JPH0428288Y2 - - Google Patents

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JPH0428288Y2
JPH0428288Y2 JP17366584U JP17366584U JPH0428288Y2 JP H0428288 Y2 JPH0428288 Y2 JP H0428288Y2 JP 17366584 U JP17366584 U JP 17366584U JP 17366584 U JP17366584 U JP 17366584U JP H0428288 Y2 JPH0428288 Y2 JP H0428288Y2
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【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、車両用液圧ブレーキ装置のアンチス
キツド装置に設けられて、ブレーキシリンダの液
圧を直接または間接に制御する電磁液圧制御弁に
関するものである。
従来の技術 この種の液圧制御弁として電磁方向切換弁と電
磁流量制御弁とを組み合わせたものが例えば特開
昭58−224839号公報によつて知られている。電磁
方向切換弁は、内部の液圧がブレーキ作動力を決
定する制御対象液圧室、すなわち上記公報に記載
されているようにブレーキシリンダの液圧を他の
液圧源からの液圧で作動するレギユレターで制御
する形式のアンチスキツド装置においてはレギユ
レータの液圧室、また特開昭56−142733号公報に
記載されているようにマスタシリンダとブレーキ
シリンダとを接続するメイン通路中に液圧制御弁
を設ける形式のアンチスキツド装置においてはブ
レーキシリンダの液圧室をそれぞれ第一ソレノイ
ドの励磁、消磁に応じてマスタシリンダ、ポンプ
等の液圧源と低圧容器とに選択的に連通させるこ
とにより、液圧源から液圧室への作動液の流入と
液圧室から低圧容器への流出とのいずれかを許容
することによつて液圧室の液圧を増減させるもの
である。また、電磁流量制御弁は、大径液通路と
それより小径の小径液通路とを並列に備えて上記
電磁方向切換弁と制御対象装置の液圧室との間に
設けられ、第二ソレノイドの励磁、消磁に応じて
作動液が大径液通路と小径液通路との両方を並列
に流れることを許容する状態と大径液通路を閉じ
て小径液通路のみを流れることを許容する状態と
に切り換えられ、作動液の流量を大小2段階に切
り換えるものである。
このような電磁液圧制御弁においては、従来電
磁流量制御弁が第二ソレノイドの消磁状態におい
て大径液通路を閉塞状態に保つようにされてい
た。
考案が解決しようとする問題点 そのため、アンチスキツド装置が作動しない通
常の制動時、またはアンチスキツド装置が作動す
るような制動時であつてもアンチスキツド装置が
作動を開始する前においては、前記特開昭58−
224839号公報に記載されている形式のアンチスキ
ツド装置においてはレギユレータの液圧室に、ま
た、前記特開昭56−142733号公報に記載されてい
る形式のアンチスキツド装置においてはブレーキ
シリンダの液圧室への液圧伝達が小径液通路によ
り妨げられ、特に、後者においてはマスタシリン
ダからブレーキシリンダへ供給される作動液の全
量がこの小径液通路を通過するため、ブレーキの
効き遅れが発生する恐れがある。そこで、液圧制
御弁をバイパスするバイパス通路を設け、そのバ
イパス通路を、アンチスキツド装置の非作動状態
においてはマスタシリンダとブレーキシリンダと
が連通し、アンチスキツド装置の作動状態におい
ては遮断するようにする必要があり、車両搭載ス
ペースの上からもコストの上からも不利となると
いう問題があつた。
また、小径液通路に異物が詰まらないようフイ
ルタを設けるなど設計的に考慮しなければならな
いが、フイルタを設けたところで、特開昭58−
224839号公報記載のものではアンチスキツド装置
非作動時には液圧の伝達のみで作動液の移動は殆
どないので詰まる可能性は低いものの、特開昭56
−142733号公報記載のものではバイパス弁がない
と制動時に必要な作動液の全量が小径液通路を流
れることになるため、やはり詰まる可能性が高い
という問題があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記のような問題を解消するために
為されたものであり、その要旨とするところは、
前記電磁流量制御弁を前記第二ソレノイドの消磁
状態において前記大径液通路を開放状態に保つも
のとしたことにある。
作 用 上記のように構成した電磁液圧制御弁をアンチ
スキツド装置に用いれば、アンチスキツド装置が
作動しない通常の制動時においてはマスタシリン
ダ、ポンプ等の液圧源からブレーキシリンダ、レ
ギユレータ等制御対象装置の液圧室に供給される
作動液の大半が電磁流量制御弁内の大径液通路を
流れることとなり、液圧室の液圧を緩増もしくは
緩減させる必要がある場合にのみ第二ソレノイド
が励磁されて大径液通路が閉じられ、作動液の全
量が小径液通路を流れることとなる。
考案の効果 したがつて、本考案にかかる電磁液圧制御弁を
前記特開昭56−142733号公報に記載されているよ
うにマスタシリンダとブレーキシリンダとを接続
するメイン通路の途中に設ける場合には、アンチ
スキツド装置が作動しない通常制御時はもちろ
ん、アンチスキツド装置が作動するような制動時
でもアンチスキツド装置が作動を開始するまで
は、マスタシリンダからブレーキシリンダに供給
される作動液の大半が大径液通路を通過すること
となつて、ブレーキの効き遅れを良好に回避し得
るため、効き遅れ防止のために特別な対策を施す
必要がなくなる効果が得られる。
また、いずれの形式のアンチスキツド装置に本
考案の電磁液圧制御弁を使用した場合にも、小径
液通路によつて液圧の伝達が妨げられることがな
くなる効果が得られ、さらに、制動時に作動液は
原則として大径液通路を流れ、特に液圧の緩増、
緩減が必要な場合にのみ大径液通路が閉じられて
小径液通路を流れることとなり、従来に比較して
小径液通路を通過する作動液の量が少なくなるた
め、それだけ小径液通路に異物が詰る可能性が低
くなり、電磁液圧制御弁の信頼性が高くなる効果
が得られる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図において10は液圧制御装置のハウジン
グである。このハウジングは製作の都合上、部材
12,14,16,18,20,22,24およ
び25等に分割されているが、組立後は一体的な
ハウジング10として機能する。このハウジング
10には、マスタシリンダ、ポンプ等の液圧源に
接続されるポート26と、ブレーキシリンダ、レ
ギユレータ等のブレーキ作動力を決定する制御対
象液圧室に接続されるポート28と、タンク、リ
ザーバ等低圧容器に接続されるポート30とが設
けられており、かつ、ポート28をポート26と
30とに択一的に連通させる電磁方向切換弁32
と、ポート28を出入りする作動液の流量を大小
二段階に切り換える電磁流量制御弁34とが組み
込まれている。
電磁方向切換弁32は、両端に弁子としてのボ
ール36,38が固定されたプランジヤ40を備
えている。ボール36,38はそれぞれハウジン
グ10に形成された弁座42,44に対向させら
れており、プランジヤ40は圧縮コイルスプリン
グ46によつて弁座42側へ付勢されている。し
たがつて、通常はボール36が弁座42に着座し
てポート30につながる通路48を閉じる一方、
ボール38が弁座44から離れてポート26につ
ながる液通路50を開いており、この液通路50
はプランジヤ室52、連通口54を経て液通路5
6に連通している。
上記プランジヤ40は磁性材料からなる中空の
ピストン60に保持されており、ピストン60は
ハウジング10のピストン室61に軸方向に摺動
可能に嵌合されている。そして、ピストン60の
外周側には樹脂製のボビン62に巻かれたソレノ
イド(第一ソレノイド)64が同心的に配設され
ており、このソレノイド64が励磁されることに
よりピストン60が第1図において下方へ吸引さ
れ、プランジヤ40がスプリング46の付勢力に
抗して移動させられて、ボール36が弁座42か
ら離れ、ボール38が弁座44に着座させられ
る。すなわち、ソレノイド64の励磁によつて電
磁方向切換弁32が、液通路56をポート26に
連通させる状態からポート30に連通させる状態
に切り換えられるのである。
前記電磁流量制御弁34も弁子としてのポール
70が固定されたプランジヤ72、そのプランジ
ヤ72を保持するピストン74、プランジヤ72
を弁座76から離れる向きに付勢する圧縮コイル
スプリング78、ボビン80に巻かれたソレノイ
ド(第二ソレノイド)82等を備えている。ピス
トン74が収容されているピストン室84は前記
液通路56と連通させられる一方、小径液通路8
6と液通路88とによつて前記ポート28に連通
させられているが、さらに小径液通路86と並列
にそれより大きい径で形成された大径液通路90
によつてもポート28に連通させられており、こ
の大径液通路90の開口部に前弁座76が形成さ
れている。
前記ボール70は、常にはスプリング78の付
勢力によつて弁座76から離れさせられており、
したがつて前記液通路56側から液通路88側へ
流れる作動液は小径液通路86と大径液通路90
との両方を並列に流れることができるのである
が、ソレノイド82が励磁されてピストン74が
第1図において上方へ吸引された場合にはボール
70が弁座76に着座して大径液通路90を閉じ
るため、作動液はもつぱら小径液通路86を経て
流れることとなる。
上記のような構成の電磁液圧制御弁の一応用例
を第2図に示す。この例において、電磁液圧制御
弁を構成する電磁方向切換弁32と電磁流量制御
弁34とがマスタシリンダ100とブレーキシリ
ンダ102とを接続するメイン液通路104に設
けられている。メイン通路104には更に逆止弁
106が設けられているとともに、この逆止弁1
06と電磁方向切換弁32および電磁流量制御弁
34とをバイパスするバイパス通路108が設け
られており、このバイパス通路108に逆止弁1
10が上記逆止弁106とは逆向きに設けられて
いる。
電磁方向切換弁32にはリザーバ112が接続
され、そのリザーバ112からポンプ114が作
動液を汲み上げ、アキユムレータ116に貯える
ようにされている。すなわち、本例においてはマ
スタシリンダ100、ポンプ114およびアキユ
ムレータ116等が液圧源を成し、ブレーキシリ
ンダ102の液圧室がブレーキ作動力を決定する
制御対象液圧室を成し、リザーバ112が低圧容
器を成していることとなる。
電磁方向切換弁32と電磁流量制御弁34とは
通常は第2図に示す状態にある。したがつて、ブ
レーキ操作に応じてマスタシリンダ100から圧
送されたブレーキ液はメイン通路104内の逆止
弁106、電磁方向切換弁32、電磁流量制御弁
34を経てブレーキシリンダ102に供給され
る。その際、電磁流量制御弁34は第1図におい
てボール70が弁座76から離れて大径液通路9
0が開放された状態にあるため、作動液は十分な
流量でブレーキシリンダ102に流れることがで
き、ブレーキの効き遅れが良好に回避される。ま
た、大半の作動液は大径液通路90を経てブレー
キシリンダ102へ流れ、小径液通路86を流れ
る作動液の量はごく僅かであるため、万一作動液
中に異物が混入していた場合でも小径液通路86
に異物が詰まる可能性は極く僅かであり、電磁流
量制御弁34の信頼性、すなわちそれを含む電磁
液圧制御弁全体の信頼性が向上する。
ブレーキシリンダ102に供給された作動液の
液圧が路面の摩擦係数との関係において低い場合
には、アンチスキツド装置は作動せず、電磁方向
切換弁32、電磁流量制御弁34は共に第2図の
状態のままに保たれる。そして、ブレーキ操作が
解除されればブレーキシリンダ102内の作動液
はバイパス通路108を経てマスタシリンダ10
0に還流する。
一方、ブレーキシリンダ102に供給された液
圧が路面の摩擦係数との関係において高過ぎる場
合には、車輪のスリツプ率が増大するため、図示
しないセンサの信号に基づいて図示ないしコント
ローラがその事実を検知し、電磁方向切換弁32
を切り換え、ブレーキシリンダ102をリザーバ
112に連通させる。その結果、ブレーキシリン
ダ102からリザーバ112に向つて作動液が流
出し、ブレーキシリンダ102の液圧室の液圧が
低減させられる。この際、コントローラがブレー
キシリンダ102の液圧を急減させる必要がある
と判断した場合には、電磁流量制御弁34のソレ
ノイド82は消磁状態のままに保たれて作動液は
大径液通路90を経て十分な流量でリザーバ11
2へ流出することとなる。この場合には小径液通
路86を通過する作動液は僅かで済むのである。
また、コントローラがブレーキシリンダ102の
液圧を緩減させる必要があると判断した場合に
は、ソレノイド82が励磁されて電磁流量制御弁
34が切り換えられ、作動液はオリフイス通路8
6を経て少量ずつリザーバ112へ流出させられ
ることとなる。
リザーバ112へ流入したブレーキ液はポンプ
114によつて汲み上げられ、アキユムレータ1
16に貯えられる。したがつて、上記のようにし
てブレーキシリンダ102の液圧室の液圧が低下
させれらた結果、車輪のスリツプ率が適正範囲よ
り小さくなつた場合には、コントローラが電磁方
向切換弁32のソレノイド64を消磁すれば、ア
キユムレータ116に貯えられている高圧の作動
液がブレーキシリンダ102へ流入することとな
る。この際、ブレーキシリンダ102の液圧を急
増させる必要があれば、電磁流量制御弁34のソ
レノイド82が消磁状態とされて作動液が大径液
通路90を経て十分な流量でブレーキシリンダ1
02に流入するようにされ、逆にブレーキシリン
ダ102の液圧を緩増させる必要があれば、ソレ
ノイド82が励磁されて大径液通路90が閉じら
れ、作動液は小径液通路86を経て少量ずつブレ
ーキシリンダ102に流入させられる。
第3図に本考案にかかる電磁液圧制御弁のさら
に別の応用例を示す。本例は低圧容器としてのタ
ンク102からポンプ122によつて汲み上げら
れ、パワーステアリング装置124等他の液圧作
動装置に供給される作動液を利用してブレーキシ
リンダ102の液圧室の液圧を間接的に制御する
場合の一例である。電磁方向切換弁32と電磁流
量制御弁34とから成る電磁液圧制御弁が、第一
レギユレータ126と第二レギユレータ128と
の間に設けられており、第一レギユレータ126
で調圧された作動液によつて第二レギユレータ1
28のパワー液圧室130の液圧を制御するよう
にされているのである。
第一レギユレータ126はハウジング132内
に液密かつ摺動可能に嵌合された調圧ピストン1
34を備えており、調圧ピストン134の両側に
はパワー液圧室136とブレーキ液圧室138と
が形成されている。調圧ピストン134のパワー
液圧室136側の受圧面はブレーキ液圧室138
側の受圧面より大きくされており、かつブレーキ
液圧室138にはマスタシリンダ100の液圧が
導かれているため、パワー液圧室136にはマス
タシリンダ100の液圧より低く、かつその液圧
の増大に対応して増大するパワー液圧が発生させ
られることとなる。そして、このパワー液圧が本
考案に係る電磁液圧制御弁を経て第二レギユレー
タ128のパワー液圧室130に導かれるととも
に、バイパス弁140のパワー液圧室142にも
導かれている。
マスタシリンダ100は、第2図の応用例と同
様にメイン液通路104によつてブレーキシリン
ダ102に接続されているが、本例においてはこ
のメイン液通路104に上記第二レギユレータ1
28が設けられている。第二レギユレータ128
はハウジング144内に液密かつ摺動可能に配設
された調圧ピストン146を備えている。この調
圧ピストン146は一方の受圧面に前記パワー液
圧室130の液圧を受け、他方の受圧面にブレー
キ液圧室148の液圧を受けて作動し、弁座15
0、ボール152、圧縮コイルスプリング154
から成るカツト弁156を開閉するとともにブレ
ーキ液圧室148の容積を増減させることによ
り、ブレーキ液圧室148の液圧をパワー液圧室
130の液圧に基づいて制御するものである。
また、バイパス弁140は、パワー液圧室14
2にパワー液圧が加えられている限りピストン1
58がボール160を圧縮コイルスプリング16
2の付勢力に抗して弁座164に着座させ、第二
レギユレータ128によつて制御された液圧をブ
レーキシリンダ102に作用させる状態となつて
いるが、万一パワー液圧が得られなくなつた場合
には、ボール160がスプリング162の付勢力
によつて弁座166に着座させられ、マスタシリ
ンダ100からの作動液が第二レギユレータ12
8をバイパスしてブレーキシリンダ102へ流れ
ることを許容するものである。
本例においては、電磁方向切換弁32と電磁流
量制御弁34とから成る電磁液圧制御弁は、ポン
プ122と第一レギユレータ126とから成る液
圧源と、第二レギユレータ128と、タンク12
0とに接続されており、センサの信号に基づいて
車輪のスリツプ率を検知するコントローラによつ
てソレノイド64と82との励磁、消磁が適宜に
制御されることにより、第二レギユレータ128
のパワー液圧室130の液圧を制御するようにさ
れているのであり、そのパワー液圧室130の液
圧に基づいて第二レギユレータ128がブレーキ
液圧室148の液圧、すなわちブレーキシリンダ
102の液圧を制御するようになつているのであ
つて、本考案に係る電磁液圧制御弁は間接的にブ
レーキシリンダ102の液圧室の液圧を制御する
こととなる。本実施例においては、パワー液圧室
130がブレーキ作動力を決定する制御対象液圧
室なのである。
そして、本例においてもアンチスキツド装置の
非作動状態においては、大径液通路90が開放状
態に保たれているため、パワー液圧室130に対
する作動液の出入りは主としてこの大径液通路9
0を経て行われ、小径液通路86を通過する作動
液の量は極く僅かですむため、万一作動液中に異
物が混入した場合でもそれが小径液通路86に詰
まつて電磁流量制御弁34の制御特性を変化させ
てしまう可能性が著しく低くなり、電磁液圧制御
弁全体の信頼性が向上する効果が得られる。
以上、本考案の一実施例とその代表的な二つの
応用例を説明したが、これは文字通り例示であつ
て本考案が当業者の知識に基づいて種々の変形、
改良を施した態様で実施し得るものであることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例である電磁液圧制
御弁の正面断面図である。第2図および第3図
は、上記電磁液圧制御弁のそれぞれ別の応用例を
示す系統図である。 10……ハウジング、32……電磁方向切換
弁、34……電磁流量制御弁}電磁液圧制御弁、
36,38……ボール、40……プランジヤ、4
2,44……弁座、46……圧縮コイルスプリン
グ、60……ピストン、64……ソレノイド(第
一ソレノイド)、70……ボール、72……プラ
ンジヤ、74……ピストン、76……弁座、78
……圧縮コイルスプリング、82……ソレノイド
(第二ソレノイド)、86……小径液通路、90…
…大径液通路、100……マスタシリンダ、10
2……ブレーキシリンダ、112……リザーバ、
114……ポンプ、120……タンク、122…
…ポンプ、126……第一レギユレータ、128
……第二レギユレータ、130……パワー液圧
室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それの内部の液圧がブレーキ作動力を決定する
    制御対象液圧室を第一ソレノイドの励磁、消磁に
    応じて液圧源と低圧容器とに選択的に連通させる
    電磁方向切換弁と、大径液通路とその大径液通路
    より小径の小径液通路とを並列に備えて前記電磁
    方向切換弁と前記液圧室との感に設けられ、第二
    ソレノイドの励磁、消磁に応じて前記大径液通路
    を開閉することにより作動液の流量を大小二段階
    に制御する電磁流量制御弁とを含み、車両用液圧
    ブレーキ装置のアンチスキツド装置に設けられ
    て、車輪のスリツプ率の変化に応じて前記第一ソ
    レノイドと第二ソレノイドとの励磁、消磁の組合
    せが変えられることにより前記液圧室の液圧を急
    増、急減、緩増、緩減させる電磁液圧制御弁にお
    いて、 前記流量制御弁を前記第二ソレノイドの消磁状
    態において前記大径液通路を開放状態に保つもの
    としたことを特徴とするアンチスキツド装置用電
    磁液圧制御弁。
JP17366584U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPH0428288Y2 (ja)

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EP85114489A EP0181643B1 (en) 1984-11-15 1985-11-14 Solenoid-operated hydraulic control device for anti-skid brake system
DE8585114489T DE3580450D1 (de) 1984-11-15 1985-11-14 Elektromagnetisch betriebenes hydraulisches steuergeraet fuer ein gleitschutz-bremssystem.

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