JPH04252938A - 摩耗試験装置 - Google Patents

摩耗試験装置

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JPH04252938A
JPH04252938A JP1003291A JP1003291A JPH04252938A JP H04252938 A JPH04252938 A JP H04252938A JP 1003291 A JP1003291 A JP 1003291A JP 1003291 A JP1003291 A JP 1003291A JP H04252938 A JPH04252938 A JP H04252938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
sample
abrasion
paper
wear
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1003291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoku Yoshida
吉田 久徳
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH04252938A publication Critical patent/JPH04252938A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙関連製品(例、印刷機
械、紙工機械等)で紙等と接触する部材の摩耗評価を実
施するための試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機械等で使用される印刷用紙は、一
枚づつ所定長さに切断された枚葉紙と、ロール状に巻か
れた巻取紙から送り出されるウェッブ(連続紙)とがあ
るが、これらの紙は、印刷機内を通過する際に、接触す
る部材を摩耗させいろんな不具合を生じさせる。これは
紙の中に含まれているクレー、タルクあるいは砂等が原
因であるといわれている。最近になって機械(部品)の
高精度化や信頼性確保の観点から、従来はあまり問題視
されなかった紙による部材の摩耗評価を定量的に行なう
必要性が高まってきている。しかし、現状においては、
紙に対する摩耗試験装置は一般的に販売されていない。
【0003】従来行われている比較的精度のある摩耗デ
ータを得る方法は、図4に示すように、実機(ロール0
1,02,03)中に摩耗サンプル05を組込むか、或
は実機の一部分を再現した装置を製作して実験を行って
いる。なお、図において、04は紙、06はサンプルホ
ルダーである。また、外国の研究機関では、例えば図5
に示すような形式のものが作られて検討されているよう
である。この図5に示す装置は、小径の回転ドラム07
の表面に紙08を貼付けこのドラム表面に摩耗サンプル
05を押付ける方式のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には、
次のような問題点がある。摺動摩耗の場合、その摩耗量
は一般的に、摺動距離や押付力(負荷)に比例するので
、摩耗量の測定精度をよくするには一つには安定した条
件下で摺動距離の長いデータ(摩耗量を大きくした状態
のデータ)をとる必要がある。
【0005】図5に示した装置の場合は、常に新しい紙
面08と摩耗サンプル05とが接触するように、摩耗サ
ンプル05をドラム07の軸方向に移動させるが、全体
としての摺動距離が長くとれない。その摺動距離をかせ
ぐために多くの繰返しテストが必要となる。実機では毎
分数百メートルという速度でウェップが走行しておりそ
の機械によっては昼夜連続稼動に近いものもあり、こう
した状態の摩耗現象を再現させるためには図5のような
装置では効率が悪く、また摩耗条件として、実機でのウ
ェップのテンションや摩擦状態(摩擦係数)を付与及び
把握することができない。
【0006】第4図に示した装置の場合は、実際の紙を
使用する必要があるので、実機用の紙ロール(例、外径
φ1000×面長800mm)サイズに合せた試験装置
になってしまう為、大型の試験装置となり、経済面や装
置の操作性を含めて、効率の悪い摩耗試験装置となる。 本発明は、実際の紙ロールから採取したリボン(紙幅の
狭い紙ロール)を使用して、摩擦係数測定およびリボン
のテンションコントロールができるようにした摩耗評価
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】まず、摩耗試験条件とし
ては実際の紙(ロール)を用いる。実際の紙ロールは外
径や面長が1mないしそれ以上の場合が普通であるので
、これを紙巾の狭いリボン(外径は摺動距離を長くとる
ためMAXφ800mm程度にする)に加工する。次に
基本構造として、リボンを繰出ロールから巻取りリール
側へ走行させる方法としてはリボンに一定のテンション
を与えるために繰出ロール側にはトルクリミターを連結
させ、一方の巻取りリール側に速度調節可能な駆動モー
タを取付けて、巻取るようにする。摩耗サンプルは、リ
ボンが水平に走行する場所に、負荷装置の先端に取付け
て、リボンの表面と接触させる構造とする。なお試験の
際のリボンの着脱を簡単にできるようにするため、紙ロ
ール軸やガイドローラ等は全て片持ちの構造とする。
【0008】
【作用】リボンは巻取りリールの駆動モータにより任意
の走行速度に調節され、またトルクリミッターによりリ
ボンテンションの調整が行われる。負荷装置(サンプル
ホルダー)の荷重を変更することにより、摩耗サンプル
と紙との押付力が調節される。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3について説明
する。図において、1はパネル、2は繰出しロール、3
はロール2の軸、4はリボン(紙巾60m/mのウエブ
)、5はトルクリミター、6a,6b,6c,6d、6
e,6f,6g,6hはリボン4のガイドロール、7は
巻取りリール、8aは巻取りリール7の駆動ロール、8
bは駆動ロールモータ、9は摩耗サンプル、9a,9b
はサンプルホルダー、10はガイドロール6c(テンシ
ョンロール)のロードセル、11はテンション表示計、
12はサンプル固定台、13はサンプル固定台12を吊
下げる板バネ、14はサンプル固定台12のロードセル
、15は動摩擦係数表示計16は駆動ロールコントロー
ルボックス、17は摩耗サンプル9を負荷する分銅、1
8は摩耗サンプル9に対応してリボン4の下側に設けた
受台である。繰出しロール2(外径φ800×巾60の
紙ロール)を装着する軸3にはリボン4のテンションコ
ントロールのためにトルクリミター5を取付けてある。 リボン4は各ガイドローラ(6a〜6h)を通り、巻取
りリール7へ移動する。巻取りは駆動ロール8a及び駆
動ロールモータ8bによって行なわれる。巻取り速度は
コントロールボックス16で0から任意速度に調節でき
ガイドロール6eと6f間にリボン4が水平に走行する
領域を設け、この領域でリボン4と摩耗サンプル9を接
触させ摩耗テストを行なう(図3参照)。リボン4のテ
ンションはガイドロール6c(テンションロール)にロ
ードセル10を取付けて検知し、テンション表示計11
に表示する。リボン4と摩耗サンプル9との摩擦係数は
、サンプル固定台12および板バネ13で構成される負
荷装置部にロードセル14を取付けて検知し、動摩擦係
数表示計15に表示する。
【0010】受台18上を走行するリボン4に対する摩
耗サンプル9の負荷は、分銅17を利用して調節する。 なお摩耗サンプル9の形状や負荷方法等は、基本的な摩
耗テスト条件を示すためのもので、各種の試験目的に合
せて組替えを行なうことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明による摩耗試験装置は、駆動機構
を有する巻取りリールと、トルクリミターを有する繰出
しロールと、前記巻取りリールと繰出しロールの間に複
数のガイドロールで構成されたリボン走行路と、前記リ
ボン走行路の水平部分の上側に配置した摩耗サンプルと
、前記摩耗サンプルに荷重を加える負荷機構と、前記摩
耗サンプルのリボンに対する動摩擦係数を測定する摩擦
測定機構と、前記リボン走行路に設けたリボン張力測定
機構とを具えたことにより、次の効果を有する。実機に
近い運転状態で、摩耗サンプルの紙による摩耗や摩擦(
係数)に係る問題に対して、安価に、効率的にテストし
て評価することができ、実機の設計へ反映することがで
きる。摩耗試験に、紙巾の狭いリボンを使用するので、
試験装置を小型に、また安価にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明摩耗試験装置の実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1に示した摩耗サンプル部分の拡大図である
【図4】従来の実機を使用した形式の摩耗試験装置の概
略図である。
【図5】従来のドラムを使用した形式の摩耗試験装置の
概略図である。
【符号の説明】
2    繰出しロール 4    リボン 5    トルクリミター 7    巻取りリール 9    摩耗サンプル 12  サンプル固定台 10  ロードセル 14  ロードセル 17  分銅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駆動機構を有する巻取りリールと、ト
    ルクリミターを有する繰出しロールと、前記巻取りリー
    ルと繰出しロールの間に複数のガイドロールで構成され
    たリボン走行路と、前記リボン走行路の水平部分の上側
    に配置した摩耗サンプルと、前記摩耗サンプルに荷重を
    加える負荷機構と、前記摩耗サンプルのリボンに対する
    動摩擦係数を測定する摩擦測定機構と、前記リボン走行
    路に設けたリボン張力測定機構とを具えたことを特徴と
    する摩耗試験装置。
JP1003291A 1991-01-30 1991-01-30 摩耗試験装置 Withdrawn JPH04252938A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113059U (ja) * 1991-03-20 1992-10-01 横河電機株式会社 オンライン運動摩擦計
CN104280304A (zh) * 2013-07-02 2015-01-14 金东纸业(江苏)股份有限公司 纸张油墨印刷层的耐摩擦性能评估方法
CN106404575A (zh) * 2015-07-29 2017-02-15 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 一种滑轮磨损试验设备
JP2017161369A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 日新製鋼株式会社 糸道摩耗試験機および糸道摩耗試験方法
CN111044398A (zh) * 2019-11-12 2020-04-21 浙江耀阳新材料科技有限公司 一种薄膜防刮擦测试设备

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Effective date: 19980514