JPH04251542A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
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- JPH04251542A JPH04251542A JP41618290A JP41618290A JPH04251542A JP H04251542 A JPH04251542 A JP H04251542A JP 41618290 A JP41618290 A JP 41618290A JP 41618290 A JP41618290 A JP 41618290A JP H04251542 A JPH04251542 A JP H04251542A
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- bracket
- stator
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクの如き記録
部材を回転駆動するスピンドルモータに関する。
部材を回転駆動するスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスピンドルモータにおいては、一
対の軸受部材を使用していたため、モータ自体の構造が
複雑になると共に、小型化が困難であった。
対の軸受部材を使用していたため、モータ自体の構造が
複雑になると共に、小型化が困難であった。
【0003】そこで、上述の問題を解消するために、本
出願人は、ブラケットに固定された内側部材と、内側部
材の外側に配設された外側部材と、内側部材と外側部材
との間に介在された2組の球状部材を備えた軸受手段を
用いたスピンドルモータを提案した。
出願人は、ブラケットに固定された内側部材と、内側部
材の外側に配設された外側部材と、内側部材と外側部材
との間に介在された2組の球状部材を備えた軸受手段を
用いたスピンドルモータを提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
改良されたスピンドルモータにおいては、内側部材と外
側部材との間に2組の球状部材が介在されていることに
関連して、ハブ部材の振動が新たに問題となった。即ち
、内側部材の外周面に形成された収容凹部を高精度に形
成することが困難であり、また内側部材と外側部材との
間に充填されるグリースを実質上均一にすることが困難
である。従って、球状部材の移動に伴い振動が発生し易
く、特に上記新規な軸受手段を用いた場合には共振の原
因となり、ハブ部材の振れが発生し易い。また、ステー
タからの振動が軸受手段を介してハブ部材に伝達され易
く、このことに起因してもハブ部材の振れが生じ易い。
改良されたスピンドルモータにおいては、内側部材と外
側部材との間に2組の球状部材が介在されていることに
関連して、ハブ部材の振動が新たに問題となった。即ち
、内側部材の外周面に形成された収容凹部を高精度に形
成することが困難であり、また内側部材と外側部材との
間に充填されるグリースを実質上均一にすることが困難
である。従って、球状部材の移動に伴い振動が発生し易
く、特に上記新規な軸受手段を用いた場合には共振の原
因となり、ハブ部材の振れが発生し易い。また、ステー
タからの振動が軸受手段を介してハブ部材に伝達され易
く、このことに起因してもハブ部材の振れが生じ易い。
【0005】本発明の課題、軸受手段の共振によるハブ
部材の振れを効果的に防止することができ、且つ小型薄
型で容易に製造できるスピンドルモータを提供すること
である。
部材の振れを効果的に防止することができ、且つ小型薄
型で容易に製造できるスピンドルモータを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスピンドルモー
タでは、ブラケットとハブ部材の間に介在された軸受手
段は、内側部材と、この内側部材の外側に配設された外
側部材と、これら両者の間に介在された2組の球状部材
とを備え、上記内側部材(又は外側部材)がブラケット
に固定され、上記外側部材(又は内側部材)にハブ部材
が固定され、上記外側部材(又は内側部材)とハブ部材
との間、及びステータとブラケットとの間には、夫々、
振動を吸収するための弾性部材が介在されている。
タでは、ブラケットとハブ部材の間に介在された軸受手
段は、内側部材と、この内側部材の外側に配設された外
側部材と、これら両者の間に介在された2組の球状部材
とを備え、上記内側部材(又は外側部材)がブラケット
に固定され、上記外側部材(又は内側部材)にハブ部材
が固定され、上記外側部材(又は内側部材)とハブ部材
との間、及びステータとブラケットとの間には、夫々、
振動を吸収するための弾性部材が介在されている。
【0007】
【作用】かかるスピンドルモータでは、軸受手段の外側
部材(又は内側部材)とハブ部材との間に弾性部材が介
在されているので、軸受手段、特に外側部材からハブ部
材に代表される振動はこの弾性部材により吸収され、従
ってハブ部材の振れは効果的に防止される。また、ステ
ータとブラケットとの間にも弾性部材が介在されている
ので、ステータからブラケット(更に軸受手段)に伝達
される振動もかかる弾性部材によって吸収され、ハブ部
材の振れが一層効果的に防止される。
部材(又は内側部材)とハブ部材との間に弾性部材が介
在されているので、軸受手段、特に外側部材からハブ部
材に代表される振動はこの弾性部材により吸収され、従
ってハブ部材の振れは効果的に防止される。また、ステ
ータとブラケットとの間にも弾性部材が介在されている
ので、ステータからブラケット(更に軸受手段)に伝達
される振動もかかる弾性部材によって吸収され、ハブ部
材の振れが一層効果的に防止される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従うス
ピンドルモータの実施例について説明する。
ピンドルモータの実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明に従うスピンドルモータの
第1の実施例を示す。図1において、図示のスピンドル
モータは、ブラケット2と、ハブ部材4と、ブラケット
2及びハブ部材4の間に介在された軸受手段6を備えて
いる。ブラケット2は略円形状のブラケット本体8を有
している。このブラケット本体8の周縁部にはフランジ
部10が設けられており、このフランジ部10が駆動装
置のフレーム(図示せず)に取付けられる。
第1の実施例を示す。図1において、図示のスピンドル
モータは、ブラケット2と、ハブ部材4と、ブラケット
2及びハブ部材4の間に介在された軸受手段6を備えて
いる。ブラケット2は略円形状のブラケット本体8を有
している。このブラケット本体8の周縁部にはフランジ
部10が設けられており、このフランジ部10が駆動装
置のフレーム(図示せず)に取付けられる。
【0010】軸受手段6は断面円形状の軸部材12(内
側部材を構成する)と、この軸部材12の外側に配設さ
れた外輪スリーブ(外側部材を構成する)14と、軸部
材12及び外輪スリーブ14の間に介在された球状部材
16及び18を備えている。軸部材12の一端は外輪ス
リーブ14を越えて外方に突出しており、この突出端部
がブラケット本体8の略中央部に固定されている。この
軸受手段6及びその固定方法については、後に詳述する
。
側部材を構成する)と、この軸部材12の外側に配設さ
れた外輪スリーブ(外側部材を構成する)14と、軸部
材12及び外輪スリーブ14の間に介在された球状部材
16及び18を備えている。軸部材12の一端は外輪ス
リーブ14を越えて外方に突出しており、この突出端部
がブラケット本体8の略中央部に固定されている。この
軸受手段6及びその固定方法については、後に詳述する
。
【0011】ハブ部材4は、磁気ディスクの如き記録部
材を外嵌固定するための本体壁部5と、この本体壁部5
の一端に設けられた端壁7を有し、本体壁部5の内周面
にはヨーク部材28を介して環状のロータマグネット3
0が装着されている。ロータマグネット30に対向して
ステータ32が配置されている。ハブ部材4は外輪スリ
ーブ14に装着される。ステータ32は金属プレートを
積層することによって形成されるステータコア34を有
し、このステータコア34にコイル36が所要の通り巻
かれている。このステータの支持様式についても後述す
る。
材を外嵌固定するための本体壁部5と、この本体壁部5
の一端に設けられた端壁7を有し、本体壁部5の内周面
にはヨーク部材28を介して環状のロータマグネット3
0が装着されている。ロータマグネット30に対向して
ステータ32が配置されている。ハブ部材4は外輪スリ
ーブ14に装着される。ステータ32は金属プレートを
積層することによって形成されるステータコア34を有
し、このステータコア34にコイル36が所要の通り巻
かれている。このステータの支持様式についても後述す
る。
【0012】かく構成されているので、ステータ32の
コイル36に電流を所要の通り供給するとステータ32
とロータマグネット30の作用によってハブ部材4が所
定方向に回動され、これにより記録部材(図示せず)も
一体に回動される。
コイル36に電流を所要の通り供給するとステータ32
とロータマグネット30の作用によってハブ部材4が所
定方向に回動され、これにより記録部材(図示せず)も
一体に回動される。
【0013】次いで、軸受手段6及びこれに関連する要
素について説明する。まず、軸受手段6について詳述す
ると、軸受手段6の軸部材12の外周面には、軸線方向
に間隔を置いて一対の環状収容凹部40及び42が形成
されている。また、外輪スリーブ14の内周面には、収
容凹部40及び42に対応して収容凹部44及び46が
形成されている。上記収容凹部40及び44は軸部材1
2の他端部において断面略円形の収容空間を規定し、か
かる収容空間に片方の組の複数個の球状部材16が回転
自在に且つ収容空間に沿って移動自在に収容されている
。また、収容凹部42及び46は断面略円形状の他方の
収容空間を規定し、この収容空間に他方の組の複数個の
球状部材18が回転自在に且つ収容空間に沿って移動自
在に装着されている。更に、軸部材12と外輪スリーブ
14との間には、球状部材16及び18の回動及び移動
をスムースにするために、潤滑用のグリースが充填され
ている。また、外輪スリーブ14の両端部には、例えば
合成ゴムから形成することができるシール部材48が装
着されている。シール部材48は、その先端部(内周端
部)が軸部材12の外周面に近接乃至接触し、グリース
の飛散を防止する。
素について説明する。まず、軸受手段6について詳述す
ると、軸受手段6の軸部材12の外周面には、軸線方向
に間隔を置いて一対の環状収容凹部40及び42が形成
されている。また、外輪スリーブ14の内周面には、収
容凹部40及び42に対応して収容凹部44及び46が
形成されている。上記収容凹部40及び44は軸部材1
2の他端部において断面略円形の収容空間を規定し、か
かる収容空間に片方の組の複数個の球状部材16が回転
自在に且つ収容空間に沿って移動自在に収容されている
。また、収容凹部42及び46は断面略円形状の他方の
収容空間を規定し、この収容空間に他方の組の複数個の
球状部材18が回転自在に且つ収容空間に沿って移動自
在に装着されている。更に、軸部材12と外輪スリーブ
14との間には、球状部材16及び18の回動及び移動
をスムースにするために、潤滑用のグリースが充填され
ている。また、外輪スリーブ14の両端部には、例えば
合成ゴムから形成することができるシール部材48が装
着されている。シール部材48は、その先端部(内周端
部)が軸部材12の外周面に近接乃至接触し、グリース
の飛散を防止する。
【0014】ハブ部材4の端壁7と外輪スリーブ14と
の間には、振動を吸収するための弾性部材50を介在さ
せることが重要である。具体例では、弾性部材50はハ
ブ部材4の端壁7の内周面の実質上全周を覆っており、
ハブ部材4はこの弾性部材50を介して支持されている
。弾性部材50は、比較的硬度が大きい(硬い)ものが
好ましく、例えば、合成ゴム等のゴム材料、或いはポリ
エステル等の合成樹脂材料から形成されたスリーブ状部
材から構成することができる。
の間には、振動を吸収するための弾性部材50を介在さ
せることが重要である。具体例では、弾性部材50はハ
ブ部材4の端壁7の内周面の実質上全周を覆っており、
ハブ部材4はこの弾性部材50を介して支持されている
。弾性部材50は、比較的硬度が大きい(硬い)ものが
好ましく、例えば、合成ゴム等のゴム材料、或いはポリ
エステル等の合成樹脂材料から形成されたスリーブ状部
材から構成することができる。
【0015】ハブ部材4の端壁7と外輪スリーブ14と
の間に弾性部材50を介在させることにより、収容凹部
40,42,44及び46の表面加工精度、充填される
グリース等に起因して外輪スリーブ14が微小に振動し
ても、かかる振動は弾性部材50によって吸収され、従
って上記振動によるハブ部材4の振れが効果的に抑えら
れる。
の間に弾性部材50を介在させることにより、収容凹部
40,42,44及び46の表面加工精度、充填される
グリース等に起因して外輪スリーブ14が微小に振動し
ても、かかる振動は弾性部材50によって吸収され、従
って上記振動によるハブ部材4の振れが効果的に抑えら
れる。
【0016】60は、ステータ32とブラケット2との
間に介在された弾性部材である。かかる弾性部材60は
、例えばナイロン66樹脂、或いはこれにガラス粉が混
入されて成る絶縁性複合材料から形成することができる
。具体例における弾性部材60は、軸受手段6の軸部材
12の一端部を囲繞してこれとブラケット本体8との間
に介在された固定部62と、この固定部62の外周面か
ら半径方向外方にブラケット本体8の内面に沿って延び
るフランジ部63と、このフランジ部63の外周縁部か
ら実質上垂直上方に延びる支持脚部64とを有し、ステ
ータコア34を覆う絶縁被膜58の下部内周縁部が上記
支持脚部64に接続されている。実施例では、絶縁被膜
58はステータコア34の両端面(図面において上下面
)及びスロットに臨む面を覆っている。そして、絶縁被
膜58における、ステータ32の内周面を被う部分と外
輪スリーブ14とは半径方向に若干の間隔を置いて位置
し、且つ軸受手段6の軸線方向に充分重なっており、絶
縁被膜58の上記部分の内周面と外輪スリーブ14の外
周面との間でシール効果を発揮させている。
間に介在された弾性部材である。かかる弾性部材60は
、例えばナイロン66樹脂、或いはこれにガラス粉が混
入されて成る絶縁性複合材料から形成することができる
。具体例における弾性部材60は、軸受手段6の軸部材
12の一端部を囲繞してこれとブラケット本体8との間
に介在された固定部62と、この固定部62の外周面か
ら半径方向外方にブラケット本体8の内面に沿って延び
るフランジ部63と、このフランジ部63の外周縁部か
ら実質上垂直上方に延びる支持脚部64とを有し、ステ
ータコア34を覆う絶縁被膜58の下部内周縁部が上記
支持脚部64に接続されている。実施例では、絶縁被膜
58はステータコア34の両端面(図面において上下面
)及びスロットに臨む面を覆っている。そして、絶縁被
膜58における、ステータ32の内周面を被う部分と外
輪スリーブ14とは半径方向に若干の間隔を置いて位置
し、且つ軸受手段6の軸線方向に充分重なっており、絶
縁被膜58の上記部分の内周面と外輪スリーブ14の外
周面との間でシール効果を発揮させている。
【0017】ステータ32をかく弾性部材60を介して
ブラケット2に支持するようにしたため、ステータ32
からの振動がこの弾性部材60によって吸収され、軸受
手段6を介してハブ部材4に伝達されることが実質上な
く、ハブ部材4の振れが一層効果的に抑えることができ
る。
ブラケット2に支持するようにしたため、ステータ32
からの振動がこの弾性部材60によって吸収され、軸受
手段6を介してハブ部材4に伝達されることが実質上な
く、ハブ部材4の振れが一層効果的に抑えることができ
る。
【0018】図2は、本発明に従うスピンドルモータの
第2の実施例を示す。第1の実施例では軸固定型のもの
に適用して説明したが、第2の実施例では軸回転型のも
のに適用している。尚、第2の実施例において第1の実
施例と実質上同一の部材は同一の番号を付して説明する
。
第2の実施例を示す。第1の実施例では軸固定型のもの
に適用して説明したが、第2の実施例では軸回転型のも
のに適用している。尚、第2の実施例において第1の実
施例と実質上同一の部材は同一の番号を付して説明する
。
【0019】図2において、第2の実施例では、軸受手
段6の軸部材12にハブ部材4が装着され、両者の間に
例えば合成ゴムから形成される弾性部材50が介在され
る。また、軸受手段6の外輪スリーブ14はブラケット
2のブラケット本体8に固定れさ、このブラケット本体
8とステータ32との間にも合成樹脂から形成すること
ができる弾性部材60が介在されている。弾性部材60
は、第1の実施例と同様に、ブラケット本体8と外輪ス
リーブ14との間に介在された取付部62と、取付部6
2の外周面から半径方向外方に延びるフランジ部63と
、フランジ部63から実質上上方に延びる支持脚部64
とを有し、ステータコア34を覆う絶縁被膜58(ステ
ータコア34の両端面及びスロットに臨む面を覆ってい
る)が上記支持脚部64に接続されている。第2の実施
例のその他の構成は第1の実施例と実質上同一であるた
め省略する。
段6の軸部材12にハブ部材4が装着され、両者の間に
例えば合成ゴムから形成される弾性部材50が介在され
る。また、軸受手段6の外輪スリーブ14はブラケット
2のブラケット本体8に固定れさ、このブラケット本体
8とステータ32との間にも合成樹脂から形成すること
ができる弾性部材60が介在されている。弾性部材60
は、第1の実施例と同様に、ブラケット本体8と外輪ス
リーブ14との間に介在された取付部62と、取付部6
2の外周面から半径方向外方に延びるフランジ部63と
、フランジ部63から実質上上方に延びる支持脚部64
とを有し、ステータコア34を覆う絶縁被膜58(ステ
ータコア34の両端面及びスロットに臨む面を覆ってい
る)が上記支持脚部64に接続されている。第2の実施
例のその他の構成は第1の実施例と実質上同一であるた
め省略する。
【0020】この第2の実施例においては、軸受手段6
の軸部材12とハブ部材4との間に弾性部材50が介在
され、またステータ32とブラケット2との間に弾性部
材60が介在されており、従って第1の実施例と実質上
同一の作用効果が達成される。
の軸部材12とハブ部材4との間に弾性部材50が介在
され、またステータ32とブラケット2との間に弾性部
材60が介在されており、従って第1の実施例と実質上
同一の作用効果が達成される。
【0021】以上、本発明に従うスピンドルモータの一
実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することな
く種々の変形乃至修正が可能である。
実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することな
く種々の変形乃至修正が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明のスピンドルモータによれば、軸
受手段の外側部材(又は内側部材)とハブ部材との間に
弾性部材が介在されているので、外側部材からハブ部材
に伝達される振動はこの弾性部材により吸収される。ま
た、ステータとブラケットとの間にも弾性部材が介在さ
れているので、ステータからブラケットに伝達される振
動も上記弾性部材により吸収される。従って、ハブ部材
に伝達される振動が効果的に抑えられ、ハブの振れが防
止される。
受手段の外側部材(又は内側部材)とハブ部材との間に
弾性部材が介在されているので、外側部材からハブ部材
に伝達される振動はこの弾性部材により吸収される。ま
た、ステータとブラケットとの間にも弾性部材が介在さ
れているので、ステータからブラケットに伝達される振
動も上記弾性部材により吸収される。従って、ハブ部材
に伝達される振動が効果的に抑えられ、ハブの振れが防
止される。
【図1】本発明に従うスピンドルモータの第1の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本発明に従うスピンドルモータの第2の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
2 ブラケット
4 ハブ部材
6 軸受手段
12 軸部材(内側部材)
14 外輪スリーブ(外側部材)
16,18 球状部材
32 ステータ
50,60 弾性部材
Claims (3)
- 【請求項1】 ブラケットと、記録部材が装着される
ハブ部材と、該ブラケットと該ハブ部材との間に介在さ
れた軸受手段と、該ハブ部材に装着されたロータマグネ
ットと、該ロータマグネットに対向して該ブラケットに
設けられたステータと、を具備するスピンドルモータに
おいて、該軸受手段は内側部材と、該内側部材の外側に
配設された外側部材と、該内側部材と該外側部材との間
に介在された2組の球状部材とを備え、該内側部材が該
ブラケットに固定され、該外側部材に該ハブ部材が固定
され、該外側部材と該ハブ部材との間、及び該ステータ
と該ブラケットとの間には、夫々、振動を吸収するため
の弾性部材が介在されている、ことを特徴とするスピン
ドルモータ。 - 【請求項2】 ブラケットと、記録部材が装着される
ハブ部材と、該ブラケットと該ハブ部材との間に介在さ
れた軸受手段と、該ハブ部材に装着されたロータマグネ
ットと、該ロータマグネットに対向して該ブラケットに
設けられたステータと、を具備するスピンドルモータに
おいて、該軸受手段は内側部材と、該内側部材の外側に
配設された外側部材と、該内側部材と該外側部材との間
に介在された2組の球状部材とを備え、該外側部材が該
ブラケットに固定され、該内側部材に該ハブ部材が固定
され、該内側部材と該ブラケットとの間、及び該ステー
タと該ブラケットとの間には、夫々、振動を吸収するた
めの弾性部材が介在されている、ことを特徴とするスピ
ンドルモータ。 - 【請求項3】 該ステータは、該軸受手段をほぼ囲繞
するステータコア及びステータ巻線から構成され、該ス
テータと該ブラケットとの間に介在された該弾性部材は
、絶縁性樹脂又はこれを含む絶縁性複合材料から形成さ
れ、該ステータを該ブラケットに支持すると共に該ステ
ータコアを絶縁被覆する請求項1又は請求項2記載のス
ピンドルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416182A JP3020616B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416182A JP3020616B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | スピンドルモータ |
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---|---|
JPH04251542A true JPH04251542A (ja) | 1992-09-07 |
JP3020616B2 JP3020616B2 (ja) | 2000-03-15 |
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ID=18524423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2416182A Expired - Fee Related JP3020616B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | スピンドルモータ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020616B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0636351U (ja) * | 1992-10-09 | 1994-05-13 | 株式会社三協精機製作所 | 軸受装置 |
US5376850A (en) * | 1993-07-02 | 1994-12-27 | Seagate Technology, Inc. | Audible noise reduction in a disc drive |
JPH077883A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-10 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ |
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US5694268A (en) * | 1995-02-10 | 1997-12-02 | Seagate Technology, Inc. | Spindle motor having overmolded stator |
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DE10326074B4 (de) * | 2003-06-10 | 2015-04-02 | Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co. Kg | Elektromotorischer Antrieb, insbesondere für eine Pumpe für eine elektrohydraulische Fahrzeuglenkvorrichtung |
-
1990
- 1990-12-29 JP JP2416182A patent/JP3020616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3020616B2 (ja) | 2000-03-15 |
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