JPH0428683A - 交流エレベータの制御装置 - Google Patents

交流エレベータの制御装置

Info

Publication number
JPH0428683A
JPH0428683A JP2129086A JP12908690A JPH0428683A JP H0428683 A JPH0428683 A JP H0428683A JP 2129086 A JP2129086 A JP 2129086A JP 12908690 A JP12908690 A JP 12908690A JP H0428683 A JPH0428683 A JP H0428683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip frequency
torque
emergency stop
stop test
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2129086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0786068B2 (ja
Inventor
Noboru Arahori
昇 荒堀
Shunsuke Mitsune
俊介 三根
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2129086A priority Critical patent/JPH0786068B2/ja
Publication of JPH0428683A publication Critical patent/JPH0428683A/ja
Publication of JPH0786068B2 publication Critical patent/JPH0786068B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交流電動機を用いたエレベータの制御装置にお
いて、特に、インバーター制御を用いた交流エレベータ
の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
周知のように、誘導電動機を用いたエレベータでは、イ
ンバータ制御が採用されつつあり、特に、エレベータの
速度制御を円滑に行なわせるために、いわゆる、ベクト
ル制御が採用されている。
通常、エレベータは起動から加速時に最大のトルクを必
要とし、電動機の定格の200〜250%であり、イン
バータ装置も通常の運転時だけであれば、この250%
の電流に耐えるもので良い。
ところで、エレベータには、安全装置の一つとして、自
由落下状態になったときにガイドレールを把んで乗かど
の落下を止める非常止め装置が設けられている。この非
常止め装置は、エレベータの俊工の際、及び、定期的に
試験確認する必要があり、この時、電動機には定格トル
クの300%近くまで必要となる。このトルクを発生さ
せるには大きな電流を必要とするので、インバータ容量
も大きくなり高価となる。
この欠点を改善する方法として、特開昭62−5627
5号公報に開示されている様に、通常運転する時は第一
の励磁電流指令を用いてエレベータを運転し、非常止め
試験時のような大きなトルクが必要な時は、第1の励磁
電流指令より大きな第二の励磁電流指令を用いてベクト
ル制御をする方法が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は電動機のすべり周波数を検出してベクト
ル制御を行う、いわゆる、すベリ周波数形ベクトル制御
では、励磁電流指令を増してもトルクの増加には寄与し
ない。
一般に、電動機のトルクでは一次電流■1とすへり周波
数f2の関数として表わされる。
τ==fCIs、fs)           ・・・
(1)従って、励磁電流指令を増しても、−次電流が増
えないかぎり、従来技術はトルクを増すことはできない
本発明の目的は一次電流の大きさを変えることなく、非
常止め試験時に電動機のトルクを増す制御装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は非常止め試験時に
動作するスイッチと、すベリ周波数形ベクトル制御イン
バーター装置と、すべり周波数を演算する複数の演算器
を備えたものである。
〔作用〕
非常止め試験時に、スイッチを動作させ、その信号によ
り、平常運転時のすべり周波数を演算する第一の演算器
から、非常止め試験時にトルク増しを行なう第二のすべ
り周波数演算器に切替えることにより、電動機電流を増
やすことなく、トルク増しを行なえる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例である。巻上機3は乗かと5
とつり合いおもり4をロープを介してつるべ状に配置し
、乗かと5には非常止め装[6が設けられている。非常
止め動作時には装置6がレール7をつかみ、エレベータ
の下降を制止する。
巻上機3には電動機1が結合され、電動機1の軸に直結
してエンコーダ2がある。電動機1を駆動する周知のイ
ンバータ装置8が電源9との間に挿入されている。この
インバータは電流形でも電圧形でも良い。
速度指令ω−は速度指令発生器10より出力し、エンコ
ーダ2の速度信号ω、と比較され、速度調整器ASRを
経てトルクリミッタTLを介して、所定のトルク指令で
拳を出力する。通常の運転ではスイッチSW1は図示の
方向に動作しており、トルク指令τ−に対するすべり周
波数ω5を演算する演算器Gl を介してすべり周波数
ωSが求められる。すべり周波数ωSと速度信号ω、の
和がインバータ周波数ω1である。一方、トルク指令τ
−から演算器G8を介して、すべり周波数ωSと二次時
定数T2の積(以下、トルク成分と略す)ω8*T2を
求め、励磁電流指令工、とからI+m”9首−+(cv
5下「7F−を演算し、電流リミッタII、を経て一次
電流指令工1を出力する。また、G8の出力はjan−
”(ω5TY)を演算して、位相θを出力する。以上の
If、ω1、θをPWM回路に入力してインバータ8の
スイッチング素子のパルス列を決定して、電動機1をト
ルク指令に従って制御するようにしている。
さて、前述したように、非常止め試験では通常運転する
以上の大きなトルクが必要になってくる。
インバータ容量は通常運転できる程度に設計されである
ので、制御上、電流リミッタを可変とすることはできな
い。普通、非常止め試験は、低速運転で行なわれるが、
大きなトルクが必要であるためこの時、速度指令ω−に
対し、速度ω、は追従しない。従って、速度調整器AS
Rは飽和し、その出力はトルクリミッタTLに達する。
また、電流リミッタILの値は、トルクリミッタ動作時
に対応して設定しであるので、電流リミッタも動作する
。すなわち、非常止め試験時には、制御は飽和し、 トルク指令τ*=トルクリミッタ値   ・・・(2)
電流指令11=電流リミツタ値     ・・・(3)
となる。
ところで、一般に、定常的な電動機のトルクτは一次電
流の大きさ11、すベリ周波数ωSの関数として表せ、
下式による。
ここでT2とは電動機の二次時定数である。
前述したように、非常止め試験時には、電流は一定とな
るので(4)式において11=一定と考え、トルクτと
(ω5T2)の関係を第2図に示す。
通常運転時のすべり周波数演算器G1を使用すると、非
常止め試験時のトルクは第2図のAになるが図からもわ
かるように、ωs T xを小さくするとトルクは増加
し、ωsTx”1の時、最大となる。
二次時定数T2は電動機固有の値であり、制御できるの
はすべり周波数ωSであるので、非常止め試験時のみあ
る特定のスイッチにより、すべり周波数の演算ゲインを
小さくするようにすれば良い。
すなわち、第1図で、非常止め試験時、試験に先立って
スイッチSW1を図と反対方向に動作させ、トルク指令
τ傘からの信号を第二のすべり周波数演算器G2を介し
て(このG2のゲインはGlより小さくしである)すべ
り周波数ω5を求めるようにしである。このようにすれ
ば、トルクは第2図のB点となり、電流値は変らないが
トルクはAより大きい値が得られる。
本実施例によれば、非常止め試験時に、すべり周波数を
変えることにより、トルク増しを行なえる。
第3図は、第1図と同様の効果を生むものであるが、実
現する回路構成が異なる。すなわち、非常止め試験時に
はスイッチSW 1が点線側に動作し、第二のトルクリ
ミッタTLxに接続される。
すべり周波数ωSを小さくするために、ゲインG1では
なく、トルクリミッタを第一のトルクリミッタTLI 
から、TLz  (このリミッタ値はTLlより小さく
設定しである)に変更する。そして、この小さくなった
トルク指令τ傘で一次電流の値が小さくならない様に、
スイッチSWlにより、演算器03Bが接続される。こ
の演算器G3Bのゲインは、通常運転時のゲインG3A
に対し、 L2 としてあり、トリクリミッタが小さくなってもトルク成
分(ω2T2)には影響を受けない様になっている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、非常止め試験時のためにインバータ容
量を大きくすることなく、トルク増しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の制御ブロック図。 第2図は電流一定時のトルク特性図、第3図は本発明の
他の実施例の制御ブロック図である。 SWl・・・非常止め試験用スイッチ、G1.G?、・
・すべり周波数を求める第一、第二の演算器、T L 
1゜第 図 第 図 7=Cト1シフ) ξ Ws丁2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の階床をサービスするエレベータと、エレベー
    タを駆動する誘導電動機と、前記誘導電動機を制御する
    、すべり周波数形ベクトル制御を採用したインバータ装
    置と、通常運転時に前記ベクトル制御内のすべり周波数
    を演算する第一の演算器を備えたものにおいて、 前記第一のすべり周波数演算器のゲインより小さく設定
    された第二のすべり周波数演算器と、特定運転時、前記
    第一のすべり周波数演算器から前記第2のすべり周波数
    演算器に切替る手段を備えたことを特徴とする交流エレ
    ベータの制御装置。 2、請求項1において、通常運転時に設定される第一の
    トルクリミツタと、前記第一のトルクリミツタの出力値
    より小さく設定した第二のトルクリミツタと、特定運転
    時に、前記第一のトルクリミッタから前記第二のトルク
    リミツタに切替る手段とを備えた交流エレベータの制御
    装置。 3、請求項1または2において、特定運転とは、前記エ
    レベータの非常止め試験運転である交流エレベータの制
    御装置。
JP2129086A 1990-05-21 1990-05-21 交流エレベータの制御装置 Expired - Lifetime JPH0786068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2129086A JPH0786068B2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 交流エレベータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2129086A JPH0786068B2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 交流エレベータの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0428683A true JPH0428683A (ja) 1992-01-31
JPH0786068B2 JPH0786068B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=15000733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2129086A Expired - Lifetime JPH0786068B2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 交流エレベータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0786068B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183990A (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 Mitsubishi Electric Corp エレベ−タの速度制御装置
JPS63174591A (ja) * 1987-01-12 1988-07-19 Fujitec Co Ltd 交流エレベ−タの制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183990A (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 Mitsubishi Electric Corp エレベ−タの速度制御装置
JPS63174591A (ja) * 1987-01-12 1988-07-19 Fujitec Co Ltd 交流エレベ−タの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0786068B2 (ja) 1995-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5460244A (en) Elevator control apparatus using parallel converters and inverters with means to control circulating current
US8177032B2 (en) Elevator having regenerative voltage control
WO1998011663A1 (fr) Dispositif de commande de moteur a induction et procede de commande dudit dispositif
KR900001580B1 (ko) 교류 엘리베이터의 정전시 자동착상 장치
KR0134984B1 (ko) 모우터 제어 장치
JP4397721B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH0724467B2 (ja) エレベ−タの制御装置
JPH0428683A (ja) 交流エレベータの制御装置
JP3340346B2 (ja) エレベータ制御装置
KR900003976B1 (ko) 엘리베이터의 제어장치
JP4298448B2 (ja) エスカレータ制御装置
US4611689A (en) Velocity control apparatus for elevator
KR20210114185A (ko) 인버터 제어장치 및 그 방법
JP2522251B2 (ja) 交流エレベ−タの制御装置
JP3255839B2 (ja) 交流エレベータの制御装置
JPS6216994A (ja) エレベ−タ−のインバ−タ制御装置
KR900008165B1 (ko) 엘리베이터의 제어장치
KR900004038Y1 (ko) 엘리베이터의 속도제어장치
JPH0511264Y2 (ja)
JPH10279201A (ja) リニアモータ式エレベータの制振制御装置
JPS63314193A (ja) 電動機の磁束制御方法
JPH0613394B2 (ja) エレベーターの非常止め装置の試験方法
JPS60128176A (ja) エレベ−タ−制御装置
JP2898936B2 (ja) エレベーターの着床レベル調整装置
JPH0318286A (ja) 交流エレベータの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 15