通情報にて示される道路の込み具合などの状況を考慮して、例えば最も短時間又は短距離で目的地に到達するルートを検索する。そしてナビゲーション部203は、その検索されたルートや、自動車の地図上の現在地などを示す誘導データを制御部213に出力する。
【0030】
制御部213は、ナビゲーション部203から取得された誘導データに基づいて、自動車の現在地とその周辺を含む地図と、検索ルートとを表示部206に表示させ、スピーカ231〜234から例えば「次の交差点を左折してください」などのガイド音声を出力させる。
【0031】
このように通信装置200は、上述のようなナビゲーション部203などを備えていることからカーナビゲーションシステムの端末として動作し、ユーザである運転者を目的地まで誘導する。また、この装置本体200aは、道路情報取得部210を備えているため、道路の込み具合などを考慮して最適なルートを検索することができる。
【0032】
そして、さらにこの通信装置200の装置本体200aは、携帯電話221と通信することで、その携帯電話221が他の電話機との間で電話回線を接続したときには、運転者の音声を示す内容の音声信号をマイク220から取得してその音声信号を、携帯電話221を介してその電話機に送信するとともに、その電話機から送信される通話相手の音声を示す内容の相手音声信号を、携帯電話221を介して取得する携帯用通信部211を備えている。
【0033】
この携帯用通信部211は、例えばBluetooth([ザ ブルートゥース エスアイジー インコーポレーテッド」の登録商標)の通信規格に準じて携帯電話221と通信する。
【0034】
制御部213は、操作部212から所定の電話番号の電話機に発信するように指示する内容の操作信号を取得すると、携帯用通信部211に携帯電話221と通信させることで、携帯電話221からその電話機に発信させ、携帯電話221とその電話機との間で電話回線が接続すると、マイク220で集音された運転者の音声をその電話機から出力させ、電話機からの相手音声信号に基づき、通話相手の音声をスピーカ231〜234から出力させる。
【0035】
これにより、運転者は自らの携帯電話221を自動車内に持ち込んだときには、自らの携帯電話221を手に持つことなくその携帯電話221を用いた通話を行うことが可能となる。
【0036】
さらに、本実施の形態における装置本体200aは、地球磁場の方向(東西南北)を検出することにより自動車の進行方向を特定し、その進行方向を示す内容の方向情報を出力する方向検出部208と、自動車の車輪の回転速度を検出してその自動車の走行速度を示す内容の速度情報を出力する速度検出部209と、地図上の各位置での通信状況を示す内容の通信状況データ202aを保存する通信状況保存部202と、検出位置情報及び方向情報並びに速度情報に基づいて所定時間後の自らの位置を推定し、通信状況データ202aを参照することでその推定位置における通信状況を予測する予測部204と、予測部204による予測結果に基づいて通信接続処理などの各処理を実行する予測処理部205とを備えている。なお、速度検出部209は、車速パルスを検出して、自動車の走行速度を検出しても良い。また、予測処理部205は、後述する時間報知部205aと接続部205bと通話規制部205cとを備えている。ここで、通信状況保存部202はROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などで構成され、予測部204及び予測処理部205はCPU(Central Processing Unit)などで構成されている。
【0037】
図3は、通信状況データ202aの内容を示すデータ内容表示図である。
この図3に示すように、通信状況データ202aには位置情報欄A1と通信レベル欄A2とがあり、その位置情報欄A1には例えば「経度X1、緯度Y1」や「経度X2、緯度Y2」などの各位置を示す位置情報が登録され、通信レベル欄A2にはその位置情報で示される位置における通信レベルが登録されている。この通信レベルは、例えば通信状況を10段階で表したものであって、通信レベル「1」が最も通信状況が悪く、通信レベル「10」が最も通信状況が良いことを示す。例えば、図3に示す通信状況データ202aには、「経度X1、緯度Y1」の位置では通信状況が最も悪く、「経度X3、緯度Y3」の位置では通信状況が最も良いことが登録されている。
【0038】
図4は、予測部204が所定時間後の自らの位置を推定する方法を説明するための説明図である。
例えば、現在、この通信装置200を搭載した自動車が位置P0にあって、図4中の実線の矢印で示される南東方向に、約40[km/h]で走行しているとすると、位置検出部207は自動車が位置P0にあることを検出してその検出結果を示す検出位置情報を出力する。またこのとき、方向検出部208は自動車が南東方向に向いていることを検出してその検出結果を示す方向情報を出力し、速度検出部209は自動車の走行速度が約40[km/h]であることを検出してその検出結果を示す速度情報を出力する。
【0039】
予測部204は、上述の検出位置情報及び方向情報並びに速度情報を取得すると、1分後には、位置P0から南東方向に40×1/60[km]の移動距離だけ移動した位置P1に自動車が位置すると推定する。
【0040】
そして予測部204は、位置P1を示す位置情報を通信状況保存部202に記憶されている通信状況データ202aから検索し、その位置P1での通信レベルを読み出す。例えば位置P1が「経度X2、緯度Y2」であるときには、予測部204は通信状況データ202aから「経度X2、緯度Y2」を示す位置情報に対応付けられた通信レベル「9」を読み出し、1分後の通信レベルが「9」になると予測する。
【0041】
このように、予測部204は、所定時間後の通信レベルを予測し、例えば1分後、2分後、3分後…の通信レベルを予測する。
また予測部204は、ナビゲーション部203で目的地までのルートが検索されて誘導データを基に制御部213が表示部206及びスピーカ231〜234を用いて目的地への誘導を行っているときには、検索ルートから所定時間後の自動車の位置を推定する。
【0042】
図5は、検索ルートから予測部204が所定時間後の自らの位置を推定する方法を説明するための説明図である。
予測部204は、検索ルート上の自動車の位置を検出位置情報から把握し、速度情報に基づいてその検索ルートに沿った自動車の所定時間後の位置を推定する。例えば、図5に示すように、予測部204は、検索ルート上の現在地P00での走行速度から、1分後には検索ルート上の位置P01に自動車が位置すると推定し、2分後には検索ルート上の位置P02に自動車が位置すると推定し、3分後には検索ルート上の位置P03に自動車が位置すると推定する。
【0043】
ここで、所定時間後の自動車の位置を推定するにあたって予測部204は、道路情報取得部210で取得された交通道路情報の内容を考慮する。即ち、取得された交通道路情報が、検索ルート上の前方では現在地よりも自動車が混雑していることを示しているときには、予測部204は、その混雑している場所では、現在地における走行速度(例えば時速40km)よりも遅い速度(例えば時速20km)で自動車が走行すると仮定して所定時間後の自動車の位置を推定する。また、取得された交通道路情報が、検索ルート上の前方では現在地よりも自動車が少ないことを示しているときには、予測部204は、その場所では現在地における走行速度(例えば時速40km)よりも速い速度(例えば時速60km)で自動車が走行すると仮定して所定時間後の自動車の位置を推定する。このように交通道路情報を利用することで、予測部204は自動車の位置をより正確に推定し、より正確な通信レベルを予測することができる。
【0044】
さらに、地図記憶部201に記憶されている地図データ201aには、各道路それぞれの制限速度に関する情報(制限速度情報)が含まれている。そこで、所定時間後の自動車の位置を推定するにあたって予測部204は、その地図データ201aに含まれる制限速度情報を考慮する。即ち、上述の例で、予測部204は、現在地における自動車の走行速度が時速40kmであるところ、交通道路情報に基づき、検索ルート上の前方ではその走行速度が時速60kmになると仮定しても、その前方での道路の制限速度が50kmであることが制限速度情報に示されていれば、予測部204は走行速度が時速50kmになると仮定して所定時間後の自動車の位置を推定する。このように制限速度情報を利用することで、予測部204は自動車の位置をさらにより正確に推定し、より正確な通信レベルを予測することができる。
【0045】
また、予測部204は、上述のような通信レベルの予測を、位置検出部207及び方向検出部208並びに速度検出部209から出力される最新の検出結果に基づいて、所定時間毎、又は所定距離毎に行っている。また、通信状況の変化に応じて予測部204に予測を行わせても良く、通信状況の変化が激しいときには、予測部204に頻繁に通信レベルの予測を行わせる。
【0046】
なお、上述では、予測部204に1分後、2分後、3分後、…のように1分間隔で今後の通信レベルを予測させたが、その間隔は1分間に限定されるものではなく、10秒間などであっても良い。また、その時間間隔を上述と同様に、通信状況の変化に応じて長くしたり短くしたりしても良い。
【0047】
予測処理部205は、予測部204により予測された通信レベルに基づいて、通話可能な時間などをユーザや通話相手に報知する時間報知部205aと、自動車が通信状況の悪い場所を経由するにあたり携帯電話221と他の電話機との間の電話回線を介した接続処理を制御部213に指示する接続部205bと、自動車が通信状況の悪い場所を走行中に短時間だけ通信状況の良好な場所を通過するようなときに、携帯電話221の発着信を規制する通話規制部205cとを備えている。
【0048】
時間報知部205aは、携帯電話221と他の電話機との間で電話回線が接続されて運転者がハンズフリー通話を行っている状態で、予測部204による予測結果から、所定時間後に自動車が通信状況の悪い位置に到達して回線が切断されると判断したときには、その位置に自動車が到達するまでの通話可能な時間(通話可能時間)をユーザ及び通話相手に報知する。例えば、予測部204が、1分後の通信レベルが「9」であり、2分後の通信レベルが「8」であり、3分後の通信レベルが「5」であり、4分後の通信レベルが「1」になると予測すると、時間報知部205aは、このような通信レベルの予測結果に基づき、4分後に自動車が通信状況の悪い位置に到達して回線が切断されると判断し、制御部213を介して、表示部206に例えば「4分後に回線が切断されます」といった文字を表示させたり、スピーカ231〜234から通話相手の通話音声に重畳させて「4分後に通信状況が悪くなるため回線が切断されます」といったアナウンスを出力させたりする。さらに、時間報知部205aは、上述のようなアナウンスを示す報知信号を、制御部213を介して携帯用通信部211に送信し、携帯用通信部211にその報知信号を携帯電話221から通信相手の電話機に送信させる。その結果、通信相手の電話機から運転者の音声に重畳して上述のアナウンスが出力される。
【0049】
これにより、本実施の形態の通信装置200では、突然の回線切断を避けることができ、ハンズフリー通話を行っている運転者とその通話相手は、何時、回線が切断されるかを事前に知ることができる。
【0050】
さらに時間報知部205aは、携帯電話221と他の電話機との間で電話回線が接続されて運転者がハンズフリー通話を行っている状態で、予測部204による予測結果から、所定時間後に自動車が通信状況の悪い位置に到達して回線が切断され、さらにその後に自動車が通信情報の悪い位置から抜け出して回線接続可能と判断したときには、上述のように通話可能時間をユーザ及び通話相手に報知するとともに、再び回線接続可能となるまでの時間(再接続所要時間)をユーザ及び通話相手に報知する。
【0051】
例えば、上述のように3分後の通信レベルが「5」であり、4分後の通信レベルが「1」であり、さらに10分後の通信レベルが「2」になると予測すると、時間報知部205aは、このような予測結果に基づき、4分後に自動車が通信状況の悪い位置に到達して回線が切断され、10分後に自動車がその通信状況の悪い位置から抜け出して回線接続可能と判断する。そして、時間報知部205aは、上述のような通話可能時間を報知するとともに、制御部213を介して、表示部206に例えば「10分後には再接続が可能です」といった文字を表示させたり、スピーカ231〜234から通話相手の通話音声に重畳させて「10分後には再接続が可能です」といったアナウンスを出力させたりする。さらに、時間報知部205aは、上述のようなアナウンスを示す報知信号を、制御部213を介して携帯用通信部211に送信し、携帯用通信部211にその報知信号を携帯電話221から通信相手の電話機に送信させる。その結果、通話相手の電話機から運転者の音声に重畳して上述のアナウンスが出力される。
【0052】
これにより、本実施の形態の通信装置200では、ハンズフリー通話を行っている運転者とその通話相手は、再接続所要時間を知ることができ、ユーザが感じる煩わしさを解消して使い勝手を向上することができる。
【0053】
ここで、上述のような予測処理部205の時間報知部205aの一連の動作について、図6を参照して説明する。
図6は、携帯電話221と他の電話機との間で電話回線が接続されている場合における時間報知部205aの一連の動作を示す動作フロー図である。
【0054】
まず、時間報知部205aは、予測部204から通信レベルの予測結果を取得する(ステップS100)。そして、時間報知部205aは、その予測結果に基づいて、回線が切断されるか否かを予測し(ステップS102)、5分後に回線が切断されると予測したときには(ステップS102のY)、表示部206及びスピーカ231〜234を用いて通話可能時間(5分)をユーザ及びその通話相手に報知する(ステップS104)。また、ステップS102で所定時間内に回線が切断されることはないと予測したときには(ステップS102のN)、時間報知部205aは予測部204からの最新の予測結果を繰り返し取得してステップS100からの動作を繰り返し行う。
【0055】
さらに、時間報知部205aは、ステップS102で回線が切断されると予測したときには、予測部204から取得した通信レベルの予測結果に基づいて、所定時間内に回線の再接続が可能か否かを予測する(ステップS106)。その結果、時間報知部205aは、9分後には再接続が可能と予測すると(ステップS106のY)、表示部206及びスピーカ231〜234を用いて再接続所要時間(9分)をユーザ及びその通話相手に報知する(ステップS108)。そして、時間報知部205aは、制御部213を介して実際に回線が切断したことを把握すると処理を終了し(ステップS110のY)、切断していなければ(ステップS110のN)、再びステップS100からの動作を繰り返し実行する。
【0056】
その結果、回線が切断されるまでは、スピーカ231〜234や通話相手の電話機からは、例えば「5分後に通信状況が悪くなるため回線が切断されます」及び「9分後には再接続が可能です」といったアナウンスが出力された後の1分後に、「4分後に通信状況が悪くなるため回線が切断されます」及び「8分後には再接続が可能です」といったアナウンスが繰り返し出力されることとなる。
【0057】
また、ステップS106で所定時間内には再接続が不可能と予測されたときには(ステップS106のN)、時間報知部205aは再接続所要時間を報知することなくステップS110からの動作を実行する。
【0058】
このように時間報知部205aは、携帯電話221と他の電話機との間で電話回線が接続されているときには、ステップS100からステップS110までの動作を繰り返し、予測部204から最新の通信レベルの予測結果を取得する度に、その結果に基づいて通話可能時間及び再接続可能時間を報知する。
【0059】
一方、本実施の形態における予測処理部205の接続部205bは、携帯電話221と他の電話機との間で電話回線が接続されて運転者がハンズフリー通話を行っているときには、予測部204による予測結果に基づいて、回線の切断が間近に迫っているか否かを判断する。その結果、回線の切断が間近に迫っていると判断されたときには、接続部205bは、切断後に再接続するために、現在、電話回線を介して携帯電話221に接続されている電話機の電話番号を自らに通知するように制御部213へ指示する。このような指示を受けた制御部213は、携帯電話221から携帯用通信部211を介して現在通信している上記電話機の電話番号を取得して、その電話番号を接続部205bに通知する。そして、接続部205bは、その通知された電話番号を保持しておく。
【0060】
さらに接続部205bは、上述のように回線の接続が間近に迫っていると判断したときには、制御部213を介して、例えば「通信状況が悪くなるため通信を終了します。」といった通信終了を示す文字を表示部206に表示させたり、同様の通信終了を示すアナウンスをスピーカ231〜234から通話相手の通話音声に重畳させて出力させたりする。さらに、接続部205bは、上記アナウンスを示す報知信号を携帯電話221から通話相手の電話機に送信させる。その結果、通話相手の電話機から運転者の音声に重畳して上述の通信終了を示すアナウンスが出力される。
【0061】
そしてさらに、接続部205bは制御部213に対して通信を自動終了するように指示する。
このような自動終了の指示を受けた制御部213は、携帯用通信部211を制御することにより、携帯電話221をオンフックの状態にさせる。その結果、携帯電話221と電話機との間での通信は正常に終了することとなる。
【0062】
通信終了後、接続部205bは、位置検出部207から検出位置情報を取得し、その検出位置情報に示される位置に対応する通信レベルを通信状況データ202aから読み出すことを繰り返す。つまり、接続部205bは現地点おける通信レベルを取得する。そして、接続部205bは、現在、再接続が可能か否かを判断し、可能と判断したときには、操作部212の代わりに、通信終了前に保持していた電話番号を制御部213に通知してその電話番号の電話機に電話をかけるように指示する再接続信号を制御部213に送信する。その結果、制御部213は携帯用通信部211を介して携帯電話221にその電話番号の電話機に発信させて、その携帯電話221と電話機との間の電話回線を再接続させる。
【0063】
これにより、本実施の形態の通信装置200では、通信状況の悪化による通信終了が事前に報知されるため、突然に通話が途絶えてしまうことを防ぐことができるとともに、ユーザの操作によることなく自動的に通信が終了され、通信状況が良くなったときには再接続されるため、ユーザの煩わしい操作を省いて使い勝手を向上することができる。つまり、上述の時間報知部205aによる報知によっても、ユーザが通信を手動終了することなく通話を続行しようとしているときにおいても、上述のように自動終了及び再接続がされるので、ユーザが感じる煩わしさをさらに解消することができる。
【0064】
このような予測処理部205の接続部205bの一連の動作について、図7を参照して説明する。
図7は、接続部205bの一連の動作を示す動作フロー図である。
【0065】
まず、接続部205bは、予測部204から通信レベルの予測結果を取得する(ステップS200)。そして、接続部205bは、その予測結果に基づいて、回線の切断が間近に迫っているか否かを予測し(ステップS202)、例えば1分後に切断されると予測したときには(ステップS102のY)、通話相手の電話機の電話番号を取得してこれを保持するとともに(ステップS204)、通信の終了をユーザ及びその通話相手に報知した後に(ステップS205)、通信を自動終了させる(ステップS206)。
【0066】
そして接続部205bは、現地点の通信レベルを通信状況データ202aから取得し(ステップS208)、現在、再接続することができるか否かを判断する(ステップS210)。ここで再接続可能と判断されたときには(ステップS210のY)、接続部205bは、ステップS204で保持した電話番号を制御部213に通知して、その電話機に携帯電話221を再接続させる(ステップS212)。また、再接続不可能と判断されたときには(ステップS210のN)、接続部205bは再び現地点の通信レベルを取得してステップS208からの動作を繰り返す。
【0067】
なお、上述の例ではステップS208,S210において、通信状況データ202aの通信レベルに基づいて接続部205bに再接続可能か否かの判断をさせたが、例えば携帯電話221による電波強度の測定結果に基づいてその判断をさせても良い。
【0068】
なお、ステップS204で接続部205bは電話番号の取得を行ったが、例えば、着信時の発信者番号通知や、発信時の電話番号から通話相手の電話機の電話番号を取得しておき、これを記憶しておいても良い。
【0069】
また、予測処理部205の通話規制部205cは、自動車が通信状況の悪い場所を走行中に短時間だけ通信状況の良好な場所を通過するようなときに、その通信状況の良好な場所での携帯電話221の発着信を規制する。これにより、直ぐに途絶えてしまうような通話が禁止されるために、ユーザの煩わしさを軽減することができる。
【0070】
上述のような自動車が通信状況の悪い場所を走行中に短時間だけ通信状況の良好な場所を通過する一例について、図8を用いて説明する。
図8は、自動車が2つのトンネルを走行する様子を説明するための説明図である。
【0071】
この図8に示すように、2つのトンネルta,tbは互いの間隔を狭くして1つの道路に沿って連なっている。また、トンネルta,tb内では通信状況が悪く、そのトンネルta,tbの間では通信状況が良い。従って、このような道路を自動車がトンネルtaからトンネルtbに向かって走行するときには、自動車が両トンネルta,tb間を走行する短時間だけ通信状況が良好となる。
【0072】
そして通話規制部205cは、自動車が通信状況の悪い場所、例えば図8のトンネルta内を走行しており携帯電話221と他の電話機との間で電話回線が接続されていない場合に、予測部204による通信レベルの予測結果から、今後、所定時間内に自動車が通信状況の良い場所に到達して回線接続が可能となると判断すると、さらに、その回線接続可能な時間が所定の時間(最短通話時間)よりも短いか否かを判断する。ここで、回線接続可能時間が最短通話時間よりも短いと判断され、自動車が実際にその通信状況の良好な場所を走行しているときには、通話規制部205cは、操作部212から制御部213に対して出力される、他の電話機に対して発信するように指示する内容の発信操作信号、及び、携帯電話221から携帯用通信部211を介して制御部213に対して出力される、他の電話機からの着信を知らせる内容の着信通知信号を、それぞれ無効とするように指示する内容の規制信号を制御部213に出力する。
【0073】
また、通話規制部205cは、規制信号を出力しているときに、上述の発信操作信号が受信されたことの通知を制御部213から受けると、その操作が無効とされていること、つまり発信が規制されていることを表示部206やスピーカ231〜234を用いてユーザに報知する。さらに、通話規制部205cは、規制信号を出力しているときに、上述の着信通知信号が受信されたことの通知を制御部213から受けると、制御部213に携帯用通信部211及び携帯電話221を制御させて、携帯電話221に発信しようとする他の電話機のスピーカから、通信装置200側での着信が規制されていることをその電話機のユーザに知らせる内容のメッセージを出力させる。
【0074】
このような予測処理部205の通話規制部205cの動作の一例について、図9を参照して説明する。
図9は、自動車が通信状況の悪い場所を走行しており携帯電話221と他の電話機との間で電話回線が接続されていないときにおける通話規制部205cの動作の一例を示す動作フロー図である。
【0075】
まず、通話規制部205cは、予測部204から通信レベルの予測結果を取得する(ステップS300)。そして、通話規制部205cは、その予測結果に基づいて、回線の接続が可能となるか否かを予測し(ステップS302)、回線接続可能と予測した時には(ステップS302のY)、さらにその回線接続可能時間が最短通話時間よりも短いか否かを判断する(ステップS304)。また、回線接続が不可能と予測されたときには(ステップS302のN)、通話規制部205cは再び最新の通信レベルの予測結果を取得してステップS300からの動作を繰り返す。
【0076】
ステップS304で回線接続可能時間が最短通話時間よりも短いと判断されたときには(ステップS304のY)、通話規制部205cは、位置検出部207から検出位置情報を取得してその検出位置情報に示される位置に対応する通信レベルを通信状況データ202aから読み出すことで、現地点の通信レベルを取得する(ステップS306)。そして通話規制部205cは、現在、回線接続することができるか否かを判断する(ステップS307)。
【0077】
ここで、通話規制部205cは、現在、回線接続することが可能と判断すると(ステップS307のY)、制御部213に対して規制信号を出力する(ステップS308)。これにより、制御部213では操作部212からの発信操作信号及び携帯電話221からの着信通知信号が無効とされ、その結果、携帯電話221による発着信が規制されることとなる。また、現在、回線接続することが不可能と判断されたときには(ステップS307のN)、接続部205bは再び現地点の通信レベルを取得してステップS306からの動作を繰り返す。
【0078】
次に、規制信号が出力されているときには、通話規制部205cは、制御部213からの通知に基づいて発信操作信号又は着信通知信号が制御部213に受信されたか否かを判断する(ステップS310)。そして、発信操作信号又は着信通知信号が制御部213に受信されたと通話規制部205cが判断すると(ステップS310のY)、通話規制部205cは、上述のように発着信が規制されていることを、本装置のユーザと、携帯電話221に対して発信してきた電話機のユーザとに対して報知する(ステップS312)。
【0079】
その後、通話規制部205cは、ステップS306と同様、現地点の通信レベルを取得し(ステップS313)、現在、回線接続が不可能か否かを判断する(ステップS314)。ここで、回線接続が不可能と判断されたときには(ステップS314のY)、通話規制部205cは規制信号の出力を停止し(ステップS316)、回線接続が可能と判断されたときには(ステップS314のN)、通話規制部205cはステップS310からの動作を繰り返し実行する。また、ステップS310で、発信操作信号又は着信通知信号が制御部213に受信されていないと通話規制部205cが判断すると(ステップS310のN)、通話規制部205cはステップS312の報知を行わずに、ステップS313からの動作を実行する。
【0080】
そして、ステップS304で回線接続可能時間が最短通話時間以上であると判断されたときには(ステップS304のN)、通話規制部205cは、規制信号の出力停止状態を維持する(ステップS318)。
【0081】
図10(a)は、ステップS312で通話規制部205cが発信規制されていることをユーザに報知するときに表示部206に表示される画面の一例を示す画面表示図である。
【0082】
この図10(a)に示すように、表示部206には「しばらくすると通信状況が悪くなるため電話をかけることができません」といったメッセージと、「通話可能予測時間1分」といったメッセージと、「規制解除」と表示された解除ボタンとが表示される。
【0083】
これらのメッセージ及び解除ボタンは、通話規制部205cが制御部213に表示部206を制御させることによって表示される。また、「通話可能予測時間1分」のメッセージ中に表示される時間(上記例では「1分」)は、通話規制部205cによってステップS304において判断された回線接続可能時間と、ユーザによる発信操作が行われた時間とによって変更される。例えば、ステップS304において回線接続可能時間が2分であると判断され、ステップS307で回線接続可能と判断されてから1分後にユーザによる発信操作があった場合に、図10(a)に示すように「通話可能予測時間1分」と表示され、ステップS307で回線接続可能と判断されてから1.5分後にユーザによる発信操作があった場合には「通話可能予測時間30秒」と表示される。
【0084】
ここで、ユーザが「規制解除」と表示された解除ボタンを触れると、通話規制部205cは規制信号の出力を停止する。即ち、表示部206はタッチパネルとしての機能を備えて操作部212と一体に構成され、解除ボタンが操作されたという信号は表示部206から制御部213を介して通話規制部205cに取得される。その結果、上述のように規制信号の出力が停止されるため、制御部213は操作部212からの発信操作信号を有効なものとして扱い、携帯電話221に発信をさせる。
【0085】
図10(b)は、ステップS312で通話規制部205cが着信規制されていることをユーザに報知するときに表示部206に表示される画面の一例を示す画面表示図である。
【0086】
この図10(b)に示すように、表示部206には「着信がありますが、しばらくすると通信状況が悪くなるため応答することはできません」といったメッセージと、「通話可能予測時間1分」といったメッセージと、「規制解除」と表示された解除ボタンとが表示される。
【0087】
これらのメッセージ及び解除ボタンは、上述の図10(a)で説明したのと同様、通話規制部205cが制御部213に表示部206を制御させることによって表示される。また、「通話可能予測時間1分」のメッセージ中に表示される時間(上記例では「1分」)は、通話規制部205cによってステップS304において判断された回線接続可能時間と、着信があった時間とによって変更される。そして、ユーザが「規制解除」と表示された解除ボタンを触れたときには、通話規制部205cは規制信号の出力を停止する。その結果、制御部213は携帯電話221からの着信通知信号を有効なものとして扱い、携帯電話221に着信をさせる。
【0088】
このような本実施の形態における通信装置200の特徴的な動作について、図11を参照して説明する。
図11は、自動車が通信状況の良い場所や悪い場所を通過する過程において、その自動車に搭載された通信装置200の特徴的な動作を示す動作フロー図である。
【0089】
まず、自動車が通信状況の良い場所を走行しているときに、通信装置200はユーザからの操作に応じて電話回線に接続する(ステップS400)。その結果、ユーザはハンズフリー通話を開始する。
【0090】
次に、自動車がトンネルなどの通信状況の悪い場所に近づくと、通信装置200は回線が切断されることを予測し(ステップS402)。通話可能時間をユーザとその通話相手に報知する(ステップS403)。そして、通信装置200は、回線の切断後、再び接続することが可能になると予測したときには(ステップS404)、再接続所要時間をユーザとその通話相手に報知する(ステップS405)。
【0091】
さらに、自動車がトンネルに入る間際になると、通信装置200は、通話相手の電話機の電話番号を保持して、通信終了を報知するととともに、通信を自動終了させる(ステップS408)。
【0092】
そして、自動車がトンネルを通過して通信状況の良い場所に出ると、通信装置200はトンネルに入る前に通信していた電話機に対して再接続を行う(ステップS410)。これにより、ユーザは通信装置200を操作することなく再び同じ通話相手との間でハンズフリー通話を開始することができる。また、ユーザが通話を終了するために通信装置200を操作すると、通信装置200はその操作に応じて上述の電話機との間の通信を終了させる(ステップS412)。
【0093】
次に、自動車が再びトンネルに入ると、通信装置200は通信不可能な状態となる。そしてこのトンネルの終端に自動車が近づくと、通信装置200は、しばらくすると回線接続が可能になることを予測し、さらにこのトンネルを抜けても近くに別のトンネルがある場合には、通信装置200は、回線接続可能時間が最短通話時間よりも短いことを予測する(ステップS414)。そして、自動車がトンネルを抜け出して上述の別のトンネルに入る手前の通信状況の良い場所に出ると、通信装置200は発着信を規制する(ステップS416)。これにより、ユーザは直ぐに途切れてしまうような通話をすることがないため、ユーザの不快感を軽減することができる。
【0094】
その後、自動車が上述の別のトンネルに入ってしまうと、再び自動車は通信状況の悪い場所に位置することとなるため、通信装置200は上述のような規制を解除する(ステップS418)。
【0095】
これにより、本実施の形態における通信装置200では、移動することによって通信状況が変化しても、ユーザの感じる煩わしさを軽減することができる。
以上、本発明に係る通信装置について、本実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0096】
例えば、本実施の形態では通信状況データ202aに位置情報を経度と緯度を用いて登録させたが、住所などの他の表現を用いて登録しておいても良い。さらに、通信状況データ202aに通信レベルを10段階で評価して登録させたが、10段階評価を用いずに電波強度の時間的な平均値を用いても良く、他の表現方法を用いても良い。
【0097】
さらに、本実施の形態では、予測処理部205の時間報知部205a及び接続部205b並びに通話規制部205cのそれぞれに、通信レベルが「1」のときに通信状況が悪くなり回線が切断されると判断させ、通信レベルが「2」以上のときに回線接続可能であると判断させたが、このような通信レベルのしきい値は「1」以外であっても良い。また、ユーザによる操作部212の操作に応じて上記しきい値を変更させるようにしても良い。
【0098】
また、本実施の形態では通信装置200を、カーナビゲーション機能を備えたハンズフリー装置として説明したが、通信装置200にカーナビゲーション機能を備えなくても良い。つまり、自動車内にカーナビゲーションシステムの端末(以下「カーナビ」と称す)があれば、通信装置200にそのカーナビとの間で信号の送受信を行わせる。また、自動車内にカーナビゲーションシステムがなければ、通信装置200に常に図4に示された方法、つまり自動車(通信装置200)の位置及び移動速度並びに移動方向に基づいて、所定時間後の位置を推定させる。これにより通信装置200に地図記憶部201やナビゲーション部203などを備えることを要さず、通信装置200の小型化を図ることができる。また、通信装置200から道路情報取得部210を省いても良く、この場合、自動車内に交通道路情報を取得する装置があれば、通信装置200にその装置との間で信号の送受信を行わせる。これにより通信装置200をさらに小型化することができる。さらに、通信装置200を携帯電話や車載電話装置として構成しても良い。
【0099】
また、本実施の形態では、予測処理部205の接続部205bに、通信装置200が通信状況の悪い場所に進入する前に、通信の自動終了をさせたが、通信状況の悪い場所に進入した後に自動終了をさせても良い。
【0100】
さらに、本実施の形態では、方向検出部208に地球磁場の方向を検出させることで通信装置200の移動方向を特定させたが、位置検出部207により検出された位置の時間的な変化に基づいて通信装置200の移動方向を特定させても良い。これと同様に、本実施の形態では、速度検出部209に自動車の車輪の回転速度を検出させることで通信装置200の移動速度を特定させたが、位置検出部207により検出された位置の時間的な変化に基づいて通信装置200の移動速度を特定させても良い。
【0101】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る通信装置によれば、無線通信状況が予測されて、無線通信状況の悪化にともなう通信の切断に対する対策処理が行われるため、前記通信装置がトンネルや山間部などの通信状況の悪い場所を経由して移動されるような状況においても、ユーザは上記状況変化に対する操作を要することなく、ユーザが感じる煩わしさを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における通信装置の外観を示す外観図である。
【図2】同上の通信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】同上の通信状況データの内容を示すデータ内容表示図である。
【図4】同上の予測部が所定時間後の自らの位置を推定する方法を説明するための説明図である。
【図5】同上の検索ルートから予測部が所定時間後の自らの位置を推定する方法を説明するための説明図である。
【図6】同上の時間報知部の一連の動作を示す動作フロー図である。
【図7】同上の接続部の一連の動作を示す動作フロー図である。
【図8】同上の自動車が2つのトンネルを走行する様子を説明するための説明図である。
【図9】同上の通話規制部の動作の一例を示す動作フロー図である。
【図10】同上の表示部に表示される画面の一例を示す画面表示図である。
【図11】同上の通信装置の特徴的な動作を示す動作フロー図である。
【図12】従来例の通信装置の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
200 通信装置
200a 装置本体
201 地図記憶部
201a 地図データ
202 通信状況保存部
202a 通信状況データ
203 ナビゲーション部
204 予測部
205 予測処理部
205a 時間報知部
205b 接続部
205c 通話規制部
206 表示部
207 位置検出部
208 方向検出部
209 速度検出部
210 道路情報取得部
211 携帯用通信部
212 操作部
213 制御部
220 マイク
221 携帯電話
231〜234 スピーカ

Claims (18)

  1. 無線通信媒体を介して通信を行う移動可能な通信装置であって、
    自らの位置を検出する位置検出手段と、
    各位置の無線通信状況を示す内容の通信状況データを保持する通信状況保持手段と、
    前記位置検出手段により検出された位置に基づき、前記通信装置の所定時間後の位置を推定し、前記通信状況データを参照して前記位置における無線通信状況を予測する予測手段と、
    前記予測手段の予測結果に基づき、無線通信状況の悪化にともなう通信の切断に対する対策処理を行う処理手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記予測手段は、
    前記位置検出手段により検出された位置と、前記位置の時間的な変化から特定される前記通信装置の移動方向と、前記位置の時間的な変化から特定される前記通信装置の移動速度とに基づき、前記通信装置の所定時間後の位置を推定する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、さらに、
    自らの移動方向を検出する方向検出手段と、
    自らの移動速度を検出する速度検出手段とを備え、
    前記予測手段は、
    前記位置検出手段により検出された位置と、前記方向検出手段により検出された移動方向と、前記速度検出手段により検出された移動速度とに基づいて、前記通信装置の所定時間後の位置を推定する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記処理手段は、
    前記予測手段による予測結果に基づき、通信が切断されると予測したときには通信を終了する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記処理手段は、
    前記位置検出手段により検出された位置の無線通信状況を、前記通信状況データを参照して特定し、
    特定した無線通信状況に基づき、切断された通信を再接続することが可能と判断したときには、前記再接続を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記処理手段は、
    前記予測手段による予測結果に基づき、通信が切断されると予測したときには、通信が終了することをユーザ及び通信相手となる他の装置のユーザに報知する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記処理手段は、
    前記予測手段による予測結果に基づき、無線通信状況の悪化により所定時間後に通信が切断されると予測したときには、通信可能な時間をユーザ及び通信相手となる他の装置のユーザに報知する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の通信装置。
  8. 前記処理手段は、
    前記予測手段による予測結果に基づき、無線通信状況の悪化により通信が切断された後に再び通信が可能になると予測したときには、再接続可能となるまでに要する時間をユーザ及び通信相手となる他の装置のユーザに報知する
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の通信装置。
  9. 前記処理手段は、文字及び図形の少なくとも一方を表示することで、ユーザへの前記報知を行う
    ことを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の通信装置。
  10. 前記処理手段は、
    前記予測手段による予測結果に基づき、前記通信装置が通信不能な状態から通信可能な状態へと変化すると予測したときには、さらに、通信可能な時間が所定の時間よりも短いか否かを判断し、
    短いと判断したときには、発信及び着信を規制する
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の通信装置。
  11. 前記予測手段は、
    ユーザを目的地まで案内するナビゲーション手段から、目的地までの経路を示す経路情報を取得したときには、
    前記位置検出手段により検出された位置、及び前記経路情報に示される経路に基づいて、前記通信装置の所定時間後の位置を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の通信装置。
  12. 前記予測手段は、
    各道路の込み具合を示す交通道路情報を取得したときには、
    前記交通道路情報の内容に応じて前記通信装置の移動速度を特定し、前記通信装置の所定時間後の位置を推定する
    ことを特徴とする請求項11記載の通信装置。
  13. 前記予測手段は、
    各道路の制限速度を示す制限速度情報を取得したときには、
    前記制限速度情報の内容に応じて前記通信装置の移動速度を特定し、前記通信装置の所定時間後の位置を推定する
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の通信装置。
  14. 前記通信装置は、携帯電話又はハンズフリー装置又は車載電話である
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の通信装置。
  15. 移動可能な通信装置が無線通信媒体を介して通信を行う通信方法であって、
    自らの位置を検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップで検出された位置に基づき、前記通信装置の所定時間後の位置を推定し、前記位置における無線通信状況を、各位置の無線通信状況を示す内容の通信状況データを参照して予測する予測ステップと、
    前記予測ステップでの予測結果に基づき、無線通信状況の悪化にともなう通信の切断に対する対策処理を行う処理ステップと
    を含むことを特徴とする通信方法。
  16. 前記処理ステップでは、
    前記予測ステップでの予測結果に基づき、通信が切断されると予測したときには通信を終了する
    ことを特徴とする請求項15記載の通信方法。
  17. 前記処理ステップは、
    前記位置検出ステップで検出された位置の無線通信状況を、前記通信状況データを参照して特定する特定サブステップと、
    前記特定サブステップで特定された無線通信状況に基づき、切断された通信を再接続することが可能と判断したときには、前記再接続を実行する再接続サブステップと
    を含むことを特徴とする請求項16記載の通信方法。
  18. 請求項15〜17の何れか1項に記載の通信方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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