JPH04269767A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、装置本体に給紙ユニッ
ト、画像形成ユニット、搬送ユニット、定着ユニットな
どを着脱可能にした複写機、プリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置において、給紙ユニット、画像形成ユニット
、搬送ユニット、定着ユニットなどを着脱可能に装着す
るようにしたものは従来周知である。これを、図７によ
り説明する。

【０００３】図６において、装置本体底板部１に給紙ユ
ニット２をフロント側より着脱可能とし、現像ユニット
３は右側より側板４に着脱可能とし、光書込みユニット
５は上ユニット６に上から着脱可能とされており、各ユ
ニットがそれぞれ異なる部材でガイドされまた位置決め
されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述のように、各ユニ
ットの位置決めは前記各部材の部品寸法の積上げの影響
するところとなり、用紙への複写または印字位置の精度
を保つことができなくなり、先端レジストや横レジスト
のマージンポジションのずれ、あるいはスキューの発生
などにより画像品質に影響を与えている。

【０００５】本発明は、画像形成装置における前述の不
都合をなくし、各ユニットの着脱を容易にするとともに
、用紙への複写または印字位置精度を保ち、良好な画像
品質を得ることを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
より、着脱可能な各ユニットの摺動案内部材および位置
決め部材を装置本体に固定した同一の側板に形成するこ
とにより解決される。

【０００７】また、本発明は、上記の課題の解決のため
に、前記側板がモールド成型品であることを提案する。

【０００８】さらに、本発明は、上記の課題の解決のた
めに、各ユニットが装着後位置決め部材に対し付勢され
ることを提案する。

【０００９】

【作用】画像形成装置の各ユニットが、装置底板に固定
立設した両側板によってのみ摺動案内されかつ位置決め
されるので、各ユニットの位置決めの基準が単一の共通
の側板となり、従って各ユニットの正確な位置決めが可
能となった。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図１ないし図５に示
すレーザプリンタにより説明する。　　図１において、
プリンタ１０の下方に第１給紙カセット１１と第２給紙
カセット１２が配置されている。第１給紙カセット１１
に積載された転写紙Ｐは給紙コロ１３により送り出され
、中間搬送路１４を通過後レジストローラ対１５、１５
を経て転写部１６に達する。１７は、感光体ベルトを含
む画像形成ユニットであり、この画像形成ユニットの右
側に現像トナーマガジン１８が、そしてその下方には光
書込みユニット１９が配置されている。転写部１６でト
ナー像を転写された転写紙Ｐは、ついで定着ユニット２
０の定着ロ−ラ対２１、２１で圧接定着され、排紙ロー
ラ対２２、２２を経て第１排紙トレイ２３に排出される
。

【００１１】切換爪２４が図示の位置にあるとき、転写
紙Ｐは第１排紙トレイ２３に排出されることなく、搬送
経路２５を経て第２排紙トレイ２６へ排出される。切換
爪２７が図示の位置にあるとき、転写紙は搬送経路２５
より両面印字用反転ローラ対２８、２８に達し、この反
転ローラ対の逆転により送りローラ対２９、２９を経て
再びレジストローラ対１５、１５に達する。３０は、は
がき印字用の給紙トレーである。

【００１２】図２において、本体底板３１の両側に側板
３２ａ、３２ｂが垂直に固定して配置されている。両側
板３２ａ、３２ｂは、本体底板３１に対し精度良く位置
決めされており、また両側板間にステー３３、３４を取
付けて補強されている。

【００１３】図２には、前記両側板３２ａ、３２ｂに各
ユニットを取付ける方向を示す。すなわち、給紙カセッ
ト１１はフロント側より、現像トナーマガジン１８はそ
の上方にて同じくフロント側より、画像形成ユニット１
７はフロント側上方より下方へ、定着ユニット２０は上
方より下方へ、光書込ユニット１９はフロント側の反対
側より、それぞれ前記両側板３２ａ、３２ｂに設けた各
ユニット用の摺動案内部材を経て位置決め部材まで装着
される。

【００１４】図３に示す側板３２ｂの内面下方に、給紙
カセット１１の案内部材３５が突設されており、この案
内部材の下方には給紙カセットの位置決め穴３６が設け
られている。また、給紙カセット１１の側面には、案内
部材３５に対応するガイド溝１１ａが設けられている。 案内部材３５にガイド溝１１ａを挿入して給紙カセット
１１を装置本体内に装入すると、入り切ったところで給
紙カセットの下側に取付けた図示しない輪体が位置決め
穴３６内に嵌入し、それによって給紙カセットの位置決
めが行われる。

【００１５】また、側板３２ｂの内面に、現像トナーマ
ガジン１８用案内部材３７および位置決め穴３８があり
、該マガジンにはこれらに対応してガイド突部１８ａお
よび図示しないストッパが配設されている。

【００１６】画像形成ユニット１７に対しては、案内部
材３９および位置決め穴４０が側板３２ｂに設けれらて
いる。これらに対応して、画像形成ユニット１７にガイ
ド部および位置決め部を配設することは、前述したとこ
ろと同じである。

【００１７】定着ユニット２０に対し、側板３２ｂの内
面には、図３および図４に示すように、案内部材４１お
よび位置決め突部４２が設けられている。これらの案内
部材と位置決め突部に対し、定着ユニット２０には対応
するガイド部材と位置決め凹部が配置される。

【００１８】光書込みユニット１９に対し、側板３２ｂ
の内面には、図３および図５に示すように、案内突部４
３および位置決め穴４４が設けられている。これに対し
、光書込みユニット１９には対応するガイド溝１９ａと
位置決め突部が配設される。

【００１９】各ユニットは、装着後ばねなどの図示して
いない弾性部材で付勢され、またはねじ等で締結される
。さらに、図３の紙面に垂直なスラスト方向における各
ユニットの位置決めは、側板の１つに設けた弾性部材を
用いて各ユニットを付勢することにより行われる。

【００２０】前記せる各ユニットのほかに、図１に示す
中間搬送路１４をユニットとして構成し、そのための案
内部材および位置決め部材を両側板３２ａ，３２ｂの内
面に設けることも可能である。

【００２１】

【発明の効果】画像形成装置の各ユニットの位置決めが
正確に行われるので、用紙への印字、複写などの画像形
成精度が向上し、良好な画像品質が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明を適用せるレーザプリンタの断面
図である。

【図２】図２は本発明により本体底板に設けた両側板へ
の各ユニットの装着方向を示す斜視図である。

【図３】図３は各ユニット用案内部材および位置決め部
材を設けた側板内面を示す平面図である。

【図４】図４は定着ユニット用案内部材および位置決め
突部を示す斜視図である。

【図５】図５は光書込みユニット用案内突部および位置
決め穴を示す斜視図である。

【図６】図６は各ユニットが着脱可能となっている従来
のプリンタの分解斜視図である。

【符号の説明】

１０　　　　　　　　　　　　レーザプリンタ１１　　
　　　　　　　　　　給紙カセット１１ａ　　　　　　
　　　　ガイド溝 １４　　　　　　　　　　　　中間搬送路１７　　　　
　　　　　　　　画像形成ユニット１８　　　　　　　
　　　　　現像トナーマガジン１８ａ　　　　　　　　
　　ガイド突部１９　　　　　　　　　　　　光書込み
ユニット１９ａ　　　　　　　　　　ガイド溝 ２０　　　　　　　　　　　　定着ユニット３２ａ，３
２ｂ　　側板 ３５，３７，３９，４１　　案内部材

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】装置本体に給紙ユニット、画像形成ユニッ
   ト、搬送ユニット、定着ユニットなどを着脱可能にした
   画像形成装置において、前記着脱可能な各ユニットの摺
   動案内部材および位置決め部材を装置本体に固定した同
   一の側板に形成したことを特徴とする画像形成装置。
2. 【請求項２】前記側板がモールド成型品であることを特
   徴とする、請求項１に記載の画像形成装置。
3. 【請求項３】各ユニットが装着後位置決め部材に対し付
   勢されることを特徴とする、請求項１または２に記載の
   画像形成装置。
4. 【請求項４】各ユニットが装着後ねじで固定されること
   を特徴とする、請求項１または２に記載の画像形成装置
   。