JPH04292063A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH04292063A
JPH04292063A JP3080495A JP8049591A JPH04292063A JP H04292063 A JPH04292063 A JP H04292063A JP 3080495 A JP3080495 A JP 3080495A JP 8049591 A JP8049591 A JP 8049591A JP H04292063 A JPH04292063 A JP H04292063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handset
transmitting station
slave unit
image information
slave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3080495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakajima
孝 中島
Takashi Kamikura
神蔵 隆
Hajime Sakashita
坂下 哉
Kenji Hara
謙治 原
Akito Yamauchi
昭人 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3080495A priority Critical patent/JPH04292063A/ja
Publication of JPH04292063A publication Critical patent/JPH04292063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
るものであり、特に回線に接続されたファクシミリ装置
と、該ファクシミリ装置に接続された端末ファクシミリ
装置とより成るファクシミリシステムに適用されるファ
クシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、回線に接続されたファクシミ
リ装置(以下、親機という)に端末用のファクシミリ装
置(以下、子機という)を接続した親子ファクシミリシ
ステムが提案されている。このような親子ファクシミリ
システムは、例えば特開昭59−79671号等に開示
されている。
【0003】図11は親子ファクシミリシステムを示す
ブロック図である。同図において、回線に接続された親
機1には複数の子機2−1〜2−Nが接続されている。 このようなシステムでは、親機は、通常のファクシミリ
装置と同様に、スキャナ及びプリンタ、並びに符号化/
復号化装置、通信制御装置等を備え、それ自体で独立し
て画情報通信を行うように構成されている。
【0004】これに対し、子機は必ずしも親機と同様の
構成である必要はなく、スキャナ及びプリンタのうち少
なくとも一方を備えていれば良い。また画情報の符号化
/復号化を親機の機能で実行させれば、符号化/復号化
装置を備える必要もない。したがって、親機よりも構成
を簡略化することが可能である。
【0005】このようなシステムにおいて、ある特定の
子機に対して画情報の送信を行おうとする場合には、送
信局は、まず親機の電話番号にダイヤルし、該親機との
回線を接続した後、子機を特定するためのデータ(子機
のIDや電話番号等、以下、子機指定データという)を
親機に送信する。親機は、送信局との回線を閉じた後は
、送信局から送信される画情報を一旦画像メモリ内に蓄
積し、蓄積が終了した後、前記子機指定データにより指
定された子機を発呼して画情報を子機に送信する。
【0006】また、このように送信局から子機指定デー
タを送信する代わりに、親機の記憶装置に送信局と子機
との対応関係を示すテーブルを予め記憶しておき、親機
では、送信局より発呼があった場合には該送信局の電話
番号、ID等を検出し、検出結果に応じて、前記テーブ
ルから子機を特定するようにすれば、子機指定データの
付加機能を有しない送信局でも、子機との通信が可能で
ある。
【0007】ところで、親機を、このような処理装置と
して構成する代りに、送信局と子機との中継局として機
能するように構成することも可能である。この場合、親
機は、子機の指定が送信局により行われた後、子機を発
呼し、子機が着信を受け付けたら、送信局と子機との回
線を直接接続し、子機と送信局間で直接画情報の通信を
実行させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、前記したよ
うな手法で子機が特定できても、その子機に故障等が生
じたときには送信局は画情報の送信を行うことができな
い。本発明は、前述の各問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は、送信局の画情報が所定の子
機に出力できないときに、送信局が当該親子ファクシミ
リシステムのすべての出力装置に対して画情報送信不能
となる事態を防止することできる親機ファクシミリシス
テムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明は、送信局が画情報の送信を希望する所
定の子機と通信ができないときに、送信局の画情報を、
該子機以外の子機(以下、「他の子機」という。)に送
信又は転送するようにした点に特徴がある。
【0010】
【作用】例えば送信局より送信される画情報に、該画情
報の送り先である子機を識別するためのデータ(子機の
名称、宛先等)を付加しておけば、他の子機のオペレー
タは、例えばハードコピーされた画情報を送信局が送信
を希望する子機のオペレータに渡すことができる。
【0011】前記他の子機で送信局の画情報を記憶した
場合には、必要に応じて該画情報をハードコピーするこ
ともできるし、その後、送信局が送信を希望する子機の
故障等が修理された場合には、該子機に対して前記他の
子機から画情報を送信することもできる。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明を詳細に説明
する。図2は親機及び子機の具体的構成の一例を示すブ
ロック図である。同図において、親機1は、通常のファ
クシミリ装置と同様に、スキャナ11、プリンタ12、
モデム14、NCU15、画像メモリ16及びそれらを
制御する通信制御部13を備えている。通信制御部13
は、マイクロコンピュータを備えていて、後述するよう
な処理を行う。
【0013】親機1から回線に接続された図示されない
相手局に対して画情報を送信する場合には、スキャナ1
1で読み取られた画情報は、必要に応じて画像メモリ1
6に一旦蓄積された後、モデム14及びNCU15を介
して、回線に送出される。逆に、図示されない相手局か
ら回線を介して親機に対して画情報が送信される場合に
は、回線上の画情報は、NCU15及びモデム14を介
して受信され、必要に応じて画像メモリ16に一旦蓄積
された後、プリンタ12より出力(ハードコピー)され
る。
【0014】子機2−1は、この例においては親機1と
ほぼ同一の構成となっている。すなわち、スキャナ21
、プリンタ22、通信制御部23、モデム24、NCU
25及び画像メモリ26は、それぞれ親機1のそれとほ
ぼ同一の構成である。子機2−1のNCU25は、親機
1のNCU15に接続されている。なお、図示されてい
ないが、符号2−1で示された子機以外の子機も、親機
1に接続されている。
【0015】回線上の図示されない送信局(以下、単に
送信局という)より子機(例えば子機2−1)に画情報
を送信する場合には、送信局は、親機1の電話番号をダ
イヤルし、親機1を呼び出す。その後、送信局は子機を
指定する子機指定データ(すなわち子機の電話番号、I
D等)の送信を行う。
【0016】親機1は、送信局より送信された子機指定
データを記憶すると共に、送信局から送信された画情報
を一旦画像メモリ16に蓄積する。そして、送信局から
の画情報の受信がすべて終了した時点で、送信局との回
線を切断する。その後、前記子機指定データに基づいて
、送信局が送信を希望する子機を呼び出し、該子機に対
して画像メモリ16内に蓄積された画情報を送信する。
【0017】この親機1から子機に対する画情報の送信
は、親機1が送信局と通信を行う場合と同様の処理によ
り行われる。すなわち、画像メモリ16内に蓄積された
画情報は、モデム14及びNCU15を介して、子機の
NCU25に転送され、子機では、NCU25及びモデ
ム24を介して受信した画情報を、必要に応じて画像メ
モリ26に一旦蓄積した後、プリンタ22より出力する
【0018】子機の受信能力を上回る能力、すなわち記
録線密度及び/あるいはサイズで、送信局から画情報が
送信された場合には、親機1から子機への画情報送信の
際、親機1は、受信された画情報を子機の受信能力に応
じて変換して、画情報を子機に送信する。
【0019】図3は親機及び子機の具体的構成の他の例
を示すブロック図である。同図において、図2と同一の
符号は、同一又は同等部分をあらわしている。図3にお
いて、子機2−1及び2−2はそれぞれプリンタ22及
び32のみにより構成されている。
【0020】送信局が子機2−1、2−2…に対して画
情報の送信を行う場合には、送信局は、まず画情報を親
機1に送信する。親機1は、すべての画情報を画像メモ
リ16に受信した後、送信局との通信を終了する。この
後、親機1は、画像メモリ16内に蓄積された画情報を
復号化すると共に、必要に応じて子機の受信能力(出力
能力)に応じた記録線密度及びサイズに画情報を変換し
た後、送信局より指示された子機に対して画情報を送信
する。この送信は、通信制御部13から直接行われる。
【0021】なお、親機と子機との接続は、有線、無線
どちらであっても良い。また、図3のシステムでは、ス
キャナにより構成される子機を含むものであっても良い
。さらに、図2及び図3で示されたような子機を同一の
システムに備えるようにしても良い。
【0022】図4は本発明の第1の実施例の親機の動作
を示すフローチャートである。このフローチャートは、
送信局から呼び出しがあった時点で実行される。同図に
おいて、まずステップS1では、送信局から送出される
プロトコルのNSS信号又はTSI信号に付加されてい
る子機指定データを検出し、該データが当該親機に一時
記憶される。
【0023】ステップS2においては送信局より送信さ
れる画情報を受信し、画像メモリ16(図2又は図3)
に蓄積する。そしてステップS3において画情報の受信
終了が検出された場合には、送信局との回線を切断した
後、ステップS4に移行する。  ステップS4におい
ては、記憶された子機指定データに対応する子機に対し
、発呼する。
【0024】ステップS5においては、発呼された子機
に異常(故障、停電、用紙切れ等)が生じているか否か
が判定される。子機に異常があれば、当該処理はステッ
プS9に移行する。ステップS9においては、指定され
た子機以外の他の子機の電話番号が読み出され、該子機
に対して発呼される。ステップS10において発呼され
た他の子機に異常が生じていることが判定された場合に
は、ステップS9に戻る。そして、さらに他の子機に対
して発呼される。
【0025】前記のステップS9における他の子機に対
する発呼は、優先度の高い子機順に行われる。この優先
度は、送信局が送信を希望する各子機ごとに予め定めら
れていて、当該親機の記憶装置に登録されている。
【0026】図5はこのような優先度を示すテーブルの
一例を示す図表である。同図において、例えば子機がA
、B、C…とある場合、子機Aについては第1優先の子
機はB、第2優先の子機はC、第3優先の子機はD…、
子機Bについては第1優先の子機はC、第2優先の子機
はD、第3優先の子機はE…、というように、それぞれ
各子機ごとに優先度が設定されている。
【0027】図4に戻り、前記ステップS10において
発呼された他の子機に異常が生じていないことが判定さ
れた場合には、ステップS11において受信画情報を前
記他の子機に送信する。そして画情報の送信終了がステ
ップS12で確認された後は、前記画像メモリ16に記
憶された画情報を消去して、当該処理は終了する。
【0028】前記ステップS5において送信局が送信を
希望する子機に異常が生じていることが判定されない場
合には、ステップS6において、送信局より受信された
画情報を、送信局が送信を希望する子機に対して送信す
る。ステップS7においては、通信が正常に行われてい
るか否か、すなわち子機側の異常や回線の不良等により
通信エラーが生じたか否かが判定される。エラーが生じ
ていなければ、ステップS8において画情報の送信終了
が確認された後、前記画像メモリ16に記憶された画情
報を消去して、当該処理は終了する。
【0029】前記ステップS7において通信エラーが検
出されたときには、ステップS9以降の処理に移り、送
信局より受信された画情報すべて、あるいは該画情報の
うちのエラーが生じた後の画情報が、前述したような手
法により、他の子機に対して送信される。
【0030】図1は本発明の第1の実施例の機能ブロッ
ク図である。同図において、図2又は図3と同一の符号
は、同一又は同等部分をあらわしている。図1において
、送信局から親機1に呼び出しがあると、送信局のプロ
トコルに含まれる子機指定データが子機特定手段56に
より検出され、該手段56内に一時記憶される。そして
、NCU15及びモデム14を介して受信された画情報
は、画像メモリ16内に蓄積される。そして、画情報の
蓄積がすべて終了すると、親機1は送信局との回線を切
断する。
【0031】子機特定手段56は、検出された子機指定
データより送信局が画情報の送信を希望する子機を特定
し、その情報をオアゲート83を介して親子間送受信制
御手段52に出力する。前記親子間送受信制御手段52
は指定された子機を発呼し、その後、画像データ送出手
段51により、該子機に対して、画像メモリ16に蓄積
された画情報が親子間送受信制御手段52を介して送信
される。
【0032】なお、子機が、図3に示されたように、プ
リンタのみの構成である場合には、画情報は復号化され
て子機に送信される。また、図2に示されたように親機
と同様の構成である場合(すなわち、復号化手段を備え
ている場合)には、画情報は、符号化された状態で送信
される。
【0033】子機異常検出手段81が子機とのプロトコ
ル前処理において、あるいは子機との画情報通信の最中
に、該子機の異常あるいは回線不良等による通信不能状
態を検出した場合には、図5に示すテーブルが記憶され
た子機優先度記憶手段82が付勢される。これにより、
送信局が画情報の送信を希望する子機に対応する他の子
機が、その優先度順に選択され、該情報がオアゲート8
3を介して親子間送受信制御手段52に出力され、そし
て、該子機に発呼される。発呼された子機に異常がなけ
れば、画像メモリ16内の画情報が該子機に送信される
【0034】なお、子機優先度記憶手段82内のデータ
は、優先度入力手段84より入力、登録、修正可能であ
る。また、子機から、回線上の相手局(図示せず)に対
して画情報の送信を行う場合には、親機1の画像メモリ
16に子機で読み取られた画情報が一旦蓄積されるが、
この場合における、子機より送信される画情報の受信及
び画像メモリ16への転送は、画像データ受信手段57
で行われる。
【0035】さて、前記の実施例では、送信局は、親機
に送信されるプロトコル信号に子機指定データを付加し
、親機では、この子機指定データを検出して子機を特定
するものとしたが、例えば後述するような手法を採用す
ることにより、送信局がそのプロトコル信号中に子機指
定データを付加しなくても、子機を指定することが可能
である。
【0036】すなわち、例えばある特定の送信局が必ず
ある特定の子機に対して画情報の送信を行う場合には、
親機の記憶装置(後述する図7の管理メモリ54)に、
図6に示されるように、送信局の電話番号である相手先
電話番号と、該データに対応する子機の電話番号とを予
め対応して記憶しておく。親機は、送信局からの着信が
あった時点で該送信局の電話番号を検出し、該電話番号
と同一の相手先電話番号を前記テーブルから検索して、
該相手先電話番号に対応する子機の電話番号を選ぶこと
により、子機を特定し、発呼する。このように構成する
ことにより、送信局がそのプロトコル信号中に子機指定
データを付加しなくても、子機を指定することが可能と
なる。
【0037】図7はこのような本発明の第2の実施例の
機能ブロック図である。同図において、図1と同一の符
号は、同一又は同等部分をあらわしている。図7におい
て、管理メモリ54には、図6に示されたような、複数
組の相手先電話番号及び子機の電話番号が記憶されてい
る。これらのデータは、管理データ入力手段55により
、当該親機1のオペレータにより入力、登録、修正可能
である。
【0038】送信局から呼び出しがあった場合には、送
信局のプロトコルに含まれる該送信局の電話番号が送信
局電話番号検出手段53により検出され、該手段53内
に一時記憶される。子機特定手段56Aは、前記送信局
電話番号検出手段53内に記憶された送信局の電話番号
を用いて、管理メモリ54内に記憶された相手先電話番
号を検索する。送信局の電話番号と同一の相手先電話番
号があった場合には、該相手先電話番号に対応する子機
の電話番号を読出し、該データがオアゲート83を介し
て親子間送受信制御手段52に出力されることにより該
子機にダイヤルされる。
【0039】なお、管理メモリ54には、図6に示され
たように、相手先電話番号と子機の電話番号とが対応し
て記憶されているものとして説明したが、前記各電話番
号の代りに、送信局固有の情報である送信局(相手先)
ID等、及び/あるいは子機固有の情報である子機ID
等を記憶するようにしても良い。すなわち、管理メモリ
54には、送信局及び子機固有の相手先固有データ及び
子機固有データが記憶されれば良い。もちろん、この場
合には、送信局電話番号検出手段53は、相手先固有デ
ータを検出する送信局固有データ検出手段である。また
、子機固有データを記憶する場合には、必要に応じて、
子機を発呼するのに必要な子機電話番号が予め親機に記
憶される。
【0040】次に、本発明の第3の実施例を説明する。 この第3の実施例は、親機が子機の中継局として機能す
る場合の例である。まず、親機が子機の中継局として機
能する場合の一般的な動作を図8を用いて説明する。図
8は親機が子機の中継局として機能する場合の、送信局
、親機及び子機間で授受されるプロトコルの一例を示す
タイムチャートである。
【0041】同図において、送信局が親機を呼出し、回
線が接続されると、親機からCED及びNSFが送信局
に送信される。送信局が親機に対してNSS及びTCF
を送信すると、親機は送信局に対してCFRを送信する
。このCFRコマンドには、送信局を通信保留状態とす
るためのデータが付加されており、送信局は前記コマン
ドの受信により、回線を切断することなく、通信保留状
態となる。親機は、この後、子機を呼び出す。なお、こ
の通信保留状態とするためのデータ、及び後述する通信
を再開させる旨のデータは、特に含まれなくても良い。
【0042】親機は、子機より送信されるCED及びN
SFが受信されると、該NSFの内容を記憶する。この
後、親機はNSSを送信する。このNSSコマンドには
、当該親機が中継局として機能する旨、換言すれば、子
機と送信局との間で直接プロトコル及び画情報の送受信
を実行させる旨のデータが付加されている。子機は、N
SSの受信の後、CFRを送信する。
【0043】この後、親機は、子機より送信されたNS
Fの内容と同一内容のNSFを送信局に送信する。この
NSFには、通信保留を解除し、通信を再開させる旨の
データが付加されている。この後、親機は、外部回線(
送信局)と子機の回線とを直接接続させる。
【0044】送信局は、前記NSFの内容に応じてNS
Sを子機に送信し、その後TCFを送信する。子機は、
TCFによるトレーニングが成功すると、送信局にCF
Rを送信し、受信準備完了状態となる。
【0045】送信局はCFRの受信後、画情報を送信す
る。この後、送信局及び子機間でEOP、MCF及びD
CNが送受信された後、送信局は回線を切断し、送信局
及び子機間の通信は終了する。子機は、この後、送信局
との通信が終了した旨を示す通信終了指令を親機に送信
する。これにより、親機は外部回線と子機との回線を開
放する。
【0046】図9は本発明の第3の実施例の親機の動作
を示すフローチャートである。このフローチャートは、
送信局から呼び出しがあった時点で実行される。同図に
おいて、まずステップS41では、送信局から送出され
るプロトコルのNSS信号又はTSI信号に付加されて
いる子機指定データを検出し、該データを一時記憶する
【0047】ステップS42においては、CFRコマン
ドに相手機(送信局)を待機させる(通信保留とする)
ためのデータを付加し、送信局に送信する。ステップS
43においては、前記ステップS41で記憶された子機
指定データに対応する子機に対し、発呼する。
【0048】ステップS44においては、発呼された子
機に異常があるか否かを所定の手法により判定する。異
常がなければ、ステップS45において、NSSコマン
ドに、子機と送信局との間で直接プロトコル及び画情報
の送受信を実行させる旨のデータを付加し、子機に送信
する。
【0049】親機は、子機との間で所定のプロトコル授
受の後、ステップS46において、該親機内部で外部回
線と子機との回線を接続する。これにより、送信局と子
機とが直接接続される。そして、ステップS47におい
て子機から通信終了指令が出力されたことが判定される
と、ステップS48において親機内部で外部回線と子機
との回線を開放する。
【0050】前記ステップS44において子機に異常が
あると判定された場合には、該子機との接続が開放され
、ステップS49に移行する。ステップS49において
は、図4のステップS9と同様に、送信局により指定さ
れた子機以外の他の子機の電話番号が、所定の優先度順
に読み出され、該子機に対して発呼される。
【0051】ステップS50においては、図4のステッ
プS10と同様に、発呼された他の子機に異常が生じて
いるか否かが判定される。そして、異常が生じていれば
ステップS49に戻り、異常がなければステップS45
に移行する。
【0052】図10は本発明の第3の実施例の機能ブロ
ック図である。同図において、図1及び図7と同一の符
号は、同一又は同等部分をあらわしている。図1との対
比より明らかなように、この実施例は、図1の構成に、
切換手段61及び62並びに切換制御手段63を加えた
ものである。
【0053】親子間送受信制御手段52が、送信局が送
信を希望する子機に対して発呼した後、子機異常検出手
段81により該子機の異常が検出されない場合には、切
換制御手段63は切換手段61及び62を付勢し、外部
回線(図13では、単に「回線」と示されている。)と
子機との回線を接続する。これにより、送信局と子機と
が直接接続される。
【0054】子機異常検出手段81が前記子機の異常を
検出した場合には、子機優先度記憶手段82の出力によ
り他の子機に対して発呼される。そして、前記他の子機
に異常が生じていないこと確認されたならば、切換制御
手段63は、該他の子機と外部回線とを接続する。この
切換制御手段63は、外部回線と子機とを接続している
ときは、子機から出力される通信終了信号の検出処理を
行っており、この通信終了信号が子機より送信されると
、切換手段61及び62を付勢し、前記の接続を解除す
る。
【0055】さて、送信局の画情報を、該送信局が送信
を希望する子機以外の他の子機に対して出力させる場合
には、「送信局が送信を希望する子機に異常等が生じた
ために、該子機に対して画情報を送信することができな
い」旨のメッセージを前記他の子機に表示したり、ある
いは前記画情報に含ませる(例えばヘッダ、フッタによ
り、あるいは別頁として、含ませる。)ようにしても良
い。
【0056】また、送信局の画情報は、他の子機より出
力(ハードコピー)されるものとしたが、画情報を前記
他の子機の画像メモリ内に保存しておき、必要に応じて
該画情報をソフトコピ―及び/あるいはハードコピーす
るようにしても良いことは当然である。
【0057】さらに前記の各実施例においては、他の子
機の選択は、所定の優先度順に行われるものとしたが、
選択はランダムに行われても良いことは当然である。
【0058】
【発明の効果】前述したように、送信局が送信を希望す
る子機に異常が生じた場合等、送信局が希望する子機に
画情報を送信又は転送できない場合には、該画情報を、
前記子機以外の他の子機に送信又は転送するようにした
ので、送信局が当該親子ファクシミリシステムのすべて
の出力装置に対して画情報送信不能となる事態を防止で
きる。
【0059】そして、例えば送信局より送信される画情
報に、該画情報の送り先である子機を特定するためのデ
ータを付加しておけば、前記他の子機のオペレータは、
該他の子機でハードコピーされた画情報を、所定の子機
のオペレータに渡すことができる。
【0060】前記他の子機の記憶装置に送信局の画情報
を保存した場合には、必要に応じて該画情報をハードコ
ピーすることもできるし、その後、送信局が画情報の送
信を希望した子機の故障等が修理された場合には、該子
機に対して前記他の子機から画情報を送信することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の機能ブロック図である
【図2】親機及び子機の具体的構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】親機及び子機の具体的構成の他の例を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の第1の実施例の親機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】優先度を示すテーブルの一例を示す図表である
【図6】管理メモリ内に登録された内容を示す図表であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例の機能ブロック図である
【図8】親機が子機の中継局として機能する場合の、送
信局、親機及び子機間で授受されるプロトコルの一例を
示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例の親機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図11】親子ファクシミリシステムを示すブロック図
である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回線に接続されると共に、有線又は無
    線により複数の子機を接続し、回線に接続された他のフ
    ァクシミリ装置の着信により所定の子機を選択して、該
    子機に対して前記他のファクシミリ装置の出力画情報の
    送信及び転送の一方を実行するファクシミリ装置におい
    て、送信局の画情報が所定の子機に送信できないときに
    、該子機以外の他の子機を選択し、該他の子機に対して
    前記他のファクシミリ装置の出力画情報の送信及び転送
    の一方を実行する手段を具備したことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
JP3080495A 1991-03-20 1991-03-20 ファクシミリ装置 Pending JPH04292063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080495A JPH04292063A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080495A JPH04292063A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04292063A true JPH04292063A (ja) 1992-10-16

Family

ID=13719888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3080495A Pending JPH04292063A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04292063A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3437384B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH02278965A (ja) ファクシミリ受信システム
JPH04292063A (ja) ファクシミリ装置
JPH04286266A (ja) ファクシミリ装置
JPS63104572A (ja) フアクシミリ装置
JP2749311B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH1141435A (ja) ファクシミリ装置
JPS59125172A (ja) フアクシミリ再送通信方式
JP3349758B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JP3011952B2 (ja) ファクシミリ装置
KR100325818B1 (ko) 팩시밀리의 오류메시지 자동 전송방법
JP3886655B2 (ja) ファクシミリシステムおよびこのファクシミリシステムに用いられるファクシミリ装置
JP3268604B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0449761A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方法
JPH04280565A (ja) ファクシミリ装置
JPH01132264A (ja) ファクシミリ装置
JPH05284318A (ja) Isdn用ファクシミリ装置
JPH03218169A (ja) ファクシミリ装置
JPH04108265A (ja) ファクシミリ通信システム
JPH04364664A (ja) ファクシミリ装置
JP2002330270A (ja) ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置
JPS6384255A (ja) フアクシミリ装置
JPH04306965A (ja) 画像通信装置および画像通信装置の制御方法
JPH05103179A (ja) フアクシミリ装置
JPH10126601A (ja) ファクシミリ装置