JPH04278981A - 地図表示方法およびその装置 - Google Patents

地図表示方法およびその装置

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JPH04278981A
JPH04278981A JP1657191A JP1657191A JPH04278981A JP H04278981 A JPH04278981 A JP H04278981A JP 1657191 A JP1657191 A JP 1657191A JP 1657191 A JP1657191 A JP 1657191A JP H04278981 A JPH04278981 A JP H04278981A
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JP
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dimensional map
land
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operator
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JP1657191A
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Rei Sagawa
佐川 令
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地上あるいは水上の
移動手段が移動を計画する地域範囲に対応して、オペレ
ータによる地上あるいは水上の移動手段の移動ルート選
定を支援するための地図表示方法およびその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、紙地図を用い、人間の直感で地
上あるいは水上の移動手段の移動ルート選定をしていた
。また、自動車のナビゲーション・システムに見られる
ように、地図を表示したディスプレイ上に、目的地の方
向を示す矢印を示すことにより移動手段の移動ルート選
定を支援していた。
【0003】紙地図を用いる場合、最適の移動ルートを
選定するための根拠となる、移動ルート上の傾斜状態、
移動ルートの距離、移動ルートが接触する脅威のおよぶ
範囲といった要素は、人間の推定に依存していた。また
、市販の自動車のナビゲーション・システムにおいては
、道路データは緯度、経度で構成される2次元データで
ある。オペレータは自らを目的地へ誘導するための操作
を自動車の操縦と並行して行う必要がある、等の制約が
あったため、現在地から目的地に至る方向を矢印で示す
といった簡単な表示しかできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上記のように
、紙地図を用いる場合、人間が移動ルート上の傾斜状態
、移動ルートの距離、移動ルートが接触する脅威のおよ
ぶ範囲を推定していたので、時間がかかり、その上精度
が悪いという問題点があった。また、自動車のナビゲー
ション・システムでは、データ上あるいは操作上の制約
のため、移動ルートをそのまま表示することができない
、道路から外れたルートを設定することができない、と
いう問題点があった。
【0005】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、地上あるいは水上の移動手段
が移動を計画する地域範囲に対応して、3次元デジタル
地図の標高データと道路および河川データより地形モデ
ルを生成し、この地形モデル上に、移動手段の各種移動
ルート案、脅威のおよぶ範囲、地形の傾斜分布、および
土地条件データを基にした土地条件の分布を選択的に示
し、移動手段の移動能力、移動ルート上の傾斜状態、移
動ルートの距離、移動ルート上の土地条件、および移動
ルート上における脅威被覆区間長とその脅威の種類とを
判断要素として、移動ルート案の中から最適の移動ルー
トを選択し、オペレータによる地上あるいは水上の移動
手段の移動ルート選定を支援するための地図表示方法を
提供することを目的としており、さらにそのための地図
表示装置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる地図表
示方法においては、緯度、経度、標高から構成される3
次元デジタル地図の標高データ・ベースと、緯度、経度
、標高、道路あるいは河川の種別から構成される3次元
デジタル地図の道路および河川データ・ベースとから地
形モデルを作成し、オペレータにより選択されたスケー
ル・レベルに対応して地形モデルの水平面投影図である
2次元地図を表示し、2次元地図上に、地上あるいは水
上の移動手段の種類と出発位置と目的位置を入力し、そ
の入力値と道路あるいは河川データを基にして、地上あ
るいは水上の移動手段の出発位置と目的位置を結ぶ最寄
りの道路あるいは河川に沿った移動ルート案を計算して
、これを2次元地図上に重畳表示し、オペレータが要求
すれば、標高データより地形の傾斜状態を計算してその
分布図を作成してこれを地形モデルの水平面投影図上に
重畳表示し、また、オペレータが要求すれば、緯度、経
度、土地利用あるいは土壌の種別から構成される土地条
件データ・ベースから土地条件の分布図を作成してこれ
を地形モデルの水平面投影図上に重畳表示し、脅威が存
在するときには、オペレータが地形モデルの水平面投影
図上に脅威の種類と脅威の存在位置と脅威のおよぶ最大
到達距離を入力し、脅威のおよぶ範囲である脅威被覆範
囲を計算してその分布図を作成してこれを地形モデルの
水平面投影図上に重畳表示し、オペレータが独自に考え
た移動ルート案が1つ以上あるときは、その移動ルート
を地形モデルの水平面投影図上から入力してこれを地形
モデルの水平面投影図上に重畳表示し、地上あるいは水
上の移動手段の種類から類推される移動手段の移動能力
、移動ルート上の傾斜状態、移動ルートの距離、移動ル
ート上の土地条件、および脅威被覆範囲の分布図を作成
したときの移動ルート上における脅威被覆区間長とその
脅威の種類とを判断要素として、全移動ルート案の中か
ら最適の移動ルートを選択して表示するものである。
【0007】また、この発明にかかる地図表示装置にお
いては、緯度、経度、標高から構成される3次元デジタ
ル地図の標高データ・ベースを記憶する標高データ記憶
手段と、緯度、経度、標高、道路あるいは河川の種別か
ら構成される3次元デジタル地図の道路および河川デー
タ・ベースを記憶する道路および河川データ記憶手段と
、これら3次元デジタル地図の標高データと道路および
河川データの入力を受けて任意点の標高を補間計算して
地形をモデル化する地形モデル生成手段と、オペレータ
がスケール・レベルを選択するスケール・レベル入力手
操作手段と、選択されたスケール・レベルに応じて地形
モデル生成手段の生成する地形モデルから地形モデルの
水平面投影図である2次元地図を生成し、生成した2次
元地図をディスプレイの2次元地図表示ウィンドウに表
示する地図表示手段と、2次元地図表示ウィンドウに表
示した2次元地図上からオペレータが地上あるいは水上
の移動手段の種類と出発位置と目的位置、すなわち移動
手段パラメータを入力する移動手段パラメータ入力手操
作手段と、地上あるいは水上の移動手段の出発位置と目
的位置を結ぶ最寄りの道路あるいは河川に沿った移動ル
ート案を作成する移動ルート生成手段と、地形モデル手
段の生成した地形モデルにおいて、地形の傾斜状態を計
算してその分布図を生成する傾斜状態分布図生成手段と
、脅威が存在するときに、2次元地図表示ウィンドウに
表示した2次元地図上からオペレータがその脅威の種類
と存在位置と脅威のおよぶ最大到達距離、すなわち脅威
パラメータを入力する脅威パラメータ入力手操作手段と
、地形モデル手段の生成した地形モデルにおいて、脅威
のおよぶ範囲を計算してその分布図を生成する脅威被覆
範囲分布図生成手段と、緯度、経度、土地利用あるいは
土壌の種別から構成される土地条件データ・ベースを記
憶する土地条件データ記憶手段と、土地条件データの入
力を受けて土地条件の分布図を生成する土地条件分布図
生成手段と、前記傾斜状態分布図生成手段と前記脅威被
覆範囲分布図生成手段および前記土地条件分布図生成手
段から生成された各種分布図を一旦記憶して、その中か
ら表示する分布図をオペレータの要求に従って選択し、
選択した0個以上の分布図を前記2次元地図表示ウィン
ドウに表示した2次元地図上に重畳表示する分布図表示
選択手段と、オペレータが独自に考えた移動ルート案が
1つ以上あるときに、2次元地図表示ウィンドウに表示
した地形モデルの2次元地図上からオペレータがその移
動ルートを入力する移動ルート入力手操作手段と、地上
あるいは水上の移動手段の種類から類推される移動手段
の移動能力と移動ルート上の傾斜状態と移動ルートの距
離と移動ルート上の土地条件および脅威被覆範囲の分布
図を作成したときの移動ルート上における脅威被覆区間
長とその脅威の種類とを判断要素して、移動ルート案の
中から最適の移動ルートを選択して2次元地図表示ウィ
ンドウに表示した地形モデルの水平面投影図上に重畳表
示する最適移動ルート指示手段とから構成されるもので
ある。
【0008】また、地図表示を生成する手段には、生成
される地形モデルから地形モデルの鳥瞰図である3次元
地図を生成する3次元地図生成手段を含むものを用い、
オペレータが手操作手段により3次元地図の表示を指示
したときに、生成した3次元地図をディスプレイの3次
元地図表示ウィンドウに表示するものである。
【0009】また、前記3次元地図を生成する手段には
、前記2次元地図表示ウィンドウ上に表示された地形モ
デルの2次元地図上で、オペレータが視点および参照点
の位置を任意に指定する視点および参照点入力手操作手
段を含むものを用い、オペレータが指定した視点および
参照点に従って地形モデルの3次元地図を再生成し、生
成した3次元地図を3次元地図表示ウィンドウに表示す
るものである。
【0010】また、地図表示を生成する手段には、生成
される地形モデルから地形モデルの断面図を生成する断
面図生成手段を含むものを用い、オペレータが手操作手
段により断面図の表示を指示したときに、生成した断面
図をディスプレイの断面図表示ウィンドウに表示するも
のである。
【0011】また、前記断面図を生成する手段には、前
記2次元地図表示ウィンドウ上に表示された地形モデル
の2次元地図上で、オペレータが断面2端点の位置とそ
の間を結ぶルートを任意に指定する断面ルート入力手操
作手段を含むものを用い、オペレータが指定した断面2
端点とその間を結ぶルートに従って地形モデルの断面図
を生成し、生成した断面図を断面図表示ウィンドウに表
示するものである。
【0012】
【作用】上記のように、この発明においては、3次元デ
ジタル地図の標高データと道路および河川データより地
形モデルを生成し、この地形モデル上に、移動手段の各
種移動ルート案、脅威のおよぶ範囲、地形の傾斜分布、
および土地条件データを基にした土地条件の分布を対話
的または選択的に示し、移動手段の移動能力、移動ルー
ト上の傾斜状態、移動ルートの距離、移動ルート上の土
地条件、および移動ルート上における脅威被覆区間長と
その脅威の種類とを判断要素として、移動ルート案の中
から最適の移動ルートを選択してオペレータに指示する
ことにより、オペレータによる地上あるいは水上の移動
手段の移動ルート選定を支援する地図表示を実現する。
【0013】また、地図表示の手段においては、地形モ
デルの水平面投影図である2次元地図に加えて、地形モ
デルの鳥瞰図である3次元地図あるいは断面図の表示も
同時に行うことによって、オペレータによる地上あるい
は水上の移動手段の移動ルート選定をより一層対話的ま
たは選択的に支援する地図表示を実現する。
【0014】
【実施例】実施例1. 図1は、この発明による地図表示装置の一実施例におけ
るブロック図である。1は3次元デジタル地図の標高デ
ータ・ベースを記憶する標高データ記憶手段であり、表
示する地図を一定間隔の格子状に区切り各格子点の標高
データを持っている。2は3次元デジタル地図の道路お
よび河川データ・ベースを記憶する道路および河川デー
タ記憶手段であり、標高データ・ベース1と同じ一定間
隔の格子点と道路あるいは河川の存在地点が重なる点に
おいて、道路あるいは河川の種別とその標高データを持
っている。3は地形モデル生成手段であり、標高データ
・ベースより取り出した標高データと道路および河川デ
ータ・ベースより取り出した道路あるいは河川データと
から地形をモデル化する。4はスケール・レベル入力手
操作手段であり、オペレータがスケール・レベルを選択
する。5は2次元地図生成手段であり、選択されたスケ
ール・レベルに応じて地形モデル生成手段3の生成する
地形モデルから地形モデルの水平面投影図である2次元
地図を生成する。6は地図表示手段であり、生成される
2次元地図をディスプレイの2次元地図表示ウィンドウ
に表示する。7は移動手段パラメータ入力手操作手段で
あり、地図表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表
示した2次元地図上からオペレータが移動手段パラメー
タ、すなわち地上あるいは水上の移動手段の種類と出発
位置と目的位置を入力する。8は移動ルート生成手段で
あり、移動手段パラメータの入力値と地形モデル生成手
段3の生成する地形モデルに含まれる道路あるいは河川
データを基にして、地上あるいは水上の移動手段の出発
位置と目的位置を結ぶ最寄りの道路あるいは河川に沿っ
た移動ルート案を作成し、これを地図表示手段6の2次
元地図表示ウィンドウに表示した2次元地図上に重畳表
示する。9は傾斜状態分布図生成手段であり、地形モデ
ル生成手段3の生成する地形モデルに含まれる標高デー
タを基にして、地形の傾斜状態を計算し、その分布図を
生成する。10は脅威パラメータ入力手操作手段であり
、脅威が存在するときに、地図表示手段6の2次元地図
表示ウィンドウに表示した2次元地図上からオペレータ
が脅威パラメータ、すなわち脅威の種類と存在位置と脅
威のおよぶ最大到達距離を入力する手操作手段である。 11は脅威被覆範囲分布図生成手段であり、脅威パラメ
ータの入力値と地形モデル生成手段3の生成する地形モ
デルに含まれる標高データを基にして、脅威のおよぶ範
囲を計算し、その分布図を生成する。12は土地条件デ
ータ・ベースを記憶する土地条件データ記憶手段であり
、標高データ・ベースと同じ一定間隔の格子状に土地利
用あるいは土壌の種別データをもっている。13は土地
条件分布図生成手段であり、土地条件データの入力を受
けて、土地条件の分布図を生成する。14は分布図表示
選択手段であり、傾斜状態分布図生成手段9、脅威被覆
範囲分布図生成手段11、および土地条件分布図生成手
段13の生成する各種分布図を一旦記憶し、その中から
表示する分布図をオペレータの要求に従って選択し、選
択した0個以上の分布図を地図表示手段6の2次元地図
表示ウィンドウに表示した2次元地図上に重畳表示する
。15は移動ルート入力手操作手段であり、オペレータ
が独自に考えた移動ルート案が1つ以上あるときに、地
図表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表示した2
次元地図上からオペレータがその移動ルートを入力し、
その移動ルートの軌跡を地図表示手段6の2次元地図表
示ウィンドウに表示した2次元地図上に重畳表示する。 16は最適移動ルート指示手段であり、地上あるいは水
上の移動手段の種類から類推される移動手段の移動能力
、移動ルート上の傾斜状態、移動ルートの距離、移動ル
ート上の土地条件、および脅威被覆範囲の分布図を作成
したときの移動ルート上における脅威被覆区間長とその
脅威の種類とを判断要素として、全移動ルート案の中か
ら最適の移動ルートを選択して地図表示手段6の2次元
地図表示ウィンドウに表示した2次元地図上に重畳表示
する。
【0015】図2は、前記のように構成された地図表示
装置における全体の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、S1では、オペレータが地図表示手段6の2
次元地図表示ウィンドウに表示された2次元地図上で移
動手段パラメータ入力手操作手段7により移動手段パラ
メータ、すなわち地上あるいは水上の移動手段の種類と
出発位置と目的位置を入力する。S2では、移動手段パ
ラメータの入力値と地形モデル生成手段3の生成する地
形モデルに含まれる道路あるいは河川データを基にして
、地上あるいは水上の移動手段の出発位置と目的位置を
結ぶ最寄りの道路あるいは河川に沿った移動ルート案を
自動的に生成する。S3では、生成した移動ルートを地
図表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表示された
2次元地図上に重畳表示する。S4では、地形の傾斜状
態を計算し、その分布図を作成する。S5では、脅威が
存在するときに、脅威の種類と存在位置と脅威のおよぶ
最大到達距離を入力し、その入力値と地形モデル生成手
段3の生成する地形モデルに含まれる標高データを基に
して、脅威のおよぶ範囲を計算し、その分布図を生成す
る。S6では、土地条件データ・ベースから取り出した
土地条件データを基にして、土地条件の分布図を生成す
る。S7では、オペレータが独自に考えた移動ルート案
が1つ以上あるときに、地図表示手段6の2次元地図表
示ウィンドウに表示した2次元地図上からオペレータが
その移動ルートを入力し、さらにその移動ルートを2次
元地図上に重畳表示する。S8では、地上あるいは水上
の移動手段の種類から類推した移動手段の移動能力、移
動ルート上の傾斜状態、移動ルートの距離、移動ルート
上の土地条件、および脅威被覆範囲の分布図を作成した
ときの移動ルート上における脅威被覆区間長とその脅威
の種類とを判断要素として、全移動ルート案の中から最
適の移動ルートを選択する。S9では、選択した最適の
移動ルートを地図表示手段6の2次元地図表示ウィンド
ウに表示した2次元地図上に重畳表示してオペレータに
指示する。
【0016】図3は、傾斜状態分布図を作成する処理手
順を示すフローチャートであり、図2におけるS4のス
テップを詳しく説明したものである。まず、S10では
、地形モデル生成手段3の生成する地形モデルに含まれ
る標高データを基にして、地形の傾斜状態を計算する。 この際、標高データを持つ各格子点における地形の傾斜
状態は、各格子点の標高とその点を中心とする周辺の格
子点の標高を比較することにより計算されるその点の凹
凸と傾斜の方向および傾斜の度合いによって示す。 S11では、各格子点における傾斜状態に応じて傾斜の
種類と傾斜の方向および傾斜の度合いを示す傾斜状態表
示を実現した傾斜状態分布図を作成する。S12では、
作成した傾斜状態分布図を一時的に記憶バッファに記憶
する。S13は、オペレータが、S12で記憶した傾斜
状態分布図を地図表示手段6の2次元地図表示ウィンド
ウに表示した2次元地図上に重畳表示するかどうかの判
断である。S14では、S13で表示すると判断した傾
斜状態分布図を地図表示手段6の2次元地図表示ウィン
ドウに表示した2次元地図上に重畳表示する。
【0017】図4は、脅威被覆範囲分布図を作成する処
理手順を示すフローチャートであり、図2におけるS5
のステップを詳しく説明したものである。まず、S15
は、移動手段が移動を計画する範囲内に脅威が存在する
かどうかの判断である。脅威の存在が認められない場合
は脅威被覆範囲は存在しないので、S16からS22ま
でのステップは無効となる。以下、脅威が1つ以上存在
する場合、すなわちS16からS22までのステップが
有効の場合について説明する。S16では、オペレータ
が、その存在する脅威に関する脅威パラメータ、すなわ
ち脅威の種類と存在位置と脅威のおよぶ最大到達距離を
脅威パラメータ入力手操作手段10より入力する。S1
7では、脅威パラメータの入力値と地形モデル生成手段
3の生成する地形モデルに含まれる標高データを基にし
て、脅威のおよぶ範囲、すなわち脅威被覆範囲を計算す
る。この際、脅威被覆範囲は、脅威の存在位置を中心と
し、脅威のおよぶ最大到達距離を半径とする球体に含ま
れる地形モデルの地表面内において、その全範囲から脅
威の存在位置からの視線が地形とにより遮断される範囲
を引くことにより計算される。S18では、脅威の種類
に応じて脅威の度合いを示す脅威度表示を実現した脅威
被覆範囲分布図を作成する。S19では、作成した脅威
被覆範囲分布図を一時的に記憶バッファに記憶する。脅
威が2つ以上存在する場合において2番目以降の脅威に
対する脅威被覆範囲分布図を記憶する際は、以前に記憶
した脅威被覆範囲分布図に新規に作成した分を追加する
形で行う。S20は、脅威が2つ以上存在する場合にお
いて2番目以降の脅威に対して、S16からS19まで
の計算ロジックを通すための判断である。S21は、オ
ペレータが、S19で記憶した脅威被覆範囲分布図を地
図表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表示した2
次元地図上に重畳表示するかどうかの判断である。S2
2では、S21で表示すると判断した脅威被覆範囲分布
図を地図表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表示
した2次元地図上に重畳表示する。
【0018】図5は、土地条件分布図を作成する処理手
順を示すフローチャートであり、図2におけるS6のス
テップを詳しく説明したものである。まず、S23では
、土地条件データ・ベースから取り出した土地条件デー
タを基にして、土地条件分布図を作成する。この際、移
動手段の種類による通行難易度表示が一目瞭然となるよ
うに土地条件の種別ごとに色分けを行う。S24では、
作成した土地条件分布図を一時的に記憶バッファに記憶
する。S25は、オペレータが、S24で記憶した土地
条件分布図を地図表示手段6の2次元地図表示ウィンド
ウに表示した2次元地図上に重畳表示するかどうかの判
断である。S26では、S25で表示すると判断した土
地条件分布図を地図表示手段6の2次元地図表示ウィン
ドウに表示した2次元地図上に重畳表示する。
【0019】図6は、オペレータが独自の移動ルートを
入力する処理手順を示すフローチャートであり、図2に
おけるS7のステップを詳しく説明したものである。ま
ず、S27は、オペレータが独自に考えた移動ルート案
があるかどうかの判断である。移動ルート案がない場合
は独自の移動ルートは存在しないので、S28からS3
0までのステップは無効となる。以下、オペレータが独
自に考えた移動ルート案が1つ以上ある場合、すなわち
S28からS30までのステップが有効の場合について
説明する。S28では、オペレータが独自に考えた移動
ルート案の1つを、移動ルート入力手操作手段15によ
り地図表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表示し
た2次元地図上から入力する。S29では、オペレータ
が入力した移動ルートを地図表示手段6の2次元地図表
示ウィンドウに表示した2次元地図上に重畳表示する。 S30は、オペレータが独自に考えた移動ルート案が2
つ以上存在する場合において2番目以降の移動ルート案
に対して、S28からS29までの処理ロジックを通す
ための判断である。
【0020】図7は、最適移動ルートを指示する処理手
順を示すフローチャートであり、図2におけるS8のス
テップを詳しく説明したものである。まず、S31では
、オペレータが移動手段パラメータ入力手操作手段7か
ら入力した地上あるいは水上の移動手段の種類を基にし
て、移動手段の移動能力を推定し、移動手段が通行不可
能な地形の傾斜の度合いと土地条件の種別を選択する。 S32は、このステップ以前に、脅威被覆範囲の分布図
を作成したかどうか、すなわち脅威が存在するかしない
かの判断である。脅威が存在する場合と存在しない場合
の違いは、移動ルートを評価するときに移動ルート上に
おける脅威被覆区間長とその脅威の種類とを判断要素に
加えるか加えないかの違いだけであるので、以下、脅威
が存在する場合について説明する。S33では、全移動
ルート案の中から評価の対象とする移動ルートを1つ選
択する。S34では選択した移動ルートの距離を計算す
る。この際、移動ルートを、2次元地図上において地形
モデル上の隣接した格子点間を結ぶ近似的なルートに置
換し、さらにその近似的なルート上の各格子点における
標高データを加えて、移動ルートを3次元ベクトルの集
合に置換しておく。S35では、まず、傾斜状態分布図
生成手段9で作成済みの傾斜状態分布図に示した地形モ
デル上各格子点における傾斜の度合いから、S34で求
めた移動ルート上の各格子点における傾斜の度合いを求
め、次に、この移動ルート上の各格子点における傾斜の
度合いとS31で求めた移動手段が通行不可能な地形の
傾斜の度合いを比較して、移動手段がルート上を通行可
能かどうかをチェックする。S36では、まず、土地条
件分布図生成手段13で作成済みの土地条件分布図に示
した地形モデル上各格子点における土地条件の種別から
、S34で求めた移動ルート上の各格子点における土地
条件の種別を求め、次に、この移動ルート上の各格子点
における土地条件の種別とS31で求めた移動手段が通
行不可能な土地条件の種別を比較して、移動手段がルー
ト上を通行可能かどうかをチェックする。S37では、
まず、脅威被覆範囲分布図生成手段11で作成済みの脅
威被覆範囲分布図に示した地形モデル上各格子点におけ
る脅威の存在の有無と存在した場合の脅威の種類とから
、S34で求めた移動ルート上の各格子点における脅威
の存在の有無と存在した場合の脅威の種類とを求め、次
に、この移動ルート上で同種類の脅威の存在が認められ
た格子点が連続している範囲の長さ、すなわち脅威の種
類別の脅威被覆区間長と各種の脅威被覆区間長の合計で
ある全脅威被覆区間長を計算する。S38では、S34
で計算した移動ルートの距離、S35でチェックした移
動ルート上の傾斜状態、S36でチェックした移動ルー
ト上の土地条件前の傾斜状態、およびS37で計算した
脅威の種類別の脅威被覆区間長と全脅威被覆区間長を判
断要素として、S33で選択した移動ルートの評価を行
い、その結果を記録する。S39は、移動ルート案が2
つ以上存在する場合において2番目以降の移動ルート案
に対して、S33からS38までの計算ロジックを通す
ための判断である。S47では、S38で評価した結果
を比較することにより、全移動ルート案の中から最適の
移動ルートを選択してオペレータに指示する。
【0021】実施例2. 本実施例は、地図表示を生成する手段が地形モデルの鳥
瞰図である3次元地図を生成する手段を含むものであり
、オペレータが要求すれば、生成した3次元地図を地図
表示手段6の3次元地図表示ウィンドウに表示すること
を特徴としている。
【0022】図8は、本実施例におけるブロック図であ
る。17はオペレータが鳥瞰図の視点および参照点の位
置を任意に指定する視点および参照点入力手操作手段で
あり、18は17で指定された視点および参照点にした
がって地形モデルの鳥瞰図である3次元地図を生成する
3次元地図生成手段である。本実施例における地図表示
を生成する手段は、前記実施例1に視点および参照点入
力手操作手段17と3次元地図生成手段18を加えたブ
ロック構成になっているので、2次元地図の表示に加え
て3次元地図の表示を行うことができる。これによりオ
ペレータによる地上あるいは水上の移動手段の移動ルー
ト選定をさらに支援する地図表示を期待できる。
【0023】図9は、本実施例において3次元地図を作
成する処理手順を示すフローチャートである。まず、S
48では、オペレータが鳥瞰図の視点および参照点の位
置を、視点および参照点入力手操作手段17により地図
表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表示した2次
元地図上から指示する。S49では、オペレータが指示
した視点および参照点にしたがって地形モデル生成手段
3の生成した地形モデルから地形モデルの鳥瞰図である
3次元地図を作成する。S50では、作成した3次元地
図を一時的に記憶バッファに記憶する。S51は、オペ
レータが、S49で記憶した3次元地図を地図表示手段
6の3次元地図表示ウィンドウに表示するかどうかの判
断である。S52では、S51で表示すると判断した3
次元地図を地図表示手段6の3次元地図表示ウィンドウ
に表示する。
【0024】実施例3. 本実施例は、地図表示を生成する手段が地形モデルの断
面図を生成する手段を含むものであり、オペレータが要
求すれば、生成した断面図を地図表示手段6の断面図表
示ウィンドウに表示することを特徴としている。
【0025】図10は、本実施例におけるブロック図で
ある。19はオペレータが断面図の断面2端点の位置と
その間を結ぶルートを任意に指定する断面ルート入力手
操作手段であり、20は19で指定された断面2端点の
位置とその間を結ぶルートにしたがって地形モデルの断
面図を生成する断面図生成手段である。本実施例におけ
る地図表示を生成する手段は、前記実施例1に断面ルー
ト入力手操作手段19と断面図生成手段20を加えたブ
ロック構成になっているので、2次元地図の表示に加え
て断面図の表示を行うことができる。これによりオペレ
ータによる地上あるいは水上の移動手段の移動ルート選
定をさらに支援する地図表示を期待できる。
【0026】図11は、本実施例において断面図を作成
する処理手順を示すフローチャートである。まず、S5
3では、オペレータが断面図の断面2端点の位置とその
間を結ぶルートを、断面ルート入力手操作手段19によ
り地図表示手段6の2次元地図表示ウィンドウに表示し
た2次元地図上から指定する。S54では、オペレータ
が指定した断面2端点とその間を結ぶルートにしたがっ
て地形モデル生成手段3の生成した地形モデルから地形
モデルの断面図を作成する。この際、断面ルート上の標
高計算には図7のS34で説明した移動ルート上の標高
計算と同じ方法を適用することができる。S55では、
作成した断面図を一時的に記憶バッファに記憶する。S
56は、オペレータが、S55で記憶した断面図を地図
表示手段6の断面図表示ウィンドウに表示するかどうか
の判断である。S57では、S56で表示すると判断し
た断面図を地図表示手段6の断面図表示ウィンドウに表
示する。
【0027】実施例4. 本実施例は、地図表示を生成する手段が地形モデルの鳥
瞰図である3次元地図を生成する手段と地形モデルの断
面図を生成する手段とを同時に含むものであり、オペレ
ータが要求すれば、生成した3次元地図あるいは断面図
を地図表示手段6の3次元地図表示ウィンドウあるいは
断面図表示ウィンドウに表示することを特徴としている
【0028】図12は、本実施例におけるブロック図で
ある。本実施例における地図表示を生成する手段は、前
記実施例1に視点および参照点入力手操作手段17と3
次元地図生成手段18と断面ルート入力手操作手段19
および断面図生成手段20を加えたブロック構成になっ
ているので、2次元地図の表示加えて3次元地図および
断面図の表示を行うことができる。これによりオペレー
タによる地上あるいは水上の移動手段の移動ルート選定
をさらに対話的あるいは選択的に支援する地図表示を期
待できる。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】3次元デジタル地図の標高データと道路お
よび河川データより地形モデルを生成し、この地形モデ
ル上に、移動手段の各種移動ルート案、脅威被覆範囲の
分布、地形の傾斜状態分布、および土地条件データを基
にした土地条件の分布を対話的または選択的に示し、移
動手段の移動能力、移動ルート上の傾斜状態、移動ルー
トの距離、移動ルート上の土地条件、および移動ルート
上における脅威被覆区間長とその脅威の種類とを判断要
素として、移動ルート案の中から最適の移動ルートを選
択してオペレータに指示することにより、オペレータに
よる地上あるいは水上の移動手段の移動ルート選定を支
援する地図表示を実現する。
【0031】また、地図表示の手段においては、地形モ
デルの水平面投影図である2次元地図に加えて、地形モ
デルの鳥瞰図である3次元地図あるいは断面図の表示も
同時に行うことによって、オペレータによる地上あるい
は水上の移動手段の移動ルート選定をより一層対話的ま
たは選択的に支援する地図表示を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による地図表示装置の実施例1を示す
ブロック図である。
【図2】この発明の実施例1における全体の処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施例1における傾斜状態分布図を
作成する処理手順を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施例1における脅威被覆範囲分布
図を作成する処理手順を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施例1における土地条件分布図を
作成する処理手順を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施例1における移動ルートを入力
する処理手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施例1における最適移動ルートを
指示する処理手順を示すフローチャートである。
【図8】この発明による地図表示装置の実施例2を示す
ブロック図である。
【図9】この発明の実施例2における3次元地図を作成
する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】この発明による地図表示装置の実施例3を示
すブロック図である。
【図11】この発明の実施例3における断面図を作成す
る処理手順を示すフローチャートである。
【図12】この発明による地図表示装置の実施例4を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1  3次元デジタル地図の標高データ記憶手段2  
3次元デジタル地図の道路および河川データ記憶手段 3  地形モデル生成手段 5  2次元地図生成手段 6  地図表示手段 8  移動ルート生成手段 9  傾斜状態分布図生成手段 11  脅威被覆範囲分布図生成手段 12  土地条件データ記憶手段 13  土地条件分布図生成手段 16  最適移動ルート指示手段 18  3次元地図生成手段 20  断面図生成手段 S1  移動パラメータの入力処理 S2  移動ルートの生成処理 S3  移動ルートの表示処理 S4  傾斜状態分布図の作成処理 S5  脅威被覆範囲分布図の作成処理S6  土地条
件分布図の作成処理 S7  移動ルートの入力処理 S8  最適移動ルートの指示処理 S9  最適移動ルートの表示処理

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地上あるいは水上の移動手段が移動を
    計画する地域範囲に対応してその各種移動ルートを示す
    地図を、選択されたスケール・レベルで表示してオペレ
    ータによる地上あるいは水上の移動手段の移動ルート選
    定を支援するための地図表示方法において、下記のイ)
    〜リ)のステップの順で3次元デジタル地図データを処
    理することによって地図を表示することを特徴とする地
    図表示方法。 イ)  緯度、経度、標高から構成される3次元デジタ
    ル地図の標高データ・ベースと、緯度、経度、標高、道
    路あるいは河川の種別から構成される3次元デジタル地
    図の道路および河川データ・ベースとから地形モデルを
    作成し、 ロ)  オペレータにより選択されたスケール・レベル
    に対応して地形モデルの水平面投影図である2次元地図
    を表示し、 ハ)  オペレータが要求すれば、標高データより地形
    の傾斜状態を計算してその分布図を作成し、これを地形
    モデルの2次元地図上に重畳表示し、 ニ)  地形モデル上に、地上あるいは水上の移動手段
    の種類と出発位置と目的位置を入力し、 ホ)  その入力値と道路あるいは河川データを基にし
    て、地上あるいは水上の移動手段の出発位置と目的位置
    を結ぶ最寄りの道路あるいは河川に沿った移動ルート案
    を作成し、これを地形モデルの2次元地図上に重畳表示
    し、 ハ)  オペレータが要求すれば、緯度、経度、土地利
    用あるいは土壌の種別から構成される土地条件データ・
    ベースから土地条件の分布図を作成し、これを地形モデ
    ルの2次元地図上に重畳表示し、 ト)  脅威が存在するときには、オペレータが、地形
    モデル上に、脅威の種類と脅威の存在位置と脅威のおよ
    ぶ最大到達距離を入力し、さらにオペレータが要求すれ
    ば、脅威のおよぶ範囲である脅威被覆範囲を計算してそ
    の分布図を作成し、これを地形モデルの2次元地図上に
    重畳表示し、 チ)  オペレータが独自に考えた移動ルート案が1つ
    以上あるときは、その移動ルートを地形モデル上から入
    力して、これを地形モデルの2次元地図上に重畳表示し
    、リ)  地上あるいは水上の移動手段の種類から類推
    される移動手段の移動能力、移動ルート上の傾斜状態、
    移動ルートの距離、移動ルート上の土地条件、および脅
    威被覆範囲の分布図を作成したときの移動ルート上にお
    ける脅威被覆区間長とその脅威の種類とを判断要素とし
    て、全移動ルート案の中から最適の移動ルートを選択し
    て表示する。
  2. 【請求項2】  地上あるいは水上の移動手段が移動を
    計画する地域範囲に対してその各種移動ルートを示す地
    図を、選択されたスケール・レベルで表示してオペレー
    タによる地上あるいは水上の移動手段の移動ルート選定
    を支援するための地図表示装置において、下記の1)〜
    16)を備えた地図表示装置。 1)  緯度、経度、標高から構成される3次元デジタ
    ル地図の標高データ・ベースを記憶する標高データ記憶
    手段と、 2)  緯度、経度、標高、道路あるいは河川の種別か
    ら構成される3次元デジタル地図の道路および河川デー
    タ・ベースを記憶する道路および河川データ記憶手段と
    、3)  前記3次元デジタル地図の標高データと道路
    および河川データの入力を受けて、任意点の標高を補間
    計算して地形をモデル化する地形モデル生成手段と、4
    )  オペレータがスケール・レベルを選択するスケー
    ル・レベル入力手操作手段と、 5)  選択されたスケール・レベルに応じて、前記地
    形モデル生成手段の生成する地形モデルから地形モデル
    の水平面投影図である2次元地図を生成する2次元地図
    生成手段と、 6)  生成される2次元地図をディスプレイの2次元
    地図表示ウィンドウに表示する地図表示手段と、7) 
     前記地図モデル生成手段の生成する地形モデル上に、
    オペレータが、地上あるいは水上の移動手段の種類と出
    発位置と目的位置、すなわち移動手段パラメータを入力
    する移動手段パラメータ入力手操作手段と、8)  移
    動手段パラメータの入力値と前記地形モデル生成手段の
    生成する地形モデルに含まれる道路あるいは河川データ
    を基にして、地上あるいは水上の移動手段の出発位置と
    目的位置を結ぶ最寄りの道路あるいは河川に沿った移動
    ルート案を作成し、これを前記2次元地図表示ウィンド
    ウに表示された2次元地図上に重畳表示する移動ルート
    生成手段と、 9)  前記地形モデル生成手段の生成する地形モデル
    に含まれる標高データを基にして、地形の傾斜状態を計
    算し、その分布図を生成する傾斜状態分布図生成手段と
    、10)  脅威が存在するときに、前記地形モデル生
    成手段の生成する地形モデル上に、オペレータがその脅
    威の種類と存在位置と脅威のおよぶ最大到達距離、すな
    わち脅威パラメータを入力する脅威パラメータ入力手操
    作手段と、 11)  脅威パラメータの入力値と前記地形モデル生
    成手段の生成する地形モデルに含まれる標高データを基
    にして、脅威のおよぶ範囲を計算し、その分布図を生成
    する脅威被覆範囲分布図生成手段と、 12)  緯度、経度、土地利用あるいは土壌の種別か
    ら構成される土地条件データ・ベースを記憶する土地条
    件データ記憶手段と、 13)  土地条件データの入力を受けて、土地条件の
    分布図を生成する土地条件分布図生成手段と、14) 
     前記傾斜状態分布図生成手段、脅威被覆範囲分布図生
    成手段、および土地条件分布図生成手段から生成された
    各種分布図を一旦記憶し、その中から表示する分布図を
    オペレータの要求に従って選択し、選択した0個以上の
    分布図を前記2次元地図表示ウィンドウに表示した2次
    元地図上に重畳表示する分布図表示選択手段と、15)
      オペレータが独自に考えた移動ルート案が1つ以上
    あるときに、前記2次元地図表示ウィンドウに表示した
    2次元地図上からオペレータがその移動ルートを入力し
    、その移動ルートの軌跡を前記2次元地図上に重畳表示
    する移動ルート入力手操作手段と、16)  地上ある
    いは水上の移動手段の種類から類推される移動手段の移
    動能力、移動ルート上の傾斜状態、移動ルートの距離、
    移動ルート上の土地条件、および脅威被覆範囲分布図を
    作成したときの移動ルート上における脅威被覆区間長と
    その脅威の種類とを判断要素として、移動ルート案の中
    から最適の移動ルートを選択して前記2次元地図表示ウ
    ィンドウに表示した2次元地図上に重畳表示する最適移
    動ルート指示手段とから構成される地図表示を生成する
    手段。
  3. 【請求項3】  前記地図表示を生成する手段は、生成
    される地形モデルから地形モデルの鳥瞰図である3次元
    地図を生成する3次元地図表示手段を含み、オペレータ
    が手操作手段により3次元地図の表示を指示したときに
    、生成した3次元地図をディスプレイの3次元地図表示
    ウィンドウに表示することを特徴とする請求項第2項記
    載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】  前記3次元地図を生成する手段は、前
    記2次元地図表示ウィンドウ上に表示された地形モデル
    の2次元地図上で、オペレータが視点および参照点の位
    置を任意に指定する視点および参照点入力手操作手段を
    含み、指定した視点および参照点に従って地形モデルの
    3次元地図を再生成し、生成した3次元地図を3次元地
    図表示ウィンドウに表示することを特徴とする請求項第
    3項記載の地図表示装置。
  5. 【請求項5】  前記地図表示を生成する手段は、生成
    される地形モデルから地形モデルの断面図を生成する断
    面図生成手段を含み、オペレータが手操作手段により断
    面図の表示を指示したときに、生成した断面図をディス
    プレイの断面図表示ウィンドウに表示することを特徴と
    する請求項第2項記載の地図表示装置。
  6. 【請求項6】  前記断面図を生成する手段は、前記2
    次元地図表示ウィンドウ上に表示された地形モデルの2
    次元地図上で、オペレータが断面2端点の位置とその間
    を結ぶルートを任意に指定する断面ルート入力手操作手
    段を含み、指定した断面2端点とその間を結ぶルートに
    従って地形モデルの断面図を生成し、生成した断面図を
    断面表示ウィンドウに表示することを特徴とする請求項
    第5項記載の地図表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5787233A (en) * 1995-03-28 1998-07-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Route generating device
JP2005283211A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、方法及びプログラム
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JP2011059818A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sabo Frontier Foundation 砂防関連情報管理システム

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