JPH0429166A - 複数色画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の１ 本発明は、カラーレーザプリンタやカラー電子写真複写
機等の複数色画像形成装置に関し、特に複数色画像を現
像するのに使用する現像装置の現像器にトナーがなくな
ったときに容易に現像器を交換することを可能とした複
数色画像形成装置に関する。

【東立且Ｉ カラーレーザプリンタやカラー電子写真複写機等のカラ
ー画像形成装置においては、１つの感光体ドラムと１つ
の転写ドラムとを組合せて、感光体ドラム上に各色のト
ナー像を形成する度に、転写ドラム上に巻き付けた転写
紙上に各色のトナー像を転写する多重転写方式により、
転写紙上に複数色のトナー像を重ね合わせて転写して、
カラー画像を形成するカラー画像形成方法が多用されて
いる。

このような多重転写方式を用いたカラー画像形成方法で
は、感光体ドラム上に順次形成された各色の潜像を順々
に現像して各色のトナー像が次々に形成されるが、この
ような現像を行なう現像装置には、従来、（１）感光体
ドラムの周囲に沿って各色の現像器を固定設置する固定
式現像装置と、（２）感光体ドラムに対し各色の現像器
を回転移動または水平移動させる移動式現像装置とがあ
る。

最近では、現像器を共通化でき、画像形成装置全体を小
型化、コストダウン化することが可能な（２）の移動式
現像装置が主流となりつつある。

このような移動式現像装置としては、例えば特開昭４７
−１３１号に開示されるように、感光体ドラムに隣接し
て移動支持体として回転体を設けて、回転体上に複数の
現像器を配設した回転現像装置が知られている。

回転現像装置を設置した従来の画像形成装置を第３図に
示す。

第３図に示すように、画像形成装置は、装置本体５０内
の略中央部に感光体ドラム１を備え、感光体ドラム１の
周囲に、１次帯電器２、転写装置５、クリーニング装置
６、回転現像装置４０がそれぞれ配置され、装置本体５
０内上方部には光学系１０が配置される。

本画像形成装置では、光学系１０により露光走査された
原稿２１の反射光像を色分解して、−広帯電器２で一次
帯電された感光体ドラム１上に露光部３で露光し、これ
により形成された潜像を現像装置４０で現像して感光体
ドラム１上にトナー像を形成し、そのトナー像を給紙装
置から給紙された転写紙Ｐ上に転写紙装置５により転写
し、クリーニング装置６により感光体ドラム１上の残留
トナーを除去し、このような一連の操作を色分解された
色毎に複数色分繰り返して転写材Ｐ上に複数色のトナー
像を得、その後転写紙Ｐ上のトナー像を定着装置２０に
より定着して、かくして転写紙Ｐ上に複数色のトナー像
を重ね合わせてなる複数色画像が得られる。

上記回転現像装置４０は、感光体ドラム１に近接して配
置した回転体４２を有する。この回転体４２上には４色
の現像器４４、即ちイエロー色用現像器４４Ｙ、マゼン
タ色用現像器４４Ｍ、シアン色用現像器４４Ｃおよびブ
ラック色用現像器４４Ｂを着脱自在に具備する。４色の
現像器４４を備えた回転体４２は、回転することにより
選択された色の現像器４４を感光体ドラム１に対面させ
る。現像器４４の現像スリーブは、感光ドラムｌと対向
したときのみ現像モータにより回転し、これにより感光
体ドラムｌ上の潜像の現像が行なわれる。

通常、現像剤としては、トナーとキャリアとを混合して
なる２成分現像剤を用いるより、トナーのみからなる１
成分現像剤を用いた方が、現像剤へのトナー補給装置や
トナー濃度制御装置が不要で、現像コストの面から有利
であるので、１成分現像剤が用いられることが多い。

が　　しよ　と　る しかしながら、１成分現像剤を用いた現像装置では、現
像器内のトナーがなくなると、トナーを補充するか又は
新しい現像器と交換する必要がある。

従って、カラー複写機等の複数色画像形成装置に設置さ
れるような複数色の現像器４４を有する現像装置４０で
は、現像器４４内のトナーが次々になくなるような場合
に、現像器４４へのトナの補充または現像器４４の交換
のために、画像形成装置本体５ｏからの現像器４４の出
し入れ等の作業を次々に複数回繰り返すことになり、か
なり手間のかかる作業となっていた。

従って本発明の目的は、現像装置の複数色の現像器内の
トナーが次々になくなるような場合に、現像器内へのト
ナーの補充または現像器の交換を次々に行なう手間を生
じることなく容易に対処して、複数色画像を現像して画
像形成することができるようにした複数色画像形成装置
を提供することである。

を　　　るための 上記目的は本発明に係る複数色画像形成装置にて達成さ
れる。要約すれば本発明は、像担持体上に複数色画像の
各色の画像の潜像が形成される度に、現像装置の複数色
の現像器を設けた移動支持体により、前記潜像に対応し
た色の現像器が前記潜像の箇所に位置するように前記複
数色の現像器を移動して、前記潜像を現像することを前
記各色の画像に対応した潜像の全てについて行ない、複
数色画像を得る複数色画像形成装置において、前記現像
装置が設けられた画像形成装置本体に対し、前記現像装
置の前記複数色の現像器を移動支持体とを一体に着脱可
能としたことを特徴とする複数色画像形成装置である。

Ｋ血虜 以下、本発明の実施例について詳述する。

第１図は、本発明の複数色画像形成装置の一実施例を示
す概略断面図である。本実施例の複数色画像形成装置は
、フルカラー電子写真複写機を示す。

本画像形成装置は、その装置本体５０内の略中央部に、
電子写真用感光体を表面に設けた感光体ドラム１を有し
、感光体ドラム１は反時計方向の矢印Ｘ方向に回転され
る。この感光体ドラム１の周囲には、その真上に１次帯
電器２、真下に転写装置５、右側にクリーニング装置６
、左側に回転現像装置６０がそれぞれ配置される。また
画像形成装置本体５０の上方部には光学系１０が配置さ
れ、光学系１０はプラテン７上の原稿２１の画像を、−
広帯電器２と現像装置２との間に位置した露光部３で感
光体ドラム１上に露光するように構成されている。

光学系１０は任意のものを利用し得るが、本実施例では
光学系１０は、プラテン７と平行に移動する第１走査ミ
ラー１１、第１走査ミラー１１に対し半分の速度で同方
向に移動する第２および第３走査ミラー１２．１３、結
像レンズ１４および第４固定ミラー１５から構成され、
周知のスリット露光式の光学系となっている。原稿照明
光源１６は、第１走査ミラー１１と共に運動するように
構成され、色分解フィルタ１７は第４固定ミラー１５と
露光部３との間に配置される。

光学系１０によれば、第１、第２および第３走査ミラー
１１．１２．１３によって露光走査された原稿２１の反
射光像が、レンズ１４を通過後第４固定ミラー１５を経
て色分解フィルタ１７により色分解され、露光部３で感
光体ドラムｌ上に結像して、感光体ドラム１上に各色の
潜像が形成される。

画像形成装置本体５０の右側部には、定着装置２０およ
び給紙装置３０が配置され、また転写ドラム５と定着装
置２０および給紙装置３０との間には、それぞれ転写紙
搬送系２５および３５が配設される。

現像装置６０は、移動支持体としての回転体６２に４色
の現像器６４、即ちイエロー用現像器６４Ｙ、マゼンタ
用現像器６４Ｍ、シアン用現像器６４Ｃおよびブラック
用現像器６４Ｂを備えており、感光体ドラム１上に色分
解された各色の潜像が形成される度に、回転体６２が回
転することにより、その潜像の箇所に対応する色の現像
器６４を移動して、潜像を現像、可視化することを繰り
返す。

転写装置５は、典型的には周囲に転写材の転写紙Ｐを把
持するグリッパ５ａを有する転写ドラム５ｂを備えてな
る。転写装置５は、給紙装置３０の転写紙カセット３１
又は３２から転写紙搬送系を経て給紙された転写紙Ｐの
先端をグリッパ５ａで把持し、感光体ドラムｌ上の各色
のトナー像を転写するべく回転、移送させる。転写ドラ
ム５ａの転写域の内部には、転写帯電器５Ｃが配置され
る。

上記構成にて、感光体ドラム１に対し、色分解フィルタ
１７によって色分解された色毎に、１次帯電器２、光学
系１０、現像装置６０、転写装置５およびクリーニング
装置６により、帯電、露光、現像、転写およびクリーニ
ングの各工程が施される。

以上のようにして各色のトナー像が順次転写された転写
紙は、グリッパ５ａから開放され、分離爪８により転写
ドラム５ｂから剥離される。次いで転写Ｐは、転写紙搬
送系２５により定着装置２ｏへと送られ、そこで転写紙
Ｐ上のトナー像が定着され、その後転写紙Ｐがトレー２
３へと排出される。

本発明によれば、上記回転現像装置６０は、回転体６２
とこれに設けられた４色の現像器６４とが一体化され、
これら回転体６２と４色の現像器６４とを一体に画像形
成装置本体５０に対し着脱可能とされている。回転体６
２は、その中心を通る回転軸６８を画像形成装置本体５
０の両側板に設けた軸受けによって、装置本体５０内に
回転自在に取り付けられ、本実施例では、現像器６４を
一体化した回転体６２は軸６８ごと着脱可能とされてい
る。

従って、本複数色画像形成装置では、現像装置６０の複
数色の現像器６４内のトナーが次々になくなるような場
合に、画像形成装置本体５０から複数色の現像器６４を
回転体６２ごと取り外して、新しい現像器６４を備えた
回転体６２に取り替えることができる。このため、従来
要していたトナー補給のサービスメンテナンスが簡素化
され、従来のように現像器６４内へのトナーの補充また
は現像器６４の交換を次々に行なう手間を生じることな
く容易に対処して、複数色の画像を現像して画像形成す
ることができる。また現像器６４が回転体６２と一体化
されているので、現像装置６０の製作上のコストダウン
も図ることができる。

第２図は、本発明の複数色画像形成装置の他の実施例を
示す概略断面図である。本実施例の複数色画像形成装置
は、現像装置７０が水平移動式の現像装置になっている
ことが特徴である。本実施例の複数色画像形成装置のそ
の他の構成は第１図に示した複数色画像形成装置と同様
で、第２図において第１図に付した符号と同一の符号は
同一の部材を示す。

上記現像装置７０は、感光体ドラム１の下部に向けて水
平移動可能な移動支持体７２上に４色の現像器７４、即
ちイエロー用現像器７４Ｙ、マゼンタ用現像器７４Ｍ、
シアン用現像器７４Ｃおよびブラック用現像器７４Ｂを
備えており、感光体ドラムｌ上に色分解された各色の潜
像が形成される度に、移動支持体７２が水平移動するこ
とにより、その潜像の箇所に対応する色の現像器７４を
移動して、潜像を現像、可視化することを繰り返す。

本発明によれば、現像装置７０は同様に、移動支持体７
２とこれに設けられた４色の現像器７４とが一体化され
、これら移動支持体７２と４色の現像器７４とを一体に
画像形成装置本体５０に対し着脱可能とされている。

従って、本複数色画像形成装置においても、現像装置７
０の複数色の現像器７４内のトナーが次々にな（なるよ
うな場合に、画像形成装置本体５０から複数色の現像器
７４を移動支持体７２ごと取り外して、新しい現像器７
４を備えた移動支持体７２に取り替えることができる。

このため、同様に、従来要していたトナー補給のサービ
スメンテナンスが簡素化され、従来のように現像器７４
内へのトナーの補充または現像器７４の交換を次々に行
なう手間を生じることなく容易に対処して、複数色の画
像を現像して画像形成することができる。また現像器７
４が移動支持体７２と一体化されているので、現像装置
７ｏの製作上のコストダウンも図ることができる。

免豆立皇１ 以上説明したように、本発明の複数色画像形成装置では
、現像装置の複数色の現像器と移動支持体とを一体化し
て、これらを一体に画像形成装置本体に着脱可能とした
ので、複数色画像の現像により複数色の現像器内のトナ
ーが次々になくなるような場合に、従来のように現像器
内へのトナーの補充または現像器の交換を次々に行なう
手間を生じることなく容易に対処して、複数色の画像を
現像して画像形成することができ、従来要していたトナ
ー補給のサービスメンテナンスが簡素化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の複数色画像形成装置の一実施例を示
す概略断面図である。 第２図は、本発明の複数色画像形成装置の他の実施例を
示す概略断面図である。 第３図は、従来の複数色画像形成装置を示す概略断面図
である。 １：感光体ドラム ５０：画像形成装置本体 ６０．７０：現像装置 ６２：回転体 ６４．７４：現像器 ６８：軸 ７２：移動台

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）像担持体上に複数色画像の各色の画像の潜像が形成
   される度に、現像装置の複数色の現像器を設けた移動支
   持体により、前記潜像に対応した色の現像器が前記潜像
   の箇所に位置するように前記複数色の現像器を移動して
   、前記潜像を現像することを前記各色の画像に対応した
   潜像の全てについて行ない、複数色画像を得る複数色画
   像形成装置において、前記現像装置が設けられた画像形
   成装置本体に対し、前記現像装置の前記複数色の現像器
   と移動支持体とを一体に着脱可能としたことを特徴とす
   る複数色画像形成装置。