JPH04250852A - 含炭素化合物を酸化するための触媒およびその製造方法 - Google Patents

含炭素化合物を酸化するための触媒およびその製造方法

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JPH04250852A
JPH04250852A JP2417009A JP41700990A JPH04250852A JP H04250852 A JPH04250852 A JP H04250852A JP 2417009 A JP2417009 A JP 2417009A JP 41700990 A JP41700990 A JP 41700990A JP H04250852 A JPH04250852 A JP H04250852A
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silica
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敏彦 櫻井
Toshio Yamaguchi
敏男 山口
Takao Suzuki
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
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    • B01D53/864Removing carbon monoxide or hydrocarbons
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は含炭素化合物を酸化する
ための触媒およびその製造方法に関する。
【0002】より詳細には、本発明は触媒温度が800
℃以上になっても性能の劣化することがなく、例えば水
素、一酸化炭素、メタン、プロパン、ブタンのような可
燃性ガスを含む気体燃料や燃焼排ガスの他、灯油、軽油
、アルコール等の液体燃料や可燃性有機化合物を含むガ
スの接触酸化に適した触媒及びその製造方法に関する。
【0003】
【従来技術】近時比較的高濃度の燃料や有機溶剤あるい
は炭化水素等の可燃性成分を含んだガスを酸化し、高温
のガスを得て直接ヒーター、ボイラーやガスタービン等
の熱源としたり、熱交換器を利用して間接的にボイラー
の熱源に利用したりするために接触酸化技術を応用する
動きが強まってきている。
【0004】これらの中には使用条件下で使用する触媒
の温度が700℃以上となり、場合によっては約140
0℃の高温を必要とするシステムも存在する。従ってこ
のような高温域においては、触媒の性能が保持できるた
めの耐熱性が必要となるのみならず、ガス体の熱膨脹に
よる高いSV(単位時間当りのガス流量/触媒の体積)
、速いLV(線速度)に対応できる高活性な酸化触媒が
必要となって来ている。
【0005】従来前記したような燃料成分や可燃性成分
に対してはγ‐アルミナ、シリカ、シリカアルミナの担
体上に白金及び/又はパラジウムを担持した触媒が最も
活性がよいとされ、広く用いられてきた。
【0006】しかしながら、これらの触媒では高温度に
曝されるとγ‐アルミナ、シリカ、シリカアルミナ等の
担体の表面積の減少が起こってくる。白金触媒は600
℃以上で使用すると分散していた白金微粒子の凝集が起
こり、活性が低下する。また気相酸化の用途では一般的
に耐熱性に優れるパラジウム触媒では830℃付近で活
性種の酸化パラジウムが還元パラジウムに変質し酸化活
性が急激に低下することが知られている。そこで高濃度
ガスの接触酸化の場合には、そのガスをわざわざ大気に
て希釈して燃焼成分濃度を下げ、酸化反応による触媒温
度が600℃以上にならないように工夫して使用したり
、触媒層を多段にして前段に目の粗いハニカム状担体に
パラジウム及び/または白金を担持させた触媒を配置し
て物理的に反応率を下げ、出口温度を600〜800℃
以下に抑え、触媒に熱的負担をかけないようにした触媒
の使用方法の工夫を行なつているが、前者は装置が大き
くなることや触媒の使用量が増し経済的に不利になる欠
点が有り、後者は未反応燃焼成分が残り、総じて満足な
結果が得られていなかった。
【0007】γ‐アルミナのような担体の耐熱性を良く
する試みとして特開昭50−113487号にカルシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、珪素、錫などの金属の
酸化物を混合焼成することが提案されているが、これら
の複合酸化物では耐熱性が不十分である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、触媒温度が
800℃以上となるような比較的高濃度の可燃性ガス等
の酸化に対して、長期の触媒寿命を保持することのでき
る酸化触媒及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に従
い、4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほ
う素と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体上に、該
粉体1l当り3〜100gのパラジウムを担持させたこ
とを特徴とする含炭素化合物を酸化するための触媒(触
媒I)により解決される。
【0010】また、上記目的は、本発明に従い、4〜1
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物成形体上に、該成形体1
l当り3〜100gのパラジウムを担持させたことを特
徴とする含炭素化合物を酸化するための触媒(触媒II
)により解決される。
【0011】さらに、上記目的は、本発明に従い、上記
の触媒Iを耐熱性担体上に担持させたことを特徴とする
含炭素化合物を酸化するための触媒(触媒III)によ
り解決される。
【0012】またさらに、上記目的は、本発明に従い、
4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素
と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体を担持させた
耐熱性担体上に、該担体1l当り3〜100gのパラジ
ウムを担持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化
するための触媒(触媒IV)により解決される。
【0013】また、上記目的は、本発明に従い、4〜1
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物粉体をパラジウムを含有
する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴とする
触媒Iの製造方法(方法I)により解決される。
【0014】さらに、上記目的は、本発明に従い、4〜
19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残
部がアルミナからなる複合酸化物成形体をパラジウムを
含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴と
する触媒IIの製造方法(方法II)により解決される
【0015】また、上記目的は、本発明に従い、4〜1
9重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素と残部
がアルミナからなる複合酸化物粉体をパラジウムを含有
する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成してパラジウム担持複
合酸化物粉体を調製し、次いで該パラジウム担持複合酸
化物粉体、粘着剤および水からスラリーを調製し、該ス
ラリーを耐熱性担体上に付着し、乾燥し、焼成すること
を特徴とする触媒IIIの製造方法(方法III)によ
り解決される。
【0016】さらにまた、上記目的は、本発明に従い、
4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸化ほう素
と残部がアルミナからなる複合酸化物粉体、粘着剤およ
び水からスラリーを調製し、該スラリーを耐熱性担体上
に付着し、乾燥し、焼成して該複合酸化物を担持した耐
熱性担体を調製し、該耐熱性担体をパラジウムを含有す
る溶液に浸漬し、乾燥し、焼成することを特徴とする触
媒IVの製造方法(方法IV)により解決される。
【0017】以下、本発明についてさらに説明する。
【0018】本発明者等は、上記目的を達成するために
、耐熱安定性を向上させる触媒を得るためには骨格とな
る担体の組成物として耐熱安定性に優れるものが必要で
あると考え、種々の複合酸化物の素材、比率等を検討し
た結果、4〜19重量%のシリカと3〜10重量%の酸
化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物が耐熱安
定性に優れており、この複合酸化物上に担持した3〜1
00g/lのパラジウムが800℃以上でも酸化パラジ
ウムとして安定に存在できることを見出した。このシリ
カと酸化ほう素とアルミナとの熱安定性に優れた複合酸
化物粉体はそのまま担体として利用しても良いが、成型
体とし3〜100g/lのパラジウムを担持した方が酸
化触媒としての利用範囲が広い。
【0019】また、本発明者等は、耐熱性の多孔性担体
、例えばコージエライト、アルミナなどの耐熱セラミッ
クス素材からなるハニカム構造体、孔あき板あるいは耐
熱合金性孔あき板の表面に、このシリカと酸化ほう素と
アルミナとの熱安定性に優れた複合酸化物粉体とパラジ
ウムからなる被覆層を、パラジウムが担体の単位容積当
り3〜100g/lになる様に担持した酸化触媒及びそ
の製造方法を見出して本発明に到達した。
【0020】上記のシリカと酸化ほう素とアルミナとの
複合酸化物は1200℃焼成品でも45m2/gという
従来に見られない高いBET比表面積を有している。
【0021】当該シリカと酸化ほう素とアルミナとの複
合酸化物はそれ自身で球状、押しだし品、ペレット状等
の耐熱性の成形担体として使用しても良いが、圧損を有
利にする為に多孔性担体の表面に被覆して使用すること
も出来る。多孔性担体を使用する場合には、この複合酸
化物を被覆しやすくする為に容積当りの見掛け上の表面
積を大きくすることが必要で、素材としては耐熱セラミ
ックスや耐熱合金で、形状がハニカム状、網目状、多孔
板等で、例えばコージエライト、ムライト、アルミナシ
リカ、アルミナチタネート、ジルコニア、炭化珪素、窒
化珪素等の耐熱セラミックスで出来た多孔体や、鉄、ニ
ッケル、銅、チタニウム、クロム、タングステン等の耐
熱金属や合金で出来た金網、メタルフォーム、エキスパ
ンションメタル等の金属多孔体を用いることができる。
【0022】複合酸化物の高温での熱安定性を評価する
指針としては、一般的にその素材の高温焼成後の窒素吸
着によるBET比表面積の大小により評価出来る。
【0023】まずアルミナの熱安定性を向上させるシリ
カの最適添加量は図1に示す様に10〜20wt%が良
い。次にこのアルミナ−シリカに対する酸化ほう素の最
適量は図2に示す様に酸化ほう素5wt%前後で最大を
示し、シリカ−アルミナの酸化物より耐熱性が良い。 又、アルミナに酸化ほう素を添加した酸化物では図3に
示す様に酸化ほう素の含有量が高い方が良いが、その耐
熱性はシリカ−酸化ほう素−アルミナの三元系よりはる
かに劣る。
【0024】よって、耐熱性組成物としてシリカと酸化
ほう素とアルミナの三成分による複合酸化物が優れ、そ
の最適量比はSiO2が4〜19重量%、B2O3が3
〜10重量%の範囲が良く、SiO2が4重量%未満及
び19重量%以上、B2O3が3未満及び10重量%以
上の組成物では耐熱性が低下し、ひいては高温下での長
期の使用に於て比表面積が著しく低下する。
【0025】シリカと酸化ほう素とアルミナの複合酸化
物が高い耐熱性を有するのは、1200〜1400℃で
焼成された複合酸化物が安定で、かつ耐熱性の高いムラ
イト構造とほう酸アルミニウム構造とを含む結晶からな
るためであると推定される。すなわち、一般にムライト
構造は3Al2O3・2SiO2の組成からなり、ほう
酸アルミニウム構造は9Al2O3・2B2O3の組成
からなり、共に斜方晶系の結晶構造を採っているが、該
複合酸化物は過剰のAl2O3がムライト中に固溶し、
この過剰のAl2O3とB2O3とが結合して、9Al
2O3・2B2O3相を形成し熱安定性を増し、且つ酸
化パラジウムの酸素がこれらの安定な酸化物の格子酸素
と相互作用を持ちパラジウム酸化物の熱安定性を増し、
それらの総合した結果、高い耐熱燃焼性を発揮出来てい
るものと思われる。
【0026】シリカと酸化ほう素が共存しないアルミナ
−シリカやアルミナ−酸化ほう素の二成分酸化物では、
それらの二成分酸化物自身の高温安定性が不足している
ばかりでなく、担持した酸化パラジウムとこれらの二成
分酸化物との相互作用が少なく、高温下でパラジウム酸
化物が可燃性ガスの燃焼活性の低いパラジウムや低原子
価のパラジウム酸化物に熱分解してしまう。
【0027】よって、当該酸化触媒はアルミナを媒体と
したムライトとほう酸アルミニウムの三成分複合酸化物
上にパラジウムが担持されていることが必要である。
【0028】図4に当該触媒と従来触媒の熱重量分析に
よる温度−重量減の測定結果を示すが約820℃で急激
な重量減が見られる。この重量減は触媒上の酸化パラジ
ウムから酸素が脱離したことによるものであり、その表
面パラジウムの状態はXPS(X‐ray Photo
electron Spectroscopy)で測定
し表1に記述してある。当該触媒は活性種としてパラジ
ウムは表面上に酸化パラジウムとして存在しており、高
温下でも酸素の脱離量が少なく酸化パラジウムの状態が
維持されていることが判る。従来触媒では酸素の脱離量
が大きくXPSの結果からも還元パラジウムや低原子価
のパラジウムの状態になつていることが判る。
【0029】使用するシリカと酸化ほう素とアルミナの
複合酸化物は、例えば硫酸アルミニウム水溶液とアルミ
ン酸ナトリウム水溶液との加水分解により生成するアル
ミナ水和物スラリーに珪酸ナトリウム水溶液を添加して
得られるアルミナ−シリカ水和物スラリーを濾過・洗浄
して得られるアルミナ−シリカ水和物ケーキに、B2O
3として3〜10重量%範囲になるようにオルトほう酸
水溶液を添加して充分混合し次に、得られたアルミナ−
シリカ−ほう素混合水和物を噴霧乾燥した後、600〜
1400℃で焼成して得られる、このままでも使用する
ことができるが、前期アルミナ−シリカ−ほう素混合水
和物を加温ジャケット付きニーダー中で加熱捏和し、所
望の形状のダイスを有する成形機により押出し成型した
後、80〜120℃で乾燥し、600〜1400℃で焼
成し使用するか、多孔性担体に被覆する為には更に平均
粒径25μm以下に粉砕した粉体として使用する。
【0030】活性成分であるパラジウムをこの複合酸化
物に担持させる方法は、いわゆるパラジウム塩の浸漬法
、吸液法で調製出来る。シリカと酸化ほう素とアルミナ
の複合酸化物に、パラジウムを担持させるための貴金属
塩は、塩化物、硝酸塩、酢酸塩、アンミン錯塩、有機錯
塩等のパラジウムを使用すればよい。すなわちこれらの
パラジウム塩溶液に複合酸化物の成型体や複合酸化物を
被覆した担体を浸漬しパラジウム塩を吸着させた後、液
より取り出し乾燥し、焼成及び/又は還元することによ
り触媒を製造出来る。又、先にこれらの複合酸化物の粉
体にパラジウム塩を担持し焼成及び/又は還元後押しだ
し成型機で成型したり、スラリー化し耐熱性多孔性担体
表面にこれらをコートして製造することも出来る。担持
量はパラジウムを金属として触媒担体容積当り3g〜1
00g/lの濃度とすることが必要で、特にパラジウム
を5〜80g/l担持させた触媒が優れた性能を示す。 担持量が触媒担体容積当り3g/l未満であると耐熱性
が不十分で高温で使用すると寿命が短く、100g/l
を越えても性能の向上が少なく経済性を考慮するとこれ
以上担持する必要はない。
【0031】シリカと酸化ほう素とアルミナの複合酸化
物、又はこの複合酸化物にパラジウムを担持したものを
耐熱性多孔性担体表面に被覆するには、例えば前記複合
酸化物を濃度40%程度の水性スラリーとして、この中
に耐熱性多孔性担体を浸漬した後、引き揚げて加圧され
た空気流で余分のスラリ−を吹き飛ばし乾燥させ、次い
で約500℃で焼成し表面被覆固形分が担体容積当り3
0g〜180g/l、好ましくは60〜150g/lに
なるような方法で行うことが出来る。
【0032】
【実施例】
【0033】
【実施例1】内容積100lの撹拌機付きステンレス反
応槽に水49.5lを入れ、これにAl2O3として7
74gを含む硫酸アルミニウム水溶液9540gを加え
、70℃まで加温し、保持し、撹拌しつつAl2O3と
して1275gを含むアルミン酸ナトリウム水溶液を滴
下してpH9.0のアルミナ水和物スラリーを得た。次
いで、該スラリーに濃度30%の硝酸55gを加えてp
Hを5.4とし、次いで、撹拌しつつ、SiO2として
252gを含む珪酸ナトリウム水溶液1800gを滴下
してpH8.5のアルミナ−シリカ水和物を得、濾過し
、洗浄してアルミナ−シリカ水和物ケ−キを得た。この
アルミナ−シリカ水和物ケ−キ6760g(アルミナ−
シリカとして1014g)に、試薬特級のオルトほう酸
94.4g(B2O3として53.4g)を80℃の温
水1416mlで溶解して得た溶液を加え、30分間撹
拌しスラリ−を得、この一部を噴霧乾燥し、更に電気炉
で1200℃で10時間焼成しSiO2 10.5%、
B2O3 5.0%、Al2O3 84.5%のシリカ
−酸化ほう素−アルミナからなる平均粒径5μmの複合
酸化物粉体Aを得た。 次いで、前記スラリーの残部をニーダー中で加熱捏和し
、直径5.0mmのダイスを有する押出し成形機にて成
形し、乾燥し、電気炉で1200℃で10時間焼成し直
径5mm、長さ3〜5mmの成形担体Bを得た。又その
後その成形体を粉砕し平均粒径20μmのシリカ−酸化
ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体Cを得た。 これらの粉体や成形体の比表面積を窒素を用いたBET
法により測定したところ、いずれも45m2/gであっ
た。
【0034】
【実施例2】次に、得られた前記シリカ−酸化ほう素−
アルミナからなる複合酸化物粉体Aに粘着剤として市販
アルミナゾル、純水と共にスラリー化し、コージエライ
ト質ハニカム担体基材(直径4インチ×長さ2インチ、
容積0.412l、セル数400/in2)上に前記ス
ラリーを担体基材1l当り乾量で80g被覆し、90℃
で12時間乾燥後、600℃で3時間大気中で焼成し触
媒担体とした。次いで担体に対し7g/lのパラジウム
を含むように塩化パラジウム酸水溶液中にて30分間室
温で浸漬した後、90℃にて1時間加温担持させた。そ
の後90℃で12時間乾燥し500℃で3時間空気中で
焼成し200℃で2時間水素気流中で還元して試料No
.1の触媒を得た。
【0035】実施例1に記した複合酸化物粉体Cを用い
実施例2と全く同様の製法にて試料No.2の触媒を得
た。
【0036】
【実施例3】実施例1で得られた成形担体B、100m
lを使用し、担体に対し7g/l担持する量のパラジウ
ムを含む塩化パラジウム酸水溶液中にて60分間室温で
浸漬した後、90℃にて1時間加温担持させた。その後
90℃で12時間乾燥し500℃で3時間空気中で焼成
し200℃で2時間水素気流中で還元して試料No.3
の触媒を得た。
【0037】
【実施例4】Al2O3/SiO2として重量比80/
20、95/5となるようにアルミナ水和物スラリーに
添加する珪酸ナトリウム水溶液の添加量を変化させたこ
と以外実施例1のBを得る製造方法を用いてSiO2 
19.0%、B2O3 5.0%、Al2O3 76.
0%とSiO2 4.8%、B2O3 5.0%、Al
2O3 90.2%、のシリカ−酸化ほう素−アルミナ
からなる複合酸化物粉体D、Eを得た。これらの粉体の
比表面積を窒素を用いたBET法により測定したところ
、各々45、40m2/gであった。次に、この得られ
た前記シリカ−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化
物粉体D、Eを実施例2の触媒製造方法を用いて各々試
料No.4、5の触媒を得た。
【0038】
【実施例5】実施例1のAを得る製造方法を用いて焼成
温度を600℃、1000℃、1100℃、1300℃
、1400℃と変化させて、シリカ−酸化ほう素−アル
ミナからなる複合酸化物粉体の焼成粉体F、G、H、I
、Jを得た。これらの粉体の比表面積を窒素を用いたB
ET法により測定したところ、それぞれ387、123
、66、28、11m2/gであった。次に、これらの
複合酸化物粉体の焼成粉体F〜Jを実施例2の触媒を得
る製造方法を用いてそれぞれ試料No.6、7、8、9
、10の触媒を得た。
【0039】
【実施例6】実施例1のシリカ−酸化ほう素−アルミナ
からなる複合酸化物粉体Cを用いて、この複合酸化物粉
体に対して12重量%のパラジウムを均一に含有するシ
リカ−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体の
触媒を予め調製し、該触媒粉体に粘着剤として市販アル
ミナゾル、純水と共にスラリー化し、コージエライト質
ハニカム担体基材上に前記触媒を含むスラリーを担体基
材1l当り乾量で60g被覆し、パラジウムが担体に対
して7.2g/lとなるように調製後、90℃で12時
間乾燥し、550℃で3時間大気中で焼成し、試料No
.11の触媒を得た。
【0040】
【比較例1】実施例1で示したアルミナ−シリカ水和物
ケーキを噴霧乾燥し11.0%シリカ−89.0%アル
ミナを得、1200℃、10時間大気中で焼成しシリカ
−アルミナの複合酸化物焼成粉体Kを得た。これを実施
例2と同様にハニカム担体基材にコートし、パラジウム
を7g/l担持し試料No.12を得た。
【0041】同様にアルミナ水和物スラリーにオルトホ
ウ酸水溶液を加えたスラリーを噴霧乾燥し5.6%の酸
化ほう素−94.4%アルミナを得、1200℃、10
時間大気中焼成し複合酸化物焼成粉Lを得た。これを実
施例2と同様にハニカム担体基材にコートし、パラジウ
ムを7g/l担持し試料No.13を得た。
【0042】
【比較例2】市販の擬ベーマイトアルミナ水和物に硝酸
ランタン、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウムの水溶液
をAl2O3に対し金属酸化物として10重量%になる
ように80℃の温水2000mlで溶解して得た溶液を
加え、30分間撹拌しスラリーを得、次いで、噴霧乾燥
し、更に電気炉で1000℃で10時間焼成しアルミナ
−ランタン酸化物粉体M、アルミナ−ストロンチウム酸
化物粉体N、アルミナ−バリウム酸化物粉体Oを得た。 次に、得られた前記酸化物粉体を実施例2の触媒を得る
製造方法を用いて試料No.14、15、16の触媒を
得た。
【0043】
【実施例7】実施例2の触媒製造方法で担体に対してパ
ラジウム担持量を3g/l、5g/l、10g/l、4
0g/l、80g/l担持し各々試料No.17、18
、19、20、21の触媒を得た。
【0044】
【比較例3】実施例2の触媒製造方法で担体に対してパ
ラジウム担持量を2g/l担持し試料No.22の触媒
を得た。
【0045】触媒性能の試験方法 前記した実施例2〜7及び比較例1〜3で得られた各触
媒試料について、夫々固定床流通式反応装置を用いてメ
タンの酸化反応特性を評価した。反応条件はガス流速1
0l/min.、反応ガス組成CH4 1容量%、O2
 3.5容量%、残部N2ガスで、触媒量5ml、SV
=1、2×105hr−1である。
【0046】触媒の初期活性は転化率95%の際の反応
温度にて評価した。より低温の値を示すもの程活性の高
い触媒であることを示唆している。触媒の耐熱性は空気
中で1200℃で10時間熱処理後、反応温度600℃
における転化率にて評価した。又、それら実施例と比較
例での触媒性能、特に耐熱性の違いを調べる為に120
0℃で10時間熱焼成後の触媒表面のパラジウムの酸化
状態をXPSによりPd3dのピ−クスペクトルによっ
て調べた。
【0047】尚、何れの触媒のパラジウムの状態も熱処
理前は、PdO2であった。
【0048】各実施例、比較例の配合比率、触媒の性能
、熱焼成後の表面パラジウムの状態を第1表にまとめて
示す。
【0049】第1表に示す触媒の評価結果から、実施例
2〜7の触媒試料No.1〜11及び17〜21に示す
ように、当該シリカ−酸化ほう素−アルミナからなる複
合酸化物粉体を押しだし成形した成型担体やコージエラ
イト質ハニカム担体基材上にコートした担体に活性成分
であるパラジウムを高濃度担持して得た触媒は、120
0℃焼成後もパラジウムが酸化物として存在し、初期活
性の反応温度は低く、且つ、耐熱性も格段に優れている
ことが確認されたが、比較例1に示す触媒試料No.1
2、13のコージエライト質ハニカム担体基材上にシリ
カ−アルミナ、酸化ホウソ−アルミナの酸化物粉体を被
覆した後、パラジウムを担持して得た触媒や比較例2に
示す触媒試料No.14〜16のコージエライト質ハニ
カム担体基材上にアルミナ−ランタン、アルミナ−スト
ロンチウム、アルミナ−バリウムの酸化物粉体を被覆し
た後、パラジウムを担持して得た触媒はいずれも耐熱性
が極めて劣っていることが明らかであり、その耐熱性が
劣る原因が熱処理後活性点のパラジウム酸化物がより低
原子価のパラジウム酸化物ないし完全に0価のパラジウ
ムに熱分解するからであることも明らかである。
【0050】また実施例2の触媒試料No.1、2及び
実施例4の触媒試料No.4、5に示すように、B2O
3として5重量%、SiO2として5〜19重量%、A
l2O3として76〜90重量%の範囲のシリカ−酸化
ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体をコージエラ
イト質ハニカム担体基材上に被覆し、パラジウムを担持
して得た触媒の性能が優れていることも明らかである。
【0051】更に実施例2の触媒試料No.1、2及び
実施例5の触媒試料No.6〜10に示すように、シリ
カ−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体の焼
成温度が600〜1400℃の範囲で焼成したものをコ
−ジエライト質ハニカム担体基材上に被覆し、パラジウ
ムを担持して得た触媒の性能が優れていることも明らか
である。
【0052】活性成分であるパラジウムの担持量につい
ては比較例3の触媒試料No.22及び実施例2の触媒
試料No.2、実施例7の触媒試料No.17、18、
19、20、21に示すように、パラジウムの担持量を
2、3、5、7、10、40、80g/1と増すと初期
活性、耐熱性共に増加し、パラジウム3g/1以上で満
足のいく結果が得られた。
【0053】また、実施例6の触媒試料No.11に示
す様に、コージエライト質ハニカム担体基材上にシリカ
−酸化ほう素−アルミナからなる複合酸化物粉体を予め
パラジウム触媒化後にこれらを被覆して製造する方法で
も、耐熱性の優れた触媒が得られることが明らかである
【0054】前述の実施例及び比較例ではシリカ−酸化
ほう素−アルミナからなる複合酸粉体等をハニカム構造
の耐熱性多孔性担体を使用し活性金属を担持させたが、
同様にして製造したシリカ−酸化ほう素−アルミナから
なる複合酸化物粉体をセラミックス孔あき板、クロス状
繊維物、金属製孔あき板、金網、エキスパンドメタル、
金属フオ−ムを使用し、活性金属成分を担持させた触媒
を得て試験したところ前記した例と略々類似の結果が得
られた。
【0055】
【発明の効果】本発明の酸化触媒は、使用するシリカと
酸化ほう素とアルミナの複合酸化物が耐熱安定性に優れ
ているため、高温における使用で比表面積の減少が小さ
く、被覆層中に担持された活性成分の酸化パラジウムが
これらの複合酸化物との相互作用で還元パラジウムへ変
化することも防止し得る。
【0056】本発明による酸化触媒は、従来触媒や従来
方法によって製造された酸化触媒に比して大巾にその耐
熱性が改善され、反応活性が低温においても高温におい
ても優れていて長期間の使用に耐えることが出来る。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、SiO−Al2O3系のSiO2含有
量と比表面積の関係を示す。
【図2】図2は、Al2O3−SiO3にB2O3を添
加した複合酸化物に於けるB2O3の量と比表面積の関
係を示す。
【図3】図3は、Al2O3にB2O3を添加したAl
2O3−2B2O3におけるB2O3の量と比表面積の
関係を示す。
【図4】図4は、実施例1で得られた触媒(試料No.
1)と比較例2で得られた触媒(試料No.14)の加
熱時の重量減少を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  4〜19重量%のシリカと3〜10重
    量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物
    粉体上に、該粉体1l当り3〜100gのパラジウムを
    担持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化するた
    めの触媒。
  2. 【請求項2】  4〜19重量%のシリカと3〜10重
    量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物
    成形体上に、該成形体1l当り3〜100gのパラジウ
    ムを担持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化す
    るための触媒。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の触媒を耐熱性担体上に
    担持させたことを特徴とする含炭素化合物を酸化するた
    めの触媒。
  4. 【請求項4】  4〜19重量%のシリカと3〜10重
    量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物
    粉体を担持させた耐熱性担体上に、該担体1l当り3〜
    100gのパラジウムを担持させたことを特徴とする含
    炭素化合物を酸化するための触媒。
  5. 【請求項5】  該耐熱性担体は、コージエライト、ム
    ライト、アルミナ、シリカ、アルミナチタネート、ジル
    コニア、シリコンカーバイド、窒化珪素のうち少なくと
    も1種類を主成分とする耐熱セラミックス素材からなる
    ハニカム構造体、孔あき板あるいはクロス状繊維物であ
    ることを特徴とする請求項3または4記載の触媒。
  6. 【請求項6】  該耐熱性担体は、鉄、銅、ニッケル、
    クロム、チタン、タングステン、ジルコニウムの耐熱金
    属またはこれらを主成分とした耐熱合金製の孔あき板、
    金網、パンチングメタル、エキスパンドメタルあるいは
    金属フォームから成る多孔金属板であることを特徴とす
    る請求項3または4記載の触媒。
  7. 【請求項7】  4〜19重量%のシリカと3〜10重
    量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物
    粉体をパラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼
    成することを特徴とする請求項1記載の触媒の製造方法
  8. 【請求項8】  4〜19重量%のシリカと3〜10重
    量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物
    成形体をパラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、
    焼成することを特徴とする請求項2記載の触媒の製造方
    法。
  9. 【請求項9】  4〜19重量%のシリカと3〜10重
    量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化物
    粉体をパラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼
    成してパラジウム担持複合酸化物粉体を調製し、次いで
    該パラジウム担持複合酸化物粉体、粘着剤および水から
    スラリーを調製し、該スラリーを耐熱性担体上に付着し
    、乾燥し、焼成することを特徴とする請求項3記載の触
    媒の製造方法。
  10. 【請求項10】  4〜19重量%のシリカと3〜10
    重量%の酸化ほう素と残部がアルミナからなる複合酸化
    物粉体、粘着剤および水からスラリーを調製し、該スラ
    リーを耐熱性担体上に付着し、乾燥し、焼成して該複合
    酸化物を担持した耐熱性担体を調製し、該耐熱性担体を
    パラジウムを含有する溶液に浸漬し、乾燥し、焼成する
    ことを特徴とする請求項4記載の触媒の製造方法。
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