JPH04272906A - ヒドロゲルの製造で架橋剤としてホスホン酸ジグリシジルエステルを用いる方法 - Google Patents

ヒドロゲルの製造で架橋剤としてホスホン酸ジグリシジルエステルを用いる方法

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JPH04272906A
JPH04272906A JP3269762A JP26976291A JPH04272906A JP H04272906 A JPH04272906 A JP H04272906A JP 3269762 A JP3269762 A JP 3269762A JP 26976291 A JP26976291 A JP 26976291A JP H04272906 A JPH04272906 A JP H04272906A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ヒドロゲルの製造で架
橋剤としてホスホン酸ジグリシジルエステルを用いるこ
と並びにそうして製造されたヒドロゲルおよびその用途
に関する。 【0002】 【従来の技術】水溶液でヒドロゲルを製造する場合、架
橋剤として通例の水溶性化合物、例えばメチレンビスア
クリルアミド、ビスアクリルアミド酢酸あるいはアルケ
ニルホスホン酸−およびホスホン酸エステルが使用され
るが、難水溶性化合物、例えばトリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレートまたはテトラアリルオキシエ
タンも使用される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、使用
することによってゲル強度および保水性に関して改善さ
れた性質を持つヒドロゲルが得られる、架橋剤として有
効な新規の水溶性化合物を提供することである。 【0004】 【課題を解決する為の手段】驚くべきことにこの課題は
、一般式I 【0005】 【化5】 〔式中、Rは場合によっては置換されていてもよいアル
キル基、アルケニル基またはアリール基を意味する。〕
で表される化合物をヒドロゲルの製造で架橋剤として用
いることによって解決される。 【0006】特に、一般式I 【0007】 【化6】 〔式中、Rは炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子
数3〜8のシクロアルキル基、一般式II【0008】 【化7】 (式中、R1 およびR2 は互いに無関係に水素原子
または炭素原子数1〜4のアルキル基である。)で表さ
れる基または一般式III  【0009】 【化8】 (式中、R3 は水素原子、ハロゲン原子または炭素原
子数1〜4のアルキル基を意味する。) で表される基を意味する。〕 で表される化合物を用いるのが有利である。 【0010】アルキル基は直鎖状でも枝分かれしていて
もよい。Rは炭素原子数1〜6のアルキル基、特にメチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−ブチル基、i−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペン
チル基、n−ヘキシル基またはi−ヘキシル基を意味す
るが、炭素原子数1〜3のアルキル基が特に有利である
。 【0011】特に有利な炭素原子数3〜8のシクロアル
キル基はシクロヘキシル基である。 【0012】R1 およびR2 は炭素原子数1〜4の
アルキル基、特にメチル基である。しかしながらR1 
およびR2 は水素原子であるのが特に有利である。 【0013】残基R3 は炭素−燐結合に関して2−、
3−または4−位にあることができる。 【0014】R3 は炭素原子数1〜4のアルキル基、
特にメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピ
ル基、n−ブチル基、i−ブチル基または第三ブチル基
を意味する。R3 がハロゲン原子、特に弗素原子、塩
素原子、臭素原子または沃素原子であるのが特に有利で
ある。 【0015】R3 はメチル基または塩素原子、中でも
水素原子を意味するのが特に有利である。 【0016】一般式Iの化合物は公知の方法で製造でき
る。 【0017】例えば米国特許第2,856,369号明
細書には、ホスホン酸ジアリルエステルと過酸とを反応
させて一般式Iの相応するホスホン酸ジグリシジルエス
テルを得ることが記載されており、Doklady  
Akad.SSSR、155(1964)、第1137
頁には亜ホスホン酸ジクロライドとグリシドとを塩基の
存在下に反応させて亜相応するホスホン酸ジグリシジル
エステルとし、これをN2 O4 の如き酸化剤にて一
般式Iの化合物中とすることが開示されている。 【0018】一般式Iの化合物は、相応するホスホン酸
ジクロライドとグリシドとの塩基存在下での反応によっ
て特に有利に製造される。塩基は、ホスホン酸ジクロラ
イドとグリシドとの反応の際に生じるHCl──これは
副反応あるいは後続反応をもたらす──を補足するのに
必要である。Zh.Obshch.Khim  116
(1984)、第2404頁では塩基としてNaHが推
奨されているが、窒素含有塩基がしばしば利用される。 かゝる塩基には特に、第三アミン類、例えばトリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミンまたは
トリブチルアミンが挙げられる。米国特許第2,856
,369号明細書ではピリジンを使用することも推奨さ
れている。トリアルキルアミンを用いるのが有利である
。特にトリエチルアミンが有利である。  この反応の
為の特に有利な溶剤はジエチルエーテル、メチル−第三
ブチルエーテル、ベンゼン、トルエンまたはキシレンが
あり、別の不活性溶剤並びに種々の溶剤の混合物も適し
ている。メチル−第三ブチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、トルエンまたはキシレン並びにそれらの混合物の
如き溶剤が工業的目的に特に適しており、トルエンがな
かでも特に有利である。 【0019】反応成分並びに必要とされる塩基は一般に
化学量論量で使用するが、過剰の塩基および/またはグ
リシドも有利であり得る。それぞれの場合の特に有利な
使用量の根拠は、方法技術的または用途技術的性質にあ
り得る。用途技術的根拠には、なかでも純度判断基準、
例えば色、できるだけ高い有効物質含有量、できるだけ
少ない副反応生成物含有量、できるだけ少ない原料化合
物含有量並びにできるだけ少ないケン化性および/また
はイオン性塩素含有量がある。後者の場合には、僅かに
過剰の、即ち、1〜20モル% 、特に1〜5% 過剰
のアミンがしばしば有利である。 【0020】反応の為に、一般にグリシドと塩基との混
合物を、使用する溶剤中に最初に導入しそしてホスホン
酸ジクロライドをそのまままたは記載した溶剤に溶解し
て滴加する。他の方法も可能である。例えばアミンとホ
スホン酸ジクロライドを最初に導入しそしてグリシドを
滴加してもよい。連続的方法も可能である。この目的の
為には例えばグリシドおよびアミンより成る流れを相応
するホスホン酸ジクロライドの流れと一緒にしそして反
応させる。その際一方のまたは両方の流れは、生ずるア
ミンヒドロクロライドにより導管が詰まるのを避けるの
に必要とされる溶剤を含有している。 【0021】反応終了後に、生じたアミンヒドロクロラ
イドを一般に例えば濾過または遠心分離によって分離す
る。溶剤不含生成物が必要な場合には、後で溶剤を場合
によっては減圧下に留去する。こうして得られる粗生成
物の更なる精製は減圧下での蒸留によって、蒸留器から
あるいは特に好ましくは連続的方法で薄膜式蒸発器また
は短路式蒸発器(Kurzwegverdampfer
)を通して蒸留することによって行なうことができる。 【0022】本発明の対象は、一般式Iの化合物を用い
て架橋している、(共)重合した親水性モノマーを基礎
とするかまたは天然の親水性ポリマーを基礎とする水膨
潤性ヒドロゲルでもある。 【0023】(共)重合した親水性モノマーを基礎とす
るヒドロゲルの場合には、一般式Iの化合物を、重合性
モノマー混合物に既に添加してもよい。しかしながら既
に重合したいわゆるプレ(コ)ポリマーを後から架橋し
てもよい。この場合、架橋は一般式Iの化合物のエポキ
シ基とモノマーまたは(コ)ポリマーの反応性基、例え
ば−COOH、−OHまたは−NHRと反応させること
によって行なう。 【0024】一般式Iの化合物は、モノマー全重量ある
いはポリマー全重量を基準として0.05〜10重量%
 の量で使用するのが好ましい。 【0025】一般式Iの化合物を用いて架橋して本発明
のヒドロゲルをもたらす適する天然のポリマーは未精製
状態でも精製された状態でも使用できる。 【0026】特に適するのは、多糖類、例えばグア、カ
ルボキシメチルヒドロキシプロピル−グア、澱粉、セル
ロース、ヒドロキシエチルセルロースまたはアルギン酸
塩である。 【0027】共重合性の親水性モノマーとしては特にア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸および−ホスホン
酸、ビニルホスホン酸、ビニルホスホン酸半エステル、
それらの塩、アクリルアミド、N−ビニルアミドまたは
それらの混合物が適する。特にアクリル酸およびそれの
塩が有利である。 【0028】重合は均一相で、例えば水溶液でいわゆる
ゲル重合として実施することができる。本発明のヒドロ
ゲルを合成する可能な別の一つの方法は、有機溶剤、例
えばアルコール類、特に第三ブタノール、または炭化水
素、例えばヘキサンまたはシクロヘキサンでの沈澱重合
である。 【0029】重合は、例えば有機系−または無機系過酸
化物並びにアゾ化合物の如きラジカル形成剤によって開
始することができる。例えばベンゾイルパーオキサイド
、第三ブチルヒドロパーオキサイド、クモールヒドロパ
ーオキサイド、(NH4 )2 S2 O8 、K2 
S2 O8 、H2 S2 O8 、H2 O2 また
はアゾ−ジイソブチロニトリルがある。レドックス系も
重合開始剤として有利に適している。 【0030】更に重合はエネルギーの豊富な輻射線によ
っても開始できる。 【0031】一般式Iの化合物を最初に未架橋のプレ(
コ)ポリマーに添加する場合には、乾燥前に一般に均一
に混合することによって、例えばニーダーで水性ポリマ
ーゲルを混練することによって行なう。ポリマー粉末に
希薄溶液を噴霧することも可能であり、この場合には後
熱処理は必ずしも必要ないが、架橋反応を促進させる。 【0032】本発明のヒドロゲルは、水性液の吸収材と
して、化粧用調製物を調製する為に、反応性基含有繊維
平面構造物の補強剤および/または結合剤として並びに
石油掘削の際に掘削用泥状物およびセメント−スラリー
として適している。 【0033】衛生製品、例えばおむつ、タンポンまたは
衛生用たおるにおいて使用する為のいわゆる“超吸収性
ポリマー(Super  Absorbing  Po
lymer)”(SAP)として用いるのに、アクリル
酸を基礎とする本発明のヒドロゲルが特に適している。 ただし、アクリル酸は部分液にアルカリ塩またはアンモ
ニウム塩として存在していてもよい。この場合、中和は
重合前でも後でも行うことができる。 【0034】多糖類を基礎とする本発明のヒドロゲルも
SAPとして使用するのに著しく適している。 【0035】一般式Iの化合物は水にも有機溶剤にも完
全に溶解するので、従来技術の化合物に比較して均一な
ネットワークを持つ本発明に従う水膨潤性ヒドロゲルを
得ることができる。これによってこのヒドロゲルは高い
吸収能力の他に高いゲル強度も有している。 【0036】SAPとして使用するつもりの既に予備架
橋したポリマーを一般式Iの化合物で後架橋することに
よって、加圧下での吸収性に関してのその能力を非常に
改善することができる。 【0037】一般式Iの化合物の別の長所は生分解性で
ある点である。 【0038】 【実施例】本発明の方法を以下の実施例によって更に詳
細に説明する。 【0039】実施例1 メタンホスホン酸−ジグリシジルエステル(IV) の
合成940 gのトルエンを−5℃に冷却し、次いで1
48 g(2.0モル)のグリシドールおよび213 
g(2.1モル)のトリエチルアミンを添加する。60
 gのトルエンに溶解した133 g(1.0モル)の
メタンホスホン酸ジクロライドを、激しい攪拌下に1〜
2時間の間に−5〜0℃の内部温度にて滴加する。15
時間0℃で後攪拌し、次いで生じたトリエチルアミンヒ
ドロクロライドを吸引濾去する。トルエンで後洗浄しそ
して濾液から減圧下の蒸留によってトルエンを除く。残
留物を短路式蒸発器によって1mbar、175℃のボ
トム温度で蒸留処理する。198 gのメタンホスホン
酸−ジグリシジルエステルが得られる(95% の収率
に相当する)。蒸留実験によって沸点を測定する:11
4〜115℃/0.1mbar。生成物はジアステレオ
マー混合物として生じる。 【0040】   C7 H13O5 P(208.2)  計算値:
  40.38% C、  6.29% H、  14
.88% P  測定値:  40.4  % C、 
 6.1  % H、  14.7  % P実施例2 プロパンホスホン酸−ジグリシジルエステル(V) の
合成 1000 gのトルエンを−5℃に冷却し、次いで14
8 g(2.0モル)のグリシドールおよび213 g
(2.1モル)のトリエチルアミンを添加する。激しい
攪拌下に161 g(1モル)のプロパンホスホン酸ジ
クロライド(工業用異性体混合:約95% のn−プロ
ピル−および約5% のイソ−プロピル異性体)を1〜
2時間の間に−5〜0℃の内部温度にて滴加する。15
時間0℃で後攪拌し、次いで生じたトリエチルアミンヒ
ドロクロライドを吸引濾去する。トルエンで後洗浄しそ
して濾液から減圧下に蒸留することによってトルエンを
除く。残留物を短路式蒸発器によって1mbar、17
5℃のボトム温度で蒸留処理する。227 gのプロパ
ンホスホン酸−ジグリシジルエステルが得られる(95
% の収率に相当する)。蒸留実験によって沸点を測定
する:115〜124℃/0.04mbar。生成物は
ジアステレオマー混合物として生じる。 【0041】   C9 H17O5 P(236.2)  計算値:
  45.77% C、  7.25% H、  13
.1  % P  測定値:  45.5  % C、
  7.3  % H、  13.0  % P実施例
3 ビニルホスホン酸−ジグリシジルエステル(VI) の
合成1000 gのトルエンを−5℃に冷却し、次いで
148 g(2.0モル)のグリシドールおよび213
 g(2.1モル)のトリエチルアミンを添加する。激
しい攪拌下に145 g(1.0モル)のビニルホスホ
ン酸ジクロライドを1〜2時間の間に−5〜0℃の内部
温度で滴加する。15時間0℃で後攪拌し、次いで生じ
たトリエチルアミンヒドロクロライドを吸引濾去する。 トルエンで後洗浄しそして濾液から減圧下に蒸留するこ
とによってトルエンを除く。残留物を短路式蒸発器によ
って0.1mbar、150℃のボトム温度で蒸留処理
する。203 gのビニルホスホン酸−ジグリシジルエ
ステルが得られる(92% の収率に相当する)。生成
物はジアステレオマー混合物として生じる。 【0042】   C8 H13O5 P(220.2)  計算値:
  43.64% C、  5.05% H、  14
.07% P  測定値:  43.7  % C、 
 6.0  % H、  13.9  % P実施例4 ベンゼンホスホン酸−ジグリシジルエステル(VII)
 の合成 1000 gのトルエンを−5℃に冷却し、次いで14
8 g(2.0モル)のグリシドールおよび213 g
(2.1モル)のトリエチルアミンを添加する。激しい
攪拌下に195 g(1モル)のベンゼンホスホン酸ジ
クロライドを1〜2時間の間に−5〜0℃の内部温度に
て滴加する。15時間0℃で後攪拌し、次いで生じたト
リエチルアミンヒドロクロライドを吸引濾去する。トル
エンで後洗浄しそして濾液から減圧下に蒸留することに
よってトルエンを除く。残留物を短路式蒸発器によって
0.15mbar、200℃のボトム温度で蒸留処理す
る。251gのベンゼンホスホン酸−ジグリシジルエス
テルが得られる(93% の収率に相当する)。蒸留実
験によって沸点を測定する:170〜175℃/0.1
mbar。 【0043】   C12H15O5 P(270.2)  計算値:
  53.34% C、  5.60% H、  11
.46% P  測定値:  51.1  % C、 
 5.6  % H、  11.3  % P実施例5 10リットルの容量を有しそして発泡した合成樹脂材料
で良好に絶縁されたポリエチレン製容器中に4780 
gの脱イオン水を最初に導入し、その中に1696 g
の炭酸水素ナトリウムを懸濁させそして1994 gの
アクリル酸を、反応溶液が泡立ち溢れ出るのを避けるよ
うにゆっくり配量供給し、その際にこの反応溶液を約5
〜3℃の温度に冷却する。今度は6 gの化合物V(R
;C3 H7 )(実施例2に従って製造された)およ
び10 gのナトリウム−ジイソオクチルスルホスクシ
ナート(SteinauのREWO社のRewopol
  V2133)を添加する。4℃の温度で、20 g
の脱イオン水に溶解した2.2 gの2,2’−アゾビ
スアミジノプロパン−ジクロライド、150 gの脱イ
オン水に溶解した4gのカリウム−パーオキソジスルフ
ァート並びに20 gの脱イオン水に溶解した0.4 
gのアスコルビン酸より成る開始剤のレドックス系を相
前後して添加しそして攪拌する。その後で、反応溶液を
攪拌せずに放置し、その際に重合の開始によって固体の
ゲルが生じる。この反応の過程で温度は約89℃にまで
上昇する。このゲルを次いで機械的に破砕し、80℃以
上の温度で乾燥しそして粉砕する。 【0044】ここに記載した生成物を通例の方法でおむ
つに加工する。このものは特に良好な保水性に特徴があ
る。 【0045】実施例6 実施例5と全く同様に実施するが、今度は実施例3に従
って製造される化合物VI(R;CH=CH2 )6.
0 gを使用する。ここで得られる生成物もおむつに使
用するのに適しており、良好な保水性に特徴がある。 【0046】実施例7 1.5リットルの反応用円筒状広口フラスコ中に、15
℃に冷却した脱イオン水1287 gを最初に断熱条件
のもとで導入し、255 gのアクリル酸並びに1.2
8 gのテトラアリルオキシエタンをその中に溶解する
。酸素含有量を減らす為に、窒素ガスをモノマー溶液中
に導入する(約2リットル/分、約20分間)。1.5
ppmのO2 含有量の場合には、2,2’−アゾビス
(2−アミジノプロパン)−ジヒドロクロライドの10
% 濃度水溶液7.7 gを添加し、更にN2 −導入
後に1.3ppmのO2 含有量では2.6 gの1%
 濃度H2 O2 −溶液を添加し、最後に1.0pp
mのO2 含有量では6.4 gの0.1% 濃度アス
コルビン酸溶液を添加する。重合を開始することによっ
て固体のゲルが生じる。この反応の過程で温度は約65
℃にまで上昇する。このゲルを次いで機械的に破砕する
。400 gの破砕ゲルを56.5 gの苛性ソーダ5
0% 濃度溶液と混合し(アクリル酸の中和度は74モ
ル% )、二回混練し、実施例2に従って製造された化
合物V(R;C3 H7 )の1% 濃度水溶液25 
gと混合し、二回再び混練し、次いで150℃以上の温
度で薄い層状態で乾燥し、粉砕しそして分級する。 【0047】特に、以下の物理的データを示す生成物が
得られる(全て、0.9% のNaCl中で測定した)
:抽出可能成分(1h−値)2.1% 、加圧(20g
/cm2 )下の吸収性=29.8 g/ g実施例8 実施例1に従って製造された0.23 gの化合物IV
(R;CH3 )を水40 gに溶解し、99.7重量
% のアクリル酸および0.3重量% のトリアリルア
ミンのモノマー組成を持つ実施例5と同様に製造した7
3モル% の中和度の30% 濃度の粉砕ポリマーゲル
300 gに添加し、均一に混練し、破砕し、180℃
で3% の残留湿分まで乾燥し、粉砕しそして分級する
。 【0048】実施例9 実施例8と全く同様に実施するが、実施例1に従って製
造された化合物IV(R;CH3 )0.46 gを使
用する。 【0049】実施例10 実施例8と全く同様に実施するが、実施例2に従って製
造された化合物V(R;C3 H7 )0.23 gを
使用する。 【0050】実施例11 実施例8と全く同様に実施するが、実施例2に従って製
造された化合物V(R;C3 H7 )0.46 gを
使用する。 【0051】実施例12 実施例8と全く同様に実施するが、実施例4に従って製
造された化合物VII(R;フェニル)1.00 gを
使用する。 【0052】実施例8〜12で得られた生成物は表Iに
掲載したデータを示す: 表I   実施例      抽出性成分    加圧(20
g/cm2 )   ゲル強度*          
     16h−値    下での吸収性     
         (%)          (g/
g)            (Pa)───────
─────────────────────────
未処理の 原料ポリマー    11.8          8
.4              510──────
─────────────────────────
─    8            9.4    
    11.0              600
    9            8.6     
   22.6            3250  
10            8.4        
22.2            3100  11 
           8.3        28.
0            3500  12    
        8.1        29.6  
          3700───────────
─────────────────────全ての値
は0.9% 濃度のNaCl中で測定されている。 【0053】*=  4.75% 濃度の中で24時間
の膨潤時間の後に測定 実施例13 おむつ中の超吸収材として使用する為の、部分的に中和
した45℃に加熱した市販の架橋ポリアクリル酸の上に
、実施例2に従って製造された0.2重量% の化合物
V(R;C3 H7 )をPETTERSON&KEL
LY−ミキサー中で10% 濃度水溶液状態で噴霧し、
この混合物を10分間混合する。室温に冷却した後に表
IIに記載した、原料生成物と比較して改善された下記
値が測定された。 表II               抽出性成分    加圧
(20g/cm2 )   ゲル強度*       
        16h−値    下での吸収性  
            (%)          
(g/g)            (Pa)────
─────────────────────────
───未処理の 原料ポリマー      7.1          
8.3            1500  13  
          6.1        27.4
            3100─────────
───────────────────────全て
の値は0.9% 濃度のNaCl中で測定されている。 【0054】*=  2.5% 濃度の中で24時間の
膨潤時間の後に測定 実施例14 架橋剤なしで実施例5と同様に製造された粉砕されたゲ
ルの状態の高分子の未架橋ポリアクリル酸(中和度:5
3モル% )100 gを、120 gのグア粉末並び
に実施例1に従って製造された化合物IVの0.15%
 濃度水溶液100 gと一緒に均一に混練し、破砕し
、空気流中で180℃で15分乾燥し、粉砕しそして分
級する。固有重量の数倍の水吸収力を持つ水膨潤性生成
物が得られる。 【0055】表III に掲載した実施例15〜21に
おいては、本発明の化合物を用いて種々な発生源のポリ
マーを架橋することによって良好な吸収力の水膨潤性生
成物を製造する。これは、ポリマーを水でペースト状と
し、架橋剤と混合し、均一に混練し、空気流中で180
℃で乾燥し、粉砕しそして分級するようにして行う。 表III  実施例    ポリマー              
    本発明の    製造実施    使用量  
                         
         化合物      例番号    
 (重量%)───────────────────
─────────────────15    グア
粉末、6382タイプ        IV     
   1        0.516    市販のヒ
ドロキシエチル−        IV       
 1        0.5        セルロー
ス 17    市販のヒドロキシエチル−       
 VII       4        0.7  
      セルロース 18    市販のカルボキシメチル−       
 IV        1        0.5  
      ヒドロキシプロピル−グア19    市
販のカチオン変性グア          IV   
     1        0.520    市販
のアルギン酸ナトリウム      IV      
  1        0.521    RHODI
GEL1)              IV    
    1        0.5─────────
─────────────────────────
─ 1):RHONE  POULENCのポリマー実施例
22 攪拌機、温度計および還流冷却器を備えた1リットルの
重合用のガラス製フラスコ中に最初に600mlのヘキ
サンを導入し、98.9 gのアクリル酸並びに実施例
3に従って製造された1.1 gの化合物VI(R;C
H=CH2 )をその中に溶解する。弱いN2 ガス流
の導入下に電気加熱式水浴によって68℃に加熱し、次
いで1.0 gのジラウリルパーオキサイドを添加する
。重合を開始した後に明らかな還流が生じ、生じるポリ
マーが凝集する。還流下に3時間、後攪拌し、次いでポ
リマーを吸引濾過しそして乾燥室で重量が一定するまで
乾燥する。化粧用調製物において酸性シックナーとして
使用できる100 gの白色粉末が得られる。 【0056】実施例23 攪拌機、温度計、還流冷却器、ガス導入管および電気加
熱式水浴を備えた1リットルの重合用のガラス製フラス
コ中に最初に600mlの第三ブタノールを導入し、実
施例4に従って製造した0.1 gの化合物VII (
R;フェニル)および65 gのアクリルアミド−2−
メチル−プロパンスルホン酸(AMPS)を攪拌下にそ
の中に懸濁させる。ガス導入管を通して今度は約5.5
 gのアンモニアガスを導入し、その際に僅かに濁った
溶液が生じる。この溶液のpHは>7であるべきである
。次いで15 gのアクリルアミドおよび20 gのN
−ビニル−N−メチルアセトアミドを添加し、この溶液
を弱いN2 流の導入下に50℃の温度に加熱する。1
.0 gのアゾジイソブチロニトリルを開始剤として添
加しそして攪拌速度を60〜80回転/分に抑制する。 約10分後に重合が開始する。これは重合体が凝集し並
びに温度が上昇するので確認できる。約20分の過程で
濃厚なペースト状物が生じそして温度が約75℃にまで
上昇する。温度が極大に達した後に2時間80℃で後攪
拌し、ポリマーを吸引濾過しそして真空乾燥室で60℃
で重量が一定するまで乾燥する。約0.2kg/lの嵩
密度を持つ105 gの白色粉末が得られる。このもの
は天然ガスおよび石油の掘削において掘削用泥状物の添
加物としておよびセメント−スラリーとして著しく適し
ている。 【0057】実施例24 90重量% のアクリル酸および10重量% のビニル
ホスホン酸なるモノマー組成であり、NaOHで5.5
〜6.0のpH値に部分的に中和されそして実施例2に
従って製造された1.0重量% (ポリアクリル酸を基
準として)の化合物Vと混合した10% 濃度コポリマ
ー水溶液は、良好な吸収力という長所を持つ、フリース
のバインダー/結合剤として使用するのに適している。 この目的の為に、セルロース製綿毛状物よりなる吸収用
パッド(約6×20×1.5cm/幅×長さ×厚さ)に
両側に、吸収用パッドの重量を基準として1% のポリ
マー固形分が吸収パッドに付着するように均一に噴霧す
る。空気中で室温にて24時間貯蔵するかまたは高温で
相応して短い滞留時間経過した後に、未処理の吸収用パ
ッドに比較して処理済みの吸収用パッドを強度および吸
収力について試験した。強度は、吸収用パッドが特別な
渦流式容器中で規定された空気流に曝される様にして試
験した。渦流によって生じる、吸収用パッドから分離さ
れる成分を、所定のメッシュ幅のふるいを通して吸引除
去する。次いで、吸引除去されずにふるいの前に残留す
る未破壊パッド材料の割合を測定した(原料重量を基準
とする% )。 【0058】吸引能力は次のように測定した:吸収用パ
ッドをふるい面の上に平らにして置き、0.9% のN
aCl溶液で1分間浸漬する。次いでふるいを取り出し
そして1分間、しずくを切る。この目的の為に実験装置
を約45℃傾斜させる。1 gの吸収用パッド当たりの
重量増加を計算した。 【0059】強度に関しては、処理した吸収用パッドの
場合には未処理のものに比較して約20% 程の改善が
、吸引力に関しては約10% 程の改善が確認できた。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式I 【化1】 〔式中、Rは場合によっては置換されていてもよいアル
    キル基、アルケニル基またはアリール基を意味する。〕
    で表される化合物をヒドロゲルの製造で架橋剤として用
    いる方法。
  2. 【請求項2】  一般式I 【化2】 〔式中、Rは炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子
    数3〜8のシクロアルキル基、一般式II【化3】 (式中、R1 およびR2 は互いに無関係に水素原子
    または炭素原子数1〜4のアルキル基である。)で表さ
    れる基または一般式III  【化4】 (式中、R3 は水素原子、ハロゲン原子または炭素原
    子数1〜4のアルキル基を意味する。) で表される基を意味する。〕 で表される化合物を用いる請求項 1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  アルキル基のRが炭素原子数1〜3の
    アルキル基である請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】  一般式IIにおいてR1 およびR2
     が水素原子を意味する請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】  一般式III においてR3 がメチ
    ル基または塩素原子、特に水素原子を意味する請求項2
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】  一般式Iの化合物をモノマー全重量あ
    るいはポリマー全重量を基準として0.05〜10重量
    % の量で使用する請求項1〜5のいずれか一つに記載
    の方法。
  7. 【請求項7】  請求項 1に記載の一般式Iの化合物
    を用いて架橋されていることを特徴とする、(共)重合
    した親水性モノマーを基礎とするまたは天然の親水性ポ
    リマーを基礎とする水膨潤性ヒドロゲル。
  8. 【請求項8】  親水性モノマーとしてアクリル酸、メ
    タクリル酸、クロトン酸、2−アクリルアミド−2−メ
    チルプロパンスルホン酸および−ホスホン酸、ビニルホ
    スホン酸、ビニルホスホン酸半エステル、それらの塩、
    アクリルアミド、N−ビニルアミドまたはそれらの混合
    物を使用する請求項7に記載の水膨潤性ヒドロゲル。
  9. 【請求項9】  親水性モノマーとしてアクリル酸およ
    び/またはそれの塩を使用する請求項7または8に記載
    の水膨潤性ヒドロゲル。
  10. 【請求項10】  天然の親水性ポリマーとして多糖類
    、例えばグア、カルボキシメチルヒドロキシプロピル−
    グア、澱粉、セルロース、ヒドロキシエチルセルロース
    またはアルギン酸塩を使用する請求項7に記載の水膨潤
    性ヒドロゲル。
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