JPH04281791A - ヒトパピローマウイルスの短鎖ヌクレオチド配列 - Google Patents

ヒトパピローマウイルスの短鎖ヌクレオチド配列

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JPH04281791A
JPH04281791A JP3282171A JP28217191A JPH04281791A JP H04281791 A JPH04281791 A JP H04281791A JP 3282171 A JP3282171 A JP 3282171A JP 28217191 A JP28217191 A JP 28217191A JP H04281791 A JPH04281791 A JP H04281791A
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JP
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human papillomavirus
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dna
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JP3282171A
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Jeffrey L Joseph
ジェフリー・エル・ジョゼフ
Stanley R Bouma
スタンリー・アール・ボーマ
Ronald L Marshall
ロナルド・エル・マーシャル
Thomas G Laffler
トーマス・ジー・ラフラー
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Abbott Laboratories
Original Assignee
Abbott Laboratories
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/70Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving virus or bacteriophage
    • C12Q1/701Specific hybridization probes
    • C12Q1/708Specific hybridization probes for papilloma

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にヒトパピローマ
ウイルス(HPV)の検出方法に関する。さらに詳しく
は、ヒトパピローマウイルスの短鎖ヌクレオチド配列お
よび該配列を用いたHPVの検出方法に関する。本発明
のヌクレオチド配列は、増幅することができ、および/
または試料中のヒトパピローマウイルス産物の存在の決
定に用いることができ、また増幅することができ、試料
中に存在する6型、11型、16型、18型、31型、
33型および61型のヒトパピローマウイルスの特定の
型の決定に用いることができる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ヒト
パピローマウイルス(HPV)は、頸部癌およびその前
駆体病変の病因をしばしば伴う肛門生殖器の性器伝播疾
患と認められている。56以上の型のHPVが特徴付け
られている。これらの型のうち、少なくとも21の型が
肛門生殖器に感染する[グレゴワール(L.Grego
ire)ら、J.Clin.Micro.27(12)
:2660〜2665(1989)]。これら向粘膜性
(mucosotropic)ウイルスは、一層しばし
ば良性のコンジロームまたは潜伏感染を伴う。しかしな
がら、前癌性病変および浸潤性癌(とりわけ頸部におけ
る)中のHPVの存在は、これらウイルスが腫瘍原性で
ある可能性を反映しているのかもしれない[ハウリー(
P.M.Howley)、インポータント・アドバンス
ィズ・イン・オンコロジー(Important Ad
vances in Oncology)、デゥ・ビタ
(D.T.DeVita,Jr.)ら編、ジェー・ビー
・リッピンコット(J.B.Lippincott)、
フィラデルフィア、ペンシルベニア州、55〜73頁参
照]。
【0003】ある種のHPV型、すなわちHPV16型
および18型、および頻度は劣るがHPV31型、33
型および35型は、浸潤性の頸部癌およびその転移部位
に高比率で認められている。しかしながら、肛門生殖器
に感染する多くのHPV、たとえば6型や11型などは
普通、良性のコンジローム中に認められ、浸潤性癌中に
はごくまれにしか認められていない。肛門生殖器中で検
出されるHPVは、特定のHPV型が悪性腫瘍に付随す
ることに基づいて、大きく低リスクパピローマウイルス
(HPV6型および11型)、中リスクパピローマウイ
ルス(HPV31型、33型および35型)または高リ
スクパピローマウイルス(HPV16型および18型)
に分類することができる[ロリンツ(A.T.Lori
ncz)ら、J.Nat’l.CancerInst.
,79:671(1987)]。それゆえ、HPVの存
在を検出しHPVの特定の型を決定することにより、あ
るHPV型に付随する臨床的重要性(clinical
significance)を決定するのに有用な診断
および予後手段を提供することが可能である。また、高
感度かつ特異的な試薬および方法により早期にHPVを
検出することによっても、早期の管理およびカウンセリ
ングを提供することができるであろう。
【0004】それゆえ、臨床試料中のHPVを同定およ
び型決定するための正確かつ信頼性の高い方法に対する
必要性が存在する。しかしながら、破砕ビリオンで動物
を免疫することにより調製した公知のポリクローナル抗
血清では、皮膚および粘膜のゆうぜいのわずかに約30
〜70%においてしかHPV抗原を検出することができ
ない。さらに、抗血清は広く交差反応を起こす。現在利
用できる免疫学的試験は2つの主要な欠点を有する。第
一に、充分に分化した細胞しかウイルス抗原を表出でき
ないように思われる。高度の腫瘍形成を示すHPV感染
組織(たとえば、癌部位など)は、HPV抗原を含有す
ることが希である。それゆえ、悪性腫瘍が進行すればす
るほど、被験組織中で検出できるウイルスの量は少なく
なることになる。第二に、これら免疫学的試験は特定の
ウイルス型を同定することができない。
【0005】パピローマウイルス群は、主要なカプシド
タンパク質において共通のアミノ酸配列を有しているこ
とが知られている[たとえば、ベーカー(C.C.Ba
ker)、ザ・パポバビリダエ(The Papova
viridae)(Vol.2)、ハウリーおよびザル
ツマン(N.P.Salzman)編、プレナム・パブ
リッシュ・コーポレーション(Plenum Publ
.Corp.)、ニューヨーク(1987)、321〜
385頁参照]。このウイルスのDNAはクロスハイブ
リダイズし、相同配列を示す[ロー(M.F.Law)
ら、J.Virol.58:225〜229(1979
)]。それゆえ、臨床試料中のHPV DNAおよびR
NAの検出および識別のための一層高感度で特異的な手
段として、分子ハイブリダイゼーション法が開発されて
いる[ロリネツ(A.T.Lorinez)、Obst
etrics and Gynecol.Clinic
s of N.America14:451(1987
)]。
【0006】ヒトパピローマウイルスのDNAおよびR
NAに特異的な配列は知られており、出版されている[
たとえば、PCT出願WO89/69940(1989
年10月19日公開)、PCT出願WO86/0581
6(1986年10月9日公開)およびヨーロッパ特許
出願第0301968号(1989年2月1日公開)参
照]。
【0007】相同なDNA配列を検出するために使用す
る分子ハイブリダイゼーション法は、特定HPV型にし
かない核酸配列に結合するプローブとともに使用した場
合には、高度に特異的となり得る。しかしながら、所定
の臨床試料中の全ウイルスDNAの濃度は、該試験の感
度の限界を下回っているかもしれない。たとえば、異形
成頸部病変中のウイルスDNAの量は、異形成が増大す
るにつれて減少する。
【0008】この感度の問題を克服するため、たとえば
複製連鎖反応(PCR)法やリガーゼ連鎖反応(LCR
)法を使用することによりウイルスDNA配列を増幅さ
せることができる。かくして得られた生成物を、サザー
ンブロッティングなどのウイルス型の同定のための通常
のハイブリダイゼーション法により同定することができ
る[オステ(C.Oste)、Biotechniqu
es 6:163(1988)、マリス(K.B.Mu
llis)、米国特許第4,683,202号、および
EP−A−320308(バイオテクニカ)参照]。
【0009】PCRおよびLCRの両方とも、試料中に
存在するDNAを検出可能なレベルまで増幅させる。実
際には、感度レベルは、試料当たり約50〜100コピ
ーである。その次に感度の良好な方法はドット−ブロッ
ティング法であり、この方法は約10,000分子を検
出することができる。一方、サザーンブロッティング法
では、試料当たり約100,000コピーのDNAが信
頼性をもって検出される。
【0010】それゆえ、適当なHPVの診断には2つの
工程が必要となる。一つのやり方として、まず臨床的に
関連のあるHPV型の存在を群特異的プライマーを用い
て検出する。HPVの存在を検出した後、該群のHPV
間で低い相同性を有する型特異的プローブを用いて型間
での識別を行うことができる。別法として、最初に型特
異的プローブの混合物を用いて識別を行うことができる
。ただし、これらプローブはそれぞれ独立にDNAを増
幅することができなければならず、また独立に検出する
ことができなければならない。過去においては、そのよ
うなことは特異的抗体を用いて行った。一般に、核酸プ
ローブおよびプライマーは抗体に比べてサブタイプ間の
識別を一層顕著に行うことができる。このようなDNA
に基づく試験の使用により、従来の抗体に基づく試験に
比べて感度および特異性の両方を向上させることができ
る。
【0011】それゆえ、増幅させることができ、試料中
のHPVの存在の検出のために使用することのできるD
NAのオリゴヌクレオチド鎖を提供することが有利であ
る。また、増幅させることができ、試料中の特定のHP
V型の存在の検出のために使用することのできるDNA
の短いオリゴヌクレオチド鎖を提供することが有利であ
る。オリゴヌクレオチド鎖の組み合わせての使用は、試
料中に存在するHPVおよびその特定の型の特異的かつ
高感度のインビトロ診断を可能にするのに有利である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、約10〜約6
0のヌクレオチドからなるオリゴヌクレオチドを提供す
るものであり、本発明のヌクレオチドは、増幅すること
ができ、特定の型のヒトパピローマウイルスの特定配列
の検出か、または異なる型の間で高い相同性を示す共通
領域の検出に用いることができる。HPVの存在の決定
は、HPV6型、11型、16型、18型、31型、3
3型および61型の存在を検出するために提供される配
列に試料を接触させることにより行う。この決定は、た
とえばPCRまたはLCRにより前以て増幅するかまた
は増幅することなく行う。型特異的な増幅および共通増
幅のいずれも可能である。これら公知の増幅手順に従っ
て、PCRにより配列を増幅させる場合には2つのオリ
ゴヌクレオチドを用意し、LCRにより増幅させる場合
には4つのオリゴヌクレオチドを用意する。
【0013】HPVの存在が検出されたら、その後にH
PV型特異的プローブを用いて行うPCRまたはLCR
によって試料中に存在するHPV型を決定することがで
きる。別法として、型特異的HPVの存在はまた、HP
V6型、11型、16型、18型、31型、33型およ
び61型の検出のために本発明により提供される型特異
的ヌクレオチド配列に試料を直接接触させることによっ
ても決定することができる。本発明はまた、該オリゴヌ
クレオチドを用いた、ヒトパピローマウイルスの増幅お
よび検出のため方法およびキットをも提供する。
【0014】適切なHPVの診断には2つの条件が必要
である。第一の条件は、関係するすべての型の検出を可
能とし、第二の条件は、それら型間での識別を可能とす
る。過去においては、そのようなことは特異的抗体を用
いて行っていた。一般に、核酸プローブおよびプライマ
ーは、抗体に比べてサブタイプ間での識別を一層顕著に
行うことができる。それゆえ、DNAに基づく試験は、
抗体に基づく試験に比べて感度および特異性の両方とも
向上している。
【0015】米国特許第4,683,195号および同
第4,683,202号には、PCRを用いてDNA配
列を増幅させる方法が教示されている。この方法は、い
まや多くの分子生物学研究機関での標準法となっている
。下記実施例1〜4では、これら2つの特許に記載され
た手順および市販のジーン−アンプTMキットの使用説
明書に記載された方法(書類No.55635−6/8
9、パーキン−エルマー/シータス、エメリービル、カ
リフォルニア州)を利用した。
【0016】PCRにおいては、2つの相補的なポリヌ
クレオチド鎖を2つのオリゴヌクレオチドプライマーで
処理して、各核酸鎖に相補的な各プライマーの伸長生成
物が合成されるようにする。これらプライマーは、いっ
たん一方のプライマーの伸長生成物が鋳型から分離され
たら、該一方のプライマーの伸長生成物が他方のプライ
マーからの伸長生成物の合成のための鋳型となるように
選択する。連鎖反応は、プライマー伸長生成物を鋳型か
ら変性させ、得られた一本鎖分子を同じプライマーと再
アニールさせ、ついで該プライマーからさらに伸長生成
物を生成させるというサイクルにより維持される。この
サイクルは、目的核酸断片が検出可能な濃度まで増加す
るまで、いかに多くの回数でも繰り返すことができる。
【0017】かくして増幅した目的配列は、幾つかの公
知方法のいずれかにより検出することができる;たとえ
ば、PCRにより生成した二本鎖生成物を変性させ、つ
いで該伸長生成物とハイブリダイズする1または2以上
のリポータープローブで処理することにより検出するこ
とができる。このリポータープローブは検出可能な標識
を有しており、通常、過剰に加える。それゆえ、ハイブ
リダイズしなかったリポータープローブは、ハイブリダ
イズしたリポータープローブから分離工程により分離し
なければならない。リポータープローブおよび分離工程
を用いない伸長生成物の他の検出方法では、臭化エチジ
ウムで染色したゲルにより伸長生成物を検出する。DN
Aをニトロセルロースに移し、試料中に存在すると思わ
れるHPV型に特異的なプローブを用いて釣り上げる(
probing)ことにより診断を確認することができ
る。
【0018】PCRを用いた別法では、HPV DNA
内の既知制限部位を利用し、1種または2種以上の制限
エンドヌクレアーゼで生成した開裂パターンを調べるこ
とにより、増幅DNAが予想配列を含んでいることを示
すことができる。2つの理由から、増幅配列の真正さを
確かめる必要がある。すなわち、(1)増幅プライマー
に相補的な配列が、HPV DNAを含有しない細胞D
NA中に偶然に存在するものではないことを確認するた
め、および(2)試料中に存在するHPV型を同定する
ため、である。増幅のために選択した配列がHPV型間
で保存されているならば、増幅配列を見いだしても特定
のHPV型を示すことにはならない。
【0019】また、これら2つのプライマーの結合部位
に基づいて、増幅生成物のサイズの予測が可能でなけれ
ばならない。それゆえ、生成物が認められた場合には、
HPVが存在することが妥当に確実でなければならない
。しかしながら、2つの異なるHPV型からは、同じか
または異なるサイズの生成物が得られるかもしれない。 それゆえ、得られた結果の解釈が信頼のおけるものであ
るという確信が得られるまでは、増幅配列の同定を確認
するためハイブリダイゼーションを行うべきである。ま
た、PCR法ではゲノムの小さな部分しか分析されない
ので、相同性の高いプライマーが存在しない限り、密接
に関連した配列すなわち型特異的な配列しか同定できな
いことに注意すべきである。
【0020】他の特に有用な検出法は、EP−A−35
7011号に記載されている。この方法では、異なるリ
ポーター分子、たとえばハプテンを各プライマーに結合
させる。増幅後、変性前に、ハプテン(ハプテン1)を
抗ハプテン1抗体コーティング固相で「捕捉する」こと
により検出することができる。分離された複合体は、標
識と抗ハプテン2抗体との結合体により検出することが
でき、固相に付随する標識を測定する。
【0021】リガーゼ連鎖反応(LCR)は、DNAの
切片をコピーし、DNAの切片のコピーをコピーし、以
下これを何度も繰り返すことにより該DNAの切片を増
幅させる。この方法は、ヨーロッパ特許出願第0320
308号(1989年6月14日公開)に記載されてい
る。 この方法では、目的配列中のすぐ隣合わせの領域に相補
的な2つのプローブ(たとえば、AおよびB)をハイブ
リダイズさせ、ライゲートさせる。かくしてライゲート
したプローブを、ついで該目的配列から変性して分離さ
せ、その後、最初のプローブAおよびBとは反対のセン
スの別の2つのプローブ(A’およびB’)とハイブリ
ダイズさせる。ついで、これら第二のプローブ間でライ
ゲートさせる。その後、変性/ハイブリダイゼーション
/ライゲーションのサイクルを繰り返して、センス(+
)およびアンチセンス(−)の両方の2倍長プローブを
生成させる。
【0022】LCR法では、試料核酸は、一本鎖DNA
として提供するか、または二本鎖DNAとして提供して
それを変性して各鎖に分離させる。4つのプローブを用
いる。最初の2つのプローブ(AおよびB)は、いわゆ
る主プローブであり、その次の2つのプローブ(A’お
よびB’)は、いわゆる副プローブである。第一プロー
ブ(A)は、目的ヌクレオチド配列の主鎖の第一部分と
ハイブリダイズし得る一本鎖である。第二プローブ(B
)は、目的ヌクレオチド配列の主鎖の第二部分とハイブ
リダイズすることができる。これらプローブが目的ヌク
レオチド配列の主鎖にハイブリダイズしたときに第一プ
ローブの3’末端と第二プローブの5’末端とが結合で
きるように、目的配列の主鎖の第一部分の5’末端と目
的配列の主鎖の第二部分の3’末端とが相対して位置し
ている。
【0023】第三のプローブ(A’)は該第一のプロー
ブとハイブリダイズすることができ、第四のプローブ(
B’)は該第二のプローブとハイブリダイズすることが
できる。これらハイブリダイズしたプローブは、ライゲ
ートさせて再構成した融合プローブ配列を生成させる。 ついで、試料中の該DNAを変性させて、試料DNAか
らライゲートしたプローブを分離させる。引き続き上記
ライゲートプローブおよび目的DNAを上記手順に供す
るサイクルを繰り返し行って、試料中の検出可能なDN
Aの量を増加させる。サイクルを行う回数は、使用した
配列および試験に必要な感度に依存する。通常、15〜
60回のサイクルを行う。少なくとも一つのプローブを
シグナル生成化合物と結合させることができる。
【0024】上記4つのプローブを適当な結合成分に結
合してある場合は、増幅生成物の検出は、当業者に知ら
れた標準的な手動または自動イムノアッセイ法により行
うことができる。これら方法の例としては、たとえば、
イムノクロマトグラフィー、ELISA、EIAおよび
MEIAなどが挙げられる。ハイブリダイゼーションは
また、当該技術分野で知られたドットブロッティング法
、スロットブロッティング法またはレプリカブロッティ
ング法に従って行うことができる。
【0025】これら配列は適当なシグナル生成化合物(
標識)で標識することができる。該シグナル生成化合物
(標識)は、外部手段により検出できる測定可能なシグ
ナルを生成させることができる。本発明で用いることの
できる種々のシグナル生成化合物の例としては、色原体
;酵素などの触媒;フルオレセインおよびローダミンな
どの発光化合物;化学発光化合物;32Pなどの放射性
元素;および当業者に知られた他の標識などが挙げられ
る。特定の標識を選択することは重要ではないが、標識
はそれ自体かまたは1または2以上の他の物質と組み合
わせるかによってシグナルを生成することができなけれ
ばならない。
【0026】標識および特異的結合成分から種々の異な
る指示試薬を調製することができる。標識および特異的
結合成分のいずれかを変えることができる。指示試薬中
に用いることのできる特異的結合成分の例としては、抗
体(モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、および
それらのフラグメントを含む)、アビジンまたはビオチ
ン、ビオチンおよび抗−ビオチン抗体、炭水化物または
レクチン、相補的ヌクレオチド配列、エフェクター分子
またはレセプター分子、酵素補助因子または酵素、酵素
インヒビターまたは酵素、あらゆる抗原性物質、ハプテ
ン、抗体、およびそれらの組み合わせなどが挙げられる
【0027】試料は、HPVを含有していると思われる
すべての生物学的物質であってよい。それゆえ、試料は
、人体組織であってよく、またはHPVを含有している
と思われる細胞を含む試料であってよい。
【実施例】つぎに実施例に基づいて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらに限られるものではない
。なお、実施例中に使用した略語は下記のとおりである
【0028】TRIS:[トリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタン]の略(緩衝液として使用)EDTA:エ
チレンジアミン四酢酸の略(キレート化剤)FITC:
フルオレセインイソチオシアネートの略(蛍光ハプテン
誘導体) NHS−エステル:N−ヒドロキシスクシンアミドエス
テルの略 MES:[2−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸]
の略(緩衝液) TWEENR−20:アトラス・ケミカル(Atlas
 Chemical)社のポリオキシエチレンソルビタ
ンモノラウレートの商標名(界面活性剤) BIS−TRIS:[ビス−(2−ヒドロキシエチル)
アミノ]トリス(ヒドロキシメチル)メタンの略(緩衝
液)TRITON X−100R:ローム・アンド・ハ
ース(Rohm & Haas)社のノナエチレングリ
コールオクチルフェノールエーテルの商標名(界面活性
剤)IMxR:アボット・ラボラトリーズ社の微細粒子
酵素イムノアッセイ(MEIA)を行うための自動装置
の商標名
【0029】実施例1 市販のジーン−アンプTMキットの使用説明書(書類N
o.55635−6/89、パーキン−エルマー/シー
タス、エメリービル、カリフォルニア州から入手可能)
に実質的に従ってPCRを行った。下記試薬を0.5m
l容のポリプロピレンチューブ中で混合し、PCRを行
うのに使用した。
【0030】   試薬                     
             最終濃度水       
                   (最終容量を
50μLまたは100μLとする)反応緩衝液    
              10mM TRIS p
H8.3                     
       50mM KCl          
                    1.5mM
 MgCl2                   
         0.01%ゼラチンdNTP混合物
              各200μMのdATP
、dCTP、dGTP               
             およびdTTPPCR1 
                   1μMPCR
2                    1μMプ
ラスミド                  10μ
L        1ng/100μL(またはコント
ロール−ヒト胎盤DNA(プールした胎盤DNA、カタ
ログD−3287、シグマ・ケミカル、セントルイス、
ミズーリ州)) DNAポリメラーゼ、サーマス・ アクアチクス(Thermus Acquaticus
)      25または63.9単位/1mL
【00
31】混合後、反応混合物に鉱油(100μL)を重層
した。ついで、幾つかの温度にてインキュベーションす
ることが可能な装置中に該チューブを入れ、プログラム
した温度変化を30または40サイクル行った。正確な
温度変化のサイクル数および使用した装置は、各実験に
依存して変わり、その詳細は実施例3に記載する。
【0032】実施例2 実施例1の手順に従い、下記配列がPCR法によりパピ
ローマウイルス6型、11型、16型、18型、31型
、33型および61型の切片を増幅させることがわかっ
た。
【化19】 配列IWDOは、国際出願PCT/US86/0062
9(WO86/05816)に開示された配列に由来す
る。
【0033】下記配列が、PCR法によりパピローマウ
イルス6型、11型、16型、18型および31型の切
片を増幅させることがわかった。下記表1は、配列と該
配列の各種型中での位置を示す。
【化20】 表1(プローブまたはPCRプライマーとして用いるこ
とのできる配列)
【表1】
【0034】実施例3 pGEM3中に完全長のパピローマウイルス挿入を含有
する直鎖状プラスミドを目的鎖として用いた。これらは
、pHPV6.1(HPV6)、pSP65.11.5
(HPV11)、p65.16.8(HPV16)、p
HPV18H(HPV18)、pG3.HPV31(H
PV31)、pLNK322.HPV33(HPV33
)およびpBR322.HPV61(HPV61)であ
った。インキュベーション装置としては、プログラマブ
ルサイクリックリアクター(Programmable
 Cyclic Reactor)TM(エリカンプ(
Ericomp)、サンジエゴより入手可能)を用いた
。実施例1に記載したPCR法に従い、0.089M 
TRIS、0.089Mホウ酸塩、2mMEDTA、お
よび0.5ppt臭化エチジウムを含有する緩衝液中、
アガロース(ヌシーブ(NuSieve)R:シーケム
(SeaKem)RGTGを5:3の比率で含有、FM
Cコーポレーション、ロックランド、メイン州より入手
可能)により電気泳動により10μLアリコートを分析
した。
【0035】図1は、DNAサーマルサイクラーTM(
パーキン−エルマー/シータス、エメリービル、カリフ
ォルニア州)中で63.9単位/mLのDNAポリメラ
ーゼを用いて得られた結果を示す、臭化エチジウム染色
1.2%アガロースゲルの写真の模式図である。試料を
94℃で5分間加熱し、ついで、94℃で1分間、40
℃で2分間および72℃で1.5分間の温度プログラム
に40サイクル供した。この場合に使用したPCRプラ
イマーは、実施例2のPCR1およびPCR5であった
。電気泳動後のゲルを調べたところ、予測された位置、
すなわち292bpにバンドが示された[レーン1、H
PV6;レーン2、HPV11;レーン3、HPV16
;レーン4、HPV18;レーン5、HPV31;レー
ン6、HPV33;レーン7、HPV61;レーン8、
プールしたヒト胎盤DNA(HPV感染を含むと思われ
る);レーン9、分子量マーカー:ΦX174のHae
III消化物]。
【0036】図2は、プログラマブルサイクリックリア
クターTM(エリカンプ、サンジエゴ、カリフォルニア
州)中で25単位/mLのDNAポリメラーゼを用いて
得られた結果を示す、臭化エチジウム染色4%アガロー
スゲルの写真の模式図である。この場合は、試料を、5
0℃で1分間、72℃で2分間および95℃で1分間の
温度プログラムに30サイクル供した。この場合は、プ
ラスミドp65.16.8(HPV16)を増幅させる
ため、実施例2のプライマーPCR1、PCR2、PC
R3、PCR4およびPCR5を用いた。図2のゲルは
、予測された位置、すなわちPCR1およびPCR4は
235bp、レーン2;PCR1およびPCR5は26
7bp、レーン4;PCR2およびPCR4は254b
p、レーン6;PCR2およびPCR5は286bp、
レーン8;PCR3およびPCR4は174bp、レー
ン10;PCR3およびPCR5は206bp、レーン
12;分子量マーカー、123、246、369、49
2、・・・bp、レーン1にそれぞれバンドを示してい
る。
【0037】図3は、図1と同じ条件で得られた結果を
示す、臭化エチジウム染色1.2%アガロースゲルの写
真の模式図である。この場合は、プライマーとしてPC
R14およびPCR15をIWDOとともに用いた。P
CR14およびIWDOの増幅PCR生成物の予測され
るサイズは、試験したHPVのすべての型において43
7bpである。PCR15およびIWDOの生成物の予
測されるサイズは、98bpである。これらサイズの生
成物はゲル中に認められ、PCR14およびPCR15
をIWDOとともに用いた場合に6型、11型、16型
、18型、31型、33型および61型のHPV DN
Aを増幅することが確認された。
【0038】図3において、レーン1は分子量マーカー
(ΦX174のHaeIII消化物);レーン2〜9は
PCR14+IWDOであり、レーン2はHPV6、レ
ーン3はHPV11、レーン4はHPV16、レーン5
はHPV18、レーン6はHPV31、レーン7はHP
V33、レーン8はHPV61、レーン9はHPVに感
染していると思われるヒト胎盤DNA;レーン10〜1
7はPCR15+IWDOであり、レーン10はHPV
6、レーン11はHPV11、レーン12はHPV16
、レーン13はHPV18、レーン14はHPV31、
レーン15はHPV33、レーン16はHPV61、レ
ーン17はHPVに感染していると思われるヒト胎盤D
NA;レーン18は分子量マーカー(ΦX174のHa
eIII消化物および1DNAのHindIII消化物
)である。
【0039】実施例4 2つの工程、すなわち非特異的な増幅と特異的な検出を
同時に行わうことができる領域として、4つの領域を選
択した。これら4つの領域の境界部分には、1セットの
プライマーを用いたPCRによりHPV6型、11型、
16型、18型または33型のいずれをも増幅すること
ができるように、高相同性の領域が含まれていた。また
、これら4つの領域の内部には、これらパピローマウイ
ルス型のいずれか一つに特異的なプローブがその特異的
な相補的な相手にはハイブリダイズするが他の相手とは
ハイブリダイズしないように、低相同性の領域が含まれ
ていた。
【0040】本実施例に記載する4つの領域を利用する
ことができるように、組み合わせて用いるべく下記セッ
トの配列をデザインした。各セット中のPCRnで示さ
れる2つのものは、パピローマウイルス6型、11型、
16型、18型および33型のいずれをも認識する。他
のPROBEnで示されるものは、特定セット中のもの
と一緒に用いて1つの特定の型のみを認識する。下記表
2〜5は、配列および種々の型における位置を示す。
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【0041】表2((1)普遍プローブまたはPCRプ
ライマーとして用いることのできる配列および(2)型
特異的プローブとして用いることのできる配列;セット
「a」)
【表2】 表3((1)普遍プローブまたはPCRプライマーとし
て用いることのできる配列および(2)型特異的プロー
ブとして用いることのできる配列;セット「b」)
【表
3】 表4((1)普遍プローブまたはPCRプライマーとし
て用いることのできる配列および(2)型特異的プロー
ブとして用いることのできる配列;セット「c」)
【表
4】 表5((1)普遍プローブまたはPCRプライマーとし
て用いることのできる配列および(2)型特異的プロー
ブとして用いることのできる配列;セット「d」)
【表
5】
【0042】実施例5 共通配列を選択するために開発した独特の手法に従い、
配列を選択した。下記配列がかくして選択した共通配列
であり、それぞれヒトパピローマウイルス6型、11型
、16型、18型および33型のそれぞれとハイブリダ
イズする。これら配列は独特の部位でハイブリダイズし
、その位置を下記表6および7に示す。
【表6】
【表7】
【0043】実施例6 リガーゼ連鎖反応(LCR)のため、下記試薬を0.5
mL容ポリプロピレンチューブ中で混合した。   試薬                    容
量      最終濃度水             
         21μL    反応緩衝液   
           10μL    50mM E
PPS pH7.8                
                    10mM 
NH4Cl                    
                10mM MgCl
2                        
            100mM K+(あらゆる
採取源から)                   
                 0.001%BS
A                        
            1mM DDT
【0044】 ニコチンアデニン ジヌクレオチド(NAD)  0.5μL  100μ
LプローブA(センス)      4μL     
 5.0×1011分子プローブA’(アンチセン ス、5’−リン酸)        4μL     
 7.5×1011分子プローブB(センス、 5’−リン酸)            4μL   
   7.5×1011分子プローブB’(アンチセン ス)                     4μ
L      5.0×1011分子目的配列(10μ
g/mLのヒ ト胎盤担体DNAを含有) 1.5μL    15n
g/50μLDNAリガーゼ、サーマ ス・サーモフィルス(Ther− mus thermophilus)       1
μL
【0045】この反応混合物に鉱油(30μL)を
重層した。幾つかの温度にてインキュベーションするこ
とが可能な装置[たとえば、コイ・ラボラトリー・プロ
ダクツ(CoyLaboratory Product
s)(アンアーバー、ミシガン州)から入手した熱サイ
クラーまたはプログラマブルサイクラーリアクターTM
(エリカンプ、サンジエゴ、カリフォルニア州より入手
可能)]中に上記チューブを入れ、幾つかのサイクルの
プログラムした温度変化に供した。各サイクルは、50
℃で1分間および85℃で1分間であった。
【0046】実施例7 リガーゼ連鎖反応(LCR)を行う際に、ヨーロッパ特
許出願公開第0320308A2に記載の下記手順を用
いた。実施例6の試薬を用いて下記手順を行った。目的
配列中のすぐ隣の領域に相補的な2つのプローブ(Aお
よびB)をハイブリダイズさせ、ライゲートした。この
ライゲートしたプローブを変性させて鋳型配列から分離
させ、最初のプローブ(AおよびB)とはセンスが反対
の別の2つのプローブ(A’およびB’)とハイブリダ
イズさせた。ついで、これら第二のプローブをライゲー
トさせた。その後、変性/ハイブリダイゼーション/ラ
イゲーションのサイクルを行って、+および−の両方の
センスの2倍長プローブを生成させた。
【0047】実施例8 実施例6および7に記載の手順に従い、下記配列がHP
V16型のL1領域部分を増幅させることがわかった。
【化25】
【0048】実施例9 完全長のパピローマウイルス16型挿入を含有する直鎖
状プラスミド(p65.16.8;HPV16)を目的
配列として用いた。LCR1(実施例8)は、5’末端
に32P−リン酸を含んでいた。使用した熱サイクラー
(幾つかの温度でインキュベーションを行うことができ
る)はコイ・ラボラトリー・プロダクツ(アンアーバー
、ミシガン州)から入手した。実施例6および7に記載
のLCRサイクルを行った後、0.089M TRIS
、0.089Mホウ酸塩および2mM EDTA中、4
%アガロース(ヌシーブR:シーケムRGTGを5:3
の比率で含有、FMCコーポレーション、ロックランド
、メイン州より入手可能)を用いた電気泳動により10
μLアリコートを分析した。
【0049】図4は、オートラジオグラムの写真を示す
模式図である。レーン1および2は、HPV16型目的
配列の不在下でのLCRを示す。レーン3および4は、
104分子のp65.16.8の存在下でのLCRを示
す。レーン5および6は、106分子のp65.16.
8の存在下でのLCRを示す。すべてのレーンは約24
〜25bpのバンド(ライゲートしていないプローブに
対応)の存在を示している。レーン1〜4では約50b
pでのバンド(ライゲートしたLCRプローブに対応)
は非常にわずかであるが、レーン5および6では該サイ
ズの強度のバンドが示されていることが観察できる。
【0050】実施例10 目的配列、サイクラーおよび配列は実施例8および9の
ものと同じであった。プローブとして使用したオリゴヌ
クレオチドの幾つかは、ライゲーションから遠位末端に
化学標識を共有結合により結合させておいた。これら標
識は、5’−フルオレセイン−LCR1A、3’−フル
オレセイン−LCR1A’、3’−ビオチン−LCR1
Bおよび5’−ビオチン−LCR1B’であった。共有
結合は標準法、すなわち、カンサル(Kansal)ら
のTet.Letters29:5537〜5540(
1988)に記載の方法に実質的に従ってアミン末端オ
リゴヌクレオチドをFITCまたはビオチン−NHS−
エステルと反応させることにより行った。
【0051】実施例6および7に記載のLCRを行った
後、ヨーロッパ特許出願公開第0262328号に記載
のイムノクロマトグラフィー検出システムを用いて混合
物を分析した。簡単に説明すると、この方法には、2つ
のイムノクロマトグラフィー試薬、すなわち抗体コーテ
ィングコロイドおよび抗体処理ニトロセルロースの調製
が含まれていた。
【0052】上記コロイドは、MES緩衝液(pH6.
0)中に0.05%固形分となるようにポリピロールを
希釈することにより調製したポリピロールであった(全
容量500μL中に120μgの抗ビオチン抗体を含有
)。5分毎に短時間回転撹拌しながら混合物を55°C
で20分間インキュベートした。このインキュベーショ
ンの後に、@1%TWEEN−20(10μL)および
25mM BIS−TRIS(pH6.5)中の@10
%卵アルブミン(25μL)を加えた。この混合物を短
時間超音波処理し、遠心分離により洗浄した。ニトロセ
ルロースの孔径は5μmであり、これに毛管ホイップに
より細い線で抗フルオレセイン抗体を加えた。
【0053】ライゲートしたLCR生成物は二重標識(
フルオレセインおよびビオチン)してあるため、抗ビオ
チン抗体結合ポリピロールを抗フルオレセイン抗体結合
ニトロセルロースに連結させた。ライゲートしていない
LCR生成物は単独の標識しかされていないため、この
連結は生成しなかった。このLCR混合物の25μLア
リコートを、100mM TRIS(pH8.0)、1
50mM NaClおよび2%BSAからなる緩衝液(
100μL)に加えた。ポリピロールの10μLアリコ
ートを加えた。ついで、この懸濁液中に、下端から1.
5cmの箇所に抗フルオレセイン抗体を吸着させたニト
ロセルロースの7×0.3cmストリップを浸漬した。 溶媒フロントがニトロセルロースストリップの上端から
1cm以内に達するまで、この懸濁液を毛管作用により
該ストリップを上昇させた。ストリップ上の抗フルオレ
セイン抗体の位置にむらのない黒線が存在することによ
り陽性の反応が示された。
【0054】図5は、得られたニトロセルロースストリ
ップの写真を示す模式図である。図5中、「O」は化学
標識の結合していないすべてのプローブを示す。「F」
は、LCR1BまたはLCR1B’上の標識を有しない
、フルオレセイン−LCR1Aおよびフルオレセイン−
LCR1A’を示す。「B」は、LCR1AまたはLC
R1A’上の標識を有しない、ビオチン−LCR1Bお
よびビオチン−LCR1B’を示す。「BF」は、フル
オレセイン−LCR1A、フルオレセイン−LCR1A
’、ビオチン−LCR1Bおよびビオチン−LCR1B
’を示す。 BFの場合のみ、ニトロセルロースストリップ上の抗フ
ルオレセイン抗体の部位にポリピロール複合体が存在す
ることに注意すべきである。
【0055】実施例11 下記表8に示す配列がHPV11型、16型および18
型にそれぞれ特異的であることが決定された。
【表8】
【0056】実施例12 実施例3と同様にして、pGEM3中に完全長のパピロ
ーマウイルス挿入を有する直鎖状プラスミドを目的配列
として用いた。これらのプラスミドは、pSP65.1
1.5(HPV11)、pSP65.16.8(HPV
16)およびp63HPV18H(−)(HPV18)
であった。 実施例11のプローブを実施例9と同様にしてビオチン
で標識した。熱サイクラーはコイ・ラボラトリー・プロ
ダクツからのものを用いた。
【0057】実施例6および7に記載のようにしてLC
Rを行った後、反応混合物を逆ブロット法により下記の
ようにして分析した。特定のHPV型に特異的なオリゴ
ヌクレオチドをセルロース膜(メンテック(Memte
k)TM、ベレリカ、マサチューセッツ州)に共有結合
により結合させた。これら配列は、表9に示すように、
型特異的LCRプローブであるLCR2、LCR3およ
びLCR4の内部「半分」を結合させることにより得た
【表9】
【0058】ハイブリダイゼーションは下記のようにし
て行った。膜をハイブリダイゼーション緩衝液(0.7
5M NaCl、0.075Mクエン酸ナトリウムpH
7.0、0.5%ウシ血清アルブミン[BSA]、0.
5%ポリビニルピロリドン、1.0%ドデシル硫酸ナト
リウム[SDS]、および0.1%ニシン***DNA)
中、37°Cで15分間プレハイブリダイズした。試料
を約5分間沸騰させた。ついで、沸騰させた試料の25
μLアリコートを新たなハイブリダイゼーション緩衝液
(1mL)中に入れた。この混合物を膜とともに37°
Cで20時間インキュベートした。ついで、これら膜を
、新たなハイブリダイゼーション緩衝液中のストレプト
アビジン−アルカリホスファターゼ結合体(BRL、ガ
イセルスバーグ、メリーランド州より入手可能)の1:
1000希釈液とともにインキュベートした。ついで、
膜を室温にて1%SDS含有SSC緩衝液(150mM
 NaCl、15mMクエン酸ナトリウム、pH7.0
)中で2回、および1%トリトンX−100R(シグマ
・ケミカル、セントルイス、ミズーリ州より入手可能)
をさらに含有するSSC緩衝液中で2回洗浄した。この
膜を1%トリトンX−100Rを含有する37°Cにて
SSC緩衝液中で2回、ついで再び室温にてSSC緩衝
液中で2回洗浄した。
【0059】これら膜を、モレキュラー・バイオシステ
ムズ(ロットWFP−0188、サンジエゴ、カリフォ
ルニア州)から得た希釈液(約2mL)中のテストパッ
ク(TestPack)TM基質(ストレップ(Str
ep)AテストパックTM試薬C、リスト1301G、
アボット・ラボラトリーズ、アボットパーク、イリノイ
州より入手可能)に1:5希釈液(約1mL)とともに
インキュベートした。青色が陽性反応を示していた。
【0060】これらの結果を図6〜8に示す。図6にお
いて、写真はLCR2A、LCR2A’、LCR2Bお
よびLCR2B’とpSP65.11.5との反応から
得られたLCR生成物の量を示す。6つのすべての捕捉
オリゴヌクレオチドは膜上に存在していた。反応生成物
の大部分はHPV−11特異的オリゴヌクレオチドの部
位に認められた。図7において、写真はLCR3A、L
CR3A’、LCR3BおよびLCR3B’とpSP6
5.16.8との反応から得られたLCR生成物の量を
示す。6つのすべての捕捉オリゴヌクレオチドは膜上に
存在していた。すべての反応生成物がHPV−16特異
的オリゴヌクレオチドの部位に認められた。図8におい
て、スケッチはLCR4A、LCR4A’、LCR4B
およびLCR4B’とpG3G3HPV18H(−)と
の反応から得られたLCR生成物の量を示す。6つのす
べての捕捉オリゴヌクレオチドは膜上に存在していた。 実質的にすべての反応生成物がHPV−18特異的オリ
ゴヌクレオチドの部位に認められた。
【0061】実施例13 下記配列が、HPV16型のE6領域部分に特異的であ
ることが決定された。
【化26】
【0062】実施例14 pGEM3中に完全長のパピローマウイルス挿入を含有
する塩基変性プラスミドを目的配列として用いた。これ
らのプラスミドは、pG3HPV6(+)(HPV6)
、pSP65.11.5(HPV11)、pSP65.
16.8(HPV16)、p63HPV18H(−)(
HPV18)、p63:HPV31(HPV31)、p
LNK322:HPV33(HPV33)、pBR32
2:HPV35(HPV35)、pUC19:HPV5
2(HPV52)、pLNK322:HPV58(HP
V58)、pUC9:HPV59(HPV59)および
pBR322:HPV61(HPV61)であった。
【0063】プローブとして使用する実施例13からの
すべてのオリゴヌクレオチドに、ライゲーションからの
遠位末端に化学標識を共有結合により結合させた。これ
らの標識は、5’−フルオレセイン−LCR5A、3’
−フルオレセイン−LCR5A’、3’−ビオチン−L
CR5Bおよび5’−ビオチン−LCR5B’であった
。共有結合は、公知の方法、すなわちカンサルらのTe
t.Letters29:5537〜5540(198
8)に記載の方法に実質的に従ってアミン末端オリゴヌ
クレオチドをFITCまたはビオチン−NHS−エステ
ルと反応させることにより行った。使用した熱サイクラ
ーは、コイ・ラボラトリー・プロダクツ、アンアーバー
、ミシガン州より入手したものであった。
【0064】実施例6および7に記載のLCR法に従い
、標準型のIMxR装置(アボット・ラボラトリーズ、
アボットパーク、イリノイ州)を用い、下記微細粒子酵
素イムノアッセイのプロトコールに従って混合物を分析
した。LCR混合物の40μLアリコートを蒸留水で1
:1に希釈した。この希釈混合物を抗フルオレセイン抗
体結合ポリスチレン微細粒子(50μL)とともに5分
間インキュベートして、微細粒子上の免疫複合体の懸濁
液を生成させた。ついで、この懸濁液を不活性ガラス繊
維マトリックスに移すと、微細粒子は該マトリックスに
結合した。このマトリックスを緩衝液(0.3M Na
Cl、10mM TRIS、pH8.0、0.1%Na
N3)で洗浄した。4−メチルウンベリフェロンの加水
分解を触媒するアルカリホスファターゼ標識結合体を用
い、ガラスマトリックスに結合した免疫複合体を検出し
た。マトリックス上に4−メチルウンベリフェロンが生
成する速度は、反応混合物中に生成したLCR生成物の
濃度に比例した。
【0065】図9のグラフは、107分子の目的配列に
ついてLCRを行って得られた結果を示す。図9に示す
速度は、4−メチルウンベリフェロンの生成速度であり
、蛍光カウント/秒/秒として表してある。ヒト胎盤D
NAの増幅により示されるように、バックグラウンドシ
グナルは約10c/s/sである。バックグラウンドを
越える値が得られた唯一のものは、HPV16を含有す
る試料からのものであり、その値はバックグラウンドシ
グナルの約60倍である。
【0066】実施例15 下記配列が、HPV18型のE6領域部位に特異的であ
ることが決定された。
【化27】
【0067】実施例16 pGEM3中に完全長のパピローマウイルス挿入を含有
するプラスミドを目的配列として用いた。使用したプラ
スミドは、実施例14に記載したものと同じであった。 プローブとして使用する実施例15で得たすべてのオリ
ゴヌクレオチドに、ライゲーションからの遠位末端にて
化学標識を共有結合により結合させた。熱サイクラーは
、コイ・ラボラトリー・プロダクツ、アンアーバー、ミ
シガン州からのものであった。
【0068】実施例6および7に記載のLCR法に従い
、標準型のIMxR装置(アボット・ラボラトリーズ、
アボットパーク、イリノイ州)を用い、実施例14に記
載のようにして混合物を分析した。図10のグラフは、
107分子の目的配列についてLCRを行って得られた
結果を示す。図10に示す速度は、4−メチルウンベリ
フェロンの生成速度であり、蛍光カウント/秒/秒とし
て表してある。ヒト胎盤DNAの増幅により示されるよ
うに、バックグラウンドシグナルは約15c/s/sで
ある。バックグラウンドを越える値が得られた唯一のも
のは、HPV18を含有する試料からのものであり、そ
の値はバックグラウンドシグナルの約40倍である。
【0069】実施例17 下記配列が、HPV18型のE6領域部位に特異的であ
ることが決定された。
【化28】
【0070】実施例18 pGEM3中に完全長のパピローマウイルス挿入を含有
するプラスミドを目的配列として用いた。使用したプラ
スミドは、実施例14に記載したものと同じであった。 プローブとして使用する実施例17で得たすべてのオリ
ゴヌクレオチドに、ライゲーションからの遠位末端にて
化学標識を共有結合により結合させた。熱サイクラーは
、実施例16に記載したものと同じであった。実施例6
および7に記載のLCR法に従い、標準型のIMxR装
置(アボット・ラボラトリーズ、アボットパーク、イリ
ノイ州)を用い、実施例14に記載のようにして混合物
を分析した。図11のグラフは、107分子の目的配列
についてLCRを行って得られた結果を示す。図11に
示す速度は、4−メチルウンベリフェロンの生成速度で
あり、蛍光カウント/秒/秒として表してある。ヒト胎
盤DNAの増幅により示されるように、バックグラウン
ドシグナルは約15c/s/sである。バックグラウン
ドを越える値が得られた唯一のものは、HPV18を含
有する試料からのものであり、その値はバックグラウン
ドシグナルの約80倍である。
【0071】実施例19 下記配列が、HPV16型のE6領域部位に特異的であ
ることが決定された。
【化29】
【0072】実施例20 pGEM3中に完全長のパピローマウイルス挿入を含有
するプラスミドを目的配列として用いた。使用したプラ
スミドは、実施例14に記載したものと同じであった。 プローブとして使用する実施例19で得たすべてのオリ
ゴヌクレオチドに、ライゲーションからの遠位末端にて
化学標識を共有結合により結合させた。熱サイクラーは
、実施例16に記載したものと同じであった。
【0073】実施例6および7に記載のLCR法に従い
、標準型のIMxR装置(アボット・ラボラトリーズ、
アボットパーク、イリノイ州)を用い、実施例14に記
載のようにして混合物を分析した。図12のグラフは、
107分子の目的配列についてLCRを行って得られた
結果を示す。図12に示す速度は、4−メチルウンベリ
フェロンの生成速度であり、蛍光カウント/秒/秒とし
て表してある。ヒト胎盤DNAの増幅により示されるよ
うに、バックグラウンドシグナルは約10c/s/sで
ある。バックグラウンドを越える値が得られた唯一のも
のは、HPV16を含有する試料からのものであり、そ
の値はバックグラウンドシグナルの約36倍である。
【0074】実施例21 本実施例では、下記に示すように本発明の配列を公知配
列に配置させて開示する。下記にHPV6型、11型、
16型、18型、31型および33型の配列を示す。ま
た、これらHPV配列に対して本発明の配列がどこに対
応するかをも示す。さらに、1990年9月28日現在
で本発明者らに知られ他の出願人もしくは研究者によっ
てクレームされまたは開示された他の配列がHPV配列
に対してどこに対応するかをも示す(配列中、conは
共通配列を示す)。
【0075】なお、配列中の略語は以下の通りである。 1.本発明の配列および領域: PCR=実施例1〜4による配列 JJ=実施例5による領域 LCR=実施例6〜20による配列
【0076】2.他の出願人によってクレームされた配
列および領域(イタリック体はアンチセンス配列を示す
): AUS=国際出願PCT/AU88/00047(WO
88/06634)(オーストラリア人による)WL=
国際出願PCT/US86/00629(WO86/0
5816)[ウエイン・ランカスター(Wayne L
ancaster)、ウエイン州立大学] BE=ヨーロッパ特許出願第89−033834(X=
TまたはU)(ベルギー人による)
【0077】C=国際出願PCT/US89/0374
7(WO/90/02821)(シータス)O=国際出
願PCT/US89/01318(WO/89/099
40)(オンカー(Oncor))3.他の研究者によ
り開示された配列および領域:S=サーカー(Sark
ar,F.H.)およびクリスマン(Chrissma
n,J.D.)、Biotechniques9、18
0〜184(1990)(イタリックはアンチセンス配
列を示す)
【0078】
【化30】
【化31】
【化32】
【化33】
【化34】
【化35】
【化36】
【化37】
【0079】
【化38】
【化39】
【化40】
【化41】
【化42】
【化43】
【化44】
【化45】
【化46】
【0080】
【化47】
【化48】
【化49】
【化50】
【化51】
【化52】
【化53】
【0081】
【化54】
【化55】
【化56】
【化57】
【化58】
【化59】
【化60】
【0082】
【化61】
【化62】
【化63】
【化64】
【化65】
【化66】
【化67】
【化68】
【化69】
【0083】
【化70】
【化71】
【化72】
【化73】
【化74】
【化75】
【化76】
【化77】
【化78】
【化79】
【0084】
【化80】
【化81】
【化82】
【化83】
【化84】
【化85】
【化86】
【化87】
【化88】
【化89】
【0085】
【化90】
【化91】
【化92】
【化93】
【化94】
【化95】
【化96】
【化97】
【化98】
【化99】
【0086】
【化100】
【化101】
【化102】
【化103】
【化104】
【化105】
【化106】
【化107】
【化108】
【化109】
【0087】
【化110】
【化111】
【化112】
【化113】
【化114】
【図面の簡単な説明】
【図1】  プライマーPCR1およびPCR5を用い
て選択プラスミドを増幅させた場合の結果を示す、電気
泳動後のゲルの写真の模式図である(HPV6はレーン
1に、HPV11はレーン2に、HPV16はレーン3
に、HPV18はレーン4に、HPV31はレーン5に
、HPV33はレーン6に、HPV61はレーン7に、
分子量標準はレーン8にそれぞれ示す)。
【図2】  プライマーPCR1、PCR2、PCR3
、PCR4およびPCR5を用いてプラスミドp65.
16.8(HPV16)を増幅させた場合の結果を示す
、電気泳動後のゲルの写真の模式図である。
【図3】  増幅PCR生成物を得るためにPCR14
およびPCR15をIWDOとともに用いた場合の臭化
エチジウム染色ゲルの写真の模式図である。
【図4】  PCR1A、PCR1A’、PCR1Bお
よびPCR1B’を用いてプラスミドp65.16.8
を2つの異なるプラスミド濃度にて増幅させた場合の結
果を示すオートラジオグラムの写真の模式図である。
【図5】  LCRプライマーLCR1A、LCR1A
’、LCR1BおよびLCR1B’をフルオレセインと
ともに、ビオチンとともにまたはシグナル生成化合物な
しで用いた場合のニトロセルロースストリップの写真の
模式図である。
【図6】  LCR2A、LCR2A’、LCR2Bお
よびLCR2B’とpSP65.11.5との反応から
得られたLCR生成物の量を示す写真の模式図である。
【図7】  LCR3A、LCR3A’、LCR3Bお
よびLCR3B’とpSP16.8との反応から得られ
たLCR生成物の量を示す写真の模式図である。
【図8】  LCR4A、LCR4A’、LCR4Bお
よびLCR4B’とpG3G3HPV18H(−)との
反応から得られたLCR生成物の量を示すグラフである
【図9】  LCR5A、LCR5A’、LCR5Bお
よびLCR5B’を用い、107分子の選択した目的配
列上でLCRを行って得られた結果のグラフである。4
−メチルウンベリフェロンの反応速度は、蛍光カウント
/秒/秒で表してあり、目的HPV型に対してプロット
してある。
【図10】  LCR6A、LCR6A’、LCR6B
およびLCR6B’を用い、107分子の選択した目的
配列上でLCRを行って得られた結果のグラフである。 4−メチルウンベリフェロンの反応速度は、蛍光カウン
ト/秒/秒で表してあり、目的HPV型に対してプロッ
トしてある。
【図11】  LCR7A、LCR7A’、LCR7B
およびLCR7B’を用い、107分子の選択した目的
配列上でLCRを行って得られた結果のグラフである。 4−メチルウンベリフェロンの反応速度は、蛍光カウン
ト/秒/秒で表してあり、目的HPV型に対してプロッ
トしてある。
【図12】  LCR8A、LCR8A’、LCR8B
およびLCR8B’を用い、107分子の選択した目的
配列上でLCRを行って得られた結果のグラフである。 4−メチルウンベリフェロンの反応速度は、蛍光カウン
ト/秒/秒で表してあり、目的HPV型に対してプロッ
トしてある。

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  4つのオリゴヌクレオチドプローブの
    セットからなり、該プローブのセットが下記オリゴヌク
    レオチドのセットよりなる群から選ばれたものである、
    試料中に存在するヒトパピローマウイルスのDNAを増
    幅させるためのLCRに使用するのに有用な組成物。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 および 【化8】
  2. 【請求項2】  試料中に存在するヒトパピローマウイ
    ルス11型のDNAを増幅させるためのものであり、該
    4つのオリゴヌクレオチドプローブのセットがLCR2
    (SEQ ID No.63、64、65および66)
    である、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】  試料中に存在するヒトパピローマウイ
    ルス16型のDNAを増幅させるためのものであり、該
    4つのオリゴヌクレオチドプローブのセットが、LCR
    1(SEQ ID No.59、60、61および62
    )、LCR3(SEQID No.67、68、69お
    よび70)、LCR5(SEQ ID No.81、8
    2、83および84)およびLCR8(SEQ ID 
    No.93、94、95および96)よりなる群から選
    ばれたものである、請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】  試料中に存在するヒトパピローマウイ
    ルス18型のDNAを増幅させるためのものであり、該
    4つのオリゴヌクレオチドプローブのセットが、LCR
    4(SEQ ID No.71、72、73および74
    )、LCR6(SEQID No.85、86、87お
    よび88)およびLCR7(SEQ ID No.89
    、90、91および92)よりなる群から選ばれたもの
    である、請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】  請求項1から4のいずれかに記載の組
    成物およびリガーゼからなることを特徴とする、試料中
    のヒトパピローマウイルスDNAの存在を検出するため
    のキット。
  6. 【請求項6】  該リガーゼが熱安定性のものである、
    請求項5に記載のキット。
  7. 【請求項7】  試料中に存在するヒトパピローマウイ
    ルスDNAを増幅させるためのPCRに使用するのに有
    用な組成物であって、該ヒトパピローマウイルスDNA
    のアンチセンス鎖とハイブリダイズすることができ、長
    さが約10〜約30ヌクレオチドであり、下記配列より
    なる群から選ばれた配列を有するセンス方向の第一核酸
    プライマー; 【化9】 および、該ヒトパピローマウイルスDNAのセンス鎖と
    ハイブリダイズすることができ、長さが約10〜約30
    ヌクレオチドであり、下記配列よりなる群から選ばれた
    配列を有するアンチセンス方向の第二核酸プライマー;
    【化10】 からなり、該第一核酸プライマーおよび該第二核酸プラ
    イマーは、それぞれのアンチセンス鎖およびセンス鎖へ
    のハイブリダイズにおいて、伸長方向においてそれぞれ
    の3’末端が重複せず、それぞれの5’末端が3’末端
    よりも離れて位置するような仕方でハイブリダイズする
    、ことを特徴とする組成物。
  8. 【請求項8】  該第一プライマーおよび該第二プライ
    マーが、下記オリゴヌクレオチド配列のペアよりなる群
    から選ばれたものである、請求項7に記載の組成物;S
    EQ ID No.1と4、1と5、1と10、1と1
    7、1と31、2と4、2と5、2と10、2と17、
    2と31、3と4、3と5、3と10、3と17、3と
    31、6と4、6と5、6と17、6と24、6と31
    、7と4、7と5、7と17、7と24、7と31、9
    と4、9と5、9と10、9と17、9と24、9と3
    1、16と4、16と5、16と17、16と24、1
    6と31、23と4、23と5、23と10、23と2
    4、23と31、30と10、30と17、30と31
    、59と62、63と66、67と70、71と74、
    81と84、85と88、89と92、および93と9
    6。
  9. 【請求項9】  請求項7または8に記載の組成物およ
    びポリメラーゼからなることを特徴とする、試料中のヒ
    トパピローマウイルスDNAの存在の検出用キット。
  10. 【請求項10】  該ポリメラーゼが熱安定性のもので
    ある請求項9に記載のキット。
  11. 【請求項11】  長さが約10〜約60ヌクレオチド
    であり、下記配列: 【化11】 およびその相補体よりなる群から選ばれた配列を有する
    ことを特徴とする、ヒトパピローマウイルス6型、11
    型、16型、18型および33型とハイブリダイズさせ
    るための共通オリゴヌクレオチド。
  12. 【請求項12】  さらにヒトパピローマウイルス31
    型および61型とハイブリダイズすることができ、下記
    配列: 【化12】 およびその相補体よりなる群から選ばれた配列を有する
    、請求項11に記載の共通オリゴヌクレオチド。
  13. 【請求項13】  下記配列: 【化13】 およびその相補体よりなる群から選ばれた配列を有する
    ことを特徴とする、ヒトパピローマウイルス6型の存在
    を決定するための型特異的オリゴヌクレオチド。
  14. 【請求項14】  下記配列: 【化14】 およびその相補体よりなる群から選ばれた配列を有する
    ことを特徴とする、ヒトパピローマウイルス11型の存
    在を決定するための型特異的オリゴヌクレオチド。
  15. 【請求項15】  下記配列: 【化15】 およびその相補体よりなる群から選ばれた配列を有する
    ことを特徴とする、ヒトパピローマウイルス16型の存
    在を決定するための型特異的オリゴヌクレオチド。
  16. 【請求項16】  下記配列: 【化16】 およびその相補体よりなる群から選ばれた配列を有する
    ことを特徴とする、ヒトパピローマウイルス18型の存
    在を決定するための型特異的オリゴヌクレオチド。
  17. 【請求項17】  下記配列: 【化17】 およびその相補体よりなる群から選ばれた配列を有する
    ことを特徴とする、ヒトパピローマウイルス33型の存
    在を決定するための型特異的オリゴヌクレオチド。
  18. 【請求項18】  長さが約10〜約60ヌクレオチド
    であり、下記配列: 【化18】 (式中、Nは非特定ヌクレオチドを示す)およびその相
    補体よりなる群から選ばれた配列を有することを特徴と
    する、ヒトパピローマウイルス6型、11型、16型、
    18型および33型とハイブリダイズさせるための共通
    オリゴヌクレオチド。
  19. 【請求項19】  請求項18に記載のオリゴヌクレオ
    チドの少なくとも1種を検出用に標識したものと、該オ
    リゴヌクレオチドを検出するための手段とからなること
    を特徴とする、ヒトパピローマウイルスの検出用キット
  20. 【請求項20】  ポリメラーゼおよびリガーゼから選
    ばれた、試料DNAを増幅させるための酵素をさらに含
    む、請求項19に記載のキット。
  21. 【請求項21】  (a)試料中のDNAを、請求項1
    8に記載のオリゴヌクレオチドの少なくとも1種を検出
    可能なシグナルを生成し得るシグナル生成化合物に結合
    させたものとハイブリダイズさせ、ついで(b)生成し
    たシグナルを検出することによりヒトパピローマウイル
    スの存在を決定することを特徴とする、試料中のヒトパ
    ピローマウイルスの存在の決定方法。
  22. 【請求項22】  該ハイブリダイズ工程の前または該
    ハイブリダイズ工程と同時にさらに増幅工程を行う、請
    求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】  該増幅工程がPCRまたはLCRで
    ある、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】  (a)試料中のDNAを、請求項1
    1に記載の共通オリゴヌクレオチドの少なくとも1種を
    検出可能なシグナルを生成し得るシグナル生成化合物に
    結合させたものとハイブリダイズさせ、ついで(b)生
    成したシグナルを検出することによりヒトパピローマウ
    イルスの存在を決定することを特徴とする、試料中のヒ
    トパピローマウイルスの存在の決定方法。
  25. 【請求項25】  該ハイブリダイズ工程の前または該
    ハイブリダイズ工程と同時にさらに増幅工程を行う、請
    求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】  該増幅工程がPCRまたはLCRで
    ある、請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】  (a)試料中のDNAを、請求項1
    3に記載のオリゴヌクレオチドの少なくとも1種を検出
    可能なシグナルを生成し得るシグナル生成化合物に結合
    させたものとハイブリダイズさせ、ついで(b)生成し
    たシグナルを検出することによりヒトパピローマウイル
    ス6型の存在を決定することを特徴とする、試料中のヒ
    トパピローマウイルスの存在の決定方法。
  28. 【請求項28】  該ハイブリダイズ工程の前または該
    ハイブリダイズ工程と同時にさらに増幅工程を行う、請
    求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】  該増幅工程がPCRまたはLCRで
    ある、請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】  (a)試料中のDNAを、請求項1
    4に記載のオリゴヌクレオチドの少なくとも1種を検出
    可能なシグナルを生成し得るシグナル生成化合物に結合
    させたものとハイブリダイズさせ、ついで (b)生成したシグナルを検出することによりヒトパピ
    ローマウイルスの存在を決定することを特徴とする、試
    料中のヒトパピローマウイルス11型の存在の決定方法
  31. 【請求項31】  該ハイブリダイズ工程の前または該
    ハイブリダイズ工程と同時にさらに増幅工程を行う、請
    求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】  該増幅工程がPCRまたはLCRで
    ある、請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】  (a)試料中のDNAを、請求項1
    5に記載のオリゴヌクレオチドの少なくとも1種を検出
    可能なシグナルを生成し得るシグナル生成化合物に結合
    させたものとハイブリダイズさせ、ついで (b)生成したシグナルを検出することによりヒトパピ
    ローマウイルスの存在を決定することを特徴とする、試
    料中のヒトパピローマウイルス16型の存在の決定方法
  34. 【請求項34】  該ハイブリダイズ工程の前または該
    ハイブリダイズ工程と同時にさらに増幅工程を行う、請
    求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】  該増幅工程がPCRまたはLCRで
    ある、請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】  (a)試料中のDNAを、請求項1
    6に記載のオリゴヌクレオチドの少なくとも1種を検出
    可能なシグナルを生成し得るシグナル生成化合物に結合
    させたものとハイブリダイズさせ、ついで (b)生成したシグナルを検出することによりヒトパピ
    ローマウイルスの存在を決定することを特徴とする、試
    料中のヒトパピローマウイルス18型の存在の決定方法
  37. 【請求項37】  該ハイブリダイズ工程の前または該
    ハイブリダイズ工程と同時にさらに増幅工程を行う、請
    求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】  該増幅工程がPCRまたはLCRで
    ある、請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】  (a)試料中のDNAを、請求項1
    7に記載のオリゴヌクレオチドの少なくとも1種を検出
    可能なシグナルを生成し得るシグナル生成化合物に結合
    させたものとハイブリダイズさせ、ついで (b)生成したシグナルを検出することによりヒトパピ
    ローマウイルスの存在を決定することを特徴とする、試
    料中のヒトパピローマウイルス33型の存在の決定方法
  40. 【請求項40】  該ハイブリダイズ工程の前または該
    ハイブリダイズ工程と同時にさらに増幅工程を行う、請
    求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】  該増幅工程がPCRまたはLCRで
    ある、請求項40に記載の方法。
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