JPH042638Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH042638Y2
JPH042638Y2 JP18285787U JP18285787U JPH042638Y2 JP H042638 Y2 JPH042638 Y2 JP H042638Y2 JP 18285787 U JP18285787 U JP 18285787U JP 18285787 U JP18285787 U JP 18285787U JP H042638 Y2 JPH042638 Y2 JP H042638Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
cover
base cover
pad
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18285787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0186899U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18285787U priority Critical patent/JPH042638Y2/ja
Publication of JPH0186899U publication Critical patent/JPH0186899U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH042638Y2 publication Critical patent/JPH042638Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシートの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来例を第6図に示す。図に示すシートの座部
3において、3Aはパツドであり該パツド3Aの
中央部には横方向の開裂部3Bが設けられており
該パツド3Aには下地カバー3Cが被覆されてい
る。該下地カバー3Cの裏面には該パツド3Aの
開裂部3Bに挿入される引袋3Dが取付けられて
おり、該引袋3D内の下縁にはワイヤ3Fが収納
せられ、該ワイヤ3Fには複数個のフツク3Gが
係着され、該フツク3Gは該引袋3Dの切欠部3
Eから臨出せられ、該パツド3Aの開裂部3B下
方に張設されているワイヤ3Hに該フツク3Gを
係合することにより該下地カバー3Cは引袋3D
を介して引張られる。更に該下地カバー3Cの端
末にも引袋3Iが取付けられており、該引袋3I
内端部にはワイヤ3Jが収納せられ、該ワイヤ3
Jには複数個のフツク3Kが係着せられ、更に該
フツク3Kは該引袋3Dから臨出してパツド3A
下方に張設されているワイヤ3Lに係合すること
によつて該下地カバー3Cは周囲を引張られしわ
伸ばしせられる。3Mは表層カバーであり該表層
カバー3Mは下地カバー3C上に被覆され、周囲
はフアスナー3Nを介して下地カバー3Cに着脱
可能に固定され、また該表層カバー3Mの周囲に
は隠蔽部3Pが袋状に設けられてフアスナー3N
を隠蔽している。
上記構成において下地カバー3Cは表層カバー
3Mによつて汚れにくくなり、表層カバー3Mは
汚れたらフアスナー3Nをはずして表層カバー3
Mを座部3から取はずし洗濯する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の構成では下地カバー3
Cに引袋3Dによる引き部3Qを形成しても表層
カバー3Mには該引き部は現われず意匠的に無駄
なことになり、また下地カバー3Cの引き部3Q
の箇所に表層カバー3Mの浮き部分が出来てその
部分にしわより、波打ち等が生じ外観的に望まし
くなく、また坐り心持も悪くなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決するための手
段として、所定位置に開裂部13Bを有するパツ
ド13Aを、該パツド13Aを被覆する下地カバ
ー13Cと、該下地カバー13C上に被覆される
表層カバー13Mとからなり、該下地カバー13
Cの裏面には該パツド13Aの開裂部13Bに挿
入される引袋13Dを取付け、該表層カバー13
Mの裏面には該下地カバー13Cの引袋13D内
に挿入される引袋13Rを取付け、該表層カバー
13Mの引袋13R内下縁にはワイヤ13Fを収
納し、該ワイヤ13Fには複数個のフツク13G
を係着して該フツク13Gを該表層カバー13M
と該下地カバー13Cの下縁に夫々設けられてい
る切欠部13E,13Sから臨出せしめ、該パツ
ド13Aの開裂部13B下方に張設されているワ
イヤ13Hに該フツク13Gを係合することによ
り表層カバー13Mと下地カバー13Cとを共に
引袋13D,13Rを介して引張つて引き部13
Qを設けたシート1の構造を提供するものであ
る。
〔作用〕
表層カバーの引袋内のワイヤに係着したフツク
をパツドの開裂部下方に張設されているワイヤに
係合して引袋を介して表層カバーを引張ると、表
層カバーの引袋取付位置に引き部が形成される。
該表層カバーの引袋は下地カバーの引袋内に挿入
されているから下地カバーの引袋も表層カバーの
引袋を介して引張られて下地カバーの引袋取付位
置にも引き部が形成される。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては表層カバーにも下
地カバーの引き部形成位置に対応する位置に引き
部が形成され、意匠的にみても好ましく、また表
層カバーは下地カバーの引き部においても下地カ
バーに密着して浮きが出来ないから表層カバーに
しわより、波打ち等が生ずることなく、外観的に
望ましいものであり、かつ坐り心持も良好であ
る。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第5図に示す一実施例によつ
て説明すると、シート1の座部13において、1
3Aはパツドであり該パツド13Aの中央部には
横方向に開裂部13Bが設けられており、該パツ
ド13Aには下地カバー13Cと表層カバー13
Mが被覆されている。該下地カバー13Cの裏面
には第3図に示すように該パツド13Aの開裂部
13Bに挿入される引袋13Dが取付けられてお
り、該表層カバー13Mの裏面には第2図に示す
ように該パツド13Aの開裂部13Bに挿入され
る引袋13Rが取付けられており該引袋13R内
の下縁にはワイヤ13Fが収納せられ該ワイヤ1
3Fには複数個のフツク13Gが係着され該フツ
ク13Gは該引袋13Rの切欠部13Sから臨出
せられている。該表層カバー13Mの引袋13R
は第4図に示すように下地カバー13Cの引袋1
3D内に挿入せられ該表層カバー13Mの引袋1
3Rの切欠部13Sから臨出せられるフツク13
Gは更に該下地カバー13Cの引袋13Dの切欠
部13Eから臨出せられ該パツド13Aの開裂部
13Bの下方に張設されているワイヤ13Hに該
フツク13Gを係合することにより該下地カバー
13C及び該表層カバー13Mは引袋13D,1
3Rを介して引張られ、引き部13Qが形成され
る。更に下地カバー13Cの末端には引袋13I
が取付けられており、該引袋13I内端部にはワ
イヤ13Jが収納せられ、該ワイヤ13Jには複
数個のフツク13Kが係着せられ、該フツク13
Kは該引袋13Iから臨出してパツド13A下方
に張設されているワイヤ13Lに係合されること
により該下地カバー13Cは周囲を引張られてし
わ伸ばしせられる。一方表層カバー13Mは下地
カバー13C上に被覆されて周囲をフアスナー1
3Nを介して下地カバー13Cに着脱可能に固定
され、また該表層カバー13Mの周囲には隠蔽部
13Pが袋状に設けられているフアスナー13N
を隠蔽している。
上記したようにしてシート1の座部13には下
地カバー13Cおよび表層カバー13Mが被覆さ
れるが第6図に示すように表層カバー13Mの表
面にも引き部13Qが現われ意匠的に好ましく、
また表層カバー13Mは引き部13Qにおいても
下地カバー13Cと密着しているから表層カバー
にしわ等が生じず外観的に好ましいものとなる。
本考案は上記実施例以外、シートの背もたれ部
に適用されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図はシートの座部側断面図、第2図
は表層カバーの裏面斜視図、第3図は下地カバー
の裏面斜視図、第4図は座部の引き部形成部分拡
大側断面図、第5図はシート斜視図、第6図は従
来例の座部側断面図である。 図中、1……シート、3……座部、13A……
パツド、13B……開裂部、13C……下地カバ
ー、13D……引袋、13E……切欠部、13F
……ワイヤ、13G……フツク、13H……ワイ
ヤ、13M……表層カバー、13Q……引き部、
13R……引袋、13S……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定位置に開裂部を有するパツドと、該パツド
    を被覆する下地カバーと、該下地カバー上に被覆
    される表層カバーとからなり、該下地カバーの裏
    面には該パツドの開裂部に挿入される引袋を取付
    け、該表層カバーの裏面には該下地カバーの引袋
    内に挿入される引袋を取付け、該表層カバーの引
    袋内下縁にはワイヤを収納し、該ワイヤには複数
    個のフツクを係着して該フツクを該表層カバーと
    該下地カバーの下縁に夫々設けられている切欠部
    から臨出せしめ、該パツドの開裂部下方に張設さ
    れているワイヤに該フツクを係合することにより
    表層カバーと下地カバーとを共に引袋を介して引
    張つて引き部を設けたことを特徴とするシートの
    構造。
JP18285787U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH042638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18285787U JPH042638Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18285787U JPH042638Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0186899U JPH0186899U (ja) 1989-06-08
JPH042638Y2 true JPH042638Y2 (ja) 1992-01-29

Family

ID=31474298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18285787U Expired JPH042638Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH042638Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6703809B2 (ja) * 2015-04-24 2020-06-03 株式会社タチエス シートの吊り込み構造およびシートにおけるトリムカバーの吊り込み方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0186899U (ja) 1989-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4606580A (en) Loose-cushion seat
JPH042638Y2 (ja)
JPH0139520Y2 (ja)
JPH0231038Y2 (ja)
JPH03147Y2 (ja)
JPH0427403Y2 (ja)
JP2607046Y2 (ja) シートカバーの吊り込み構造
JPH03122946U (ja)
JP2567055Y2 (ja) シートヒータの取付構造
JPH0427401Y2 (ja)
JPH0546518Y2 (ja)
JP2552252Y2 (ja) 車両用シートクッションに於けるカバー材
JPH074985Y2 (ja) 車両用シート
JPH0434799Y2 (ja)
JPH0729884Y2 (ja) ヘッドレスト
JPH0511839Y2 (ja)
JPH0418915Y2 (ja)
JPH0614627Y2 (ja) シートの組立構造
JP2522711Y2 (ja) リヤシェルフ
JPH0344075Y2 (ja)
JPS6036538Y2 (ja) オ−トバイのシ−ト
JPH0247919Y2 (ja)
JPH035352Y2 (ja)
JPH0340231Y2 (ja)
JPS5825890Y2 (ja) 後部座席のシ−トバック