JPH04290715A - 光情報記録媒体用基板の射出成形金型 - Google Patents
光情報記録媒体用基板の射出成形金型Info
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- JPH04290715A JPH04290715A JP7828791A JP7828791A JPH04290715A JP H04290715 A JPH04290715 A JP H04290715A JP 7828791 A JP7828791 A JP 7828791A JP 7828791 A JP7828791 A JP 7828791A JP H04290715 A JPH04290715 A JP H04290715A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録媒体用基板
の射出成形金型に関する。
の射出成形金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】光情報記録媒体用基板の製造には、量産
性やコスト等の点から、ポリカーボネートやアクリル樹
脂等の熱可塑性樹脂を用い、これを射出成形する方法が
広く用いられている。
性やコスト等の点から、ポリカーボネートやアクリル樹
脂等の熱可塑性樹脂を用い、これを射出成形する方法が
広く用いられている。
【０００３】従来の、光情報記録媒体用基板の射出成形
金型について、図６を参照して説明する。
金型について、図６を参照して説明する。
【０００４】この射出成形金型は、固定側取付板６Ｘに
一体的に取付けられた固定側型板としての固定側鏡面板
２Ｘと、可動側取付板５Ｘに一体的に取付けられた可動
側型板としての可動側鏡面板１Ｘとを有している。前記
固定側鏡面板２Ｘの、後述するスタンパ３Ｘにより覆わ
れる部位は鏡面仕上げされている。前記固定側鏡面板２
Ｘには、固定側鏡面板２Ｘに固着された環状の第１スタ
ンパ押え部材４Ｘによってスタンパ３Ｘの外周部位が固
定されており、また、スタンパ３Ｘの内周部位は、固定
側鏡面板２Ｘに埋設された環状の第２スタンパ押え部材
７Ｘに係止されていることにより、スタンパ３Ｘは固定
側鏡面板２Ｘから脱落することはない。前記第２スタン
パ押え部材７Ｘには後述する圧縮空気通路（図示せず）
が形成されている。スタンパ３Ｘは、後述する成形品と
なる光情報記録媒体用基板１３Ｘの情報記録面にトラッ
キング用溝、情報用ピット等のパターンを転写して形成
するためのものである。前記固定側取付板６Ｘには、ス
プル８Ｘを有するスプルブッシュ１５Ｘが埋設されてお
り、このスプルブッシュ１５Ｘは、固定側取付板６Ｘ、
固定側鏡面板２Ｘおよび第２スタンパ押え部材７Ｘを順
次貫通している。
一体的に取付けられた固定側型板としての固定側鏡面板
２Ｘと、可動側取付板５Ｘに一体的に取付けられた可動
側型板としての可動側鏡面板１Ｘとを有している。前記
固定側鏡面板２Ｘの、後述するスタンパ３Ｘにより覆わ
れる部位は鏡面仕上げされている。前記固定側鏡面板２
Ｘには、固定側鏡面板２Ｘに固着された環状の第１スタ
ンパ押え部材４Ｘによってスタンパ３Ｘの外周部位が固
定されており、また、スタンパ３Ｘの内周部位は、固定
側鏡面板２Ｘに埋設された環状の第２スタンパ押え部材
７Ｘに係止されていることにより、スタンパ３Ｘは固定
側鏡面板２Ｘから脱落することはない。前記第２スタン
パ押え部材７Ｘには後述する圧縮空気通路（図示せず）
が形成されている。スタンパ３Ｘは、後述する成形品と
なる光情報記録媒体用基板１３Ｘの情報記録面にトラッ
キング用溝、情報用ピット等のパターンを転写して形成
するためのものである。前記固定側取付板６Ｘには、ス
プル８Ｘを有するスプルブッシュ１５Ｘが埋設されてお
り、このスプルブッシュ１５Ｘは、固定側取付板６Ｘ、
固定側鏡面板２Ｘおよび第２スタンパ押え部材７Ｘを順
次貫通している。
【０００５】一方、可動側鏡面板１Ｘとスタンパ３Ｘと
の間にはキャビティ９Ｘが形成され、このキャビティ９
Ｘは前記光情報記録媒体用基板１３Ｘを形づくるもので
ある。可動側鏡面板１Ｘの、前記キャビティ９Ｘを形成
する面は鏡面仕上げが施されている。前記可動側取付板
５Ｘに一部が埋設された環状のブッシュ１２Ｘは、可動
側鏡面板１Ｘを貫通している。
の間にはキャビティ９Ｘが形成され、このキャビティ９
Ｘは前記光情報記録媒体用基板１３Ｘを形づくるもので
ある。可動側鏡面板１Ｘの、前記キャビティ９Ｘを形成
する面は鏡面仕上げが施されている。前記可動側取付板
５Ｘに一部が埋設された環状のブッシュ１２Ｘは、可動
側鏡面板１Ｘを貫通している。
【０００６】略棒状のエジェクタ１０Ｘは、軸方向に所
定距離だけ移動自在に可動側取付板５Ｘに取付けられて
おり、このエジェクタ１０Ｘは、図示しない第１駆動手
段によって固定側取付板６Ｘ側へ移動されてブッシュ１
２Ｘより突出し、成形品１３Ｘを可動側鏡面板１Ｘより
はがすためのものである。また、可動側取付板５Ｘには
ゲートカッタ１１Ｘも取付けられており、このゲートカ
ッタ１１Ｘは、図示しない第２駆動手段によって固定側
取付板６Ｘ側へ移動されてエジェクタ１０Ｘより突出し
、成形品１３の内周部を切断して成形品１３よりスプル
部を分離するためのものである。
定距離だけ移動自在に可動側取付板５Ｘに取付けられて
おり、このエジェクタ１０Ｘは、図示しない第１駆動手
段によって固定側取付板６Ｘ側へ移動されてブッシュ１
２Ｘより突出し、成形品１３Ｘを可動側鏡面板１Ｘより
はがすためのものである。また、可動側取付板５Ｘには
ゲートカッタ１１Ｘも取付けられており、このゲートカ
ッタ１１Ｘは、図示しない第２駆動手段によって固定側
取付板６Ｘ側へ移動されてエジェクタ１０Ｘより突出し
、成形品１３の内周部を切断して成形品１３よりスプル
部を分離するためのものである。
【０００７】上述した構成を有する射出成形金型を用い
て、光情報記録媒体用基板を射出成形するには、先ず、
金型を型閉じし、図示しない射出成形機のノズルより溶
融樹脂をスプル８Ｘを介してキャビティ９Ｘ内に射出す
ると、キャビティ９Ｘおよびスプル８Ｘには溶融樹脂が
充填される。
て、光情報記録媒体用基板を射出成形するには、先ず、
金型を型閉じし、図示しない射出成形機のノズルより溶
融樹脂をスプル８Ｘを介してキャビティ９Ｘ内に射出す
ると、キャビティ９Ｘおよびスプル８Ｘには溶融樹脂が
充填される。
【０００８】この溶融樹脂が固化する所定時間経過後、
前記第２駆動手段によりゲートカッタ１１Ｘを駆動して
エジェクタ１０Ｘより突出させることで、成形品１３Ｘ
よりスプル部を分離する。ついで、可動側取付板５Ｘを
固定側取付板６Ｘより離反する方向に移動させて、金型
を型開きする。該型開きの際、前記第１駆動手段によっ
て、エジェクタ１０Ｘをブッシュ１２Ｘより突出させる
他、圧縮空気を第２スタンパ押え部材７Ｘの前記圧縮空
気通路を介して成形品１３Ｘとスタンパ３Ｘとの間に供
給して、空気突出しを行う。すると、成形品１３Ｘは可
動側鏡面板１Ｘに密着した状態で可動側鏡面板１Ｘとと
もに移動し、エジェクタ１０Ｘによって成形品１３Ｘは
可動側鏡面板１Ｘよりはがれる。該はがれた成形品１３
Ｘや前記スプル部は図示しない自動取出し機によって金
型間より取り除かれ、トラッキング用溝や情報用ピット
等のパターンが形成された成形品１３Ｘが得られる。
前記第２駆動手段によりゲートカッタ１１Ｘを駆動して
エジェクタ１０Ｘより突出させることで、成形品１３Ｘ
よりスプル部を分離する。ついで、可動側取付板５Ｘを
固定側取付板６Ｘより離反する方向に移動させて、金型
を型開きする。該型開きの際、前記第１駆動手段によっ
て、エジェクタ１０Ｘをブッシュ１２Ｘより突出させる
他、圧縮空気を第２スタンパ押え部材７Ｘの前記圧縮空
気通路を介して成形品１３Ｘとスタンパ３Ｘとの間に供
給して、空気突出しを行う。すると、成形品１３Ｘは可
動側鏡面板１Ｘに密着した状態で可動側鏡面板１Ｘとと
もに移動し、エジェクタ１０Ｘによって成形品１３Ｘは
可動側鏡面板１Ｘよりはがれる。該はがれた成形品１３
Ｘや前記スプル部は図示しない自動取出し機によって金
型間より取り除かれ、トラッキング用溝や情報用ピット
等のパターンが形成された成形品１３Ｘが得られる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の射出成
形金型は、金型の型開きの際、成形品である光情報記録
媒体用基板をスタンパから離型させるために、ゲートカ
ッタと成形品の内径端面との接触抵抗や、圧縮空気突出
しによる２種のみを利用するもので、成形品の可動側鏡
面板への密着強度は小さい。このため、特に成形品の記
録範囲外となる外周部位や内周部位における前記離型が
困難となり、成形品全面の離型が不均一となる。その結
果、成形品が変形したり、成形品にパターンを均一に形
成できず、さらに、型開きの際、成形品が可動側鏡面板
より落下するという問題点がある。本発明は、上記従来
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、成形
品をスタンパより均一に離型できて、パターンを均一に
転写した変形のない成形品が得られるとともに、成形品
の落下を防止できる光情報記録媒体用基板の射出成形金
型を提供することを目的とする。
形金型は、金型の型開きの際、成形品である光情報記録
媒体用基板をスタンパから離型させるために、ゲートカ
ッタと成形品の内径端面との接触抵抗や、圧縮空気突出
しによる２種のみを利用するもので、成形品の可動側鏡
面板への密着強度は小さい。このため、特に成形品の記
録範囲外となる外周部位や内周部位における前記離型が
困難となり、成形品全面の離型が不均一となる。その結
果、成形品が変形したり、成形品にパターンを均一に形
成できず、さらに、型開きの際、成形品が可動側鏡面板
より落下するという問題点がある。本発明は、上記従来
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、成形
品をスタンパより均一に離型できて、パターンを均一に
転写した変形のない成形品が得られるとともに、成形品
の落下を防止できる光情報記録媒体用基板の射出成形金
型を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、可動側鏡面板と、パターン形成用のスタン
パを有する固定側鏡面板とを備え、前記可動側鏡面板と
スタンパとの間に形成されたキャビティにより光情報記
録媒体用基板を形づくる射出成形金型において、前記可
動側鏡面板側の、光情報記録媒体用基板の記録範囲外の
部位に対応する表面に、溝あるいは突起を形成すること
により、前記表面が凹凸状になっていることを特徴とす
る。
の本発明は、可動側鏡面板と、パターン形成用のスタン
パを有する固定側鏡面板とを備え、前記可動側鏡面板と
スタンパとの間に形成されたキャビティにより光情報記
録媒体用基板を形づくる射出成形金型において、前記可
動側鏡面板側の、光情報記録媒体用基板の記録範囲外の
部位に対応する表面に、溝あるいは突起を形成すること
により、前記表面が凹凸状になっていることを特徴とす
る。
【００１１】また、溝あるいは突起を、可動側鏡面板の
、光情報記録媒体用基板の外周部位に対応する表面に形
成したものや、溝あるいは突起を、光情報記録媒体用基
板の内周部位に対応する、可動側鏡面板に埋設されたブ
ッシュの表面に形成したものとすることができる。
、光情報記録媒体用基板の外周部位に対応する表面に形
成したものや、溝あるいは突起を、光情報記録媒体用基
板の内周部位に対応する、可動側鏡面板に埋設されたブ
ッシュの表面に形成したものとすることができる。
【００１２】
【作用】上記のとおり構成された本発明では、可動側鏡
面板側の、成形品の記録範囲外の部位に対応する表面が
凹凸状になっていることにより、成形品となる光情報記
録媒体用基板の記録範囲外の部位と可動側鏡面板側との
接触面積が大きくなるため、成形品と可動側鏡面板側と
の接触抵抗、ひいては成形品の可動側鏡面板への密着強
度は大きく、かつ均一になる。
面板側の、成形品の記録範囲外の部位に対応する表面が
凹凸状になっていることにより、成形品となる光情報記
録媒体用基板の記録範囲外の部位と可動側鏡面板側との
接触面積が大きくなるため、成形品と可動側鏡面板側と
の接触抵抗、ひいては成形品の可動側鏡面板への密着強
度は大きく、かつ均一になる。
【００１３】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。 （第１実施例）図１は本発明の射出成形金型の第１実施
例の縦断面図であり、図２は図１の要部拡大図である。
して説明する。 （第１実施例）図１は本発明の射出成形金型の第１実施
例の縦断面図であり、図２は図１の要部拡大図である。
【００１４】これらの図に示すように、可動側鏡面板１
の鏡面の外周部位には、複数本の溝１４が環状かつ同心
円状に形成されていることで、前記外周部位は凹凸状に
なっている。これにより、成形品となる光情報記録媒体
用基板１３の外周部位と可動側鏡面板１との接触面積は
、従来例と比較して大きい。前記溝１４の形状は矩形で
あり、その深さが０．１ｍｍ、幅が０．５ｍｍとなって
いるが、これらの数値に限定されない。前記鏡面の前記
外周部位は、成形品となる光情報記録媒体用基板１３の
記録範囲外に対応した部位となっており、スタンパ３に
よるパターンの転写に支障がないように構成されている
。本実施例では、直径１３０ｍｍの成形品１３を成形す
るための金型を一例として示しており、成形品１３の記
録範囲は内半径３０ｍｍから外半径６０ｍｍの範囲とな
っているため、上述した複数本の溝１４は内半径６１ｍ
ｍから外半径６５ｍｍまでの範囲に形成されているもの
である。その他の構成は、図６に示した従来例と同一で
あるので、その説明は省略する。
の鏡面の外周部位には、複数本の溝１４が環状かつ同心
円状に形成されていることで、前記外周部位は凹凸状に
なっている。これにより、成形品となる光情報記録媒体
用基板１３の外周部位と可動側鏡面板１との接触面積は
、従来例と比較して大きい。前記溝１４の形状は矩形で
あり、その深さが０．１ｍｍ、幅が０．５ｍｍとなって
いるが、これらの数値に限定されない。前記鏡面の前記
外周部位は、成形品となる光情報記録媒体用基板１３の
記録範囲外に対応した部位となっており、スタンパ３に
よるパターンの転写に支障がないように構成されている
。本実施例では、直径１３０ｍｍの成形品１３を成形す
るための金型を一例として示しており、成形品１３の記
録範囲は内半径３０ｍｍから外半径６０ｍｍの範囲とな
っているため、上述した複数本の溝１４は内半径６１ｍ
ｍから外半径６５ｍｍまでの範囲に形成されているもの
である。その他の構成は、図６に示した従来例と同一で
あるので、その説明は省略する。
【００１５】上記のとおり構成された本実施例では、図
３に示すように、溶融樹脂をキャビティ９内に射出後、
金型の型開きの際には、スプル部１６が分離された成形
品１３の外周部位と可動側鏡面板１との接触抵抗が大き
く、ひいては成形品１３の可動側鏡面板１への密着強度
は大きく、かつ均一になるので、成形品１３をスタンパ
３より均一に離型できる。その結果、成形品１３が変形
しないとともに、成形品１３に転写されるパターンが均
一になる上、型開きの際、可動側鏡面板１より成形品１
３が落下しない。その他の動作は従来例のものと同様で
あるので、その説明は省略する。
３に示すように、溶融樹脂をキャビティ９内に射出後、
金型の型開きの際には、スプル部１６が分離された成形
品１３の外周部位と可動側鏡面板１との接触抵抗が大き
く、ひいては成形品１３の可動側鏡面板１への密着強度
は大きく、かつ均一になるので、成形品１３をスタンパ
３より均一に離型できる。その結果、成形品１３が変形
しないとともに、成形品１３に転写されるパターンが均
一になる上、型開きの際、可動側鏡面板１より成形品１
３が落下しない。その他の動作は従来例のものと同様で
あるので、その説明は省略する。
【００１６】上記実施例において、各図には簡略化のた
めに、溝１４が２本しか描かれていないが、この本数に
限定されるものではない。また、溝１４の断面形状も矩
形に限られず、三角形や半円形等でもよく、そして、必
ずしも環状に形成する必要もなく、溝１４に代えて突起
を形成してもよい。さらには、ブッシュ１２の成形品１
３側の表面、すなわち、成形品１３の記録範囲外となる
内周部位と対応するブッシュ１２の表面にも、溝あるい
は突起を形成してもよい。 （第２実施例）図４は、本発明の第２実施例の縦断面図
で、型閉じした状態を示しており、図５は図４の要部拡
大図である。
めに、溝１４が２本しか描かれていないが、この本数に
限定されるものではない。また、溝１４の断面形状も矩
形に限られず、三角形や半円形等でもよく、そして、必
ずしも環状に形成する必要もなく、溝１４に代えて突起
を形成してもよい。さらには、ブッシュ１２の成形品１
３側の表面、すなわち、成形品１３の記録範囲外となる
内周部位と対応するブッシュ１２の表面にも、溝あるい
は突起を形成してもよい。 （第２実施例）図４は、本発明の第２実施例の縦断面図
で、型閉じした状態を示しており、図５は図４の要部拡
大図である。
【００１７】これらの図に示すように、本実施例ではブ
ッシュ１２ａの成形品１３ａ側の表面には矩形断面の突
起１４ａが環状に形成されていることで、前記表面は凹
凸状になり、その表面積は大きくなっている。ブッシュ
１２ａの前記表面は、成形品１３ａの記録範囲外となる
内周部位（半径３０ｍｍまでの部位）の表面に対応して
いる。前記突起１４ａの高さは０．１ｍｍ、幅は１．０
ｍｍとなっているが、これらの数値に限定されない。そ
の他の構成は、従来例のものと同一であるので、その説
明は省略する。
ッシュ１２ａの成形品１３ａ側の表面には矩形断面の突
起１４ａが環状に形成されていることで、前記表面は凹
凸状になり、その表面積は大きくなっている。ブッシュ
１２ａの前記表面は、成形品１３ａの記録範囲外となる
内周部位（半径３０ｍｍまでの部位）の表面に対応して
いる。前記突起１４ａの高さは０．１ｍｍ、幅は１．０
ｍｍとなっているが、これらの数値に限定されない。そ
の他の構成は、従来例のものと同一であるので、その説
明は省略する。
【００１８】上記のとおり構成された本実施例では、溶
融樹脂をキャビティ９ａ内に射出後、金型の型開きの際
には、成形品１３ａの内周部位と可動側鏡面板１ａとの
接触抵抗が大きく、ひいては成形品１３ａの可動側鏡面
板１ａへの密着強度は大きく、かつ均一になるので、成
形品１３ａをスタンパ３ａより均一に離型でき、その結
果、成形品１３ａが変形しないとともに、成形品１３ａ
に転写されるパターンが均一になる上、型開きの際、可
動側鏡面板１ａより成形品１３ａが落下しない。その他
の動作は従来例のものと同様であるので、その説明は省
略する。
融樹脂をキャビティ９ａ内に射出後、金型の型開きの際
には、成形品１３ａの内周部位と可動側鏡面板１ａとの
接触抵抗が大きく、ひいては成形品１３ａの可動側鏡面
板１ａへの密着強度は大きく、かつ均一になるので、成
形品１３ａをスタンパ３ａより均一に離型でき、その結
果、成形品１３ａが変形しないとともに、成形品１３ａ
に転写されるパターンが均一になる上、型開きの際、可
動側鏡面板１ａより成形品１３ａが落下しない。その他
の動作は従来例のものと同様であるので、その説明は省
略する。
【００１９】本実施例では、各図には簡略化のために、
突起１４ａが１本しか描かれていないが、この本数に限
定されず、突起を複数本形成してもよい。また、突起１
４ａの断面形状も矩形に限られず、三角形や半円形等で
もよく、そして、必ずしも環状に形成する必要もなく、
突起１４ａに代えて溝を形成してもよい。さらには、可
動側鏡面板１ａの、成形品１３ａの記録範囲外となる外
周部位と対応する表面にも、溝あるいは突起を形成して
もよい。
突起１４ａが１本しか描かれていないが、この本数に限
定されず、突起を複数本形成してもよい。また、突起１
４ａの断面形状も矩形に限られず、三角形や半円形等で
もよく、そして、必ずしも環状に形成する必要もなく、
突起１４ａに代えて溝を形成してもよい。さらには、可
動側鏡面板１ａの、成形品１３ａの記録範囲外となる外
周部位と対応する表面にも、溝あるいは突起を形成して
もよい。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり構成され
ているので、成形品である光情報記録媒体用基板の可動
側鏡面板側への密着強度は大きく、かつ均一になること
で、成形品をスタンパより均一に離型できる。その結果
、成形品が変形しないとともに、成形品に形成されるパ
ターンが均一になる上、型開きの際、可動側鏡面板から
の成形品の落下を防止できるという効果を奏する。
ているので、成形品である光情報記録媒体用基板の可動
側鏡面板側への密着強度は大きく、かつ均一になること
で、成形品をスタンパより均一に離型できる。その結果
、成形品が変形しないとともに、成形品に形成されるパ
ターンが均一になる上、型開きの際、可動側鏡面板から
の成形品の落下を防止できるという効果を奏する。
【図１】本発明に係る射出成形金型の第１実施例の縦断
面図であり、型閉じした状態を示している。
面図であり、型閉じした状態を示している。
【図２】図１の要部拡大図である。
【図３】本実施例の型開きした状態の縦断面図である。
【図４】本発明の第２実施例の縦断面図であり、型閉じ
した状態を示している。
した状態を示している。
【図５】図４の要部拡大図である。
【図６】従来例の縦断面図であり、型閉じした状態を示
している。
している。
１，１ａ 可動側鏡面板（可動側型板）
２，２ａ 固定側鏡面板（固定側型板）
３，３ａ スタンパ ４，４ａ 第１スタンパ押え部材５，５
ａ 可動側取付板６，６ａ
固定側取付板７，７ａ 第２スタン
パ押え部材８，８ａ スプル ９，９ａ キャビティ １０，１０ａ エジェクタ １１，１１ａ ゲートカッタ １２，１２ａ ブッシュ １３，１３ａ 光情報記録媒体用基板（成形品）
１４ 溝 １４ａ 突起 １５，１５ａ スプルブッシュ
２，２ａ 固定側鏡面板（固定側型板）
３，３ａ スタンパ ４，４ａ 第１スタンパ押え部材５，５
ａ 可動側取付板６，６ａ
固定側取付板７，７ａ 第２スタン
パ押え部材８，８ａ スプル ９，９ａ キャビティ １０，１０ａ エジェクタ １１，１１ａ ゲートカッタ １２，１２ａ ブッシュ １３，１３ａ 光情報記録媒体用基板（成形品）
１４ 溝 １４ａ 突起 １５，１５ａ スプルブッシュ
Claims (3)
- 【請求項１】 可動側鏡面板と、パターン形成用のス
タンパを有する固定側鏡面板とを備え、前記可動側鏡面
板とスタンパとの間に形成されたキャビティにより光情
報記録媒体用基板を形づくる射出成形金型において、前
記可動側鏡面板側の、光情報記録媒体用基板の記録範囲
外の部位に対応する表面に、溝あるいは突起を形成する
ことにより、前記表面が凹凸状になっていることを特徴
とする光情報記録媒体用基板の射出成形金型。 - 【請求項２】溝あるいは突起を、可動側鏡面板の、光情
報記録媒体用基板の外周部位に対応する表面に形成した
請求項１に記載の光情報記録媒体用基板の射出成形金型
。 - 【請求項３】溝あるいは突起を、光情報記録媒体用基板
の内周部位に対応する、可動側鏡面板に埋設されたブッ
シュの表面に形成した請求項１に記載の光情報記録媒体
用基板の射出成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7828791A JPH04290715A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 光情報記録媒体用基板の射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7828791A JPH04290715A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 光情報記録媒体用基板の射出成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04290715A true JPH04290715A (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=13657739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7828791A Pending JPH04290715A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 光情報記録媒体用基板の射出成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04290715A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256379A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Ricoh Co Ltd | 樹脂製光学素子、観察光学系ユニット、カメラ及び射出成型金型 |
| JP2016022603A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | 株式会社日本製鋼所 | 微細構造体の成形金型及び成形方法 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP7828791A patent/JPH04290715A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256379A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Ricoh Co Ltd | 樹脂製光学素子、観察光学系ユニット、カメラ及び射出成型金型 |
| JP2016022603A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | 株式会社日本製鋼所 | 微細構造体の成形金型及び成形方法 |
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