JPH04249836A - 進行波管の冷却方法 - Google Patents

進行波管の冷却方法

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JPH04249836A
JPH04249836A JP41696190A JP41696190A JPH04249836A JP H04249836 A JPH04249836 A JP H04249836A JP 41696190 A JP41696190 A JP 41696190A JP 41696190 A JP41696190 A JP 41696190A JP H04249836 A JPH04249836 A JP H04249836A
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JP
Japan
Prior art keywords
wave tube
radiator
traveling wave
traveling
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP41696190A
Other languages
English (en)
Inventor
Michinori Kato
加藤 道典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は進行波管の冷却方法に関
し、特に、ラジエター内の熱伝導によって進行波管の高
温部から低温部へ熱が流入するのを防ぎ、かつ進行波管
の各部を最適条件で冷却できるようにした進行波管の冷
却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】進行波管は、電磁波と電子流との相互作
用によりエネルギーの授受を連続的に行なってマイクロ
波の電力増幅を行なう電子管であり、従来、その構成及
び作用は次のようになっている。すなわち、図2に示す
ように、電子銃(図示せず)からの電子ビーム2が螺旋
状に形成された遅波回路3の中央を通過し、コレクタ4
に集められる。入力信号は入力導波管(図示せず)から
遅波回路の一端3aに加えられ、螺旋に沿って伝搬しな
がら中心部を走る電子ビーム2からエネルギーを受けと
り、遅波回路の他端3bから増幅された信号となって取
り出されるようになっている。
【0003】この場合、進行波管の冷却は、図2に示す
ように進行波管1の外部にラジエター5を装着すること
によって行なっていた。すなわち、放熱用フィン6を有
し、一体的に形成されたラジエター5を、進行波管1の
長手方向に沿って密着して装着することにより、進行波
管1で発生する熱を外部に放散させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の進行波管の冷却方法においては、進行波管1の
構成部分の中で最も発熱量が大きく高温となるコレクタ
部41の熱の一部が、放熱用フィンを有し、一体的に形
成されたラジエター5内を熱伝導によって伝導し、進行
波管1の構成部分である遅波回路部31に流入してしま
う。一方、遅波回路部31は、温度による特性への影響
が大きいため、遅波回路部31が熱伝導により加熱され
ると、進行波管1の電気的特性の劣化をもたらす原因に
なるという問題がある。また、発熱量は大きいが許容温
度の高いコレクタ部41を、発熱量は小さいが許容温度
の低い遅波回路部31と同等の冷却条件で冷却しなけれ
ばならずラジエターが大型化するという問題がある。
【0005】本発明は上述した問題点にかんがみてなさ
れたもので、ラジエター内の熱伝導によって進行波管の
高温部から低温部へ熱が流入するのを防ぐことができ、
かつ進行波管の各部を最適条件で冷却できる進行波管の
冷却方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の進行波管の冷却方法は、進行波管の外部に装
着したラジエターによって進行波管の冷却を行なう方法
において、複数に分離したラジエターによって進行波管
の冷却を行なうようにしてある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明方法によって冷却を行な
う進行波管を示す正面図である。同図において、1は進
行波管であり、その内部は遅波回路3が形成された遅波
回路部31と、コレクタ4が配設されたコレクタ部41
とで構成されている。
【0008】進行波管1の外部の遅波回路部31側には
、ラジエター5aが装着され、コレクタ部41側にはラ
ジエター5bが装着されている。二つのラジエター5a
および5bの間には隙間dが設けられており、二つのラ
ジエター5aおよび5bは互いに分離した状態で進行波
管1の外部に装着されている。
【0009】本発明方法においては、上記互いに分離し
た状態で装着されたラジエター5aおよびラジエター5
bによって、進行波管1の各部を各々独立して冷却して
いる。すなわち、発熱量の大きいコレクタ部41で発生
する熱はラジエター5bによって放熱され、発熱量の小
さい遅波回路部31で発生する熱はラジエター5aによ
って放熱されるようになっている。
【0010】そして、ラジエター5aおよび5bは互い
に分離しているので、コレクタ部41で発生し、ラジエ
ター5bによって放熱される熱が、ラジエター5aへ熱
伝導によって伝導し、遅波回路部31に流入することを
防止できるようになっている。
【0011】また、コレクタ部41と遅波回路部31を
各々独立した最適の温度条件で冷却することができるの
で、ラジエターの小型化および進行波管の信頼性の向上
を図ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の進行波管
の冷却方法によれば、ラジエター内の熱伝導によって進
行波管の高温部から低温部へ熱が流入するのを防ぐこと
ができ、かつ進行波管の各部を最適条件で冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を用いて冷却を行なう進行波管を示
す正面図である。
【図2】従来の冷却方法を用いて冷却を行なう進行波管
を示す正面図である。
【符号の説明】
1…進行波管 31…遅波回路部 41…コレクタ部 5a,5b…ラジエター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  進行波管の外部に装着したラジエター
    によって進行波管の冷却を行なう方法において、複数に
    分離したラジエターによって進行波管の冷却を行なうこ
    とを特徴とした進行波管の冷却方法。
JP41696190A 1990-12-28 1990-12-28 進行波管の冷却方法 Pending JPH04249836A (ja)

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JPH04249836A true JPH04249836A (ja) 1992-09-04

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JP (1) JPH04249836A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2700888A1 (fr) * 1993-01-26 1994-07-29 Matra Marconi Space France Dispositif de refroidissement de tube à ondes progressives monté dans un satellite et satellite géostationnaire en comportant application.
CN106601573A (zh) * 2017-01-25 2017-04-26 中国科学技术大学 一种电磁辐射源

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CN106601573A (zh) * 2017-01-25 2017-04-26 中国科学技术大学 一种电磁辐射源
CN106601573B (zh) * 2017-01-25 2018-04-10 中国科学技术大学 一种电磁辐射源

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