JPH04253661A - 緩衝包装材 - Google Patents

緩衝包装材

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Publication number
JPH04253661A
JPH04253661A JP3026909A JP2690991A JPH04253661A JP H04253661 A JPH04253661 A JP H04253661A JP 3026909 A JP3026909 A JP 3026909A JP 2690991 A JP2690991 A JP 2690991A JP H04253661 A JPH04253661 A JP H04253661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small pieces
cushioning packaging
waste material
packaging material
elastic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3026909A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Marui
丸井 章
Yoshitaka Shimizu
義隆 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Sunstar Engineering Inc
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Sunstar Engineering Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Sunstar Engineering Inc filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP3026909A priority Critical patent/JPH04253661A/ja
Publication of JPH04253661A publication Critical patent/JPH04253661A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性材料を含む廃材を
利用した緩衝機能を有する包装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の部品等の包装材として、緩衝機能
を有する包装材が用いられている。例えば、実公昭61
―34300号、同61―34301号では自動車のハ
ンドル等の輪状部品、インストルパネル部品を包装する
緩衝包装材が開示されている。従来のこの種緩衝包装材
は、概ね開示されているように発泡樹脂で所定形状に成
形され、発泡樹脂は新規な材料を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の緩衝機能を有す
る包装材は、新規な発泡材料から所定形状に成形され、
従って、部品等の梱包、搬送の都度新規な発泡材料を使
用した緩衝包装材を必要とし、特に自動車等では、部品
の数が多いこと、部品が大きいこと等から包装材に要す
る費用も決して少なくなく、改善が要望される。
【0004】ところで、自動車の内装部品インストルパ
ネル、ドア、ルーフ等には、乗員の安全と質感(商品性
)を向上させるため、室内面側に向く面に弾性シートが
貼着される。この弾性シートは、合成樹脂で成形され、
その構成は、軟質樹脂シート等の表皮の裏に肉厚の発泡
樹脂シートを接着、一体化したラミネート構造体である
。かかる弾性シートは、部品によっては硬質の骨材表面
に貼着され、シートは成形上骨材を食み出して充分の大
きさに設定され、骨材貼着部以外の部分は、部品成形時
にカット、除去され、除去された部分は、廃材として廃
棄処分されている。かかる廃材は、自動車の生産が年々
増加することから、更に増加する傾向にある。例えば、
インストルパネル、ドア内装板、ルーフ内装板等では、
これの製作時に不可避的に上記した廃材が多く発生して
いる。
【0005】本発明者は、従来の緩衝包装材がコスト的
に高いこと、又、上記した弾性シートの自動車内装品の
成形に伴って多く発生する廃材が、利用さることなくそ
の儘廃棄処分されている現状に鑑み、省資源、材料の効
率的な利用を図り、効果的で機能的に優れ、又実用性の
高い緩衝法材を得るべく本発明をなしたものである。
【0006】従って、本発明の目的とする処は、上記し
た部品の製作上不可避的に発生する廃材を利用して、機
能的に遜色のない、実用性の高い緩衝包装材を提供し、
又省資源上有効で、資源の有効利用を推進する緩衝包装
材を得せしめるある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、弾性材料を含む廃材を小片に分割し、分割
した弾性材料を含む廃材小片を、多数、型等に充填等し
て接着剤等の固着剤で固化し、所定形状に成形した緩衝
包装材である。
【0008】又、弾性材料を含む廃材を小片に分割し、
分割した弾性材料を含む廃材小片を型等に充填等する発
泡材中に多数分散して埋装し、所定形状に成形した緩衝
包装材である。
【0009】
【作用】上記手段によれば、自動車の内装品に用いられ
るシート状の弾性材料を含む廃材は、表面の表皮と裏側
の発泡樹脂等のラミネート構造体で、表面は若干硬く、
裏側が柔らかく、廃材小片を固着剤で所定形状に固化し
て柔軟な緩衝機能を有する包装材を得ることが出来、又
、所定形状に成形する発泡材中に埋装することにより、
更に柔軟性に富む緩衝発泡材を得ることが出来る。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例を添付した図面に従っ
て詳述する。図1は緩衝包装材の部分拡大断面図、図2
は廃材が発生する自動車部品の一例を示す斜視図、図3
は廃材の斜視図、図4は廃材を分割して得た小片の斜視
図、図5は発泡材中に廃材小片を埋装したものの部分拡
大断面図、図6は利用の一例を示す説明図である。
【0011】図2は自動車内装部品の一例としてインス
トルパネル1を示し、インストルパネル1はABS樹脂
等の硬質の樹脂からなる骨材2の表面に貼着、一体化さ
れたラミネートシート3からなる。ラミネートシート3
は、表面の若干硬い表皮4と、これの裏側の発泡樹脂か
らなる弾性部材5とからなり、これ等を積層して一体構
造に形成されている。裏側の弾性部材5は上記のように
発泡樹脂で成形され、柔軟性を有し、極めて柔らかい。
【0012】上記ラミネートシート3は、骨材2の表面
に貼着、一体化され、図では本来必要な骨材2の表面を
覆う部分6の他、成形時のクランプその他の必要上、製
品となるこの部分6の外側に、成形時に切り離される余
片7を備える。上記したラミネートシート3、骨材2の
インストルパネル1の成形は、図2の線8で切り離され
てなされ、切り離すことにより、ラミネートシートで表
面を覆われたインストルパネルが得られとともに、図3
で示すような廃材9が得られることとなる
【0013】
廃材9は上記に従い、表皮4、裏側の柔らかい弾性部材
5のラミネートシート構造体からなり、これを廃棄する
ことなく、例えば、縦・横4乃至10mm×4乃至10
mm程度の小片に裁断し、図4の如き小片10…を得る
。得られた小片10は、上記したラミネートシート構造
体3の裁断小片なので、表面が若干硬い表皮部11、裏
側が極めて柔軟性に富む弾性部12を備え、これ等が一
体化されている。以上の弾性を有する小片10は、ラミ
ネートシートを表面に貼着するドアの内装板、ルーフ内
装板等でも上記と同様に廃材が発生し、この廃材を同様
に裁断することにより得られる。
【0014】以上で得られた小片10…を極めて多数用
意し、これを雌型内に充填し、接着剤等の固着材を上か
ら充填して攪拌し、雄型等で圧縮して固着材を固化させ
、固着材で小片10…を相互に結合させて所定形状の緩
衝包装材を得る。図1は得られた緩衝包装材13の要部
拡大断面図で、所定形状に成形された固着材14の内部
に多数の小片10…が固定され、固着材14は撓曲性を
備え、内部の小片10…を連結一体化させ、内部の小片
10…は、表皮部11が若干硬く、裏側の弾性部12が
極めて柔らかく、柔軟性に富み、従って弾性部12を表
皮部11が補強する構造となり、硬・軟相俟って、又固
着材が撓曲性を有するが若干硬いことにより、形状保持
が確実で、且つ、柔軟性を有し、金属部品、硬質の樹脂
部品等の緩衝包装材13が得られる。
【0015】例えば、図6の如く、上記緩衝包装材13
で、半円状凹部16…を有するブロック状の包装材15
を形成し、これの凹部16…にホイールW…を下半部が
嵌合するように収容し、上に同様の包装材15を段積み
し、同様にホールW…を収容し、更にこの上に同様に段
積みしたもである。このように部品の保持性に優れ、包
装材の形状保持も確実になされ、段積みにも形状を保持
し、且つ、部品を傷つけない包装材が得られる。上記の
他、バンパービーム、ドア等の部品の包装に用いること
が出来る。
【0016】以下に本発明の具体的実施例を挙げると、
(実施例)肉厚1mmの軟質ポリプロピレンシートの表
皮と、その裏面に肉厚4mmの発泡ポリプロピレンシー
トを貼着した弾性部からなる厚さ5mmのラミネートシ
ートの廃材を、縦・横4乃至10mm×4乃至10mm
程度に裁断し、多数の小片を形成した。所定形状の包装
材の形状の凹部を有する凹型に上記小片を満遍なく充填
し、次いで固着剤を注入し、攪拌して全ての小片外面に
固着剤を付着させる。固着剤といては、発泡タイプの二
液反応型ウレタン系の接着剤を用いた。爾後、凸型で上
記した小片、固着剤の混合体を圧縮し、固着剤を硬化さ
せ、小片相互を結合させ、型形状の包装材を得た。
【0017】図5は緩衝包装材の他のものを示す。上記
した固着剤に代えて上記した小片10…を発泡材18中
に分散、埋装させて緩衝包装材17を形成したもので、
上記と同様に小片を型内の充填し、発泡材材料を注入し
、発泡させ、固化された発泡材16中に小片10…を分
散、埋装し、緩衝包装材を得る。
【0018】得られた緩衝包装材は、小片10…が上記
性質で、これを結合する周囲のバインダーが発泡材なの
で、全体としては発泡材の柔軟性を有し、これに表皮部
11が若干硬く、裏面の弾性部が柔軟性を有する小片1
0…が多数埋装され、この緩衝包装材17は、表面が平
滑で、外傷を与える突起が無く、上記よりも柔軟性に優
れ、傷つき易い部品の包装に適する。尚、包装材以外に
、各種のクッション材に用いることが出来る。
【0019】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
従来、自動車の内装品等の成形時に、不可避的に発生し
ていたラミネートシート状の柔軟性を有する樹脂シート
廃材を、裁断して多数の小片を得、これを固着剤で小片
相互を結合するように固着して、所定形状の緩衝包装材
を成形するようにしたので、従来、廃棄処分されていた
廃材を効果的に利用することが出来、省資源上、経済上
極めて有利である。
【0020】特に、多数の小片を含有させるので、増量
材としても利用され、固着させる接着剤や、発泡材も少
なくて済み、材料経済上極めて有利であり、又機能的に
も、表皮部が若干硬く、裏側の弾性部が柔軟性に富み、
これを固着剤で固着させることにより、柔軟性を有し、
形状保持性に優れた包装材が得られ、一方、発泡材中に
上記小片を分散埋装させることにより、表面が平坦で柔
軟性に優れる包装材が得られ、特性、性質が夫々異なり
、機能的に優れた緩衝包装材が容易、安価にえることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】緩衝包装材の部分拡大断面図
【図2】廃材が発生する自動車部品の一例を示す斜視図
【図3】廃材の斜視図
【図4】廃材を分割して得た小片の斜視図
【図5】発泡
材中に廃材小片を埋装したものの部分拡大断面図
【図6】利用の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
4,5…弾性材料、  7…廃材、  10…小片、 
 13,17…緩衝包装材、14…固着剤、  18…
発泡材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  弾性材料を含む廃材を小片に分割し、
    分割した弾性材料を含む廃材小片を、多数、型等に充填
    等して接着剤等の固着剤で固化し、所定形状に成形した
    緩衝包装材。
  2. 【請求項2】  弾性材料を含む廃材を小片に分割し、
    分割した弾性材料を含む廃材小片を型等に充填等する発
    泡材中に多数分散して埋装し、所定形状に成形した緩衝
    包装材。
JP3026909A 1991-01-28 1991-01-28 緩衝包装材 Withdrawn JPH04253661A (ja)

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JP3026909A JPH04253661A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 緩衝包装材

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JPH04253661A true JPH04253661A (ja) 1992-09-09

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