JPH04252112A - ニオウシメジ（学名 Ｔｒｉｃｈｏｌｏｍａ ｇｉｇａｎｔｅｕｍ Ｍａｓｓｅｅ）の培地の作り方とその栽培方法 - Google Patents
ニオウシメジ（学名 Ｔｒｉｃｈｏｌｏｍａ ｇｉｇａｎｔｅｕｍ Ｍａｓｓｅｅ）の培地の作り方とその栽培方法Info
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- JPH04252112A JPH04252112A JP2108524A JP10852490A JPH04252112A JP H04252112 A JPH04252112 A JP H04252112A JP 2108524 A JP2108524 A JP 2108524A JP 10852490 A JP10852490 A JP 10852490A JP H04252112 A JPH04252112 A JP H04252112A
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、キシメジ科キシメジ属の学名ニオウシメジ（
学名Ｔｒｉｃｈｏｌｏｍａ ｇｉｇａｎｔｅｕｍ Ｍａ
ｓｓｅｅ）の人工栽培用の培地の作り方とその栽培方法
についてのものである。
学名Ｔｒｉｃｈｏｌｏｍａ ｇｉｇａｎｔｅｕｍ Ｍａ
ｓｓｅｅ）の人工栽培用の培地の作り方とその栽培方法
についてのものである。
この茸は、外生菌根菌で菌糸が生きた木の根の表面に共
生して根毛の役をして、土壌から吸収した水分や窒素、
燐、カリウム等を植物に与え、反対に植物から炭水化物
やビタミンＢ群等を与えられて、生きているものである
。従って松茸と同じように、生きた木の根が無いと生き
られないと言われている。
生して根毛の役をして、土壌から吸収した水分や窒素、
燐、カリウム等を植物に与え、反対に植物から炭水化物
やビタミンＢ群等を与えられて、生きているものである
。従って松茸と同じように、生きた木の根が無いと生き
られないと言われている。
以上の理由から、本ニオウシメジは現在まで人工栽培に
成功した人は居らず、本発明の培地の作り方と栽培方法
により始めて成功したものである。
成功した人は居らず、本発明の培地の作り方と栽培方法
により始めて成功したものである。
本ニオウシメジは、傘は１２ｃｍから３２ｃｍ柄は１２
ｃｍから４７ｃｍと大変大きい茸であるが、大きく成長
しても、大味にならず、歯切れ、舌ざわりが良く、こっ
くりとしたうま味を持っている。全体に肉質がしっかり
しているので、テンプラやフライによくあう。
ｃｍから４７ｃｍと大変大きい茸であるが、大きく成長
しても、大味にならず、歯切れ、舌ざわりが良く、こっ
くりとしたうま味を持っている。全体に肉質がしっかり
しているので、テンプラやフライによくあう。
柄は繊維質だが口当たりは実にソフトで、その歯ざわり
は、鶏のささみを思わせ、和風、洋風、中華風といずれ
の料理にも、こくのあるうま味を発揮する。
は、鶏のささみを思わせ、和風、洋風、中華風といずれ
の料理にも、こくのあるうま味を発揮する。
ここ数年、茸はヘルシー食品として、茸の種類によつて
は機能性食品として社会的に認められて来ており、需要
も増大している。
は機能性食品として社会的に認められて来ており、需要
も増大している。
本ニオウシメジは、前記の様な特徴を持っていることか
ら、将来的な需要は大変有望である。
ら、将来的な需要は大変有望である。
本ニオウシメジの培地の素材、培地の作り方とその栽培
方法は下記の通りである。
方法は下記の通りである。
（１）培地の素材
■オガクズ■稲・麦ワラ■トウモロコシの葉・茎・実■
サトウキビの葉・茎■腐葉土 これらの素材は単独で使用しても良いし、２種類以上の
ものを混ぜ合わせて使っても良い。
サトウキビの葉・茎■腐葉土 これらの素材は単独で使用しても良いし、２種類以上の
ものを混ぜ合わせて使っても良い。
（２）培地の作り方
■、オガクズに米ヌカ・フスマ・乾燥オカラ・トウモロ
コシの葉・茎・実を粉砕したもの等を加えて、良く攪は
んし、水を加えてさらにもう一度よく攪はんしてから、
抜き取りビン（中に入っているものが、後から抜き取れ
るように作られているビン）に詰め、蓋をしてから殺菌
釜等で加熱殺菌を約７時間行う。
コシの葉・茎・実を粉砕したもの等を加えて、良く攪は
んし、水を加えてさらにもう一度よく攪はんしてから、
抜き取りビン（中に入っているものが、後から抜き取れ
るように作られているビン）に詰め、蓋をしてから殺菌
釜等で加熱殺菌を約７時間行う。
■、上記■の攪はんの終了したものを、ビニール袋ある
いは箱等に入れて蓋をしたものを、殺菌釜等で加熱殺菌
を約７時間行う。
いは箱等に入れて蓋をしたものを、殺菌釜等で加熱殺菌
を約７時間行う。
■、稲・麦ワラ、トウモロコシの茎・葉・実、サトウキ
ビの茎・葉等を充分腐らせたものに米ヌカ、フスマ、乾
燥オカラを混ぜて攪はんする、それに水を加え、もい一
度よく攪はんしてから、抜取りビンあるいはビニール袋
又箱等に入れて蓋をしたものを、殺菌釜等で加熱殺菌を
約７時間行う。
ビの茎・葉等を充分腐らせたものに米ヌカ、フスマ、乾
燥オカラを混ぜて攪はんする、それに水を加え、もい一
度よく攪はんしてから、抜取りビンあるいはビニール袋
又箱等に入れて蓋をしたものを、殺菌釜等で加熱殺菌を
約７時間行う。
■、腐葉土に米ヌカ、フスマ、乾燥オカラ等を加えて、
よく攪はんする。それに水を加えて、もう一度よく攪は
んしてから、抜取りビンあるいはビニール袋又は箱等に
入れて蓋をしたものを、殺菌釜等で加熱殺菌を約７時間
行う。
よく攪はんする。それに水を加えて、もう一度よく攪は
んしてから、抜取りビンあるいはビニール袋又は箱等に
入れて蓋をしたものを、殺菌釜等で加熱殺菌を約７時間
行う。
（３）種菌の接種
殺菌が終了し、冷却の済んだ培地に、拡大培養（原始菌
を拡大し培養したもの）の終了した種菌を接種する。
を拡大し培養したもの）の終了した種菌を接種する。
（４）培養の方法
種菌の接種の終了したものを、温度摂氏２０度から３５
度（最適２５度から２９度）に保たれた場所で、３０日
から６０日培養すると、全体に菌糸が回る。
度（最適２５度から２９度）に保たれた場所で、３０日
から６０日培養すると、全体に菌糸が回る。
（５）発生の方法
培養が終了したものは、ピンに入っているものはピンか
ら抜き取り、他の大きな容器に入れるか、あるいは、露
地に埋めて上に２ｃｍから３ｃｍ土をかぶせる。又は、
ピンから抜き取らず蓋を取ったままで、口の部分に２ｃ
ｍから３ｃｍ土をかぶせる。
ら抜き取り、他の大きな容器に入れるか、あるいは、露
地に埋めて上に２ｃｍから３ｃｍ土をかぶせる。又は、
ピンから抜き取らず蓋を取ったままで、口の部分に２ｃ
ｍから３ｃｍ土をかぶせる。
ビニール袋に入っているものは、そのまま口の部分だけ
開けて、上に土を２ｃｍから３ｃｍかぶせるか、全く袋
から出してしまい、他の大きな容器に移すか露地に移し
て、上に土を２ｃｍから３ｃｍかぶせる。
開けて、上に土を２ｃｍから３ｃｍかぶせるか、全く袋
から出してしまい、他の大きな容器に移すか露地に移し
て、上に土を２ｃｍから３ｃｍかぶせる。
箱に入っているものは、蓋を取ってそのまま土を２ｃｍ
から３ｃｍかぶせるか、あるいは大きな容器に移すか、
または露地に移して、上に土を２ｃｍから３ｃｍかぶせ
る。
から３ｃｍかぶせるか、あるいは大きな容器に移すか、
または露地に移して、上に土を２ｃｍから３ｃｍかぶせ
る。
前述の土は自然のものをかぶせても良いし市販されてい
る園芸用の土でもよく、又、両方を混合したものでもよ
い。
る園芸用の土でもよく、又、両方を混合したものでもよ
い。
以上、土をかぶせたものを、温度摂氏２０度から３５度
（最適２５度から３０度）に保たれた場所で、湿度６０
％から９５％（最適９０％）を保って、露地にあっては
、その部分に覆い等をして、温度、湿度を保って、約１
０日から３０日置くと茸の原基形成が始まり、それから
１０日から１５日すると収穫出来る茸になる。
（最適２５度から３０度）に保たれた場所で、湿度６０
％から９５％（最適９０％）を保って、露地にあっては
、その部分に覆い等をして、温度、湿度を保って、約１
０日から３０日置くと茸の原基形成が始まり、それから
１０日から１５日すると収穫出来る茸になる。
この発生期間中は、上にかぶせた土が乾燥しないように
、時々、水を掛けてやる。
、時々、水を掛けてやる。
以上の栽培方法で栽培すると、傘は始めまんじゆう形、
後、平らに開き中央部がやや窪む。表面はベージュから
象牙色で滑らか、縁部は内側に巻いた姿の美しい茸が発
生する。
後、平らに開き中央部がやや窪む。表面はベージュから
象牙色で滑らか、縁部は内側に巻いた姿の美しい茸が発
生する。
特許出願人 高野 真澄
黛 栄長
別紙■
Claims (1)
- ニオウシメジと言う茸の人工栽培用の培地の作り方とそ
の栽培方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108524A JPH04252112A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | ニオウシメジ（学名 Ｔｒｉｃｈｏｌｏｍａ ｇｉｇａｎｔｅｕｍ Ｍａｓｓｅｅ）の培地の作り方とその栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108524A JPH04252112A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | ニオウシメジ（学名 Ｔｒｉｃｈｏｌｏｍａ ｇｉｇａｎｔｅｕｍ Ｍａｓｓｅｅ）の培地の作り方とその栽培方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252112A true JPH04252112A (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=14486990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2108524A Pending JPH04252112A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | ニオウシメジ（学名 Ｔｒｉｃｈｏｌｏｍａ ｇｉｇａｎｔｅｕｍ Ｍａｓｓｅｅ）の培地の作り方とその栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04252112A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0746A (ja) * | 1993-04-30 | 1995-01-06 | Yamachiyuu Shoten Kk | ハタケシメジの無機質繊維製粒状成型物覆土法による人工栽培法 |
| WO1998035546A1 (fr) * | 1997-02-12 | 1998-08-20 | Imb Kabushiki Gaisha | Methode de culture de sporophores d'agaricus blazei dans un lit artificiel de culture de champignons |
| KR19990073155A (ko) * | 1999-06-07 | 1999-10-05 | 여상철 | 칡과사탕수수를이용한아가리쿠스버섯배지조성방법 |
| KR20040018857A (ko) * | 2002-08-27 | 2004-03-04 | 에코앤바이오 주식회사 | 버섯류 균사체의 제조 방법 및 그 방법에 따라 제조되는버섯류 균사체 |
| CN104509371A (zh) * | 2013-12-14 | 2015-04-15 | 广西柳州市鹿寨县春天农业有限公司 | 甘蔗叶栽培姬松茸的方法 |
| CN104920073A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-09-23 | 兴安县铭晖食用菌种植有限公司 | 一种金鞭口蘑的栽培方法 |
| CN107950289A (zh) * | 2017-11-20 | 2018-04-24 | 乌鲁木齐食用菌研究所 | 一种白松茸盆栽立体产业培育集成体系及应用 |
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-
1990
- 1990-04-24 JP JP2108524A patent/JPH04252112A/ja active Pending
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| KR19990073155A (ko) * | 1999-06-07 | 1999-10-05 | 여상철 | 칡과사탕수수를이용한아가리쿠스버섯배지조성방법 |
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| CN107950289A (zh) * | 2017-11-20 | 2018-04-24 | 乌鲁木齐食用菌研究所 | 一种白松茸盆栽立体产业培育集成体系及应用 |
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