JPH0428490Y2 - - Google Patents

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JPH0428490Y2
JPH0428490Y2 JP7525489U JP7525489U JPH0428490Y2 JP H0428490 Y2 JPH0428490 Y2 JP H0428490Y2 JP 7525489 U JP7525489 U JP 7525489U JP 7525489 U JP7525489 U JP 7525489U JP H0428490 Y2 JPH0428490 Y2 JP H0428490Y2
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JP
Japan
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handle
container
cooking pot
heat insulating
insulated
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JP7525489U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は断熱外蓋を有する断熱容器の内部に内
蓋を有する調理鍋を収納自在に設けた断熱調理器
に関する。
[従来の技術] 従来、この種のものとして断熱外蓋を着脱自在
に設けた断熱容器の内部に、内蓋を着脱自在に設
けた調理鍋を出入れ自在に収納し、前記内蓋の略
中央に起伏自在の摘みを設けさらに調理鍋の口縁
に起伏自在の取手を取付け、その取手に倒伏時内
蓋の一部に当る係合部を設けた断熱調理器が実開
昭62−86130号公報に提案されている。そしてこ
の断熱調理器においては、予め調理材料を適量の
水などとともにいったん加熱した後、あるいは調
理材料と水などを別々に加熱した後、これらを調
理鍋に充填密閉し、所要時間断熱状態に保持する
ことにより、煮炊などの調理を行うものであつ
た。
[考案が解決しようとする課題] 従来技術においては、調理鍋には取手が設けら
れているものの断熱容器に取手が設けられていな
いため断熱容器を移動するような場合には抱きか
かえるようにして断熱容器を持ち運ばなければな
らず、また前記取手は断熱容器内から取り出さな
ければならずその取り扱いが煩雑であつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は両側に第1の取手を各々設け上部開口
を有する断熱容器と、この断熱容器内に出入れ自
在に収納され内蓋を有する調理鍋と、前記上部開
口を閉蓋可能な断熱外蓋と、前記第1の取手の上
方に位置して前記断熱外蓋または断熱容器に設け
られ該断熱容器の内外を連通する連通部、前記調
理鍋の両側に各々基端を固着するとともに先端側
を前記連通部を通して外部に突出する第2の取手
とを具備したものであり、また前記第2の取手に
係合可能な係合受け部を前記第1の取手に設けた
ものである。
[作用] 第1の取手に手をかけて調理鍋とともに断熱容
器を持ち運ぶことができるとともに第2の取手に
手をかけて調理鍋を出入れできる。さらに第1お
よび第2の取手を係合可能なため調理鍋を断熱容
器に確実にセツトできる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を添付図面を参照して説
明する。
1は金属製断熱容器であり、この断熱容器1は
上部開口部である広口部2を接合した金属例えば
ステンレス鋼からなる内容器3と同じく金属例え
ばステンレス鋼からなる外容器4間に真空断熱層
5を設けて金属製真空二重容器となつている。尚
1Aは底部材である。6は前記断熱容器1の上部
両側に設けられた第1の取手であり、この第1の
取手6は前記外容器4の外周面4Aの上部に強制
嵌合した合成樹脂からなるリング状の肩部材7と
一体成型されており、また前記第1の取手6の上
面の略中央には第1の凹所8が形成されていると
ともに、この第1の凹所8の一側に形成された一
側平坦部9の上面に第1の係合受け部たる凸部1
0が形成され、また前記第1の凹所8には他側平
坦部11が形成されている。前記平坦部9,11
には第2の係合受け部たる段部9A,11Aが形
成されている。尚前記肩部材7は例えば熱硬化性
樹脂等の耐熱樹脂からなる。さらに前記一対の第
1の取手6を結ぶ対角線12に対向して前記肩部
材7の一方にはヒンジ受け部13が一体成型され
ており、このヒンジ受け部13にヒンジ軸14A
を介して前記広口部2を閉塞する断熱外蓋15の
枢着部16が回動自在に連結しており、これらヒ
ンジ受け部13、ヒンジ軸14Aおよび枢着部1
6によつてヒンジ14が構成される。尚、前記枢
着部16に装着したヒンジ軸14Aは前記ヒンジ
受け部13に着脱自在に設けられている。前記断
熱外蓋15は上面部材17と前記広口部2内に挿
入する下面部材18間に発泡材等断熱層19が設
けられており、またこの断熱外蓋15の両側面に
は前記第1の取手6の取付側上方を間隔をおいて
覆うように内外を連通する連通部たる切欠き部2
0が形成されるとともに、この切欠き部20の外
側には張り出し部21が設けられている。前記切
欠き部20下面には後述する第2の取手の取付ア
ーム部を避けて板状の断熱体22が下方へ垂設し
ている。またこの断熱外蓋15の上面における前
記ヒンジ受け部13の反対側には摘み23が立設
している。
24は前記断熱容器1に収納可能な金属例えば
ステンレス鋼からなる調理鍋であり、この調理鍋
24は前記内容器3よりやや径小かつ浅底であつ
て、その上部両側には取付アーム部25を介して
第2の取手26が連結している。前記取付アーム
部25は金属例えばステンレス鋼からなり側面が
L形をなしており、その基端25Aは前記調理鍋
24の外周面上部に固着され、また先端25Bは
平面がコ形となつて前記切欠き部20を通して前
記広口部2に載置できるようになつている。この
取付アーム部25の先端25Bに固着される第2
の取手26の取手本体26Aは合成樹脂からな
り、この取手本体26Aの下面には凹所27が形
成されており、この第2の凹所27の一側に形成
される一側平坦部28には前記凸部10に係合す
る第1の係合部たる凹部29が形成され、また第
2の凹所27の他側には他側平坦部30が形成さ
れている。さらに前記取手本体26Aの前記先端
25B側には前記段部9A,11Aに係合可能な
第2の係合部たる角部26Bが形成されている。
そして2股状となつた取付アーム部25の先端2
5B間に前記断熱体22が上方から挿入されて内
外を断熱できるようになつている。31は前記調
理鍋24の上部開口を閉蓋する金属例えばステン
レス鋼からなる内蓋であり、この内蓋31の上面
の略中央には摘み32が立設している。
次に前記構成につきその作用を説明する。
調理材料を適量の水などとともにいつたん加熱
した後、あるいは調理材料と水などを別々に加熱
した後、これらを調理鍋24に充填するとともに
内蓋31を閉蓋し、そして第2の取手26に手を
かけて調理鍋24を断熱容器1に収納する。この
際取付アーム部25は広口部2に載置して調理鍋
24は内容器3とわずかな間隔をおいて吊設状態
で保持される。また前記第1の取手6の段部9
A,11Aに角部26Bが係合し、またこの際凸
部10に凹部29が係合するために第1および第
2の取手6,26は案内されながらセツトでき
る。この結果、取付アーム部25が切欠き部20
に対応して所定状態で第1および第2の取手6,
26は重なり合つてセツトされる。次にヒンジ軸
14Aを回転中心として断熱外蓋15を閉蓋して
放置すると調理材料が所要時間断熱状態となり、
煮炊を行うことができる。そして調理鍋24とと
もに断熱容器1を持ち運ぶ際には第1の取手6に
手をかけて持ち運ぶことができ、また断熱外蓋1
5を開いて調理鍋24を取り上げるような場合に
は前記第1および第2の凹所8,27間に形成さ
れた空間部33に手を入れて第2の取手26を持
ち上げることによつて調理鍋24を取り出すこと
ができる。
以上のように前記実施例においては、断熱外蓋
15に切欠き部20を設け、この切欠き部20を
通して基端25Aを調理鍋24に固着した第2の
取手26を外側へ突出させたことにより、該第2
の取手26に手をかけて調理鍋24を簡単に出入
れできる。また前記第1の取手6を結ぶ対角線1
2に対向して肩部材7の一方にはヒンジ受け部1
3を一体成型して断熱外蓋15を枢着したため、
断熱容器1に断熱外蓋15を一体的に設けること
ができ、断熱外蓋15を開いた際該断熱外蓋15
を置くためのスペースを必要とせず取り扱いが簡
単である。
さらに断熱外蓋15は断熱容器1と一体的であ
るため、調理鍋24と断熱容器1に第1および第
2の取手6,26を重ね合せてセツトし断熱外蓋
15を閉蓋する際、前記第2の取手26の取付ア
ーム部25に断熱外蓋15の切欠き部20および
断熱体22が所定状態に自動的にセツトできるた
め、調理鍋24の位置合せ等の取り扱い性の向上
を図ることができる。
しかも第1の取手6に凸部10を設け、第2取
手26には凹部29を設けてこれらを各々係合さ
せることによつて第1および第2の取手6,26
を重ね合せた際、両者を所定状態でセツトできる
ように案内でき、さらに第1の取手6の段部9
A,11Aに第2の取手26の角部26Bが係合
するようにしたため、調理鍋24を断熱容器1に
所定状態でセツトすることができる。また第1の
取手6には第1の凹所8を形成し、第2の取手2
6には第2の凹所27を形成して、第1および第
2の取手6,26に手を差し込むことができる空
間部33を形成したことによつて簡単に調理鍋2
4を持ち上げることができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、例えば実施例では連通部たる切欠き部を断
熱外蓋に形成したが断熱容器に形成してもよく、
また第1の取手の平坦部には1以上の凹部または
凸部を設けまた第2の取手の平坦部には前記凹部
または凸部に係合する凸部または凹部を設けてセ
ツトできるようにしてもよく、さらに第2の取手
が間隔をおいて第1の取手を外嵌するようにして
係合受け部を形成してもよいなど種々の変形が可
能である。
[考案の効果] 本考案は両側に第1の取手を各々設け上部開口
を有する断熱容器と、この断熱容器内に出入れ自
在に収納され内蓋を有する調理鍋と、前記上部開
口を閉蓋可能な断熱外蓋と、前記第1の取手の上
方に位置して前記断熱外蓋または断熱容器に設け
られ該断熱容器の内外を連通する連通部と、前記
調理鍋の両側に各々基端を固着するとともに前記
連通部を通して外部に突出する第2の取手とを具
備したものであり、第1の取手によつて断熱容器
を簡単に持ち運び、また第2の取手を断熱容器の
外側へ突出したことにより調理鍋を簡単に出入れ
できる。
しかも係合受け部によつて第1および第2の取
手、ひいては調理鍋を簡単に断熱容器に所定状態
でセツトすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は分解斜視図、第2図は縦断面図、第3
図は第2図の−線断面図、第4図は要部の斜
視図である。 1……断熱容器、2……広口部(上部開口)、
4A……外周面、6……第1の取手、9A,11
A……段部(係合受け部)、10……凸部(係合
受け部)、12……対角線、14……ヒンジ、1
5……断熱外蓋、20……切欠き部(連通部)、
24……調理鍋、25A……基端、26……第2
の取手、32……内蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両側に第1の取手を各々設け上部開口を有す
    る断熱容器と、この断熱容器内に出入れ自在に
    収納され内蓋を有する調理鍋と、前記上部開口
    を閉蓋可能な断熱外蓋と、前記第1の取手の上
    方に位置して前記断熱外蓋または断熱容器に設
    けられ該断熱容器の内外を連通する連通部と、
    前記調理鍋の両側に各々基端を固着するととも
    に前記連通部を通して外部に突出する第2の取
    手とを具備したことを特徴とする断熱調理器。 (2) 前記第2の取手に係合可能な係合受け部を前
    記第1の取手に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の断熱調理器。
JP7525489U 1989-06-26 1989-06-26 Expired JPH0428490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7525489U JPH0428490Y2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7525489U JPH0428490Y2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26

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Publication Number Publication Date
JPH0313921U JPH0313921U (ja) 1991-02-13
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ID=31615673

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JP7525489U Expired JPH0428490Y2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6058520B2 (ja) * 2013-11-18 2017-01-11 象印マホービン株式会社 調理器

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JPH0313921U (ja) 1991-02-13

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