JPH0428863Y2 - - Google Patents

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JPH0428863Y2
JPH0428863Y2 JP948586U JP948586U JPH0428863Y2 JP H0428863 Y2 JPH0428863 Y2 JP H0428863Y2 JP 948586 U JP948586 U JP 948586U JP 948586 U JP948586 U JP 948586U JP H0428863 Y2 JPH0428863 Y2 JP H0428863Y2
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JP
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parking brake
brake lever
seat
seat cushion
lever
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のパーキングブレーキレバー装置
に関するものである。
(従来技術) 従来より、車両内に配置した前向きの座席シー
トを後向きに回転することができるように、車体
フロアに上記座席シートが回転手段を介して回転
可能に設けられたものは知られている。
ところで、そのような座席シートを備えた車両
において、例えば実開昭60−45253号公報に記載
されるようなラチエツト機構を有しパーキングブ
レーキレバーが非駐車状態では倒伏位置を、駐車
状態では起立位置を取るパーキングブレーキレバ
ー装置を採用し、操作性の点からパーキングブレ
ーキレバーを座席シートの側方に配設する場合、
パーキングブレーキレバーが起立位置にある駐車
状態において座席シートを回転すると、パーキン
グブレーキレバーと干渉するという不具合があ
る。そこで、出願人は、そのような不具合を解消
するために、座席シートのシートクツシヨンの側
方に、非駐車時には倒伏位置を、駐車時には倒伏
位置または起立位置を取るいわゆる収納式のパー
キングブレーキレバーを配設したパーキングブレ
ーキレバー装置を別途出願している。
ところが、座席シートの側方に収納式のパーキ
ングブレーキレバーを配設する場合でも、パーキ
ングブレーキレバーを倒伏位置にする操作を忘れ
ると、やはり座席シートとパーキングブレーキレ
バーが干渉するという問題はある。
(考案の目的) 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、パ
ーキングブレーキレバーが起立位置にあつても、
座席シートを回転することができる車両のパーキ
ングブレーキレバー装置を提供することを目的と
する。
(考案の構成) 本考案は、上記目的を達成するために、パーキ
ングブレーキレバーもしくはシートクツシヨンの
いずれか一方に、座席シートの回転時に該シート
クツシヨンとパーキングブレーキレバーとの双方
の当接によりパーキングブレーキレバーの一部が
シートクツシヨンの下端より上方に位置する起立
位置よりパーキングブレーキレバー全体がシート
クツシヨンの下端より下方に位置する倒伏位置へ
パーキングブレーキレバーを押下げる案内部材を
配設したものである。
これによつて、パーキングブレーキレバーが起
立位置にあつても、座席シートを回転すると、シ
ートクツシヨンとパーキングブレーキレバーとの
双方が案内部材を介して当接してパーキングブレ
ーキレバーを倒伏位置まで押下げるので、座席シ
ートを回転できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に沿つて説明す
る。
第1図において、1は自動車等の車両の座席シ
ートで、シートクツシヨン2と、シートバツク3
と、ヘツドレスト4とからなり、シートクツシヨ
ン2が回転手段を介して車体フロア5(第5図お
よび第6図参照)に回転可能に支承されている。
また、シートクツシヨン2の側方にはパーキング
ブレーキレバー6が配設されている。このパーキ
ングブレーキレバー6は、一部がシートクツシヨ
ン2の下端よりも上方に位置する起立位置と、全
体がシートクツシヨン2の下端よりも下方に位置
する倒伏位置とを有し、非駐車時には倒伏位置を
取る一方、駐車時には起立位置または倒伏位置を
択一的に取る収納式である。
上記パーキングブレーキレバー6は、第2図お
よび第3図に示すように、先端に位置する把持部
6aと、それに連設され下方に開放する断面コ字
状の基部6aとからなり、該基部6aが枢軸7を
介して、前部に固定歯部8aが形成された側板8
bを有する支持部材8に回動可能に支承されてい
る。
また、基部6bの上部には、断面逆V字状の案
内部材9が固設され、その案内部9a,9bが側
方に大きく突出している(第4図参照)。
また、10はラチエツトレバーで、前記パーキ
ングブレーキレバー6の枢軸7よりも後方に位置
する枢軸11について、支持部材8に回動可能に
支承されている。このラチエツトレバー10の前
部には、支持部材8の固定歯部8aに先端部が係
脱可能に係合する可動爪部材12が回動可能に枢
支され、該可動爪部材12の基端部が操作ケーブ
ル13を介して、把持部6aの先端に嵌挿された
操作ボタン14に連結され、該操作ボタン14の
押圧により可動爪部材12が回動し、それの固定
歯部8aに対する係合が解除されるようになつて
いる。
15はブレーキケーブルで、第1ケーブル15
aと第2ケーブル15bとに分割されている。第
1ケーブル15aは前端がラチエツトレバー10
の前部に係止され、後端が、パーキングブレーキ
レバー6と同軸で回動する扇形部材16に係止さ
れている。一方、第2ケーブル15bは前端が扇
形部材16に係止され、後端がブレーキ手段(図
示せず)に連係されている。したがつて、ラチエ
ツトレバー10が、ブレーキケーブル15(ケー
ブル15a,15b)および扇形部材16を介し
てブレーキ手段に連係されている。
上記パーキングブレーキレバー6には持上ピン
17が設けられ、パーキングブレーキレバー6の
操作によりそれを起立位置にしたとき、持上ピン
17を介してラチエツトレバー10を上方へ回動
させ、ブレーキケーブル17を引張つて駐車位置
とするようになつている。
一方、座席シート1の回転手段は、第5図およ
び第6図に示すように構成されている。すなわ
ち、シートクツシヨン2のフレーム21の略中央
に回転軸22が立設され、該回転軸22が、車体
フロア5に立設された筒状の軸受部材23内に回
転可能に嵌挿されている。また、車体フロア5の
一部が上方に突出して突出部5aが形成され、該
突出部5aにロアレール部5bが形成されるとと
もに、前記突出部5aにアツパレール部材24が
設けられ、レール手段が構成されている。また、
該レール手段のロアレール部5bとアツパレール
部材24との間にフレーム21より支承ブラケツ
ト25が突設され、該支承ブラケツト25の先端
にロアレール部5b上を転動するローラ26が枢
着されている。
なお、27はシートクツシヨン2のフレーム2
1より下方に突出した係合部で、それに回転操作
レバー28を係脱可能に係合させることで座席シ
ート1の回転を不能とするものである。
上記のように構成すれば、パーキングブレーキ
を作動させて駐車状態とするには、先ず、パーキ
ングブレーキレバー6を倒伏位置から上方へ回動
して起立位置とする。すると、その回動に伴つて
持上ピン17によりラチエツトレバー10が持上
げられ、ブレーキケーブル15が引張られてパー
キングブレーキが作動する。その際、ラチエツト
レバー10に設けられた可動爪部材12が固定歯
部8aに係合してラチエツトレバー10を所定の
位置に係止するので、ブレーキ作動状態が保持さ
れて駐車状態となる(第3図実線参照)。
しかして、パーキングブレーキレバー6を下方
へ回動して倒伏位置としても、可動爪部材12と
固定歯部8aとの係合は保持されたままであるの
で、駐車状態を保つたまま収納され(第3図鎖線
参照)、座席シート1を、パーキングブレーキレ
バー6に干渉させることなく、回転させることが
できる。
また、パーキングブレーキレバー6を倒伏位置
にしていなくとも、座席シート1を回転すれば、
シートクツシヨン2がパーキングブレーキレバー
6の案内部材9の案内部9aに衝突するので、案
内部9aが外方に向つて下がつていることからパ
ーキングブレーキレバー6に押下げ力が作用し、
パーキングブレーキレバー6を倒伏位置まで下降
せしめる。
したがつて、パーキングブレーキレバー6が起
立位置にあつても倒伏位置にあつても、ブレーキ
が作動した駐車状態であれば、座席シート1の回
転について問題はない。
上記実施例は、収納式のパーキングブレーキレ
バー装置に適用した例であるが、パーキングブレ
ーキレバーの一部がシートクツシヨンの下端より
も上方に位置する起立位置と、前記パーキングブ
レーキレバー全体がシートクツシヨンの下端より
も下方に位置する倒伏位置を取る通常のパーキン
グブレーキレバー装置に適用することもできる。
また、上記実施例では、案内部材9をパーキング
ブレーキレバー6に設けているが、シートクツシ
ヨンに設けるようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案は、上記のように、案内部材を設けたか
ら、パーキングブレーキレバーが起立位置にあつ
ても倒伏位置にあつても、支障なく座席シートの
回転操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は座席シ
ートおよびパーキングブレーキレバー装置を示す
斜視図、第2図はパーキングブレーキレバーが倒
伏位置で非駐車状態にあるパーキングブレーキレ
バー装置の側面図、第3図はパーキングブレーキ
レバーが駐車状態にあるパーキングブレーキレバ
ー装置の側面図、第4図は第2図の−線にお
ける断面図、第5図および第6図は座席シートの
回転手段の説明図である。 1……座席シート、2……シートクツシヨン、
5……車体フロア、6……パーキングブレーキレ
バー、9……案内部材、10……ラチエツトレバ
ー、15……ブレーキケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フロアに座席シートが回転手段を介して回
    転可能に設けられ、該座席シ−トのシートクツシ
    ヨンの側方にパーキングブレーキレバーが配設さ
    れ、該パーキングブレーキレバーが、該パーキン
    グブレーキレバーの一部がシートクツシヨンの下
    端よりも上方に位置する起立位置と、前記パーキ
    ングブレーキレバー全体がシートクツシヨンの下
    端よりも下方に位置する倒伏位置とを取るものに
    おいて、前記パーキングブレーキレバーもしくは
    シートクツシヨンに配設され、座席シートの回転
    時に該シートクツシヨンもしくはパーキングブレ
    ーキレバーとの当接によりパーキングブレーキレ
    バーを起立位置より倒伏位置へ押下げる案内部材
    を有することを特徴とする車両のパーキングブレ
    ーキレバー装置。
JP948586U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH0428863Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP948586U JPH0428863Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JP948586U JPH0428863Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JPS62121159U JPS62121159U (ja) 1987-07-31
JPH0428863Y2 true JPH0428863Y2 (ja) 1992-07-14

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