JPH04289531A - 光情報記録再生装置及びプリズム結合器 - Google Patents

光情報記録再生装置及びプリズム結合器

Info

Publication number
JPH04289531A
JPH04289531A JP3071964A JP7196491A JPH04289531A JP H04289531 A JPH04289531 A JP H04289531A JP 3071964 A JP3071964 A JP 3071964A JP 7196491 A JP7196491 A JP 7196491A JP H04289531 A JPH04289531 A JP H04289531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
optical
optical waveguide
prism
waveguide layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3071964A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yokomori
横森 清
Tami Isobe
磯部 民
Shigeyoshi Misawa
成嘉 三澤
Shunsuke Fujita
俊介 藤田
Masakane Aoki
真金 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3071964A priority Critical patent/JPH04289531A/ja
Priority to US07/703,294 priority patent/US5235589A/en
Publication of JPH04289531A publication Critical patent/JPH04289531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1359Single prisms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/34Optical coupling means utilising prism or grating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/123Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate
    • G11B7/124Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate the integrated head arrangements including waveguides

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクメモリ等に
おける光集積手段として用いられる光情報記録再生装置
及びプリズム結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】第一の従来例として、光導波路により光
を検出する手段を備えた光情報記録再生装置の一例を第
10図に基づいて説明する。基板としてのSi基板1上
にはバッファ層2を介して光導波路層3が積層されてい
る。この光導波路層3の表面には、導波形ビームスプリ
ッタ4と集光グレーティングカプラ5とが形成されてい
る。また、Si基板1の両端部に位置して左右2個ずつ
光検出器6a,6b,6c,6dが設けられている。こ
れら光検出器6a,6b,6c,6dは光導波路層3と
接続されている。さらに、Si基板1の一端には、レー
ザ光源としての半導体レーザ7が設けられている。
【0003】このような構成において、半導体レーザ7
から出射された光は、Si基板1の端面に結合され、光
導波路層3により導波される。そして、その導波光は導
波形ビームスプリッタ4を透過し、集光グレーティング
カプラ5により回折され空気中を伝搬していき、光情報
記録媒体としての光ディスク8の表面に照射され、これ
により情報の記録等が行われる。また、その光ディスク
8からの反射光は、再び集光グレーティングカプラ5に
入射して導波光となる。そして、その導波光は導波形ビ
ームスプリッタ4により回折されることにより2つの光
に分割された後、左右2個ずつ設けられた光検出器6a
,6b,6c,6dに検出される。
【0004】この場合、それら4つの光検出器6a,6
b,6c,6dに検出される信号の値をa,b,c,d
とすると、これにより検出される再生信号W、フォーカ
スエラー信号Fo、トラックエラー信号Trの値は、以
下のような算術式により求めることができる。
【0005】W=a+b+c+d Fo=(a+d)−(b+c) Tr=(c+d)−(a+b) なお、フォーカスエラー信号Foはフーコー法により、
また、トラックエラー信号Trはプシュプル法により検
出することができる。
【0006】また、第二の従来例として、従来における
プリズム結合器の一例を図11に基づいて説明する。一
部にテーパー形状を有する基板10の表面には光導波路
層11が形成されている。この光導波路層11の表面に
はテーパー状をなすギャップ層12を介して、プリズム
13が配設されている。そして、外部に設けられたレー
ザ光源部14から出射した光は、レンズ15を介して、
プリズム13に入射される。このプリズム13に入射し
た光のうち一部の光は、テーパー状をなすギャップ層1
2を介して、光導波路層2に導波結合する。このような
構造をなすプリズム結合器を用いて、光結合効率として
88%を得ている。なお、上述したようなプリズム構成
の設計条件は以下のようになる。
【0007】光導波路層11:ポリマーフィルム  n
=1.60、厚さ0.886μm ギャップ層12:ガラス            n=
1.46プリズム13:フリントガラス    n=1
.63ビーム半径:0.158mm
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例において
は、集光グレーティングカプラ5を介して、光ディスク
8に光を集光し、その光ディスク8からの反射光を再び
集光グレーティングカプラ5を介して光導波路3に導く
ため、集光グレーティングカプラ5の回折効率(結合効
率)が光ピックアップでの光利用効率に影響する。
【0009】一般に、集光グレーティングカプラ5の入
射、出射カップリング効率はそれぞれ20%、50%と
なっており効率が悪い。光利用効率の面から考えると、
半導体レーザ7から光導波路層3への導波光の励起効率
をa/100(%)とすると、導波形ビームスプリッタ
4の透過率が50%なので、光ディスク8に到達する光
量Pw、信号検出光学系9に到達する光量Poは、Pw
=a×0.5×0.2 =0.1×a×100(%) Po=Pw×0.5×R =0.025×a×R×100(%) となる。この場合、a=1としても、Pw=10%、P
o=0.625%と小さい。このようなことから、光デ
ィスクメモリに用いる光ピックアップでは、光ディスク
8に到達する光量及び信号検出光学系9に到達する光量
をできる限り多くする必要があるが、前述したような第
一の従来例の装置ではそのような考慮が十分になされて
いない。
【0010】また、第二の従来例においては、ギャップ
層12のテーパー領域(テーパー部の長さは1mm程度
)にレーザ光を入射させるため、ビーム半径は0.15
8mmと非常に小さいビームを入射させる必要がある。 このため、前述したような構成では、コンマ数mm以下
の小さいビームしか光導波路層11に結合することがで
きず、また、そのように非常に小さいビームをギャップ
層12のテーパー部に入射させる必要があるため、ビー
ムの入射位置では±数十μm程度の精度が要求され、そ
の調整が非常に難しいものとなる。さらに、光結合効率
はテーパー部の傾きにより大きく変化するため、厳格な
テーパー制御が必要となり面倒である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、レーザ光源から出射された光をコリメートレンズによ
り平行化し、その平行光を対物レンズにより集光して光
情報記録媒体の表面に照射することにより情報の記録等
を行う光情報記録再生装置において、前記レーザ光源か
ら出射された光が前記光情報記録媒体に向かう間の光路
上に、基板と、この基板上に形成された光導波路層と、
この光導波路層と接続された光検出器と、前記光導波路
層上に形成されその光導波路層よりも低い屈折率をもつ
第一ギャップ層と、この第一ギャップ層上に形成され開
口部を有し前記光導波路層よりも低い屈折率をもつ第二
ギャップ層と、この第二ギャップ層の開口部を満たし前
記第一ギャップ層と接着し前記光導波路層よりも高い屈
折率をもつ接着層と、この接着層の上部で接着固定され
前記光導波路層よりも高い屈折率をもつ誘電体からなる
プリズムとよりなる光集積検出素子を配設した。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、第二ギャップ層の開口部に位置する端面
部をテーパー状に形成した。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、第二ギャップ層のテーパー状をなす端面
部は、シャドウマスクを配置した状態で第二ギャップ層
を成膜することにより形成した。
【0014】請求項4記載の発明では、請求項1,2,
3記載の発明において、接着剤は、光硬化型接着剤又は
紫外線硬化型接着剤により作成した。
【0015】請求項5記載の発明では、レーザ光源を設
け、このレーザ光源より出射された光を平行化するカッ
プリングレンズを設け、このカップリングレンズにより
平行化された光路上に基板表面上に形成された光導波路
層とこの光導波路層と接続された光検出器と前記光導波
路層の表面にこれよりも低い屈折率で形成されたギャッ
プ調整層とこのギャップ調整層の表面に前記光導波路層
よりも高い屈折率で形成された接着層とこの接着層の一
部に設けられた金属層と前記接着層の表面に前記光導波
路層よりも高い屈折率で形成されたプリズムとよりなる
光集積検出素子を設け、前記レーザ光源より出射され前
記カップリングレンズにより平行化された光が前記光集
積検出素子の前記プリズムに入射し前記光導波路層によ
り導波され再び前記プリズムから出射された光路上に対
物レンズを配設し、この対物レンズにより集光された光
路上に光情報記録媒体を設け、この光情報記録媒体から
の反射光が前記光集積検出素子の前記プリズムから入射
し前記光導波路層により導波され前記光検出器に導かれ
るように設定した。
【0016】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
発明において、レーザ光源とカップリングレンズとによ
りなる出射光学系から出射され光集積検出素子のプリズ
ムに向かう光の進行方向が前記光集積検出素子の基板面
に対して平行な状態となるように前記出射光学系を配設
し、その出射光学系により出射され前記プリズムから入
射した光が光導波路層により導波され再び前記プリズム
の一斜面で反射された後光情報記録媒体に向かうように
設定した。
【0017】請求項7記載の発明では、基板上に光導波
路層を形成し、この光導波路層上にその光導波路層より
も低い屈折率をもつ第一ギャップ層を形成し、この第一
ギャップ層上に端面がテーパー部とされ所定幅の開口部
を有し前記光導波路層よりも低い屈折率をもつ第二ギャ
ップ層を形成し、この第二ギャップ層の前記開口部を満
たし前記光導波路層よりも高い屈折率をもつ接着層を前
記第一ギャップ層に接着させ、その接着層の上部に前記
光導波路層よりも高い屈折率をもつ誘電体からなるプリ
ズムを接着固定した。
【0018】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
発明において、入射ビームは、第二ギャップ層のテーパ
ー部及び開口部に渡って入射するように設定した。
【0019】請求項9記載の発明では、請求項7記載の
発明において、第二ギャップ層のテーパー部は、シャド
ウマスクを配置した状態で第二ギャップ層を成膜するこ
とにより形成した。
【0020】請求項10記載の発明では、請求項7記載
の発明において、接着剤は、光硬化型接着剤又は紫外線
硬化型接着剤により作成した。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明においては、レーザ光源か
ら出射された光が光情報記録媒体に向かう間の出射光路
では光集積検出素子のプリズムによるデカップリングを
利用し、光情報記録媒体からの反射光路ではそのプリズ
ム底面に位置して第二ギャップ層を配設しデカップリン
グを防止するようにしたので、これによりカップリング
レンズを透過した光は略100%の光が光情報記録媒体
へ到達することになり、また、その光情報記録媒体から
の反射光のうち略100%の光がプリズムに到達しその
多くの光を光集積検出素子に形成された光検出器に受光
させることが可能となり、従来に比べ一段と高い光利用
効率を得ることができる。
【0022】請求項2記載の発明においては、第二ギャ
ップ層の端面部をテーパー状にしたので、入射光の散乱
を防止することが可能となり、これにより光検出器で検
出できる光量を請求項1記載の発明よりも一段と増加さ
せることができる。
【0023】請求項3記載の発明においては、1対10
00以上のテーパー比をもつ第二ギャップ層を形成する
ことが可能となり、入射位置の調整が容易となる。
【0024】請求項4記載の発明においては、接着剤を
第二ギャップ層の開口部に満たした後プリズムを圧着し
た状態で光又は紫外線を照射することにより、接着剤が
硬化しプリズムを容易に固定することができるため、プ
リズム作製時の歩留まりを向上させることができる。
【0025】請求項5記載の発明においては、レーザ光
源から出射された光が光情報記録媒体に向かう間の出射
光路では光集積検出素子のプリズムによるデカップリン
グを利用し、光情報記録媒体からの反射光路ではそのプ
リズム底面に位置する金属層によりデカップリングを防
止するようにしたので、これによりカップリングレンズ
を透過した光はほぼ100%の光が光情報記録媒体へ到
達することになり、また、その光情報記録媒体からの反
射光のうちほぼ100%の光がプリズムに到達しその多
くの光が光集積検出素子に形成された光検出器に入射す
ることができるため、従来に比べ一段と高い光利用効率
を得ることが可能となる。
【0026】請求項6記載の発明においては、光集積検
出素子の基板面に対して平行な状態となるように出射光
学系を配設することによって、光ピックアップ光学系を
光集積検出素子の周囲に近接して配設することができる
ため、より一層小型化した装置を得ることが可能となる
【0027】請求項7記載の発明においては、光導波路
への光結合効率は主に第一ギャップ層の厚みにより最適
化されることになり、これにより従来のようにテーパー
部の傾きに影響されることなく結合できると共に、開口
部を大きなものとすることによりコンマ数mm以上の大
きいビームも効率良く結合することが可能となる。
【0028】請求項8記載の発明においては、入射ビー
ムの一部が第二ギャップ層のテーパー部にかかっていさ
えすれば良いため従来よりも入射位置の調整が容易とな
る。
【0029】請求項9記載の発明においては、1対10
00以上のテーパー比をもつ第二ギャップ層を形成でき
るため、入射位置の調整が容易となる。
【0030】請求項10記載の発明においては、接着剤
を第二ギャップ層の開口部に満たした後プリズムを圧着
した状態で、光又は紫外線を照射することにより接着剤
が硬化しプリズムを容易に固定することができ、これに
よりプリズム作製時の歩留まりを向上させることができ
る。
【0031】
【実施例】請求項1,4記載の発明の一実施例を図1及
び図2に基づいて説明する。まず、図1に示すように、
レーザ光源としての半導体レーザ16から出射された光
をコリメートレンズ17により平行化し、その平行光を
対物レンズ18により集光して光情報記録媒体としての
光ディスク19の表面に照射することにより情報の記録
等を行う光情報記録再生装置において、前記半導体レー
ザ10から出射された光が前記光ディスク19に向かう
間の光路上に光集積検出素子20を配設したものである
。すなわち、その光集積検出素子20は、基板21上に
バッファ層22を介して、光導波路層23が形成されて
いる。この光導波路層23には光検出器24a,24b
,24c,24dが接続され、これら光検出器24a,
24b,24c,24dは基板21中に埋設されている
。また、前記光導波路層23上にはその光導波路層23
よりも低い屈折率をもつ第一ギャップ層25が積層され
ている。この第一ギャップ層25上には前記光導波路層
23よりも低い屈折率をもつ第二ギャップ層26が積層
されている。この第二ギャップ層26の端面部26aに
は、開口部27が形成されている。その第二ギャップ層
26の開口部27には、前記光導波路層23よりも高い
屈折率をもつ接着層28が満たされており、これにより
接着層28は前記第一ギャップ層25と接着されること
になる。この接着層28の上部には前記光導波路層23
よりも高い屈折率をもつ誘電体からなるプリズム29が
接着固定されている。
【0032】このような構成において、半導体レーザ1
6から出射された光はコリメートレンズ17により平行
化され、光集積検出素子20のプリズム29に入射した
後、その入射した光の一部はプリズム29の底面で反射
し、他の入射した光は図1中左方向に向かって導波する
。その導波した光は、再度プリズム29により放射され
る。これをいわゆるデカップリングと呼ぶ。このように
してプリズム29の底面で反射した光とデカップリング
により放射した光は、再び一緒になってプリズム29か
ら出射し、対物レンズ18により集光されて光ディスク
19の面上に照射され、これにより情報の記録等が行わ
れることになる。また、その光ディスク19からの反射
光は、再び対物レンズ18を介して、プリズム29に入
射する。そして、その入射した光の一部はプリズム29
の底面で反射され、その他の光は接着層28、第一ギャ
ップ層25を介して、光導波路層23に導波される。 その導波光Aは、第二ギャップ層26が存在するために
、再びプリズム29にデカップリングすることなくその
光導波路層23中を進行していく。この場合、第一ギャ
ップ層25の膜厚を制御して所定の光量が光導波路層2
3内に導波するようにしている。また、第二ギャップ層
26の膜厚が薄い場合には、導波光Aの一部がプリズム
29に放射していくため、第二ギャップ層26の膜厚は
導波光Aが放射しないように十分厚く設定する必要があ
り、ここでは1μm以上の厚みにすればよい。
【0033】そして、図2に示すように、導波光Aは、
光導波路層23の集光ミラー面Bにより2分割され反射
される。その分離、反射された光はビームとなり、一方
のビームは光検出器24aと24bとの間に集光され、
他方のビームは光検出器24cと24dとの間に集光さ
れる。この場合、光ディスク19と対物レンズ18とが
合焦時にある時には、集光ミラー面Bで反射、収束した
光の集光点Pは、光検出器24aと光検出器24bとの
間、及び、光検出器24cと光検出器24dとの間にそ
れぞれ集光する。一方、光ディスク19と対物レンズ1
8とが合焦状態からずれて離れた時には、集光点Pの位
置は光検出器24aの方向、及び、光検出器24dの方
向にそれぞれずれる。また、合焦状態からずれて近づい
た時には、集光点Pの位置は、光検出器24bの方向、
及び、光検出器24cの方向にそれぞれずれることにな
る。従って、このような方法によりフォーカスエラー信
号の検出を行うことができ、また、これら4つの光検出
器24a,24b,24c,24dにより検出された光
信号を用いてトラックエラー信号や再生信号の検出を行
うことができる。
【0034】次に、光集積検出素子20の具体的な構成
例について述べる。今、光集積検出素子20を構成する
各層において、プリズム29の屈折率をnp、接着層2
8の屈折率をnc、第一ギャップ層25の屈折率をng
、第二ギャップ層26の屈折率をnm、光導波路層14
の屈折率をnw、バッファ層22の屈折率をnbとする
と、 np,nc>nw>ng,nm,nb の関係を満たすように形成されている。
【0035】ここで、具体的な数値例を挙げて述べる。
【0036】レーザ波長:790nm プリズム:高屈折率光学ガラス、np=1.7656接
着層:高屈折率紫外線硬化型接着剤、nc=1.63第
一ギャップ層:SiO2スパッタ膜、ng=1.467
、d=0.52μm 第二ギャップ層:SiO2スパッタ膜、nm=1.46
7、d=1.5μm 光導波路層:SiONプラズマCVD膜、nw=1.5
57、d=1.5μm バッファ層:SiO2熱酸化膜、 nb=1.460、d=1.0μm このような各層により光集積検出素子20を構成した。 プリズム29を含むカップリング領域で光導波路層23
に光を導波させるには、プリズム29の底面での光の入
射角が61°になるように配置する(この場合、TEo
モードとして導波することになる)。コリメートレンズ
17での平行光のビーム径を4mmとしたところ、ほぼ
100%の光が光ディスク面に到達し、光ディスク19
からの反射光のうち約70%が光集積検出素子20に導
波でき、その導波光を光検出器24a,24b,24c
,24dにより受光することができ、その受光された信
号は電極25a,25b,25c,25dにより外部に
取り出される。
【0037】次に、請求項2,3,4記載の発明の一実
施例を図3に基づいて説明する。光集積検出素子20の
基本的構成は、前述した実施例(図1参照)の場合と同
様であるが、ここでは、第二ギャップ層26の端面部2
6aの形状を変えたものである。すなわち、第二ギャッ
プ層26の開口部27側に位置する端面部26aは、テ
ーパー状に形成されている。この場合、光ディスク19
からの反射光がプリズム29に入射した際、光の一部が
第二ギャップ層26のテーパー部分に入射する。前述し
た実施例においては端面部26aが略垂直になっている
ため、光導波路層23に入射した光の一部が「散乱」に
より放射される可能性があるが、本実施例のように端面
部26aをテーパー状に形成したことによってその散乱
を防止することが可能となり、これにより光利用効率を
向上させることができる。このようなテーパー状をした
端面部26aの作成方法としては、第二ギャップ層26
を積層する際、プリズム29の位置に対応する箇所に図
示しないシャドウマスクを配置した状態で第二ギャップ
層26を成膜することにより作成することができ、これ
により、1:1000以上のテーパー部を得ることがで
きる。
【0038】なお、これまで述べた2つの実施例におい
て、第二ギャップ層20はプリズム23に近接した位置
以外の基板全面に渡って形成されているが、第二ギャッ
プ層20としてはプリズム23の端部に対応した位置に
ストライプ状に形成してもよい。この際、第二ギャップ
層20の両端部をテーパー部を得ることができる。
【0039】次に、請求項5記載の発明の実施例を図4
及び図5に基づいて説明する。図4は、本装置の全体構
成を示すものである。まず、光集積検出素子26の部分
について述べる。基板としてのSi基板27上には、バ
ッファ層28を介して、光導波路層29が形成されてい
る。この光導波路層29の表面には、これよりも屈折率
の低いギャップ調整層30が積層されている。このギャ
ップ調整層30の表面には、前記光導波路層29よりも
屈折率の高い接着層31が積層されている。この接着層
31によりプリズム32が接着固定されており、このプ
リズム32の下方に位置する接着層31と同一面内には
金属層33が形成されている。また、Si基板27の上
部には前記光導波路層29と接続された光検出器34a
,34b,34c,34dが設けられている。
【0040】また、光集積検出素子26の上部には、レ
ーザ光源としての半導体レーザ35と、この半導体レー
ザ35から出射された光を平行化するカップリングレン
ズ20とからなる出射光学系21が設けられており、ま
た、プリズム32を挟んだ前記出射光学系21と反対側
の位置には対物レンズ22と光情報記録媒体としての光
ディスク23が設けられている。なお、光検出素子34
a,34b,34c,34dには外部への引出用端子2
4が接続されている。
【0041】このような構成において、半導体レーザ3
5から出射された光は、カップリングレンズ20により
平行光となり、この平行光は光集積検出素子26のカッ
プリングレンズ20の一面から入射する。このプリズム
32に入射した光は、そのプリズム32の底面で反射さ
れ他面から出射して対物レンズ22により収束光となり
、光ディスク23の表面に光スポットを形成し、これに
より情報の記録等が行われる。また、光ディスク23か
らの反射光は、対物レンズ22を透過し、プリズム32
に再入射する。そして、そのプリズム32に入射した光
はその下部に位置する光導波路層29に導波され、光検
出器34a,34b,34c,34dにより検出される
【0042】このように半導体レーザ35から出射され
た光が光ディスク39に導かれるまでの出射光路におい
ては、プリズム32から入射した光はそのプリズム32
の底面で反射され、再度、プリズム32に導かれ外部に
放射されるいわゆる「デカップリング」現象により行わ
れるのに対し、光ディスク39からの反射光が光検出器
34a,34b,34c,34dに導かれるまでの反射
光路においては、プリズム32から入射した光はその底
面から光導波路層29に導かれるが、この時、金属層3
3が存在するため一旦光導波路層29から入射した光は
そのままの状態で進行していくため前述したような「デ
カップリング」というような現象をなくすことができる
。従って、これにより従来に比べ一段と光利用効率の高
い光集積ピックアップを提供することができることにな
る。
【0043】次に、その光集積検出素子26を用いて光
を検出する原理を図5に基づいて述べる。光導波路層2
9内に導波された光は、その光導波路層29とギャップ
調整層30とを除去して形成された導波路集光ミラー面
40a,40bにより2つに分割され、その後反射され
る。それら分割、反射された光のうち一方の光は、収束
導波光となって2分割された光検出器34a,34bに
集光される。また、分割、反射されたもう一方の光は、
収束導波光となって別の2分割光検出器34c,34d
に集光される。
【0044】この場合、光ディスク39と対物レンズ2
2とが合焦時にある時には、導波路集光ミラー面40a
,40bで反射、収束した光の集光点Pは、光検出器3
4aと光検出器34bとの間、及び、光検出器34cと
光検出器34dとの間にそれぞれ集光する。一方、光デ
ィスク39と対物レンズ38とが合焦状態からずれて離
れた時には、集光点Pの位置は光検出器34aの方向、
及び、光検出器34dの方向にそれぞれずれる。また、
合焦状態からずれて近づいた時には、集光点Pの位置は
、光検出器34bの方向、及び、光検出器34cの方向
にそれぞれずれることになる。従って、このような方法
によりフォーカスエラー信号の検出を行うことができ、
また、これら4つの光検出器34a,34b,34c,
34dにより検出された光信号を用いてトラックエラー
信号や再生信号の検出を行うことができる。
【0045】次に、光集積検出素子26の具体例な構成
例について述べる。今、光集積検出素子26を構成する
各層において、プリズム32の屈折率をnp、接着層3
1の屈折率をnc、ギャップ調整層30の屈折率をng
、光導波路層29の屈折率をnw、バッファ層28の屈
折率をnbとすると、 np≒nc>nw>ng,nb の関係を満たすように形成されている。なお、金属層3
3は、図5に示すように、ストライプ状に形成してある
【0046】ここで、具体的な数値例を挙げて述べる。
【0047】レーザ波長:790nm プリズム:高屈折率ガラス np=1.7656 接着層:ポリイミド nc=1.70 ギャップ調整層:SiO2スパッタ膜 ng=1.467 d=0.52μm 光導波路層:SiO2スパッタ膜 nw=1.557 d=1.5μm バッファ層:SiO2熱酸化膜 nb=1.460 d=1μm このような各層により構成した。また、金属層33とし
ては、Al蒸着膜を使用した。この場合、プリズム32
を含むカップリング部分で光導波路層29に光を導波さ
せるには、プリズム32の底面での光の入射角が61°
になるように配置すればよい(ここでは、TEモードと
して導波する時の入射角度である)。そして、このよう
に構成された光集積検出素子26を用いて、カップリン
グレンズ20での平行光のビーム径を4mmに設定した
ところ、ほぼ100%の光が光ディスク面に到達し、光
ディスク39からの反射光のうちの約70%がプリズム
32を介して光導波路層29に導波することができ、こ
のようなことから従来に比べ一段と光利用効率を高める
ことが可能となる。
【0048】次に、請求項6記載の発明の一実施例を図
6に基づいて説明する。なお、前述した実施例(図4参
照)と同一部分については同一符号を用い、その説明は
省略する。
【0049】本実施例では、半導体レーザ35とカップ
リングレンズ36とにより構成される出射光学系37か
ら出射され光集積検出素子26のプリズム32に向かう
光の進行方向が、光集積検出素子26の基板面に対して
平行な状態となるようにその出射光学系37を配設した
ものである。これにより、プリズム32から入射した平
行光は、プリズム32の底面で反射された後、そのプリ
ズム32の他面で反射され、さらに、そのプリズム32
の別の底面から出射することによって、光集積検出素子
26の基板面に対してほぼ垂直な方向に進んでいき、光
ディスク面に導かれる。なお、この場合のプリズム32
の斜面の角度は31°である。
【0050】上述したように、出射光学系37を光集積
検出素子26の基板面に並列に配設することによって、
光ピックアップの構成をより一段と小型化することが可
能となる。
【0051】次に、請求項7〜10記載の発明の第一の
実施例を図7及び図8に基づいて説明する。基板41上
には光導波路層42が形成されている。この光導波路層
42上には、この光導波路層42よりも低い屈折率をも
つ第一ギャップ層43が積層されている。この第一ギャ
ップ層43上には、前記光導波路層42よりも低い屈折
率をもつ第二ギャップ層44が積層されている。この第
二ギャップ層44は、端面がテーパー部44aとされ所
定幅Wの開口部45を有している。この第二ギャップ層
44の前記開口部45には前記光導波路層42よりも高
い屈折率をもつ接着層46が満たされており、これによ
り接着層46は第一ギャップ層43と接着されることに
なる。この接着層46の上部には前記光導波路層42よ
りも高い屈折率をもつ誘電体からなるプリズムとしての
誘電体プリズム47が接着固定されている。
【0052】このような構成において、入射ビーム48
は誘電体プリズム47に入射し、そのプリズム底面から
接着層46を介して、開口部45及びテーパー部44a
に股がって入射する。そして、その股がって入射したビ
ームは、第一ギャップ層43を介して光導波路層42に
導波結合される。この場合、プリズム底面での入射ビー
ム48の長さLに対して、その入射ビームが光導波路層
42へ最も効率良く結合できる第一ギャップ層43の最
適膜厚d1 というものが存在する。また、第二ギャッ
プ層44の膜厚d2 は、光導波路層42に結合した光
が再び誘電体プリズム47側に放射していかないように
十分厚く設定する必要がある。
【0053】また、第二ギャップ層44のテーパー部4
4aを形成するには、図8に示すように、第二ギャップ
層44をスパッタで成膜する際、シャドウマスク49を
開口部45となる領域に置く。そして、この状態で成膜
すると、シャドウマスク49の端面部49aに対応した
箇所にテーパー部44aが形成される。このようにシャ
ドウマスク49の端面部49aをテーパー状に形成して
おくと、第二ギャップ層44のテーパー部44aは、一
段とゆるい傾斜のテーパー形状に形成することができる
。本実施例においては、1対1000以上のテーパー比
をもつテーパー部44aを作製することができる。
【0054】次に、前記プリズム構成を作製する際の設
計条件の具体例について述べる。
【0055】入射ビーム:レーザ光、0.6328μm
(プリズム底面でのビーム長さL=2mm)基板:ガラ
ス基板(n=1.46) 光導波路層:SiON(n=1.55、d=1.5μm
) プラズマCVDにより成膜 第一ギャップ層:SiO2 (n=1.46、d=0.
39μm) スパッタにより成膜 第二ギャップ層:SiO2 (n=1.46、d=1.
0μm) スパッタにより成膜 誘電体プリズム:高屈折率光学ガラス(n=1.70)
接着層:光学的に透明な高屈折率接着剤、ここではUV
硬化型の接着剤、n=1.63 ただし、n:屈折率 d:膜厚 このようにして設計されたプリズム結合器に0.632
8μmのレーザ光を入射させたところ、80%以上の高
い光結合効率を得ることができた。
【0056】次に、請求項7〜10記載の発明の第二の
実施例を図9に基づいて説明する。なお、前述した第一
の実施例(図7参照)と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。ここで
は、基板としてのSi基板41上にはSiO2 バッフ
ァ層50を熱酸化により形成し、この上部に光導波路層
42、第一ギャップ層43、第二ギャップ層44を順次
積層していく。その後、入射ビーム48を光導波路層4
2に結合させるための開口部45を第二ギャップ層44
に形成するため、図示しないホトレジストをスピンコー
トした後、開口部45に対応した図示しないホトマスク
を用いて露光を行い、さらに、現像を行うことにより、
開口部45に対応した位置のホトレジストを除去する。 そして、フッ酸を用いてその開口部45に対応した第二
ギャップ層44の領域のエッチングを行った後、ホトレ
ジストを除去すれば、そのエッチングした領域を開口部
45として利用することができる。この場合、エッチン
グ剤として用いるフッ酸の作用により開口部45の端面
形状は、テーパー状となる。その後、接着層46を用い
てその開口部45を満たしその上部に誘電体プリズム4
7を接着する。これにより誘電体プリズム47は、第一
ギャップ層43及び第二ギャップ層44の領域に固定す
ることができる。ただし、第一ギャップ層43、第二ギ
ャップ層44は、光導波路層42よりも低い屈折率を有
し、誘電体プリズム47、接着層46は、光導波路層4
2よりも高い屈折率を有する。
【0057】次に、前記プリズム構成を作製する際の設
計条件の具体例について述べる。
【0058】基板:Si基板 バッファ層:熱酸化SiO2 、n=1.46、d=1
.0μm 光導波路層:SiON(n=1.55、d=1.5μm
) プラズマCVDにより成膜 第一ギャップ層:SiO2 (n=1.46、d=0.
39μm) スパッタにより成膜 第二ギャップ層:SiON(n=1.47、d=1.0
μm) プラズマCVDにより成膜 誘電体プリズム:高屈折率光学ガラス、n=1.70接
着層:高屈折率接着剤、n=1.63UV硬化型接着剤 この場合、第二ギャップ層のフッ酸に対するエッチング
レートは、第一ギャップ層のフッ酸に対するエッチング
レートよりも7倍程度早くなっており、エッチング時間
を制御することにより開口部において第二ギャップ層の
みを除去することが可能となる。また、このようなエッ
チングを行うことにより、第二ギャップ層の端面に、1
対100程度のテーパー部を形成することができた。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、レーザ光源から
出射された光をコリメートレンズにより平行化し、その
平行光を対物レンズにより集光して光情報記録媒体の表
面に照射することにより情報の記録等を行う光情報記録
再生装置において、レーザ光源から出射された光が光情
報記録媒体に向かう間の光路上に、基板と、基板上に形
成された光導波路層と、この光導波路層と接続された光
検出器と、光導波路層上に形成されその光導波路層より
も低い屈折率をもつ第一ギャップ層と、この第一ギャッ
プ層上に形成され開口部を有し光導波路層よりも低い屈
折率をもつ第二ギャップ層と、この第二ギャップ層の開
口部を満たし第一ギャップ層と接着し光導波路層よりも
高い屈折率をもつ接着層と、この接着層の上部で接着固
定され光導波路層よりも高い屈折率をもつ誘電体からな
るプリズムとよりなる光集積検出素子を配設したので、
レーザ光源から出射された光が光情報記録媒体に向かう
間の出射光路では光集積検出素子のプリズムによるデカ
ップリングを利用し、光情報記録媒体からの反射光路で
はそのプリズム底面に位置して第二ギャップ層を配設し
デカップリングを防止することができ、これによりカッ
プリングレンズを透過した光は略100%の光が光情報
記録媒体へ到達することになり、しかも、その光情報記
録媒体からの反射光のうち略100%の光がプリズムに
到達しその多くの光を光検出器に導くことができるため
、従来に比べ一段と高い光利用効率を得ることができる
ものである。
【0060】請求項2記載の発明は、第二ギャップ層の
開口部に位置する端面部をテーパー状に形成したので、
入射光の散乱を防止することが可能となり、これにより
光検出器で検出できる光量を一段と増加させることがで
きるものである。
【0061】請求項3記載の発明は、第二ギャップ層の
テーパー状をなす端面部は、シャドウマスクを配置した
状態で第二ギャップ層を成膜することにより形成したの
で、これにより1対1000以上のテーパー比をもつ第
二ギャップ層を形成することが可能となり、入射位置の
調整が一段と容易になるものである。
【0062】請求項4記載の発明は、接着剤は光硬化型
接着剤又は紫外線硬化型接着剤により作成したので、接
着剤を第二ギャップ層の開口部に満たした後プリズムを
圧着した状態で光又は紫外線を照射することにより、接
着剤が硬化しプリズムを容易に固定することができ、こ
れによりプリズム作製時の歩留まりを向上させることが
できるものである。
【0063】請求項5記載の発明は、レーザ光源を設け
、このレーザ光源より出射された光を平行化するカップ
リングレンズを設け、このカップリングレンズにより平
行化された光路上に基板表面上に形成された光導波路層
とこの光導波路層と接続された光検出器と光導波路層の
表面にこれよりも低い屈折率で形成されたギャップ調整
層とこのギャップ調整層の表面に光導波路層よりも高い
屈折率で形成された接着層とこの接着層の一部に設けら
れた金属層と接着層の表面に光導波路層よりも高い屈折
率で形成されたプリズムとよりなる光集積検出素子を設
け、レーザ光源より出射されカップリングレンズにより
平行化された光が光集積検出素子のプリズムに入射し光
導波路層により導波され再びプリズムから出射された光
路上に対物レンズを配設し、この対物レンズにより集光
された光路上に光情報記録媒体を設け、この光情報記録
媒体からの反射光が光集積検出素子のプリズムから入射
し光導波路層により導波され光検出器に導かれるように
設定したので、レーザ光源から出射された光が光情報記
録媒体に向かう間の出射光路では光集積検出素子のプリ
ズムによるデカップリングを利用し、光情報記録媒体か
らの反射光路ではそのプリズム底面に位置する金属層に
よりデカップリングを防止するようにしたので、これに
よりカップリングレンズを透過した光はほぼ100%の
光が光情報記録媒体へ到達することになり、また、その
光情報記録媒体からの反射光のうちほぼ100%の光が
プリズムに到達しその多くの光が光集積検出素子に形成
された光検出器に入射することができるため、従来に比
べ一段と高い光利用効率を得ることが可能となるもので
ある。
【0064】請求項6記載の発明は、レーザ光源とカッ
プリングレンズとによりなる出射光学系から出射され光
集積検出素子のプリズムに向かう光の進行方向が光集積
検出素子の基板面に対して平行な状態となるように出射
光学系を配設し、その出射光学系により出射されプリズ
ムから入射した光が光導波路層により導波され再びプリ
ズムの一斜面で反射された後光情報記録媒体に向かうよ
うに設定したので、光集積検出素子の基板面に対して平
行な状態となるように出射光学系を配設することによっ
て、光ピックアップ光学系を光集積検出素子の周囲に近
接して配設することができるためより一層小型化した装
置を得ることが可能となるものである。
【0065】請求項7記載の発明は、基板上に光導波路
層を形成し、この光導波路層上にその光導波路層よりも
低い屈折率をもつ第一ギャップ層を形成し、この第一ギ
ャップ層上に端面がテーパー部とされ所定幅の開口部を
有し光導波路層よりも低い屈折率をもつ第二ギャップ層
を形成し、この第二ギャップ層の開口部を満たし光導波
路層よりも高い屈折率をもつ接着層を第一ギャップ層に
接着し、この接着層の上部に光導波路層よりも高い屈折
率をもつ誘電体からなるプリズムを接着固定したので、
光導波路への光結合効率は主に第一ギャップ層の厚みに
より最適化されることになり、これにより従来のように
テーパー部の傾きに影響されることなく結合できると共
に、開口部を大きなものとすることによりコンマ数mm
以上の大きいビームも効率良く結合することができるも
のである。
【0066】請求項8記載の発明は、入射ビームは、第
二ギャップ層のテーパー部及び開口部に渡って入射する
ように設定したので、入射ビームの一部が第二ギャップ
層のテーパー部にかかっていさえすれば良いため、従来
よりも入射位置の調整が容易となるものである。
【0067】請求項9記載の発明は、第二ギャップ層の
テーパー部は、シャドウマスクを配置した状態で第二ギ
ャップ層を成膜することにより形成したので、1対10
00以上のテーパー比をもつ第二ギャップ層を形成する
ことができ、これにより入射位置の調整が容易となるも
のである。
【0068】請求項10記載の発明は、接着剤は、光硬
化型接着剤又は紫外線硬化型接着剤により作成したので
、接着剤を第二ギャップ層の開口部に満たした後プリズ
ムを圧着した状態で光又は紫外線を照射することにより
接着剤が硬化しプリズムを容易に固定することができ、
これによりプリズム作製時の歩留まりを向上させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,4記載の発明の一実施例を示す側面
図である。
【図2】請求項1,4記載の発明の一実施例を示す平面
図である。
【図3】請求項2,3,4記載の発明の一実施例を示す
側面図である。
【図4】請求項5記載の発明の一実施例を示す側面図で
ある。
【図5】請求項5記載の発明の光集積検出素子の様子を
示す平面図である。
【図6】請求項6記載の発明の一実施例を示す側面図で
ある。
【図7】請求項7〜10記載の発明の第一の実施例を示
す側面図である。
【図8】請求項7〜10記載の発明の第一の実施例のテ
ーパー部を拡大して示す側面図である。
【図9】請求項7〜10記載の発明の第二の実施例を示
す側面図である。
【図10】第一の従来例を示す斜視図である。
【図11】第二の従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
16      レーザ光源 17      コリメートレンズ 18      対物レンズ 19      光情報記録媒体 20      光集積検出素子 21      基板 23      光導波路層 24a〜24d      光検出器 25      第一ギャップ層 26      第二ギャップ層 27      開口部 28      接着層 29      プリズム 26      光集積検出素子 27      基板 29      光導波路層 30      ギャップ調整層 31      接着層 32      プリズム 33      金属層 34a〜34d…光検出器 35      レーザ光源 36      カップリングレンズ 37      出射光学系 38      対物レンズ 39      光情報記録媒体 41      基板 42      光導波路層 43      第一ギャップ層 44      第二ギャップ層 44a    テーパー部 45      開口部 46      接着層 47      プリズム 48      入射ビーム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザ光源から出射された光をコリメ
    ートレンズにより平行化し、その平行光を対物レンズに
    より集光して光情報記録媒体の表面に照射することによ
    り情報の記録等を行う光情報記録再生装置において、前
    記レーザ光源から出射された光が前記光情報記録媒体に
    向かう間の光路上に、基板と、この基板上に形成された
    光導波路層と、この光導波路層と接続された光検出器と
    、前記光導波路層上に形成されその光導波路層よりも低
    い屈折率をもつ第一ギャップ層と、この第一ギャップ層
    上に形成され開口部を有し前記光導波路層よりも低い屈
    折率をもつ第二ギャップ層と、この第二ギャップ層の開
    口部を満たし前記第一ギャップ層と接着し前記光導波路
    層よりも高い屈折率をもつ接着層と、この接着層の上部
    で接着固定され前記光導波路層よりも高い屈折率をもつ
    誘電体からなるプリズムとよりなる光集積検出素子を配
    設したことを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】  第二ギャップ層の開口部に位置する端
    面部をテーパー状に形成したことを特徴とする請求項1
    記載の光情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】  第二ギャップ層のテーパー状をなす端
    面部は、シャドウマスクを配置した状態で第二ギャップ
    層を成膜することにより形成したことを特徴とする請求
    項2記載の光情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】  接着剤は、光硬化型接着剤又は紫外線
    硬化型接着剤により作成したことを特徴とする請求項1
    ,2又は3記載の光情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】  レーザ光源を設け、このレーザ光源よ
    り出射された光を平行化するカップリングレンズを設け
    、このカップリングレンズにより平行化された光路上に
    基板表面上に形成された光導波路層とこの光導波路層と
    接続された光検出器と前記光導波路層の表面にこれより
    も低い屈折率で形成されたギャップ調整層とこのギャッ
    プ調整層の表面に前記光導波路層よりも高い屈折率で形
    成された接着層とこの接着層の一部に設けられた金属層
    と前記接着層の表面に前記光導波路層よりも高い屈折率
    で形成されたプリズムとよりなる光集積検出素子を設け
    、前記レーザ光源より出射され前記カップリングレンズ
    により平行化された光が前記光集積検出素子の前記プリ
    ズムに入射し前記光導波路層により導波され再び前記プ
    リズムから出射された光路上に対物レンズを配設し、こ
    の対物レンズにより集光された光路上に光情報記録媒体
    を設け、この光情報記録媒体からの反射光が前記光集積
    検出素子の前記プリズムから入射し前記光導波路層によ
    り導波され前記光検出器に導かれるように設定したこと
    を特徴とする光情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】  レーザ光源とカップリングレンズとに
    よりなる出射光学系から出射され光集積検出素子のプリ
    ズムに向かう光の進行方向が前記光集積検出素子の基板
    面に対して平行な状態となるように前記出射光学系を配
    設し、その出射光学系により出射され前記プリズムから
    入射した光が光導波路層により導波され再び前記プリズ
    ムの一斜面で反射された後光情報記録媒体に向かうよう
    に設定したことを特徴とする請求項5記載の光情報記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】  基板と、この基板上に形成された光導
    波路層と、この光導波路層上に形成されその光導波路層
    よりも低い屈折率をもつ第一ギャップ層と、この第一ギ
    ャップ層上に形成され端面がテーパー部とされ所定幅の
    開口部を有し前記光導波路層よりも低い屈折率をもつ第
    二ギャップ層と、この第二ギャップ層の前記開口部を満
    たし前記第一ギャップ層と接着し前記光導波路層よりも
    高い屈折率をもつ接着層と、この接着層の上部で接着固
    定され前記光導波路層よりも高い屈折率をもつ誘電体か
    らなるプリズムとよりなることを特徴とするプリズム結
    合器。
  8. 【請求項8】  入射ビームは、第二ギャップ層のテー
    パー部及び開口部に渡って入射するように設定したこと
    を特徴とする請求項7記載のプリズム結合器。
  9. 【請求項9】  第二ギャップ層のテーパー部は、シャ
    ドウマスクを配置した状態で第二ギャップ層を成膜する
    ことにより形成したことを特徴とする請求項7記載のプ
    リズム結合器。
  10. 【請求項10】  接着剤は、光硬化型接着剤又は紫外
    線硬化型接着剤により作成したことを特徴とする請求項
    7記載のプリズム結合器。
JP3071964A 1990-05-21 1991-04-05 光情報記録再生装置及びプリズム結合器 Pending JPH04289531A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3071964A JPH04289531A (ja) 1990-05-21 1991-04-05 光情報記録再生装置及びプリズム結合器
US07/703,294 US5235589A (en) 1990-05-21 1991-05-20 Apparatus for recording and reproducing optical information and prism coupler

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13109190 1990-05-21
JP2-131091 1990-05-21
JP3-18513 1991-01-18
JP1851391 1991-01-18
JP2058891 1991-01-21
JP3-20588 1991-01-21
JP3071964A JPH04289531A (ja) 1990-05-21 1991-04-05 光情報記録再生装置及びプリズム結合器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04289531A true JPH04289531A (ja) 1992-10-14

Family

ID=27456978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3071964A Pending JPH04289531A (ja) 1990-05-21 1991-04-05 光情報記録再生装置及びプリズム結合器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5235589A (ja)
JP (1) JPH04289531A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5576149A (en) * 1993-11-10 1996-11-19 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing a tapered waveguide
US5621715A (en) * 1994-04-19 1997-04-15 Victor Company Of Japan, Ltd. Optical integrated circuit
US5652816A (en) * 1995-06-09 1997-07-29 Sharp Kabushiki Kaisha Optical coupler and method for producing the same
US5781676A (en) * 1995-10-30 1998-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Waveguide integrated optical pickup device and optical waveguide element
US5946433A (en) * 1996-11-27 1999-08-31 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing a photocoupler and a photocoupler produced by the same
US6021239A (en) * 1996-10-31 2000-02-01 Sharp Kabushiki Kaisha Photocoupler and method for producing the same
KR100480786B1 (ko) * 2002-09-02 2005-04-07 삼성전자주식회사 커플러를 가지는 집적형 광 헤드

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5418765A (en) * 1991-04-19 1995-05-23 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for recording and reproducing optical information having an optical waveguide
JP3373560B2 (ja) * 1992-09-29 2003-02-04 株式会社リコー 光磁気情報記録再生装置
JP3438365B2 (ja) * 1994-11-29 2003-08-18 ソニー株式会社 複合光学装置およびその製造方法
US6078707A (en) * 1995-09-22 2000-06-20 Sharp Kabushiki Kaisha Waveguide-photodetector, method for producing the same, waveguide usable in the waveguide-photodetector, and method for producing the same
US6810057B1 (en) * 1999-11-25 2004-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and optical pickup device
DE10219670A1 (de) * 2002-02-15 2003-08-28 Schleifring Und Appbau Gmbh Vorrichtung zur optischen Signalübertragung zwischen beweglichen Einheiten
US6921214B2 (en) * 2002-12-12 2005-07-26 Agilent Technologies, Inc. Optical apparatus and method for coupling output light from a light source to an optical waveguide
US7020364B2 (en) * 2003-03-31 2006-03-28 Sioptical Inc. Permanent light coupling arrangement and method for use with thin silicon optical waveguides
WO2004097902A2 (en) * 2003-04-28 2004-11-11 Sioptical, Inc. Arrangements for reducing wavelength sensitivity in prism-coupled soi-based optical systems
US10048499B2 (en) 2005-11-08 2018-08-14 Lumus Ltd. Polarizing optical system
US9246230B2 (en) 2011-02-11 2016-01-26 AMI Research & Development, LLC High performance low profile antennas
US8582935B2 (en) * 2011-02-11 2013-11-12 AMI Research & Development, LLC Correction wedge for leaky solar array
US9806425B2 (en) 2011-02-11 2017-10-31 AMI Research & Development, LLC High performance low profile antennas
US8789998B2 (en) 2011-08-31 2014-07-29 Corning Incorporated Edge illumination of an ion-exchanged glass sheet
US9281424B2 (en) 2012-01-24 2016-03-08 AMI Research & Development, LLC Wideband light energy waveguide and detector
US9557480B2 (en) 2013-11-06 2017-01-31 R.A. Miller Industries, Inc. Graphene coupled MIM rectifier especially for use in monolithic broadband infrared energy collector
IL235642B (en) 2014-11-11 2021-08-31 Lumus Ltd A compact head-up display system is protected by an element with a super-thin structure
IL237337B (en) 2015-02-19 2020-03-31 Amitai Yaakov A compact head-up display system with a uniform image
KR102482528B1 (ko) 2016-10-09 2022-12-28 루머스 리미티드 직사각형 도파관을 사용하는 개구 배율기
MX2018007164A (es) 2016-11-08 2019-06-06 Lumus Ltd Dispositivo de guia de luz con borde de corte optico y metodos de produccion correspondientes.
EP3574360A4 (en) 2017-01-28 2020-11-11 Lumus Ltd. IMAGING SYSTEM WITH EXTENDED REALITY
KR102481569B1 (ko) 2017-02-22 2022-12-26 루머스 리미티드 광 가이드 광학 어셈블리
US11243434B2 (en) 2017-07-19 2022-02-08 Lumus Ltd. LCOS illumination via LOE
IL259518B2 (en) 2018-05-22 2023-04-01 Lumus Ltd Optical system and method for improving light field uniformity
TWI837049B (zh) 2018-05-23 2024-03-21 以色列商魯姆斯有限公司 包括具有部分反射內表面的光導光學元件的光學系統
US11415812B2 (en) 2018-06-26 2022-08-16 Lumus Ltd. Compact collimating optical device and system
CN113557708A (zh) 2019-03-12 2021-10-26 鲁姆斯有限公司 图像投影仪
AU2020300121B2 (en) 2019-07-04 2024-06-13 Lumus Ltd. Image waveguide with symmetric beam multiplication
EP4022380A4 (en) 2019-12-05 2022-10-26 Lumus Ltd. LIGHT GUIDE OPTICAL ELEMENT USING COMPLEMENTARY COATED PARTIAL REFLECTORS, AND LIGHT GUIDE OPTICAL ELEMENT HAVING REDUCED LIGHT DIFFUSION
KR20240059655A (ko) * 2019-12-08 2024-05-07 루머스 리미티드 소형 이미지 프로젝터를 갖는 광학 시스템
KR20240046489A (ko) 2021-08-23 2024-04-09 루머스 리미티드 내장된 커플링-인 반사기를 갖는 복합 도광 광학 요소의 제조 방법

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3112939A1 (de) * 1981-03-31 1982-10-07 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Prismenkoppler zur ein- und/oder auskopplung von strahlung in oder aus einem optischen wellenleiter
JPS5821213A (ja) * 1981-07-31 1983-02-08 Canon Inc 光結合装置
GB2146788B (en) * 1983-09-20 1986-09-24 Stc Plc Prism coupling to flat waveguides
US4565422A (en) * 1983-11-30 1986-01-21 Gte Laboratories Incorporated Surface plasmon coupler
US4877301A (en) * 1987-10-09 1989-10-31 Ricoh Company, Ltd. Covered optical waveguide having an inlet opening
US4932743A (en) * 1988-04-18 1990-06-12 Ricoh Company, Ltd. Optical waveguide device
US5119452A (en) * 1989-06-13 1992-06-02 Ricoh Company, Ltd. High efficiency prism coupling device and method for producing the same

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5576149A (en) * 1993-11-10 1996-11-19 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing a tapered waveguide
US5621715A (en) * 1994-04-19 1997-04-15 Victor Company Of Japan, Ltd. Optical integrated circuit
US5652816A (en) * 1995-06-09 1997-07-29 Sharp Kabushiki Kaisha Optical coupler and method for producing the same
US5781676A (en) * 1995-10-30 1998-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Waveguide integrated optical pickup device and optical waveguide element
US6021239A (en) * 1996-10-31 2000-02-01 Sharp Kabushiki Kaisha Photocoupler and method for producing the same
US5946433A (en) * 1996-11-27 1999-08-31 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing a photocoupler and a photocoupler produced by the same
KR100480786B1 (ko) * 2002-09-02 2005-04-07 삼성전자주식회사 커플러를 가지는 집적형 광 헤드
US7184386B2 (en) 2002-09-02 2007-02-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Integrated type optical head with sheet waveguide and light coupler
US7408847B2 (en) 2002-09-02 2008-08-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Integrated type optical head with sheet waveguide and light coupler

Also Published As

Publication number Publication date
US5235589A (en) 1993-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04289531A (ja) 光情報記録再生装置及びプリズム結合器
US4945525A (en) Optical information processing apparatus
JP2644829B2 (ja) 光情報記録再生装置
JPH0642291B2 (ja) 集積化光ヘツド
US20040246874A1 (en) Hologram coupled member and method for manufacturing the same, and hologram laser unit and optical pickup apparatus
JP3029541B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP2000339744A (ja) 光集積装置及びその製造方法
JPH1145455A (ja) 光ピックアップ用光学素子および光ピックアップ用光学素子の製造方法および光ピックアップ
JP3635522B2 (ja) 光集積装置
JP2002196123A (ja) 2波長用回折光学素子、2波長光源装置および光学ヘッド装置
JP3694943B2 (ja) 光学装置及び光学ピックアップ
JP3019870B2 (ja) 光ヘッドおよび光学的情報記録/再生装置
JPH07272311A (ja) 光集積回路及び光ピックアップ
JP3152456B2 (ja) 焦点誤差信号検出装置及び光情報記録再生装置並びに光磁気情報記録再生装置
JPS6371946A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH03192542A (ja) 光ピックアップ
JPH08152534A (ja) プリズムカプラー及び光ピックアップ装置
JPS6361430A (ja) 光ピツクアツプ
KR100595509B1 (ko) 광디스크 재생장치의 베이스 광학계
JPS63163409A (ja) 光集積回路
JP2002367218A (ja) 光ピックアップ装置
JPH04149830A (ja) 光情報記録再生装置
JPH0827969B2 (ja) 導波路型光学ヘッド
JPH0786981B2 (ja) 光情報処理装置
JPH04188440A (ja) 光ピックアップ装置